JPS6257584B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6257584B2 JPS6257584B2 JP57184593A JP18459382A JPS6257584B2 JP S6257584 B2 JPS6257584 B2 JP S6257584B2 JP 57184593 A JP57184593 A JP 57184593A JP 18459382 A JP18459382 A JP 18459382A JP S6257584 B2 JPS6257584 B2 JP S6257584B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- fiber
- tape
- thermoplastic resin
- applying
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガラスフアイバの静疲労劣化による破
断障害を防止した光フアイバ心線の製造法に関す
るものである。
断障害を防止した光フアイバ心線の製造法に関す
るものである。
実用に供された光ケーブル中の光フアイバは必
然的に、ケーブル化時の残留伸び歪、ケーブル布
設時の伸び歪、ケーブル温度による線膨張歪など
により伸び状態にある。ところがガラスフアイバ
はその性質上、伸びの応力が印加された状態では
静疲労が進行し、一定期間の後には破断に至つて
しまう。
然的に、ケーブル化時の残留伸び歪、ケーブル布
設時の伸び歪、ケーブル温度による線膨張歪など
により伸び状態にある。ところがガラスフアイバ
はその性質上、伸びの応力が印加された状態では
静疲労が進行し、一定期間の後には破断に至つて
しまう。
そこで本発明では、予めガラスフアイバに収縮
歪を付加しておき、使用状態で予想される伸び歪
が印加された後でも、依然としてガラスフアイバ
は伸びの状態に達しないような、静疲労に対して
安全性を保証し得る光フアイバ心線を製造する方
法を提供するものであり、予め延伸加工した熱可
塑性樹脂製のテープもしくは繊維を光フアイバ素
線の周囲に配し、更に熱可塑性樹脂の押出被覆を
施すことにより、押出時の熱を利用してテープも
しくは繊維の収縮を発生させ、光フアイバに収縮
歪を付加することを可能にしたものである。
歪を付加しておき、使用状態で予想される伸び歪
が印加された後でも、依然としてガラスフアイバ
は伸びの状態に達しないような、静疲労に対して
安全性を保証し得る光フアイバ心線を製造する方
法を提供するものであり、予め延伸加工した熱可
塑性樹脂製のテープもしくは繊維を光フアイバ素
線の周囲に配し、更に熱可塑性樹脂の押出被覆を
施すことにより、押出時の熱を利用してテープも
しくは繊維の収縮を発生させ、光フアイバに収縮
歪を付加することを可能にしたものである。
本発明で用いられるテープ、繊維の材料である
熱可塑性樹脂の種類は特に限定されないが、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタ
レート等が一般的であり、テープ厚、繊維径等も
その時々の条件に応じて適宜、決めることができ
るが、テープ厚0.02〜0.1mm、繊維径300〜500デ
ニール等が一般的である。
熱可塑性樹脂の種類は特に限定されないが、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタ
レート等が一般的であり、テープ厚、繊維径等も
その時々の条件に応じて適宜、決めることができ
るが、テープ厚0.02〜0.1mm、繊維径300〜500デ
ニール等が一般的である。
第1〜3図を用いて本発明方法を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明によるテープ成型および押出被
覆を組合せた光フアイバ心線の製造方法の概略図
である。光フアイバ素線1はサプライ装置2より
テープ成型治具3に導かれる。予め延伸加工され
たテープ4はガイドローラー5により光フアイバ
素線1の下部に導かれ、成型治具3により光フア
イバ素線の周囲に環状に成型され、押出機クロス
ヘツド6に入る。押出機によつて熱可塑性樹脂の
被覆7が施こされるわけであるが、このときの樹
脂のもつ熱でテープが収縮し、この収縮により光
フアイバに長さ方向の収縮歪を付加する。このよ
うにして被覆された光フアイバ素線は水冷トラフ
11で冷却硬化後、引取りキヤプスタン12を経
て巻き取り機13に巻き取る。テープは成形治具
3を通過した時点で光フアイバ素線と密着させて
テープの収縮を光フアイバに伝えるようにする。
そのために光フアイバ素線と接する側のテープ表
面を細かく、荒らしておいてもよい。
覆を組合せた光フアイバ心線の製造方法の概略図
である。光フアイバ素線1はサプライ装置2より
テープ成型治具3に導かれる。予め延伸加工され
たテープ4はガイドローラー5により光フアイバ
素線1の下部に導かれ、成型治具3により光フア
イバ素線の周囲に環状に成型され、押出機クロス
ヘツド6に入る。押出機によつて熱可塑性樹脂の
被覆7が施こされるわけであるが、このときの樹
脂のもつ熱でテープが収縮し、この収縮により光
フアイバに長さ方向の収縮歪を付加する。このよ
うにして被覆された光フアイバ素線は水冷トラフ
11で冷却硬化後、引取りキヤプスタン12を経
て巻き取り機13に巻き取る。テープは成形治具
3を通過した時点で光フアイバ素線と密着させて
テープの収縮を光フアイバに伝えるようにする。
そのために光フアイバ素線と接する側のテープ表
面を細かく、荒らしておいてもよい。
第2図はテープ成型の代りに延伸加工された繊
維8を用いる場合の概略図である。繊維は光フア
イバ素線の周囲に均等に配するように細い繊維を
複数本沿わせるのがよい。繊維のサプライ装置9
は光フアイバ素線の周りにゆつくりと回転するよ
うにしてもよい。すなわち繊維層は長周期で光フ
アイバ素線の周りに撚られていてもよい。この場
合、押出被覆による熱で繊維が収縮を開始して
も、光フアイバ素線と繊維層とがすべり易く光フ
アイバに収縮歪を付加することが困難となる。こ
れを防止するためには、押出被覆を施すときに被
覆と光フアイバ素線との間を真空引きする。これ
は押出機クロスヘツド部で真空ポンプ10を用い
て行なう。これにより押出された樹脂が繊維を光
フアイバ素線に密着させる。密着と繊維の収縮が
同時となるが、熱伝導の時間遅れから、繊維の収
縮の完了が時間的に遅くなり、結果的には光フア
イバに収縮歪を付加することができる。
維8を用いる場合の概略図である。繊維は光フア
イバ素線の周囲に均等に配するように細い繊維を
複数本沿わせるのがよい。繊維のサプライ装置9
は光フアイバ素線の周りにゆつくりと回転するよ
うにしてもよい。すなわち繊維層は長周期で光フ
アイバ素線の周りに撚られていてもよい。この場
合、押出被覆による熱で繊維が収縮を開始して
も、光フアイバ素線と繊維層とがすべり易く光フ
アイバに収縮歪を付加することが困難となる。こ
れを防止するためには、押出被覆を施すときに被
覆と光フアイバ素線との間を真空引きする。これ
は押出機クロスヘツド部で真空ポンプ10を用い
て行なう。これにより押出された樹脂が繊維を光
フアイバ素線に密着させる。密着と繊維の収縮が
同時となるが、熱伝導の時間遅れから、繊維の収
縮の完了が時間的に遅くなり、結果的には光フア
イバに収縮歪を付加することができる。
第1図および第2図は本発明方法の実施態様を
示す概略図であり、第1図はテープを用いた場
合、第2図は繊維を用いた場合である。
示す概略図であり、第1図はテープを用いた場
合、第2図は繊維を用いた場合である。
Claims (1)
- 1 予め延伸加工した熱可塑性樹脂製のテープも
しくは繊維を光フアイバ素線の周囲に配し、更に
その上に熱可塑性樹脂の押出被覆を施すことによ
り、押出時の熱によるテープもしくは繊維の収縮
を利用して光フアイバに長さ方向の収縮歪を付加
することを特徴とする、光フアイバ心線の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57184593A JPS5978953A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 光フアイバ心線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57184593A JPS5978953A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 光フアイバ心線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5978953A JPS5978953A (ja) | 1984-05-08 |
JPS6257584B2 true JPS6257584B2 (ja) | 1987-12-01 |
Family
ID=16155917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57184593A Granted JPS5978953A (ja) | 1982-10-22 | 1982-10-22 | 光フアイバ心線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5978953A (ja) |
-
1982
- 1982-10-22 JP JP57184593A patent/JPS5978953A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5978953A (ja) | 1984-05-08 |
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