JPS6254957A - イメ−ジセンサ - Google Patents
イメ−ジセンサInfo
- Publication number
- JPS6254957A JPS6254957A JP60193975A JP19397585A JPS6254957A JP S6254957 A JPS6254957 A JP S6254957A JP 60193975 A JP60193975 A JP 60193975A JP 19397585 A JP19397585 A JP 19397585A JP S6254957 A JPS6254957 A JP S6254957A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- layer
- nicr
- wiring layer
- electrode
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、光導電層として非晶質シリコン(以下a−S
iと記す)膜を使用し、多層配線構造を備えたイメージ
センサに関するものである。
iと記す)膜を使用し、多層配線構造を備えたイメージ
センサに関するものである。
(従来の技術及びその問題点)
従来、この種のイメージセンサは、第2図に示したよう
に構成されている。第2図において、1は基板、2はa
−8Lからなる光導電層、3は電極・配線層(以下−次
配線層と呼ぶ)、4はポリイミド系樹脂膜からなる多層
配線構造の層間絶縁層、5は二次配線層である。なお光
導電層2が、第3図に示したように、一対の電極で挟ま
れた構造のものもあり、6は透明電極である。
に構成されている。第2図において、1は基板、2はa
−8Lからなる光導電層、3は電極・配線層(以下−次
配線層と呼ぶ)、4はポリイミド系樹脂膜からなる多層
配線構造の層間絶縁層、5は二次配線層である。なお光
導電層2が、第3図に示したように、一対の電極で挟ま
れた構造のものもあり、6は透明電極である。
一次配線層3はAlg Cr、NiCr等の各種金属材
料が使用される。このうちAlは成膜が容易でかつパタ
ーン化も容易であるが、次のような欠点を有している。
料が使用される。このうちAlは成膜が容易でかつパタ
ーン化も容易であるが、次のような欠点を有している。
■ 高湿雰囲気下で腐食され易い。
■ 層間絶縁層4のポリイミドと結合し易く、スルホー
ルの形成が困難であり、また二次配線層5との接触抵抗
が非常に大きくなる。
ルの形成が困難であり、また二次配線層5との接触抵抗
が非常に大きくなる。
一方、Cr又はN i Cr (以下単にN i Cr
と記す)の場合は、Ai+の場合の欠点を十分改善でき
るが、別に次のような欠点を有する。
と記す)の場合は、Ai+の場合の欠点を十分改善でき
るが、別に次のような欠点を有する。
■ パターン形成の八めに用いるフォトレジストが剥離
しにくく、金属膜表面に残ることがあり、これがスルホ
ール部に発生すると、Agの場合と同様に二次配線層5
との接触抵抗が大きくなる。
しにくく、金属膜表面に残ることがあり、これがスルホ
ール部に発生すると、Agの場合と同様に二次配線層5
との接触抵抗が大きくなる。
■ a−3i膜は基板を押し曲げる方向に内部応力が働
くが、NiCr膜は基板を反らせる方向に内部応力が働
く。このため、a−3i膜が基板から剥がれ易くなる。
くが、NiCr膜は基板を反らせる方向に内部応力が働
く。このため、a−3i膜が基板から剥がれ易くなる。
ここで、本発明者等は、各種の実験を行なった結果、N
iCr膜の膜厚が厚い程a−8L膜が基板から剥がれ易
いことを見出した。従ってその剥離の発生を防止するに
は、NiCr膜の膜厚を薄くすることが必要であるが、
しかし膜厚を薄くすると光導電層2(センサービット部
)のエツジ部で断線が発生し易くなる。
iCr膜の膜厚が厚い程a−8L膜が基板から剥がれ易
いことを見出した。従ってその剥離の発生を防止するに
は、NiCr膜の膜厚を薄くすることが必要であるが、
しかし膜厚を薄くすると光導電層2(センサービット部
)のエツジ部で断線が発生し易くなる。
本発明は、これらの点に鑑みてなされたもので、a−8
L膜の基板からの剥離がなく、しかも電極・配線層の断
線が発生しないイメージセンサを提供するものである。
L膜の基板からの剥離がなく、しかも電極・配線層の断
線が発生しないイメージセンサを提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明では、第4図に示したように、少なくとも光導電
層2上及びその近傍に配置される電極・配線層が、Nl
e N iCr又はCrからなる膜8を下地とし、そ
の上にAl膜9を積層して構成するものである。
層2上及びその近傍に配置される電極・配線層が、Nl
e N iCr又はCrからなる膜8を下地とし、そ
の上にAl膜9を積層して構成するものである。
(作 用)
N i Cr膜8の薄膜化が可能になり、a−5i膜を
基板から剥がそうとする力を低減させ、かつその上から
Aρ膜9で押え付けることにより引き剥がす力をさらに
低減させることができる。このときのNiCr膜の膜厚
は300〜3000人、 Al1[の膜厚は2000Å
以上が好ましい。なお、電極・配線層の外部回路との接
続部及びスルホール接続部では下地のN i Cr膜上
に積層Alがない状態としておくことが、Al電極の欠
点を除去するために是非必要である。
基板から剥がそうとする力を低減させ、かつその上から
Aρ膜9で押え付けることにより引き剥がす力をさらに
低減させることができる。このときのNiCr膜の膜厚
は300〜3000人、 Al1[の膜厚は2000Å
以上が好ましい。なお、電極・配線層の外部回路との接
続部及びスルホール接続部では下地のN i Cr膜上
に積層Alがない状態としておくことが、Al電極の欠
点を除去するために是非必要である。
(実施例)
以下図面を用いて実施例を説明する。第1図は、本発明
の一実施例を示したもので、1は基板、2はa−3i膜
からなる光導電層、4はポリイミド系樹脂膜からなる層
間絶縁層、5は二次配線層、8は一次配線層を構成する
NiCr膜、9は同じく一次配、線層を構成するAm膜
、10は保護層である。
の一実施例を示したもので、1は基板、2はa−3i膜
からなる光導電層、4はポリイミド系樹脂膜からなる層
間絶縁層、5は二次配線層、8は一次配線層を構成する
NiCr膜、9は同じく一次配、線層を構成するAm膜
、10は保護層である。
次に、具体的な製造方法を述べる。まず厚さ1mの石英
ガラスからなる基板1の上に、厚さ0.8、μmのa−
8i:H膜をプラズマCVD法により形成し、これを1
00μm X 200μmのセンサービットにパターン
化して光導電層2とした。次いで、N1Cr(Ni80
%)膜8を真空蒸着法により1000人の厚さで形成し
、さらにこの上にAl膜9を4000人の厚さに真空蒸
着法により形成した後、これをパターン化し、同時に、
外部回路との接続部(図示せず)及びスルホール接続部
のAlを除去した。次に、感光性ポリイミド(東し株式
会社製、商品名フォトニース0R−3100)を塗布し
、スルホールの形成を含むパターン化を行ない、膜厚3
μmの層間絶縁層4を形成した。さらに、5000人の
Amを蒸着し、これをパターン化して二次配線層5を形
成した。最後に外部回路との接続部を除き、Si、N。
ガラスからなる基板1の上に、厚さ0.8、μmのa−
8i:H膜をプラズマCVD法により形成し、これを1
00μm X 200μmのセンサービットにパターン
化して光導電層2とした。次いで、N1Cr(Ni80
%)膜8を真空蒸着法により1000人の厚さで形成し
、さらにこの上にAl膜9を4000人の厚さに真空蒸
着法により形成した後、これをパターン化し、同時に、
外部回路との接続部(図示せず)及びスルホール接続部
のAlを除去した。次に、感光性ポリイミド(東し株式
会社製、商品名フォトニース0R−3100)を塗布し
、スルホールの形成を含むパターン化を行ない、膜厚3
μmの層間絶縁層4を形成した。さらに、5000人の
Amを蒸着し、これをパターン化して二次配線層5を形
成した。最後に外部回路との接続部を除き、Si、N。
からなる保護膜10をプラズマCVD法により5000
人の厚さで形成した。
人の厚さで形成した。
このようにして得られた本実施例のイメージセンサは、
光導電層2のエツジ部での一次配線層の断線やa−8i
膜の剥離もなく、極めて良好なものであった。
光導電層2のエツジ部での一次配線層の断線やa−8i
膜の剥離もなく、極めて良好なものであった。
これに対し、第1の比較例として、NiCr膜8の上に
Ai!を積層せず、他は実施例と同様に構成したものは
、a−3i膜の剥離はないが、光導電層のエツジ部での
断線が発生した。
Ai!を積層せず、他は実施例と同様に構成したものは
、a−3i膜の剥離はないが、光導電層のエツジ部での
断線が発生した。
また、第2の比較例として、NiCr膜8の膜厚を50
00人とした以外は実施例と同様に構成したものは、a
−8i膜の剥離が発生した。
00人とした以外は実施例と同様に構成したものは、a
−8i膜の剥離が発生した。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、■ a−5i膜
の基板からの剥離を防止することができる。
の基板からの剥離を防止することができる。
■ スルホール接続部において、良好な接触抵抗が得ら
れる。
れる。
■ 外部回路との接続部の腐食を防止することができる
。
。
■ 光導電層のエツジ部における電極・配線層の断線が
防止できる。
防止できる。
等の利点がある。
第1図は、本発明の一実施例の断面図、第2図は、従来
例の断面図、第3図は、他の従来例の光導電層部分の断
面図、第4図は9本発明の基本構成の断面図である。 1 ・・・基板、 2・・・a−8iからなる光導電層
、4・・・ポリイミド系樹脂膜からなる層間絶縁層。 5 ・・・二次配線層、 8 ・・・NiCr膜、9
・・・Al膜、 10・・・保護層。
例の断面図、第3図は、他の従来例の光導電層部分の断
面図、第4図は9本発明の基本構成の断面図である。 1 ・・・基板、 2・・・a−8iからなる光導電層
、4・・・ポリイミド系樹脂膜からなる層間絶縁層。 5 ・・・二次配線層、 8 ・・・NiCr膜、9
・・・Al膜、 10・・・保護層。
Claims (4)
- (1)光導電層として非晶質シリコン膜を使用し、多層
配線構造を備えたイメージセンサにおいて、電極・配線
層の少なくとも前記光導電層上及びその近傍に配置され
る部分が、Ni、NiCr又はCrを下地とし、その上
にAlを積層してなることを特徴とするイメージセンサ
。 - (2)前記電極・配線層のうち外部回路との接続部は、
Ni、NiCr又はCrが表面に現われていることを特
徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のイメージセン
サ。 - (3)前記多層配線構造の層間絶縁層がポリイミド系樹
脂膜からなるとともに、前記電極・配線層のスルホール
接続部ではNi、NiCr又はCrからなる下地の上に
積層Alがないことを特徴とする特許請求の範囲第(1
)項記載のイメージセンサ。 - (4)前記Ni、NiCr又はCrの膜厚が300〜3
000Å、Alの膜厚が2000Å以上であることを特
徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のイメージセン
サ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60193975A JPS6254957A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | イメ−ジセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60193975A JPS6254957A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | イメ−ジセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6254957A true JPS6254957A (ja) | 1987-03-10 |
Family
ID=16316886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60193975A Pending JPS6254957A (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | イメ−ジセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6254957A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230069790A (ko) * | 2021-11-12 | 2023-05-19 | 영 학 김 | 포장지의 제조장치 및 방법, 이를 이용하여 제조된 파렛트 적재물 포장용 포장지 |
-
1985
- 1985-09-04 JP JP60193975A patent/JPS6254957A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230069790A (ko) * | 2021-11-12 | 2023-05-19 | 영 학 김 | 포장지의 제조장치 및 방법, 이를 이용하여 제조된 파렛트 적재물 포장용 포장지 |
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