JPS625700A - 被調整部品の自動調整装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント基板に実装される被調整部品の設定
基準レベルへの調整を自動的に行う自動調整装置に関す
る。

〔従来の技術〕

プリント基板に実装される電気部品の中には、実装した
後、単一調整や結合度調整などの微調整を行う半固定ボ
リューム・半固定コンデンサー・トランス等の被調整部
品が多数の種類ある。

従来、この種の被調整部品の微調整は、複数の接点ピン
を配設したピンボードを備えた作業テーブルにプリント
基板を載置し、接点ピンを通して得られる所要部の信号
波形をオシロスコープに写し出し、この波形を見ながら
人為的に行うものであった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、従来のように、被調整部品の微調整を人
為的に行った場合、プリント基板に実装された複数の被
調整部品の個々の微調整をオシロスコープを見ながら１
つずつ行わなければならず、作業能率の悪いものであっ
た。

また、微調整作業を複数の人間の手によって行うため、
同一機種に用いるプリント基板であっても、被調整部品
の設定基準に対する調整誤差に大きなバラツキがあり、
調整の均一性に欠けるものであった。

この発明は、奉発朔−以上の点に鑑みなされたもので、
被調整部品の微調整を自動的に行う装置を提供し、作業
能率の向上を図ると共に、調整された製品の均一化を図
ることを目的とする。

〔問題を解決するための手段〕

以上の目的を達成するために、本発明は、プリント基板
に実装した半固定ボリューム・トランス等の被調整部品
の自動調整を行う装置であって、複数の接点ピンを配設
したビンボードとプリント基板位置決め手段を備えた作
業テーブルにプリント基板を載置し、このプリント基板
に実装された被調整部品に対向させて設けた調整用ドラ
イバを制御手段により制御される駆動体を介して微量回
転させ、前記被調整部品を設定基準レベルに自動的に微
調整するように構成したことを特徴とする。

〔作用〕 以上の構成による本発明の装置によれば、プリント基板
の部品のハンダ付は部にピンボードの接点ピンに接触さ
せて作業テーブル上に位置決め固定し、被調整部品に対
向させて設けた調整用ドライバを被調整部品の調整端子
に係合させる。

そして、プリント基板に通電し、所要の接点ピン間に得
られる周波数等の信号が、あらかじめ設定した基準値に
なるまで制御手段を介して駆動体の回転量および回転方
向を制御し、この駆動体を介して調整ドライブを微量回
転させて被調整部品の設定基準レベルへの自動的微調整
が行われる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、本発明に係わる装置を示すもので、１プリン
ト基扱、１０は作業テーブル、１９は制御手段を示して
いる。

プリント基板１には、種々の電気部品が実装される。　
この電気部品のなかに半固定ボリューム、半固定コンデ
ンサー等の被調整部品２．２．２−−が含まれている。

このプリント基板１を載置する作業テーブル１０は、受
は台ｌｌ上にビンボード１２と載置テーブル１３とを設
けて構成されている。ビンボード１２には、プリント基
板１のハンダ付は部に対応させて、複数の接点ピン１２
ａ、　　１２ｂ、−−−−−−−が配設されている。

載置テーブル１３は、ビンボード１２の接点ピン１２ａ
。

１２ｂ、・−・・−との対応部を開口した略枠状に形成
され、その上面には、プリント基板ｌを位置決めする一
対の位置決めピン１３１，１３１．が設けられている。

作業テーブル１０上方には、調整用ドライバ１４．１４
．１４・−−−一−・・を被調整部品２．２．２、−−
一−−−−に対向させて設けた調整用ドライバ取付板１
５が上下動可能に設けられている。取付板１５は、エア
シリンダ等の駆動手段１６によって上下動される。取付
板１５の上下動動作は、レバー等を人為的に動かして行
う方法であってもよい。調整用ドライバ１４．１４　＝
・−には、被調整部品２，２．−・−・と対向する一方
にドライバビット１４ａ、１４ｂ、　−−−−−−が着
脱可能に設けられている。

調整用ドライバ１４．１４、−−−−−−一は、夫々ス
プリング状のフレキシブルな伝達部材１７．１７、−・
・−を介してステッピングモータ１８，１８、−−−−
−−−の駆動軸に連結されている。調整用ドライバ１４
．１４、−・−のドライバビット１’４ａ、１４ｂ、−
・＝−は、ステッピングモータ１８．１８・・−一一一
一・により所要の回動方向に微量回転される。ステッピ
ングモータ１８．１８．−・−ｍ−−−−は夫々制御手
段１９によって回転制御される。

次に、以上の構成による被調整部品の微量調整手順につ
いて説明する。

先ず、第１図に示すように、被調整部品２．２−・・−
−一−−を実装したプリント基板１を作業テーブル１０
上に位置決めピン１３１．１３１に合わせて載置する。

そうすると、プリント基板１のハンダ付は部に接点ピン
１２ａ、　１２ｂ、−・−が夫々接触した状態に固定さ
れると共に、被調整部品２．２、−・・−の調整端子に
夫々調整用ドライバのドライバビット１４ａ、　１４ｂ
。

−−−−一−・が対向した状態に位置決めされる。

次いで、第２図に示すように、駆動手段１５の駆動によ
り、調整用ドライバ取付板１５を上下動させる。そうす
ると、ドライバビット１４ａ、　１４ｂ、−一−−−−
−は対向する被調整部品２．２、−−−−一−−の調整
端子に夫々係合する。

この状態で、プリント基板１に通電し、接点ピン１２ａ
、　１２ｂ、−−−−−一・の所要の接点ピン間から得
られる信号を取り出す。この信号をＡ／Ｄコンバータ２
１を介して、ディジタル信号に変換する。そして、あら
かじめ設定した基準値を記憶させたＣＰＵ２２と比較し
、所要の接点ピン間から得られる信号値が基準設定値に
なるまで、夫々のステンピングモータ１８．１Ｂ、、−
・−・・−を所要の回転方向に所要の回転角度だけ回転
させる。そうすると、夫々の被調整部品のレベル調整が
終了する。

被調整部品のレベル調整が終了すれば、駆動手段１６を
駆動して調整用ドライバ取付板１５を上下動させる。そ
して、調整済プリント基板を作業テーブル１０上から取
り外し、次の未調整のプリント基板を作業テーブル１０
上に載せ、以下、順次上記の手順により調整作業をおこ
なう。

〔発明の効果〕

以上説明したとおり、本発明によれば、プリント基板に
実装された複数の被調整部品の自動調整を略同時に行う
ことができる。したがって、従来の人為的に行う調整に
比べると、調整時間をはるかに短縮できると共に、調整
レベルを均一化することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る装置を示す側面図、第２図はその
調整時の状態を示す側面図である。 １０・・・・・−・作業テーブル、 １２−・・・・・ピンボード、 １４−−−−−−一調整用ドライバ、 １７−・−一一一−−伝達部材、 回転駆動体、 １８−・−一一一一ステンピングモータ、２０−・・・
制御手段、 １−−−−−−−プリント基板、 ２−・−・−被調整部品。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）プリント基板に実装した半固定ボリューム・トラ
   ンス等の被調整部品の自動調整装置を行う装置であって
   、複数の接点ピンを配設したピンボードとプリント基板
   位置決め手段を備えた作業テーブルにプリント基板を載
   置し、このプリント基板に実装された被調整部品に対向
   させて設けた調整用ドライバを制御手段により制御され
   る駆動体を介して微量回転させ、前記被調整部品を設定
   基準レベルに自動的に微調整するようにしたことを特徴
   とする自動調整装置。