JPS6250746B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6250746B2
JPS6250746B2 JP14865582A JP14865582A JPS6250746B2 JP S6250746 B2 JPS6250746 B2 JP S6250746B2 JP 14865582 A JP14865582 A JP 14865582A JP 14865582 A JP14865582 A JP 14865582A JP S6250746 B2 JPS6250746 B2 JP S6250746B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
roller group
base cloth
rollers
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14865582A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5938577A (ja
Inventor
Yoshio Kuramoto
Kuniji Kamya
Takashi Ameya
Takeshi Maki
Mitsutoshi Nagata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
Priority to JP14865582A priority Critical patent/JPS5938577A/ja
Publication of JPS5938577A publication Critical patent/JPS5938577A/ja
Publication of JPS6250746B2 publication Critical patent/JPS6250746B2/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフイルム用乾燥機に関するものであ
り、更に詳しくは、樹脂製ベースフイルムにプリ
ント基板としての機能をもたせたフレキシブルプ
リント回路の乾燥に適した乾燥機に関するもので
ある。
樹脂製フイルムの乾燥装置としては従来、加熱
源を内蔵し、上方のローラ群と下方のローラ群を
一定の間隔をおいて配設せしめた態様の装置が用
いられており、被乾燥物は前記ローラ群の上下各
ローラに交互に懸けわたされ走行せしめることに
より乾燥される。
しかるに、このような装置では乾燥中の樹脂製
フイルムの両側端部がカールし、寸法精度が要求
される製品の場合には致命的な欠陥となる。
また、樹脂製ベースフイルムに銅・アルミなど
の金属箔をラミネートまたは蒸着し、エツチング
技術を使つて所望のパターン部を作り、プリント
基板としての機能をもたせたフレキシブルプリン
ト回路の乾燥の場合には、印刷後のパターン部が
直接ローラに接触すると損傷されることになり望
ましい装置ではない。
そこで、樹脂製フイルム、特にフレキシブルプ
リント回路の乾燥に適した装置について鋭意検討
の結果、本発明に到達したものである。
即ち、本発明は本体内に、上方のローラ群と下
方のローラ群を一定の間隔をおいて配設せしめ、
被乾燥物を前記ローラ群の上下各ローラに交互に
懸けわたして走行せしめることにより乾燥させる
ようにした装置において、前記上方のローラ群と
一定の範囲上下動自在で、かつ中央部が両端部に
較べて小径の下方のローラ群の上下各ローラに交
互にベースクロスをエンドレスに懸けわたし、上
下各ローラ間には、前記ベースクロスの両側端部
にそれぞれ沿うスリツトを形成した真空ボツクス
を設けたことを特徴とするものである。
以下図面に基づいて本発明の一実施態様を説明
することにする。
第1図〜第3図において、1は乾燥装置本体で
ある。2および3は入口ローラおよび出口ローラ
であり、それぞれ入口ローラブラケツト4および
出口ローラブラケツト5に軸支されている。6−
1,6−2,……,6−nは本体1内上部に設け
た駆動ローラであり、それぞれの軸端には2連の
チエーンホイール7−1,7−2,……,7−n
が固定されている。そして隣同志の駆動ローラの
チエーンホイールにはチエーン(図示せず)が懸
装されている。入口ローラ2および出口ローラ3
の軸端にも上述の如きチエーンホイールが固定さ
れており、それぞれ隣接する駆動ローラのチエー
ンホイールとの間にチエーンが懸装されている。
各駆動ローラ6−1,6−2,……,6−n、入
口ローラ2および出口ローラ3の両側端部には第
5図に示すようにそれぞれ溝15,15′が穿設
されている。8は駆動モータであり駆動力は先ず
チエーンを介して出口ローラ3に伝達され、各駆
動ローラ6−n,……,6−2,6−1を経て入
口ローラ2に伝達されることになる。9−1,9
−2,……,9−nはフリーローラであり、第5
図に示すように凹みを設けるとともに、その両軸
端は長溝10−1,10−2,……,10−n内
を上下動しうるように遊嵌されている。11−
1,11−2,……,11−nは調節ねじでフリ
ーローラの上下動の範囲を規制するものである。
12はベースクロスであり、例えばガラスクロス
に四フツ化エチレン樹脂をコーテイングしたもの
が適している。そしてこのベースクロス12は、
入口ローラ2、フリーローラ9−1、駆動ローラ
6−1、フリーローラ9−2、駆動ローラ6−
2,……、出口ローラ3、出口ガイドローラ1
3、入口ガイドローラ14の周囲にエンドレスに
懸けわたされる。上述の如く、フリーローラは上
下動自在であるのでダンサーローラの機能を奏す
る。
また、このベースクロス12の両側端部内側に
はそれぞれ長手方向に一定の間隔をおいて凸起状
のホツク(図示せず)が固定されており、駆動ロ
ーラ6−1,6−2,……,6−n、入口ローラ
2および出口ローラ3の両側端部に穿設した溝1
5,15′に係合するので蛇行防止の機能を果す
ことになる。
さらに、このベースクロス12の両側端部内側
には、前記凸起状のホツクと同列上に、かつその
位置よりさらに内側にそれぞれ長手方向に一定の
間隔をおいて小孔(図示せず)が穿設されてい
る。このベースクロス12は被乾燥物の巾より広
巾に設定する。
16−1,16−2,……,16−nは駆動ロ
ーラとフリーローラ間に配設した真空ボツクス
で、その両側端部にはそれぞれ複数個のスリツト
17が形成されている。18は絞りコントローラ
であつて、ターボブロワー19により吸引される
空気量を調節するものである。20はヒータボツ
クスであつて周囲より加熱される。21はダクト
であり、その一端は駆動ローラ部の上方に開放さ
れている。ターボブロワー19、ヒータボツクス
20およびダクト21は第1図から明らかのよう
にそれぞれ複数個設けられている。
22は排気ダクト、23は制御盤である。
次に本装置を用いて印刷されたフイルムを乾燥
する方法を説明することにする。
まず各ヒータボツクス20のヒータのスイツチ
を入れ、各ターボブロワー19を作動させて本体
1内を所定の雰囲気温度に調整する。次いで、フ
イルムをベースクロス12に接するように入口ロ
ーラ2上においてその端部を接着テープでとめ
る。そして駆動モータ8のスイツチを入れ駆動ロ
ーラを駆動させることによりフイルムを本体1内
に誘導する。
フリーローラは凹みを設けているので印刷され
ていない両端部が接し、駆動ローラ部では印刷部
が上側になりベースクロス12を介して接するこ
とになるので印刷部が損傷されることはない。か
かるフイルムが出口ローラ3に至ると接着テープ
を剥がして、次の工程へ送れるようにセツトす
る。かくして定常運転にはいりフイルムは連続的
に乾燥される。
終端部が入口ローラ2部上に至ると始端部と同
様本体1内でぶらつかないように接着テープでベ
ースクロス12に止め、そのまま運転を継続す
る。
上述したように、本発明の乾燥装置は本体内
に、上方のローラ群と下方のローラ群を一定の間
隔をおいて配設せしめ、被乾燥物を前記ローラ群
の上下各ローラに交互に懸けわたして走行せしめ
ることにより乾燥させるようにした装置におい
て、前記上方のローラ群と一定の範囲上下動自在
で、かつ中央部が両端部に較べて小径の下方のロ
ーラ群の上下各ローラに交互にベースクロスをエ
ンドレスに懸けわたし、上下各ローラ間には、前
記ベースクロスの両側端部にそれぞれ沿うスリツ
トを形成した真空ボツクスを設けたことを特徴と
するものであり、次のような効果を奏する。
まず、上方のローラ群と、一定の範囲上下動自
在で、かつ中央部が両端部に較べて小経の下方の
ローラ群の上下各ローラに交互にベースクロスを
エンドレスに懸けわたしているので、片面に印刷
されたフイルムを乾燥する場合、上方のローラ群
に対しベースクロスを介在し、かつ印刷面を上に
して走行させても、下方のローラ群に対しては両
側端部のみがベースクロスに押え付けられること
になるので、印刷部がローラに直接接触して損傷
するということがなく、また、下方のローラ群が
ダンサーローラ機能を奏するので、乾燥フイルム
の寸法精度も極めて良好である。
また、上下各ローラ間には、前記ベースクロス
の両側端部にそれぞれ沿うスリツトを形成した真
空ボツクスを設けているので、被乾燥物の両側端
部はベースクロスに密接し、上下各ローラ間を走
行することになり、その両側端部が熱によりカー
ルしてしまうということが皆無となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施態様を示すものであつ
て、第1図は平面図、第2図は一部切截した正面
図、第3図は第2図のA−A′矢視図、第4図は
真空ボツクス部の拡大した正面図、第5図は第4
図のB−B′矢視図である。 6−1,6−2,……,6−n:駆動ローラ、
9−1,9−2,……,9−n:フリーローラ、
12:ベースクロス、16:真空ボツクス、1
7:スリツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 本体内に、上方のローラ群と下方のローラ群
    を一定の間隔をおいて配設せしめ、被乾燥物を前
    記ローラ群の上下各ローラに交互に懸けわたして
    走行せしめることにより乾燥させるようにした装
    置において、前記上方のローラ群と、一定の範囲
    上下動自在で、かつ中央部が両端部に較べて小径
    の下方のローラ群の上下各ローラに交互にベース
    クロスをエンドレスに懸けわたし、上下各ローラ
    間には、前記ベースクロスの両端にそれぞれ沿う
    スリツトを形成した真空ボツクスを設けたことを
    特徴とするフイルム用乾燥機。
JP14865582A 1982-08-26 1982-08-26 フイルム用乾燥機 Granted JPS5938577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14865582A JPS5938577A (ja) 1982-08-26 1982-08-26 フイルム用乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14865582A JPS5938577A (ja) 1982-08-26 1982-08-26 フイルム用乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5938577A JPS5938577A (ja) 1984-03-02
JPS6250746B2 true JPS6250746B2 (ja) 1987-10-27

Family

ID=15457656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14865582A Granted JPS5938577A (ja) 1982-08-26 1982-08-26 フイルム用乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5938577A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5938577A (ja) 1984-03-02

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