JPS6257822A - ワイヤーカット放電加工用Cu合金製電極材 - Google Patents
ワイヤーカット放電加工用Cu合金製電極材Info
- Publication number
- JPS6257822A JPS6257822A JP19664185A JP19664185A JPS6257822A JP S6257822 A JPS6257822 A JP S6257822A JP 19664185 A JP19664185 A JP 19664185A JP 19664185 A JP19664185 A JP 19664185A JP S6257822 A JPS6257822 A JP S6257822A
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- JP
- Japan
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- discharge machining
- electrode
- electric discharge
- alloy
- wire
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、高強度を有し−したがって高張力下でのワ
イヤーカット放電加工が可能なCu合金製電極に関する
本のである。
イヤーカット放電加工が可能なCu合金製電極に関する
本のである。
一般に、O,OS〜0.3電の直径を有する線状電極と
被加工材との間で放電現象を起させ、この放電により生
ずる熱で被加工材を連続的に溶融切断するワイヤーカッ
ト放電加工法が知られており、この方法は一任意の形状
の加工ができることから、例えば一般金型の抜き加工や
切断加工などに広く用いられている。
被加工材との間で放電現象を起させ、この放電により生
ずる熱で被加工材を連続的に溶融切断するワイヤーカッ
ト放電加工法が知られており、この方法は一任意の形状
の加工ができることから、例えば一般金型の抜き加工や
切断加工などに広く用いられている。
ま九、・このワイヤーカイト放電加工には、電極として
、硬鋼線や65/35黄銅線、さらに金属タングステン
線などが用いられている。
、硬鋼線や65/35黄銅線、さらに金属タングステン
線などが用いられている。
しかし、上記の硬鋼製電極や黄銅製電極は、線材への塑
性加工がきわめて容易なので、コストの安いものである
が、強度が十分でないため、高張力下でのワイヤーカッ
ト放電加工を行なうことができずパ、この結果切断加工
速度の高速化をはかることができないほか、切断加工面
も平滑さに劣リ、かつ被加工材の寸法精度も十分満足で
きるものではなく、一方、金属タングステン製電極は、
高強度を有するので、高い張力下でのワイヤーカット放
電加工が可能であるが、材質的に加工速度を余り速くす
ることができず、シ九がって放電加工の高速化、切断加
工面の美麗化、並びに被加工材の寸法精度の向上をはか
ることができず、さらに金属タングステン自体、きわめ
て硬質であって。
性加工がきわめて容易なので、コストの安いものである
が、強度が十分でないため、高張力下でのワイヤーカッ
ト放電加工を行なうことができずパ、この結果切断加工
速度の高速化をはかることができないほか、切断加工面
も平滑さに劣リ、かつ被加工材の寸法精度も十分満足で
きるものではなく、一方、金属タングステン製電極は、
高強度を有するので、高い張力下でのワイヤーカット放
電加工が可能であるが、材質的に加工速度を余り速くす
ることができず、シ九がって放電加工の高速化、切断加
工面の美麗化、並びに被加工材の寸法精度の向上をはか
ることができず、さらに金属タングステン自体、きわめ
て硬質であって。
塑性加工性の著しく悪いものである念め、電極としての
細線に加工するのに多くの工数を喪し一コスト高となる
のを避けることができないのが現状である。
細線に加工するのに多くの工数を喪し一コスト高となる
のを避けることができないのが現状である。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から。
高強度を有し、かつ塑性加工性にすぐれたワイヤーカッ
ト放電加工用電極を開発すべく研究を行なった結果1重
1g6で(以下%は重tg6を示す)。
ト放電加工用電極を開発すべく研究を行なった結果1重
1g6で(以下%は重tg6を示す)。
Zn:15538%、
AJ:0.2〜4g6゜
Ti:0.03〜1.595、
Fe + Nl tおよびCoのうちの1種または2種
以上:0.03へ1,5%〜 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成を有
するCu合金で構成した電極は、高強度とすぐれた塑性
加工性を有し、し念がって、この電極によれば、高い張
力下でのワイヤーカット放電加工を行なうことができる
ことから、きれいな切断加工面で1寸法精度良く、高速
度での被加工材の加工が可能となシ、さらにその製造コ
ストも安いものとなるという知見を得tのである。
以上:0.03へ1,5%〜 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成を有
するCu合金で構成した電極は、高強度とすぐれた塑性
加工性を有し、し念がって、この電極によれば、高い張
力下でのワイヤーカット放電加工を行なうことができる
ことから、きれいな切断加工面で1寸法精度良く、高速
度での被加工材の加工が可能となシ、さらにその製造コ
ストも安いものとなるという知見を得tのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、以下に成分組成を上記の通シに限定し友理由を説明
する。
て、以下に成分組成を上記の通シに限定し友理由を説明
する。
(a) Zn
Zn成分には、塑性加工性を同上させ、細線への加工を
容易にする作用があるほか、放電性の安定化に寄与して
、電極消耗の均一性1寸法精度の同上、さらに切断加工
面の肌荒れ防止をはかる作用があるが、その含有量が1
596未満では前記作用に所望の効果が得られず一一方
その含有量が38%を越えると、塑性加工性が低下する
ようになることから、その含有量を15〜389fと定
めた。
容易にする作用があるほか、放電性の安定化に寄与して
、電極消耗の均一性1寸法精度の同上、さらに切断加工
面の肌荒れ防止をはかる作用があるが、その含有量が1
596未満では前記作用に所望の効果が得られず一一方
その含有量が38%を越えると、塑性加工性が低下する
ようになることから、その含有量を15〜389fと定
めた。
(b) M
M成分には、電極の強度と耐熱性を向上させ。
もって高い張力下でのワイヤーカット放電加工を可能と
する作用があるが、その含有量が0.2%未満では、前
記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量が4%
を越えると、塑性加工性が劣化し、電極への伸線加工が
著しく困難になることがら、その含有量を0.2〜4g
6と定め友。
する作用があるが、その含有量が0.2%未満では、前
記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量が4%
を越えると、塑性加工性が劣化し、電極への伸線加工が
著しく困難になることがら、その含有量を0.2〜4g
6と定め友。
fcl Ti
T1成分には、Fe 、 N l sおよびCoと金属
間化合物を形成して、電気伝導度をそこなうことなく1
強度を向上させ、本って高い張力下でのワイヤーカット
放電加工を可能とする作用があるが、その含有量が0.
03%未満では所望の高強度を確保することができず、
一方その含有量が1.5%を越えると、鋳造性が低下す
るようになることがら、その含有量を0.02〜1.5
%と定めた。
間化合物を形成して、電気伝導度をそこなうことなく1
強度を向上させ、本って高い張力下でのワイヤーカット
放電加工を可能とする作用があるが、その含有量が0.
03%未満では所望の高強度を確保することができず、
一方その含有量が1.5%を越えると、鋳造性が低下す
るようになることがら、その含有量を0.02〜1.5
%と定めた。
(d) Fe 、 Ni 、およびC。
これらの成分には、上記のようにTIとの共存において
金属間化合物を形成し1強度を向上させる作用があるが
、その含有量が0.03%未満では所望の高強度を確保
することができず、一方その含有量がi、 s 9!J
を越えると、T1と同様に鋳造性が低下するようになる
ことから、その含有Iを0.03〜1.5 g6と定め
友。
金属間化合物を形成し1強度を向上させる作用があるが
、その含有量が0.03%未満では所望の高強度を確保
することができず、一方その含有量がi、 s 9!J
を越えると、T1と同様に鋳造性が低下するようになる
ことから、その含有Iを0.03〜1.5 g6と定め
友。
つぎに、この発明の電極を実施例により具体的に説明す
る。
る。
高周波誘導炉を用い、黒鉛るつぼにて、湯面を黒鉛粉末
で覆いながら、それぞれ@1表に示される成分組成をも
ったCu合金溶湯を調製し、上面直径:50mX底面亘
径:60■×高さ:15o■の寸法をもったインゴット
に鋳造し−皮むき処理を行なった後、800℃に加熱し
て熱間鍛造と熱間溝ロール加工を施して直径:8mの線
材とし。
で覆いながら、それぞれ@1表に示される成分組成をも
ったCu合金溶湯を調製し、上面直径:50mX底面亘
径:60■×高さ:15o■の寸法をもったインゴット
に鋳造し−皮むき処理を行なった後、800℃に加熱し
て熱間鍛造と熱間溝ロール加工を施して直径:8mの線
材とし。
引続いて、これに冷間伸線加工と焼鈍とを繰返し抱して
、直径:0.2ms+を有する本発明ワイヤー電極1〜
21と従来ワイヤー電極1,2とをそれぞれ製、・;覧
しガニ。
、直径:0.2ms+を有する本発明ワイヤー電極1〜
21と従来ワイヤー電極1,2とをそれぞれ製、・;覧
しガニ。
一ついで、ごの結果得られ念各種のワイヤー電極に一つ
いて1強度分評価する目的で引張り強さを・測定すると
共【、これをそれぞれ放電加工機に取付け、 被加工材:板厚25mの855C材。
いて1強度分評価する目的で引張り強さを・測定すると
共【、これをそれぞれ放電加工機に取付け、 被加工材:板厚25mの855C材。
ワイヤー電極の張カニ引張9強さX O,6−プ1]工
KBE : 1 、”t OV。
KBE : 1 、”t OV。
jフDエビーク電涛:10A。
一コンデンサ値:1μF。
純水比抵抗:3.5X10Qα、
の条件でワイヤーカット放電加工を行ない、加工X被加
工材の厚さ)を100とし、これに対する相対値を求め
た。これらの結果を第1表に示しto〔発明の効果〕 第1表に示される結果から、本発明ワイヤー電極1〜2
1は、いずれも硬銅および黄銅で構成され友従来ワイヤ
ー電極1,2に比して扁強度を有するので、これら従来
ワイヤー1,2に比して一段と高い張力での放電加工を
行なうことができることから、相対的に速い速度での切
断加工が可能であることが明らかである。
工材の厚さ)を100とし、これに対する相対値を求め
た。これらの結果を第1表に示しto〔発明の効果〕 第1表に示される結果から、本発明ワイヤー電極1〜2
1は、いずれも硬銅および黄銅で構成され友従来ワイヤ
ー電極1,2に比して扁強度を有するので、これら従来
ワイヤー1,2に比して一段と高い張力での放電加工を
行なうことができることから、相対的に速い速度での切
断加工が可能であることが明らかである。
さらに被加工材の切断加工面の状況全観察したところ、
本発明ワイヤー電極1〜21による場合には、切断加工
面が美麗で、加工代も一定しているので、高い寸法精度
を確保することがでさるのνζ対して、従来ワイヤー’
14を他1.2による場合1ツ、切断加工面に肌荒れが
あり、その分だけ寸法精度の劣るものであり几。
本発明ワイヤー電極1〜21による場合には、切断加工
面が美麗で、加工代も一定しているので、高い寸法精度
を確保することがでさるのνζ対して、従来ワイヤー’
14を他1.2による場合1ツ、切断加工面に肌荒れが
あり、その分だけ寸法精度の劣るものであり几。
上述のように、この発明のCu合金製電極は、高強度を
有するので、高い張力下でのワイヤーカット放電加工を
行なうことができ−この結果速い速度での放電加工が可
能となるほか、きれいな切断加工面が得られると共に、
寸法精度が向上し、さらに塑性加工性にもすぐれている
ので、ワイヤーへの加工が容易であることから、安いコ
ストでの製造が可能であるなど工業上有用な特性を有す
るのである。
有するので、高い張力下でのワイヤーカット放電加工を
行なうことができ−この結果速い速度での放電加工が可
能となるほか、きれいな切断加工面が得られると共に、
寸法精度が向上し、さらに塑性加工性にもすぐれている
ので、ワイヤーへの加工が容易であることから、安いコ
ストでの製造が可能であるなど工業上有用な特性を有す
るのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Zn:15〜38%、 Al:0.2〜4%、 Ti:0.03〜1.5%、 Fe、Ni、およびCoのうちの1種または2種以上:
0.03〜1.5%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有するCu合金で構成したことを特徴とす
るワイヤーカット放電加工用Cu合金製電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19664185A JPS6257822A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | ワイヤーカット放電加工用Cu合金製電極材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19664185A JPS6257822A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | ワイヤーカット放電加工用Cu合金製電極材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6257822A true JPS6257822A (ja) | 1987-03-13 |
JPH0430449B2 JPH0430449B2 (ja) | 1992-05-21 |
Family
ID=16361149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19664185A Granted JPS6257822A (ja) | 1985-09-05 | 1985-09-05 | ワイヤーカット放電加工用Cu合金製電極材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6257822A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599298A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-18 | 三菱製紙株式会社 | 金属蒸着紙の製造方法 |
JPS59134624A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-08-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ワイヤカツト放電加工用複合電極線およびその製造法 |
JPS6080526A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ワイヤ放電加工用電極線 |
-
1985
- 1985-09-05 JP JP19664185A patent/JPS6257822A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599298A (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-18 | 三菱製紙株式会社 | 金属蒸着紙の製造方法 |
JPS59134624A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-08-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ワイヤカツト放電加工用複合電極線およびその製造法 |
JPS6080526A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ワイヤ放電加工用電極線 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0430449B2 (ja) | 1992-05-21 |
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