JPS6258830A - 欠相検出装置 - Google Patents

欠相検出装置

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JPS6258830A
JPS6258830A JP19407885A JP19407885A JPS6258830A JP S6258830 A JPS6258830 A JP S6258830A JP 19407885 A JP19407885 A JP 19407885A JP 19407885 A JP19407885 A JP 19407885A JP S6258830 A JPS6258830 A JP S6258830A
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高崎 靖夫
均 荒井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、電動機等が接続される三相電路における欠相
状態の発生を該三相電路における線を流の不平衡度にも
とづいて検出する欠相検出装置、特に欠相状態を検出し
てから欠相検知信号を出力するに至るまでの動作遅延時
間が短くかつ安定しており、そのうえ欠相検出の基準と
なる前記不平衡度の基準の設定が容易な装置構成に関す
る。
〔従来技術とその問題点〕
三相電動機を駆動する三相電路において一相が電路断線
または電路接続不良等のために欠相状態になった場合、
三相電路の線電流が不平衡になって電動機の巻線に過大
電流が流れ、この結果電動機Cζ焼損等の不都合が生じ
る。したがってこのような不都合の発生を防止するため
に、通常、三相電路の′!IE流を変流器等で検出し該
電流の平衡状態が異常になると欠相信号を出力する欠相
検出装置が設けられ、電動機には前記欠相信号が入力さ
れると開状態となる回路開閉装置を介して電源供給が行
れるように電動機主回路が構成されている。
第3図は上述のような従来の欠相検出装置の構成図で、
図において1は、三相電路2における各線−流を検出す
る第1ないし第31を流検出手段としての変流器CT、
、 CT、、 CT、の各出力信号が入力され、これら
信号に対して三相全波整流を行って第4区内に実線で示
したような信号波形を有する整流信号1aを出力する三
相全波整流手段、3は整流信号1aが入力され該信号1
aの波高値に応じた波高値信号3aを出力する波高値検
出手段、4は整流信号1aが入力され該信号1aの平均
値に応じた平均値信号4aを出力する平均値検出手段で
ある。5は波高値信号3aが入力され、該信号3aによ
って代表される電路2における電流の値が、本欠相検出
装置に前記欠相信号を出力するような正規の欠相検出動
作を行わせる必要のある値であるかどうかを判定する電
流判定回路で、電路2における電流が小さいと該電路に
欠相状態が生じても電動機は焼損しないので、判定回路
5は48号3aが小さいと後述の機能を有する出力信号
5aを出力するように構成されている。
第4区内は電路2が健全な場合の波形図であるが、第3
図において電路2に一相が欠落した入相状態が発生する
と信号1a、3a、4aの各波形は第4図(1)に示し
たようになり、また第3図Cζおいて電動機のデルタ巻
線に一相欠落状態が発生するき信号1a、3a、4aの
各波形は第4図(4に示したようになる。第4図からも
わかるように、第3図において電路2に欠相状態が生じ
ると、信号3a、4aの各大きさをそれぞれA、Bとし
た場合に(A−B)/Aで表される信号1aの脈動率几
が、電路2に欠相状態が生じていない場合に比べて大き
くなるのが通例である。第3図における6はこの脈動率
Rを算出し該Rに応じた脈動率信号6aを出力するよう
にした演算手段で、この演算手段6は、信号3aと4a
とが入力されて八−Bの減算を行い該減算の結果Cに応
じた信号7aを出力する減算手段7と、信号3aと7a
とが入力されC/Aの除算を行って該除算の結果、すな
わち脈動率Riζ応じた信号6aを出力する除算手段8
と、で構成されている。減算手段7および除算手段8は
いずれも信号5aが入力されると演算動作をしないよう
に構成されている。9は、基準脈動率攬が設定されてい
て、入力される信号6aが表す脈りIb率Rと基準脈動
率ルとを比較して前者の値が後者の値以上であるとHレ
ベルとなる二値信号9aを出力する欠相判定手段で、前
述したように脈動率Rは電路2(ζ欠相状態が発生する
と大きくなるので、前記基準脈動率攬は信号9aの出力
によって欠相状態が発生したものと認められるように設
定されている。τは電路2の通電電流を変流器CT、〜
CT、で検出した後欠相判定手段9から信号9aを出力
するに至るまでに要する信号処理時間である。10は、
信号9aが入力され、該信号9aがHレベルになると時
間△T経過後タイムアツプ信号としての1個のパルス信
号10aを出力する計時手段で、11はパルス信号10
aの個数を計数し累計個数が設定値Nに達するとカウン
トアツプ信号としての欠相信号11aを出力する計数手
段である。
第3図の欠相検出装置は各部が上記のように構成されて
いるので、波高tcm号3aが小さくなければ演算手段
6で脈動率比が算出され、この凡の値が判定手段9で判
定された後計時手段10が計時動作をすることによって
、該計時手段の出力信号108によって電路2における
欠相状態の発生が検出されるが、この欠相検出装置は、
さらに、図示していない制闘装置によって、信号処理時
間τの間に行れる上記各部の動作と計時手段10の計時
動作とからなる一連の動作が繰り返して実行されるよう
に構成されているので、前記一連の動作がN回繰り返さ
でも脈動率比が基準値馬を越える状態が継続していると
、計数手段11から欠相信号11aが出力されることに
なる。前述した回路開閉装置は欠相信号11aが入力さ
れることによって電動機主回路を開き該電動機を停止さ
せる。
第3図の装置がこのように構成されている理由は、脈動
率Rが基準値曳をこえる状態が相当時間継続しで始めて
欠相状態の発生を認知するようにして、瞬間的な脈動率
Rの上昇によっては、電動機が焼損することはないので
、電動機主回路がしゃ断されないようにしたものであり
、また前述した計時手段10の動作時間ΔTは(1)式
にもとづいて設定された時間である。(1)式において
Tは、欠相検出装置における上述した欠相状態の継続を
確認するための時間、換言すれば該検出装置の定格動作
遅延時間で、Nの大きさは欠相検出の時間精度を考えて
適宜設定されるでいる。
ΔT : T/N      ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(1)第3図においては欠相検出
装置が上述のように動作するので、電路2に継続して発
生した欠相状態は、(2)式で表される時間T0経過後
計数手段11から出力される欠相信号11aによって検
出されることになる。したがってこのような欠相検出装
置には、検出時間が定格時間TよりもN・τだけ’r0
=N・(τ+ΔT)=N・τ十T   ・・・・・・・
・・・・・ (2)長くなるという問題があり、また信
号処理時間τを構成する大部分の時間は演算手段6にお
いて演算動作に費される時間tであって、この演算方法
は(A/B)<Aであるので(A−B)の値、換言すれ
ば脈動分Cにある定数を乗じたものからAを繰り返して
減算するのが通例であるため、演算手段6における演算
時間tはA、Bの値に応じて変化し、この結果時間τが
A、Bの値によって変化するので、第3図の検出装置に
は欠相検出時間が一定にならないという問題もある。ま
た第3図の検出装置では脈動率比が基準値曳以上になっ
たら欠相状態が発生したものとするようにしてるが、た
とえば誘導電動機のりアクドル起動時に不可避的に生じ
る不平衡電流によっても脈動率Rが上昇して、この場合
の脈動率の値と欠相時の脈動率の値とは一般には判別が
困難であるため、第3図の欠相検出装置には基準値曳の
設定がやり難いという問題もある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述したような従来の欠相検出装置における
問題を解消して、欠相検出時間が前記整流信号1aの波
高値や平均値″の影響を受けることなく定格動作遅延時
間に一致して変化することがなく、かつ欠相検出の基準
となる脈動率基準値の設定が容易な欠相検出装置を提供
することを目的とする。
〔発明の要点〕
本発明は、上記目的を達成するため、三相電路における
各線を流を検出する三個の’を流検出手段と;これら検
出手段の各出力信号が入力され三相全波整流された整流
信号を出力する三相全波整流手段と;整流信号の波高値
に応じた波高値信号を出力する波高値検出手段と;整流
信号の平均値に応じた平均値信号を出力する平均値検出
手段と;波高値信号と平均値信号とのうちの一方の信号
である被判定信号の値を内蔵の第1設定電流値と比較し
前者が後者以上であると第1判電信号を出力する第1判
定手段と;被判定信号の値を内蔵の第2設定電流値と比
較し前者が後者に満たない場合は第21判定信号を出力
し前者が後者以上である場合は第22判定信号を出力す
る第2判定手段と;波高値信号と平均値信号とを用いて
演算を行い整流信号の脈動率に応じた脈動率信号を出力
する演算手段と;リセット信号が入力されるかまたはタ
イムアツプ信号を出力するかすると初期状態にリセット
されて計時動作を停止し、かつ第1判電信号が入力され
ると計時動作を開始して設定時間経過後前記タイムアツ
プ信号を出力する計時手段と;第1基準値と第2基準値
とが設けられ、第1基準値鳥号が入力された場合ECは
脈動率信号の値と第1基準値とを比較して前者が後者に
満たなければ前記リセット信号を出力し、第22判定信
号が入力された場合には脈動率信号の値と第2基準値と
を比較して前者が後者に満たなければ前記リセツで、こ
のように構成することζCよって、演算手段にあける脈
動率の演算時間が欠相検出時間に影響を与えないように
して、もって該欠相検出時間が、計時手段における前記
設定時間にほぼ一致して、整流信号の波高値や平均値に
よって変化することのない欠相検出装置が得られるよう
にしたものである。また、整流信号の波高値または平均
値が小さい場合には、人相判定の基準としての脈動率基
値が大きくなった場合には、前記脈動率基準値を第1基
準値よりも大きい第2基準値にし、もって電動機の起動
時等において欠相検出装置が誤動作することのないよう
に−して、この結果脈動率基準値の設定が容易な欠相検
出装置が得られるようにしたものである。
〔発明の実施例〕 第1図は本発明の一実施例の構成図で、本図の第3図と
異なる主な点は第1ないし第3判定手段12〜14が設
けられていることである。この場合、第1判定手段12
は、波高値信号3aが入力値11とmA ≧1.である
と第1判定宿号l&aを出力するように構成され、第2
判定手段13は、波高値信号3aが入力され、該入力信
号の大きざAを内蔵の第2設定電流値工、と比較してA
く工2であると第21判定信号13aを出力し、またA
≧−であると第22判定信号13bを出力するように構
成されている。なおこの場合L<Lであるように設定さ
れている。さらにまた第3判定手14に入力される演算
手段の出力信号6aの値Rき第1基準値鳥とを比較して
几く鶏であればリセット信号14aを出力し、また第2
2判定信号13bが入力された場合には、信号6aの値
Rと第2基準値馬とを比較して几<鳥であればリセット
信号14aを出力するように構成されている。第1図に
おいては計時手段10は、リセット信号14aが入力さ
れるかまたはタイムアツプ信号としてのパルス信号10
aを出力するかすると初期状態にリセットされて計時動
作を停止し、かつ第1判電信号12aが入力されると計
時動作を開始してΔTの設定時間経過後パルス信号10
aを出力するように構成されており、計数手段11は動
作開始信号15aが入力されると計数内容がクリヤ入力
されると周期ΔTで駆動信号16aを出力するようtζ
した信号発生手段である。波高値検出手段3および平均
値検出手段4はいずれも駆動信号16aが入力されるこ
とによってそれぞれ波高値信号3a、平均値46号4a
を出力するようをこ構成されている。
次に第1図に示した欠相検出装置の動作を第2図のフロ
ーチャートを併用して説明する。はじめEC1制御手段
15に電源を投入すると信号15aが出力されるので計
数手段11の内容がゼロクリヤされ、次Cζ信号発生手
段16から駆動信号16aが出力されるので検出手段3
,4からそれぞれ波高値信号3a、平均値信号4aが出
力される。
次に第1判定手段12で波高値信号3aの大きさ人と第
1設定電流値工、とが比較され、A(I、であると時間
ΔT経過後再び信号3aが第1判定手段12に入力され
るまでは該手段12から信号は出力されない。信号3a
と設定値I、とが比較されるステップS4でA≧11で
あると、信号12aが出力されるので計時手段10が計
時動作を開始し、該手段10にリセット信号14aが入
力されない限り該手段10は計時動作を継続して時間Δ
T後信号10aを出力する。したがってステップS6で
計数手段11の内容が1だけ加算される。ステップS、
に連なるステップS、では第2判定手段13において信
号3aの大きさ人が設定値工!と比較され、A(I、で
あると信号13aが出力されるので第3判定手段146
cおいて第1基準値八が選択され、A≧工、であると信
号13bが出力されるので判定手段14において第2基
準値鳥が選択される(ステップSo)。続いてステップ
S1゜では演算手段6で脈動重比の演算が行れて該手段
6から大きざ凡の脈動率信号6aが出力されるので、第
3判定手段14において凡と選択された鶏または鳥との
比較が行われ、R<RtであるかまたはR<Rtである
かすると判定手段14からリセット信号14が出力され
るので計時手段10の計時内容がこの時リセットされる
。すなわちこの場合、計時手段10は計時動作をしてい
てもタイムアツプ信号10aを出力することなくリセッ
トされる。
第1図においては各部が上述のように動作するので、今
電路2には入相状態が発生しておらず電動機起動電流も
流れていないとすると、信号3aの大きさAおよび信号
1aの脈動重比はいずれも小さく、葦たこの場合A <
 It 、 R< RqであるようにL−1’tが設定
されているから、判定手段12から出力される信号はな
く、また判定手段13からはIt<Itであるから信号
13aが出力されていて、この結果判定手段14では几
〈也の条件が満されているから該手段14からはリセッ
ト信号14aが出力されている。次に電路2に欠相状態
が発生したためAの大きさが工、≦A(I、になりR≧
馬になったとすると、信号12aが出力されるので計時
手段10が計時動作を開始し、一方判定手段14では基
準値鳥が選択されるが几≧鳥であるから該手段14から
リセット信号14aは出力されない。したがってこの場
合時間ΔT後信号10aが出力されるからこの信号によ
って欠相状態の発生が認知されることになる。Aが工、
≦A(I、を満足するように大きくなっても欠相が発生
していない限り几≧鳥となることのないように也が設定
されているから、欠相が発生していないのにIl≦Aく
■2の状態が発生した場合、計時手段10は計時動作を
開始するが、そのうち演算手段6で几が算出されて、基
準値へか選択されている判定手段14から後述の理由に
よって計時手段10がタイムアツプする前にリセット信
号14aが出力されるので、計時手段10から信号10
aが出力されることはない。すなわちこの場合装置が誤
動作することはない。演算手段6で費される演算時間t
は、前述の場合tくΔTであるようにΔTが設定されて
いる。次に電路2に電動機の起動電流が流れてA≧工、
になったとした場合、計時手段10は起動されるが、判
定手段14では基準値馬が選択されてしかもこの場合几
〈馬を満足するように鳥が設定されており、かつ演算時
間tがtくΔTを満足するようにΔTが設定されている
から、計時手段10がタイムアツプす1前に判定手段1
4からリセット信号14aが出力され、この結果計時手
段10から信号10aが出力されることはない。すなわ
ちこの場合電動機の起動電流によって欠相検出装置が誤
動作することはない。
第1図の検出装置は上述のように動作するので欠相状態
が発生してA≧工、となった場合、演算手段6Cζおけ
る演算時間tの如何ζζかかわらず常に時間ΔT経過後
信号10aが出力されるので、この場合実際の欠相検出
時間が前述した従来の欠相検出装置におけるようにA、
Bの値によって変化するということがなく、また第1図
の検出装置で出時間が従来の欠相検出嚢♂iける検出時
間の姦うな演算時間tだけ長い(t+ΔT)のような時
間になるという事もない。ざらにまた第1図の検出装置
では、電動機の起動電流によって整流信号1aの脈動率
Rが一時的に大きくなって前述の基準値へをこえても、
起動電流の発生を第2設定電流値工2を基準ζζして検
出して、この時人相発生の判定基準とする脈動率基準値
をAよりも大きい馬に変更するようにしているので、電
動機起動電流発生時、欠相検出動作が誤動作するという
ことはな−い。したがってこのような欠相検出装置(ご
おいては脈動率基準値賜および馬の設定が容易に行える
ということになる。
上述の実施例説明においては整流信号1aの大きさの判
定を波高値信号3aを用いて判定手段12.13で行う
ようにしているが、信号3aに対応して平均値信号4a
も増減するので、本発明においては、判定手段12およ
び13において信号3aにかえて信号4aが入力される
ようにしても差し支えないものである。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明Cζおいては、三相電路におけ
る各線電流を検出する三個の電流検出手段と;これら検
出手段の各出力信号が入力され三相全波整流された整流
信号を出力する三相全波整流手段と;整流信号の波高値
に応じた波高値信号を出力する波高値検出手段と;整流
信号の平均値に応じた平均値信号を出力する平均値検出
手段と;較し前者が後者以上である上第1判定信号を出
力する第1判定手段と;被判定信号の値を内蔵の第2設
定電流値と比較し前者が後者に満たない場合は第21判
定信号を出−力し前者が後者以上である場合は第22判
定信号を出力する第2判定手段と;波高値信号と平均値
信号とを用いて演算を行い整流信号の脈動率に応じた脈
動率信号を出力する演算手段と;リセット信号が入力さ
れるかまたはタブ イムアラ妙信号を出力するかすると初期状態にリセット
されて計時動作を停止し、かつ第1判定信号が入力され
ると計時動作を開始して設定時間経過後前記タイムアツ
プ信号を出力する計時手段と;第1基準値と第2基準値
とが設けられ、第21判定信号が入力された場合)こは
脈動率信号の値と第1基準値とを比較して前者が後者に
満たなければ前記リセット信号を出力し、第22判定信
号が入力された場合fこは脈動率信号の値と第2基準値
とl; を比較して前者が後者亭満たなければ前記リセット信号
を出力する第3判定手段と;で欠相検出装置を構成し、
前記タイムアツプ信号により三相電路における欠相の発
生を検出するようにしたので、このように構成すること
によって、演算手段における脈動率の演算時間が欠相検
出時間に影響を与えないようにされる結果、該欠相検出
時間が、計時手段における前記設定時間にほぼ一致して
、整流信号の波高値や平均値Cζよって変化することの
ない欠相検出装置が得られる効果がある。また、整流信
号の波高値または平均値が小さい場合には、欠相判定の
基準としての脈動率基準値が小さい値の第1基準値に設
定されるが、電動機の起動等によって整流信号の波高値
または平均値が大きくなった場合には、前記脈動率基準
値が第1基準値よりも大きい第2基準値に設定されて電
動機の起動時等において欠相検出装置が誤動作しないよ
うにされる結果、脈動率基準値の設定が容易な欠相検出
装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
米の入相検出装置の構成図、第4図における(3)図、
゛(1)図、(4図は第3図における要部のそれぞれ異
なる波形図である。 l・・・三相全波整流手段、1a・・・整流信号、2・
・・三相電路、3・・・波高値検出手段、3a・・・波
高値信号、4・・・平均値検出手段、4a・・・平均値
信号、6・・・演算手段、6a・・・脈動率信号、10
・・・計時手段、10a・・・タイムアツプ信号、12
・・・第1判定手段、12a・・・第1判定信号、13
・・・第2判定手段、13a・・・第21判定信号、1
3b・・・第22判定信号、14・・・第3判定手段、
14a・・・リセット信号、CT、〜CT、・・・変流
器。 第  2  図 第  4  口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 三相電路における各線電流を検出する第1ないし第3電
    流検出手段と;前記第1ないし第3電流検出手段の各出
    力信号が入力され三相全波整流を行つて整流信号を出力
    する三相全波整流手段と;前記整流信号の波高値に応じ
    た波高値信号を出力する波高値検出手段と;前記整流信
    号の平均値に応じた平均値信号を出力する平均値検出手
    段と;前記波高値信号と前記平均値信号とのうちの一方
    の信号である被判定信号の値を内蔵の第1設定電流値と
    比較し前記被判定信号の値が前記第1設定電流値以上で
    あると第1判定信号を出力する第1判定手段と;前記被
    判定信号の値を内蔵の第2設定電流値と比較し前記被判
    定信号の値が前記第2設定電流値に満たない場合は第2
    1判定信号を出力し前記被判定信号の値が前記第2設定
    電流値以上である場合は第22判定信号を出力する第2
    判定手段と;前記波高値信号と前記平均値信号とを用い
    て所定の演算を行い前記整流信号の脈動率に応じた脈動
    率信号を出力する演算手段と;リセット信号が入力され
    るかまたはタイムアップ信号を出力するかすると初期状
    態にリセットされて計時動作を停止し、かつ前記第1判
    定信号が入力されると計時動作を開始して設定時間経過
    後前記タイムアップ信号を出力する計時手段と;第1基
    準値と第2基準値とが設けられ、前記第21判定信号が
    入力された場合には前記脈動率信号の値と前記第1基準
    値とを比較して前記脈動率信号の値が前記第1基準値に
    満たなければ前記リセット信号を出力し、前記第22判
    定信号が入力された場合には前記脈動率信号の値と前記
    第2基準値とを比較して前記脈動率信号の値が前記第2
    基準値に満たなければ前記リセット信号を出力する第3
    判定手段と;からなり、前記タイムアップ信号により前
    記三相電路における欠相の発生を検出することを特徴と
    する欠相検出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01170315A (ja) * 1987-12-23 1989-07-05 Fuji Electric Co Ltd 負荷電流の不平衡状態検出装置
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