JPS6250988A - 印刷物の判別装置 - Google Patents

印刷物の判別装置

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JPS6250988A
JPS6250988A JP60189746A JP18974685A JPS6250988A JP S6250988 A JPS6250988 A JP S6250988A JP 60189746 A JP60189746 A JP 60189746A JP 18974685 A JP18974685 A JP 18974685A JP S6250988 A JPS6250988 A JP S6250988A
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JP
Japan
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printed matter
vibrating
roller
conveyance path
banknote
Prior art date
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Pending
Application number
JP60189746A
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English (en)
Inventor
福田 伸夫
邦彦 中村
宮地 博実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、たとえば紙幣鑑査機や紙幣分類集計機などに
おいて、紙幣を流通に適する正券と流通に適さない損券
とに判別する印刷物の判別装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 従来、たとえば紙幣鑑査機や紙幣分類集計機などにおい
て、紙幣を流通に適する正券と流通に適さない損券とに
判別する判別装置においては、第14図に示すような光
学式の検知器が用いられていた。すなわち、搬送される
紙幣1に光源2から光を照射し、その反射光を受光器3
で受けるとともに、紙幣1からの透過光を受光器4で受
け、それぞれ光量を検知して正券か損券かを判別するも
のである。
しかしながら、このような従来の装置では、紙幣の機械
的性質を直接検知していないので、機械的性質の劣化に
よる損券を判別するのが非常に困難でコストも高くなる
という問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、比較的簡単な構成でありながら、機械的
性質の劣化した紙幣などの印刷物を確実に判別すること
のできる印刷物の判別装置を提供することにある。
[発明の概要] 本発明は上記目的を達成するために、搬送される被判別
印刷物に対して振動を発生させ、その際に上記印刷物か
ら発生する音を分析して得た情報により上記印刷物の正
損などを判別するように構成したものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第4図において、1は印刷物としての紙幣
で、搬送路を構成する搬送ベルト11゜12に挟持され
て図示矢印方向に搬送される。この場合、紙幣1は第4
図に示すように長手方向に沿ってほぼ中央部を挟持され
て搬送される。上記搬送ベルト11.12は環状の平ベ
ルトで、円筒状のローラ13.14.15.16に支持
されて走行している。上記搬送ベルト11.12の中途
部近傍には、搬送される紙幣1に対して振動を発生させ
るためのローラ17が設けられている。このローラ17
は、軸が中心から少しずれた位置に貫通していて、いわ
ゆる偏心ローラとなっており、第4図に示すようにベー
ス18に装着されたハウジング(ベアリングハウス)1
9、プーリ20゜駆動ベルト21およびプーリ22を介
してモータ23によって駆動される。そして、上記ロー
ラ17の近傍には、紙幣1から発生する音を捕捉して電
気信号に変換する音電変換手段としてのマイクロフォン
24が設けられており、このマイクロフォン24はケー
ブル25を介して判別部26に接続されている。
上記判別部26は、たとえばマイクロフォン24の出力
信号を周波数分析することにより、紙幣1によって出る
音の強弱、特に紙幣1に固有の周波数成分の強弱を見て
、ある強さ以上のゲインの出たものを正券、それに達し
ないものを損券と判別するもので、たとえば第5図に示
すように増幅器27、バンドパスフィルタ28および判
別回路29によって構成されている。すなわち、マイク
ロフォン24の出力信号は増幅器27で増幅された侵フ
ィルタ28に送られる。フィルタ28は、あらかじめ紙
幣1の種類によって設定されるある周波数帯域(fl−
f2 )の信号のみを通過させるもので、その出力信号
は判別回路29に送られる。判別回路29は、フィルタ
28の出力信号をあらかじめ設定される判別レベルLと
比較することにより、フィルタ28の出力信号レベルが
判別レベルLよりも高ければ正券、低ければ損券と判別
し、その判別結果を出力するようになっている。
次に、上記のような構成において動作を説明する。ロー
ラ17は偏心O−ラであるので、ローラ17の外周とそ
の軸との間の距離、すなわちローラ17の肉厚は場所(
角度)によって異なる。したがって、O−ラ17が回転
すると、第1図のように搬送路から遠ざかった状態から
第2図のように搬送路に進入した状態へと変化し、さら
に回転して再び第1図のように搬送路から退出した状態
となり、回転が続いている間これらの状態を繰り返すこ
とになる。今、この搬送路に紙幣1が入ってきたとする
。紙幣1はその全面を搬送ベルト11.12に挟持され
ているわけではなく、第4図のように搬送ベルト11.
12がかかつていない部分がある。本実施例においては
、搬送ベルト11.12とベース18との間でローラ1
7が搬送路に進入してくるように構成されているので、
紙幣1はローラ17の回転に伴って第3図のようにその
一部が下方に変位するように押圧され、ローラ17が搬
送路から徐々に退出してゆくにつれて押圧が解かれ、再
びローラ17が搬送路に進入してくると押圧が始まると
いう過程を繰り返しながら通過してゆくのである。
このように、紙幣1が通過する際に断続的に押圧される
ので、紙幣1は振動し音が発生する。この紙幣1から発
生する音は紙幣1の機械的性質によって強弱が異なる。
本発明者らの実験によれば、たとえば損傷のない正券の
場合は強い音が発生し、汚れ、しわ、破れなどの損傷の
ある損券の場合は弱い音が発生する。そして、その音の
強弱は紙幣1の種類によって異なり、紙幣固有の周波数
成分においいて顕著な差が生じる(第6図参照)。しか
して、紙幣1から発生した音はマイクロフォン24によ
って捕捉され、電気信号に変換されて判別部26に送ら
れる。判別部26では、マイクロフォン24の出力信号
を周波数分析することにより、紙幣1の正損を判別する
。すなわち、マイクロフォン24の出力信号は増幅器2
7で増幅された後フィルタ28に送られる。ここに、増
幅器27の出力信号例を示すと第6図のようになり、A
は正券の場合、Bは損券の場合を示し、紙幣固有の周波
数帯域(fr −fl )においてゲインの大きな差が
生じていることがわかる。次に、フィルタ28では、増
幅器27の出力信号のうちあらかじめ設定される周波数
帯域(fl−fl)の信号のみを通過させ、判別回路2
9へ送る。ここに、フィルタ28の出力信号例を示すと
第7図のようになり、Cは正券の場合、Dは損券の場合
を示している。次に、判別回路29では、フィルタ28
の出力信号をあらかじめ設定される判別レベルLと比較
することにより、フィルタ28の出力信号レベルが判別
レベルLよりも高ければ正券、低ければ損券と判別し、
その判別結果を出力する。
以上説明したような構成であれば、従来の光学式の検知
方式では困難であった紙幣の機械的な性質の劣化を音を
媒介として間接的に検知することができ、紙幣が正券で
あるか、それとも機械的性質の劣化による損券であるか
の判別をより確実に行うことができる。しかも、比較的
簡単な構成でそれを実現できる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
なお、第1図ないし第4図と同一部分には同一符号を付
してその説明は省略し、異なる部分についてだけ説明す
る。この実施例は、第8図ないし第10図に示すように
、ローラ17によって搬送路を断続的に変形させて通過
中の紙幣1を搬送路ごと振動させるようにしたものであ
る。すなわち、搬送ベルト11.12はローラ13.1
5に支持されて走行している。そして、搬送ベルト11
゜12の中途部で上記ローラ13.15とは反対側、つ
まり搬送ベルト12の表面側にローラ17が転接配置さ
れ、搬送ベルト12の走行に伴って回転するようになっ
ている。
しかして、ローラ17は偏心ローラであるので、ローラ
17の外周とその軸との間の距離、ずなわらロー517
の肉厚は場所〈角度)によって異なる。したがって、ロ
ーラ17の回転に伴って、たとえば第8図のように肉厚
の小さい場所が搬送ベルト12に当接していて搬送路が
ほぼ直線になっているときもあれば、第9図のJ:うに
肉厚の大きい場所が搬送ベルト12に当接していて搬送
路が伸張(変位)しているときもある。このように、ロ
ーラ17が搬送ベルト12に当接、回転することによっ
て、搬送ベルト11.12は弦が振動するかのごとく変
形を繰り返しながら走行する。したがって、搬送ベルト
11.12によって挟持搬送される紙幣1も振動し音が
発生する。この発生する音をマイクロフォン24で捕捉
することにより、以下前記実施例と同様な動作を行うも
のである。このようにしても前記実施例と同様な目的を
達成できる。
なお、前記実施例では、ローラ17を円筒状の偏心ロー
ラとしたが、必ずしも偏心ローラにする必要はない。た
とえば第11図に示すような断面が楕円のローラや、第
12図あるいは第13図に示すような断面が多角形のロ
ーラにしてもよく、このようにしても偏心ローラではな
いが搬送路に対して進入、退出し紙幣1を振動させたり
、搬送路を振動させ得るので同様の効果を得ることがで
きる。また、偏心でない通常の円筒状のローラを他の手
段で振動さゼることにより、紙幣1あるいは搬送路を振
動させるようにしてもよい。
さらに、前記実施例では、紙幣の正損判別を行なう場合
について説明したが、たとえば紙幣の種類判別にも応用
できる。また、紙幣に限らず、たとえば小切手など、他
の有価証券などの印刷物の判別装置にも適用できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、比較的簡単な構成
でありながら、機械的性質の劣化した紙幣などの印刷物
を確実に判別することのできる印刷物の判別装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を説明するため
のもので、第1図ないし第3図は全体的な構成をそれぞ
れ異なる状態で示す側面図、第4図は第3図の平面図、
第5図は判別部の構−成を示すブロック図、第6図およ
び第7図はそれぞれ動作を説明するための要部信号波形
図、第8図ないし第10図は本発明の他の実施例を示す
もので、第8図および第9図は全体的な構成をそれぞれ
異なる状態で示す側面図、第10図は第8図および””
IA 98 (7) HIts t w t l ’m
 S 、 * 11 rA ’J イI−m 13図は
それぞれローラ形状の変形例を示す側面図、第14図は
従来の判別装置を説明するための原理図である。 1・・・・・・紙幣(印刷物)、11.12・・・・・
・搬送ベルト、13〜16・・・・・・ローラ、17・
・・・・・ローラ、24・・・・・・マイクロフォン(
音電変換手段)、26・・・・・・判別部。 代理人 弁理士  則 近 憲 缶 周        大  胡  典  夫第2図 第4図 第8図 第9図 第11図   第12図    第13図第14図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被判別印刷物を搬送する搬送路と、この搬送路で
    搬送される前記印刷物を振動させる手段と、この手段で
    振動させられた印刷物から発生する音を電気信号に変換
    する音電変換手段と、この音電変換手段で得られる電気
    信号を分析して得た情報により前記印刷物の正損などを
    判別する判別手段とを具備したことを特徴とする印刷物
    の判別装置。
  2. (2)前記印刷物を振動させる手段は、前記搬送路に対
    して進入、退出を繰り返すことにより、通過中の印刷物
    に対して断続的に押圧もしくは打撃を繰り返して振動を
    発生させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の印刷物の判別装置。
  3. (3)前記印刷物を振動させる手段は、前記搬送路を断
    続的に変形させて通過中の印刷物を搬送路ごと振動させ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の印刷物
    の判別装置。
  4. (4)前記印刷物を振動させる手段は偏心ローラである
    特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の
    印刷物の判別装置。
  5. (5)前記印刷物を振動させる手段は断面が楕円のロー
    ラである特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
    に記載の印刷物の判別装置。
  6. (6)前記印刷物を振動させる手段は断面が多角形のロ
    ーラである特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    かに記載の印刷物の判別装置。
  7. (7)前記判別手段で行う分析は周波数分析である特許
    請求の範囲第1項記載の印刷物の判別装置。
  8. (8)前記印刷物は紙幣である特許請求の範囲第1項記
    載の印刷物の判別装置。
JP60189746A 1985-08-30 1985-08-30 印刷物の判別装置 Pending JPS6250988A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010223925A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Toshiba Corp 紙葉類の弾性率計測装置及び紙葉類処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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