JP2002354672A - 静止形電圧調整装置 - Google Patents

静止形電圧調整装置

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JP2002354672A
JP2002354672A JP2001160881A JP2001160881A JP2002354672A JP 2002354672 A JP2002354672 A JP 2002354672A JP 2001160881 A JP2001160881 A JP 2001160881A JP 2001160881 A JP2001160881 A JP 2001160881A JP 2002354672 A JP2002354672 A JP 2002354672A
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frequency
abnormality
voltage
power system
circuit
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JP2001160881A
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Hirayuki Nakajima
平之 中嶋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力系統の周波数異常時に静止形電圧調整装
置を商用電力系統から解列せず、運転を続ける事によ
り、周波数異常事故後の復旧を不要にして、高品質な電
圧管理を可能にする。 【解決手段】 ゼロクロス検出回路15,ゼロクロス間
隔計時回路11および周波数比較回路12により商用電
力系統の周波数の異常を検出し、瞬時電圧計測回路1
6,実効値演算回路17および最低・最高・不平衡率比
較回路18により商用電力系統の電圧の異常を検出す
る。位相制御回路14は比較回路12で周波数の異常が
検出されている間、三相時の点孤角をほぼ30度とする
サイリスタ4のゲート点弧パルスを発生し、引きはずし
コイル21は比較回路18の異常検出に応答して動作す
る。ここで、周波数異常優先回路20は、比較回路12
で周波数の異常が検出されているときは比較回路18の
異常検出出力を無効にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電力系統の無
効電力調整や電圧安定のために供せられる静止形電圧調
整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】国内では商用電力系統の周波数は50H
zと60Hzに分かれているが、通常高い精度で周波数
が維持されている。官公庁などの受電設備等では、信頼
性向上のために周波数継電器装置を用い、商用電力系統
の事故に対して、自らの自家用電気設備を商用電力系統
から解列することがある。
【0003】周波数継電器については、実公平7−56
579号公報「周波数継電器装置」に詳しい。また、周
波数の変動の原因と周波数リレーの動作ならびに電力会
社の対応については特許第3080795号公報「電力
系統の周波数シミュレーション方法および電力系統訓練
用シミュレータ」等により概略をつかめる。
【0004】また最近、太陽光などや風力発電などの分
散電源が商用電力系統に接続連系されることが多く単独
運転防止の観点から、何らかの周波数異常検出手段と組
み合わせて、商用電力系統の事故時には、自動的に解列
する事が求められている。一例として特許第29407
77号公報「系統連系システム及びその解列制御方法」
などがある。つまり、従来商用電力系統に接続される電
気設備においては、商用電力系統の事故の際には、何ら
かの周波数異常検出手段を用いて、系統から解列するこ
とが公知である。
【0005】図8は従来例の商用電力系統に接続された
静止形電圧調整装置の一例を示す。図8において、1は
商用電力系統電源、2は商用電力系統の母線、3は商用
電力系統の負荷、4はサイリスタ、5は高圧トランス、
6は進相コンデンサ、7は直列リアクトル、8は周波数
継電器、10は主開閉器、21は主開閉器10の引きは
ずしコイル、VTは計器用変圧器である。
【0006】この静止形電圧調整装置では、計器用変圧
器VTより周波数継電器8に導かれた系統電圧は、周波
数継電器8内部で設定値と比較され、異常と判定された
場合には、主開閉器10の引きはずしコイル21へ開放
指令を送る。この結果、静止形電圧調整装置は系統より
解列する。
【0007】図9は別の従来例であり、商用電力系統に
接続された静止形電圧調整装置の一例を示す。図9にお
いて、9は電圧継電器であり、その他の図8と対応する
ものには同一符号を付している。
【0008】この静止形電圧調整装置では、計器用変圧
器VTより電圧継電器9に導かれた系統電圧は、電圧継
電器9内部で設定値と比較され、異常と判定された場合
には、主開閉器10の引きはずしコイル21へ開放指令
を送る。この結果、静止形電圧調整装置は系統より解列
する。後述するが、この電圧継電器9は、商用電力系統
の周波数異常の場合には、誤動作する恐れがあり、あま
り有効ではなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように電気設備
では商用電力系統の事故の際には、何らかの周波数異常
検出手段を用いて、系統から解列することが従来一般的
である。また、商用電力系統の無効電力調整や電圧安定
のために供せられる静止形電圧調整装置においてもしか
りであった。なお、電圧調整器としては特許第2763
618号公報「静止形無効電力調整装置」や特開平10
−320063号公報「静止形無効電力補償装置」など
がある。
【0010】一般的に、いったん解列すると、再度運転
するときには、開閉器を閉じて商用電力系統に併入しな
ければならなかった。また、そもそも、解列すること自
体が、煩雑な解列シーケンスを要求することは特開平1
0−260744号公報「無効電力補償装置の過電圧保
護装置」にてあきらかである。
【0011】高品質を求められる商用電力系統において
は、事故による復旧は、短時間であればある程良く、一
旦解列してしまうと、系統の電力品質は、しばらくの間
低下せざるを得ないという課題があった。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、電力
系統の周波数異常時に静止形電圧調整装置を電力系統か
ら解列せず、運転を続ける事により、周波数異常事故後
の復旧を不要にして、高品質な電圧管理が可能となる静
止形電圧調整装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の静止形電圧調整装置は、電力
系統に接続され無効電力発生量を制御するサイリスタを
有した無効電力制御手段と、電力系統の基本波周波数の
異常を検出する周波数異常検出手段と、周波数異常検出
手段により基本波周波数の異常が検出されたとき基本波
周波数において無効電力発生量をほぼ0kvarまたは
三相時の点孤角をほぼ30度とするサイリスタのゲート
点弧パルスを発生し、基本波周波数の異常が検出される
限り引き続き同位相でゲート点弧パルスを発生し続ける
位相制御手段とを備えている。
【0014】この構成によれば、複雑な解列、再併入シ
ーケンスを不要とし、電力系統の周波数異常時に静止形
電圧調整装置を電力系統から解列せず、運転を続ける事
により、周波数異常事故後の復旧を不要にして、継続運
転を可能としたもので、高品質な電圧管理を実現するこ
とができる。
【0015】また、本発明の請求項2記載の静止形電圧
調整装置は、電力系統に接続された開閉器と、開閉器を
介して電力系統に接続され無効電力発生量を制御するサ
イリスタを有した無効電力制御手段と、開閉器を介して
電力系統に接続され電力系統の各相の瞬時電圧を計測す
る瞬時電圧計測手段と、瞬時電圧計測手段で計測した各
相の瞬時電圧を実効値電圧に演算する実効値演算手段
と、実効値演算手段で求めた各相の実効値電圧から電力
系統の各相における異常な電圧不均衡および正常電圧範
囲にない異常な電圧の発生を検出する電圧異常検出手段
と、電圧異常検出手段による異常な電圧不均衡および異
常な電圧の発生の検出に応答して開閉器を開く開閉制御
手段と、電力系統の基本波周波数の異常を検出する周波
数異常検出手段と、周波数異常検出手段により基本波周
波数の異常が検出されたとき基本波周波数において無効
電力発生量をほぼ0kvarまたは三相時の点孤角をほ
ぼ30度とするサイリスタのゲート点弧パルスを発生
し、基本波周波数の異常が検出される限り引き続き同位
相でゲート点弧パルスを発生し続ける位相制御手段と、
周波数異常検出手段により基本波周波数の異常が検出さ
れていないときは開閉制御手段の電圧異常検出手段の検
出に対する応答動作を可能とし、周波数異常検出手段に
より基本波周波数の異常が検出されているときには開閉
制御手段の電圧異常検出手段の検出に対する応答動作を
禁止する周波数異常優先手段とを備えている。
【0016】この構成によれば、電力系統の周波数の異
常時に、電圧の誤検出により開閉制御手段が開閉器を開
き、静止形電圧調整装置を電力系統から誤って解列する
ことを防止し、運転を続ける事により、周波数異常事故
後の復旧を不要にして、継続運転を可能としたもので、
高品質な電圧管理を実現することができる。
【0017】本発明の請求項3記載の静止形電圧調整装
置は、請求項1または2記載の静止形電圧調整装置にお
いて、周波数異常検出手段は、電力系統の基本波周波数
のゼロクロスを検出するゼロクロス検出手段と、水晶振
動子のクロックからの信号により基本波周波数のゼロク
ロスの間隔を計時するゼロクロス間隔計時手段と、ゼロ
クロス間隔計時手段で計時したゼロクロスの間隔が正常
な基本波周波数のゼロクロスの間隔ではないときに電力
系統の基本波周波数が異常であると判定する判定手段と
からなることを特徴とするものであり、このように周波
数異常検出手段を構成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態について図面を参照しながら説明
する。
【0019】図1は本発明の第1の実施の形態の静止形
電圧調整装置の構成図である。図1において、図8,図
9と対応する部分には同一符号を付している。なお、2
2は無効電力発生量を制御する無効電力制御手段であ
る。この無効電力制御手段22において、コンデンサ6
は固定的に進み無効電力を発生し、サイリスタ4はリア
クトル7に流れる遅れ無効電力を調整する。サイリスタ
4を制御することにより進みから遅れまでの無効電力を
無段階に調整できる。
【0020】本実施の形態の静止形電圧調整装置は、主
開閉器10と、主開閉器10の引きはずしコイル21
と、降圧用トランス5と、コンデンサ6と、リアクトル
7と、サイリスタ4と、サイリスタ4のゲートを駆動す
るパルスを発生する位相制御回路14と、計器用変圧器
VTと、ゼロクロス検出回路15と、ゼロクロス間隔計
時回路11と、周波数比較回路12と、異常値設定回路
13とより構成される。上記構成において、以下に動作
を説明する。
【0021】図3は、周波数が高い場合、正常な周波数
の時、周波数が低い場合について、電圧波形の差を示し
たものである。電圧が0ボルトよりスタートして再び0
ボルトになるときのそれぞれの0ボルトの点をゼロクロ
ス点と言うが、図3より明らかなように、周波数が高い
場合にはゼロクロス間隔が短くなり、逆に、周波数が低
い場合には、ゼロクロス間隔が長くなる。
【0022】よって、商用電力系統の周波数を測定する
には、電圧のゼロクロス間隔を水晶振動子のクロックか
らの信号により計数する(ゼロクロス間隔計時回路1
1)事により、正しく測定できる。なお、商用電力系統
に高調波歪みがある場合には、基本波フィルターを挿入
して高調波を除去することにより、同様に精度良く測定
することが可能である。
【0023】以下にさらに図4を参照しながら本実施の
形態における動作を説明する。図4は、本発明の実施の
形態における動作のフローチャートを示すものである。
【0024】ここで、商用電力系統の電圧は計器用変圧
器VTにより一旦低い電圧に変換された後、ゼロクロス
検出回路15に導かれる。ゼロクロス検出回路15は、
交流電圧がゼロボルトになる度にパルス(以下「ゼロク
ロスパルス」という)を発生するように構成されてい
る。
【0025】電源投入後、ゼロクロス検出回路15がゼ
ロクロスパルスを発生すると(S1)、ゼロクロス間隔
計時回路11のタイマーがスタートする(S2)。そし
て、交流の半周期が経過すると、再びゼロクロス検出回
路15がゼロクロスパルスを発生し、ゼロクロス間隔計
時回路11に送る(S3)。このゼロクロスパルスを受
け、ゼロクロス間隔計時回路11はタイマーをストップ
させるようトグル動作する(S4)。この時点でゼロク
ロス間隔計時回路11の中には、交流の半周期分の計時
値が保存される。
【0026】次にゼロクロス間隔計時回路11はこの計
時値を周波数比較回路12に送り、周波数比較回路12
では、現在の商用電力系統の周波数の異常の有無を判定
する(S5)。交流の半周期の周期は、50Hzの場合
には、10ミリセカンド、60Hzの場合には、8.3
ミリセカンドであるので、あらかじめ、異常値設定回路
13に格納されたしきい値を読み出して比較することに
より、現在の商用電力系統の周波数の異常の有無が判定
できる。具体的に50Hzの場合、例えば周波数異常の
動作整定値を1%とすると、49〜51Hzの間が正常
であり、49Hzより低い場合には不足周波異常、51
Hzより高い場合は過周波異常となるので、具体的に異
常値設定回路13には、それぞれ10ms×50/49
≒10.20ms、10ms×50/51≒9.80m
sがしきい値として格納され、現在の商品用電力系統周
波数の半波の時間と大小比較して異常の有無を決定す
る。60Hzの場合も例えば周波数異常の動作整定値を
1%として同様で構成できる。
【0027】正常であると周波数比較回路12が判定し
た場合には、ゼロクロス間隔計時回路11のタイマーを
リセットして(S6)、再び周波数の計時をスタートす
る。
【0028】また、異常と判定した場合には、周波数比
較回路12は位相制御回路14に周波数異常信号を送る
(S7)。位相制御回路14は、この異常信号を受けた
場合には、通常の電圧フィードバック制御を停止して、
サイリスタ4に対し、三相時の点孤角をほぼ30度とす
るゲート点弧パルスを発生する。このように位相制御回
路14は構成されているものとする。なお、位相制御回
路14による通常の電圧フィードバック制御は、無効電
力制御手段22のサイリスタ4の点弧角を、電圧が高い
場合には大きくし、電圧が低い場合には小さくする。こ
の結果、リアクトル7に流れる電流がそれぞれ大きく、
また少なくなるので、トータルの無効電力はそれぞれ遅
れ側にまた進み側に変化する。この変化により系統電圧
が変化するので一定電圧に調整することが可能である。
【0029】図4のフローチャートでも明らかなように
ゼロクロス検出回路15とゼロクロス間隔計時回路11
と周波数比較回路12は、この状態でもループを続けて
動作しているので、周波数比較回路12は基本波周波数
異常が続く限り、異常信号を位相制御回路14に送り続
けるので、結果として位相制御回路14は引き続き同位
相でゲート点弧パルスを発生し続けるよう動作する。
【0030】次に何故、三相時の点孤角をほぼ30度と
するゲート点弧パルスを発生するようにすれば、基本波
周波数異常の場合にも静止形電圧調整装置を商用電力系
統から解列する必要がないかについて図5及び図6を用
いて説明する。
【0031】図5は、商用電力系統の三相電圧波形を示
すものであるが、図5において、0度から60度までし
か位相制御が許されていない。
【0032】サイリスタ4のゲートパルスは常に、位相
制御範囲0〜60度の範囲で制御されており、位相制御
角が0度であれば、サイリスタ4はオフとなりリアクト
ル7には電流が流れない。また、位相制御角が60度で
あれば、サイリスタ4はオンとなりリアクトル7には定
格電流が流れる。位相制御範囲0〜60度の範囲内で有
れば、制御角に応じてサイリスタ4のオン具合(導通状
態)が変化するので、それに応じて、リアクトル7の電
流が変化する。
【0033】図6は、周波数が高い場合の電圧波形(破
線)を図5に追加したものであるが、図6から読みとれ
るように、正常な周波数の時の制御角範囲αと比較し
て、周波数が高い場合の制御角範囲α1は、左側つまり
時間的に早い方向にシフトしている。この結果、図6に
おいて制御角α3の範囲は使えないことになる。
【0034】逆に、周波数が低い場合の制御角範囲(図
示せず)は、右側つまり時間的に遅い方向にシフトす
る。この結果、図6において、ある制御角(以下、制御
角α2とする)の範囲は使えないことになる。
【0035】なお、制御角α2ならびに制御角α3の範
囲でサイリスタ4のゲートパルスを発生させると、リア
クトル7を流れる電流が著しくアンバランスになった
り、サイリスタ4を破損してしまう。このために、従
来、周波数異常があると、機器を停止させていた。
【0036】本実施の形態のように、三相時の点孤角を
ほぼ30度とするゲート点弧パルスであれば、制御角α
2ならびに制御角α3の範囲に引っかかる可能性は、極
めて低くなり、50Hzの場合には約40〜60Hzの
範囲内での異常で有れば、安全に運転可能である。
【0037】一般的に言って、商用電力系統の周波数
は、定常時においては±0.05Hz程度で安定してお
り、事故時でも数Hzの範囲のずれであることから、上
記のように広い範囲で安全に運転が継続できる事は、系
統から解列する必要がない運転を周波数異常時において
も継続できるという効果が得られる。
【0038】したがって、本実施の形態によれば、周波
数異常事故の際の複雑な解列、再併入シーケンスを不要
とし、商用電力系統の周波数異常時に静止形電圧調整装
置を商用電力系統から解列せず、運転を続ける事によ
り、周波数異常事故後の復旧を不要にして、高品質な電
圧管理が実現できるという効果が得られる。
【0039】なお、上記実施の形態では、位相制御回路
14は、周波数比較回路12から異常信号を受けた場合
に、サイリスタ4に対し、三相時の点孤角をほぼ30度
とするゲート点弧パルスを発生するようにしたが、基本
波周波数において無効電力発生量をほぼ0kvarとす
るゲート点弧パルスを発生するようにしても、同様の効
果が得られる。この場合、無効電力制御手段22におい
て、コンデンサ6とリアクトル7の容量比が一例として
1:2であれば、リアクトル7の電流を半分にサイリス
タ4で位相制御することにより、コンデンサ6とリアク
トル7のそれぞれの電流が進みと遅れで同じになるので
打ち消しあい、無効電力発生量がほぼ0kvarとな
る。このように0kvarとなる点弧角は、コンデンサ
6とリアクトル7の容量比により個別に決定される。
【0040】なお、第1の実施の形態において、ゼロク
ロス間隔計時回路11と、周波数比較回路12と、異常
値設定回路13とは、物理的ハードウェアであるとは限
らず、マイコンの制御ソフトウェアにより構成されてい
ても同等な動作をすることは明らかである。また、ハー
ドとソフトを組み合わせて実施しても良い。
【0041】また、図1において、図示していないが、
商用電力系統の電圧異常を検出し、その検出に応答して
主開閉器10の引きはずしコイル21を動作させる手段
を設ける。例えば、計器用変圧器VTに、図9のように
電圧継電器9を接続し、電圧継電器9内部で電圧異常と
判定されたときに、電圧継電器9が引きはずしコイル2
1に対し開放指令を送るようにする。ただし、この場
合、周波数異常による電圧継電器9の誤動作を防止する
ため、周波数比較回路12により周波数の異常信号が発
せられているときは、電圧継電器9から引きはずしコイ
ル21への開放指令へ出力させない、あるいはそれを無
効にする手段を設ける。これにより、商用電力系統の周
波数が異常時に、電圧の誤検出による電圧継電器9の誤
動作によって静止形電圧調整装置を商用電力系統から誤
って解列せず、運転を続ける事が可能になる。
【0042】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2
の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0043】図2は本発明の第2の実施の形態の静止形
電圧調整装置の構成図である。図2において、図1と対
応する部分には同一符号を付している。
【0044】本実施の形態の静止形電圧調整装置は、主
開閉器10と、主開閉器10の引きはずしコイル21
と、降圧用トランス5と、コンデンサ6と、リアクトル
7と、サイリスタ4と、サイリスタ4のゲートを駆動す
るパルスを発生する位相制御回路14と、計器用変圧器
VTと、ゼロクロス検出回路15と、ゼロクロス間隔計
時回路11と、周波数比較回路12と、異常値設定回路
13と、瞬時電圧計測回路16と、実効値演算回路17
と、最低・最高・不平衡率比較回路18と、周波数異常
優先回路20とより構成される。
【0045】図7は、一般的な電圧の計測方法を示す図
である。図7において正規の周波数の場合には、ゼロク
ロス割り込みからゼロクロス割り込みまでの電源周波数
の半周期の区間を一例として20分割し、各分割点の瞬
時電圧をアナログディジタルコンバーターでマイコンに
取り込み、マイコンにて瞬時値の自乗平均和を求めて単
相の電圧の実効値を算出する。この計算を各相にて繰り
返し三相の算術和を求めて三相の実効値を算出する。三
相の瞬時値を同時に計算しないのは、各相の電圧を求め
て、各相の電圧に異常がないかを監視したいためであ
り、その必要性がないか、または、より正しい実効値を
求めたい場合には、三相の瞬時値を同時に計算する。
【0046】図7より明らかなように、商用電力系統の
周波数が高い場合には、一例として18サンプリングで
計測が終了し、低い場合には、22サンプリング必要で
ある事がわかる。
【0047】系統の解析のための計測器などの場合のよ
うに、計測が時間的に余裕のある場合には、多重サンプ
リングするとともに、PLLをかけ、一周期の正しい時
間を求めてから、1回あたりのサンプリングタイムを変
更するか、あるいは、自乗平均をするときのサンプリン
グ数を正しく補正することが多い。
【0048】しかし、商用電力系統に直接つながる機器
においては、常にリアルタイムで電圧値が必要なため
に、計算が簡略化され20サンプリングしたものとあら
かじめ見なして計算する場合が多い。この場合には、周
波数が高い場合には、自乗平均和が高くなり、周波数が
低い場合には、自乗平均和がやや低くなる。このこと
は、正しい電圧を求めて、一定の電圧管理を目的とする
静止形電圧調整装置においては、極めて不都合である。
【0049】つまり、設定された目標電圧から電圧が変
動したことを検出して、偏差を修正するように動作する
静止形電圧調整装置においては、周波数がずれた場合に
あたかも、電圧が変動したかのように不要動作してしま
うことにより不要なフリッカを発生しかねないという不
都合がある。
【0050】さらに、一般的に同装置には、電圧保護手
段として、過電圧の場合や不足電圧の場合には、商用電
力系統から強制的に装置を解列させる機能を付加するこ
とが通常である。また、そのほかにも、各相の電圧が著
しくアンバランスした場合にも、異常な電圧不平衡とし
て解列させる場合が多い。
【0051】図7の場合では、20サンプリングあたり
2サンプリングずれているので、おおまかに言って、2
/20=10%の割合で電圧を、誤って検出したものと
する。通常、商用電力系統に接続される機器としては、
10〜15%程度に、異常検出レベルを設定することが
多いので、図7の例では、周波数が高い場合には、過電
圧になったとして、事故処理する可能性が高い。
【0052】また、三相の場合には、各相のスタートの
タイミングは120度ずれているが、タイミングの取り
方次第では、18サンプリングになる相と22サンプリ
ングになる相がでてきた場合には、異常な電圧不平衡と
して解列させる可能性が高い。
【0053】つまり、前述のような電圧保護手段を持
ち、商用電力系統に接続される機器は、周波数が異常に
なると、電圧を誤検出し、電圧保護手段が誤動作してし
まう可能性があり、不都合であった。
【0054】本実施の形態は、上記のような不都合を解
消し、電圧保護手段により異常な電圧不平衡や最低最高
異常電圧等が発生した場合には静止形電圧調整装置を系
統から解列させるが、基本波周波数異常時には電圧保護
手段の動作を禁止し、基本波周波数が正常に戻った場合
(すなわち正常な場合)には、電圧保護手段の動作を可
能とした構成とした静止形電圧調整装置である。
【0055】以下、第2の実施の形態における動作につ
いて説明する。
【0056】計器用変圧器VT,ゼロクロス検出回路1
5,ゼロクロス間隔計時回路11,周波数比較回路12
および位相制御回路14の動作については、周波数比較
回路12の出力である周波数の異常信号が、周波数異常
優先回路20を経由して位相制御回路14へ入力される
他は、第1の実施の形態と同様であるので、その説明を
省略する。ここで、周波数異常優先回路20は、周波数
比較回路12から入力する周波数の異常信号をそのまま
位相制御回路14へ出力する。
【0057】次に、瞬時電圧計測回路16,実効値演算
回路17,最低・最高・不平衡率比較回路18および周
波数異常優先回路20について説明をする。
【0058】計器用変圧器VTより導かれた商用電力系
統電圧は、瞬時電圧計測回路16で各相の瞬時電圧が計
測される。瞬時電圧計測回路16により計測された商用
電力系統電圧の瞬時値は実効値演算回路17へ送られ
る。実効値演算回路17において、自乗平均和された商
用電力系統電圧は、最低・最高・不平衡率比較回路18
へ送られる。この比較回路18において異常値設定回路
19に格納されている電圧異常設定値と比較し、電圧の
異常の有無を判定する。異常がなければ、制御は元に戻
り、再び、瞬時電圧計測からループを繰り返す。異常が
あった場合には、電圧異常信号が周波数異常優先回路2
0に送られる。
【0059】なお、異常値設定回路19には、不足電圧
整定値および過電圧整定値および不平衡率許容最大値お
よび不平衡率許容最小値を格納しており、最低・最高・
不平衡率比較回路18は、計測した電圧(Vrms)が、
不足電圧整定値<Vrms<過電圧整定値の場合を正常と
し、それ以外の場合を異常とする。また、最低・最高・
不平衡率比較回路18は、各相の電圧を測定し、その電
圧から不平衡率を算出する。この不平衡率を算出方法は
公知であり、ここでは説明しない。その判定について
は、電圧の場合と同様、大小比較であり、算出した不平
衡率が不平衡率許容最大値および不平衡率許容最小値の
範囲内にあるか否かを判定する。
【0060】比較回路18からの電圧異常信号を受けた
周波数異常優先回路20は、周波数の異常信号が周波数
比較回路12より入力されていないことを確認してか
ら、主開閉器10の引きはずしコイル21を動作させ、
静止形電圧調整装置を商用電力系統より解列させる。周
波数の異常信号が周波数比較回路12より入力されてい
る場合には、主開閉器10の引きはずしコイル21を動
作させない。
【0061】すなわち、周波数が異常な場合には、比較
回路12より周波数異常信号が周波数異常優先回路20
に送られる。また、この周波数が異常な場合に前述のよ
うに、電圧保護手段である、瞬時電圧計測回路16と、
実効値演算回路17と、最低・最高・不平衡率比較回路
18とが、電圧を誤検出し、誤動作するとする。この結
果、比較回路18より、電圧異常信号が周波数異常優先
回路20に送られるが、周波数異常優先回路20は周波
数異常を優先するように構成されているので、静止形電
圧調整装置を商用電力系統より解列させることがない。
【0062】次に、周波数が異常から正常に戻った場合
の動作を説明する。電圧は異常であるとする。この場
合、周波数異常優先回路20は、周波数異常信号が比較
回路12より発令されていないので、主開閉器10の引
きはずしコイル21を動作させ、静止形電圧調整装置を
商用電力系統より解列させる。
【0063】本実施の形態によれば、電圧保護手段を持
ち、商用電力系統に接続される静止形電圧調整装置にお
いて、周波数が異常になると、電圧の誤検出により電圧
保護手段が誤動作してしまう不都合を解決し、商用電力
系統の周波数異常時に静止形電圧調整装置を商用電力系
統から誤って解列せず、運転を続ける事が可能になるた
め、周波数異常事故後の復旧が不要になり、継続運転が
可能となるので、高品質な電圧管理を実現できるという
効果が得られる。
【0064】なお、第2の実施の形態において、ゼロク
ロス間隔計時回路11と、周波数比較回路12と、異常
値設定回路13と、瞬時電圧計測回路16と、実効値演
算回路17と、最低・最高・不平衡率比較回路18と、
周波数異常優先回路20とは、物理的ハードウェアであ
るとは限らず、マイコンの制御ソフトウェアにより構成
されていても同等な動作をすることは明らかである。ま
た、ハードとソフトを組み合わせて実施しても良い。
【0065】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、簡易な構成により、電力系統の周波数異常時
に静止形電圧調整装置を電力系統から解列せず、運転を
続ける事により、周波数異常事故後の復旧を不要にし
て、継続運転を可能としたもので、高品質な電圧管理を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における静止形電圧
調整装置の構成を示す図
【図2】本発明の第2の実施の形態における静止形電圧
調整装置の構成を示す図
【図3】周波数が変化した場合のゼロクロス間隔を説明
する図
【図4】本発明の実施の形態における動作を説明するた
めのフローチャート
【図5】制御角の範囲を説明する図
【図6】周波数が変化した場合の制御角の変化を説明す
る図
【図7】周波数が変化した場合のサンプリング内容の変
化を説明する図
【図8】従来例の静止形電圧調整装置の構成図
【図9】別の従来例の静止形電圧調整装置の構成図
【符号の説明】
1 商用電力系統電源 2 商用電力系統の負荷 3 商用電力系統の母線 4 サイリスタ 5 トランス 6 コンデンサ 7 リアクトル 8 周波数継電器 9 電圧継電器 10 主開閉器 11 ゼロクロス間隔計時回路 12 周波数比較回路 13 異常値設定回路 14 位相制御回路 15 ゼロクロス検出回路 16 瞬時電圧計測回路 17 実効値演算回路 18 最低・最高・不平衡率比較回路 19 異常値設定回路 20 周波数異常優先回路 21 主開閉器の引きはずしコイル VT 計器用変圧器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統に接続され無効電力発生量を制
    御するサイリスタを有した無効電力制御手段と、 前記電力系統の基本波周波数の異常を検出する周波数異
    常検出手段と、 前記周波数異常検出手段により基本波周波数の異常が検
    出されたとき基本波周波数において無効電力発生量をほ
    ぼ0kvarまたは三相時の点孤角をほぼ30度とする
    前記サイリスタのゲート点弧パルスを発生し、基本波周
    波数の異常が検出される限り引き続き同位相でゲート点
    弧パルスを発生し続ける位相制御手段とを備えた静止形
    電圧調整装置。
  2. 【請求項2】 電力系統に接続された開閉器と、 前記開閉器を介して前記電力系統に接続され無効電力発
    生量を制御するサイリスタを有した無効電力制御手段
    と、 前記開閉器を介して前記電力系統に接続され前記電力系
    統の各相の瞬時電圧を計測する瞬時電圧計測手段と、 前記瞬時電圧計測手段で計測した各相の瞬時電圧を実効
    値電圧に演算する実効値演算手段と、 前記実効値演算手段で求めた各相の実効値電圧から前記
    電力系統の各相における異常な電圧不均衡および正常電
    圧範囲にない異常な電圧の発生を検出する電圧異常検出
    手段と、 前記電圧異常検出手段による異常な電圧不均衡および異
    常な電圧の発生の検出に応答して前記開閉器を開く開閉
    制御手段と、 前記電力系統の基本波周波数の異常を検出する周波数異
    常検出手段と、 前記周波数異常検出手段により基本波周波数の異常が検
    出されたとき基本波周波数において無効電力発生量をほ
    ぼ0kvarまたは三相時の点孤角をほぼ30度とする
    前記サイリスタのゲート点弧パルスを発生し、基本波周
    波数の異常が検出される限り引き続き同位相でゲート点
    弧パルスを発生し続ける位相制御手段と、 前記周波数異常検出手段により基本波周波数の異常が検
    出されていないときは前記開閉制御手段の前記電圧異常
    検出手段の検出に対する応答動作を可能とし、前記周波
    数異常検出手段により基本波周波数の異常が検出されて
    いるときには前記開閉制御手段の前記電圧異常検出手段
    の検出に対する応答動作を禁止する周波数異常優先手段
    とを備えた静止形電圧調整装置。
  3. 【請求項3】 周波数異常検出手段は、電力系統の基本
    波周波数のゼロクロスを検出するゼロクロス検出手段
    と、水晶振動子のクロックからの信号により前記基本波
    周波数のゼロクロスの間隔を計時するゼロクロス間隔計
    時手段と、前記ゼロクロス間隔計時手段で計時したゼロ
    クロスの間隔が正常な基本波周波数のゼロクロスの間隔
    ではないときに前記電力系統の基本波周波数が異常であ
    ると判定する判定手段とからなることを特徴とする請求
    項1または2記載の静止形電圧調整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105896563A (zh) * 2016-05-31 2016-08-24 廊坊英博电气有限公司 反并联晶闸管分相投切电容器的过零触发控制电路
CN112534702A (zh) * 2018-08-10 2021-03-19 松下知识产权经营株式会社 电力转换装置

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