JPS6338841Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6338841Y2 JPS6338841Y2 JP1983053446U JP5344683U JPS6338841Y2 JP S6338841 Y2 JPS6338841 Y2 JP S6338841Y2 JP 1983053446 U JP1983053446 U JP 1983053446U JP 5344683 U JP5344683 U JP 5344683U JP S6338841 Y2 JPS6338841 Y2 JP S6338841Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- backrest
- seat
- chair
- spine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000004705 lumbosacral region Anatomy 0.000 description 4
- 210000004197 pelvis Anatomy 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 210000000954 sacrococcygeal region Anatomy 0.000 description 2
- 208000019775 Back disease Diseases 0.000 description 1
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 210000004712 air sac Anatomy 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 210000001624 hip Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、長時間快適に腰掛けうる椅子に関す
るものである。
るものである。
人体の背骨は、立姿勢の時、側面視でS字形を
しており、背骨がこの形をなしている時が、最も
自然で疲れも少ない。
しており、背骨がこの形をなしている時が、最も
自然で疲れも少ない。
従来の椅子では、腰掛けると、骨盤が、その下
部が前方に向かう方向に回動するとともに、腰椎
も前方に湾曲して、背骨がアーチ形となり、腹部
が圧迫されて疲れ易い。
部が前方に向かう方向に回動するとともに、腰椎
も前方に湾曲して、背骨がアーチ形となり、腹部
が圧迫されて疲れ易い。
この問題を解決するため、背もたれの前面に、
空気袋を設け、エアーポンプにより空気を送入し
て膨張させることにより、腰部を前方に押圧し
て、背骨をS字形に保つランバーサポーターを備
えた椅子が提供されている(例えば特開昭56−
75112号公報参照)。
空気袋を設け、エアーポンプにより空気を送入し
て膨張させることにより、腰部を前方に押圧し
て、背骨をS字形に保つランバーサポーターを備
えた椅子が提供されている(例えば特開昭56−
75112号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の椅子は、腰部を主として後方より支えて
はいるものの、側方からの支えは不十分であるか
ら、左右方向に不安定であり、身体が捩れて、不
自然な姿勢となることがあり、また立姿勢に比
し、骨盤のみが大きく回動して、仙骨部に無理な
力を負荷し、腰病の原因となるおそれもある。
はいるものの、側方からの支えは不十分であるか
ら、左右方向に不安定であり、身体が捩れて、不
自然な姿勢となることがあり、また立姿勢に比
し、骨盤のみが大きく回動して、仙骨部に無理な
力を負荷し、腰病の原因となるおそれもある。
本考案は、上述の従来のランバーサポーターの
欠点を、解消することを目的としてなされたもの
で、背もたれの前面と、背もたれの両側端より前
方に向けて突出させた左右の肘掛けの内面におけ
る着座者の腰部に対応する位置に、それぞれ可撓
性送気管を介して排気弁付き手動エアーポンプに
接続した空気袋を内設するとともに、座席を所望
の角度に前傾させうるようにしたことを特徴とし
ている。
欠点を、解消することを目的としてなされたもの
で、背もたれの前面と、背もたれの両側端より前
方に向けて突出させた左右の肘掛けの内面におけ
る着座者の腰部に対応する位置に、それぞれ可撓
性送気管を介して排気弁付き手動エアーポンプに
接続した空気袋を内設するとともに、座席を所望
の角度に前傾させうるようにしたことを特徴とし
ている。
この椅子に着席し、手動エアーポンプを押圧し
て送気すると、背もたれの空気袋は前方へ膨張
し、着席者の腰部を後方より押圧して、背骨をS
字形に保持するとともに、両肘掛けの空気袋は内
方へ膨張し、腰部を両側方より圧着挟持する。
て送気すると、背もたれの空気袋は前方へ膨張
し、着席者の腰部を後方より押圧して、背骨をS
字形に保持するとともに、両肘掛けの空気袋は内
方へ膨張し、腰部を両側方より圧着挟持する。
従つて、着席者の身体は、捩れることがなく、
自然な姿勢に、安定よく拘束保持される。
自然な姿勢に、安定よく拘束保持される。
さらに、ハンドルの操作により、座席を適宜前
傾させれば、骨盤の前傾角度が緩和されるので、
仙骨部に無理がかからなくなる。
傾させれば、骨盤の前傾角度が緩和されるので、
仙骨部に無理がかからなくなる。
排気弁を操作して、各空気袋の空気を抜けば、
身体は自由となる。
身体は自由となる。
図面は、本考案の一実施例を示すもので、1は
脚、2は座席、3は背杆、4は背もたれであり、
背もたれ4の左右両側端下部には、前方に向かう
肘掛け5,5が連設されている。
脚、2は座席、3は背杆、4は背もたれであり、
背もたれ4の左右両側端下部には、前方に向かう
肘掛け5,5が連設されている。
背もたれ4の前面下部と、肘掛け5の内面に
は、それぞれ、空気袋6,7が内設されている。
は、それぞれ、空気袋6,7が内設されている。
各空気袋6,7,7は、連通管8をもつて互い
に連通され、排気弁10を備える握り式手動エア
ーポンプ11により、可撓性の送気管9を介し
て、空気を送入しうるようになつている。
に連通され、排気弁10を備える握り式手動エア
ーポンプ11により、可撓性の送気管9を介し
て、空気を送入しうるようになつている。
座席2の下面前端は、脚1の上端に、垂直軸ま
わりに回動自在に取付けた、水平の基板12の上
面前端に、蝶着13をもつて、前傾しうるように
蝶着されている。座席2と基板12の周面同士の
間には、蛇腹状の外装シート14が張設されてい
る。
わりに回動自在に取付けた、水平の基板12の上
面前端に、蝶着13をもつて、前傾しうるように
蝶着されている。座席2と基板12の周面同士の
間には、蛇腹状の外装シート14が張設されてい
る。
座席2の下面後部中央には、基板12を遊貫す
る垂直の支板15が垂設され、支板15の下部に
は、左右方向の横長孔16が穿設されている。
る垂直の支板15が垂設され、支板15の下部に
は、左右方向の横長孔16が穿設されている。
基板12の下面には、支板15の後面に近接す
るギヤ17が、軸受板18,18をもつて、前後
軸まわりに回動しうるように枢設されている。ギ
ヤ17の周端部には、ピン19が前向きに突設さ
れ、このピン19は、前記支板15の横長孔16
に係合している。
るギヤ17が、軸受板18,18をもつて、前後
軸まわりに回動しうるように枢設されている。ギ
ヤ17の周端部には、ピン19が前向きに突設さ
れ、このピン19は、前記支板15の横長孔16
に係合している。
ギヤ17には、基板12の下面に横向きに枢設
した、操作杆20の内端のウオームギヤ21が噛
合している。操作杆20の外端には、ハンドル2
2が装着されている。
した、操作杆20の内端のウオームギヤ21が噛
合している。操作杆20の外端には、ハンドル2
2が装着されている。
ハンドル22を回転させると、ウオームギヤ2
1、ギヤ17、ピン19及び支板15を介して、
座席2の後部は上昇させられ、座席2を前傾させ
ることができる。
1、ギヤ17、ピン19及び支板15を介して、
座席2の後部は上昇させられ、座席2を前傾させ
ることができる。
上述構成の椅子に着席し、手動エアーポンプ1
1を押圧して送気すると、背もたれ4の空気袋6
は、第2図想像線で示すように前方へ膨張して、
着席者の腰部を後方より押圧して、背骨をS字形
に保持するとともに、両肘掛け5,5の空気袋
7,7は、第1図想像線で示すように内方へ膨張
し、腰部を両側方より圧着挟持する。
1を押圧して送気すると、背もたれ4の空気袋6
は、第2図想像線で示すように前方へ膨張して、
着席者の腰部を後方より押圧して、背骨をS字形
に保持するとともに、両肘掛け5,5の空気袋
7,7は、第1図想像線で示すように内方へ膨張
し、腰部を両側方より圧着挟持する。
従つて、着席者の身体は、捩れることがなく、
自然な姿勢に、安定よく拘束保持される。
自然な姿勢に、安定よく拘束保持される。
さらに、ハンドル22の操作により、座席2を
適宜前傾させれば、骨盤の前傾角度が緩和される
ので、仙骨部に無理がかからなくなる。
適宜前傾させれば、骨盤の前傾角度が緩和される
ので、仙骨部に無理がかからなくなる。
排気弁10を操作して、各空気袋6,7の空気
を抜けば、身体は自由となる。
を抜けば、身体は自由となる。
本考案の椅子には、最も自然で楽な姿勢で、安
定よく腰掛けることができるので、疲れることが
なく、また健康上にも有益である。
定よく腰掛けることができるので、疲れることが
なく、また健康上にも有益である。
また、可撓性送気管により、手動エアーポンプ
をかなり自由に移動させて、これを容易に操作し
うるので好都合である。
をかなり自由に移動させて、これを容易に操作し
うるので好都合である。
第1図は、本考案の椅子の正面図、第2図は、
第1図におけるA−A線縦断側面図、第3図は、
第2図におけるB−B線拡大縦断面図である。 1……脚、2……座席、3……背杆、4……背
もたれ、5……肘掛け、6,7……空気袋、8…
…連通管、9……送気管、10……排気弁、11
……排気弁付き手動エアーポンプ、12……基
板、13……蝶番、14……外装シート、15…
…支板、16……横長孔、17……ギヤ、18…
…軸受板、19……ピン、20……操作杆、21
……ウオームギヤ、22……ハンドル。
第1図におけるA−A線縦断側面図、第3図は、
第2図におけるB−B線拡大縦断面図である。 1……脚、2……座席、3……背杆、4……背
もたれ、5……肘掛け、6,7……空気袋、8…
…連通管、9……送気管、10……排気弁、11
……排気弁付き手動エアーポンプ、12……基
板、13……蝶番、14……外装シート、15…
…支板、16……横長孔、17……ギヤ、18…
…軸受板、19……ピン、20……操作杆、21
……ウオームギヤ、22……ハンドル。
Claims (1)
- 背もたれの前面と、背もたれの両側端より前方
に向けて突出させた左右の肘掛けの内面における
着座者の腰部に対応する位置に、それぞれ可撓性
送気管を介して排気弁付き手動エアーポンプに接
続した空気袋を内設するとともに、座席を所望の
角度に前傾させうるようにしてなる椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5344683U JPS59159363U (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5344683U JPS59159363U (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59159363U JPS59159363U (ja) | 1984-10-25 |
JPS6338841Y2 true JPS6338841Y2 (ja) | 1988-10-13 |
Family
ID=30183792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5344683U Granted JPS59159363U (ja) | 1983-04-12 | 1983-04-12 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59159363U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5675112A (en) * | 1979-11-26 | 1981-06-22 | Aisin Seiki | Streamline type seat support apparatus |
JPS5712604A (en) * | 1980-06-26 | 1982-01-22 | Marushin Motsukou Kk | Manufacture of "shoji" screen and transom of household buddhist altar with curved pattern |
-
1983
- 1983-04-12 JP JP5344683U patent/JPS59159363U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5675112A (en) * | 1979-11-26 | 1981-06-22 | Aisin Seiki | Streamline type seat support apparatus |
JPS5712604A (en) * | 1980-06-26 | 1982-01-22 | Marushin Motsukou Kk | Manufacture of "shoji" screen and transom of household buddhist altar with curved pattern |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59159363U (ja) | 1984-10-25 |
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