JPS6257922A - ピツチ長繊維の製造方法 - Google Patents

ピツチ長繊維の製造方法

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Publication number
JPS6257922A
JPS6257922A JP19548885A JP19548885A JPS6257922A JP S6257922 A JPS6257922 A JP S6257922A JP 19548885 A JP19548885 A JP 19548885A JP 19548885 A JP19548885 A JP 19548885A JP S6257922 A JPS6257922 A JP S6257922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
sucker
air sucker
narrowest part
flow velocity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19548885A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Hanatani
誠二 花谷
Susumu Nakai
進 中井
Mamoru Kamishita
神下 護
Shinzo Ishikawa
石川 晋三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Boseki Co Ltd, Kawasaki Steel Corp filed Critical Nitto Boseki Co Ltd
Priority to JP19548885A priority Critical patent/JPS6257922A/ja
Publication of JPS6257922A publication Critical patent/JPS6257922A/ja
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  • Inorganic Fibers (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、炭素繊維の紡糸方法に関するもので、特に石
油系または石炭系炭素繊維の製造におけるプリカーサ−
ピッチの溶融紡糸操作に関するものである。
〈従来技術とその問題点〉 ピンチ系炭素繊維製造における溶融紡糸ではボビン等の
高速回転体に巻き取るという方法でノズル孔から吐出す
るピッチ繊維を延伸細化させる方法が一般的である。こ
のようにして巻き取られたピッチ繊維は、後工程の合糸
工程あるいは焼成工程へ送られるために巻き戻されなけ
ればならない。しかし、溶融紡糸されたピッチ繊維は極
めて脆弱であるため、巻き戻し工程において、破断や毛
羽立ちを発生しやすく、安定な巻き戻しを実施すること
は非常に難しい。
このような欠点を有するピッチramの巻き戻しを省略
する方法として、ピッチ繊維を高速気流に随伴させて延
伸細化し、メツシュのケースやベルトコンベヤー上に該
ピンチ繊維を沈積収納させる方法がある(特公昭51−
12740号、特開昭59−9223号参照)。この方
法を用いれば、ケース等に収納したピッチmmを、その
ままの状態で焼成処理することができ、ピッチ繊維の破
断や毛羽立ちをかなり抑制することができる。
しかしながら、この方法では、ピッチ繊維が高速気流に
随伴される過程で以下に述べるような現象が発生し、ピ
ッチFjlA維の切断が頻発する。
−一般的には、高速気流随伴装置として、エアサッカー
が使用される。通常のエアサッカーでは、エアサッカー
側面から供給されるエアがエアサッカー断面の中心に向
かって噴射される。このため、エアサッカー中心部に最
高流速があるエア流速分布が、エアサッカー全体にわた
って形成される。
この時、エアサッカー内のエアは完全な乱流状態である
ため、エアサッカー内を通過するピッチ繊維は、エアの
流動状態に影響されて、激しく振動、旋回する。かつ、
中心部に最高流速があるような流速分布のため、ピッチ
繊維はエアサッカー内壁とほとんど接触しない。このた
めこの振動、旋回運動がエアツカ−内に吸引される前の
ピッチIHMIに伝達され、ノズル孔−エアサッカー間
を走行中のピッチ繊維同士が接触交差したり、よじれた
すして切断する。さらに、より細いピッチFaaを紡糸
するためにエアサッカー内のエア流速を増せば増すほど
、この現象は頻繁に発生する。
〈発明の目的〉 未発明はエアサッカーを用いて石油系あるいは石炭系ピ
ッチを原料とした炭フ繊維の前駆体である本質的に極め
て脆弱なピッチ繊維を、連続フィラメントとして安定に
紡糸することを目的とする。
〈発明の構成〉 本発明の第1の発明は、エア吸引口およびエア排出口と
の間にエア吸引口に近い側に最狭部を有する円筒状エア
サッカーを用いて炭素繊維前駆体であるピッチ長繊維を
連続的に製造するに際し、 前記エアサッカー最狭部に設けられたスリットよりエア
サッカー内壁にほぼ平行にエアを噴出させてエアサッカ
ー再狭部直後のエアサッカー壁近傍に最高流速部がある
エア流速分布を形成し、このようなエア流速分布を有す
るエアサッカーの吸引口より紡糸ノズルから吐出された
ピンチ長繊維を導入し、エアサッカー内でピッチ長繊維
を延伸細化することを特徴とするピッチ長繊維の製造方
法である。
また第2の発明は、エア吸引口およびエア排出口との間
にエア吸引口に近い側に最狭部を有する円筒状エアサッ
カーを用いて炭素繊維前駆体であるピッチ長繊維を連続
的に製造するに際し、前記エアサッカー最狭部に設けら
れたスリy)よりエアサッカー内壁にほぼ平行にエアを
噴出させてエアサッカー最狭部直後においては最高流速
部がエアサッカー壁近傍にあり、かつ前記最狭部より下
流のエアサッカー部の長さを前記最狭部の内径の約3倍
以北にするとともに前記最狭部より拡径して前記エアサ
ッカー排出口付近においては最高流速部が前記排出口の
中心付近にあるエア流速分布を形成し、このようなエア
流速分布を有するエアサッカーの吸引口より防止ノズル
から吐出されたピッチ長mlを導入し、エアサッカー内
でピッチ長繊維を延伸細化することを#徴とするピッチ
長繊維の製造方法である。
以下に本発明を更に詳廁に説明する。
前述のように、従来用いられていたエアサッカーは最高
流速部がエアサッカーの中心部に存在していたために、
エアサッカーに導入されたピッチ繊維によじれや切断が
生じていた。
そこで、本発明においては、ピッチ繊維にねじれや切断
が生じないようにするために、第2図に例示するような
エアサッカーを用いる。
第2図に示すように、エアサッカーlは中心部にピッチ
繊維の吸引エア4を吸引口2かも排出口3に向けて通す
中空部を有し、吸引口2に隣接する部分において最狭部
5を有する。この最狭部5には供給エアロを吹き出すた
めのスリット7が設けられている。このスリンドアは、
従来のようにエアを中心部に向けて吹き出す形式のもの
でなく、矢印8で示すようにほぼエアサッカー1のほぼ
最狭部内周壁に沿った供給エアの流れをつくり出すため
のもので、本発明においては最高流速部が最狭部5から
すぐ下流のエアサッカー壁近傍に存在するようにする。
このスリットの幅dは再狭部5の内径のl/10以下と
するのが良い、その理由は、容易に前述の流速分布が得
られるからである。
最狭部5より下流においては、少なくとも1段の拡径部
9を経て排出口3に至る。ここで、最狭部5より下流、
更に詳しくは最狭部5上の供給エア吹き出しスリット7
より下流のエアサッカーの長さを最狭部5の内径の約3
倍以上にし、拡径部9の拡径程度を大きくすることによ
り、エアサッカー1の排出口3付近において最高流速部
が排出口3の中心付近に存在するようにすれば、ピッチ
繊維は排出口3の中心付近を通過する時に僅かによじれ
て軽く集束された状態となり、トウとして保たれる。
次に本発明の作用につき簡単に説明する。
紡糸ノズル(図示せず)から紡糸されたピッチ11m1
oは吸引エア4にのってエアサッカー1に第2図に示さ
れるように導入される。本発明においては、=述したよ
うに供給エア吹出スリット7より下方に向けて吹き出さ
れた気流があるために、ピッチ繊維10は各繊維が独立
した状態で吸引口2より最狭部5のスリー2ドアの肩部
11に軽く接触しながらエアサッカー1内に導入される
エア排出口3付近ではエア流の乱れに影響されたピンチ
繊維は振動、旋回するが、前述のように吸引口2の内壁
部に軽く接触しているため、振動、旋回が紡糸ノズル、
エアサッカー内を走行中の繊維に伝達されることはない
。従って、糸切れをほとんど発生させることなく、ピッ
チ繊維フィラメントを安定的に得ることができる。
さらに、最狭部より下流のエアサッカーの長さを、最狭
部の内径の約3倍以上にし、最狭部より下流のエア排出
口に至るエアサッカー部分を拡径することにより、エア
排出口付近では最高流速部がエア排出口の中心付近に存
在するようにすれば、ピッチ繊維はエア排出口を経過す
る時に僅かによじれて軽く集束された状態となり、トウ
として得ることができる。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例につき説明する。
(実施例1) if図に示す寸法のエアサッカーを用いて、100ホー
ルノズルから吐出するピッチ繊維の溶融紡糸を行なった
。スリン) (d =0.51ffi)からのエアサッ
カー内への供給エア圧は3kg/Cm2−gaugeと
した。この時、エアサッカー内を通過するエア量は、9
00文/winであった。
ピッチ繊維は、吸引口において第2図に示したように吸
引口内壁に接触しながらエアサッカー内に導かれ、かつ
排出口からは軽く集束された状態で排出された。
この条件で1時間の連続紡糸を行なったが、ピッチli
&uのよじれや振動が原因となる糸切れは、全く発生せ
ず、安定な紡糸操作を行なうことができた。得られたピ
ッチm維は平均径で10.711ffi、標準偏差は0
.7w量であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で使用したエアサッカーへのピッチmm
の入り方のスケッチを、第2図はエアサッカーの断面図
を示す。 符号の説明 1・・・・エアサッカー、2・・・・吸引口、3・・・
・排出口、4・・・・吸引エア、5・・・・最狭部、6
・・・・供給エア、7・・・・スリット、8・・・・供
給エアの吹出方向。 9・・・・拡径部、10・・・・ピッチ繊維。 11・・・・肩部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エア吸引口およびエア排出口との間にエア吸引口
    に近い側に最狭部を有する円筒状エアサッカーを用いて
    炭素繊維前駆体であるピッチ長繊維を連続的に製造する
    に際し、 前記エアサッカー最狭部に設けられたスリットよりエア
    サッカー内壁にほぼ平行にエアを噴出させてエアサッカ
    ー再狭部直後のエアサッカー壁近傍に最高流速部がある
    エア流速分布を形成し、このようなエア流速分布を有す
    るエアサッカーの吸引口より紡糸ノズルから吐出された
    ピッチ長繊維を導入し、エアサッカー内でピッチ長繊維
    を延伸細化することを特徴とするピッチ長繊維の製造方
    法。
  2. (2)エア吸引口およびエア排出口との間にエア吸引口
    に近い側に最狭部を有する円筒状エアサッカーを用いて
    炭素繊維前駆体であるピッチ長繊維を連続的に製造する
    に際し、 前記エアサッカー最狭部に設けられたスリットよりエア
    サッカー内壁にほぼ平行にエアを噴出させてエアサッカ
    ー最狭部直後においては最高流速部がエアサッカー壁近
    傍にあり、かつ前記最狭部より下流のエアサッカー部の
    長さを前記最狭部の内径の約3倍以上にするとともに前
    記最狭部より拡径して前記エアサッカー排出口付近にお
    いては最高流速部が前記排出口の中心付近にあるエア流
    速分布を形成し、このようなエア流速分布を有するエア
    サッカーの吸引口より紡糸ノズルから吐出されたピッチ
    長繊維を導入し、エアサッカー内でピッチ長繊維を延伸
    細化することを特徴とするピッチ長繊維の製造方法。
JP19548885A 1985-09-04 1985-09-04 ピツチ長繊維の製造方法 Pending JPS6257922A (ja)

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JPS6257922A true JPS6257922A (ja) 1987-03-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102556768A (zh) * 2010-11-04 2012-07-11 村田机械株式会社 接头装置及纱线卷绕机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102556768A (zh) * 2010-11-04 2012-07-11 村田机械株式会社 接头装置及纱线卷绕机

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