JPS62516Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS62516Y2 JPS62516Y2 JP1980173630U JP17363080U JPS62516Y2 JP S62516 Y2 JPS62516 Y2 JP S62516Y2 JP 1980173630 U JP1980173630 U JP 1980173630U JP 17363080 U JP17363080 U JP 17363080U JP S62516 Y2 JPS62516 Y2 JP S62516Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- bag
- air
- cushion
- seat cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 210000000689 upper leg Anatomy 0.000 description 5
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両等の座席に関し、そのシートクツ
シヨン或いはシートバツクの所要隆起部にエアー
バルーンを内蔵し、この空気量を調整することに
より、所要隆起部の高さを可変調整するようにし
たものである。
シヨン或いはシートバツクの所要隆起部にエアー
バルーンを内蔵し、この空気量を調整することに
より、所要隆起部の高さを可変調整するようにし
たものである。
以下図面について本考案の実施例を説明する。
第1図は車両用座席を示し、この座席のシート
バツク1とシートクツシヨン2に本考案が実施さ
れている。先ず第2図乃至第5図によりシートク
ツシヨン2の前部に実施した場合を詳細に説明す
る。
バツク1とシートクツシヨン2に本考案が実施さ
れている。先ず第2図乃至第5図によりシートク
ツシヨン2の前部に実施した場合を詳細に説明す
る。
シートクツシヨン2はパツド材3を表皮4によ
り被覆してクツシヨンフレーム5に載置固定して
構成される。このシートクツシヨン2の上面前部
には表皮4と同質材によりクツシヨンと略同一巾
に形成された隆起部となる袋状体6が配されてそ
の後縁部において表皮4に接合されており、この
袋状体6の下面後部に形成された巾方向の開口部
にはフアスナー7が取付けられ、また下面中央部
にはパツド材3及び表皮4を連通して通孔8が形
成されている。この袋状体6にエアーバルーン9
が収容されると共にエアーバルーン9に連結され
るエアーチユーブ10が通孔8を通してクツシヨ
ンの下面側に導出され、エアーチユーブ10は三
ツ又継管11を介してエアーの送気装置12に連
結されている。
り被覆してクツシヨンフレーム5に載置固定して
構成される。このシートクツシヨン2の上面前部
には表皮4と同質材によりクツシヨンと略同一巾
に形成された隆起部となる袋状体6が配されてそ
の後縁部において表皮4に接合されており、この
袋状体6の下面後部に形成された巾方向の開口部
にはフアスナー7が取付けられ、また下面中央部
にはパツド材3及び表皮4を連通して通孔8が形
成されている。この袋状体6にエアーバルーン9
が収容されると共にエアーバルーン9に連結され
るエアーチユーブ10が通孔8を通してクツシヨ
ンの下面側に導出され、エアーチユーブ10は三
ツ又継管11を介してエアーの送気装置12に連
結されている。
送気装置12は第4図に示すようにベロー形の
エアー吸入バツク13とこれを操作するレバー部
材14とから構成され、ブラケツト15によりク
ツシヨンフレーム5に取付けられる。また三ツ又
継管11の他端口には第5図に示す如きエアー排
出装置16が連結されており、この装置16は通
気孔17aを有する弁本体17に後端に押圧体1
8を取付けた弁棒19を挿通してスプリング20
により外方へ偏倚させ、常時通気孔17aを閉口
するように構成されており、この排出装置16は
送気装置12のレバー部材14と共にシートクツ
シヨン2の側面に取付けられている。
エアー吸入バツク13とこれを操作するレバー部
材14とから構成され、ブラケツト15によりク
ツシヨンフレーム5に取付けられる。また三ツ又
継管11の他端口には第5図に示す如きエアー排
出装置16が連結されており、この装置16は通
気孔17aを有する弁本体17に後端に押圧体1
8を取付けた弁棒19を挿通してスプリング20
により外方へ偏倚させ、常時通気孔17aを閉口
するように構成されており、この排出装置16は
送気装置12のレバー部材14と共にシートクツ
シヨン2の側面に取付けられている。
なお、クツシヨンフレーム5側と袋状体6の下
面との間に吊りワイヤ21を架張して袋状体6の
必要以上の起立を阻止するようにしてある。以上
のように構成されるシートクツシヨン2において
送気装置12のレバー部材14を握り持つて上下
動するとエアー吸入バツク13は伸縮動作され、
この動作によりエアーが三ツ又継管11、エアー
チユーブ10を通してエアーバルーン9内に送り
込まれ、そのため袋状体6は徐徐に膨張されて後
縁部の接合部を固定端として起立させることにな
り、シートクツシヨン2の前部は隆起状態とな
る。またこの状態において排出装置16の押圧体
18を押圧し弁棒19をスプリング20の偏倚力
に抗して摺動し弁本体17の通気孔17aを開放
すると、エアーバルーン9内のエアーがエアーチ
ユーブ10、三ツ又継管11から弁本体17の通
気孔17aを通して排出され、そのため袋状体6
はエアーバルーン9と共に収縮されてシートクツ
シヨン2の前部隆起部の高さが低下される。この
ようにして送気装置12と排出装置16の操作に
より袋状体6の膨張の調整、即ちシートクツシヨ
ン2の前部の隆起部の高さを可変調節することが
できる。
面との間に吊りワイヤ21を架張して袋状体6の
必要以上の起立を阻止するようにしてある。以上
のように構成されるシートクツシヨン2において
送気装置12のレバー部材14を握り持つて上下
動するとエアー吸入バツク13は伸縮動作され、
この動作によりエアーが三ツ又継管11、エアー
チユーブ10を通してエアーバルーン9内に送り
込まれ、そのため袋状体6は徐徐に膨張されて後
縁部の接合部を固定端として起立させることにな
り、シートクツシヨン2の前部は隆起状態とな
る。またこの状態において排出装置16の押圧体
18を押圧し弁棒19をスプリング20の偏倚力
に抗して摺動し弁本体17の通気孔17aを開放
すると、エアーバルーン9内のエアーがエアーチ
ユーブ10、三ツ又継管11から弁本体17の通
気孔17aを通して排出され、そのため袋状体6
はエアーバルーン9と共に収縮されてシートクツ
シヨン2の前部隆起部の高さが低下される。この
ようにして送気装置12と排出装置16の操作に
より袋状体6の膨張の調整、即ちシートクツシヨ
ン2の前部の隆起部の高さを可変調節することが
できる。
このようにシートクツシヨン2の前部が隆起さ
れることにより着座者の大腿部を押上げて支持す
ることになり、長時間の着座における大腿部の疲
労を防ぐと共に隆起部はエアーにより膨張形成さ
れるので弾性に富み不要な圧迫感がなく、快適な
着座姿勢をとることができる。特に運転席のシー
トクツシヨンに適用すれば運転者の足の長短によ
りシートクツシヨンの前部隆起高さを調整できる
と共に隆起部は弾性を保有することにより大腿部
の感触が良好で、またペダル踏込時の大腿部の動
きに確実に追従し、ペダル操作が円滑にできて長
時間の運転においても疲労を減少することができ
て安全運転につながる等の効果を奏する。
れることにより着座者の大腿部を押上げて支持す
ることになり、長時間の着座における大腿部の疲
労を防ぐと共に隆起部はエアーにより膨張形成さ
れるので弾性に富み不要な圧迫感がなく、快適な
着座姿勢をとることができる。特に運転席のシー
トクツシヨンに適用すれば運転者の足の長短によ
りシートクツシヨンの前部隆起高さを調整できる
と共に隆起部は弾性を保有することにより大腿部
の感触が良好で、またペダル踏込時の大腿部の動
きに確実に追従し、ペダル操作が円滑にできて長
時間の運転においても疲労を減少することができ
て安全運転につながる等の効果を奏する。
以上はシートクツシヨン2の前部に隆起部を形
成し、着座者の大腿部を支持するようにした場合
であるが、シートクツシヨン2の左右両側部に本
考案を実施して隆起部を形成し着座者の保持性を
向上させることができる。即ち第6図に示すよう
にシートクツシヨン2の左右両側部にエアーバル
ーン9を内蔵した袋状体6を配し、この袋状体6
は内縁部が表皮4に接合されており、エアーバル
ーン9へのエアーの送気により膨脹されて内縁部
を可動端として起立し、シートクツシヨン2の左
右両側部に隆起部が形成される。なお、本例にお
いて送気装置等の他の部材は上述の実施例と同様
に構成されるので同一の符号を付してその説明及
び動作説明は省略する。
成し、着座者の大腿部を支持するようにした場合
であるが、シートクツシヨン2の左右両側部に本
考案を実施して隆起部を形成し着座者の保持性を
向上させることができる。即ち第6図に示すよう
にシートクツシヨン2の左右両側部にエアーバル
ーン9を内蔵した袋状体6を配し、この袋状体6
は内縁部が表皮4に接合されており、エアーバル
ーン9へのエアーの送気により膨脹されて内縁部
を可動端として起立し、シートクツシヨン2の左
右両側部に隆起部が形成される。なお、本例にお
いて送気装置等の他の部材は上述の実施例と同様
に構成されるので同一の符号を付してその説明及
び動作説明は省略する。
またシートバツク1においても左右両側部に本
考案を実施できることは云うまでもなく、この場
合の構成は第6図に示すシートクツシヨン2と同
様になるので図示及びその説明は省略する。
考案を実施できることは云うまでもなく、この場
合の構成は第6図に示すシートクツシヨン2と同
様になるので図示及びその説明は省略する。
このようにシートバツク1及びシートクツシヨ
ン2の左右両側部に隆起部を形成することにより
全体としてバケツトシート状となり、隆起部はエ
アー弾性を保有するので感触が良好で着座者は包
み込むように保持され、車体の揺動に対する保持
性が向上される。また隆起部の高さを可変調整す
ることにより着座者の体格、好みに応じて所望の
保持感が得られることになる。
ン2の左右両側部に隆起部を形成することにより
全体としてバケツトシート状となり、隆起部はエ
アー弾性を保有するので感触が良好で着座者は包
み込むように保持され、車体の揺動に対する保持
性が向上される。また隆起部の高さを可変調整す
ることにより着座者の体格、好みに応じて所望の
保持感が得られることになる。
以上のように本考案の車両等の座席は、エアー
バルーンを内蔵した袋状体が座席表皮の表面に取
付けられているので、エアーバルーンにエアーを
送り込んだ際は袋状体は何らの妨げもなく膨張さ
れ、しかも袋状体は座席表面に対し一端側が固定
され他端側が接離可能となされているため、エア
ーバルーンの膨張時には袋状体はその一端側を固
定端として起立状に大きく隆起されて座面部に隆
起部を形成することになるので、着座者に対する
支持性を大きく調整することができて着座者の身
体の所要部分を確実に支持し、またこの座席にお
いては、隆起部となる袋状体を座席表皮と同質材
で形成してあるので、この袋状体が座席表皮の表
面に取付けられているにも拘わらず、着座時の感
触は座席表面の全体にわたつて均一で、従つて着
座者に異物感を与えることはなく、このため着座
者に快適な座り心地を提供することができる。ま
た隆起部は金属製の枠部材、スプリング等を用い
ず、またフレーム側にはほとんど加工を施す必要
がないので座席全体の組付作業が簡素化されると
共に重量も軽減される等の効果を有する。
バルーンを内蔵した袋状体が座席表皮の表面に取
付けられているので、エアーバルーンにエアーを
送り込んだ際は袋状体は何らの妨げもなく膨張さ
れ、しかも袋状体は座席表面に対し一端側が固定
され他端側が接離可能となされているため、エア
ーバルーンの膨張時には袋状体はその一端側を固
定端として起立状に大きく隆起されて座面部に隆
起部を形成することになるので、着座者に対する
支持性を大きく調整することができて着座者の身
体の所要部分を確実に支持し、またこの座席にお
いては、隆起部となる袋状体を座席表皮と同質材
で形成してあるので、この袋状体が座席表皮の表
面に取付けられているにも拘わらず、着座時の感
触は座席表面の全体にわたつて均一で、従つて着
座者に異物感を与えることはなく、このため着座
者に快適な座り心地を提供することができる。ま
た隆起部は金属製の枠部材、スプリング等を用い
ず、またフレーム側にはほとんど加工を施す必要
がないので座席全体の組付作業が簡素化されると
共に重量も軽減される等の効果を有する。
第1図は本考案を適用した車両用座席の一例の
斜視図、第2図は第1図におけるA−A′線断面
図、第3図は第1図におけるB−B′線断面図、第
4図は送気装置の一例の側面図、第5図は排出装
置の一例の断面図を示しAは閉口状態、Bは開放
状態、第6図は本考案による座席の他例の要部の
断面図である。 図中1はシートバツク、2はシートクツシヨ
ン、3はパツド材、4は表皮、5はクツシヨンフ
レーム、6は袋状体、8は通孔、9はエアーバル
ーン、10はエアーチユーブ、12は送気装置、
16は排出装置である。
斜視図、第2図は第1図におけるA−A′線断面
図、第3図は第1図におけるB−B′線断面図、第
4図は送気装置の一例の側面図、第5図は排出装
置の一例の断面図を示しAは閉口状態、Bは開放
状態、第6図は本考案による座席の他例の要部の
断面図である。 図中1はシートバツク、2はシートクツシヨ
ン、3はパツド材、4は表皮、5はクツシヨンフ
レーム、6は袋状体、8は通孔、9はエアーバル
ーン、10はエアーチユーブ、12は送気装置、
16は排出装置である。
Claims (1)
- シートクツシヨン或いはシートバツクの所要箇
所に隆起部を有する車両等の座席において、上記
隆起部は、座席表皮と同質材で形成され、かつ一
端側が座席表皮の表面に固定され、他端側が座席
表面に対して接離可能な袋状体と、該袋状体に内
蔵され送気及び排気装置を連結したエアーバルー
ンとから成り、該エアーバルーンの空気量を調整
することにより上記袋状体の高さを可変調整する
ようにしたことを特徴とする車両等の座席。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980173630U JPS62516Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980173630U JPS62516Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5795853U JPS5795853U (ja) | 1982-06-12 |
JPS62516Y2 true JPS62516Y2 (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=29531828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980173630U Expired JPS62516Y2 (ja) | 1980-12-03 | 1980-12-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62516Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53148006U (ja) * | 1977-04-25 | 1978-11-21 |
-
1980
- 1980-12-03 JP JP1980173630U patent/JPS62516Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5795853U (ja) | 1982-06-12 |
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