JPS6080526A - ワイヤ放電加工用電極線 - Google Patents
ワイヤ放電加工用電極線Info
- Publication number
- JPS6080526A JPS6080526A JP18631683A JP18631683A JPS6080526A JP S6080526 A JPS6080526 A JP S6080526A JP 18631683 A JP18631683 A JP 18631683A JP 18631683 A JP18631683 A JP 18631683A JP S6080526 A JPS6080526 A JP S6080526A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- discharge machining
- electrode line
- workpiece
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はワイヤ放電加工用電極線に関するものであり、
特に放電加工速度を向上せしめ、かつ被加工体への付着
量の少いものに関するものである。
特に放電加工速度を向上せしめ、かつ被加工体への付着
量の少いものに関するものである。
ワイヤ放電加工とは走行する直径０．２ ｒｍｎ程度の
細線を電極線として被加工体との間に放電現象を起させ
て、該放電によシ被加工体を溶融切断するもので、特に
複雑で精密な形状を有するプレス機械用金型等の超硬合
金からなる被加工体を加工するのに適している。
細線を電極線として被加工体との間に放電現象を起させ
て、該放電によシ被加工体を溶融切断するもので、特に
複雑で精密な形状を有するプレス機械用金型等の超硬合
金からなる被加工体を加工するのに適している。
このようなワイヤ放電加工においては、被加工体の仕上
り表面状態及び寸法精度が良好で電極線が被加工体に付
着しないこと、更に放電加工時間が短いことが特に強く
要望されており、これら放電加工特性を満足せしめるた
めには電極線と被加工体の間で起る放電現象効率を向」
ニさせる必要がある。
り表面状態及び寸法精度が良好で電極線が被加工体に付
着しないこと、更に放電加工時間が短いことが特に強く
要望されており、これら放電加工特性を満足せしめるた
めには電極線と被加工体の間で起る放電現象効率を向」
ニさせる必要がある。
一般にワイヤ放電加工においてはワイヤ放電加工機の型
式と被加工体が指定されると被加工体の仕上り表面状態
、寸法精度および放電加工速度は使用する電極線によっ
て大きく左右される。
式と被加工体が指定されると被加工体の仕上り表面状態
、寸法精度および放電加工速度は使用する電極線によっ
て大きく左右される。
ワイヤ放電加工においては被加工体の仕上り表面状態お
よび寸法精度も重要々特性要因であるがワイヤ放電加工
機のコストおよびランニングコストを考慮すると放電加
工速度（単位時間当りの波加工量）と被加工体への電極
線の付着が重要視されている。
よび寸法精度も重要々特性要因であるがワイヤ放電加工
機のコストおよびランニングコストを考慮すると放電加
工速度（単位時間当りの波加工量）と被加工体への電極
線の付着が重要視されている。
従来、この電極線としては目的に応じて硬銅線、６５／
３５黄銅線、タングステン線等が使用されているがいず
れも放電加工速度が小さく、また硬銅線、６５／３５黄
銅線では被加工体への付着が多い欠点があシその改善が
強く望まれている。
３５黄銅線、タングステン線等が使用されているがいず
れも放電加工速度が小さく、また硬銅線、６５／３５黄
銅線では被加工体への付着が多い欠点があシその改善が
強く望まれている。
本発明はこれに鑑み、種々実験研究の結果、放電加工速
度が犬きく向上し、かつ被加工体への付着量の少ない電
極線を開発したもので、その第１発明はＺｎ ２０−
ｌｌＯｗｔ％、Ｎｉ ０．０５−５ ｗｔ ％、Ｓｉ
０．０５〜２ｗｔ％を含有し残部がＣｕからなることを
特徴とするワイヤ放電加工用電極線である。
度が犬きく向上し、かつ被加工体への付着量の少ない電
極線を開発したもので、その第１発明はＺｎ ２０−
ｌｌＯｗｔ％、Ｎｉ ０．０５−５ ｗｔ ％、Ｓｉ
０．０５〜２ｗｔ％を含有し残部がＣｕからなることを
特徴とするワイヤ放電加工用電極線である。
１だその第２の発明はＺｎ ２０− ＩＩｏ ｗｔ ％
、Ｎｉ Ｏ，０５−５ｗｔ％、Ｓｉ ０．０５−２ ｗ
ｔ ％を含有しこれに更にＭ、ｃｒ、 Ｚｒ、 Ｔｉの
内の１種又は２種を合計で０１〜０、５ Ｗｔ ％添加
し残部がＣｕからなることを特徴とするワイヤ放電加工
用電極線である。
、Ｎｉ Ｏ，０５−５ｗｔ％、Ｓｉ ０．０５−２ ｗ
ｔ ％を含有しこれに更にＭ、ｃｒ、 Ｚｒ、 Ｔｉの
内の１種又は２種を合計で０１〜０、５ Ｗｔ ％添加
し残部がＣｕからなることを特徴とするワイヤ放電加工
用電極線である。
既ち本発明はＣｕ Ｋ Ｚｎ 、 Ｎｉ、ｓｌを共存せ
しめるとＮ１、Ｓｉ Ｋよシ高温耐熱性が著しく向上し
、更にＺｎ、Ｓｉの放電性効果により、この合金をワイ
ヤ放電加工用電極線として使用した場合、放電加工速度
を著しく向上させると共に被加工体への伺着量も著しく
減少することを知見し、その第１の発明を得たものであ
る。
しめるとＮ１、Ｓｉ Ｋよシ高温耐熱性が著しく向上し
、更にＺｎ、Ｓｉの放電性効果により、この合金をワイ
ヤ放電加工用電極線として使用した場合、放電加工速度
を著しく向上させると共に被加工体への伺着量も著しく
減少することを知見し、その第１の発明を得たものであ
る。
甘たこの第１発明の組成に更にＡｊ！、Ｏｒ、 Ｚｒ、
Ｔ１の内の１種又は２種を添加すると一段と放電加工速
度が向上し、被加工体への付着減少がみられることを知
見し第２発明を得たものである。
Ｔ１の内の１種又は２種を添加すると一段と放電加工速
度が向上し、被加工体への付着減少がみられることを知
見し第２発明を得たものである。
しかして本発明において各添加元素の成分範囲を上記の
ように限定したのは次の理由による。
ように限定したのは次の理由による。
Ｚｎ量を２０−１４０ ｗｔ ％としたのはＺｎ量が２
０ ｗｔ ４未満では放電頻度が少なく放電加工速度が
小さく、ｌＩＯｗｔ％を越えるとβ相が多量に出現し冷
間加工性が著しく低下するためである。
０ ｗｔ ４未満では放電頻度が少なく放電加工速度が
小さく、ｌＩＯｗｔ％を越えるとβ相が多量に出現し冷
間加工性が著しく低下するためである。
Ｎｌ量を０．０５〜５ｗｔ％、Ｎｌ量０．０５〜２ｗｔ
％とじたのはＮ１は耐熱性を向上させ、放電加工時の負
荷張力を大きくすることができるためであるがＮｌ量が
０、０５ ｗｔ％未満では効果が小さく、５ｗｔ％を越
えると耐熱性は向上するが伸線時の中間焼鈍回数が多く
なりコスト高になると共に放電加工速度が飽和状態に達
するためである。Ｓｉは放電特性が良好で放電加工速度
向上に大きく寄与するがその量が０、０５ ｗｔ％未満
では効果が小さく、逆に２ ｗｔ％を越えると放電特性
は向上するが鋳造時の偏析が起ると共に冷間での加工性
が著しく劣化するためである。
％とじたのはＮ１は耐熱性を向上させ、放電加工時の負
荷張力を大きくすることができるためであるがＮｌ量が
０、０５ ｗｔ％未満では効果が小さく、５ｗｔ％を越
えると耐熱性は向上するが伸線時の中間焼鈍回数が多く
なりコスト高になると共に放電加工速度が飽和状態に達
するためである。Ｓｉは放電特性が良好で放電加工速度
向上に大きく寄与するがその量が０、０５ ｗｔ％未満
では効果が小さく、逆に２ ｗｔ％を越えると放電特性
は向上するが鋳造時の偏析が起ると共に冷間での加工性
が著しく劣化するためである。
Ａε、Ｏｒ、 Ｚｒ、Ｔｉを添加するのはこれらの元素
はいずれも放電加工性および耐熱性を向上させるためで
あるがその量が０．１ ｗｔ％未満では効果が小さく、
逆にその量が０．５ ｗｔ％を越えると鋳造性、加工性
が劣化するためコスト高になる割りには放電加工速度が
飽和に達するためである。
はいずれも放電加工性および耐熱性を向上させるためで
あるがその量が０．１ ｗｔ％未満では効果が小さく、
逆にその量が０．５ ｗｔ％を越えると鋳造性、加工性
が劣化するためコスト高になる割りには放電加工速度が
飽和に達するためである。
なお本発明において通常使用されるＣｕ地金中に含有さ
れている程度の不可避的不純物を含有していても何等差
し２支えはない。
れている程度の不可避的不純物を含有していても何等差
し２支えはない。
以下本発明を実施例により説明する。
小型高周波炉を使用して黒鉛ルツボにＣｕとＮ１を溶解
しその湯面を木炭で被覆した状態でＳｌ、Ｃｉｒ、 Ｚ
ｒ、Ｔｉを母合金で添加し、（ｈｙはそのまま）湯の沈
静を行ってからＺｎを添加して第１表に示す組成の鋳塊
（巾２５ｍｍ、厚さ２５ｒｍｎ、長さ４００Ｂ）を得た
。
しその湯面を木炭で被覆した状態でＳｌ、Ｃｉｒ、 Ｚ
ｒ、Ｔｉを母合金で添加し、（ｈｙはそのまま）湯の沈
静を行ってからＺｎを添加して第１表に示す組成の鋳塊
（巾２５ｍｍ、厚さ２５ｒｍｎ、長さ４００Ｂ）を得た
。
次いでとの鋳塊を一面当り２ｒａｎ面削してから８５０
〜９００℃に加熱して、溝ロールによる熱間加工を加え
て直径８胴の荒引線を作シ、引続いて伸線加工と焼鈍を
繰返し加えて直径０．２．の電極線を製造した。
〜９００℃に加熱して、溝ロールによる熱間加工を加え
て直径８胴の荒引線を作シ、引続いて伸線加工と焼鈍を
繰返し加えて直径０．２．の電極線を製造した。
斯くして得た電極線をワイヤ放電加工機に数例け、放電
加工速度および被加工体への付着状態を調べその結果を
第１表に示した。
加工速度および被加工体への付着状態を調べその結果を
第１表に示した。
各電極線の放電加工速度は被加工量（、ｍ ｇ ）と加
工時間（分）の比からめた値を硬銅線の放電加工速度と
比較し硬銅線のそれを１００とした時の相対値で示した
。従ってこの値が大きい方が放電加工速度は大きいこと
を示す。
工時間（分）の比からめた値を硬銅線の放電加工速度と
比較し硬銅線のそれを１００とした時の相対値で示した
。従ってこの値が大きい方が放電加工速度は大きいこと
を示す。
壕だ各電極線の被加工体への付着量はＸ線を用いた分析
装置で面分析を行って硬銅電極線で加工した被加工体へ
の付着量を１００とし、てこれと比較した相対値で示し
た。従ってこの値が小さい程被加工体への付着量は少な
いととりこなる。
装置で面分析を行って硬銅電極線で加工した被加工体へ
の付着量を１００とし、てこれと比較した相対値で示し
た。従ってこの値が小さい程被加工体への付着量は少な
いととりこなる。
また、鋳造性、伸線加工時の必要焼鈍回数、断線状況を
考慮して製造の難易性を判定し、その結果を第１表に併
記した。
考慮して製造の難易性を判定し、その結果を第１表に併
記した。
第１表から明らかな如く本発明電極線Ｎα１〜２１は従
来電極線Ｎ（１３４，３５に比較して放電加工速度が大
巾に向上しかつ被加工体への付着も少ないことがわかる
。
来電極線Ｎ（１３４，３５に比較して放電加工速度が大
巾に向上しかつ被加工体への付着も少ないことがわかる
。
これに対してＺｎの少ない比較電極線Ｎ［Ｌ２２．２３
．２６〜２つは放電加工速度および付着量があまり改善
されず、Ｚｎの多い比較電極線Ｎα２１＋、２５．５０
−′５３はβ相が多量に出現し冷間伸線加工が困難とな
シミ極線の製造が出来ず、またＮｌ量が多くなっても放
電加工速度が向上しない。他の８１、ＡＰ、、 Ｏｒ、
Ｚｒ、 Ｔｉが限定範囲以外では放電加工速度が小さ
かったり製造が困難であることがわかる。
．２６〜２つは放電加工速度および付着量があまり改善
されず、Ｚｎの多い比較電極線Ｎα２１＋、２５．５０
−′５３はβ相が多量に出現し冷間伸線加工が困難とな
シミ極線の製造が出来ず、またＮｌ量が多くなっても放
電加工速度が向上しない。他の８１、ＡＰ、、 Ｏｒ、
Ｚｒ、 Ｔｉが限定範囲以外では放電加工速度が小さ
かったり製造が困難であることがわかる。
以上述べた如く本発明ワイヤ放電加工電極線は７放電加
工速度が大きく、被加工体への付着も少ないものでワイ
ヤ放電加工上、顕著な効果を奏するものである。
工速度が大きく、被加工体への付着も少ないものでワイ
ヤ放電加工上、顕著な効果を奏するものである。
Claims (2)
- （１） Ｚｎ ２０− ｌＩＯｗｔ ％、Ｎｉ ０．０
５−５ ｗｔ ％、Ｓｉ ０．０５〜２ｗｔ％を含有し
残部がＣｕからなることを特徴とするワイヤ放電加工用
電極線。 - （２） Ｚｎ ２０−１１０ ｗｔ ％、Ｎｉ ０．０
５−５ ｗｔ ％、Ｓｉ０．０５−２ ｗｔ ％を含有
しこれに更にＭ、 Ｏｒ、 Ｚｒ、 Ｔｉ の内の１種
又は２種を合計で０１〜０．５ ｗｔ ｑ６添加し残部
がＣｕからなることを特徴とするワイヤ放電加工用電極
線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18631683A JPS6080526A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | ワイヤ放電加工用電極線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18631683A JPS6080526A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | ワイヤ放電加工用電極線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6080526A true JPS6080526A (ja) | 1985-05-08 |
Family
ID=16186196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18631683A Pending JPS6080526A (ja) | 1983-10-05 | 1983-10-05 | ワイヤ放電加工用電極線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6080526A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6257822A (ja) * | 1985-09-05 | 1987-03-13 | Mitsubishi Metal Corp | ワイヤーカット放電加工用Ｃｕ合金製電極材 |
| JPS63207523A (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ワイヤ放電加工用電極線 |
-
1983
- 1983-10-05 JP JP18631683A patent/JPS6080526A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6257822A (ja) * | 1985-09-05 | 1987-03-13 | Mitsubishi Metal Corp | ワイヤーカット放電加工用Ｃｕ合金製電極材 |
| JPH0430449B2 (ja) * | 1985-09-05 | 1992-05-21 | ||
| JPS63207523A (ja) * | 1987-02-18 | 1988-08-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ワイヤ放電加工用電極線 |
| JPH0541373B2 (ja) * | 1987-02-18 | 1993-06-23 | Sumitomo Electric Industries |
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