JPS6258201B2 - - Google Patents

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JPS6258201B2
JPS6258201B2 JP54101570A JP10157079A JPS6258201B2 JP S6258201 B2 JPS6258201 B2 JP S6258201B2 JP 54101570 A JP54101570 A JP 54101570A JP 10157079 A JP10157079 A JP 10157079A JP S6258201 B2 JPS6258201 B2 JP S6258201B2
Authority
JP
Japan
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frequency
slip
value
inverter
current
Prior art date
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Expired
Application number
JP54101570A
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English (en)
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JPS5625303A (en
Inventor
Atsushi Kaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS5625303A publication Critical patent/JPS5625303A/ja
Publication of JPS6258201B2 publication Critical patent/JPS6258201B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気車の空転を検出しこれを抑制す
る空転抑制装置に関する。
可変電圧可変周波数インバータにより誘導電動
機を駆動し、電気車の速度制御を行う場合、上記
インバータ周波数をV、電動機の回転子周波数
R、滑り周波数をSとすると、次の式が成立
するように周波数制御される。
VRS ……(1) 式(1)において、インバータ周波数Vと滑り周波
Sはインバータ装置内で検出されるか、又は
設定されるものなので特に問題はないが、電動機
の回転子周波数は台車に装荷された電動機にタコ
ジエネレータ等を設けこのタコジエネレータによ
つて検出し制御系に帰還している。尚、式(1)にお
いて、滑り周波数Sは一定値に設定された値で
ある。今、電動機回転子の回転速度が増加し回転
子周波数がΔR増加したとすれば、式(1)が成立
するためには、滑り周波数が一定であるからイン
バータ周波数は V′=V+ΔRR+ΔRS ……(1)′ が成り立つようにVからV′に変化する。この
ような制御を行うに当り、駆動台車についている
全電動機から回転数を検出し、制御系に与えるの
が望ましい。これは車輪間に車輪径差が数%あ
り、この値が式(1)においてインバータ周波数V
に対する滑り周波数Sの割合に匹敵する値とな
る場合もあるため、できるだけ多数の車輪の回転
数からその平均を見て、バラツキの小ない状態で
制御すべきだからである。従来は8台の電動機、
あるいは16台の電動機を一台の制御装置で一括し
て制御しているため、8台又は16台の電動機の回
転数を検出しなければならず、タコジエネレータ
の数や配線の量などをみると、非常に大がかりな
ことになる。このため、車輪間の車輪径差が極力
少なくなるように管理し、タコジエネレータの数
を少なくなるようにするのが望ましい。
しかるに、例えば8台の電動機が設けられてい
る場合に、8台の電動機の回転数を検出する場合
と、4台の電動機の回転数を検出する場合とを比
較すると次のようになる。
(イ) 8台の電動機のうち1台だけ偏差が大きい時 RPM1=(RPM(平均)×7+RPM(偏差
大))/8 (ロ) 4台の電動機のうち1台だけ偏差が大きい時 RPM2=(RPM(平均)×3+RPM(偏差
大))/4 上記(イ)、(ロ)において、RPM(平均)及びRPM
(偏差大)の値が共に等しいければ、RPM1
RPM2となる。即ち、4軸検出の方が空転等の発
生でアンバランスが生じたときにその影響が大き
いことになる。また、このようにサンプリングの
少ない方式で制御を行なうにしても、回転数を検
知していない車輪が空転した時は、回転界磁(イ
ンバータ)周波数は影響を受けず回転子周波数が
上記回転界磁周波数に近くなつてトルクが減衰し
自動的に再粘着することになる。さらに、検出し
ている車輪が空転した時は、空転量をΔRとす
ると、4軸検出ではΔR/4、8軸検出ではΔ
R/8の量が式(1)に帰還され、従つて、式(1)′の
インバータ周波数V′の値は比較的大となり、最
悪の場合空転は抑制されず、逆に加速発散してし
まう場合もある。仮に加速発散しなくとも、イン
バータ周波数V′の変化量だけ他の正常な電動機
に対してトルク量を一時的に増加させることによ
つて空転を連続的に招来する恐れがある。
本発明は上記のような不具合を回避するために
なされたもので、空転検出が容易に行い得るとと
もに、その抑制制御を確実に行うことができる空
転抑制装置を提供するもので、1台の電動機シス
テムから複数台の電動機システムに適用可能に構
成するものである。
本発明に係る電気車の空転抑制装置は、滑り周
波数の設定値に基づき生成されたインバータ発振
周波数信号で駆動される可変電圧可変周波数イン
バータにより1または複数の誘導電動機の滑り値
を一定にして速度制御する制御系を備えたものに
おいて、1または複数の誘導電動機の相電流をそ
れぞれ検出する電流検知器、その各検出電流値と
所定の基準値とを比較して検出電流値が基準値よ
り小さい時にそれぞれ空転検出信号を出力する空
転検出手段を有し、該空転検出手段の出力により
滑り周波数の設定値を減少させる帰環制御系を設
けたものである。
本発明においては、誘導電動機の相電流が基準
値より小さい時に空転検出信号を出力する空転検
出手段の出力により滑り周波数の設定値を減少さ
せることにより、可変電圧可変周波数インバータ
の発振周波数を減少させる。
以下、本発明の一実施例を第1、2図に基いて
説明する。第1図において、1は滑り周波数を設
定するバイアス、2は演算素子3とともに積分器
を成すコンデンサ、4は積分器出力に応じた発振
周波数を発する発振器で、この発振器4の出力周
波数で可変電圧可変周波数インバータ主回路5は
駆動され、さらにこのインバータ主回路5に並列
接続されている電気車の誘導電動機6,7,8,
9は上記インバータ主回路5により滑りが一定に
制御される。10〜13は電動機6〜9の相電流
を検出する変流器であり、これら変流器6〜9で
検出される各電動機10〜13の相電流値は電流
比較用基準パタン発生器14から出力される所定
の基準値と比較器15〜18により比較される。
さらに、比較器15〜18は変流器10〜13に
より検出される相電流が上記基準値より小となつ
た時に誘導電動機が空転していることを検知し、
その出力を積分器に発して滑り値を減少させるこ
とにより空転を抑制させる。19〜22は比較器
15〜18の出力を相互に絶縁するためのダイオ
ード、23〜26は比較器15〜18の出力を積
分器に与えるための制限抵抗であり、27,28
〜31、32〜35、36は各制限抵抗である。
また、37〜40は各電動機6〜9の回転数を検
出するためのタコジエネレータであり、41はタ
コジエネレータ37〜40の出力を平均化する回
転数平均回路である。
第1図の構成において、例えば、誘導電動機6
が空転したとすると、その電流は第2図に示され
る電流カーブによつて減衰する。即ちトルク・電
流―滑り特性を示す第2図中イの点からロの点に
滑り率が変わつたとする。イの点の滑り率を今4
%とすると、ロの点は2%程度である。これを実
際の周波数に換算すると定格点で80Hzとすれば
3.2Hzの滑り量が1.6Hzに変動するにすぎない。一
方、電流はI1に対してI2は30%近くの減衰を示
す。即ち、空転を検出する場合、滑り量で比較す
るのに比べ、電流量は大幅な変化率を示し、比較
演算を行うのに非常に有利になる。本発明は上記
特性を利用したもので、変流器10〜13により
電動機6〜9の相電流を検出し、検出電流値を比
較器15〜18により電流比較用基準パタン発生
器14から発せられている基準値と比較すること
によつて上記検出電流値が所定の基準値より小さ
くなつた時に空転検出信号を出力させる。そして
比較器15〜18の出力を制御系に帰還させる。
即ち、比較器15〜18の出力により滑り周波数
設定バイアス1から出力される滑り周波数の設定
値を減少させてこれによりインバータ主回路5の
発振周波数を減少させる。その結果、電動機の回
転子周波数と回転界磁周波数との差が小さくなり
なお、上記実施例は電動機が4台の場合について
述べたが、1台のシステムの場合についても適用
可能なのは勿論である。
以上のように本発明の電気車の空転抑制装置に
よれば、誘導電動機の相電流を電流検知器により
検出し、その検出電流値と所定の基準値とを比較
器により比較して上記検出電流値が基準値より小
さい時に空転検出信号を出力させているので、滑
り量で比較するに比べて空転検出が容易に行い得
るとともに、その検出出力によりインバータの発
振周波数を減じて滑り値を減少させているので、
電動機の回転数を検出して制御する方式において
生ずる恐れがあつた加速発散あるいは空転の連続
的な招来を生じることがなく空転を確実に抑制す
ることができる。また、本発明の空転再粘着制御
は1または複数台の電動機システムに適用可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による電気車の空転
抑制装置を示す構成図、第2図は誘導電動機のト
ルク・電流―滑り特性曲線図である。 1…設定バイアス、2…コンデンサ、3…演算
素子、4…発振器、5…可変電圧可変周波数イン
バータ主回路、6〜9…誘導電動機、10〜13
…変流器、14…電流比較用基準パタン発生器、
15〜18…比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 滑り周波数の設定値に基づき生成されたイン
    バータ発振周波数信号で駆動される可変電圧可変
    周波数インバータにより1または複数の誘導電動
    機の滑り値を一定にして速度制御する制御系を備
    えた電気車の制御装置において、上記1または複
    数の誘導電動機の相電流をそれぞれ検出する電流
    検知器、その各検出電流値と所定の基準値とを比
    較して上記検出電流値が基準値より小さい時にそ
    れぞれ空転検出信号を出力する空転検出手段を有
    し、該空転検出手段の出力により上記滑り周波数
    の設定値を減少させる帰環制御系を設け、該帰環
    制御系により上記可変電圧可変周波数インバータ
    の発振周波数を減少させて上記1または複数の誘
    導電動機の空転を抑制させることを特徴とする電
    気車の空転制御装置。
JP10157079A 1979-08-06 1979-08-06 Racing suppressor for electric vehicle Granted JPS5625303A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10157079A JPS5625303A (en) 1979-08-06 1979-08-06 Racing suppressor for electric vehicle

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JP10157079A JPS5625303A (en) 1979-08-06 1979-08-06 Racing suppressor for electric vehicle

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Publication Number Publication Date
JPS5625303A JPS5625303A (en) 1981-03-11
JPS6258201B2 true JPS6258201B2 (ja) 1987-12-04

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ID=14304055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10157079A Granted JPS5625303A (en) 1979-08-06 1979-08-06 Racing suppressor for electric vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041187U (ja) * 1983-08-31 1985-03-23 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 豆乳分離装置
JPS60180490A (ja) * 1984-02-24 1985-09-14 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 複数台モ−タの可変速運転装置
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JPS5625303A (en) 1981-03-11

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