JPS6251665A - 非対称パ−オキシケタ−ル含有組成物及びその用法 - Google Patents
非対称パ−オキシケタ−ル含有組成物及びその用法Info
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- JPS6251665A JPS6251665A JP18851885A JP18851885A JPS6251665A JP S6251665 A JPS6251665 A JP S6251665A JP 18851885 A JP18851885 A JP 18851885A JP 18851885 A JP18851885 A JP 18851885A JP S6251665 A JPS6251665 A JP S6251665A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は非対称パーオキシケタール含有組成物とその使
用によるエチレン性不飽和単量体含量組成物の(共)重
合方法又は硬化性樹脂組成物の硬化方法に関するもので
ある。
用によるエチレン性不飽和単量体含量組成物の(共)重
合方法又は硬化性樹脂組成物の硬化方法に関するもので
ある。
スチレン、メタクリル酸メチルのようなエチレン性不飽
和単量体の(共)重合用開始剤としであるいは不飽和ポ
リエステル樹脂のような硬化性樹脂組成物の硬化剤とし
てベンゾイルパーオキサイドや、t−ブチルパーオキシ
ベンゾエート等の有機過酸化物が工業的に使用されてい
る1分子中に過酸化結合(−00−)を2ヶ以上含むい
わゆる多官能過酸化物は特公昭46−4577、特公昭
56−28923あるいは特公昭58−56561等に
も示されているように1分子中に過酸化結合を1ケしか
もたない単官能過酸化物に比べ分子量の増大が可能であ
り、得られる高分子量体の強度がすぐれる、あるいは生
産量を上げる事ができる等のより優れた特性を示す為、
単官能過酸化物の代りにさかんに使用されるようになっ
てきた。中でも、それぞれの過酸化結合の分解温度の異
なる、いわゆる非対称多官能過酸化物は対称多官能過酸
化物に比べより効率よく多官能性としての機能を示し、
又ブロック重合の開始剤のような、より巾広い使い方も
できるなど工業的価値は非常に高いものである。
和単量体の(共)重合用開始剤としであるいは不飽和ポ
リエステル樹脂のような硬化性樹脂組成物の硬化剤とし
てベンゾイルパーオキサイドや、t−ブチルパーオキシ
ベンゾエート等の有機過酸化物が工業的に使用されてい
る1分子中に過酸化結合(−00−)を2ヶ以上含むい
わゆる多官能過酸化物は特公昭46−4577、特公昭
56−28923あるいは特公昭58−56561等に
も示されているように1分子中に過酸化結合を1ケしか
もたない単官能過酸化物に比べ分子量の増大が可能であ
り、得られる高分子量体の強度がすぐれる、あるいは生
産量を上げる事ができる等のより優れた特性を示す為、
単官能過酸化物の代りにさかんに使用されるようになっ
てきた。中でも、それぞれの過酸化結合の分解温度の異
なる、いわゆる非対称多官能過酸化物は対称多官能過酸
化物に比べより効率よく多官能性としての機能を示し、
又ブロック重合の開始剤のような、より巾広い使い方も
できるなど工業的価値は非常に高いものである。
しかしながらこのような有用な非対称多官能過酸化物を
得る為には高価な特殊な構造の原料を使用したり、特殊
な裳造法をとらねばならない等、構造コストが大巾に上
ってしまう。この為、有用にもかかわらずコスト面から
使用を制限せざるを得ないのが実情であり、低価格の非
対称多官能過酸化物の開発が強く望まれていた。
得る為には高価な特殊な構造の原料を使用したり、特殊
な裳造法をとらねばならない等、構造コストが大巾に上
ってしまう。この為、有用にもかかわらずコスト面から
使用を制限せざるを得ないのが実情であり、低価格の非
対称多官能過酸化物の開発が強く望まれていた。
本発明者はよりコストの安い非対称多官能過酸化物を得
るべく鋭意研究の結果、本目的にかなう新規な非対称多
官能過酸化物含有組成物を見い出す事に成功した。すな
わち本発明は(1)一般式 〔上記一般式中、R+ 、 R2はそれぞれ異なる構造
のC4〜C8の第3級アルキル基アルキル基ロアルカン
構造をなすか、分離している場合R3はCI 5−Cs
のアルキル基、R4はC1〜Csの7/l/キル基又は
−Rs=CORs (Rs 、RsはそれぞれC1〜C
5のアルキル基)である。〕 で表わされる非対称パーオキシケタールを含む事を特徴
とする非対称パーオキシケタール含有組成物。
るべく鋭意研究の結果、本目的にかなう新規な非対称多
官能過酸化物含有組成物を見い出す事に成功した。すな
わち本発明は(1)一般式 〔上記一般式中、R+ 、 R2はそれぞれ異なる構造
のC4〜C8の第3級アルキル基アルキル基ロアルカン
構造をなすか、分離している場合R3はCI 5−Cs
のアルキル基、R4はC1〜Csの7/l/キル基又は
−Rs=CORs (Rs 、RsはそれぞれC1〜C
5のアルキル基)である。〕 で表わされる非対称パーオキシケタールを含む事を特徴
とする非対称パーオキシケタール含有組成物。
(2)一般式
〔上記一般式中、R1,R2はそれぞれ異なる構造の0
4〜C8の第3級アルキル基又はルカン構造をなすか、
分離している場合、&&’L Ct〜C5のアルキル基
、R4はC1〜C9のアルキル基又は−R5−C−OR
6(R5,R,はそれぞれC1〜C5のアルキル基)で
ある。〕 で表わされる非対称パーオキシケタールを含む非対称パ
ーオキシケタール含有組成物を開始剤として用いるエチ
レン性不飽和単量体含有組成物の(共)重合方法、又は
硬化性樹脂組成物の硬化方法に関するものである。
4〜C8の第3級アルキル基又はルカン構造をなすか、
分離している場合、&&’L Ct〜C5のアルキル基
、R4はC1〜C9のアルキル基又は−R5−C−OR
6(R5,R,はそれぞれC1〜C5のアルキル基)で
ある。〕 で表わされる非対称パーオキシケタールを含む非対称パ
ーオキシケタール含有組成物を開始剤として用いるエチ
レン性不飽和単量体含有組成物の(共)重合方法、又は
硬化性樹脂組成物の硬化方法に関するものである。
本発明の非対称パーオキシケタール含有組成物は分子中
に0=Cり基を含む化合物、例えばアセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン2−ウンデカン、
6−ウンデカン等の脂肪族ケトンや、シクロペンタノン
、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、3,3
.5−トリメチルシクロヘキサノン等の脂環式ケトン、
及びケト酸エステル例えば、ロープチルレプリネート、
アセト酢酸エチル等のケトン化合物と構造の異なる異種
の第3級ハイドロパーオキサイド、例えばt−ブチルハ
イドロパーオキサイド、t−アミルハイドロパーオキサ
イド、1−へキシルハイドロパーオキサイド、t−オク
チルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキ
サイド等のハイドロパーオキサイドのうち2種のハイド
ロパーオキサイドを、例えば硫酸等の触媒存在下で反応
させる事により容易に製造することができる。
に0=Cり基を含む化合物、例えばアセトン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン2−ウンデカン、
6−ウンデカン等の脂肪族ケトンや、シクロペンタノン
、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、3,3
.5−トリメチルシクロヘキサノン等の脂環式ケトン、
及びケト酸エステル例えば、ロープチルレプリネート、
アセト酢酸エチル等のケトン化合物と構造の異なる異種
の第3級ハイドロパーオキサイド、例えばt−ブチルハ
イドロパーオキサイド、t−アミルハイドロパーオキサ
イド、1−へキシルハイドロパーオキサイド、t−オク
チルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキ
サイド等のハイドロパーオキサイドのうち2種のハイド
ロパーオキサイドを、例えば硫酸等の触媒存在下で反応
させる事により容易に製造することができる。
ベンゾイルパーオキサイドに代表されるジアシルパーオ
キサイド類、t−ブチルパーオキシベンゾエート等のア
ルキルパーエステル類、ジー2−二チルヘキシルバーオ
キシージカーボネート等のパーオキシジカーボネート類
は通常それぞれの酸クロライド、クロロフォーメートと
過酸化水素あるいはハイドロパーオキサイドとの反応に
よって工業的に製造されている。
キサイド類、t−ブチルパーオキシベンゾエート等のア
ルキルパーエステル類、ジー2−二チルヘキシルバーオ
キシージカーボネート等のパーオキシジカーボネート類
は通常それぞれの酸クロライド、クロロフォーメートと
過酸化水素あるいはハイドロパーオキサイドとの反応に
よって工業的に製造されている。
すなわち原料の有機酸あるいはアルコール類とクロル化
物をまず反応付加させ、酸クロライドや、クロロフォー
メートを合成、ついで脱クロル化反応を経て、過酸化水
素あるいは/%イドロバーオキサイドを取り入れるとい
う方法で製造されている。
物をまず反応付加させ、酸クロライドや、クロロフォー
メートを合成、ついで脱クロル化反応を経て、過酸化水
素あるいは/%イドロバーオキサイドを取り入れるとい
う方法で製造されている。
特公昭46−4577、あるいは特開昭53−8733
8等で示されている非対称多官能過酸化物も酸クロライ
ドを経て合成されている。
8等で示されている非対称多官能過酸化物も酸クロライ
ドを経て合成されている。
一方、本発明による非対称パーオキシケタール含有組成
物はケトン化合物に7・イドロバ−オキサイドを直接付
加させる事によって容易に製造できる為、コスト的にも
非常に有利である。
物はケトン化合物に7・イドロバ−オキサイドを直接付
加させる事によって容易に製造できる為、コスト的にも
非常に有利である。
又、原料のケトン化合物及び・・イドロバ−オキサイド
の種類によって得られるパーオキサイド組成物はいろい
ろな分解温度を示すので、かなり広範囲に亘って望まし
い分解温度を持つ非対称2官能過酸化物を自由に製造で
きるというメリットを持ち、その使用範囲をより拡げる
事ができる。
の種類によって得られるパーオキサイド組成物はいろい
ろな分解温度を示すので、かなり広範囲に亘って望まし
い分解温度を持つ非対称2官能過酸化物を自由に製造で
きるというメリットを持ち、その使用範囲をより拡げる
事ができる。
本発明で得られる非対称パーオキシケタール含有組成物
は反応条件によっても異なるが、通常非対称2官能過酸
化物20〜70%、異なる構造の対称2官能過酸化物を
各々15〜40%からなるものが好適である。
は反応条件によっても異なるが、通常非対称2官能過酸
化物20〜70%、異なる構造の対称2官能過酸化物を
各々15〜40%からなるものが好適である。
本発明による非対称パーオキシケタール含有組成物は重
合可能なエチレン性不飽和基をもつ単量体、たとえばス
チレン、エチレン、アクリロニトリル、α−メチルスチ
レン、メタクリル酸メチル等の60〜150℃での多段
階加熱行程をとる懸濁、溶液、塊状重合プロセスでのに
)重合開始剤として単独で、あるいは他の過酸化物との
組み合せで使用される。用いられる過酸作物の添加量は
特に限定されないが、通常は、単量体に対して、0.0
05〜2%である。
合可能なエチレン性不飽和基をもつ単量体、たとえばス
チレン、エチレン、アクリロニトリル、α−メチルスチ
レン、メタクリル酸メチル等の60〜150℃での多段
階加熱行程をとる懸濁、溶液、塊状重合プロセスでのに
)重合開始剤として単独で、あるいは他の過酸化物との
組み合せで使用される。用いられる過酸作物の添加量は
特に限定されないが、通常は、単量体に対して、0.0
05〜2%である。
又、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル、エポキ
シアクリレート等の硬化性樹脂組成物の硬化剤として6
0〜150℃で、単独で、あるいは他の過酸化物との組
み合せで使用される。添加量は、通常樹脂に対し0.5
〜3%である。
シアクリレート等の硬化性樹脂組成物の硬化剤として6
0〜150℃で、単独で、あるいは他の過酸化物との組
み合せで使用される。添加量は、通常樹脂に対し0.5
〜3%である。
本発明の非対称パーオキシケタール含有組成物はエチレ
ン性不飽和基i−含有する単量体組成物、 例、tばス
チレン、スチレン−ポリブタジェン混合物、エチレン、
アクリロニトリル、メタクリル酸メチル等のラジカル重
合及び共重合の開始剤として、あるいは又、不飽和ポリ
エステル樹脂のような硬化性樹脂組成物の硬化剤として
主として使用されるが、更にはゴム、ポリオレフィン等
の架橋剤としても使用することができる。
ン性不飽和基i−含有する単量体組成物、 例、tばス
チレン、スチレン−ポリブタジェン混合物、エチレン、
アクリロニトリル、メタクリル酸メチル等のラジカル重
合及び共重合の開始剤として、あるいは又、不飽和ポリ
エステル樹脂のような硬化性樹脂組成物の硬化剤として
主として使用されるが、更にはゴム、ポリオレフィン等
の架橋剤としても使用することができる。
次に本発明の実施例を挙げる。
実施例1.1−t−ブチルパーオキシ−1−t−オクチ
ルパーオキシシクロヘキサン含有組成物の製造 1−1)温度計、攪拌翼、滴下ロート、ジャマ板を備え
た1!のビーカーに、t−ブチルハイドロパーオキサイ
ド70%水溶液晶131g及び70%硫酸5gを加え、
攪拌し20℃に保った。
ルパーオキシシクロヘキサン含有組成物の製造 1−1)温度計、攪拌翼、滴下ロート、ジャマ板を備え
た1!のビーカーに、t−ブチルハイドロパーオキサイ
ド70%水溶液晶131g及び70%硫酸5gを加え、
攪拌し20℃に保った。
次いで液温な20℃に保ちながら攪拌下、10分を要し
てシクロヘキサノン98 g全m下、反応させた。その
後、液温を10’Cに下げ、液温を10℃に保ちながら
95%t−オクチルハイドロパーオキサイド157gを
攪拌下加えた。
てシクロヘキサノン98 g全m下、反応させた。その
後、液温を10’Cに下げ、液温を10℃に保ちながら
95%t−オクチルハイドロパーオキサイド157gを
攪拌下加えた。
ついで70%硫酸130gを30分要して滴下、更に1
0℃で1時間後反応を行った。
0℃で1時間後反応を行った。
ついで分離、洗浄、脱水を行い、303gの過酸化物組
成を得た。
成を得た。
高速液体クロマトグラフィー解析(カラム:ラジアルパ
ックC18、ソルベント=メタノールUV検出器254
nm )より几T=5.33,7.50゜11.18
に3つの主要ピークが存在し、(面積比= 25.03
: 29.18=11.21)それぞれ1゜1−ジ−
t−ブチルパーオキシ−シクロヘキサンfI)、1−t
−ブチルパーオキシ−1−を−オクチルパーオキシ−シ
クロヘキサン印、および1,1−ジ−t−オクチルパー
オキシシクロヘキサン0と同定された。
ックC18、ソルベント=メタノールUV検出器254
nm )より几T=5.33,7.50゜11.18
に3つの主要ピークが存在し、(面積比= 25.03
: 29.18=11.21)それぞれ1゜1−ジ−
t−ブチルパーオキシ−シクロヘキサンfI)、1−t
−ブチルパーオキシ−1−を−オクチルパーオキシ−シ
クロヘキサン印、および1,1−ジ−t−オクチルパー
オキシシクロヘキサン0と同定された。
成分比率は面積比よりl:D/I:II)/[111〕
=39/44/17であった。
=39/44/17であった。
0.2モル/lベンゼン中での分解試験結果、10時間
半減期は低温側81℃、高温側92℃であった。
半減期は低温側81℃、高温側92℃であった。
1−2)温度計、攪拌翼、滴下ロート、ジャマ板を備え
た1ぷのビーカーに95%t −フfルハイドロバーオ
キサイド100g、95%を一オクチルハイドロパーオ
キサイド160g。
た1ぷのビーカーに95%t −フfルハイドロバーオ
キサイド100g、95%を一オクチルハイドロパーオ
キサイド160g。
70%硫酸5gを加え攪拌し、均一溶液にする。ついで
液温な20℃に保ち、攪拌しながら10分を要してシク
ロヘキサノン9sgy滴下した。その後液温を10℃ま
で冷却し、10℃を保ちながら攪拌下70%硫酸84g
47/21であった。
液温な20℃に保ち、攪拌しながら10分を要してシク
ロヘキサノン9sgy滴下した。その後液温を10℃ま
で冷却し、10℃を保ちながら攪拌下70%硫酸84g
47/21であった。
実施例2.2−1−ブチルパーオキシ−2−クミルパー
オキシプロパン含有組成物の型造同装置に80%クメン
ハイドロパーオキサイド262g及び95%t−ブチル
ハイドロパーオキサイド104 g、アセトン63gつ
いでシェルツル′r(イソパラフィン)117gを順次
加え攪拌下、10℃まで冷却した。
オキシプロパン含有組成物の型造同装置に80%クメン
ハイドロパーオキサイド262g及び95%t−ブチル
ハイドロパーオキサイド104 g、アセトン63gつ
いでシェルツル′r(イソパラフィン)117gを順次
加え攪拌下、10℃まで冷却した。
5%硫酸7.4gを加えた後、液温を10°Cに保ちな
がら硫酸マグネシウム64gを30分要して滴下、更に
io℃で2時間攪拌をつづけた。
がら硫酸マグネシウム64gを30分要して滴下、更に
io℃で2時間攪拌をつづけた。
isomtの水を添加、反応を止めた後、洗浄、脱水し
、520gの過酸化物組成物を得た。分析結果は以下の
通りであった。
、520gの過酸化物組成物を得た。分析結果は以下の
通りであった。
2.2−ジ−t−ブチルパーオキシプロパン/2−1−
ブチルパーオキシ−2−クミルパーオキシプロパン/2
,2−ジクミルパーオキシプロパン=30/45/26 10時間半減期温度は低温側90°C1高温側103℃
であった。
ブチルパーオキシ−2−クミルパーオキシプロパン/2
,2−ジクミルパーオキシプロパン=30/45/26 10時間半減期温度は低温側90°C1高温側103℃
であった。
実施例3.1−1−ブチルパーオキシ−1−1−アミル
パーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン含
有組成物の製造 ケトン化合物として、3,3.5−トリメチルシクロヘ
キサノン140g、95%t−ブチルハイドロパーオキ
サイド98g、、95%t−アミルハイドロパーオキサ
イド112gから、実M例1−2と同様の操作で312
gの過酸化物組成物を得た。
パーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン含
有組成物の製造 ケトン化合物として、3,3.5−トリメチルシクロヘ
キサノン140g、95%t−ブチルハイドロパーオキ
サイド98g、、95%t−アミルハイドロパーオキサ
イド112gから、実M例1−2と同様の操作で312
gの過酸化物組成物を得た。
分析結果、成分比、半減期は以下の通りであった。31
.1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5bジメチ
ルシクロヘキサン/1−t−ブチルパーオキシ−1−ア
ミルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン/1,1−ジ・−t−アミルパーオキシ−3,3,5
−)リメチルシクロヘキサン=24150/26 10時間半減期は、低温側86°C1高温側90℃であ
った。
.1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5bジメチ
ルシクロヘキサン/1−t−ブチルパーオキシ−1−ア
ミルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン/1,1−ジ・−t−アミルパーオキシ−3,3,5
−)リメチルシクロヘキサン=24150/26 10時間半減期は、低温側86°C1高温側90℃であ
った。
実施例4.4−t−ブチルパーオキ7−4−t〜へキシ
ルバーオキシバレリックアシッドーn −ブチルエステ
ル含有組成物の製造 ケトン化合物として0−ブチルレブリネート86g、9
5%t−ブチルハイドロパーオキサイド49g、70%
t−へキシルハイドロバーオキfイ)’86g、希釈剤
としてIPソルベント1620128gを用い、前笑施
例と同操作により308gの過酸化物組成物を得た。分
析結果、成分比、半減期は以下の通りだった。
ルバーオキシバレリックアシッドーn −ブチルエステ
ル含有組成物の製造 ケトン化合物として0−ブチルレブリネート86g、9
5%t−ブチルハイドロパーオキサイド49g、70%
t−へキシルハイドロバーオキfイ)’86g、希釈剤
としてIPソルベント1620128gを用い、前笑施
例と同操作により308gの過酸化物組成物を得た。分
析結果、成分比、半減期は以下の通りだった。
4.4−ジーt−プチルパーオキシーバレリックアシノ
ドーロープチルエステル/4−t−ブチルパーオキシ−
4−t−へキシルバーオキシバレリックアシッド−n−
ブチルエステル/4,4−ジ−t−ヘキシルバーオキシ
−バフリックアシッド−ロープチルエステル−27/4
9/2410時間半減期温度は低温側104℃、高温側
110’Cであった。
ドーロープチルエステル/4−t−ブチルパーオキシ−
4−t−へキシルバーオキシバレリックアシッド−n−
ブチルエステル/4,4−ジ−t−ヘキシルバーオキシ
−バフリックアシッド−ロープチルエステル−27/4
9/2410時間半減期温度は低温側104℃、高温側
110’Cであった。
実施例5.2−1−ブチルパーオキシ−2−を−アミル
パーオキシウンデカン含有組成物の裳造ケトン化合物と
して、2−ウンデカン(メチル−〇−ノニルケトン)1
70g、95%t−ブチルハイドロパーオキサイド98
g1 t−アミルハイドロパーオキサイド112gから
実施例1−2と同様の操作で323gの過酸化物組成物
を得た。
パーオキシウンデカン含有組成物の裳造ケトン化合物と
して、2−ウンデカン(メチル−〇−ノニルケトン)1
70g、95%t−ブチルハイドロパーオキサイド98
g1 t−アミルハイドロパーオキサイド112gから
実施例1−2と同様の操作で323gの過酸化物組成物
を得た。
分析結果 成分比 2.2−ジ−t−ブチルパーオキシ
ウンデカン/2−t−ブチルパ ーオキシ−2−t−アミルパーオキ シウンデカン/2,2−ジ−t−アミ ルパーオキシウンデカン=26/49/10時間半減期
は、低温側95℃、高 温側100℃であった。
ウンデカン/2−t−ブチルパ ーオキシ−2−t−アミルパーオキ シウンデカン/2,2−ジ−t−アミ ルパーオキシウンデカン=26/49/10時間半減期
は、低温側95℃、高 温側100℃であった。
実施例6. スチレンの重合
容量1pのオートクレーブ中に純水300 g。
第3リン酸カルシウム2g1スチレンモノマー200g
及び実施例3で得られた1−t−ブチルパーオキシ−1
−【−アミルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン含有組成物0.2gを加え、缶内をチッソガ
スで置換した後、密閉した。
及び実施例3で得られた1−t−ブチルパーオキシ−1
−【−アミルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン含有組成物0.2gを加え、缶内をチッソガ
スで置換した後、密閉した。
昇温し90℃で強く撹拌しながら、5時間重合しついで
120℃まで昇温してから、更に2時間重合を継続した
後、冷却し、常法に従い中和、脱水、乾燥しポリスチレ
ンを得た。得られたポリマーの平均分子量(Mr)は2
45,000残存スチレンモノマー含有量は(1007
%であった。
120℃まで昇温してから、更に2時間重合を継続した
後、冷却し、常法に従い中和、脱水、乾燥しポリスチレ
ンを得た。得られたポリマーの平均分子量(Mr)は2
45,000残存スチレンモノマー含有量は(1007
%であった。
比較例14 スチレンの重合
非対称パーオキシケタール含有組成物の代りに1.1−
ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサンを使用した他は実施例6と同様にしてポリ
スチレンを得た。得られたポリマーの平均分子量(Mr
)は228,000、残存スチレンモノマー含有量は0
.03%であった。
ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリメチルシ
クロヘキサンを使用した他は実施例6と同様にしてポリ
スチレンを得た。得られたポリマーの平均分子量(Mr
)は228,000、残存スチレンモノマー含有量は0
.03%であった。
比較例2. スチレンの重合
非対称パーオキシケタール含有組成物の代りに1.1−
ジ−t−アミルパーオキシ−3,3,5−)リメチルシ
クロヘキサンを使用した他は実施例6と同様にしてポリ
スチレンを得た。ポリマーノ平均分子−it(Mr)は
215,000.残存スチレンモノマー含有量は、0.
03%であった。
ジ−t−アミルパーオキシ−3,3,5−)リメチルシ
クロヘキサンを使用した他は実施例6と同様にしてポリ
スチレンを得た。ポリマーノ平均分子−it(Mr)は
215,000.残存スチレンモノマー含有量は、0.
03%であった。
実施例7. 不飽和ポリエステル樹脂の硬化無水フタル
酸1モル、無水マレイン酸1モル及びプロピレングリコ
ール2.1モルを酸価3oになるように反応させて得た
不飽和ポリエステル70重量部とハイドロモノン0.0
1%ヲ含ムスチレンモノマ−30重量部とからなる不飽
和ポリエステル樹脂に、実施例1〜5で得られた非対称
パーオキシケタニル含有組成物を純品換算で1重量部加
え混合後、JIS−に−6901に準じ100℃で硬化
テストを行った。
酸1モル、無水マレイン酸1モル及びプロピレングリコ
ール2.1モルを酸価3oになるように反応させて得た
不飽和ポリエステル70重量部とハイドロモノン0.0
1%ヲ含ムスチレンモノマ−30重量部とからなる不飽
和ポリエステル樹脂に、実施例1〜5で得られた非対称
パーオキシケタニル含有組成物を純品換算で1重量部加
え混合後、JIS−に−6901に準じ100℃で硬化
テストを行った。
又、比較の為、対応する対称パーオキシケタール組成物
を使用し、同様のテストを行い結果を次の表に示した。
を使用し、同様のテストを行い結果を次の表に示した。
実施例1〜5から明らかなように特別の原料を使用する
事なく、直接ケトン化合物とハイドロパーオキサイドの
付加反応により、非対称過酸化物組成物を得る事ができ
る為、コスト的に非常に有利な事がわかる。
事なく、直接ケトン化合物とハイドロパーオキサイドの
付加反応により、非対称過酸化物組成物を得る事ができ
る為、コスト的に非常に有利な事がわかる。
さらに応用例からも明らかなようにラジカル重合性モノ
マーの開始剤として使用した場合、対応する従来の対称
パーオキサイドに比べ分子量増大の効果がはるかにすぐ
れる。又、硬化剤として使用した場合、長いポットライ
フを保持しながら速い硬イと特性を示す。
マーの開始剤として使用した場合、対応する従来の対称
パーオキサイドに比べ分子量増大の効果がはるかにすぐ
れる。又、硬化剤として使用した場合、長いポットライ
フを保持しながら速い硬イと特性を示す。
このように従来の対称パーオキサイドに比べ、より多官
能パーオキサイドに要求される特性にすぐれ、しかも低
コストである為、その工業的価値は極めて太きいもので
ある。
能パーオキサイドに要求される特性にすぐれ、しかも低
コストである為、その工業的価値は極めて太きいもので
ある。
Claims (2)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上記一般式中、R_1、R_2はそれぞれ異なる構造
のC_4〜C_8の第3級アルキル基▲数式、化学式、
表等があります▼は結合し(置換)シクロアルカン構造 をなすか、分離している場合R_3はC_1〜C_5の
アルキル基、R_4はC_1〜C_9のアルキル基又は
▲数式、化学式、表等があります▼(R_5、R_6は
それぞれC_1〜C_5のアルキル基)である。〕 で表わされる非対称パーオキシケタールを含む事を特徴
とする非対称パーオキシケタール含有組成物。 - (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔上記一般式中、R_1、R_2はそれぞれ異なる構造
のC_4〜C_8の第3級アルキル基又は▲数式、化学
式、表等があります▼は結合し(置換)シクロアル カン構造をなすか、分離している場合、R_3はC_1
〜C_5のアルキル基、R_4はC_1〜C_9のアル
キル基又は▲数式、化学式、表等があります▼(R_5
、R_6はそれぞれC_1〜C_5のアルキル基)であ
る。〕 で表わされる非対称パーオキシケタールを含む、非対称
パーオキシケタール含有組成物を開始剤として用いるエ
チレン性不飽和単量体含有組成物の(共)重合方法、又
は硬化性樹脂組成物の硬化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18851885A JPS6251665A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 非対称パ−オキシケタ−ル含有組成物及びその用法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18851885A JPS6251665A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 非対称パ−オキシケタ−ル含有組成物及びその用法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6251665A true JPS6251665A (ja) | 1987-03-06 |
Family
ID=16225114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18851885A Pending JPS6251665A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | 非対称パ−オキシケタ−ル含有組成物及びその用法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6251665A (ja) |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP18851885A patent/JPS6251665A/ja active Pending
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