JPS6252854A - 通気口装置を有する蓄電池 - Google Patents

通気口装置を有する蓄電池

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JPS6252854A
JPS6252854A JP61160961A JP16096186A JPS6252854A JP S6252854 A JPS6252854 A JP S6252854A JP 61160961 A JP61160961 A JP 61160961A JP 16096186 A JP16096186 A JP 16096186A JP S6252854 A JPS6252854 A JP S6252854A
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ジョセフ ジョン ジャーグル
ウイリアム ヘンリー クンプ
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GNB Battery Technologies Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蓄電池に関し、特に湿式の複数セル形鉛Nt池
に関するものである。
〔従来技術、および発明が解決しようとする問題点〕
代表的には、湿式の鉛蓄電池は知形状の容器とカバーと
を備えており、両方とも通常はポリプロピレン等の熱可
塑性ポリマーを射出成形して作られている。容器内部は
仕切り壁でセルに分割されていて、各セルが実質上隔離
されていることが多い。電極スタックは各セルの中に設
けられており、電気的には直列に接続されている。各セ
ルには電極スタックの頂部に少なくとも等しい高さまで
電解液が充填されている。しかしながら、電池を保守不
要の設計とするには電解液の液面が電極スタックの電極
の頂部を著しく越えているのが好ましい。
かかる鉛蓄電池は充填中、ガス、特に水素と酸素を発生
させる。水素と酸素の発生によって明らかに爆発の危険
性が生まれ、従って、これらのガスは電池内部から周囲
へ排出しなければならない。
そこで、湿式の鉛電池には通気装置(ガス抜きシステム
)が設けられる。この通気装置によれば、発生ガスが実
質上完全に排出されるが、当該技術分野において一般的
に認識されている標準的な排出時間は8時間以内である
湿式の電池においては、特に保守不要形の湿式電池にお
いては、セルの中に多量の自由電解液が充填されている
。この電解液は電池の出荷、取付け、使用の際に電池内
部にはねかかったり、飛散したりする。更に、電池はこ
れを内部に取り付けて有する車両が傾斜したりするので
、電解液が通気装置を通過するのを促進する大きな角度
で傾けられるのが通常である。従って、通気装置はガス
の排出ばかりでなく、電池が大きく傾けられる場合でも
、特に電解液の補充のない保守不要形の電池の場合に電
解液の漏出を防ぐものでなければならない。
通気装置は一般にカバー部、例えば主要カバーと副カバ
ーあるいは主要カバーと1枚もしくはそれ以上のカバー
部材からなるカバー部の内部に設けられ、かつそれによ
って形成されている。代表的には、通気装置の構成部分
は、内部排液/通気開口、液だめ室、それに外部排出ポ
ートである。
先ず、内部排液/通気開口は、代表的には、垂直に向け
られた円形あるいはドーナツト形の穴あるいはスリット
であって、垂直かつ水平構成部分を備えており、構造し
ては液だめ室に入った電解液がこの開口を通じてセルへ
戻り得るようになっている。また、この開口の構造は、
ガスの排出は可能とするが、セルから液だめ室への電解
液の通過を最小限にするようになっている。この排液/
通気開口の構造は、例えばD−Poeの米国特許第4,
486,516号「垂直、水平の構成部分を備えスリッ
トJ 、”[’ ・Qxenreide rほかの米国
特許第4.371,591号「垂直に向けられた円形穴
」、D・Hakarineの米国特許第4,002,4
95号「垂直に向けられた円形穴J 、R−Corbi
nほかの米国特許第3,666.564号[垂直に向け
られた、ドーナツト形穴」に開示されている。通気開口
も有する構造のものもあるが、この開口は特に排液/通
気開口が電解液で詰った時にガスを排出できる構造とな
っている。かかる構造は例えば、Poeの米国特許第4
,486,516号に開示されている。
上記の排液/通気開口と、通気開口(これが設けられて
いる場合)とは排出ポートへガスを通過させ得る液だめ
室の中へ開口している。しかし、液だめ室は一般には、
傾斜した床構造と各種バッフルの配置とによって、排液
/通気開口および/または通気開口を通じて液だめ室に
入った電解液が外部排出ポートへ至るのを防止する構造
になっている。また、この液だめ室は、そこに集められ
た電解液が排液/J気閉開口通じてセルへ戻るように構
成されている。
しかしながら、電解液の液面と電池カバーの上部との空
間は、その中には液だめ室の一部あるいは全部が収納さ
れているが、電池の電気化学的性能に対して全く利用さ
れないと言う意味では無用なものとなっている。しかる
に、自動車用電池の外側寸法は慣例によって、すなわち
、車両メーカによって大きく左右される。与えられた寸
法的制約内で最大の電気化学的性能を得るためには、か
かる無用の空間は最小限に留めおくべきである。
湿式とは逆の、再結合式あるいは吸収電解液式の電池で
も充填中は水素と酸素と発生させる。しかしながら、湿
式電池とは違って、再結合式電池において生じたガスは
実質上、電池内で再結合するように誘導される。従って
、再結合式電池は通気装置そのものは備えていない。こ
れに代って備えているのは圧力解放装置であるが、これ
は一般には圧力解放弁からなるものであり、周囲と連通
しかつ電池内部に過度の圧力が発生するのを防止する。
かかる圧力解放装置や弁の例は例えばJ。
S zymborskiほかの米国特許第4,328.
290号に開示されている。湿式、再結合式いずれの電
池の製造にも実質上同一のカバー部を使用すれば便益の
あるのは明らかであるが、湿式電池の場合にカバー部に
通気装置を内設すれば代表的には、圧力解放装置への容
易かつ信頬すべき転換は得られない。
従って、通気装置の構造は、例え電池を大きく傾けても
ガスを完全かつ効率的に排出できるとともに電解液の漏
出を最小限に抑えることができるように設計しなければ
ならない。同様に、電池内の無用空間を最小限にする構
造を同通気装置にもたせることも必要である。好ましく
は、この構造は、簡単でしかも製作、組立が容易であっ
て、また必要であれば、再結合式電池にも使用できるよ
うにカバー部を容易に転換できることである。しかしな
がら、幸ならず、同システムの従来の構造はこれら2つ
の目的を両方共同時に達成するまでには至っていない。
要するに、普通使用されている電池通気装置には2つの
種類がある。これらについて説明するのに、使用する液
だめ室の向きに応じて垂直形、あるいは水平形というよ
うに区別して呼称する。多くの電池に見られる不連続の
通気プラグが垂直の通気装置の代表的な例である。また
これらプラグとしては、電池セルの充填ウェルに緊密か
ん合する深い円筒室がある。ガスがその円筒室を通って
垂直に立ち上り、より重い電解液が円筒室の床底に降下
するにつれて電解液が主として重力によってガスから離
れる。円筒室の床底は中央の排液/通気開口に向って傾
斜しており、その開口を通ってガスは上方に移動し得ま
た電解液はセルσ中へ戻り得る。この室の上部にはガス
を大気へ排出するための排出ポートが設けられている。
この円筒室には更に電解液が排出ポートに達するのを防
止する効果のある各種の内部バッフルを内設してもよい
。垂直通気装置の種々の例が、例えばHakarine
の米国特許第4.002.495号に開示されている。
垂直通気装置は一般にガスの排出や、電解液の漏出防止
に効果的であるが、この点で、大きな無用空間を作って
しまう傾向がある。その上、この代表的な垂直カバー部
を再結合式電池に使用できるように転換するには同カバ
ー部に少なくとも6つの圧力解放を設けることが必要に
なり、望ましからぬ費用のかかることは明白である。
他方、垂直形の通気装置は代表的には、各電池セルの上
部の少なくとも一部を水平に横切って延びた細長い液だ
め室を含んでいる。排液/通気開口は、排出ポートから
横方向に離れた位置に設けられているのが普通である。
すなわち、ン&だめ室に入る電解液は排出ポートに達す
るには、その室を長手方向に、また代表的には各種のハ
ソフルも横断しなければならず、液だめ室の床底が電解
液のセルへの戻りを促進するために傾斜をつけられてい
る。しかし、排液/通気開口はこの場合垂直通気装置に
おいては、立面的には排出ポートにかなり近づいて設け
られる。水平形通気装置は例えば、Poeの米国特許第
4,486,516号、V 、Halsallほかの米
国特許第4,444,853号、0xenreider
の米国特許第4,371.591号、Corbinの米
国特許第3.666.564号に開示されている。液だ
め室の高さ、すなわち排液/通気開口と排出ポートとの
距離を縮小すれば、一般に水平形通気装置においては無
用な空間が縮小される。
しかしながら、代表的な自動車用電池には6個のセルが
設けられ、しかもこれらの電池の水平形通気装置は当然
ながら極めて複雑である。液だめ室を分岐させる、すな
わち複数の液だめ室どうしの間でガスを混合させること
によって排出ポートの使用個数を減らすことが一般的に
行なわれるが、それでも各セルにはそれ自体の排液/通
気開口と液だめ室とを設けなければならない。分岐液だ
め室や、水平形通気装置の一般的な複雑さについては例
えば、Poeの米国特許第4,486,516号、Ha
lsallの米国特許第4,444,853号、0xe
nreid−erの米国特許第4.371,591号、
Corbinの米国特許第3,666.564号に示さ
れている。このように、水平形通気装置はまだ複雑なま
まであり、それらを構成する部品の必然的な複雑さの故
に、やはり成形や組立が難しいままである。
はとんどの水平形通気装置の一般的な複雑さや、それら
が占める水平空間の大きさのために、電池自体にその他
の機構部が要求される場合には問題が生じてしまう。例
えば、多数の従来の水平形通気装置を含むカバー部内に
2重端子、すなわち、側部および上部端子の両方共、あ
るいは溝付きのスライド式ハンドルを収納することが困
難、非現実的あるいは不可能である。
更に、はとんどの水平形通気装置では、カバー部を組換
式電池に使用できるように容易に転換することができな
い。代表的には、その転換は通気装置の構造故に実現不
可能であり、しかもこの転換には、例えその他の方法で
除外しなくても、6個の圧抜き弁が必要である。
水平形通気装置には、ガスを効率的に排出できないもの
が多く、その主たる原因は、カバー部下面の細密な輪郭
に形成されたボケ−/ トである。水素が生じがちであ
る。ブラウン運動によってそのポケットの中に多量の水
素がたまるのが防止されるが、かかるポケットは排液/
通気開口および/または通気開口へのガスの流れ、従っ
て周囲へのガスの流れを阻止しがちである。水平形通気
装置には、排出ポートや液だめ室の一部あるいは全部が
カバー表面に設けられる、いわゆる「隆起」構造を利用
しているものがいくつかある。この隆起形の水平形通気
装置は例えばPoeの米国特許第4.486,516号
に開示されている。かかる構造における有効な室の高さ
は一般に、例えばカバー表面上に排出ポートを設けるこ
とによって、小さくされており、従って隆起通気装置で
は無用空間の大きさが更に低減するものである。しかし
、通気装置を隆起させることによっても、排液/通気開
口と電解液液面との間の無用空間を減らすことにはなら
ない。主として排液/通気開口の方向と形状とのため、
隆起通気装置を含む水平形通気装置はいぜんとして電解
液の液面から上方に実質上離れた位置に設けなければな
らず、この場合ですら傾斜させると電解液を漏出してし
まう構造のものが多い。
隆起させた水平形通気装置は上部を平坦にした構造とは
異なり無用空間を部分的には凍らすのに好適かもしれな
いが、電池が達成し得る標準化度を制約しがちである。
この上部隆起形の電池は標準化を阻害する。すなわち、
単一電池構造をできるだけ多くの自動車構造のもつ要求
事項に合致させようとする試みは、特に車両に電池を搭
載するのに用いられる各種の装置を考察すれば理解でき
る。これの例としては成形した熱シールドや、水平に被
着される棒、板、L字形止め具等がある。
しかし、公知のごとく、隆起させた通気装置の表面形状
では取付は装置を干渉しかつ電池自体をある種の車両に
は適当とするが、別種の車両には不適当としてしまう。
更に、上部が平坦な構造であっても、従来の取付は装置
の多くは電池どうしの外側寸法の違いを取り込むべく調
整することもできないので標準化は一層困難である。上
記の如く、電池の外側寸法は車両メーカによって専ら決
まるものである。より共通の差異は電池の高さであり、
高輪郭(約20.3cm(3インチ))と底輪郭(約1
8.4cm(7−1/4インチ))の2種類、また電池
の幅も、狭幅(約16.5 cm (6−1/2インチ
))、標準幅(約17.8cm(フインチ))、広幅(
約18.4cm(7−1/4インチ))と32種類もあ
る。標準化を進めるべく努力して来たメーカは小形の電
池を大形電池用に設計した取付は装置と両立させる、例
えば、低輪郭の電池を高輪郭電池用取付は装置に、また
あるいは標準幅の電池を広幅電池の取付は装置に適合さ
せる高さ用および/幅用スペーサを小形電池に施して来
たものである。
かかるスペーサは一層にはH形であってカバーの水平中
心線を横ぎって長手方向に心合せされていたが、電池を
多数の従来の取付は装置に適合させる面では不満足なも
のであることが解かった。例えば、それらスペーサは、
成形された熱シールドを含む非垂直方向に調整自在の、
高輪郭電池用取付は装置の低輪郭電池を十分に適合させ
るものでない。電池の高さあるいは幅を変えるH形の上
部スペーサの例として、米国メンドウタハイツ、MN 
 55118所在のジーエヌビーインコーボレイテイド
から市販されているものがある。
最後に、上部が平坦な構造は標準化を進める点では望ま
しいが、上部に端子を有する電池、すなわち、カバー部
の上面に端子を備えた電池を積層することができない点
では典型的である。この積層は取扱いの上で便利なだけ
でなく小売業者がデスプレイを構成することができる点
でも望ましい。
しかしながら、上部に端子を有する電池でも、積層可能
なものもある。積層できる構造は代表的には、カバー部
の一部が上部端子の高さまで隆起させられており、これ
が前述の如く、電池を様々な従来の取付は装置に対して
の標準化、あるいは端子を電池に着脱自在接続して端子
の導電性と耐久性とを折衷しようとする努力に対して阻
害を及ぼすものである。更には、いずれの構造であって
も、電池を大きく積層する場合には十分な安定性をもた
らさない。積層可能な構造については、例えばC,Te
rrellの米国特許第4,424,264号「着脱自
在に接続される端子J 、M、 McGuireほかの
米国特許第4,424.264号「隆起させたカバー部
部分」、またり、 DeMattieほかの米国特許第
3,871,924号「隆起させたカバー部部分」に開
示がある。
要するに、水平形通気装置は垂直通気装置に比べて向上
しているが、いぜんとして構造が複雑であり、製造と組
立が難しく、しかも必ずしもガスを完全に排出しない、
あるいは特に電池を傾けた時に電解液が漏出するのを防
止することができない。しかも、それらの構造上、2重
端子および/または溝付きのスライド自在ハンドルの内
股が困難であることが多(、その上、再結合式電池に使
用できるように容易かつ低コストで改造することができ
ない。従来の水平形通気装置もまたその排液/通気開口
が電解液の液面上方にかなり離されて位置し、従って、
例え隆起構造にしたところで電池中の無用空間の形成が
やむを得ないところである。しかし、隆起構造において
は、通気装置が電池の標準化の障害となっている。最後
に、上部の平坦な電池は、隆起構造よりも標準化を行な
い易いが公知のスペーサをもってしても、十分な標準化
を達成できずおよび/または積層できない。
したがって、本発明の目的の一つは、構造、構成、組立
が簡単であるにかかわらず効率的に働く水平形通気装置
を提供することにある。
本発明の他の目的は電解液の液面のより近くに取り付け
ることができ、それによって電池中の無用空間を小さく
することのできる水平形通気装置を提供することにある
本発明の他の目的は、発生した実質上すべてのガスを8
時間以内で大気中へ排出することのできる水平形通気装
置を提供することにある。
本発明の他の目的は電池を大きく傾けても電解液を漏出
することのない水平形通気装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、水平形通気装置が中に形成される
カバー部が2重端子および/また溝付き、スライド自在
ハンドルを容易に収容できるような水平形通気装置を提
供することにある。
本発明の他の目的は、湿式電池用の水平形通気装置であ
って、それが内部に形成されるカバー部を再結合式電池
において使用できるように、容易かつ低コストで改造で
きる水平形通気装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、高輪郭電池用取付は装置とも使用
できかつ積層可能になるようにスペーサを備えている、
低輪郭の、上部平坦な、特に上部端子を備えたかかる電
池を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、広幅電池用に設計された取
付は装置とも使用できるようにスペーサを備えた狭幅、
あるいは標準幅の電池を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、容器と、カバー部と、これら容器とカバー部
との内部空間を2つまたはそれ以上のでルに分割する1
枚またはそれ以上の仕切り壁と、水平形通気装置とを有
する湿式のマルチセル形鉛蓄電池において、上記通気装
置が、 (a)上記仕切り壁の1枚またはそれ以上に設けられて
いて、ガスは通過させるが電解液の通過を橿めて少なく
する大きさでしかも1組またはそれ以上の組の分岐セル
を形成している1つまたはそれ以上の分岐用開口と、 (b)分岐セル各組と組み合された単一の液だめ室と、 (c)上記分岐セルの各組とその対応の液だめ室との間
に設けられていてやはりガスは通過させるが電解液の通
過を極めて少なくする大きさの1つまたはそれ以上の通
気開口と、 (d)上記分岐セル各組とその対応の液だめ室との間に
設けられていて、電解液を上記液だめ室から上記分岐セ
ルへは排出させうるが上記セルから上記液だめ室への電
解液の通過を極めて小さくする1つまたはそれ以上の排
液/通気開口と、(e)上記液だめ室の各々と組合わさ
れていて、上記液だめ室から周囲へガス通過させる単一
の排気ポートと、を有してなる上記蓄電池を提供する。
本発明はまた、通気開口と排液/通気開口とは水平方向
に向けられた、ほぼ円形の穴であり、分岐用開口とυL
液液通通気開口はカバー部の下面にほぼ連続した平面の
近くに位置しており、上記下面が負の輪郭のみを実質上
形成している。すなわち、その下面が、通気開口へのガ
スの流れを阻止するおそれのあるポケットを形成しない
、上記の電池を提供するものである。更に、本発明は、
排液/通気開口が電池の長手方向中心の近くに置かれて
おり、電池が更に2重端子および/または溝付きのスラ
イド自在のハンドルを有している、湿式のマルチセル形
鉛蓄電池を提供するものである。
以上かられかるように、セルを分岐させることによって
、液だめ室の個数を減らすことができ、かつ通気装置の
設計、成形および組立を簡単化することができる。また
、排液/通気開口を水平方向に向けることによって、電
解液はそれらの開口を通って液だめ室へ移動しないよう
になり、従って排液/通気開口を電解液の液面のより近
くに設けることができる。更に、カバー部の下面にほぼ
連続した平面の近くに分岐用開口と通気開口とを設けか
つその下面が負の輪郭のみを形成するようにすることに
よって、電池内部におけるガスの流れが阻止されなくな
る。また、排液/通気開口と通気量口とを電池の長手方
向中心平面の近くに設けることによって電解液は電池を
傾けても漏出する可能性が小さくなる。最後に、セルを
分岐させ、かつ分岐セルの各組に対して単一の液だめ室
を設けることによって通気装置に対する、カバー部内の
空間が小さくなり、また2重端子および溝付きのスライ
ド自在ハンドルを収納する空間が大きくなる。
本発明は更に、容器と、カバー部と、これら容器とカバ
ー部との内部空間を2つまたはそれ以上のセルに分割す
る1枚またはそれ以上の仕切り壁と、圧力解放装置を有
する再結合式、複数セル形鉛蓄電池において、上記圧力
解放装置が(a)上記仕切り壁の1枚またはそれ以上に
設けられていて、ガスは通過させるが電解液の通過を極
めて少なくする大きさでしかも1組またはそれ以上の組
の分岐セルを形成している1つまたはそれ以上の分岐用
開口と、 (b)分岐セル各組と組合わされた単一の液だめ室と、 (c)上記分岐セルの各組とその対応の液だめ室との間
に設けられた圧抜き弁と、 (d)上記の液だめ室の各々と組合わされていて、上記
液だめ室から周囲へガスを通過させる単一の排気ポート
と、を有してなる上記M電池を提供するものである。
また、セルを分岐させかつこれらの分岐セル各組に対し
単一の液だめ室を設けることによって、湿式電池用の水
平形通気装置を容易に圧力解放装置に転換させまたカバ
ー部を再結合式電池において使用することができる。こ
の変更は排液/通気開口を除去しかつ液だめ室に通して
圧抜き弁を設けることによって容易に行なうことができ
る。
本発明は更に、スペーサとこのスペーサを電池の底に着
脱自在に取り付けるための手段とを有しており、スペー
サは、電池に取り付けた時にそのスペーサと電池の少な
くとも1つの寸法の組合わせ値がより大きな電池におけ
る該当寸法とほぼ同等である蓄電池を提供するものであ
る。より詳細には、電池を低輪郭、高輪郭電池の取付は
装置の両方と使用できるようにする着脱自在に取り付け
られるスペーサを備えた上部平坦、低輪郭の鉛電池を提
供するものである。その他の面では、本発明は電池の積
層を可能にする高さ用スペーサも提供するものである。
また本発明はより広幅の電池用の取付は装置とも使用で
きるようにする着脱自在に取り付けられる幅用スペーサ
を備えた狭幅および標準幅の鉛電池を提供するものであ
る。
〔実施例〕
以下、添付の図面に従って本発明を更に詳細に説明する
第1図〜第6図は本発明の蓄電池の好適実施例を示して
いる。電池lOは、ほぼ矩形状の容器11からなり、こ
の容器11にはカバー部12がシールされている。カバ
ー部は主カバー13.1対のカバー部材14、補充用キ
ャップ15から構成されている。カバー部12の中に取
り付けられかつその中に延びているのは1対の側部端子
16と1対の上部端子17である。電池10は溝付きの
スライド自在ハンドルを備えており、このハンドルは各
種公知の構造に従って構成できるが、ここでは好ましく
はに、Kumpほかの米国特許出願「電池携行用ハンド
ル」 (米国出願770944.出願臼19B5.8.
30)に開示されているように構成されている。この米
国特許出願の開示はこの引用によって全体に含まれる。
電池の内部はセル30に分割され、これらのセル30は
その一部が電池容器11から垂下する仕切り壁(図示せ
ず)と主カバー13から垂下する衝合仕切り壁31によ
って形成されている。
容器11、カバー部13の各部それにハンドル20は従
来の各種材料から各種の従来技術で形成してよい。例え
ば、それらは、ポリエチレン、ポリプロピレン、それら
の共重合体等の熱プラスチックを用いて射出成形法によ
って形成してもよい。
同様に、部品をシールするのに、幾つかの公知技術、例
えば、粘着剤を使用しであるいは使用せず、接着剤のみ
を用いて、または溶剤を用いての方法、のいづれをとっ
てもよい。
本発明によれば、中心の仕切り壁を除き、外側仕切り壁
31 a 、 31 b 、 31 d 、 31 e
にはセル30a。
30 b 、 30 c 、 30 d 、 30 e
 、 30 fの中にガスを分岐させる分岐用開口32
が設けられている。この分岐用開口32各組はセル間の
ガス交換が容易に行なわれるように横断面が組み合さっ
ており、また各分岐用開口32の断面は、電解液の表面
張力で電解液が通常は通過しないような程度にされてい
る。従って、ガスは分岐させられ、セル間における電解
液の大量の交換は排除される。
硫酸ベースの電解液では、すでに知られているように、
約1.65mm (0,065インチ)の直径をもった
円形分岐用間口32の5つ1組を数組設ければ良好な結
果が得られるものであるが、これらの値は単なる例であ
って主として電解液の性質に応じて可変である。後述す
るが、主カバー13の下面の近くに開口32が設けられ
る場合、通常の使用で予想されるレベルをはるかに上ま
わる充電や振動の間開を延長したあとでどのセルにおい
ても顕著は電解液の蓄積やうに損は見られなかった。
本発明の範囲内における分岐用開口のその他の配置や構
成も可能であり、例えば、少なくとも1つの、好ましく
は水平軸線に沿った横断面が、電解液の表面張力のため
にその電解液が容易には間口を通過できないようにされ
ているスリットまたは長円形の穴でもよい。分岐用間口
32は、分岐セル間のガスの交換を行なわせる一方では
、電解液の顕著な移動を防止するものであればよい。本
発明の重要な特長によれば、かかる分岐用間口32は分
岐セル30の各組に単−液だめ室の使用を可能にしかつ
これにより、通気装置の設計、構成、組立を相当に単純
化するものである。
なお、本発明の別の重要な特長によれば、第4図に示す
ように、分岐用間口32は主カバー13のほぼ一平坦な
下面にほぼ連続した平面の近くに極めて近接して設けら
れる。上記の下面はほぼ平坦であるが、それから下方の
突出した突起部、すなわち、仕切り壁31、液だめ室4
0、端子16゜17が取り付けられた部分18を有して
いる。更に、上記下面には、部分18と隣接仕切り壁3
1との間に延在するリブ(図示せず)と主要カバー13
と仕切り壁31の底縁部に沿ったガイド部とを設けて、
それぞれ、カバー部12の形成および、自動組立と熱シ
ールの際にそのカバー部を容器11に座着するのに役だ
たせるようにしてもよい。
それでも、上記下面は実質的に負の輪郭のみを形成し、
すなわち、下面は正および負の輪郭に向きあった状態で
、通気開口42へのガスの流れを阻止するおそれのある
大きなサイズのポケットを形成することがない。従って
、ガスは8時間以内に周囲へ実質上完全に排出させられ
る。
本発明によれば、液だめ室40は排液/通気開口41と
通気間口42とからなり、これらはこの好適実施例にお
いては、液だめ室40の垂直壁上に水平方向に向けられ
ている。通気開口42は主カバー13の下面とほぼ連続
した平面の近くに設けられている。この通気開口はほぼ
円形をしており、その直径は、電解液の表面張力が与え
られると、電解液がこの開口を通過しないような程度に
選らばれている。その名称から分かるように、この通気
開口42は主として、分岐セル30から液だめ室40ヘ
ガスを排出ず°るように設計されている。
排液/通気開口41は液だめ室40の下床の近くに設け
られており、その大きさは液だめ室40に集められた電
解液がここを通じて排出されるように選らばれている。
排液/通気間口41の寸法は電界液を通過させるに必要
な程度以上に大きくあってはならない。以下に更に詳し
く述べるように、排液/通気開口41を通じて液だめ室
40から電解液を抜くためにその排液/通気開口41に
隣接して垂直うね56を設けることによって、その排液
/通気開口41のサイズは、その垂直うねがなければ、
電解液が通常は排液/通気開口を通って流れないように
選ばれている。この排液/通気開口の主たる機能は液だ
め室40から分岐セル30へ電解液を排出することであ
るが、分岐セル30から液だめ室40へとガスを抜くの
もその機能の1つである。
すでに述べたように、単一の円形排液/通気開口41と
通気間口42はその直径をそれぞれ2.25mm(0,
090インチ) 、1.65mm (0,065インチ
)にすれば良好な結果が得られる。分岐開口32に関連
して前述したように、これらの値は単なる例に過ぎす゛
、それらの上記機能が遂行される限り、本発明の範囲を
逸脱しない程度に変更してよい。もちろん、各法だめ室
には排液/通気開口および通気開口を追加することもで
きるが、特に追加の排液/通気開口を設けあるいは開口
の全横断面を増加する場合には、液だめ室に電解液が入
る角度は大きくなり、従って、液だめ室は補正のために
電解液の液面から若干離した位置に設けなければならな
い。更には、各法だめ室には、排液/iJ!l気開口の
代りに単一の排液/通気開口を設けてもよい。この場合
、その単一開口は好ましくは鍵穴の形状になる。開口の
円形部分は液だめ室の下床の近くに設けられ、主として
排出機能を行なう。
開口のスリット部分は幅が、電解液の表面張力によりそ
の電解液自体がシリンドを通過できない程度に選ばれて
おり、また高さも主要カバーの下面の近くまで延びる程
度にされ、主として通気機能を行なうようになっている
。また、Fnfi/通気開口、通気開口は別の形状のも
のでもよく、例えば分岐用間口32に関連して上述した
ように、通気開口はスリットあるいは長円穴であっても
よい。
通気間口42および排液/i1m気開口41のサイズと
形状は重要でありかつ本発明の好適実施例において反映
されているが、それらの実質的に水平な向きは本発明の
別途の好適な特長でもある。水平な向きによっても、同
一の形状および横断面の垂直な向きの開口よりも、電解
液がそれらの開口41.42を通過して液だめ室に入る
傾向が低減できる。従って、排液/通気開口41と通気
間口42を水平に向けることによって、排液/通気間口
41を電解液の液面に近づけ、電解液の液面より高い位
置にある垂直に向けられた排液/ill気開口による場
合のように、電解液の漏出を制限する点では同じ機能を
果すことができる。
更には、第4図に示すように、また本発明の好適な特長
によれば、排液/il気開口41と通気開口42とは第
4図の線4−4.4’−4’によって画成された、電池
10の長手方向平面の近くに設けられる。これによって
、電池が大きく傾けられても、電解液が排液/通気開口
41と通気開口42とを通る確度は低くなる。明らかに
、これらの開口を片方の端に設けることは、電池を他方
の端に向かって傾けた場合に有効的である。それでも、
電池はやはり、どちらかの端に向かって傾けられること
があり、この状況を逆転し、電池が、開口が近くに設け
られている側に向かって1噴けられると、電解液は液だ
め室の中へ容易に流れ込み得る。従って、好ましくは、
排液/if!気開口41と通気開口42とを、第4図に
示すように、電池の長手方向中心平面の近くに設けるこ
とである。
本発明の主要な特徴によれば、単一の液だめ室40には
分岐セル30a、30b、30c、30d、30e。
30fの各組がそれぞれ組合わされる。上記のように、
分岐セル30の組に単−液だめ室40を使用することは
、分岐用開口32の故に可能であっ−6これにより、成
形および組立のより容易かつ単純な構造が得られるもの
である。分岐セル30毎に単−液だめ室40を使用する
ことによって、カバー部における、側部端子16および
上部端子17の両方を取り付けかつ溝付きのスライド自
在ハンドル20を吸収する空間が解放される。端子16
゜17の取付けについてはW、Kumpほかの米国特許
出願「2重端子ブノシグを有する電池」により詳細に述
べられている。この特許出願の開示はここに引用するこ
とによってその全体に含まれる。
これは、前述の特許出願「電池携行用ハンドル」におけ
るハンドル20と溝21の場合と同様である。その他の
構造の端子やハンドルも使用できるが、第4図から解る
ように各電池セルに液だめ室を設けるとそれらの内股や
ハンドルに対する従来の多くの設計に障害となったり、
あるいはそれらが排除されたりすることになりかねない
ことがある。その上、その他の分岐構成も本発明の範囲
内で可能であるが、分岐セル3つ1組を2&Ilを有す
る構成が好適であり、その理由はこれによって通気装置
の構造を単純化する必要と、ガスを効率的に排出する必
要とのバランスがとれるばかりでなく、カバー部内にお
ける、端子16.17やハンドル20を取り付ける十分
な水平方向の空間が解放されるものである。
各法だめ室40は排液/通気間口41まで全体的に下降
傾斜している下床51まで全体的に下降傾斜している上
床52により部分的に形成されている。上記上床52と
下床51はライザー53と壁54とによって離されてい
る。壁54は壁55から、上床52からライザー53上
を通って下床51へ至る排出が毛細管作用によって助け
られる距離だけ離されている。同様に、排液/通気開口
41に隣接してかつ通気開口42の近くには垂直うね5
6が設けられており、場合によってはセル30bまたは
30eの中に延びて、これらの開口41゜42からの電
解液の戻りが毛細管作用によって助けられる。カバー部
材14の下面から下降しかつ上床52からは上昇してバ
ッフル57が延設されており、このバッフルは壁54や
充填穴19の壁と協働して迂曲路を形成しており、この
迂曲路を電解液は排出ポート70までたどらなければな
らない。更には、一連の垂下バッフル60,61゜62
.63がカバー部材14の下面から上床52より高い位
置まで延びており、電解液に生じた泡をその電解液が開
口41.42を通過する際にはじけさせる役割を果す。
カバー部材14の下面に取りつけられかつ排出ポート7
0を覆っているのは従来の化合物、例えば微孔ポリプロ
ピレン等からなる火炎防止材71である。しかしながら
、床、壁、バッフル、垂下パフフルのその他の構成も、
本発明においては、液だめ室が、同室に入る電解液を収
集しかつ逆流させるその本来の役割を果している限り使
用できる。
本発明の好適な特徴によれば、湿式蓄電池に用いること
に関連してここに述べた通気装置は圧力解放装置に容易
かつ低コストで転換でき、カバー部も再結合式蓄電池に
おいて使用できる。第6図と第7図とを比較すればわか
るように、この転換を行なうには、排液/通気開口41
と通気開口42とを取り除きかつ圧力解放弁100を各
法だめ室の上床151を貫いて設けることでよい。液だ
め室140も、それら液だめ室が内部に含まれているカ
バー部も、第1図〜第6図に関連して述べた通気装置や
カバー部からその他の細部においても改造する必要がな
い。しかし、分岐用開口の寸法等の、通気装置の特定の
好適な制約も、カバー部12を再結合式蓄電池において
使用できるようにいったん改造すれば、セルの中に自由
電解液が無いという単なる理由で致命的ではなくなる。
圧力解放弁100はキャップ付きの、ほぼ円筒形の管1
01を有しており、この管は液だめ室140の上床15
1の開口102を通して蓄電池内部と連通している。管
101は電池内部の圧力に従って、穴103を通じて液
だめ室140と連通し、通常、その穴103は管101
を囲む弾性バンド104で覆われている。
このハンドの弾性は、所定の圧力で、そのバンド104
が穴103から遠ざけられカズが蓄電池内部から液だめ
室140へと排出させられる程度に選ばれている。圧力
解放弁iooの構造はS zymborskiの米国特
許第4,328,290号に開示されているような従来
のものであるが、その他の公知の構成を用いてもよい。
上記のように、液だめ室40の構成は特定の制約に従っ
て変更される。通気装置を圧力解放装置に転換したい場
合は、液だめ室40の構成は好ましくはその下部域に、
圧力解放弁を取り付けるための空間をもたらすものでな
ければならない。
本発明の好適実施例によれば、また第8図〜第11図に
示すように、蓄電池の10には高さ用および幅用のスペ
ーサ809.280.380が設けられる。
これらの実施例においては、蓄電池10は低輪郭の、標
準幅、上部平坦な蓄電池であり、すなわら、この蓄電池
の高さは主カバー13の上面から計って約18.4 c
 m (7−1/ 4インチ)であり、幅は約7インチ
である。スペーサ80 、280,380は蓄電池容器
11やカバー部12と同様に、各種の材料から作ってよ
く、好ましくは、例えばポリプロピレン等の熱プラスチ
ックを射出成形して作ってよい。
従って、高さ用スペーサ80の本体は約1.9cm(3
/4インチ)の高さであり、これによって高さ用スペー
サ80と蓄電池10の組合わせ高さは約20.3cm(
8インチ)、すなわち、高輪郭蓄電池の高さとなる。そ
の水平寸法、すなわち、その長、さと幅は蓄電池10の
それと実質上置等である。高さ用スペーサ80は着脱自
在に蓄電池10の底に取り付けられ、従って低輪郭蓄電
池10は、低輪郭または高輪郭蓄電池用取付は装置に、
その装置が垂直方向に調整自在であるか否かを問わず、
高さ用スペーサ80を取り外すあるいは取り付けるだけ
で容易に取り付けることができる。
スペーサ80の本体は実質上中空であり、この中空部は
、−C的にチェ・ツカ−ポート形のパターンを形成する
並行なビーム部材2組が直交交差して形成される。しか
し、正確な構成はこの点で重要ではないが、実質上中空
でありしかも電池10の重さを支えるのに十分な剛性を
有する構造を使用してよく、それによって高さ用スペー
サ80を製作するのに用いるプラスチックの量をすくな
くするごとによってコストの低減を計ることができる。
本発明の好適な特徴によれば、同一構造の蓄電池(図示
せず)の上部端子を収容してその2つの蓄電池を積層す
るだけでなく、蓄電池を同一あるいは相異なった方向に
向けて積層する場合、そうするためにも高さ用スペーサ
80には複数個の六82が設けられている。もちろん、
これらの六82の正確な位置や構成は上部端子17の寸
法、形状および配置によって左右される。また、高さ用
スペーサ80や隣接積層された蓄電池の上部端子17は
協働して、積層された蓄電池の互いに他に対する位置方
向移動を制限し、これによって、より多くの蓄電池をよ
り安定して積層することができる。
スペーサ80を蓄電池10に着脱自在に取り付ける好適
な手段はフック部材83からなる。これらフック部材8
3は蓄電池容311の両側から延びるうね構造84(第
1図参照)に対してフック部材83を掛けるあるいは外
すために折り返されている。フック部材83にはスロッ
ト85が設けられているので高さ用スペーサ80の取り
外しはねしまわしを挿入し、てこ動作させることによっ
て容易に行なうことができる。
高さ用スペーサ80を着脱自在に取り付けるためのその
他の手段も使用することができる。例えば、第10図に
示すように、高さ用スペーサ280であってその他の点
では高さ用スペーサ80と、実質的に同一であるものに
、高さ用スペーサ280の両側の各々から延びる多フッ
ク部材283を設け、この多フック部材283はスペー
サ80のフック部材83と同様にうね84に対して部材
283を掛けるあるいは外すために折り返されている。
スペーサが確実に但し着脱自在に取り付けられている限
り取付は手段の構成は重要ではない。
第11図に示すように、かつ本発明の別の好適な実施例
によれば、蓄電池10には幅用スペーサ380が設けら
れる。この幅用スペーサ380は本体部材381、拡大
側部部材382、フック部材383からなる。このスペ
ーサ380の本体部材381は長さが蓄電池10の長さ
にほぼ等しくまた最小限の厚みとなっている。すなわち
、その厚みはスペーサに構造的一体性を与えるに十分な
厚みでなければならないが、蓄電池10に取り付けた時
にその蓄電池の高さを著しく増すような厚みであっては
ならない。高さ用スペーサ80,280の本体と同様に
、幅用スペーサ380の本体部材381はスペーサ38
0を形成するのに必要な材料の量を減らすカットアウト
部を施してもよいが、そのカットアウト部はスペーサの
構造的一体性を損なうものであってはならない。スペー
サ380の拡大側部部材382はその組合わせ幅が約0
.635 cm (1/4インチ)であるので、スペー
サ380と蓄電池10との組合わせ幅は約18.4 c
m (7−1/4インチ)、すなわち広幅形蓄電池の幅
となる。フック部材383はうね部84と協働して幅用
スペーサ380を蓄電池の底に着脱自在に取り付けるも
のである。
しかし、高さ用スペーサ80,280に関して上に述べ
たように、幅用スペーサ380を着脱自在に取り付ける
その他の手段を使用してもよい。
狭幅形蓄電池には、その蓄電池を標準幅電池20および
スペーサ380に関連して述べたように標準幅および広
幅蓄電池用取付は装置に取り付けることができる幅用ス
ペーサを本発明により提供できるものである。拡大側部
部材は標準幅および広幅蓄電池用取付は装置それぞれ適
応できるように組合幅は1.27cm(1/2インチ)
、1.9cm(3/4インチ)となる。
最後に、スペーサ80.380は高輪郭、広幅蓄電池用
取付は装置に低輪郭、標準幅蓄電池10をそれぞれ適応
させるのに望ましいものである。スペーサ80,380
は大部分の車両に低輪郭、標準幅蓄電池を使用できるよ
うにするので、本発明の好適実施例である。これらのス
ペーサ80,380と同類の、ここで述べた寸法以外の
外側寸法をもった蓄電池をここには詳述していない蓄電
池取付は装置に適応させる、その他のスペーサも本発明
によれば提供できる。所望であれば、現在市販されてい
る、あるいは今後採用される蓄電池や蓄電池取付は装置
の外側寸法の変動に対応するべく、本発明の範囲内で様
々なスペーサを提供できる。
以上において、本発明を主として特定の実施例に基づい
て説明したがそれに限定されるものではない。本発明は
この他の態様にても実施できることは当業者に明らかで
ある。例えば、通気装置は本文説明においては2組の分
岐セルを有する6セル蓄電池として述べた。この構成に
ても良好なる結果が得られたのであるが、本発明の範囲
内においてはこれ以外の分岐構成も可能である。また、
この通気装置は上部平坦な構造として説明したが、この
上部平坦構成の利点が不要あるいは所望でなければ、容
易に上部隆起構成に改造できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適実施例としての蓄電池の斜視図、 第2図は第1図に示す蓄電池10の上面図であって、特
にカバー部12の構成部分を示す図、第3図は蓄電池カ
バー部12の展開斜視図であって、通気装置の細部を示
す図、 第4図は主カバー12の下面の斜視図であって、通気装
置の細部を示す図、 第5図は第1図ニ示すvA5−5.5’−5’によって
形成された平面にほぼ沿った横断面図であって、液だめ
室40の特定細部を示す図、第6図は第5図に線6−6
にほぼ沿った横断面図であって、液だめ室40の特定細
部を示す図、第7図は第6図と同様の図であって、第6
図と異なる点は、第7図では液だめ室140が、組換式
電池用の圧力解放装置の一部からなるように特に圧力解
放弁100を設けることによって改造されている図、 第8図は第1図に示す電池10の斜視図であり、本発明
の着脱自在に取り付けられる高さ用スペーサ80の好適
な具体例を備えるものを示す図、第9図は第8図に示す
高さ用スペーサ8oの斜視図、 第10図は着脱自在に取付けられる高さ用スペーサ28
0の斜視図、 第11図は第1図に示す蓄電池1oの展開側面図であっ
て、本発明の着脱自在に取り付けられる幅用スペーサ3
80の好適な具体例を示す図である。 (符号の説明) 10・・・電池、 12・・・カバー部、 13・・・主カバー、 14・・・カバー部材、 15・・・補充用キャップ、 16・・・側部端子、 17・・・上部端子、 20・・・ハンドル、 21・・・溝、 40・・・液だめ室、 80・・・高さ用スペーサ、 84・・・うね構造、 100・・・圧力解放弁、 140・・・液だめ室、 280・・・高さ用スペーサ、 380・・・幅用スペーサ。 FIG、 / FIG、2 FIG、 5 FIG、6 FIG、 8

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)容器と、カバー部と、これら容器とカバー部との
    内部空間を2個以上のセルに分割する1個または複数個
    の仕切り壁と、水平通気口装置とを有する湿式の複数セ
    ル形鉛蓄電池であって、上記通気口装置が、 (a)上記仕切り壁の1個または複数個に設けられ、ガ
    スは通過させるが電解液の通過を極めて少なくする大き
    さを有し、1組または複数組の分岐セルを形成している
    1個または複数個の分岐用開口と、 (b)分岐セル各組と組み合された単一の液だめ室と、 (c)上記分岐セルの各組とその対応の液だめ室との間
    に設けられ、ガスは通過させるが電解液の通過を極めて
    少なくする大きさを有する1個または複数個の通気開口
    と、 (d)上記分岐用セル各組とその対応の液だめ室との間
    に設けられ、電解液を上記液だめ室から上記分岐セルへ
    は排出させうるが上記セルから上記液だめ室への電解液
    の通過を極めて小さくする1個または複数個の排液/通
    気開口と、 (e)上記液だめ室の各々と組合わされ、上記液だめ室
    から周囲へガス通過させる単一の排気ポートと、を具備
    する、 湿式の複数セル形鉛蓄電池。
  2. (2)上記仕切り壁の1枚またはそれ以上に設けられた
    5つの、ほぼ円形の多岐開口と、単一の通気開口と、分
    岐セル各組とその対応の液だめ室との間に設けられた単
    一の排液/通気開口とを有する、特許請求の範囲第1項
    に記載の蓄電池。
  3. (3)上記の通気開口と排液/通気開口とは水平方向に
    向けられた、ほぼ円形の穴である、特許請求の範囲第1
    項に記載の蓄電池。
  4. (4)上記の通気開口と排液/通気開口とは水平方向に
    向けられた、ほぼ円形の穴である、特許請求の範囲第2
    項に記載の蓄電池。
  5. (5)上記の多岐開口と排液/通気開口とは上記カバー
    部の下面にほぼ連続した平面の近くに位置しており、上
    記下面が負の輪郭のみを実質上形成している、特許請求
    の範囲第1項に記載の蓄電池。
  6. (6)上記の多岐開口と排液/通気開口とは上記カバー
    部の下面にほぼ連続した平面の近くに位置しており、上
    記下面が負の輪郭のみを実質上形成している、特許請求
    の範囲第4項に記載の蓄電池。
  7. (7)上記の通気開口と排液/通気開口とは電池の長手
    方向中心平面の近くに位置している、上記特許請求の範
    囲第1項に記載の蓄電池。
  8. (8)上記の通気開口と排液/通気開口とは電池の長手
    方向中心平面の近くに位置している、特許請求の範囲第
    6項に記載の蓄電池。
  9. (9)5枚の仕切り壁を備えており、上記カバー部は主
    要カバーと2枚のカバー部材を有して上記の水平通気装
    置を形成しており、この通気装置が、上記5枚の仕切り
    壁のうち中央の仕切り壁を除く、外側4枚の仕切り壁に
    設けられた1つまたはそれ以上の分岐用開口を有してお
    り、これらの開口と仕切り壁とは3つ1組の分岐セルを
    2組、それに片方が分岐セル各組と組合わされている2
    つの液だめ室を形成してなる、特許請求の範囲第1項に
    記載の蓄電池。
  10. (10)5枚の仕切り壁を備えており、上記カバー部は
    主要カバーと2枚のカバー部材を有して上記水平通気装
    置を形成しており、この通気装置が、上記5枚の仕切り
    壁のうち中央の仕切り壁を除く、外側4枚の仕切り壁に
    設けられた1つまたはそれ以上の多岐開口を有しており
    、これらの開口と仕切り壁とは3つ1組の分岐セルを2
    組、それに片方が分岐セル各組と組合わさっている2つ
    の液だめ室を形成してなる、特許請求の範囲第1項に記
    載の蓄電池。
  11. (11)該蓄電池がさらに蓄電池用スペーサを具備し、
    該蓄電池用スペーサはこの蓄電池の底にそのスペーサを
    着脱自在に取り付けるための手段を有しており、また外
    側寸法が、その蓄電池に取り付けられた時に、同スペー
    サと同蓄電池の少なくとも1つの寸法どうしの組合わせ
    値がより大きい蓄電池における該当寸法とほぼ同等とな
    るように選ばれている、特許請求の範囲第1項に記載の
    蓄電池。
  12. (12)該スペーサが上記蓄電池の底に着脱自在に取り
    付けるための手段を有しており、水平寸法がその蓄電池
    のそれにほぼ等しく、かつその高さは蓄電池の底に取り
    付けられた時、その蓄電池とスペーサの組合わせ高さが
    高輪郭の蓄電池のそれとほぼ同等になるように選ばれて
    いる、低輪郭電池用のスペーサである、特許請求の範囲
    第11項に記載の蓄電池。
  13. (13)該スペーサが上部端子を有する低輪郭の蓄電池
    用であって、上記スペーサの本体に、同一構造の別の蓄
    電池の上部端子を受容するようにされた穴が設けられて
    おり、そのためそれらの蓄電池のいずれか一方を他方の
    上に積層することができるスペーサである、特許請求の
    範囲第12項に記載の蓄電池。
  14. (14)上記蓄電池の底に着脱自在に取り付けるための
    手段を有しており、長さがこの蓄電池のそれとほぼ同等
    であり、そのスペーサの最小高さは、蓄電池に取り付け
    られた時に蓄電池の高さは実質上不変であるが、蓄電池
    とスペーサの組合わせ幅がより幅広の蓄電池のそれとほ
    ぼ同等となるように選ばれている、特許請求の範囲第1
    1項に記載の蓄電池。
  15. (15)標準幅の蓄電池用であって、上記蓄電池の底に
    着脱自在に取り付けるための手段を有しており、長さが
    この蓄電池のそれとほぼ同等であり、そのスペーサの最
    小高さは、その標準幅の蓄電池に取り付けられた時に蓄
    電池の高さは実質上不変であるが、蓄電池とスペーサの
    組合わせ幅がより幅広の蓄電池のそれとほぼ同等となる
    ように選ばれている、特許請求の範囲第11項に記載の
    蓄電池。
  16. (16)容器とカバー部と、これら容器とカバー部との
    内、空間を2個以上のセルに分割する1個または複数個
    の仕切り壁と、圧力解放装置を有する再結合式、複数セ
    ル形鉛蓄電池であって、上記圧力解放装置が (a)上記仕切り壁の1個または複数個に設けられてい
    て、ガスは通過させるが電解液の通過を極めて少なくす
    る大きさを有する1組またはそれ以上の組の多岐セルを
    形成している1個または複数個の分岐用開口と、 (b)分岐セル各組と組合わされた単一の液だめ室と、 (c)上記分岐セルの各組とその対応の液だめ室との間
    に設けられた圧力解放弁と、 (d)上記の液だめ室の各々と組合わされていて、上記
    液だめ室から周囲へガスを通過させる単一の排気ポート
    と、を具備する、 複数セル形鉛蓄電池。
  17. (17)5枚の仕切り壁を備えており、上記カバー部は
    主要カバーと2枚のカバー部材とを有して上記の圧力解
    放装置を形成しており、この圧力解放装置が、上記5枚
    の仕切り壁のうち中央の仕切り壁を除く、外側4枚の仕
    切り壁に設けられた1個または複数個の分岐用開口を有
    しており、これらの開口と仕切り壁とは3つ1組の分岐
    セルを2組、それに片方が分岐セル各組と組合わされて
    いる2つの液だめ室を形成してなる、特許請求の範囲第
    16項に記載の蓄電池。
  18. (18)スペーサと、このスペーサを蓄電池の底に着脱
    自在に取り付けるための手段とを有しており、上記スペ
    ーサの外側寸法は、蓄電池に取り付けられた時にはその
    スペーサと蓄電池の少なくとも1つの寸法の組合わせ値
    が、より大きな蓄電池における該当寸法とほぼ同等にな
    るように選ばれている、特許請求の範囲第16項に記載
    の蓄電池。
  19. (19)低輪郭形の蓄電池であって、高さ用スペーサと
    この高さ用スペーサをこの蓄電池の底に着脱自在に取り
    付ける手段とを有しており、その高さ用スペーサの水平
    寸法はこの蓄電池のそれとほぼ同等であり、また同スペ
    ーサの高さは、上記低輪郭の蓄電池に取り付けられた時
    にはそのスペーサと蓄電池の組合わせ値が高輪郭の蓄電
    池のそれと同等になるように選ばれている、特許請求の
    範囲第18項に記載の蓄電池。
  20. (20)1対の上部端子を有し、上記高さスペーサの本
    体には同一構造の別の電池の上部端子を受容するように
    された穴が設けられ、それによりこれらの電池をどちら
    か一方を他方の上に積層することができる、特許請求の
    範囲第19項に記載の蓄電池。
  21. (21)幅用スペーサとこの幅用スペーサをこの蓄電池
    の底に着脱自在に取りつけるための手段とを有し、その
    幅用スペーサの長さがこの蓄電池のそれとほぼ同等であ
    り、またそのスペーサの最小高さは、蓄電池に取り付け
    られた時に蓄電池の高さは実質上不変であるが、蓄電池
    と幅用スペーサの組合わせ幅がより幅広の蓄電池のそれ
    とほぼ同等となるように選ばれている、特許請求の範囲
    第18項に記載の蓄電池。
  22. (22)標準幅の蓄電池であって、幅用スペーサとこの
    幅用スペーサをこの蓄電池の底に着脱自在に取りつける
    ための手段とを有し、その幅用スペーサの長さがこの蓄
    電池のそれとほぼ同等であり、またそのスペーサの最小
    高さは、蓄電池に取り付けられた時に蓄電池の高さは実
    質上不変であるが、蓄電池と幅用スペーサの組合せ幅が
    幅広の蓄電池のそれとほぼ同等となるように選ばれてい
    る、特許請求の範囲第18項に記載の蓄電池。
  23. (23)該蓄電池がさらに蓄電池用スペーサを具備し、
    該蓄電池用スペーサはこの蓄電池の底にそのスペーサを
    着脱自在に取り付けるための手段を有しており、また外
    側寸法が、その蓄電池に取り付けられた時に、同スペー
    サと同蓄電池の少なくとも1つの寸法どうしの組合わせ
    値がより大きい蓄電池における該当寸法とほぼ同等とな
    るように選ばれている、特許請求の範囲第16項に記載
    の蓄電池。
  24. (24)該スペーサが上記蓄電池の底に着脱自在に取り
    付けるための手段を有しており、水平寸法がその蓄電池
    のそれにほぼ等しく、かつその高さは蓄電池の底に取り
    付けられた時、その蓄電池とスペーサの組合わせ高さが
    高輪郭の蓄電池のそれとほぼ同等になるように選ばれて
    いる、低輪郭電池用のスペーサである、特許請求の範囲
    第23項に記載の蓄電池。
  25. (25)該スペーサが上部端子を有する低輪郭の蓄電池
    用であって、上記スペーサの本体に、同一構造の別の蓄
    電池の上部端子を受容するようにされた穴が設けられて
    おり、そのためそれらの蓄電池のいずれか一方を他方の
    上に積層することができるスペーサである、特許請求の
    範囲第24項に記載の蓄電池。
  26. (26)上記蓄電池の底に着脱自在に取り付けるための
    手段を有しており、長さがこの蓄電池のそれとほぼ同等
    であり、そのスペーサの最小高さは、蓄電池に取り付け
    られた時に蓄電池の高さは実質上不変であるが、蓄電池
    とスペーサの組合わせ幅がより幅広の蓄電池のそれとほ
    ぼ同等となるように選ばれている、特許請求の範囲第2
    3項に記載の蓄電池。
  27. (27)標準幅の蓄電池用であって、上記蓄電池の底に
    着脱自在に取り付けるための手段を有しており、長さが
    この蓄電池のそれとほぼ同等であり、そのスペーサの最
    小高さは、その標準幅の蓄電池に取り付けられた時に蓄
    電池の高さは実質上不変であるが、蓄電池とスペーサの
    組合わせ幅がより幅広の蓄電池のそれとほぼ同等となる
    ように選ばれている、特許請求の範囲第23項に記載の
    蓄電池。
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