JPS6258075B2 - - Google Patents

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JPS6258075B2
JPS6258075B2 JP57099002A JP9900282A JPS6258075B2 JP S6258075 B2 JPS6258075 B2 JP S6258075B2 JP 57099002 A JP57099002 A JP 57099002A JP 9900282 A JP9900282 A JP 9900282A JP S6258075 B2 JPS6258075 B2 JP S6258075B2
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JP57099002A
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Satoshi Konishi
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/502,338 priority patent/US4592028A/en
Priority to DE8383105660T priority patent/DE3381858D1/de
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Publication of JPS58215787A publication Critical patent/JPS58215787A/ja
Publication of JPS6258075B2 publication Critical patent/JPS6258075B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/18Address timing or clocking circuits; Address control signal generation or management, e.g. for row address strobe [RAS] or column address strobe [CAS] signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、記憶装置の構成に関するものであ
る。
〔発明の技術的背景〕
記憶装置、特にスタテイツク方式のランダムア
クセスメモリ(スタテイツクRAM)装置におい
ては、通常第1図のようなデータ信号の流れを有
している。
すなわち、データ読出しの場合には、チツプコ
ントロール回路1から出力されアドレスバツフア
回路2へ入力されるチツプ選択の内部信号はアド
レスバツフア回路2を活性化し、アドレス入力信
号Ai(i=0,1,2,……,Nとする)はこ
のアドレスバツフア回路2により互いに逆論理の
アドレス信号出力A〓とA〓となり、そのいずれ
かが(以下これらをまとめてA〓で表わす)デコ
ーダ回路3に入力される。アドレス入力信号Ai
の変化は、アドレストランジシヨンデイテクタ回
路(以下ATDCという)4によつて検出され、そ
の出力φAは記憶装置の内部制御信号となり、プ
リチヤージ信号発生回路5を通つて記憶セルの読
出し準備を行うビツト線プリチヤージ信号φP
してセルアレイ6に隣接して設けられたプリチヤ
ージ回路5′に入力され、またセンス情報を読出
すビツト線センス制御信号φSとしてセンス回路
7に入力され、さらにタイミング発生回路8を経
て出力バツフア回路制御信号φOとして出力バツ
フア回路9に入力されている。一方、デコーダ回
路3からはデコーダ出力Sjが出力されて記憶セル
の選択信号としてセルアレイ6に入力され、その
選択信号によりセルアレイ中のデータは読出さ
れ、センス回路7で増幅され、出力バツフア回路
9で読出しタイミングの調整をされてデータ出力
信号DOUTとして出力される。
なお、データ書込みの場合には、上述の動作の
他に、チツプコントロール回路1に入力された書
込み/読出し選択信号W/Rがデータ入力バツフ
ア回路10を活性化し、それによつてデータ入力
信号DINはデータ入力バツフア回路10に受け付
けられ、選択セル中にDINに対応する情報が記憶
される。
第2図は、第1図に示した記憶装置におけるア
ドレスバツフア回路2、デコーダ回路3、ATDC
4の構成の一例を示した回路図である。
第2図aに示したアドレスバツフア回路2はア
ドレス入力信号Ai及びチツプ選択の内部信号
を入力とするノア(NOR)ゲートNOR1及びイン
バータINV1が直列に接続され、これらの出力点
であるノードa1から2個のインバータINV2及び
INV3よりなるインバータ列と3個のインバータ
INV4ないしINV6よりなるインバータ列とから成
つている。
アドレスバツフア回路2の互いに逆論理となつ
ている出力A〓及びA〓はデコーダ回路3に入力
されるが、デコーダ回路としては第2図bに示す
ようなナンド(NAND)ゲートとインバータの組
合せで構成され入力信号のすべてが高(H)レベルの
とき活性化するタイプあるいは第2図cに示すよ
うなNORゲートで構成され入力信号のすべてが
低(L)レベルのとき活性化するタイプがある。
また、ATDC4はノードa1の出力とこのノード
から1つのインバータINV4を介したノードa2
ら3つの直列インバータINV7ないしINV9を経た
出力をそれぞれ入力とするNORゲートNOR2、ノ
ードa1から3つの直列インバータINV10ないし
INV12を経た出力とノードa2の出力をそれぞれ入
力とするNORゲートNOR3、並びにNOR2および
NOR3の出力をそれぞれ入力とするNORゲート
NOR4によつて構成されており、このNOR4ゲー
ト出力φAがATDC出力となつている。
第3図はATDC動作時の各ノードの波形変化を
示したタイムチヤートである。このとき、チツプ
は選択状態になつており入力はLレベルとな
つているので、NOR1ゲートはアドレス入力信号
Aiに対してインバータとして機能する。時刻t1
アドレス入力Aiの信号VAiがLレベルからHレベ
ルに立上つたとすれば、ノードa1の信号Va1はt1
よりわずかに遅れた時刻t1′でLレベルからHレ
ベルに立上り、ノードa2の信号Va2はHレベルか
らLレベルに立下る。信号Va1の立上りはインバ
ータ列INV10〜INV12により遅延されてノードa4
信号Va4の立下りとして現われ、信号Va2の立下
りはインバータ列INV7〜INV9により遅延されて
ノードa3の信号Va3の立上りとして現われる。し
たがつて信号Va1とVa3を入力とするNORゲート
NOR2の出力ノードa5における信号Va5は信号Va1
が立上るとともに立下り、信号Va2とVa4を入力
とするNORゲートNOR3の出力ノードa6における
信号Va6はVa4が立下るとともに立上る。この結
果、信号Va5とVa6を入力とするNORゲートNOR4
の出力φAは一定時間幅を持つパルスとなり、結
局ATDC出力φAはアドレス変化を検出する信号
となる。この出力φAはビツト線プリチヤージ信
号φP、ビツト線センス制御信号φS、出力バツフ
ア回路制御信号φOなどの原信号として用いられ
る。
第4図はアドレス信号VAi、デコーダ出力Sj、
ATDC出力φA、ビツト線プリチヤージ信号φP
ビツト線センス制御信号φS、出力バツフア回路
制御信号φOおよびデータ出力信号DOUTの関係を
示したタイムチヤートである。これによれば、ア
ドレスが変化してVAiが変化するのとほぼ同時に
ATDC出力φAは一定幅のパルスとなり、これか
らビツト線プリチヤージ信号φP、ビツト線セン
ス制御信号φS、出力バツフア回路制御信号φO
発生し、それぞれビツト線の読出し準備、読出し
データの増幅、出力データのタイミング調整の作
用を行う。一方、デコーダ出力Sj(j=1,2…
…2N+1とする)は新しいメモリセルを選択する
ものであるから、誤動作を避けるためにはビツト
線プリチヤージ信号φPによりビツト線がプリチ
ヤージされはじめてからしばらく後に出力される
必要があり、SjとφSおよびφOの関係も一定の時
間関係を満足している必要がある。
また、記憶装置におけるアドレス選択上の誤動
作を避けるためには、アドレスバツフア回路2の
出力を受けたデコーダ3により複数のワード線あ
るいはビツト線が選択されいわゆるマルチアクセ
スを避けなければならない。マルチアクセスの一
般的な原因としてアドレスバツフア回路2の出力
A〓およびA〓の電圧がある期間共にHレベルと
Lレベルの中間のレベルになり、これがデコーダ
回路3により同一論理レベルとして認識され、複
数のデコーダが同時に活性化されることがあげら
れる。このような状態は、アドレスの変化が遅い
ときに起りやすい。
マルチアクセスを避けるため、従来は、アドレ
スバツフア回路2の2つの出力A〓及びA〓が同
時にデコーダ回路3を活性化するような中間レベ
ルとなることがないように、アドレスバツフア回
路2を構成するインバータINV2ないしINV6の駆
動トランジスタ及び負荷トランジスタのコンダク
タンスを設定している。この結果、アドレス入力
信号VAiの変化に対してアドレスバツフア回路2
の出力VA〓およびVA〓は第5図のようになる。
すなわちVAiがLレベル(VSS)からHレベル
(VDD)へ変化するに伴い、第2図bに示すHレ
ベル信号が活性入力信号であるデコーダに対して
は第5図aに示すようにVA〓がL→L→H、
VA〓がH→L→Lと変化し、第2図cに示すL
レベル信号が活性入力信号であるデコーダに対し
ては第5図bに示すようにVA〓がL→H→H、
VA〓がH→H→Lと変化するようにしている。
〔背景技術の問題点〕
ところが、このような対策をとつてもなお記憶
装置において誤動作を生じる可能性がある。
例えば、第2図aに示したアドレスバツフア回
路2及びATDC4が相補形MOSトランジスタで
構成され、アドレス入力Aiの電圧VAiが第6図の
タイムチヤートに示すように時刻t3からt4にかけ
てLレベル(VSS)からHレベル(VDD)に非常
にゆつくり変化したとする。ノードa1の電位レベ
ルはNORゲートNOR1およびインバータINV1を通
過することによりVAiの変化よりは早く時刻t3′か
らt4′にかけてLレベルからHレベルに変化し、
ノードa2の電位レベルはさらに早く時刻t3″から
t4″にかけてHレベルからLレベルに変化する。
このときマルチアクセスを避けるためには、デコ
ーダが第2図bに示すようなHレベル信号が活性
入力信号であるとした場合には、VA〓とVA〓
関係は第5図aのようになつていなければならな
い。そこで、このようなVA〓とVA〓との電圧関
係を満たすためには、インバータINV2ないし
INV6の駆動トランジスタと負荷トランジスタの
サイズを変えて各トランジスタのコンダクタンス
を変化させることにより、VA〓はVa2の中心電
圧より高い電圧で、すなわち時刻t3″とt4″の中間
時刻t5よりも早いt6でHレベルからLレベルに反
転し、VA〓はVa1の中心電圧より高い電圧で、
すなわち時刻t5より遅いt7でLレベルからHレベ
ルに反転するように設定する必要がある。
一方、ATDC4は、ノードa1及びノードa2の論
理レベルの立上り及び立下りのどちらの変化にも
同じように反応しなければならないため、インバ
ータINV7及びINV12はVa1及びVa2がそれぞれ中間
電圧となる時刻t5に反転動作をするように設定さ
れている。
この結果、ノードa3のレベルは時刻t5よりもイ
ンバータ列INV7ないしINV9により発生する遅延
時間△tだけ遅く反転し、ノードa4のレベルは時
刻t5よりもインバータ列INV10ないしINV12により
発生する遅延時間△t′だけ遅く反転する。そし
て、ノードa5のレベルは、ノードa1とノードa3
NOR2によるNORゲート出力として時刻t5でHレ
ベルからLレベルに反転し、ノードa6のレベルは
ノードa2とノードa4のレベルのNOR3によるNOR
出力として時刻t5より△t′だけ遅い時刻にLレベ
ルからHレベルに反転し、最終的にATDC出力φ
Aはノードa5とノードa6のレベルのNOR4による
NORゲート出力として時刻t5でLレベルからHレ
ベルに反転し、△t′後に再びLレベルに反転する
ようなパルスが得られる。
一方、アドレスバツフア回路2の出力A〓及び
A〓によりデコーダ出力Sjが活性化するのは時刻
t7になつてからであるから、第7図に示すように
このときには既にATDC出力φAはLレベルに戻
つており、φAから発生したビツト線プリチヤー
ジ信号φP、ビツト線センス制御信号φS、出力バ
ツフア回路制御信号φOの一連の内部制御信号は
動作途中の状態にあるかもしくは動作を終了して
しまつている。この結果、目的とするアドレスよ
りも前のアドレスの記憶セル内容が有効データと
して読出されたり、逆に新たに選ばれた記憶セル
内に以前のビツト線データが書込まれたりする誤
動作を生じる。
以上述べたように、マルチアクセスを避けるた
めにアドレスバツフア回路内のインバータの反転
レベルを変更することは、アドレス入力信号の変
化が緩慢なときにはATDC出力φA及びこれから
発生する記憶装置の内部制御信号よりも記憶セル
選択信号がはるかに遅く出力され、これらに要求
される相対的時間関係がくずれて誤動作を生じる
という問題がある。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、アドレス入力信号の変化が緩
慢であつても、読出し時に誤動作のない記憶装置
を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、デコーダ入力であるアドレスバツフ
ア回路の互いに逆論理の2つの出力信号をATDC
の入力とすることにより、ATDCの出力パルスφ
Aの持続期間がデコーダの選択期間より早く終ら
ならないようにするものである。
〔発明の実施例〕
以下、第8図ないし第13図に従つて本発明の
いくつかの実施例につき説明する。
第8図は、本発明の一実施例を示した回路図で
あつて、この回路構成において、第2図に示した
従来例と異なるのはATDCの入力をアドレスバツ
フア回路内のノードa1及びノードa2から取り出す
のではなく、アドレスバツフア回路出力A〓及び
A〓が現われるインバータINV3及びINV6の出力
ノードから取り出している点である。
この回路の動作は第9図及び第10図のタイム
チヤートに示されている。第9図は入力アドレス
信号Aiの変化が速い場合であつて、入力アドレ
ス信号Aiの変化はノードa1におけるレベルVa1
変化となり、これがインバータINV2〜INV6によ
り互いに逆論理のアドレスバツフア回路出力A〓
及びA〓になる。この2つの出力はATDCの入力
信号となつているため、VAiが立上つた場合に
は、VA〓が立上つたことによるノードa5のレベ
ルVa5の立下り、及びインバータ列INV10〜INV12
による一定の遅延時間後に現われるノードa4のレ
ベルVa4の立下りとそれにより起こるノードa6
レベルVa6の立上りにより、ノードa5とノードa6
が共にLレベルにある間だけATDC出力φAがH
レベルとなる。同様に、VAiが立下つた場合には
VA〓が立上つたことにより生ずるノードa6のレ
ベルVa6の立下り及びノードa5のレベルVa5の一
定遅延時間後の立上りによりノードa5とノードa6
が共にLレベルにある間だけATDC出力φAはH
レベルとなる。
第10図はアドレス入力信号Aiの変化が緩慢
な場合であつて、第9図の場合とは異なりノード
a1でのレベルVa1の変化は緩慢となる。このと
き、インバータINV2ないしINV6はデコーダでの
マルチアクセスを避けるためにアドレスバツフア
回路出力VA〓が先に立下りその後VA〓が立上る
ように各インバータの動作は設定されている。
VA〓の立下りはノードa3のレベルVa3の立上り及
びノードa5のレベルVa5の立下りを生じ、VA〓
立上りはノードa4のレベルVa4の立下り及びノー
ドa6のレベルVa6の立上りを生ずる。そして、
NORゲートNOR4によりノードa5とノードa6が共
にLレベルにある間だけATDC出力φAがHレベ
ルとなる。同様に、アドレス入力信号Aiがゆつ
くりと下降した場合には、VA〓が立下つたこと
により生ずるノードa6のレベルVa6の立下り及び
VA〓が立上つたことにより生ずるノードa5のレ
ベルVa5の立上りにより、ノードa6とノードa5
共にLレベルにある間だけATDC出力φAはHレ
ベルとなる。したがつて、ATDC出力φAはアド
レス変化に応じて一定時間幅のパルスとなり、し
かもそのパルスは、デコーダ入力となるアドレス
バツフア回路の2つの出力A〓及びA〓のいずれ
か一方がデコーダを活性化するHレベルになつた
後まで必ず持続される。
第11図は第8図におけるATDCの構成中
NORゲートNOR2及びNOR3をそれぞれNANDゲ
ートNAND1及びNAND2に換え、NORゲート
NOR4をNANDゲートNAND3及びインバータ
INV13に代えた回路構成を有し、動作は第8図に
おけるNOR動作をNAND動作に論理変更したも
のである。
第12図は、これまでのインバータによる遅延
の代りに相補形MOS(C−MOS)インバータ
CINV10及びCINV11により構成されるフリツプフ
ロツプ回路に蓄積された過去のアドレス信号情報
を用いて出力を発生するATDCに本発明を応用し
たものであり、回路全体はC−MOS構成とした
ものである。
この回路の動作は第13図のタイムチヤートに
示されており、アドレス入力信号VAiが立上りア
ドレスバツフア回路出力VA〓がLレベルからH
レベルへと立上るとNチヤネルMOSトランジス
タQN1及びQN2が共に導通状態となるから、ノー
ドa4のレベルVa4はPチヤネルMOSトランジスタ
P1が常時導通状態であるためある程度の時間は
かかりかつ完全には接地電位とはならないものの
接地電位近くまで下降し、インバータCINV8によ
りATDC出力φAはHレベルとなる。ところで、
このφA出力はATDCの入力転送用Nチヤネル
MOSトランジスタQNのゲートに入力され、また
インバータCINV9により反転されたノードa5にお
ける信号Va5が同じくATDCの入力転送用Pチヤ
ネルMOSトランジスタQPのゲートに加えられる
から、並列接続されたQN及びQPはATDC出力φ
AがHレベルとなつている間だけ共に導通状態と
なる。この結果、アドレスバツフア回路出力A〓
の電位情報がC−MOSインバータCINV10
CINV11により構成されたフリツプフロツプ回路
を反転させ、ノードa2のレベルVa2は低下しNチ
ヤネルMOSトランジスタQN2は遮断状態となる
ため、ノードa4のレベルVa4は負荷トランジスタ
P1により再び引き上げられ、φAはLレベルと
なりQNとQPにより構成された転送ゲートは遮断
状態となる。このとき、C−MOSインバータ
CINV10とCINV11により構成されたフリツプフロ
ツプ回路には、Ai信号が変化した後の電位情報
が記憶されることになる。同様に、アドレス入力
信号VAiが立下つた場合には、アドレスバツフア
回路出力VA〓が立上つてQN3が導通状態となる
ことと、これによりフリツプフロツプ回路の内容
が変化することに伴うノードa3のレベルVa3の立
下りによつてQN4が遮断状態になるという一連の
動作によりATDC出力φAが出力される。
なお、第11図ないし第12図に示した実施例
におけるATDCではφAの出力段にはインバータ
INV13あるいはCINV8が用いられているが、チツ
プが選択されないときには出力パルスφAを絶対
に出さないように一方入力と出力は上記インバー
タと同じ接続で他方入力に信号が接続された
2入力NORゲートを用いてもよい。これによ
り、チツプが非選択状態のときに電源ノイズなど
によりATDCが動作してそれによつて内部回路が
動作しメモリセル内の記憶情報が破壊されるとい
う誤動作を避けることができる。
以上の実施例におけるATDCにはいくつかの論
理ゲートが使用されているが、本発明はこれらに
限定されるものではなく互いに逆論理のアドレス
バツフア回路出力を利用して一定間隔のパルスを
出力できるものであれば他の回路形式のものでも
よい。
また、本発明はMOSトランジスタを使用した
ATDCを用いて構成した場合、インバータや論理
ゲートは駆動トランジスタとしてエンハンスメン
ト形MOSトランジスタを用い、負荷用MOSトラ
ンジスタとして駆動用MOSトランジスタと同一
の導電型のデプレツシヨン形MOSトランジスタ
を用いるいわゆるE/D形回路構成に限られるも
のではなく、駆動用MOSトランジスタと負荷用
MOSトランジスタとが互いに逆導電型である2
種類のエンハンスメント形MOSトランジスタを
用いるいわゆるC−MOS(相補形MOS)回路構
成とすることもできる。さらにMOSトランジス
タだけでなく接合型電界効果トランジスタを使用
することもできる。
〔発明の効果〕
ATDCの入力信号としてアドレスバツフア回路
の出力信号を用いる本発明にかかる記憶装置を用
いれば、アドレスバツフア回路の両出力信号が
ATDCの出力信号を発生させることになるので、
アドレス入力信号の変化が緩慢であつてもATDC
出力がデコーダ入力となるアドレスバツフア回路
出力よりも早く出力し終えてしまうことはなく、
デコーダによる記憶セルの選択信号とATDC出力
による内部制御信号との相対的な時間関係が保た
れることにより誤動作のない読出しを行うことが
できるという顕著な効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的なスタテイツク形記憶装置内の
動作の流れを示す装置構成図、第2図は従来のア
ドレスバツフア回路、ATDC、デコーダ回路の構
成及び接続を示す回路図、第3図は従来のATDC
の動作を示すタイムチヤート、第4図は正常な読
出しが行われる場合のスタテイツク形記憶装置内
の内部制御信号の関係を示すタイムチヤート、第
5図はマルチアクセスを避けるためのアドレスバ
ツフア回路の動作を示す入出力特性図、第6図は
アドレス入力が緩慢に変化した場合のATDCの動
作を示すタイムチヤート、第7図はアドレス入力
信号が緩慢に変化した場合のスタテイツク形記憶
装置内の内部制御信号の関係を示すタイムチヤー
ト、第8図は本発明の一実施例であるアドレスバ
ツフア回路及びインバータ列とNORゲートで構
成したATDC示す回路図、第9図はアドレス入力
信号の変化が速い場合の第8図の回路の動作を示
すタイムチヤート、第10図はアドレス入力信号
の変化が緩慢である場合の第8図の回路の動作を
示すタイムチヤート、第11図はインバータ列と
NANDゲートで構成したATDCに本発明を適用し
た実施例を示す回路図、第12図はインバータに
よる遅延の代りにフリツプフロツプ回路を使用し
たATDCに本発明を適用した実施例を示す回路
図、第13図は第12図の回路の動作を示すタイ
ムチヤートである。 1……チツプコントロール回路、2……アドレ
スバツフア回路、3……デコーダ回路、4……ア
ドレストランジシヨンデイテクタ回路、5……プ
リチヤージ信号発生回路、5′……プリチヤージ
回路、6……セルアレイ、Ai……アドレス入力
信号、A〓デコーダ入力、Sj……デコーダ出力、
φA……アドレストランジシヨンデイテクタ回路
出力、φP……ビツト線プリチヤージ信号、φS
…ビツト線センス制御信号、φO……出力バツフ
ア回路制御信号、CE……チツプ選択信号、CE
…チツプ選択の内部信号、W/R……書込み/読
出し選択信号、……書込み/読出し選択の
内部信号、OE……出力エネーブル信号、NOR1
〜NOR4……NORゲート、NAND1〜NAND4……
NANDゲート、INV1〜INV29……インバータ、
QE1〜QE8……エンハンスメント形MOSトランジ
スタ、QD……デプレツシヨン形MOSトランジス
タ、QN,QN1〜QN4……NチヤネルMOSトラン
ジスタ、QP,QP1……PチヤネルMOSトランジ
スタ、CINV1〜CINV11……相補形MOSインバー
タ、CNOR1……相補形NORゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記憶セルを選択するデコーダ回路の入力信号
    となる、前記記憶セルを指定する互いに逆論理の
    第1および第2の信号をそれぞれ出力する複数段
    およびこれと1段段数の異なるインバータ列を備
    えたアドレスバツフア回路と、 前記第1の信号および前記第2の信号を第1の
    遅延回路を介して得られた信号を入力とする第1
    の論理ゲートと、前記第1の信号を第2の遅延回
    路を介して得られた信号を入力とする第2の論理
    ゲートと、前記第1および第2の論理ゲートの出
    力を入力する第3の論理ゲートを備えて前記第1
    および第2の信号の変化から微少時間持続するパ
    ルス状出力を発生するアドレストランジシヨンデ
    イテクタ回路とを備えたことを特徴とする記憶装
    置。 2 第1、第2および第3の論理ゲートがそれぞ
    れ論理和回路である特許請求の範囲第1項記載の
    記憶装置。 3 第1、第2および第3の論理ゲートがそれぞ
    れ論理積回路である特許請求の範囲第1項記載の
    記憶装置。 4 遅延回路が奇数段のインバータである特許請
    求の範囲第1項記載の記憶装置。 5 記憶セルを選択するデコーダ回路の入力信号
    となる、前記記憶セルを指定する互いに逆論理の
    第1および第2の信号をそれぞれ出力する複数段
    およびこれと1段段数の異なるインバータ列を備
    えたアドレスバツフア回路と、 前記第1の信号状態を保持するフリツプフロツ
    プ回路と、このフリツプフロツプ回路の出力信号
    及び前記第1の信号をそれぞれ入力する第1の論
    理積回路と、前記第2の信号および前記フリツプ
    フロツプ回路の出力を反転させた信号をそれぞれ
    入力する第2の論理積回路と、前記第1の論理積
    回路と第2の論理積回路の出力を入力する論理和
    回路とを備え、前記第1および第2の信号の変化
    から微少時間持続するパルス状出力を発生するア
    ドレストランジシヨンデイテクタ回路とを備えた
    ことを特徴とする記憶装置。
JP57099002A 1982-06-09 1982-06-09 記憶装置 Granted JPS58215787A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57099002A JPS58215787A (ja) 1982-06-09 1982-06-09 記憶装置
US06/502,338 US4592028A (en) 1982-06-09 1983-06-08 Memory device
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