JPS6256241B2 - - Google Patents

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JPS6256241B2
JPS6256241B2 JP53123582A JP12358278A JPS6256241B2 JP S6256241 B2 JPS6256241 B2 JP S6256241B2 JP 53123582 A JP53123582 A JP 53123582A JP 12358278 A JP12358278 A JP 12358278A JP S6256241 B2 JPS6256241 B2 JP S6256241B2
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JP
Japan
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filament
circles
cross
sectional shape
wig
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JP53123582A
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JPS5551802A (en
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Seiji Nozaki
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Nippon Carbide Industries Co Inc
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Nippon Carbide Industries Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、かつら用フイラメント、更に詳しく
は、外観、感触及び処理特性が改良された合成樹
脂製かつら用フイラメントに関する。 ポリ塩化ビニル系樹脂の如き合成樹脂から作製
されるかつら用フイラメントとしては、実公昭48
−6940号公報に開示されているとおり、2個乃至
3個の円をこれらの円の半径と略同一の幅を有す
る橋(接続部)によつて相互に連接した断面形状
を有するものが既に提案されている。 かようなフイラメントは、単なる円形又はU字
形等の単純な断面形状を有するフイラメントに比
べて、外観、感触が人毛に近く比較的優れたもの
である。しかしながら、カール付け等の処理が困
難で小さいカールを強く施し難く、そしてまた外
観及び感触の点においても、フイラメントの表面
にて光が乱反射されることに起因してきらきらす
る、かつらを縫成した時に特にかつらの前端部に
て充分なボリウム感がでない、手触りがソフトで
なくがさつき感がある等の問題があり、充分に満
足し得るものではない。 本発明は、上記の通りの事実に鑑みてなされた
ものであり、その主目的は、上記実公昭48−6940
号公報に開示されているフイラメントに比べて、
外観、感触及び処理特性が著しく改良された新規
且つ優れたかつら用フイラメントを提供すること
である。 本発明者等は、鋭意研究、実験の結果、2個又
はそれ以上の偏平円を部分的に重ね合わせて形成
される特定の断面形状を有するフイラメントによ
れば、外観、感触及び処理特性が著しく改良され
ることを見出した。 即ち、本発明によれば、短軸の長さaと長軸の
長さbとの比a/bが0.75乃至0.95の範囲内にあ
る同一又は異なる少なくとも2個の偏平円を部分
的に重ね合わせた断面形状を実質的に有し、隣り
合う2つの偏平円の中心間の距離cと、該隣り合
う2つの偏平円の一方の短軸の長さの半分a/2及び 他方の短軸の長さの半分a/2の合計a/2+a
/2との比 c/(a/2+a/2)が0.62乃至0.95であり、且
つ隣り 合う2つの偏平円の中心間を結ぶ直線と該偏平円
の長軸のなす角度αが45゜乃至135゜の範囲内に
あることを特徴とするかつら用フイラメントが提
供される。 尚、本明細書において使用する語句「偏平円」
は、短軸と長軸が直交し、且つ短軸と長軸の間で
直径の長さが漸進的に変化し滑らかな外周を有す
る形状を意味する。かような偏平円には、後に詳
細に説明するように、複数個の円弧を滑らかに接
続することによつて形成される形状、直交座標に
おいてx/a+y/b=1(ここで、aは短軸
の長さを表 わす定数、bは長軸の長さを表わす定数)で規定
される楕円形状、或いはこれらの形状に幾分変形
が加えられた形状が包含される。 以下、添付図面を参照して、本発明のかつら用
フイラメントについて更に詳細に説明する。 第1図は本発明のかつら用フイラメントの典型
的な断面形状を示すものであり、かかる断面形状
は基本的には2つの偏平円1及び2を部分的に重
ね合わせた形状である。 2つの偏平円1及び2の各々は、相互に直交す
る短軸と長軸の間で直径の長さが漸進的に変化し
て、滑らかな外周、換言すれば曲率が著しく変化
する部分が存在しない外周を有するものであれば
図示した特定形状のものに限定されるのではな
く、適宜の形状とすることができる。尚、「長
軸」は、外周上の2点を結ぶ直線のうちで最も長
い直線を意味し、「短軸」は、長軸の中点をとお
つて長軸と直交する、外周上の2点を結ぶ直線を
意味する。 偏平円1及び2の各々に適した形状の一例とし
ては、第2図に示す如き複数個の円弧を滑らかに
接続することによつて形成される形状を挙げるこ
とができる。第2図に示す偏平円は、短軸3上の
2点4−1及び4―2を曲率中心とする2つの円
弧5―1及び5―2を、長軸6上の2点4―3及
び4―4を曲率中心とし且つ円弧5―1及び5―
2に内接する2つの円弧5―3及び5―4によつ
て滑らかに接続することによつて形成されるもの
である。第2図に示す形状においては、曲率中心
4―1と4―2は偏平円の中心7から等距離の位
置にあり、曲率中心4―3と4―4も偏平円の中
心7から等距離の位置にある。また、円弧5―1
と5―2は同一の曲率を有し、円弧5―3と5―
4も同一の曲率を有する。 偏平円1及び2の各々の形状の他の好ましい例
としては、直交座標(x―y座標)において式x/a
+y/b=1(ここでaは短軸の長さを表わし、b
は 長軸の長さを表わし、a<bである)で規定され
る楕円形状を挙げることができる。 第2図に示す形状又は上記の式x/a+y/b
=1で規 定される楕円形状は、短軸3と長軸6の双方に関
して線対称であるが、偏平円1及び2の各々は、
短軸3と長軸6の双方に関して或いはそれらのい
ずれか一方に関して必ずしも線対称である必要は
なく、例えば所謂卵形状であつてもよい。 本発明のかつら用フイラメントにおいては、2
つの偏平円1及び2の各々は、偏平の程度を表わ
す短軸3の長さaと長軸の長さbとの比a/bが
0.70乃至0.95、好ましくは0.75乃至0.90、の範囲
内にあることが重要である。この比a/bが0.70
よりも小さくて著しく偏平な形状になると、櫛と
き性及びブラツシング等の処理性が悪くなる傾向
があり、逆に比a/bが0.95よりも大きくて真円
に近似する形状になると、小さいカールが強くか
からなくなる傾向がある。 尚、第1図に示す断面形状において、偏平円1
及び2の各々の長軸6―1及び6―2の長さb1
びb2は、夫々の外周上の2点を結ぶ直線のうちで
最も長い直線である長軸6―1及び6―2の長さ
を直接測定することによつて規定される。一方、
偏平円1及び2の各々の短軸の長さは、偏平円1
及び2が部分的に重なり合つていることに起因し
て偏平円1及び2の外周の一部が断面形状に現わ
れない故に、直接測定することができない。そこ
で、本発明においては、偏平円1及び2の各々の
短軸の長さa1及びa2は、夫々の長軸6―1及び6
―2の中点から夫々の長軸6―1及び6―2に対
して垂直に外周まで延ばした線3′―1及び3′―
2の長さl1及びl2の2倍によつて規定されるもの
とする。 第1図に示す断面形状における如く、2つの偏
平円1と2は、実質的に同一(即ち、形状及び大
きさの双方が実質的に同一)であるのが好ましい
が、必ずしも実質的に同一である必要はなく、形
状と大きさのいずれか一方又は双方が相互に異な
つていてもよい。しかしながら、2つの偏平円1
と2の大きさが大幅に異なると、多数のフイラメ
ントから形成されるかつらにカールを施した時に
各フイラメントに施されたカールの方向にばらつ
きが生じ、所要のとおりに揃つたカールを生成す
ることが困難になる。従つて、2つの偏平円1と
2の大きさは、両者の面積の比が1:1.2乃至
1:0.8以内になるようにするのが好ましい。 第1図に図示する断面形状においては、また、
2つの偏平円1及び2は、次のとおりの条件を満
足するように部分的に重ね合わされていることが
重要である。即ち、2つの偏平円1及び2の中心
7―1と7―2間の距離cと、2つの偏平円1及
び2の短軸の長さの半分の合計a/2+a/2との
比c/ (a/2+a/2)が0.62乃至0.95、好ましくは0.
70乃至 0.95、の範囲内にあることが重要である。2つの
偏平円1及び2の重なり合いがかかる条件を満足
する場合には、2つの偏平円1及び2の重なり合
う部分の両側(第1図において上方部と下方部)
に比較的深く且つ底部が鋭くとがつた凹部8が生
成され、これによつてフイラメントの表面におけ
る光の乱反射が著しく抑制され、そのフイラメン
トからかつらを形成した時にきらきらして不自然
な外観になることが回避されることが判明した。
また、フイラメントの手触りがソフトでがさつき
感のないものになると共に、比較的容易にフイラ
メントに小さいカールも強く施すことができるこ
とが判明した。 上記の比c/(a/2+a/2)が0.62よりも小
さくな ると、フイラメントの表面にて光が乱反射しフイ
ラメントの表面がきらきらする傾向が発生し、逆
に比c/(a/2+a/2)が0.95よりも大きくな
ると、 かつらを縫成した時に、かつらの前端部等におい
て充分なボリユーム感が出なくなるとか、風合が
ソフトでなくがさつき感が出る傾向が発生する。 更に、2つの偏平円1及び2は、第1図に図示
するとおり、夫々の中心7―1及び7―2を結ぶ
線(第1図においては一点鎖線で示している)と
夫々の長軸6―1,6―2のなす角度α及びα
が実質的に90゜になるように配置されているの
が好ましい。しかしながら、第3図に示す断面形
状のように、2つの偏平円1及び2はその長軸が
相互に幾分傾斜した状態で重ね合わせられている
こともでき、このような場合でも、上記の角度α
及びαが45゜乃至135゜、好ましくは60゜乃
至120゜の範囲内にあるならば満足できる結果を
得ることができる。この場合、角度αとα
必ずしも同一である必要はなく、第3図に示す断
面形状の如く相互に異なつていてもよい。 また、第1図に図示する断面形状は、2個の偏
平円1及び2を重ね合せた形状であるが、所望な
らば、第4図に図示するとおり3個の偏平円9,
10及び11を、或いは4個以上の偏平円を順次
に重ね合せた断面形状にすることもできる。勿
論、3個或いは4個以上の偏平円を順次に重ね合
せた断面形状にする場合、隣り合う2つの偏平円
の重なり合いの程度は、上記の比c/(a/2+a
/2) が上述した範囲内になるようなものであることが
重要である。 3個の偏平円9,10及び11を順次に重ね合
せた断面形状の場合には、第4図に図示するよう
に、両側に位置する偏平円9及び11は実質的に
同一(即ち、形状及び大きさが実質的に同一)の
ものであり、中央に位置する偏平円10は両側に
位置する偏平円9及び11よりも小さいものであ
ると良好な結果が得られる。 フイラメントは使用目的に適した適宜の太さの
ものでよいが、一般に、40乃至80デニール程度の
太さのものが好適である。 上述したとおりの断面形状を有する本発明のか
つら用フイラメントは、適宜の合成樹脂を所要の
断面形状を有するオリフイスをとおして溶融紡糸
することによつて作製することができる。この場
合、当業者には容易に理解されるように、実際に
作製されるフイラメントの断面形状は、溶融状態
の樹脂がオリフイスから押出される際のバラス効
果による膨張、及び/又はフイラメントの紡糸の
際にフイラメントにかけられるドラフト(曳糸)
による断面形状縮少等のため、一般に、オリフイ
スの断面形状と全く同形乃至相似形とならずオリ
フイスの断面形状から幾分変形した形状となる。
従つて、オリフイスの設計に際しては、上記バラ
ス効果による膨張及びドラフト(曳糸)による断
面形状の減少等を考慮することが重要であるが、
所期の断面形状のフイラメントを得るのに必要な
オリフイスは、当業者であれば、小規模実験を繰
り返すことによつて容易に見つけだすことができ
るであろう。 本発明のかつら用フイラメントを作製するため
に使用しうる合成樹脂材料としては、繊維形成性
を有するものであれば、その種類は特に制約され
るものではないが、一般には、塩化ビニル系樹脂
(後塩素化塩化ビニル樹脂、塩化ビニルアルコー
ル樹脂を包含する)、塩化ビユリデン系樹脂、ア
クリル系樹脂、モダクリル系樹脂、オレフイン系
樹脂(特にポリプロピレン)、ポリアミド系樹脂
等の熱可塑性樹脂が適している。これら樹脂はそ
れぞれ単独で用いてもよく、或いは2種又はそれ
以上混合して使用することができる。また、上記
の樹脂はそれぞれの単独重合体のみならず、共重
合体の形で使用することもでき、例えば塩化ビニ
ル系樹脂にあつては、少なくとも50%の塩化ビニ
ルと他の共重合可能な単量体例えばアクリル酸エ
ステル、マレイン酸エステル、エチレン、プロピ
レン、アリルビニルエーテルとの共重合体もまた
使用可能である。 好適な樹脂材料は塩化ビニル系樹脂であり、特
に好ましくは、ポリ塩化ビニル(重合度:約600
〜約1500)と後塩素化ビニル(塩素含量:60〜70
重量%)との95/5〜60/40(重量比)混合物で
ある。 上記樹脂には、熱安定剤、滑剤、帯電防止剤、
顔料、染料、酸化防止剤、紫外線吸収剤等を適宜
配合して、かつら用フイラメントの成形材料とす
る。 また、本発明のかつら用フイラメントの製造に
際しては、上記成形材料を通常の粉末混合機で加
熱混合し、得られる均一混合物を粉末のまま、或
いは押出機、混練ロール、ニーダー等で一旦造粒
した後、押出機へ供給し溶融紡糸することができ
る。 次に実施例を掲げて本発明をさらに説明する。 実施例 (1) 配合処方 塩化ビニル樹脂 (平均重合度1020) ……80 後塩素化塩化ビニル樹脂 (塩素含量65%) ……20 ジブチール錫マレート (熱安定剤) ……3 ジブチール錫ラウレート (熱安定剤) ……1 ステアリン酸(滑剤) ……0.2 合成ワツクス(滑剤) ……0.5 シンカシアレツド(顔料、赤色、キナクリドン
系、特殊色料(株)MCP―12Red) ……0.2 クロモフタルイエロー(顔料、黄色、縮合アゾ
系、特殊色料(株)MCP―42Oring) ……0.3 カーボンブラツク(顔料、黒色、特殊色料(株)
MCP―832Black) ……2.5 (2) 混合造粒条件 上記の配合物を150リボンブレンダーで樹脂
温度110℃に加熱し、該温度に加熱しながら60分
間撹拌混合した後、水冷を40分行ない、これを
65m/m押出機により造粒化した。押出機の温
度条件はシリンダー温度180℃、ダイス温度170℃
である。 (3) 紡糸条件 40m/m押出機(L/D=20、圧縮比=3)
を、スクリユー回転数=30rpm、吐出量=9Kg/
H、シリンダーホツパー側温度=170℃、シリン
ダー先端温度=190℃、アダプター温度=180℃、
ダイ温度=200℃、ノズル温度210℃の条件で運転
し、加熱混練溶融した樹脂を下記(4)に記載のとお
りの断面形状を有するオリフイスをとおして線状
に紡糸し、引取りロールにより引き取り太さ220
デニールの原糸フエラメントを得た。 (4) オリフイス断面形状 第5図に示すように、短軸の長さa(=2l1
2l2=0.54mm)と長軸の長さb(=0.65mm)との比
a/b=0.83である2個の同一の偏平円を、短軸
の長さの半分a/2及び他方の短軸の長さの半分a
/2の 合計(a/2+a/2)と2個の偏平円の中心間の
距離c (=0.48mm)との比c/(a/2+a/2)=0.89
であり且 つ隣り合う2個の偏平円の中心間を結ぶ直線と長
軸bとのなす角度α=α=90゜になるように
重ね合せて形成される断面形状のオリフイスを使
用した。 (5) 延伸条件 原糸フイラメントを約100℃の熱湯中で3.7倍に
延伸し、延伸后約130℃の熱風室中で熱処理を行
つて60デニールの太さの製品を得た。 上記(1)乃至(5)の製造条件で作製したフイラメン
トの断面の顕微鏡写真を第6―a図(300倍)、第
6―b図(300倍)及び第6―c図(100倍)に示
し、その特性を表1に示す。また、作製したフイ
ラメント7本の断面形状を実際に計測したとこ
ろ、各パラメータの平均値は次のとおりであつ
た。 偏平円の短軸の長さ:a1=0.06mm、a2=0.06mm 偏平円の長軸の長さ:b1=0.07mm、b2=0.07mm 偏平の程度:a1/b1=0.86,a2/b2=0.87 中心間の距離:c=0.053mm 重ね合せの程度:c/(a/2+a/2)=0.88 偏平円間の傾斜:α=87゜,α=90゜ 比較例 (1)配合処方、(2)混合造粒条件、(3)紡糸条件及び
(5)延伸条件は実施例と全く同一条件で、オリフイ
スの断面形状のみが異つている。オリフイスの断
面形状は、第7図に示すように、半径R(=0.30
mm)の2個の円を接触させ、半径Rと比較して
R/r=3.75となる半径r(=0.08mm)を有し且
つ2個の円に接する2個の円弧によつて2個の円
を滑らかに接続することによつて形成されたもの
である。2個の円の中心を結ぶ長さLは円の直径
2Rと同一である。 上記の製造条件で製造したフイラメントの断面
形状の顕微鏡写真を第8―a第(300倍)、第8―
b図(300倍)及び第8―c図(100倍)に示し、
その特性を表1に示す。 【表】
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のかつら用フイラメントの典
型的な断面形状を示す図。第2図は、偏平円の一
例を示す図。第3図及び第4図は、夫々、本発明
のかつら用フイラメントの断面形状の変形例を示
す図。第5図は、実施例で使用したオリフイスの
断面形状を示す図。第6―a図乃至第6―c図
は、実施例で製造したフイラメントの断面形状を
示す顕微鏡写真。第7図は、比較例で使用したオ
リフイスの断面形状を示す図。第8―a図乃至第
8―c図は、比較例で製造したフイラメントの断
面形状を示す顕微鏡写真。 1,2,9,10及び11……偏平円、3……
偏平円の短軸、6,6―1及び6―2……偏平円
の長軸、7,7―1及び7―2……偏平円の中
心。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 短軸の長さaと長軸の長さbとの比a/bが
    0.70乃至0.95の範囲内にある同一又は異なる少な
    くとも2個の偏平円を部分的に重ね合わせた断面
    形状を実質的に有し、隣り合う2つの偏平円の中
    心間の距離cと、該隣り合う2つの偏平円の一方
    の短軸の長さの半分a/2及び他方の短軸の長さの半 分a/2の合計a/2+a/2との比c/(a
    /2+a/2)が0.62乃 至0.95であり、且つ隣り合う2つの偏平円の中心
    間を結ぶ直線と該偏平円の長軸のなす角度αが45
    ゜乃至135゜の範囲内にあることを特徴とするか
    つら用フイラメント。 2 該角度αが60゜乃至120゜の範囲内にある特
    許請求の範囲第1項記載のかつら用フイラメン
    ト。 3 該角度αが実質的に90゜である、特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載のかつら用フイラメン
    ト。 4 実質的に同一の形状で且つ同一の大きさの2
    個の偏平円を重ね合わせた断面形状を有する特許
    請求の範囲第1〜第3項のいずれかに記載のかつ
    ら用フイラメント。 5 該比a/bが0.75乃至0.90である特許請求の
    範囲第1〜4項のいずれかに記載のかつら用フイ
    ラメント。 6 該比c/(a/2+a/2)が0.70乃至0.95で
    ある特 許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載のかつ
    ら用フイラメント。 7 着色されたポリ塩化ビニル系樹脂からなる特
    許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載のかつ
    ら用フイラメント。
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