JPS6256630A - 分割キヤリパ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヨーク部とシリンダ部からなる分割キャリパの
改良に関するものである。

〔従来の技術および解決すべき問題点〕自動車用ディス
クブレーキの部品として従来のダクタイル鋳鉄製のキャ
リパボディに代えてそのｌｊｌ軽減の目的のためにキャ
リパボディのアルミニウム化が検討され、一部量産化さ
れている。

しかしアルミニウム合金で鋳造したキャリパは剛性が低
下し、特に高温時の強度が低下するため軽負荷のキャリ
パしか使用できないという問題がある。

またキャリパボディをヨーク部とシリンダ部とに分割構
成することも提案されているが、本発明はこの分割型キ
ャリパボディの改良に係わるものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明の要旨とする所はヨーク部とシリンダ部からなる
分割キャリパにおいて、ヨーク部を繊維強化複合材で形
成すると共にシリンダ部をアルミニウムないしはアルミ
ニウム合金で形成したことを特徴とする分割キャリパに
存するものである。

（作用） 本発明ではヨーク部とシリンダ部からなる分割キャリパ
において、ヨーク部を強度、剛性の高い繊維強化複合材
で形成し、シリンダ部（ピストン部）をアルミニウムな
いしはアルミニウム合金で形成したものであるが、上記
の繊維強化複合材の補強繊維としてはカーボン、Ｓｉ　
Ｃ。

Ａ、ｅｚ　０３　、ボロン、セラミックス、金属等の長
繊維または短繊維が有効であり、そのマトリックスとし
てはアルミニウム、チタン、マグネシウム等の単体ない
しは合金が有効である。

またヨーク部とシリンダ部はボルトで結合されるが、こ
のボルトのヨーク部に設けた嵌合部には鉄、アルミニウ
ムの等を鋳ぐるみ、法部における切削性、ねじ強度を確
保することが望ましい。またこのように鋳くるむ鉄、ア
ルミニウムの表面はヨーク部を形成する複合材との結合
力を高めるために凸凹ないしはローレット加工を施すの
が望ましい。またこのボルトのねじ部をヨーク部で鋳く
るむようにしてもよい。

〔実施例〕

実施例１（第１図および第２図） ヨーク部（ａ）はカーボン、Ｓ；　Ｃ。

Δ、ｅｚ　０３　、ボロン、セラミックス、金属等の長
繊維ないしは短ｗ４帷からなる補強繊維をアルミニウム
、チタン、マグネシウム等からなるマトリックスで鋳く
るんで作られたものであり、またシリンダ部（ｂ）はア
ルミニウム合金の鋳造品で両者（ａ　）　　（ｂ　）は
ボルト（Ｃ）で結合される。さらにボルト（Ｃ）の雄ね
じが嵌合するヨーク部（ａ）の雌ねじ部分（ｄ　）を鉄
、アルミニウム等の鋳ぐるみ嵌合部とすることにより、
この部分の切削性、ねじ強度を確保している。

その際、雌ねじ部分（ｄ　）と」−り部（ａ　）の繊維
強化複合材との結合力を上げるために両者の界面に凸凹
ないしはローレット加工を施しである。

実施例２（第３図Ｊ５よび第４図） 本例ではボルト（Ｃ）の雄ねじをヨーク部（ａ　＞に設
けた凹部内に挿入し、これを鉄、アルミニウム等で鋳ぐ
るみ（ｅ）し、ボルト（Ｃ）とヨーク部（ａ　）とを一
体化して強固に結合したものであり、その他は実施例１
と同一である。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の実施例１を示す縦断正面
図および平面図、第３図および第４図は本発明の実施例
２を示す縦断正面図および平面図である。 ａ・・・・・・ヨーク部 ｂ・・・・・・シリンダ部 Ｃ・・・・・・ボルト 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ヨーク部とシリンダ部からなる分割キャリパにおいて、
   ヨーク部を繊維強化複合材で形成すると共にシリンダ部
   をアルミニウムないしはアルミニウム合金で形成したこ
   とを特徴とする分割キャリパ。