JPS6256636A - 熱可塑性樹脂被覆コイルばねの製造法 - Google Patents
熱可塑性樹脂被覆コイルばねの製造法Info
- Publication number
- JPS6256636A JPS6256636A JP19314885A JP19314885A JPS6256636A JP S6256636 A JPS6256636 A JP S6256636A JP 19314885 A JP19314885 A JP 19314885A JP 19314885 A JP19314885 A JP 19314885A JP S6256636 A JPS6256636 A JP S6256636A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- coil spring
- pipe
- covering
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/024—Covers or coatings therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Springs (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は熱可塑性樹脂により全面を完全に被覆したコイ
ルばねの製造法に関する。
ルばねの製造法に関する。
(ロ)従来の技術
従来コイルばねは重要な機械要素として、多くの機器に
使用されている。即ちはかり、安全弁のように伸びと荷
重との比例関係を利用するもの、ポンプ、弁の部品とし
て常に押しつけておくための荷重源として利用するもの
、また自動車や車両などに用いて機動を緩和したり1#
撃エネルギを吸収するために利用するものなどがある。
使用されている。即ちはかり、安全弁のように伸びと荷
重との比例関係を利用するもの、ポンプ、弁の部品とし
て常に押しつけておくための荷重源として利用するもの
、また自動車や車両などに用いて機動を緩和したり1#
撃エネルギを吸収するために利用するものなどがある。
このうち特にポンプ、弁の部品として用いる場合に、接
触する輸送流体によっては、形成する材料が流体により
X蝕して長期間の使用に耐えない欠点があった。
触する輸送流体によっては、形成する材料が流体により
X蝕して長期間の使用に耐えない欠点があった。
従ってこの欠点を除くために、コイルげねの全面を耐蝕
性塗料で塗装したり、あるいはコイルばねを形成してい
る金属線を耐蝕性の熱り塑性チューブに通し、両端を封
じて使用する方法などがとられているが、前者は被覆厚
さが十分にとれないために耐用期間が短く不安定であり
、後者は金属線と熱可塑性樹脂チューブの間に存在する
空気Nが、使用時の温度上昇によって膨張し、熱可塑性
樹脂チューブの破壊の原因となって、いづれも満足すべ
き効果金示していなかった。
性塗料で塗装したり、あるいはコイルばねを形成してい
る金属線を耐蝕性の熱り塑性チューブに通し、両端を封
じて使用する方法などがとられているが、前者は被覆厚
さが十分にとれないために耐用期間が短く不安定であり
、後者は金属線と熱可塑性樹脂チューブの間に存在する
空気Nが、使用時の温度上昇によって膨張し、熱可塑性
樹脂チューブの破壊の原因となって、いづれも満足すべ
き効果金示していなかった。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
この発明はコイルばねの全面を、十分な耐蝕性をもつ熱
可塑性樹脂で被覆し、従来の欠点全完全に除き、腐蝕性
の流体と接触しても安定して長期間使用に耐えるコイル
ばねを得ることを目的とする。
可塑性樹脂で被覆し、従来の欠点全完全に除き、腐蝕性
の流体と接触しても安定して長期間使用に耐えるコイル
ばねを得ることを目的とする。
に)問題点を解決するための手段
この発明の熱可塑性樹脂被覆コイルばね全得るための実
施方法を図面にもとづいて説明すると次の通りである。
施方法を図面にもとづいて説明すると次の通りである。
第1図は熱可塑性樹脂により全面を完全に被覆した熱可
塑性樹脂被覆コイルばねを示したものである。また第2
図はコイルばね、第3図は切削#Iを設けた内側用熱可
塑性樹脂パイプ、第4図は外側用熱可塑性樹脂パイプを
示したものである。
塑性樹脂被覆コイルばねを示したものである。また第2
図はコイルばね、第3図は切削#Iを設けた内側用熱可
塑性樹脂パイプ、第4図は外側用熱可塑性樹脂パイプを
示したものである。
先づ内側用熱可塑性樹脂パイプ2に、コイルばね1のコ
イル内径、コイル外径、材料の直径、巻き数、ピンチに
合せて切削溝3を設ける。
イル内径、コイル外径、材料の直径、巻き数、ピンチに
合せて切削溝3を設ける。
次に第5図の如く、内側用熱可塑性樹脂パイプ2にコイ
ルばね1をはめ込み、それを外側用熱可塑性樹脂パイプ
4に挿入する。第6図はその状態を示したものである。
ルばね1をはめ込み、それを外側用熱可塑性樹脂パイプ
4に挿入する。第6図はその状態を示したものである。
さらに第6図の状態となった内側用熱可塑性樹脂2の内
側に、適切な外径寸法の金属棒5を挿入し、第7図の如
き金型枠6に入れ、上部より押し金型7をセットし、加
熱盤を有する圧縮プレスにて、その熱可塑性樹脂に適し
た温度、圧力で加熱、加圧することにより、金型内の内
側用熱可塑性樹脂パイプ2と外側用熱可塑性樹脂パイプ
4を熔融一体化せしめる。
側に、適切な外径寸法の金属棒5を挿入し、第7図の如
き金型枠6に入れ、上部より押し金型7をセットし、加
熱盤を有する圧縮プレスにて、その熱可塑性樹脂に適し
た温度、圧力で加熱、加圧することにより、金型内の内
側用熱可塑性樹脂パイプ2と外側用熱可塑性樹脂パイプ
4を熔融一体化せしめる。
次に加熱を止め、加圧を続けながら常温まで冷却した後
、成形物を金型よシ取り出し、金属棒5t−除くことに
よって第9図に示す一次成形物8を得る。−次成形物8
を旋!1を用いて、内部のコイルばね1が均一な厚みを
もつ如く、ピッチに合せて螺旋状に切削すれば第1図に
示す熱可塑性樹脂てよ妙全面を完全に被覆した熱可塑性
樹脂被覆コイルばねを得ることができる。
、成形物を金型よシ取り出し、金属棒5t−除くことに
よって第9図に示す一次成形物8を得る。−次成形物8
を旋!1を用いて、内部のコイルばね1が均一な厚みを
もつ如く、ピッチに合せて螺旋状に切削すれば第1図に
示す熱可塑性樹脂てよ妙全面を完全に被覆した熱可塑性
樹脂被覆コイルばねを得ることができる。
(ホ)作用
必要とする熱可塑性樹脂の被覆厚さは0.5〜20聴が
適当で、−次成形物8において内蔵されるコイルばねけ
外部より目視によって確認され切削加工上何ら問題はな
い。この熱可塑樹脂被覆コイルばねは、腐食性流体に対
して十分な耐食性をもち、且つコイルばねとしての性能
を全く損うことなく作用するものである。
適当で、−次成形物8において内蔵されるコイルばねけ
外部より目視によって確認され切削加工上何ら問題はな
い。この熱可塑樹脂被覆コイルばねは、腐食性流体に対
して十分な耐食性をもち、且つコイルばねとしての性能
を全く損うことなく作用するものである。
(へ)実施例
この発明に用いられる熱可塑性樹脂は、コイルばねの使
用される条件に適したものを選ぶことが必要で、使用温
度が100″C以下で耐薬品性を要求される場合には門
シ(ポリエチレン)、pp(ポリプロピレン)、pyc
(塩化ビニールmll旨)々どのうちから目的に合った
ものを選ぶのが適している。
用される条件に適したものを選ぶことが必要で、使用温
度が100″C以下で耐薬品性を要求される場合には門
シ(ポリエチレン)、pp(ポリプロピレン)、pyc
(塩化ビニールmll旨)々どのうちから目的に合った
ものを選ぶのが適している。
更に使用温度が200’C1でに及び、四時に耐酸性、
耐アルカリ性などの耐薬品性を要求される場合にはふっ
素樹脂が最も適している。
耐アルカリ性などの耐薬品性を要求される場合にはふっ
素樹脂が最も適している。
現在ふっ素樹脂にはPTEE(4ふっ化エチレン11脂
)、PFA(4ふっ化エチレン・パーフロロアルキルビ
ニルエーテル共重合樹脂)、FEP(4ふっ化エチレン
・6ふっ化プロピレン共重合樹脂)、POTFO(3ふ
っ化・塩化エチレン樹脂)、PVdl”(ふっ化ビニリ
デン樹脂)、pyp(ぶつ化ビニル樹脂)、ETFJ4
ふっ化エチレン・エチレン共重合樹脂)、ECTF’E
(3ふっ化・塩化エチレン・エチレン共重合樹脂)、E
PI3(ぶつ化エチレン・ プClヒL/ン・エーテル
共重合樹脂)などの種類があり、その加工にはそれぞれ
その樹脂に適し、た方法がとられている。
)、PFA(4ふっ化エチレン・パーフロロアルキルビ
ニルエーテル共重合樹脂)、FEP(4ふっ化エチレン
・6ふっ化プロピレン共重合樹脂)、POTFO(3ふ
っ化・塩化エチレン樹脂)、PVdl”(ふっ化ビニリ
デン樹脂)、pyp(ぶつ化ビニル樹脂)、ETFJ4
ふっ化エチレン・エチレン共重合樹脂)、ECTF’E
(3ふっ化・塩化エチレン・エチレン共重合樹脂)、E
PI3(ぶつ化エチレン・ プClヒL/ン・エーテル
共重合樹脂)などの種類があり、その加工にはそれぞれ
その樹脂に適し、た方法がとられている。
この発明に用いられるふっ素樹脂としては、主としてP
FA、 FEPlPOTFE、PVdF、ETFE。
FA、 FEPlPOTFE、PVdF、ETFE。
ECTF’E、EPEなどが適用できる。このうち特に
耐熱性、耐・薬品性に優れ、機械的強度が大きく、安全
性の高いものとしてはPFA、 FEP があげられ
る。
耐熱性、耐・薬品性に優れ、機械的強度が大きく、安全
性の高いものとしてはPFA、 FEP があげられ
る。
(ト)発明の効果
この発明は以上に説明したように、コイルばねの全面を
熱可塑性樹脂で完全に被覆し、コ・イルばねを使用する
際にコイルばねに要求される機能を全く損うことなく、
十分な弾性と強度を保ちながら、接触する流体による腐
蝕を完全に防止して、安定して長期間の使用に耐えるコ
イルばねを得るために大きな効果を示すものである。
熱可塑性樹脂で完全に被覆し、コ・イルばねを使用する
際にコイルばねに要求される機能を全く損うことなく、
十分な弾性と強度を保ちながら、接触する流体による腐
蝕を完全に防止して、安定して長期間の使用に耐えるコ
イルばねを得るために大きな効果を示すものである。
第1図はこの発明実施による熱可塑性樹脂被覆コイルば
ねの切断側面図。第2図はコイルばねの切断側面図。第
3図は内側用熱可鴨性櫓脂パイプの切断側面図。第4図
は外側用熱可塑性樹脂パイプの切断側面図。第5図は切
削溝を設けた内側用熱可塑性パイプにコイルばねをはめ
込んだ切断側面図、第6図は外側用熱可塑付樹脂パイプ
の内側に内側用熱可塑性樹脂パイプを挿入した切断側面
図、第7図は金型枠に外・内側用熱可塑性樹脂パイプを
セントし7た切断側面図。第8図はその切断正面図。第
9図は一次成形物の切断側面図。
ねの切断側面図。第2図はコイルばねの切断側面図。第
3図は内側用熱可鴨性櫓脂パイプの切断側面図。第4図
は外側用熱可塑性樹脂パイプの切断側面図。第5図は切
削溝を設けた内側用熱可塑性パイプにコイルばねをはめ
込んだ切断側面図、第6図は外側用熱可塑付樹脂パイプ
の内側に内側用熱可塑性樹脂パイプを挿入した切断側面
図、第7図は金型枠に外・内側用熱可塑性樹脂パイプを
セントし7た切断側面図。第8図はその切断正面図。第
9図は一次成形物の切断側面図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ばね鋼鋼材、ばね用ステンレス鋼線その他の金属線
を用いて成形されるコイルばねの全面を、熱可塑性樹脂
で完全に被覆することを特徴とする、熱可塑性樹脂被覆
コイルばねの製造法。 2 熱可塑樹脂がふっ素樹脂である特許請求の範囲第1
項記載の熱可塑性樹脂被覆コイルばねの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19314885A JPS6256636A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 熱可塑性樹脂被覆コイルばねの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19314885A JPS6256636A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 熱可塑性樹脂被覆コイルばねの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256636A true JPS6256636A (ja) | 1987-03-12 |
Family
ID=16303081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19314885A Pending JPS6256636A (ja) | 1985-09-03 | 1985-09-03 | 熱可塑性樹脂被覆コイルばねの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6256636A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07211460A (ja) * | 1993-12-14 | 1995-08-11 | Goldstar Electron Co Ltd | 電界発光素子の製造方法 |
JP2002005213A (ja) * | 2000-05-04 | 2002-01-09 | Itw Automotive Products Gmbh & Co Kg | 特に自動車において移動可能に支持された構造部品用の空気ダンパー |
JP2016519745A (ja) * | 2013-04-03 | 2016-07-07 | ムベア カルボ テック ゲーエムベーハーMubea Carbo Tech Gmbh | ハイブリッド型ばね装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5823258A (ja) * | 1981-08-05 | 1983-02-10 | Mazda Motor Corp | エンジンのオイルパン |
-
1985
- 1985-09-03 JP JP19314885A patent/JPS6256636A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5823258A (ja) * | 1981-08-05 | 1983-02-10 | Mazda Motor Corp | エンジンのオイルパン |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07211460A (ja) * | 1993-12-14 | 1995-08-11 | Goldstar Electron Co Ltd | 電界発光素子の製造方法 |
JP2002005213A (ja) * | 2000-05-04 | 2002-01-09 | Itw Automotive Products Gmbh & Co Kg | 特に自動車において移動可能に支持された構造部品用の空気ダンパー |
JP4689866B2 (ja) * | 2000-05-04 | 2011-05-25 | アイティーダブリュ オートモーティブ プロダクツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディト ゲゼルシャフト | 特に自動車において移動可能に支持された構造部品用の空気ダンパー |
JP2016519745A (ja) * | 2013-04-03 | 2016-07-07 | ムベア カルボ テック ゲーエムベーハーMubea Carbo Tech Gmbh | ハイブリッド型ばね装置 |
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