JPS6256131A - 防振特性のすぐれたＺｎ−Ａｌ系合金製防振部材 - Google Patents
防振特性のすぐれたＺｎ−Ａｌ系合金製防振部材Info
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- JPS6256131A JPS6256131A JP19740385A JP19740385A JPS6256131A JP S6256131 A JPS6256131 A JP S6256131A JP 19740385 A JP19740385 A JP 19740385A JP 19740385 A JP19740385 A JP 19740385A JP S6256131 A JPS6256131 A JP S6256131A
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- Japan
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- vibrationproof
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- alloy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、特に防振性が要求される、エンジンカバー
やオイルパン、オイルポンプなどの自動車エンジン周辺
部材、ＯＡ機器部材、シャーシやプリンタ・キャリヤな
どのオーディオ機器部材、さらに工業用ミシン部材など
として用いた場合に、すぐれた防振特性を発揮するＺｎ
−Ａ１．系合金製防振部材に関するものである。
やオイルパン、オイルポンプなどの自動車エンジン周辺
部材、ＯＡ機器部材、シャーシやプリンタ・キャリヤな
どのオーディオ機器部材、さらに工業用ミシン部材など
として用いた場合に、すぐれた防振特性を発揮するＺｎ
−Ａ１．系合金製防振部材に関するものである。
従来、これらの防振性が要求される部材の製造に、例え
ば特公昭６０−７０１６号公報（特開昭５９−１１３１
５５号公報）に示される、 Ａ１：１５〜６０％、 Ｃｕ：０．０５〜３％、 Ｓｉ：０．５〜７％、 Ｍｎ： ０．０１〜０．８ ％、 を含有し、残りがＺｎと不可避不純物からなる組成（以
上重量％、以下チは重ｉ′チを示す）を有するＺｎ−Ａ
ｌ系合金が用いられている。
ば特公昭６０−７０１６号公報（特開昭５９−１１３１
５５号公報）に示される、 Ａ１：１５〜６０％、 Ｃｕ：０．０５〜３％、 Ｓｉ：０．５〜７％、 Ｍｎ： ０．０１〜０．８ ％、 を含有し、残りがＺｎと不可避不純物からなる組成（以
上重量％、以下チは重ｉ′チを示す）を有するＺｎ−Ａ
ｌ系合金が用いられている。
このＺｎ−Ａ１．系合金は、常温および高温強度シてす
ぐれ、軽量にして安価で、かつダイカスト性にすぐれて
いることから、上記のような各種の防振部材として用い
られている。
ぐれ、軽量にして安価で、かつダイカスト性にすぐれて
いることから、上記のような各種の防振部材として用い
られている。
しかし、近年の高性能化に伴い、より一段と防振特性の
すぐれた防振部材の開発が強く望まれている。
すぐれた防振部材の開発が強く望まれている。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、上記の
Ｚｎ−Ａｌ系合金製防振部材に着目し、これの防振特性
のさらに一段の向上をはかるべく研究を行なった結果、
このＺｎ−Ａｌ系合金製防振部材の表面に、エポキシ系
塗料または塩化ゴム塗料による厚さ１２０〜１００μｍ
の塗装皮膜を形成してやると、この塗装皮膜の形成がな
いＺｎ−Ａｔ系防振部材に比して一段とすぐれた防振特
性をもつようになるという知見を得たのである。
Ｚｎ−Ａｌ系合金製防振部材に着目し、これの防振特性
のさらに一段の向上をはかるべく研究を行なった結果、
このＺｎ−Ａｌ系合金製防振部材の表面に、エポキシ系
塗料または塩化ゴム塗料による厚さ１２０〜１００μｍ
の塗装皮膜を形成してやると、この塗装皮膜の形成がな
いＺｎ−Ａｔ系防振部材に比して一段とすぐれた防振特
性をもつようになるという知見を得たのである。
したがって、この発明は、上記知見にもとづいてなされ
たものであって、 Ａｅ：１５〜７０％、 Ｃｕ：０．０５〜３ チ、 Ｓｉ：０．５〜７ チ、 Ｍｎ： Ｏ，Ｏｌ 〜０．８ ％、 を含有し、残シがＺｎと不可避不純物からなる組成を有
するＺｎ−Ａｌ１系合金で構成された防振部材の表面に
、エポキシ系塗料または塩化ゴム塗料による厚さ１２０
〜１００μｍの塗装皮膜を形成してなる防振特性のすぐ
れたＺｎ −Ｎｌ系合金製防振部材に特徴を有するもの
である。
たものであって、 Ａｅ：１５〜７０％、 Ｃｕ：０．０５〜３ チ、 Ｓｉ：０．５〜７ チ、 Ｍｎ： Ｏ，Ｏｌ 〜０．８ ％、 を含有し、残シがＺｎと不可避不純物からなる組成を有
するＺｎ−Ａｌ１系合金で構成された防振部材の表面に
、エポキシ系塗料または塩化ゴム塗料による厚さ１２０
〜１００μｍの塗装皮膜を形成してなる防振特性のすぐ
れたＺｎ −Ｎｌ系合金製防振部材に特徴を有するもの
である。
この発明の防振部材において、Ｚｎ−Ａｔ系合金の成分
組成および塗装皮膜の厚さを上記の通シに限定した理由
を説明する。
組成および塗装皮膜の厚さを上記の通シに限定した理由
を説明する。
Ａ、Ｚｎ−Ａｌ系合金の成分組成
（ａ） Ａｔ
Ｍ成分には、防振性を向上させると共に、軽量化する作
用があるが、その含有量が１５％未満では前記作用に所
望の効果が得られず、一方７０％を越えて含有させると
、防振性に劣化傾向が現われるようＫなることから、そ
の含有量を１５〜７０チと定めた。
用があるが、その含有量が１５％未満では前記作用に所
望の効果が得られず、一方７０％を越えて含有させると
、防振性に劣化傾向が現われるようＫなることから、そ
の含有量を１５〜７０チと定めた。
（ｂ） Ｃｕ
ＣＵ酸成分は、Ｍとの共存において、耐食性、特に耐粒
界腐食性を改善する作用があるが、その含有量が０．０
５４未満では所望の耐食性を確保することができず、一
方３％を越えて含有させてもより一層の向上効果は得ら
れないことから、その含有量を０．０５〜３％と定めた
。
界腐食性を改善する作用があるが、その含有量が０．０
５４未満では所望の耐食性を確保することができず、一
方３％を越えて含有させてもより一層の向上効果は得ら
れないことから、その含有量を０．０５〜３％と定めた
。
（ｃ） ５ｉ
Ｓｌ成分には、常温および高温強度を向上させると共に
、熱履歴を伴う条件下での使用に際しても防振性の低下
を抑制する作用があるが、その含有量が０．５％未満で
は前記作用に所望の効果が得られず、一方７チを越えて
含有させると、溶解鋳造時にドロスの発生が多くなるこ
とから、その含有量を０．５〜７％と定めた。
、熱履歴を伴う条件下での使用に際しても防振性の低下
を抑制する作用があるが、その含有量が０．５％未満で
は前記作用に所望の効果が得られず、一方７チを越えて
含有させると、溶解鋳造時にドロスの発生が多くなるこ
とから、その含有量を０．５〜７％と定めた。
（ｄ） Ｍｎ
Ｍｎ成分には、Ｓｌとの共存において、延性を向上させ
る作用があるが、その含有量が０．０１％未満では所望
の延性向上効果が得られず、一方その含有量が０．８％
を越えると、延性に劣化傾向が現われるようになるばか
りでなく、Ｓｌと同様て溶解鋳造時にドロスの発生が多
くなることから、その含有量を０．０１〜Ｏ１８チと定
めた。
る作用があるが、その含有量が０．０１％未満では所望
の延性向上効果が得られず、一方その含有量が０．８％
を越えると、延性に劣化傾向が現われるようになるばか
りでなく、Ｓｌと同様て溶解鋳造時にドロスの発生が多
くなることから、その含有量を０．０１〜Ｏ１８チと定
めた。
Ｂ、塗装皮膜の厚さ
その厚さが２０μｍ未満では、所望の防振性向上効果が
得られず、一方１００μｍを越えた厚さにしても、より
一層の向上効果は得られないことから、その厚さを２０
〜１００μｍと定めた。
得られず、一方１００μｍを越えた厚さにしても、より
一層の向上効果は得られないことから、その厚さを２０
〜１００μｍと定めた。
つぎに、この発明の防振部材を実施例により具体的に説
明する。
明する。
通常の溶解法によりそれぞれ第１表に示される成分組成
をもった溶湯を調製し、８０ ｔｏｎのコールドチャン
バ型ダイカスト機を用い、６５０℃の鋳造温度で鋳造し
て幅：５０１１ｊｌＸ厚さ：２間×長さ：１５０ｍの寸
法をもった鋳片とし、ついでこの鋳片より幅：６鵡×厚
さ＝２Ｕ×長さ：１００聰の寸法をもった試片を切出し
、この試片の一部を従来防振部材試片１〜３として用い
、一方残りの試片には、クロメート処理を施した後、塗
料としてエポキシ（２液型）と塩化ゴムを用い、エポキ
シ（２液型）塗料にあっては、温度：１００Ｃに２０分
間保持、また塩化ゴム塗料にあっては、温度二８０℃に
２０分間保持の条件で焼付けを行ない、それぞれ第１表
に示される厚さの塗装皮膜を形成することによって本発
明防振部材試片１〜９をそれぞれ製造した。
をもった溶湯を調製し、８０ ｔｏｎのコールドチャン
バ型ダイカスト機を用い、６５０℃の鋳造温度で鋳造し
て幅：５０１１ｊｌＸ厚さ：２間×長さ：１５０ｍの寸
法をもった鋳片とし、ついでこの鋳片より幅：６鵡×厚
さ＝２Ｕ×長さ：１００聰の寸法をもった試片を切出し
、この試片の一部を従来防振部材試片１〜３として用い
、一方残りの試片には、クロメート処理を施した後、塗
料としてエポキシ（２液型）と塩化ゴムを用い、エポキ
シ（２液型）塗料にあっては、温度：１００Ｃに２０分
間保持、また塩化ゴム塗料にあっては、温度二８０℃に
２０分間保持の条件で焼付けを行ない、それぞれ第１表
に示される厚さの塗装皮膜を形成することによって本発
明防振部材試片１〜９をそれぞれ製造した。
つぎに、この結果得られた本発明防振部材試片１〜９お
よび従来防振部材試片１〜３について、常温（２５℃）
、５０℃、７５℃、１００℃、および１５０℃における
内耗値Ｑ （測定周波数二８００Ｈｚ前後）を測定した
。この測定結果を第１表に示した。
よび従来防振部材試片１〜３について、常温（２５℃）
、５０℃、７５℃、１００℃、および１５０℃における
内耗値Ｑ （測定周波数二８００Ｈｚ前後）を測定した
。この測定結果を第１表に示した。
第１表に示されるように、本発明防振部材試片１〜９は
、いずれも塗装皮膜の形成がない従来防振部材試片１〜
３のそれぞれに比して一段とすぐれた防振性を示し、特
に１００℃以下の低温側における防振性の向上が著しい
ことが明らかである。
、いずれも塗装皮膜の形成がない従来防振部材試片１〜
３のそれぞれに比して一段とすぐれた防振性を示し、特
に１００℃以下の低温側における防振性の向上が著しい
ことが明らかである。
上述のように、この発明の防振部材は、１００℃以上の
高温は勿論のこと、１００℃以下の低温においてもすぐ
れた防振性を示すので、各種機器の高性能化に寄与する
ところ大なるものがあるなど工業上有用な特性を有する
のである。
高温は勿論のこと、１００℃以下の低温においてもすぐ
れた防振性を示すので、各種機器の高性能化に寄与する
ところ大なるものがあるなど工業上有用な特性を有する
のである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ａｌ：１５〜７０％、 Ｃｕ：０．０５〜３％、 Ｓｉ：０．５〜７％、 Ｍｎ：０．０１〜０．８％、 を含有し、残りがＺｎと不可避不純物からなる組成（以
上重量％）を有するＺｎ−Ｍ系合金で構成された防振部
材の表面に、エポキシ系塗料または塩化ゴム塗料による
厚さ：２０〜１００μｍの塗装皮膜を形成してなる防振
特性のすぐれたＺｎ−Ａｌ系合金製防振部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19740385A JPH0228465B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | Boshintokuseinosuguretaznnalkeigokinseiboshinbuzai |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19740385A JPH0228465B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | Boshintokuseinosuguretaznnalkeigokinseiboshinbuzai |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6256131A true JPS6256131A (ja) | 1987-03-11 |
| JPH0228465B2 JPH0228465B2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=16373928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19740385A Expired - Lifetime JPH0228465B2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | Boshintokuseinosuguretaznnalkeigokinseiboshinbuzai |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0228465B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011105646A1 (ko) * | 2010-02-23 | 2011-09-01 | 주식회사 인터프랙스퀀텀 | 다이캐스팅용 아연-알루미늄 합금 |
| CN103069029A (zh) * | 2010-05-29 | 2013-04-24 | 怡得乐量子有限公司 | 铝合金及铝合金铸件 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0577052U (ja) * | 1992-03-26 | 1993-10-19 | 凸版印刷株式会社 | 液体用紙容器の注出口栓 |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP19740385A patent/JPH0228465B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011105646A1 (ko) * | 2010-02-23 | 2011-09-01 | 주식회사 인터프랙스퀀텀 | 다이캐스팅용 아연-알루미늄 합금 |
| CN103069029A (zh) * | 2010-05-29 | 2013-04-24 | 怡得乐量子有限公司 | 铝合金及铝合金铸件 |
| JP2013529255A (ja) * | 2010-05-29 | 2013-07-18 | インタープレックス クアンタム カンパニー リミテッド | アルミニウム合金およびアルミニウム合金鋳造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0228465B2 (ja) | 1990-06-25 |
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