JPS6258418B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6258418B2 JPS6258418B2 JP14506779A JP14506779A JPS6258418B2 JP S6258418 B2 JPS6258418 B2 JP S6258418B2 JP 14506779 A JP14506779 A JP 14506779A JP 14506779 A JP14506779 A JP 14506779A JP S6258418 B2 JPS6258418 B2 JP S6258418B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive belt
- metal
- slit
- block
- pulleys
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 31
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本願発明は、駆動ベルトを受け入れるためのV
型空間を有する一対のプーリ間においてトルクを
伝達するのに適当な台形的断面を有する駆動ベル
トであつて、主に無段変速装置等に用いられる駆
動ベルトに関するものである。
型空間を有する一対のプーリ間においてトルクを
伝達するのに適当な台形的断面を有する駆動ベル
トであつて、主に無段変速装置等に用いられる駆
動ベルトに関するものである。
[従来技術]
従来、この種のベルトは第1図に示すように両
端にスリツト50設けた断面台形の多数の金属ブ
ロツク40に2組の金属バンド90を嵌込んで構
成されていた。
端にスリツト50設けた断面台形の多数の金属ブ
ロツク40に2組の金属バンド90を嵌込んで構
成されていた。
しかし、この駆動ベルトは左右にバンドがある
ため左右の精度差により一方側に負荷が大きくか
かりやすい。このため、ブロツクの押圧力による
プーリへの摩擦力が左右不均一となり片寄つたへ
たりを生じたり効率が低下したりする欠点があつ
た。さらに組付時に無端金属バンドから金属ブロ
ツクがバラバラになつたりすることがあり、組付
が容易でなかつた。
ため左右の精度差により一方側に負荷が大きくか
かりやすい。このため、ブロツクの押圧力による
プーリへの摩擦力が左右不均一となり片寄つたへ
たりを生じたり効率が低下したりする欠点があつ
た。さらに組付時に無端金属バンドから金属ブロ
ツクがバラバラになつたりすることがあり、組付
が容易でなかつた。
[発明が解決しようとする問題点]
そこで本願発明は、叙上の欠点を改良し、片寄
つた摩耗やへたりを生じにくく、無端金属バンド
から金属ブロツクが離脱しにくく、組付が容易な
駆動ベルトの提供を目的とするものである。
つた摩耗やへたりを生じにくく、無端金属バンド
から金属ブロツクが離脱しにくく、組付が容易な
駆動ベルトの提供を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
本願発明の駆動ベルトは上記目的を達成するた
めに、駆動ベルトを受け入れるためのV形空間を
有する一対のプーリ間においてトルクを伝達する
台形的断面を有する駆動ベルトにおいて、両側の
プーリ接触面がプーリのV形空間に対応するよう
なテーパの付いた台形状の金属板の内部に横方向
のスリツトを設け、該スリツトの一側端に上部か
ら同側端に切欠きを設けてなる多数の金属ブロツ
クを、該スリツトに通した一本または複数本の無
端金属バンドで拘束連結したことを特徴とする。
めに、駆動ベルトを受け入れるためのV形空間を
有する一対のプーリ間においてトルクを伝達する
台形的断面を有する駆動ベルトにおいて、両側の
プーリ接触面がプーリのV形空間に対応するよう
なテーパの付いた台形状の金属板の内部に横方向
のスリツトを設け、該スリツトの一側端に上部か
ら同側端に切欠きを設けてなる多数の金属ブロツ
クを、該スリツトに通した一本または複数本の無
端金属バンドで拘束連結したことを特徴とする。
[作用および発明の効果]
以上の構成により本願発明は次の効果を奏す
る。
る。
(1) プーリ接触面を形成する金属ブロツク群が、
金属ブツク中央部で一組の無端金属バンドで拘
束されているので、一方側に負荷が大きくかか
るために起こる片寄つた摩耗やへたり及び効率
の低下を減少する効果がある。
金属ブツク中央部で一組の無端金属バンドで拘
束されているので、一方側に負荷が大きくかか
るために起こる片寄つた摩耗やへたり及び効率
の低下を減少する効果がある。
(2) 金属バンドの嵌め込み口であるブロツクの切
欠きと嵌め込み後の金属バンドの方向が交差し
ているので駆動ベルト組付後は金属バンドから
ブロツクがはずれにくくなるので組付性が向上
する。
欠きと嵌め込み後の金属バンドの方向が交差し
ているので駆動ベルト組付後は金属バンドから
ブロツクがはずれにくくなるので組付性が向上
する。
(3) ブロツクの切込を上部一側端に設けることに
より金属バンドの嵌め込みが容易になる。
より金属バンドの嵌め込みが容易になる。
[実施例]
次に本発明を第2図および第3図に示す一実施
例に基づいて説明する。3はプーリ1および2に
張設した本発明の駆動ベルトであり、中央部に水
平方向にスリツト5を設けかつ上部からスリツト
5に連続する切欠6を形成し、切欠端部10はス
リツト5の上部より上方に位置し、両側がテーパ
ーの付いたプーリ接触面7となつた台形的形状の
金属板で出来、スリツト5から下部は駆動ベルト
3の湾曲を容易にするためのテーパ8が付けられ
たブロツク4を、該スリツト5に無端金属バンド
9を複数枚(例えば10枚)重ねて嵌め込んで拘束
連結してなる駆動ベルトである。なお第3図b
は、駆動ベルト組付時のブロツク4に無端金属バ
ンド9を嵌め込む状態を表わしている。
例に基づいて説明する。3はプーリ1および2に
張設した本発明の駆動ベルトであり、中央部に水
平方向にスリツト5を設けかつ上部からスリツト
5に連続する切欠6を形成し、切欠端部10はス
リツト5の上部より上方に位置し、両側がテーパ
ーの付いたプーリ接触面7となつた台形的形状の
金属板で出来、スリツト5から下部は駆動ベルト
3の湾曲を容易にするためのテーパ8が付けられ
たブロツク4を、該スリツト5に無端金属バンド
9を複数枚(例えば10枚)重ねて嵌め込んで拘束
連結してなる駆動ベルトである。なお第3図b
は、駆動ベルト組付時のブロツク4に無端金属バ
ンド9を嵌め込む状態を表わしている。
本発明の駆動ベルトは、プーリ接触面を形成す
る金属ブロツク群が、金属ブロツク中央部で一組
の無端金属バンドで拘束されているので、第1図
の従来品のような左右の精度差により一方側に負
荷が大きくかかるために起る片寄つた摩耗やへた
りおよび効率の低下を減少する効果がある。さら
に金属バンドの嵌め込み口であるブロツクの切欠
と嵌め込み後の金属バンドの方向が交差している
ので駆動ベルト組付後は金属バンドからブロツク
がはずれにくくなるので、プーリ等への組付が容
易になる。さらにブロツクの切欠を上部一側端に
設けることにより金属バンドの嵌め込みが容易に
なる。
る金属ブロツク群が、金属ブロツク中央部で一組
の無端金属バンドで拘束されているので、第1図
の従来品のような左右の精度差により一方側に負
荷が大きくかかるために起る片寄つた摩耗やへた
りおよび効率の低下を減少する効果がある。さら
に金属バンドの嵌め込み口であるブロツクの切欠
と嵌め込み後の金属バンドの方向が交差している
ので駆動ベルト組付後は金属バンドからブロツク
がはずれにくくなるので、プーリ等への組付が容
易になる。さらにブロツクの切欠を上部一側端に
設けることにより金属バンドの嵌め込みが容易に
なる。
第1図は、従来の駆動ベルトの横断面図、第2
図は、本発明の駆動ベルトを2個のプーリに張設
したところを表わしている。第3図は、本発明の
駆動ベルトの横断面図、第3図aは、その一部縦
断面図、第3図bは、その組付時に無端金属バン
ドをブロツクに嵌め込む状態を表わした図であ
る。 図中、1,2……プーリ、3……駆動ベルト、
4,40……ブロツク、5,50……スリツト、
6……切欠、7……プーリ接触面、8……テーパ
ー、9,90……無端金属バンド。
図は、本発明の駆動ベルトを2個のプーリに張設
したところを表わしている。第3図は、本発明の
駆動ベルトの横断面図、第3図aは、その一部縦
断面図、第3図bは、その組付時に無端金属バン
ドをブロツクに嵌め込む状態を表わした図であ
る。 図中、1,2……プーリ、3……駆動ベルト、
4,40……ブロツク、5,50……スリツト、
6……切欠、7……プーリ接触面、8……テーパ
ー、9,90……無端金属バンド。
Claims (1)
- 1 駆動ベルトを受け入れるためのV形空間を有
する一対のプーリ間においてトルクを伝達する台
形的断面を有する駆動ベルトにおいて、両側のプ
ーリ接触面がプーリのV形空間に対応するような
テーパの付いた台形状の金属板の内部に横方向の
スリツトを設け、該スリツトの一側端に上部から
同側端に切欠きを設けてなる多数の金属ブロツク
を、該スリツトに通した一本または複数本の無端
金属バンドで拘束連結したことを特徴とする駆動
ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14506779A JPS5670148A (en) | 1979-11-08 | 1979-11-08 | Driving belt |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14506779A JPS5670148A (en) | 1979-11-08 | 1979-11-08 | Driving belt |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5670148A JPS5670148A (en) | 1981-06-11 |
JPS6258418B2 true JPS6258418B2 (ja) | 1987-12-05 |
Family
ID=15376606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14506779A Granted JPS5670148A (en) | 1979-11-08 | 1979-11-08 | Driving belt |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5670148A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58152956A (ja) * | 1982-03-08 | 1983-09-10 | Aisin Seiki Co Ltd | ベルト |
-
1979
- 1979-11-08 JP JP14506779A patent/JPS5670148A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5670148A (en) | 1981-06-11 |
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