JP5067103B2 - バックアップ給電システム - Google Patents

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Description

本発明は、バックアップ給電システムに関する。
特許文献1は、バックアップ給電システムとして機能する無停電電源装置を開示する。この無停電電源装置は、商用交流電源からの交流電圧を直流電圧へ変換するレクチファイャ回路と、その直流電圧を交流電圧へ変換するインバータ回路と、を有し、インバータ回路が生成した交流電圧の電力を負荷機器へ供給する。
また、特許文献1の無停電電源装置では、レクチファイャ回路とインバータ回路との間のレール配線に、バッテリの充放電回路が接続され、レール電圧を検出する回路やバッテリの電圧を検出する回路などを有する。
特開2005−143250号公報(図1、要約など)
従来の無停電電源装置などは、バッテリによるバックアップ給電をする場合、バッテリをレール配線対に接続する。そして、バッテリは、レクチファイャ回路などの交直変換回路が動作している最中にもレール配線対に接続しておくことが一般的である。これにより、商用交流電源が停電したとしても、瞬断を生じることなくバッテリによるバックアップ給電を開始することができる。
しかしながら、交直変換回路が動作している最中に開閉器によりバッテリを接続した場合、その接続の際に過大な突入電流の発生が発生してしまうことがある。たとえば、バッテリの蓄電電圧が交直変換回路の出力電圧より低い場合、それらの電位差により交直変換回路の出力段の平滑コンデンサからバッテリへ向かって過大な突入電流が流れてしまうことになる。
本発明は、このような起動時の過大な電流の発生を防止しつつ、バッテリによりバックアップされている所望の直流電圧を出力するように交直変換回路を始動することができるバックアップ電源システムを得ることを目的とする。
本発明に係るバックアップ電源システムは、入力される交流電圧をスイッチング動作により直流電圧へ変換する交直変換回路と、バッテリを交直変換回路の出力へ接続する開閉器と、交直変換回路が所望の直流電圧を出力するように交直変換回路による交直変換動作を制御する制御手段と、開閉器よりバッテリ側において、バッテリの出力電圧を検出する検出手段と、を有する。そして、制御手段は、交直変換回路のスイッチング動作を始動するときのバッテリの電圧を記憶する始動時バッテリ電圧メモリと、バッテリの定格充電電圧値を記憶する定格充電電圧メモリと、始動時バッテリ電圧メモリに記憶されるバッテリの電圧値を最初に選択し、その後に定格充電電圧メモリに記憶される定格充電電圧値を選択する選択部と、交直変換回路の出力電圧の瞬時目標値として、選択部により選択されている電圧値に向かって所定時間かけて漸近的に変化する値を演算する第一ソフトスタートフィルタ部と、を有し、制御手段は、開閉器によりバッテリが交直変換回路の出力から切り離されている状態において、第一ソフトスタートフィルタ部により演算された値またはそれに応じた値に基づいて交直変換回路を始動し、交直変換回路の出力電圧を前記検出手段により検出されるバッテリの出力電圧に所定の時間かけて漸近的に変化させて略バッテリ出力電圧値にする制御を実行した後、開閉器によりバッテリを交直変換回路の出力へ接続し、その後、交直変換回路が所望の直流電圧を出力するように制御する。
この構成を採用すれば、バックアップ電源システムは、交直変換回路の出力電圧がバッテリの出力電圧と略揃った状態において開閉器を閉じることができる。開閉器を閉じたときに、交直変換回路とバッテリとの間においてそれらの電位差に起因する過大な突入電流の発生を防止することができる。また、そのような起動時の過大な電流の流れの発生を防止しつつ、バッテリによりバックアップされている所望の直流電圧を出力するように交直変換回路を始動することができる。
また、開閉器によりバッテリが交直変換回路の出力から切り離されている状態において交直変換回路を始動する場合、制御手段は、交直変換回路の出力電圧をバッテリの出力電圧とする制御を実行してから、所定の時間の後に、交直変換回路が所望の直流電圧を出力するように制御することができる。しかも、ソフトスタート制御により、交直変換回路の出力電圧が始動時のバッテリ電圧や定格充電電圧値へ急激に変化してしまうことはない。そのため、起動制御中の急激な電圧変化に起因する過電流の発生が抑制される。
本発明に係るバックアップ電源システムは、上述した発明の各構成に加えて以下の特徴を有するものである。すなわち、バックアップ電源システムは、さらに、交直変換回路がスイッチング動作していないときに交直変換回路の出力電圧を入力される交流電圧と平衡する初期充電電圧まで充電する初期充電回路を有する。そして、制御手段は、交直変換回路のスイッチング動作を開始するときの初期充電電圧値を記憶する初期充電電圧メモリと、第一ソフトスタートフィルタ部の演算値から初期充電電圧値を減算する減算部と、減算部の演算結果に向かって漸近的に変化する値を演算する第二ソフトスタートフィルタ部と、第二ソフトスタートフィルタ部の演算値に初期充電電圧値を加算する加算部と、を有する。また、制御手段は、この加算部の演算結果を交直変換回路の出力電圧の瞬時目標値とする。
この構成を採用すれば、初期充電回路により交直変換回路などを充電してから、交直変換回路のスイッチング動作を開始するので、交直変換回路のスイッチング動作を開始するときに、交直変換回路において過大な電流が流れないようにすることができる。しかも、そのように0ボルトではない不定の初期充電電圧となっている状態から漸近的に電圧を上昇させるソフトスタートをすることができるので、交直変換回路のスイッチング動作を開始するときの初期電圧が0ボルトでないにもかかわらず、スイッチング動作を開始した後における過電流も抑制することができる。
本発明に係るバックアップ電源システムは、上述した発明の各構成に加えて以下の特徴を有するものである。すなわち、制御手段は、開閉器を開いた状態におけるバッテリの出力電圧がバックアップ電源用として正常に機能することができる所定の電圧範囲内である場合には、まず交直変換回路の出力電圧をバッテリの出力電圧とする制御を実行した後、開閉器によりバッテリを交直変換回路の出力へ接続し、その後、交直変換回路が所望の直流電圧を出力するように制御する。また、制御手段は、開閉器を開いた状態におけるバッテリの出力電圧がバックアップ電源用として正常に機能することができる所定の電圧範囲外である場合には、交直変換回路の出力電圧を所望の直流電圧とする制御を実行した後、開閉器によりバッテリを交直変換回路の出力へ接続する。
この構成を採用すれば、バッテリが接続されていない場合、所定の電圧範囲外であると判断し、起動時の制御において、交直変換回路の出力電圧をバッテリの出力電圧とする制御をしないようにすることができる。そのため、たとえばバッテリが接続されていない場合にはバッテリの検出電圧が不定な電圧となってしまうおそれがあるが、そのような不定の電圧への予期できない制御をしないようにすることができる。また、そのような予期できない制御をした場合における、予想しえない過電流の発生を防止することができる。
本発明では、このような起動時の過大な電流の発生を防止しつつ、バッテリによりバックアップされている所望の直流電圧を出力するように交直変換回路を始動することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るバックアップ電源システムを、図面に基づいて説明する。バックアップ電源システムは、バックアップ機能を有し、電力系統などにおいて使用される大型の電源システムを例に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るバックアップ電源システム1を示すシステム構成図である。バックアップ電源システム1は、入力端子11と、出力端子19と、を有する。入力端子11には、図示外の交流電源(電源系統)が接続され、三相交流電力が入力される。入力端子11は、手動開閉器12、入力用電磁開閉器13、昇圧リアクタ14を介してレクチファイャ回路15に接続される。レクチファイャ回路15は、レール配線対16を介してインバータ回路17に接続される。インバータ回路17は、切替回路18を介して出力端子19に接続される。出力端子19には、図示外の負荷機器(負荷系統)が接続され、三相交流電力を出力する。
手動開閉器12は、たとえば整備点検時などにおいて、レクチファイャ回路15を入力端子11から切り離すために用いられる。手動開閉器12は、バックアップ電源システム1の運転中には閉じている。
入力用電磁開閉器13は、バックアップ電源システム1を起動する際に使用されるものであり、初期充電回路20による起動処理後に閉じられる。入力用電磁開閉器13は、バックアップ電源システム1の運転中には閉じている。初期充電回路20は、バックアップ電源システム1を起動する際に、レクチファイャ回路15の動作を開始する前に、レクチファイャ回路15の内部回路やレール配線対16の電圧などを、所定の時間をかけて、入力電圧と略平衡する初期充電電圧まで充電するソフトスタート制御を実行する。なお、このときのレール配線対16の初期充電電圧は、レクチファイャ回路15がスイッチング動作するときの電圧より低い。
交直変換回路としてのレクチファイャ回路15は、その入力電圧から一定の電圧を生成して、レール配線対16へ出力する回路であり、3組のIGBT(Insulated
Gate Bipolar Transistor)31と、IGBT31と同数のダイオード32と、平滑コンデンサ33と、を有する。各IGBT31は、昇圧リアクタ14とレール配線との間に接続される。各ダイオード32は、各IGBT31と並列に接続される。平滑コンデンサ33は、レール配線対16に接続される。3組のIGBT31を所定のタイミングでオンオフ制御すると、昇圧リアクタ14に電圧が誘導され、この電圧により平滑コンデンサ33が充電される。平滑コンデンサ33により平滑化された電圧が、レール配線対16へ出力される。
インバータ回路17は、その入力電圧から所定の周波数の交流電圧を生成して、切替回路18へ出力する回路であり、レクチファイャ回路15と同様に図示外の3組のIGBTを有する。インバータ回路17は、たとえば、入力端子11に入力される三相交流電力と同相の交流電圧を生成する。
切替回路18は、インバータ回路17からの交流電圧と、図示外のバイパス入力端子21からの交流電圧の中の一方を択一的に選択して、出力端子19へ出力する。切替回路18が選択した交流電圧が、出力端子19に接続される図示外の負荷機器へ供給される。
また、バックアップ電源システム1は、この他にも、バッテリ22、コントローラ23、各種の検出回路を有する。各種の検出回路としては、たとえば、入力端子11に入力される入力電圧を検出する回路(入力電圧検出回路)24、昇圧リアクタ14を流れる入力電流を検出する回路(入力電流検出回路)25、レール配線対16の電位差(以下、レール電圧という。)を検出する回路(レール電圧検出回路)26、バッテリ22の蓄電電圧(以下、バッテリ電圧という。)を検出する回路(検出手段としてのバッテリ電圧検出回路)27、バッテリ22に入出力する電流を検出する回路(バッテリ電流検出回路)28がある。これらの検出回路24〜28は、検出信号をコントローラ23へ出力する。
バッテリ22は、電力を蓄電するものであり、開閉器としてのバッテリ用電磁開閉器29を介してレール配線対16に接続される。バッテリ用電磁開閉器29が閉じると、バッテリ22は、レール配線対16に電気的に接続され、充電あるいは放電をする。バッテリ用電磁開閉器29が開くと、バッテリ22はレール配線対16から電気的に切り離される。
コントローラ23は、バックアップ電源システム1の給電動作を制御するものであり、たとえばコンピュータなどにより実現することができる。バックアップ電源システム1の給電動作には、たとえば、入力端子11に入力される交流電力を出力端子19に接続される負荷機器へ供給する商用運転モード、バッテリ22の蓄電電力を出力端子19に接続される負荷機器へ供給するバックアップ運転モード、バイパス入力端子21に入力される交流電力を出力端子19に接続される負荷機器へ供給するバイパス運転モードなどがある。
コントローラ23は、図示外のCPU(Central
Processing Unit)、メモリなどを有する。そして、CPUがメモリに記憶される図示外のプログラムを実行することにより、コントローラ23には、入力部41、制御部42、出力部43などの機能が実現される。
入力部41には、各種の検出回路24〜28が接続されて、各検出回路24〜28から検出信号が入力される。
出力部43には、各種の制御対象部材が接続される。制御対象部材としては、たとえば、入力用電磁開閉器13、初期充電回路20、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31、バッテリ用電磁開閉器29、インバータ回路17の図示外の複数のIGBT、切替回路18などである。出力部43は、これらの制御対象部材へ制御信号(たとえば各IGBT31へのゲート信号など)を出力する。
制御手段としての制御部42は、外部通信などにより指示された運転モードでバックアップ電源システム1の動作を制御する。たとえば、商用運転モードでは、制御部42は、入力用電磁開閉器13を閉じ、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31およびインバータ回路17の図示外の複数のIGBTに所定のスイッチング動作をさせ、切替回路18にインバータ回路17を選択させる。これにより、入力端子11に入力される交流電圧がレクチファイャ回路15により直流電圧へ変換され、さらにインバータ回路17により交流電圧へ変換されて出力端子19から出力されることになる。なお、この商用運転モードにおいて、バッテリ用電磁開閉器29は、開いていても閉じていてもよい。バッテリ用電磁開閉器29が閉じている場合、バッテリ22は、レール配線対16に接続され、このレール配線対16のレール電圧により充電される。
バックアップ運転モードでは、制御部42は、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31のスイッチング動作を停止させ、バッテリ用電磁開閉器29を閉じ、インバータ回路17の図示外の複数のIGBTに所定のスイッチング動作をさせ、切替回路18にインバータ回路17側を選択させる。これにより、バッテリ22の蓄電電力がレール配線対16を介してインバータ回路17へ供給され、インバータ回路17は、交流電圧を出力端子19から出力する。なお、このバックアップ運転モードにおいて、入力用電磁開閉器13は、開いていても閉じていてもよい。
バイパス運転モードでは、制御部42は、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31およびインバータ回路17の図示外の複数のIGBTのスイッチング動作を停止させ、切替回路18に図示外のバイパス入力端子21側を選択させる。これにより、バイパス入力端子21からの交流電圧が、出力端子19から出力されることになる。なお、このバイパス運転モードにおいて、入力用電磁開閉器13、バッテリ用電磁開閉器29は、開いていても閉じていてもよい。
図2は、レクチファイャ回路15の操作量を演算するために図1中の制御部42中に実現される制御系の一部を示すブロック図である。図1中の制御部42には、レクチファイャ回路15を制御するために、目標値計算部51、垂下制御系操作量レジスタ52、第一減算部53、レール電圧値レジスタ54、第二減算部55、レール電圧制御部56が実現される。
図3は、図2中の目標値計算部51の詳細な構成を示すブロック図である。目標値計算部51は、定格充電電圧値レジスタ61、始動時バッテリ電圧値レジスタ62、選択部63、第一ソフトスタートフィルタ部64、始動時レール電圧値レジスタ65、第三減算部66、第二ソフトスタートフィルタ部67、加算部68、目標値レジスタ69を有する。
目標値計算部51の定格充電電圧メモリとしての定格充電電圧値レジスタ61は、バッテリ22の定格充電電圧値(フル充電電圧値)を記憶する。始動時バッテリ電圧メモリとしての始動時バッテリ電圧値レジスタ62は、始動時に検出されたバッテリ電圧値(現在の充電電圧値)を記憶する。選択部63は、これらの中の一方を選択して、第一ソフトスタートフィルタ部64へ供給する。第一ソフトスタートフィルタ部64は、所定の時間(たとえば20秒など)をかけて、選択部63により選択された電圧へ漸近的に変化する電圧値を出力する。
初期充電電圧メモリとしての始動時レール電圧値レジスタ65は、スイッチング動作をしていないレクチファイャ回路15の動作を始動させるときの最初の目標となる電圧値を記憶する。具体的には、コールドスタート時の初期充電後に検出されるレール電圧値を記憶する。初期充電回路20により初期充電がなされた場合、始動時レール電圧値レジスタ65には、初期充電電圧が記憶される。
減算部としての第三減算部66は、第一ソフトスタートフィルタ部64が出力する電圧値から始動時レール電圧値を減算して、第二ソフトスタートフィルタ部67へ供給する。第二ソフトスタートフィルタ部67は、所定の時間(たとえば20秒など)をかけて、第三減算部66により演算された電圧へ漸近的に変化する電圧値を出力する。加算部68は、第二ソフトスタートフィルタ部67が出力する電圧値に始動時レール電圧値を加算する。目標値レジスタ69は、この加算部68により演算された電圧値を目標電圧値として記憶する。
図4は、通常のソフトスタート時に目標値レジスタ69に記憶される目標電圧値の推移を示す説明図である。横軸は、レクチファイャ回路15のソフトスタート開始からの経過時間であり、縦軸は、目標電圧値である。
図3のブロック図に示すように、通常のソフトスタート時(t1)では、まず、目標値レジスタ69には始動時レール電圧値(初期充電電圧)が目標電圧値として記憶される。その後、目標電圧値は、経過時間t2までにバッテリ電圧値まで漸近的に増加し、さらに定格電圧値まで漸近的に増加するように変化する。図2中の目標値計算部51は、このように起動開始からの経過時間とともに変化する目標電圧値を出力する。
垂下制御系操作量レジスタ52は、たとえば検出される入力電流やバッテリ電力に基づいて過電流抑制などのために演算される垂下制御用の操作量を記憶する。第一減算部53は、目標値計算部51が演算した目標電圧値から、垂下制御用の操作量を減算する。
レール電圧値レジスタ54は、検出された現在のレール電圧値を記憶する。レール電圧値は、起動制御が開始されると、目標電圧値の変化にしたがって、始動時レール電圧値から変化する。レール電圧値レジスタ54は、そのリアルタイムのレール電圧値を記憶する。第二減算部55は、第一減算部53の演算結果から、現在のレール電圧値を減算する。レール電圧制御部56は、第二減算部55の演算結果に基づいて、瞬時目標レール電圧を演算する。
なお、レール電圧制御部56が演算した瞬時目標レール電圧は、制御部42中の図示外の力率演算部へ供給されて力率の演算に使用され、さらに制御部42中の図示外のPWM(Pulse
Width Modulation)制御部によるスイッチングパルスの生成に利用される。そして、出力部43は、このスイッチングパルスを、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31へ出力する。これにより、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31は、スイッチング動作する。レール配線対16の電位差は、図2中の目標値計算部51が出力する目標電圧値などにしたがって変化する。
次に、以上の構成を有するバックアップ電源システム1の動作を説明する。以下の説明では、主に、スイッチング動作をしていないレクチファイャ回路15の動作を開始させるときのソフトスタート制御時の動作を説明する。なお、手動開閉器12は閉じているものとする。
ソフトスタート制御の開始時には、制御部42は、まず、入力用電磁開閉器13を開いたまま、初期充電回路20を動作させる。出力部43は、制御部42の指示に基づいて初期充電回路20へ制御開始を指示する制御信号を出力する。初期充電回路20は、所定の時間をかけて、レクチファイャ回路15の内部回路やレール配線対16の電圧などを入力電圧と略平衡する初期充電電圧まで充電する。
初期充電回路20を動作させてから、レール配線対16の電位差が略初期充電電圧となる所定の時間が経過すると、制御部42は、入力用電磁開閉器13を閉じてから初期充電回路20を停止させる。これにより、レール配線対16の電位差は、略初期充電電圧となる。
また、制御部42は、バッテリ22の有無を判断し、その判断結果に応じたレクチファイャ回路15の起動方法を選択する。なお、所定の時間は、図示外のタイマなどにより計測させればよい。
制御部42は、バッテリ22の有無を直接に検出することができない。そのため、制御部42は、バッテリ用電磁開閉器29を開いた状態における(開く制御をした後の)バッテリ電圧を取得し、バッテリ電圧が所定の電圧範囲(たとえば280ボルト以上、480ボルト以下)内であるか否かを判断する。この電圧範囲は、たとえば、バッテリ22がバックアップ電源用として正常に機能することができる範囲として設定すればよい。
そして、バッテリ電圧が所定の電圧範囲内である場合には、制御部42は、バッテリ有りと判断し、所定の電圧範囲内でない場合には、バッテリ無しと判断する。バッテリ22が物理的に存在しない場合には、バッテリ電圧は、通常0ボルトとなる。制御部42は、バッテリ22の有無を正確に判断することができる。
バッテリ有りと判断した場合、制御部42は、バッテリ用電磁開閉器29を開いた状態に維持したまま、まず、選択部63に始動時バッテリ電圧値レジスタ62を選択させて、レクチファイャ回路15の通常のソフトスタート制御を開始する(t1)。始動時バッテリ電圧値レジスタ62は、検出されたバッテリ電圧値(現在の充電電圧値)を記憶する。図2中の目標値計算部51は、図4に示すように、所定の時間(たとえば20秒など)をかけて、初期充電電圧からバッテリ電圧値へ漸近的に変化する電圧値を出力する。レール電圧制御部56は、この目標の電圧値と、垂下制御用の操作量と、現在のレール電圧値とに応じて変化する瞬時目標レール電圧を演算する。
レール電圧制御部56により演算された瞬時目標レール電圧は、制御部42中の図示外の力率演算部へ供給されて力率の演算に使用され、さらに制御部42中の図示外のPWM制御部によるスイッチングパルスの生成に利用される。そして、出力部43は、このスイッチングパルスを、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31へ出力する。これにより、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31は、スイッチング動作する。レール配線対16の電位差は、初期充電電圧からバッテリ電圧値へ漸近的に変化する。
選択部63に始動時バッテリ電圧値レジスタ62を選択させてから、レール配線対16の電位差が略バッテリ電圧値となる所定の時間が経過すると、制御部42は、バッテリ用電磁開閉器29を閉じる。
また、制御部42は、選択部63に定格充電電圧値レジスタ61を選択させる。定格充電電圧値レジスタ61は、バッテリ22の定格充電電圧値(フル充電電圧値)を記憶する。図2中の目標値計算部51は、図4に示すように、所定の時間(たとえば20秒など)をかけて、バッテリ電圧値から定格充電電圧値へ漸近的に変化する電圧値を出力する。レール電圧制御部56は、この目標の電圧値と、垂下制御用の操作量と、現在のレール電圧値とに応じて変化する瞬時目標レール電圧を演算する。
レール電圧制御部56により演算された瞬時目標レール電圧は、制御部42中の図示外の力率演算部へ供給されて力率の演算に使用され、さらに制御部42中の図示外のPWM制御部によるスイッチングパルスの生成に利用される。そして、出力部43は、このスイッチングパルスを、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31へ出力する。これにより、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31は、スイッチング動作する。レール配線対16の電位差は、バッテリ電圧値から定格充電電圧値へ漸近的に変化する。
図5は、バッテリ有りと判断された場合における、通常のコールドスタート制御中のレール配線対16の電位差の変化を示す波形図である。横軸は、制御開始からの経過時間であり、縦軸は、レール配線対16の電位差である。
通常のソフトスタート制御が開始されると、レール配線対16の電位差は、まず、初期充電制御により、経過時間t1までの期間において、0ボルトから初期充電電圧へ漸近的に上昇する。その後、レール配線対16の電位差は、t2までの期間において、バッテリ電圧値までさらに上昇した後、経過時間t2以降において、定格充電電圧値までさらに上昇している。そして、このレール配線対16の電位差が略バッテリ電圧値となっている状態において、バッテリ用電磁開閉器29が閉じられる。
したがって、レール配線対16の電位差とバッテリ22の蓄電電圧との電位差がほとんど無い状態において、バッテリ用電磁開閉器29を閉じるので、レクチファイャ回路15の出力段の平滑コンデンサ33とバッテリ22との間で過大な突入電流が流れてしまわないようにすることができる。
次に、初期充電後の判断においてバッテリ無しと判断した場合について説明する。この場合、制御部42は、バッテリ用電磁開閉器29を開いた状態に維持したまま、選択部63に定格充電電圧値レジスタ61を選択させる。定格充電電圧値レジスタ61は、バッテリ22の定格充電電圧値(フル充電電圧値)を記憶する。図2中の目標値計算部51は、所定の時間(たとえば20秒など)をかけて、初期充電電圧から定格充電電圧値へ漸近的に変化する電圧値を出力する。レール電圧制御部56は、この目標の電圧値と、垂下制御用の操作量と、現在のレール電圧値とに応じて変化する瞬時目標レール電圧を演算する。
レール電圧制御部56により演算された瞬時目標レール電圧は、制御部42中の図示外の力率演算部へ供給されて力率の演算に使用され、さらに制御部42中の図示外のPWM制御部によるスイッチングパルスの生成に利用される。そして、出力部43は、このスイッチングパルスを、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31へ出力する。これにより、レクチファイャ回路15の複数のIGBT31は、スイッチング動作する。レール配線対16の電位差は、初期充電電圧値から定格充電電圧値へ漸近的に変化する。
その後、選択部63に定格充電電圧値レジスタ61を選択させてから、レール配線対16の電位差が略定格充電電圧値となる所定の時間が経過すると、制御部42は、バッテリ用電磁開閉器29を閉じる。
図6は、バッテリ無しと判断された場合における、ソフトスタート制御中のレール配線対16の電位差の変化を示す波形図である。横軸は、制御開始からの経過時間であり、縦軸は、レール配線対16の電位差である。
バッテリ無しの場合のソフトスタート制御が開始されると、レール配線対16の電位差は、まず、初期充電制御により、t1までの期間において、0ボルトから初期充電電圧へ漸近的に上昇する。その後、レール配線対16の電位差は、t2までの期間において、定格充電電圧値までさらに上昇する。そして、このレール配線対16の電位差が略定格充電電圧値となっている状態において、バッテリ用電磁開閉器29が閉じられる。
なお、この場合、もしもバッテリ22が接続されていた場合には、レール配線対16の電位差とバッテリ22の蓄電電圧との電位差が生じている可能性がある。そのため、バッテリ用電磁開閉器29が閉じられることで、レクチファイャ回路15の出力段の平滑コンデンサ33とバッテリ22との間で過大な突入電流が流れてしまうことがある。ただし、バッテリ22が実際に接続されていない場合には、そのような電流が流れてしまうことはない。
以上のソフトスタートの起動時とは別に、レクチファイャ回路15のスイッチング動作は、たとえば入力電圧が停電などにより無くなった場合などにおいても停止させられる。その後、停電が復旧したことを入力電圧などに基づいて判断すると、制御部42は、レクチファイャ回路15のスイッチング動作を再開する。
図7は、バッテリ22によるバックアップ給電中に停電復旧があった場合の、レール配線対16の電位差の変化を示す波形図である。横軸は、制御開始からの経過時間であり、縦軸は、レール配線対16の電位差である。
バックアップ給電中には、バッテリ用電磁開閉器29が閉じられており、レール配線対16の電位差はバッテリ電圧値となっている。そして、時刻t3において停電復旧を判断すると、制御部42は、選択部63に定格充電電圧値レジスタ61を選択させる。図2中の目標値計算部51は、バッテリ電圧値から定格充電電圧値へ漸近的に変化する電圧値を出力する。レクチファイャ回路15は、この電圧に基づいて生成されるスイッチングパルスにより動作し、レール配線対16の電位差は、バッテリ電圧値から定格充電電圧値へ漸近的に変化する。
以上のように、この実施の形態によれば、バックアップ電源システム1は、レクチファイャ回路15の出力電圧(レール電圧)がバッテリ22の出力電圧と略揃った状態においてバッテリ用電磁開閉器29を閉じることができる。バッテリ用電磁開閉器29を閉じたときに、レクチファイャ回路15とバッテリ22との間においてそれらの電位差に起因する過大な突入電流の発生を防止することができる。また、そのような起動時の過大な電流の流れの発生を防止しつつ、バッテリ22によりバックアップされている所望の直流電圧を出力するようにレクチファイャ回路15を始動することができる。
また、この実施の形態では、図5に示すように、バッテリ用電磁開閉器29によりバッテリ22がレクチファイャ回路15の出力から切り離されている状態においてレクチファイャ回路15を始動する場合、制御部42は、レクチファイャ回路15の出力電圧をバッテリ22の出力電圧とする制御を実行してから、所定の時間の後に、レクチファイャ回路15が所望の直流電圧を出力するように制御することができる。しかも、ソフトスタート制御により、レクチファイャ回路15の出力電圧が始動時のバッテリ電圧や定格充電電圧値へ急激に変化してしまうことはない。そのため、起動制御中の急激な電圧変化に起因する過電流の発生が抑制される。
また、この実施の形態では、初期充電回路20によりレクチファイャ回路15などを充電してから、レクチファイャ回路15のスイッチング動作を開始するので、レクチファイャ回路15のスイッチング動作を開始するときに、レクチファイャ回路15において過大な電流が流れないようにすることができる。しかも、そのように0ボルトではない不定の初期充電電圧となっている状態から漸近的に電圧を上昇させるソフトスタートをすることができるので、レクチファイャ回路15のスイッチング動作を開始するときの初期電圧が0ボルトでないにもかかわらず、スイッチング動作を開始した後における過電流も抑制することができる。
また、この実施の形態では、図6に示すように、バッテリ22が接続されていない場合、制御部42は、所定の電圧範囲外であると判断し、起動時の制御において、レクチファイャ回路15の出力電圧をバッテリ22の出力電圧とする制御をしないようにすることができる。そのため、たとえばバッテリ22が接続されていない場合にはバッテリ22の検出電圧が不定な電圧となってしまうおそれがあるが、そのような不定の電圧への予期できない制御をしないようにすることができる。また、そのような予期できない制御をした場合における、予想しえない過電流の発生を防止することができる。
以上の実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、本発明は、これに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形や変更が可能である。
上記実施の形態では、バックアップ電源システム1は、所謂大型のものであり、レクチファイャ回路15、インバータ回路17、コントローラ23などにより構成されている。この他にもたとえば、バックアップ電源システム1は、レクチファイャ回路15、インバータ回路17、コントローラ23などが一体化された小型のものであってもよい。この小型のバックアップ電源システム1は、たとえば無停電電源装置などとして形成されていればよい。そして、この無停電電源装置では、コントローラ23は、マイクロコンピュータなどにより構成されていればよい。
本発明は、バッテリを用いたバックアップ給電システムにおいて、過大な電流が流れ難くするために好適に利用することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係るバックアップ電源システムを示すシステム構成図である。 図2は、図1中のレクチファイャ回路の操作量を演算するために制御部に実現される制御系の一部を示すブロック図である。 図3は、図2中の目標値計算部の詳細な構成を示すブロック図である。 図4は、通常のソフトスタート時に目標値レジスタに記憶される目標電圧値の推移を示す説明図である。 図5は、バッテリ有りと判断された場合における、通常のソフトスタート制御中のレール配線対の電位差の変化を示す波形図である。 図6は、バッテリ無しと判断された場合における、ソフトスタート制御中のレール配線対の電位差の変化を示す波形図である。 図7は、バッテリによるバックアップ給電中に停電復旧があった場合の、レール配線対の電位差の変化を示す波形図である。
1 バックアップ給電システム
15 レクチファイャ回路(交直変換回路)
20 初期充電回路
29 バッテリ用電磁開閉器(開閉器)
27 バッテリ電圧検出回路(検出手段)
42 制御部(制御手段)
61 定格充電電圧値レジスタ(定格充電電圧メモリ)
62 始動時バッテリ電圧値レジスタ(始動時バッテリ電圧メモリ)
63 選択部
64 第一ソフトスタートフィルタ部
65 始動時レール電圧値レジスタ(初期充電電圧メモリ)
66 第三減算部(減算部)
67 第二ソフトスタートフィルタ部
68 加算部

Claims (3)

  1. 入力される交流電圧をスイッチング動作により直流電圧へ変換する交直変換回路と、
    バッテリを記交直変換回路の出力へ接続する開閉器と、
    記交直変換回路が所望の直流電圧を出力するように記交直変換回路による交直変換動作を制御する制御手段と、
    記開閉器より記バッテリ側において、記バッテリの出力電圧を検出する検出手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記交直変換回路のスイッチング動作を始動するときの前記バッテリの電圧を記憶する始動時バッテリ電圧メモリと、
    前記バッテリの定格充電電圧値を記憶する定格充電電圧メモリと、
    前記始動時バッテリ電圧メモリに記憶されるバッテリの電圧値を最初に選択し、その後に前記定格充電電圧メモリに記憶される定格充電電圧値を選択する選択部と、
    前記交直変換回路の出力電圧の瞬時目標値として、前記選択部により選択されている電圧値に向かって所定時間かけて漸近的に変化する値を演算する第一ソフトスタートフィルタ部と、
    を有し
    前記制御手段は、記開閉器により記バッテリが記交直変換回路の出力から切り離されている状態において、前記第一ソフトスタートフィルタ部により演算された値またはそれに応じた値に基づいて前記交直変換回路を始動し、前記交直変換回路の出力電圧を前記検出手段により検出される前記バッテリの出力電圧に所定の時間かけて漸近的に変化させて略バッテリ出力電圧値にする制御を実行した後、記開閉器により記バッテリを記交直変換回路の出力へ接続し、その後、記交直変換回路が所望の直流電圧を出力するように制御すること、
    を特徴とするバックアップ電源システム。
  2. 前記交直変換回路がスイッチング動作していないときに前記交直変換回路の出力電圧を入力される交流電圧と平衡する初期充電電圧まで充電する初期充電回路を有し、
    前記制御手段は、
    前記交直変換回路のスイッチング動作を開始するときの初期充電電圧値を記憶する初期充電電圧メモリと、
    前記第一ソフトスタートフィルタ部の演算値から記初期充電電圧値を減算する減算部と、
    記減算部の演算結果に向かって所定の時間かけて漸近的に変化する値を演算する第二ソフトスタートフィルタ部と、
    上記第二ソフトスタートフィルタ部の演算値に記初期充電電圧値を加算する加算部と、を有し、
    この加算部の演算結果を前記交直変換回路の出力電圧の瞬時目標値とすること、
    を特徴とする請求項記載のバックアップ給電システム。
  3. 前記制御手段は、
    前記開閉器を開いた状態における前記バッテリの出力電圧がバックアップ電源用として正常に機能することができる所定の電圧範囲内である場合には、まず前記交直変換回路の出力電圧を前記バッテリの出力電圧とする制御を実行した後、前記開閉器により前記バッテリを前記交直変換回路の出力へ接続し、その後、前記交直変換回路が所望の直流電圧を出力するように制御し、
    前記開閉器を開いた状態における前記バッテリの出力電圧が前記バックアップ電源用として正常に機能することができる所定の電圧範囲外である場合には、前記交直変換回路の出力電圧を前記所望の直流電圧とする制御を実行した後、前記開閉器により前記バッテリを前記交直変換回路の出力へ接続すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載のバックアップ給電システム。
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