JPS6256972A - 静電写真用懸濁液現像剤 - Google Patents

静電写真用懸濁液現像剤

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JPS6256972A
JPS6256972A JP61206064A JP20606486A JPS6256972A JP S6256972 A JPS6256972 A JP S6256972A JP 61206064 A JP61206064 A JP 61206064A JP 20606486 A JP20606486 A JP 20606486A JP S6256972 A JPS6256972 A JP S6256972A
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ヨゼフ・ビツテ
カルルハンス・ズユリング
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08F297/00Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer
    • C08F297/02Macromolecular compounds obtained by successively polymerising different monomer systems using a catalyst of the ionic or coordination type without deactivating the intermediate polymer using a catalyst of the anionic type

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はブロック共重合体を含む改良された静電写真用
懸濁液現像剤(suspension develo−
per)及び新規なブロック共重合体に関する。
静電写真記録材料上の静電写真像は乾式及び湿式現像法
によって現像される。懸濁液現像剤を用いる湿式現像法
は周辺の鮮明度及び解像力に関して乾式現像法よりも優
れている。
懸濁液現像剤は一般に高絶縁性の担体液、顔料、電荷を
決定する物質〔調節剤(controller)として
も公知〕及び重合体からなる。担体液は好ましくは少く
とも10″Ω・国の体積抵抗(volume  ′re
sistance)と3よシ小さい誘電定数を有する。
用いる顔料は例えば標準的なアゾ染料、キサンチン染料
、フタロシアニン染料、中でも独国公開明細書第2,9
44,021号に記述されている種類のもの、及び更に
トリフェニルメタン染料、アクリジン染料又はキノリン
染料である。使用される黒色顔料は好ましくはカーボン
ブラック顔料である。
重合体の主な機能は、顔料懸濁液に適当な立体的安定性
を付与し、そして顔料粒子の像担体への付着或いはむし
ろ固定を保証することである。
静電写真用懸濁液現像剤の1成分として多くの異なった
構造の重合体を使用することができる。
即ち実質的に非極性の単量体〔06〜C,oアルキル(
メタ)アクリレート〕及びより強い極性の単量体(例え
ばアミノメタクリレート、ビニルピロリドン)から合成
される統計的共重合体の使用は多くの文献に記述されて
いる(強国公開特許第1,927、592号、強国公開
特許第1,938,001号、ベルギー国特許第784
,367号、特開昭49−129 539号、特開昭4
8−431 54号)。
スチレン−ブタジェン共重合体も使用できる(強国公開
特許第2,337,419号、強国公開特許第4452
.499号、特開昭48−290 72号)。
種々のグラフト共重合体も懸濁液現像剤の合成に使用さ
れる(強国公開特許第2,042,804号、強国公開
特許第2,103,045号、強国公開特許第4421
,037号、強国公開特許第2.534281号、強国
公開特許第2,432,288号、強国公開特許第2,
935,287号、英国特許第2,157.343号、
英国特許第2,029,049号、米国特許第4,03
3,890号)。懸濁液現像剤の顔料粒子が沈殿重合で
架橋した重合体殻を作り上げることによって立体的安定
化しうることも強国公開特許第3,232,062号か
ら公知である。
懸濁液の立体的安定化に対するブロック重合体の使用は
、英国特許第1.186.562号に及びアトパンシー
ズ・イン・コロイド・アンド・インタフェース拳すイz
ンス(Advances  in Co11o−id 
and Interface 5cience)、4.
193〜277(1974)に記述されている。特に適
当なブロック重合体は、重合体成分Aが分散媒体忙不溶
であシ且つ粒子表面に対して強い親和性を示し、−芳重
合体成分Bが分散媒体に容易に溶解し且つ粒子表面に対
して殆んど又は全熱親和性を示さないというA−Bブロ
ック重合体である。
Aがポリスチレンブロックであり且つBがポリブタジェ
ンブロックであるA−B型のブロック重合体を用いる場
合に安定な分散液が得られるけれど、粒子の寸法は好ま
しくなく大きい。
にトナー粒子は油溶性のイオン性化合物によって、例え
ば長い脂肪族基を含む有機酸の金属塩によって荷電され
る。斯くして力〜ポンプラック顔料は例えば液体イソパ
ラフィン中において有機燐化合物によシ正に荷電される
(英国特許第1.151.141号)。塩基性の金属ア
ルキルスルホネートヲ添加すれば負の電荷を形成しうる
(英国特許第1.571,401号)。
本発明の目的は小さい粒子径と均一な粒径分布を有し且
つ凝集物を含まない高分散安定性の静電写真用懸濁液現
像剤を提供することである。
本発明の他の目的は、正のトナー電荷と高い電荷安定性
を有する静電写真用の懸濁液現像剤を提供することであ
る。本発明の最後の目的は新しいブロック共重合体を提
供することである。
今回、 a) 重合した塩基性の、窒素を含む芳香族ビニル化合
物5〜100重量部及び重合した、窒素を含まない芳香
族ビニル化合物0〜95重量部のブロック及び b) 完全K又は部分的にアルギルメルカプタンと反応
した25〜95%の側鎖(lateral)二重結合を
含む重合したC1〜C6ジエンのブロック が特徴のブロック重合体が発見された。
適当な塩基性の窒素を含む芳香族ビニル化合物は塩基で
置換された芳香族ビニル化合物例えばp−ジメチルアミ
ノメチルスチレン及び窒素を含むヘテロ芳香族ビニル化
合物である0ビニル置換ピリジン例えば2−ビニルピリ
ジン、3−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン及び2
−メチル−5−ビニルピリジンを用いることは好適であ
る。
2−ビニルピリジン及び4−ビニルピリジンは特に好適
である。窒素を含むビニル単量体は窒素を含む及び窒素
を含まないビニル化合物の合計の5〜100重量%、好
ましくは25〜100重量%、更に好ましくは50〜1
00重量%をなす。
適当な窒素を含まない芳香族ビニル化合物はスチレン及
び置換スチレン例えばα−メチルスチレン、4−メチル
スチレン及び3−メチルスチレン及びナフタレンの誘導
体例えばビニルナフタレン又はインプレニルナフタレン
である。スチレンは特に好適である。
適当なC2〜C,ジエンはブタジェン、イソプレン、ジ
メチルブタジェン、エチルブタジェンであり、ブタジェ
ンが好適である。
ある特に好適な具体例において、ブロック共重合体は、 a) 重合したビニルピリジン5〜100重量部及び重
合したメチ2フ0〜95重量部のブロック及び b) ビニル二重結合が完全に又は部分的にアルキルメ
ルカプタンと反応したポリブタジェンブロック を含有する。
ジエンと芳香族ビニル化合物のブロック重合体、特にブ
タジェンと芳香族ビニル化合物の、ジエンを20〜80
%、好ましくは40〜80%及び更に好ましくは50〜
75重量%で含有するブロック重合体は本発明で用いる
アルキルメルカプタン改変のブロック共重合体を製造す
るのに適当である。重合したジエンブロック特にポリブ
タジェンブロックは、オレフィン性ブロックの全数に基
づいて25〜95%、好ましくは40〜80%のビニル
二重結合を含む。アルキルメルカプタンとの反応に基づ
くブロック重合体のg−分子量は10”〜5X109?
1モルの範囲にあるべきであり、1×104〜1×10
5のg−分子量が好適である。
問題のこの種のブロック重合体は好ましくは下記の実施
例に記述するようにアルキルリチウム化合物を用いるア
ニオン重合によって製造される。ビニル二重結合の割合
は普通のドナー例えばエーテ    〜ル又は第三級ア
ミン例えばテトラヒドロフラン、グリコールジメチルエ
ーテル、テトラメチルエチレンジアミンを用いることに
よって制御される。
重合したジエン及び重合した芳香族ビニル化合物の他に
、出発ブロック共重合体は他の重合した単位も、好まし
くは高々20重量%までの割合で含有しうる。このよう
な更なる単位は例えば次の化合物、アクリロニトリル、
メタクリレートリル、アクリレート及びメタクリレート
、例えばtart−ブチルメタクリレートを重合させる
ことによって得ることができる。
アルキルメルカプタンとの反応は好ましくは炭化水素溶
液中ラジカル発生剤の存在下に行なわれる。適当なメル
カプタンは炭素数4〜20個の直鎖又は分岐鎖アルキル
基を含むもの、例えばn−ブチルメルカプタン、2−エ
チルへキシメルカプタン又はn−ドデシルメルカプタン
である。アルキル基の炭素数が8〜20個のメルカプタ
ンは好適に使用される。
適当なラジカル発生剤はパーオキサイド例えばジシクロ
へキシルバーカーボネート、tert−ブチルパービバ
レート、ジラウロイルパーオキサイド、或いはアゾ化合
物例えばアゾジイソブチロニトリルである。
用いる溶媒は炭化水素例えばブタン、ヘキサン、ヘプタ
ン又はイソオクタンであるが、好ましくは芳香族又は脂
環式炭化水素例えばトルエン、シクロヘキサン又はメチ
ルシクロペンタン或いはこれらの混合物である。
この反応に用いるアルキルメルカプタンの量は、ポリブ
タジェンブロックのビニル二重結合の好ましくは5〜1
00%、更に好ましくは10〜75%が反応するように
秤量される。
静電写真用の懸濁液現像剤、即ち分散した顔料と本発明
によるブロック共重合体とを、少くとも109Ω・閑の
体積抵抗及び3より小さい誘電定数を有する電気絶縁性
の担体液中に含有する該現像剤も発見された。
少くとも109Ω・口の体積抵抗と3よシ小さい誘電定
数を有する適当な担体液は、炭化水素例えば弗素化炭化
水素又はシリコーン油好ましくは炭化水素に基づく液体
、例えば芳香族炭化水素例えばベンゼン、トルエン又は
キシレン或いは脂肪族06〜C1,炭化水素例えばn−
ヘキサン、 シクロヘキサン、n−へブタン、n−オク
タン又はデカリンである。異なる炭化水素の混合物も使
用しうる。分岐鎖脂肪族炭化水素例えばイソデカン及び
インドデカンは特に適当である。
用いる顔料は懸濁液現像剤に通常使用される上述の黒色
の及び着色の顔料のいずれであってもよい。適当な顔料
は例えばスピリット・ブラック(spirit bla
ck) (C,1,50415番)、ア゛ニリン・ブラ
ック(C,1,50440番)、 シアニン・ブルー(
C,1,742s o番)、ブリリアント[相]カーミ
y (brilliant carmine) 6B(
C,1,15850番)、エチトロット(Echt−r
ot)(C,1,15865番)、ベンジジン・オレン
ジ(C,1,21110番)或いはパーマネント・イエ
ローs 2 (C,1,21100番)である。
特に好適な顔料はカーボン・ブラック(上述の総ての塩
基性型)、へりオニヒトプラウ(Helio−echt
blau) HG (C,1,74160番)、ファf
ルロf (Fanalrosa) B (C,1,45
160番)及びへりオエヒトゲルブ(Helioech
tgelb)GRN(C,1,21100番)である。
顔料は一般に予備処理なしに本発明の懸濁液現像剤の製
造に使用しうる。特別な場合、例えば特に高いトナー電
荷を得たい場合には、重合体コーティングが有利であり
うる。適当なコーティング材料は例えばスチレン、C1
〜C,アルキルアクリレート、C1〜C,アルキルメタ
クリレートに基づく重合体である。顔料を一般式 〔式中、Rはアルキル基、更に特にCI ”” CI 
Gアルキル基、シクロアルキル基、更に特にシクロヘキ
シル基、アルケニル基、更に特にアリル基、アリール基
、更に特にフェニル基或いはアラルキル基、更に特にベ
ンジル基を表わす〕 に和尚するシアノアクリレートでコーティングすること
は特に有利である。
コーティングに対して用いるポリシアノアクリレートの
量は顔料の量に基づいて好ましくは10〜300重量%
、更に好ましくは100〜200重量%である。
トナー粒子の電気的荷電は公知の上述の調節剤を用いて
制御しうる。特に適当な正の調節剤は英国特許第1.1
51.141号に記述されている。これらの調節剤は有
機基を含む燐系のオキシ酸の2価又は3価の金属塩、更
k特に a) 燐に由来するオキシ酸のモノエステル又ハシエス
テル、 b) 炭素原子によって燐に結合した1つ又は2つの有
機基を含む燐に由来するオキシ酸、或いは C) エステル基及び炭素原子によって燐に結合した有
機基、即ち脂肪族、脂肪族又は芳香族基を含む燐に由来
するオキシ酸、 の金属亜鉛、銅、カドミウム、アルミニウム又は鉄の塩
である。
有機基は好ましくは炭素数が少くとも4個、更に特に炭
素数が10〜18個の鎖を含み、また1つ又はそれ以上
のへテロ原子例えば酸素、硫黄又は窒素で置換されてい
ても及び/又はそれが介在していてもよい。
特に良好な結果は亜鉛塩を用いて得られる。しかしなが
ら他の塩例えばマグネシウム、カルシウム、ストロンチ
ウム、バリウム、鉄、コバルト、ニッケル、銅、カドミ
ウム、アルミニウム及び鉛の塩を用いることも可能であ
る。
ある好適な具体例において、本発明による懸濁液現像剤
は、少くとも1つのC6〜C24炭化水素基を含むブレ
ンステッド酸を、好ましくはブロック共重合体の塩基性
の、窒素を含む芳香族ビニル単位が完全に又は部分的に
中和した形で存在するような量で含有する。添加したブ
レンステッド酸はトナー粒子の正電荷を生じさせ或いは
それを強める。
適当なブレンステッド酸は、ブレンステッド酸が少くと
も1つのC6〜C24炭化水素基を含むという条件下に
、中でも硫酸モノエステル及び燐酸モノエステル及ヒシ
エステル、スルホン酸、ホスホン酸、そして更CH酸化
合物である。分岐鎖炭化水素基を含むブレンステッド酸
が好適である。特に適当なブレンステッド酸は下記式(
it)、(1)、(IV) 、(V)及び(Vl) K
相当するものであるニ−R4 H−0−P−0−R,(Iり す H−C−R?              (V)〔式
中、R2は2官能性のC8〜CIS炭化水素基であり、 R4はC、% C、、炭化水素基であシ、R6はC6〜
C24炭化水素基であり1R6バーC0OR’ 又i 
So、R”−11−、!、 9、R7及びR6は同一で
も異なってもよく且つ基−CN1−No、、−ハロゲン
、−COOR1又は−8o、R’の1つを表わし、 R9〜RIMは同一でも異なってもよく且つ一〇〇〇R
I4を表わし、そして RI4は炭化水素基、更に特にCI−C!4炭化水素基
を表わす、但し 基R′1〜R′″の少くとも1つにおいて、置換基R1
4は炭化水素基、更に特に炭素数6〜24のアルキル基
である〕。
次のものは上式忙相当する適当なブレンステッド酸の例
である: R−0−P−0−iso−CsH,。
CH,−Coo−C,!H2゜ ■ HO,5−CH−Coo−C,H,。
0−C)I。
γ06 H−C−COO−C,、Ht。
Coo−C,2H,5 N H−C−COO−C,、f(、。
N CH2−C−0−isoc、H,。
HOIS−CH−C−0−isOc、H1?I N H−C−COO−f s o C、、H!。
N R1’= 1soC,H,。
(特に好適) ブレンステッド酸は、本発明による懸濁液現像剤の固体
含量に基づいて一般に0.01〜10重量%、好ましく
は0.1〜5重量%の量で使用される。
このブレンステッド酸の使用量は、ブロック共重合体に
存在する塩基性の、窒素を含む芳香族ビニル単位が完全
に又は部分的に中和される、好まし〈は一部だけが中和
されるように調節される。トナーの正電荷の量は用いる
ブレンステッド酸の種類及び量によって容易に調節する
ことができる。
本発明による懸濁液現像剤はそれ自体十分に接着性であ
るけれど、懸濁液現像剤の特別な用途のために、例えば
電荷像の静電写真用結合剤層上への現像のために、現像
剤に所謂固定剤を混入してもよい。適当な固定剤は光伝
導性記録材料の結合剤と、例えば光伝導性の酸化亜鉛層
の結合剤と適合しなければならない樹脂であシ、斯くし
て現像後に形成された像の基質へのしつかりした付着が
得られる。適当な樹脂の例は水素化ロジンのエステル及
び長油性のロジ/改変フェノール−ホルムアルデヒド樹
脂、ロジンのペンタエリスリトールエステル、水素化ロ
ジンのグリセロールエステル、エチルセルロース、種々
のアルキド樹脂、ポリ(メタ)アクリレート樹脂、ポリ
スチレン、ポリケトン樹脂及びポリ酢酸ビニルである。
このような樹脂の特別な例は、静電写真用懸濁液現像剤
に関する文献例えば強国特許第699.157号及び英
国特許第1,151,141号に見出すことができる。
本発明による懸濁液現像剤は標準的な分散法によって製
造することができる。
良好す結果はボールミル、ビーズミル、コロイドミル、
更に高速攪拌機を用いて得られる。最初に固体含量5〜
50重量%、好ましくは10〜25重量%の担体液、顔
料及び重合体のトナー濃厚物を製造し、これを更なる担
体液の添加によって0.05〜2%、好ましくは0.1
〜1%の使用濃度に希釈することは最良である。
本発明で用いるブロック共重合体は予備処理によって、
例えば融着によって或いは溶液からの沈殿によって顔料
に適用してもよい。しかしながら、ブロック共重合体を
担体液に添加し、これからそれを顔料上に吸着させるこ
とも可能である。
アルキルメルカプタンで改変されたブロック共重合体の
合成及び本発明による懸濁液現像剤の製造は次の実施例
に詳細に記述される。
実施例1 ブロック共重合体A、B及びCの合成ニ一般的方法ニ ジクロヘキサン75(ld、グリコールジメチルエーテ
ル5ゴ及び1,3−ブタジェン752を水及び酸素の存
在下に2tのガラス製オートクレーブ中に導入した。こ
の混合物をIOCまで冷却した。次いでn−ブチルリチ
ウムのlMn−ヘキサン溶液4dを添加した。重合温度
を冷却によって40℃に保った。90分後に反応混合物
を20℃まで冷却した。次いで2−ビニルピリジン及び
スチレンの、第1表に示す量を5分間にわたって添加し
た。反応混合物の温度は30〜40℃に上昇したが、こ
れを冷却によって最高40℃に保った。
60分後、トルエン15m1に溶解したn−ドデシルメ
ルカプタン40?及びアゾジイソブチロニトリル0.5
fを添加し、混合物を5時間にわたって80℃に加熱し
た。反応混合物をロータリーエバポレーターで濃縮した
。後に残るブロック共重合体をシクロヘキサン200ゴ
に溶解し、メタノール2000mの添加によって沈殿さ
せた。重合体を真空下に50℃で一定重量になるまで乾
燥した。
収率は理論量の90〜98%であった。
第1表 A   30  10  0.61 3.7 0.9B
   20  20  0.46 3.8 1.8CO
300,254,33,0 1)スタウデインガー指数=25℃、トルエン中でのd
i/r 実施例2 顔料分散液 カーボンブラック顔料20部、実施例1のブロック共重
合体2〜5部(顔料に基づいて10〜25重量%)及び
インドデカン80部をスチールボールミル中で15時間
混合した。粒子径はレーザー光散乱分光法で測定した。
用いたカーボン・ブラック顔料は次の特性データを有し
た:起源             ファーネス・ブラ
ック密度             1.8 f /c
m ”現像剤の使用前の粒子径    51 nmオイ
ル数(顔料100?に 吸着される亜麻仁油、? )     250比表面積
           31m”/P揮発性物質、重量
%      2 p)f値            8 色              黒青色ブロック共重合
体    粒子直径 試料  顔料基準の重量%    nm    K1 
 10%ブロック共重合体A   l385 0.73
2 25%ブロック共重合体A    449 0.2
03 10%ブロック共重合体8  1040 0.9
14 25%ブロック共重合体B    393 0.
125 10%ブロック共重合体C9130,4462
5%ブロック共重合体C3540,14この表における
Kは、散乱レーザー光の自動補正関数の累積率解析から
第4の累積率の平方で割つた第2の累積率に等しく〔コ
ツペル(Koppe l ) 。
D、E、、  ジエイ・ケム・フイx (J、 Che
m。
Phys、)57.11(1972)4814〜482
0 )、粒子径分布の巾の尺度である。Kが小さければ
、分散液は多分散性が小さい。試料2.4及び6のに値
は実質的に単分散性ラテックス分散液に相当する。
表からは、用いるブロック共重合体が顔料の量に基づい
て25重量%の場合、現像剤の満足しうる解像力に対し
て必要とされる小さい粒子寸法の達成されることが理解
できる。
実施例3 本発明による懸濁液現像剤 原料に基づいて0.5〜1重量%のモノ−(2−ブチル
)−オクチル燐酸亜鉛(20P)を、電荷を決定する化
合物として実施例2の試料2.4及び6に添加した。こ
の分散液をイソドデカンで顔料1重量%まで希釈した後
、コーラ−(Kohler)法〔フォトグラフィック・
サイエンス・アンド・エンジニアリング(Photog
raphic 5cienceand Enginee
ring )22.4(1978)、218〜227〕
により、電気泳動的現像に対する関連データを決定した
XEは全体としての現像剤の伝導度であり、XMは遠心
分離による顔料粒子の分離後における現像剤の液相の伝
導度である。μは顔料粒子の電気泳動による易動度であ
る。電荷を決定する化合物を現像剤に添加しない場合、
μ及びt/mに対する値はこれが決定できないほど小さ
かった。zOPの添加後、粒子は透明な正の荷電を示し
、且つ負に荷電したポリエステルフィルム上に満足に付
着しえた。
実施例4 本発明による懸濁液現像剤 へりオニヒトプラウμG (C11,74160番)2
0?、実施例1のブロック共重合体5を及びイソドデカ
ン1702をスチール・ボールミル中で15分間混合し
た。19g(固体基準)のペンタイソトリデシロキシカ
ルボニルシクロペンタジェンをブレンステッド酸として
、得られた懸濁液に添加し、次いでこれを1%まで希釈
し、トナーとして試験した: Xe     XM     μ 3.2・10−9 0.19・10−’   3.3・
1O−9q/m* (As  kg−’) 7・10−! *q/mはトナー粒子の単位重量当りの電荷である。
現像剤の全体としての伝導性と比べて非常に低い液相の
伝導性は実際の使用に関して特に有利である。
実施例5 比較例 英国特許第1.186.562号から公知の種類の非ア
ルキルメルカプタンで改変したスチレン−ブタジェンの
ブロック共重合体を用いる顔料懸濁液の製造 1.6X109のg分子量を有するスチレン及びブタジ
ェンの等重量部のブロック共重合体1?を、カーボンブ
ラック顔料4F及びインドデカン50ゴと共にボールミ
ル中で15時間粉砕した。この結果粗い(粒子径)l/
Jm)分散液を得た。
1.3X109のg分子量を有するスチレン38重量部
及びブタジェン62を置部のブロック重合体1tをイソ
ドデカン50rdに溶解した。この溶液をカーボンブラ
ック顔料4tと共に15時間粉砕した。この結果分散し
た粒子が平均直径910nmの顔料分散液を得た。
顔料の量に基づいて1重量%のzOPを添加した後に得
られる懸濁液現像剤は、重大なほどの沈降する傾向を示
し、また同時に不適当な解伶力の、適度に調子のある像
しか与えなかった。
特許出願人 アク7アーゲヴエルト・アクチェンゲゼル
シャフト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分散した顔料とブロック共重合体を、少くとも10
    ^9Ω・cmの体積抵抗と3より小さい誘電定数を有す
    る電気的に絶縁性の担体中に含有する静電写真用懸濁液
    現像剤であって、ブロック共重合体が a)重合した塩基性の、窒素を含む芳香族ビニル化合物
    5〜100重量部及び重合した、窒素を含まない芳香族
    ビニル化合物0〜95重量部のブロック、及び b)完全に又は部分的にアルキルメルカプタンと反応し
    た25〜95%の側鎖二重結合を含む重合したC_4〜
    C_6ジエンのブロックを含有することを特徴とする静
    電写真用懸濁液現像剤。 2、ブロック共重合体が a)重合したビニルピリジン5〜100重量部及び重合
    したスチレン0〜95重量部のブロック、及び b)ビニル二重結合が完全に又は部分的にアルキルメル
    カプタンと反応したポリブタジエンブロック を含有する特許請求の範囲第1項記載の懸濁液現像剤。 3、懸濁液現像剤が少くとも1つのC_6〜C_2_4
    炭化水素基を含むブレンステッド酸を更に含有する特許
    請求の範囲第1又は2項記載の懸濁液現像剤。 4、ブレンステッド酸が次の一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、 R^2は2官能性のC_1〜C_1_8炭化水素基であ
    り、 R^4はC_1〜C_1_8炭化水素基であり、R^5
    はC_8〜C_2_4炭化水素基であり、R^6は−C
    OOR^5又はSO_2R^5であり、R^7及びR^
    8は同一でも異なってもよく且つ基−CN、−NO_2
    、−ハロゲン、−COOR^5又は−SO_2R^5の
    1つを表わし、 R^9〜R^1^3は同一でも異なってもよく且つ−C
    OOR^1^4を表わし、そして R^1^4はC_1〜C_2_4炭化水素基を表わす、
    但し基R^9〜R^1^3の少くとも1つにおいて、置
    換基R^1^4はC_6〜C_2_4炭化水素基である
    〕に相当する特許請求の範囲第3項記載の懸濁液現像剤
    。 5、ブレンステッド酸が次の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^9〜R^1^3は上述の通りである〕に相
    当する特許請求の範囲第4項記載の懸濁液現像剤。 6、分散した顔料がポリシアノアクリレートでコーティ
    ングされている特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに
    記載の懸濁液現像剤。 7、ブロック共重合体が a)重合した塩基性の、窒素を含む芳香族ビニル化合物
    5〜100重量部及び重合した、窒素を含まない芳香族
    ビニル化合物0〜95重量部のブロック、及び b)完全に又は部分的にアルキルメルカプタンと反応し
    た25〜95%の側鎖二重結合を含む重合したC_4〜
    C_6ジエンのブロックを含有することを特徴とするブ
    ロック共重合体。 8、ブロック共重合体が a)重合したビニルピリジン5〜100重量部及び重合
    したスチレン0〜95重量部のブロック、及び b)ビニル二重結合が完全に又は部分的にアルキルメル
    カプタンと反応したポリブタジエンブロック を含有することを特徴とする特許請求の範囲第7項記載
    のブロック共重合体。 9、トナー粒子の電荷を制御する調節化合物を更に含ん
    でなる特許請求の範囲第1項記載の懸濁液現像剤。 10、調節化合物が有機基を含む燐系オキシ酸の2価又
    は3価の金属塩である特許請求の範囲第9項記載の懸濁
    液現像剤。
JP61206064A 1985-09-03 1986-09-03 静電写真用懸濁液現像剤 Pending JPS6256972A (ja)

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DE3531381A1 (de) 1987-03-12
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EP0213568B1 (de) 1990-09-19
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