JPS6253611A - システムキツチン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ３−登日月の？を釧ｒ７瀞８月 〈産業上の利用分野〉 本発明は、システムキッチンにおけるキャビネットとそ
の組立方法に係るものである。

〈従来の技術〉 長尺天板の下面に流し台、調理台等各種機能を有する同
材質、デザインのキャビネットが］型直線状等に一体的
に連設されて成る所謂システムキッチンは、外見上、一
体構成設備のようであるが、厨房への搬入において、家
屋又は厨房出入口が狭小なため、前記天板と各キャビネ
ットは夫々別体に構成され、設置現場で一体的に組立て
構成していた。

前記組立は、第５図の例示では通常先ず複数の各キャビ
ネッ）Ａ’、Ｂ’、Ｃ’、Ｄ’を床の所定設置位置にお
いて、使用者の好みや必要に応じた配置に設置し、所定
長尺の天板２゛には予め所定箇所に流し台のシンク２’
ａが一体成形により凹設しており、その排水口に厨芥収
容器付き排水トラップ２’ｃ及び排水パイプ２’ｄを接
続定着する。

該天板２゛を前記キャビネット列Ａ゛〜Ｄ゛の上面に覆
い被せ、釘、鋲或はスボント溶接等適切な手段で該キャ
ビネット列に一体的に定着してシステムキッチン１゛を
構成する。

図中２’ｂはガスこんろ等設置用の透孔である。

上記システムキッチン１゛の組立構成は、最初に各キャ
ビネットＡ゛〜Ｄ゛が定設され、その上面に天板２゛を
覆い被せるので該天板下面に垂設した排水トラップ２’
ｃ、排水パイプ２’ｄが邪魔になり、少くともその長さ
分だけ天板２゛を持ち上げてからかぶせるか、或は、そ
れのない方を下にして斜めにした状態でかぶせるかしな
ければならない。

又、キャビネット列を両側の壁面間に並設した状態では
天板２′の取付は作業はことに困難で、壁面や器物、機
材を損傷する恐れが多々あった。

更に不都合な点として、各キャビネットを床上に直接配
置するので、床に凹凸があると、キャビネットが該凹凸
になじんで歪を生じ、開閉扉が段違いになってロック不
良となる。

〈発明が解決しようとする問題点〉 そこで段差を矯正する手段としてキャビネットを持ち上
げ各個所にスペーサーを介在させていたが、重量力状き
く、極めて姑息な手段であり、手間も要した。

本発明は、上記従来技術における欠点を除去し、組立て
構成の極めて簡単容易なシステムキッチンを提供しよう
とするものである。

〈問題点を解決する為の手段〉 本発明のシステムキッチンは、シンクを凹設し、排水ト
ラップ、排水パイプ等の必要構造、部品を装備した天板
と、該天板両端部に垂設した各パネルと；該パネル下端
部間に横架する下パネルと、前記天板と下パネル、両側
パネル間に挿嵌する各キャビネットで構成するものであ
り、又その構成方法は、予め水平、垂直に組立てた天板
と両側及び下の各パネルによる空間に各キャビネットを
挿嵌するものである。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基き詳細説明する。

１は天板で、主としてステンレス製であり、少くとも流
し台のシンク（水槽）２ａが１つ凹設され、型式や使用
者の要望によって深、浅或は大小のシンクを複数凹設す
る。

又、前後端には前板、後立上り板２を夫々曲設している
。

シンク２ａの底面排水口（図示せず）下面には排水トラ
ップ２ｃを介して排水パイプ２ｄ等の部品を附設してい
る。

３ａ、３ｂは側面のパネルで、各上端内側に突設した取
付金具５，５により天板１の両側端に垂直に取付けられ
、該天板１が水平でない時は、低い方の側面パネル３ａ
又は３ｂの床面との開にスペーサーを入れることにより
水平を出すものである。

４は下パネルで、前後に登板４ａを垂設して成る。

下パネル４は天板１に対して平行に、前面開口から挿入
されや）上方から下されて両側のパネル３ａ、３ｂの各
内面下端部に対設した取付金具６の受溝部に取付桟４ｂ
が嵌合し、且っ該下パネル４の前縁登板４ａの下縁か床
８より間隙りだけ高くなるように横架支持される。

尚、４ｃは排水トラップ２ｄの挿通孔を示す。

両側パネル３ａ、３ｂ開に横架した下パネル４の前登板
４ａの前面には、床８に達して密着する化粧パネル７を
ビス、両面テープ等適宜手段にて添設している。

天板１、両側パネル３ａ、３ｂ、下パネル４及び背板４
゛、或は所定個所を欠除した背板（図示せず）の結合に
よって構成した箱状体ＩＡは、前記のように、設置され
るべき厨房、食堂兼台所等の所定個所で順次連結組立て
られ、その前面開口から流し台キャビネットＡ、引出し
キャビネットＢ、及び図示しない加熱台キャビネット、
調理台キャビネット等を第４図矢印に示すように挿設定
着する。

その定着は各キャビネット内から隣接するパネル、キャ
ビネットにビス止めによりなされる。

尚、キャビネットＡは、シンク、排水トラップ等垂下物
が邪魔にならないで挿入されるよう背板部分を欠除して
いる。

上面が開口しているのは云うまでもない。

上記箱状体ＩＡは、各キャビネッ）Ａ、Ｂ等を載架する
下パネル４を両側パネル３ａ　、　３ｂの各下端部の取
付金具６，６により支持し、該キャビネットを直接床８
に接触支持せず、該下パネル４と平行の天板１によって
平行に並設支持する。

箱状体ＩＡを構成する天板１は、従来の天板と何ら異な
らず、パネル３ａ、３ｂも各内面下部に取付金具５，６
を固定しているだけの簡単な構造であり下パネル４も前
記取付金具６に嵌着する取付桟４ｂを両側内面に附設し
、前面に登板４ａを垂設した簡単な構成である。

又、その連結も取付金具との嵌着やビスによる固定、接
着手段等、簡単に行われる。

上記のように構成し、設置したシステムキッチンは、厨
房や食堂兼台所の所定位置で調理、食器洗い、食器収納
等が手順よくできる。

上記構成、作用に係る本発明のシステムキッチンは、配
列すべき各キャビネットを、単に設置すべき床上に並設
して長尺天板で覆って連結状態を保持させるのでなく、
各キャビネットを収容可能な内容積の箱状体を床上に定
着し、その内部に各キャビネットを嵌め込むので各キャ
ビネットの一体化保持が確実である。

でいても直接下パネル、各キャビネットには影響しない
。

各キャビネット毎に高さの凹凸を生じないから、扉が歪
んで開閉困難になる恐れがない。

本発明のシステムキッチン組立手段によれば、垂下量寸
法だけ天板を持ち上げた後、キャビネット上に載せる手
間は不要で、天板は定位置のよ）キャビネットを前面か
ら挿入可能であり、狭小空間での天板の上下による壁面
や隣接器具等の損傷が生じない簡便で効率の良い方法で
ある。

壁面に予め水切カバーその他が附設されている状態では
、従来は天板が取付けられなかったが、本発明ではその
下位に天板を予め両パネルで水平支持することができ、
さらに下パネルを横架してキャビネットを挿入できる。

〈発明の効果〉 以上の通り、本発明のシステムキッチンはその構成、組
立手段とも簡単であるが堅牢であり、床の歪（凹凸）に
も影響されず、狭小空間でも組立が容易にできるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のシステムキッチンの要部分解拡大斜
視図、 第２図は、同上要部を示す１部切欠拡犬斜視図、第３図
は、同上要部拡大縦断面図、 第４図は、同上組立状態を示す斜視図 第５図は、従来例の要部分解斜視図である。 １・・・天板　　　　　　、　２・・・立上り板２ａ・
・・シンク　　　　　、２ｃ・・・排水トラップ３ａ、
３ｂ・・・パネル　　、　４・・・下パネル４ａ・・・
登板　　　　　　、４ｂ・・・取付桟４ｃ・・・挿通孔
　　　　　、　５・・・取付金具６・・・取付金具　　
　　、　７・・・化粧パネル出願人　タカラスタンダー
ト株式会社 Ｉｉ！５　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、所定複数のキャビネット（流し台キャビネット、調
   理台キャビネット、レンジキャビネット等）を覆う天板
   と、これらキャビネットを載架する下パネルと、該天板
   と下パネルの両側端間を連結する左右パネルとで成り、
   該左右パネルの各上端には天板取付手段を、各下端部に
   は下パネルを水平状且つ床面より上位に支持する手段を
   設けて成るシステムキッチン。 ２、厨房、食堂兼台所等の所定設置個所において、床面
   に立てた両側パネル間上面を覆って天板を取付け、該天
   板下方に差し入れた下パネルを下降させて両側パネルの
   下端部間に横架定着して該天板と下パネル間に流し台キ
   ャビネット、調理台キャビネット等、所定複数キャビネ
   ットを挿入載支するようにして成るシステムキッチン構
   成方法。