JPS6250743A - デ−タ写し込みカメラ - Google Patents

デ−タ写し込みカメラ

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Publication number
JPS6250743A
JPS6250743A JP19052485A JP19052485A JPS6250743A JP S6250743 A JPS6250743 A JP S6250743A JP 19052485 A JP19052485 A JP 19052485A JP 19052485 A JP19052485 A JP 19052485A JP S6250743 A JPS6250743 A JP S6250743A
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JP
Japan
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film
data
trimming
mode
date
Prior art date
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Pending
Application number
JP19052485A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Yoshiaki Hata
良彰 秦
Yoshinobu Kudo
工藤 吉信
Manabu Inoue
学 井上
Takeo Takarada
宝田 武夫
Hiroshi Ueda
宏 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産XLへ訓」L丈厨一 本発明は、日付などのデータをフィルムに写し込むこと
が可能なデータ写し込みカメラに関する。
凭迷!l支意− 従来、上述のごときカメラは種々知られている。
これらの力lうは、いずれも、写し込まれるデータを撮
影者が確認できる文字や数字の形で撮影画面内のすみに
写し込むように構成されている。
明が  しようとする  ヴ しかしながら、このような構成では、データが写し込ま
れる位置の被写体輝度が高いと写し込まれたデータがフ
ィルム上でもプリント上でも判読しにくくなるのでこれ
を避けるために種々の対策が必要であり、更に、被写体
の一部が写し込まれたデータによってつぶれてしまうと
いう問題があった。
また、特開昭54−26721号公報において提案され
たような被写体のフィルム上の撮影範囲を減少させるこ
となくプリント時にトリミングを行うトリミング撮影が
可能なカメラに、従来のようにフィルム上の撮影画面の
すみにデータを写し込むデータ写し込み装置を組み合わ
せた場合、撮影時にトリミング指定を行うと、プリント
時にト17 ミングによって減少された範囲が通常の撮
影範囲によるプリントと同じ大きさにプリントされるの
で、トリミングによって減少させられる範囲にある写し
込みデータはプリントされないという問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、上述のごとき従来のデータ写
し込み装置の問題、およびそれを特開昭54−2672
1号公報記載のごときトリミング撮影が可能なカメラに
組み合わせたときに生じる上述のような問題を解消する
ことにある。
l σを ゛するための 上記目的を達成するために、本発明は、日付などのデー
タをフィルムに写し込むことが可能なデータ写し込みカ
メラにおいて、フィルムに写し込まれるべきデータに対
応したコード信号を発生するコード信号発生手段と、こ
のコード信号に応じて撮影時に写し込まれるべきデータ
に対応したコードをフィルムのシーンが写し込まれてい
る範囲の外に写し込む写し込み手段とを有することを特
徴とする。
怪−1一 本発明によれば、写し込まれるべきデータはコードとし
てシーンが写し込まれている範囲の外に記録されるので
、フィルム上での写し込みデータの判別は容易であり、
判別を容易にするための対策は特に不要である上に、写
しこまれたデータによって被写体の一部がつぶれてしま
うことも全くない。そして、上述のごときトリミング撮
影が可能なカメラに組み合わせても、トリミングがなさ
れるか否かにかがわらず、常にデータはプリンタによっ
て読み取り可能なシーンが写し込まれている範囲の外に
記録されるので、プリント時にデータが再現されないと
いうこともない。
(以下余白) 実1目I 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
まず、第1図は本発明実施例のカメラを示す斜視図であ
る。第1図において、(2)はカメラ本体、(4)はシ
ャツタレリーズボタン、(6)は引き伸ばし時に印画紙
に日付をプリントするか否かを選択するデート選択スイ
ッチ、(8)はトリミングの要否およびそのサイズを設
定するトリミング設定ボタン、(LCD、)は撮影に関
する各種の情報を表示する液晶表示装置であり、シャツ
タレリーズボタン(4)、テ゛−ト選択スイッチ(6)
、トリミング設定ボタン(8)および液晶表示装置(L
CD、)は第2図の上面図に示されるようにカメラ本体
(2)の上面に配置されている。ここで、デート選択ス
イッチ(6)はスライド式であり、図示の位置では日付
がプリントされ、図の(X)方向にスライドされると日
付がプリントされなくなる。トリミング設定ボタン(8
)は押圧回数に応じてトリミングの要否およびトリミン
グ量が変更されるように構成されており、後述するよう
にl5O400未満の感度を有するフィルムが装填され
ている状態では、トリミング設定ボタン(8)が1回も
押圧されない状態ではトリミングがなされずに通常の撮
影範囲全体がプリントされ、トリミング設定ボタン(8
)を1回押圧すると通常状態よりもすこし狭い撮影範囲
がプリントされるトリミング1モードとなり、2回押圧
すると更に狭いプリント範囲のトリミング2モードとな
り、3回押圧すると最も狭いプリント範囲のトリミング
3モードとなり、更に押圧すると後述のクローズアップ
モードとなる。そして、更にトリミング設定ボタン(8
)が押圧されると、もとの通常の撮影モードに戻る。そ
の要旨は後述する。
更に、第1図において、(12)はフラッシュ発光部、
(14)はファインダ窓、(16)はファインダ採光窓
、(18m)(18b)はそれぞれ一対の測距窓であり
、これらは第3図の正面図に示されるようにカメラ本体
(2)の前面に配置されている。
(20)は撮影レンズ、(22)は自動露出制御用の測
光窓をそれぞれ示す。
第4図はこのようなカメラのファイング光学系および測
距用光学系を示す断面図である。第4図において、ファ
イング光学系は、ファイング窓(14)の内部に配置さ
れた、負の屈折力を有する対物レンズ(Ll)と正の屈
折力を有する接眼レンズ(B2)とからなる逆〃リレオ
式光学系からなる。
そして、対物レンズ(Ll)と接眼レンズ(B2)との
間には、半透鏡(H)が配置され、ファイング採光窓(
16)の後方に配flされた液晶表示装置(LCD、)
を透過してミラー(M)によって反射された光をファイ
ングに導いている。一方、測距窓(18a)の後方には
測距用発光ダイオード(24)が配置されており、投光
レンズ(L、)を介して被写体に赤外光を投射するよう
に構成されている。
そして、被写体からの反射光は測距窓(18b)の後方
に配置された受光レンズ(F4)を介して測距用受光素
子(26)に受光され、その受光状態から被写体までの
距離が測定される。この測距原理については既に多数知
られているので詳細な説明は省略する。
ユニで、トリミングが選択された場合にプリントされる
範囲について、第5図を用いて説明する。
第5図は、通常の35−一フイルムの1画面を示す正面
図であり、トリミングを選択しない通常撮影モードでは
縦24m5+、横36mmの全範囲がプリントされる。
そして、トリミング1モードでは(A、)で示される範
囲がプリントされ、トリミング2モードでは(A2)に
示される範囲がプリントされ、トリミング3モードでは
(A、)で示される範囲がプリントされる。ここで、通
常撮影モードに対するトリミング1.2.3モードでの
プリント範囲のフィルム上の比は、はば1:1/バ:1
/2:1/3に設定されている。従って、各モードで撮
影されたフィルムを同一のサイズに引き伸ばした場合、
撮影レンズの焦点距離fを35+u+とすると、それぞ
れ下記第1表の焦点距離のレンズによって撮影されたも
のと同様の範囲がプリントされることになる。
(以下余白) 第  1  表 次に、第6図に液晶表示装置1(LCDz)によるファ
イング視野内の表示態様を示す。液晶表示装fi!f(
L CD 2)には、トリミング範囲に応じた4種の7
レーム(F、)(F、)(F2)(F3)が設けられて
おり、そのいずれかがトリミング設定ボタン(8)の設
定状態によって選択的に表示されるように構成されてい
る。すなわち、ファイング視野内において、トリミング
を行わない通常撮影モードではフレーム(F o)が表
示され、トリミング1モードでは7レーム(Fl)が表
示され、トリミング2モードではフレーム(F2)が表
示され、トリミング3モードおよびクローズアップモー
ドではフレーム(Fコ)が表示される。
次に、第7図を用いて、撮影レンズ(20)によって撮
影されてプリントされる範囲と、測光窓(22)の内部
に配r!1された測光系の測光範囲との関係を説明する
。第7図において、トリミングを選択しない通常撮影モ
ードでは、撮影レンズ(20)によって(B1)の範囲
がフィルム全体に撮影されてプリントされる。そして、
最もプリント範囲の小さいトリミング3モードでは、(
B2)の範囲がプリントされる。ここで、最小のプリン
ト範囲(B2)に対する撮影レンズ(20)の画角をα
とする。一方、測光窓(22)の後方には測光レンズ(
B5)、フィルタ(F)および受光素子(28)からな
る測光光学系が配置されており、その画角をβとすると
、a≧βとなるように設定されている。
このようにvt成すれば、常にプリントされる範囲内に
測光範囲が位置することになり、トリミングを行っても
プリントされる範囲に常に対応した測光情報を正確に得
ることができる。
第8図は第1図図示の液晶表示装r!1(LCD、)の
表示態様を示す図である。ただし、第8図の状態はすべ
ての表示素子が表示されているけれども、実際にはこの
ようにすべての表示素子が表示されることはない。第8
図において、(M+)(M、)(M、)はそれぞれ設定
されているカメラの撮影モードを示す表示素子であり、
トリミングやクローズアップを行わない通常撮影モード
の場合には、表示素子(M、)のみが表示される。そし
て、トリミング設定ボタン(8)の操作によりトリミン
グ1.2.3モードのいずれかが選択されると、表示素
子(M2)のみが表示される。一方、クローズアップモ
ードが選択されると、表示素子(M、)のみが表示され
る。
(D 、)(D 2)(D 2)(D 、)(D S)
は、それぞれ撮影モードに応じてトリミング範囲を表示
するために表示される表示素子である。まず、通常撮影
モードの場合には、最もプリント範囲が広いことを示す
表示素子(Dl)が表示される。そして、トリミングを
行うモードの場合は、表示素子(D 、)と、そのトリ
ミング範囲に応じて(D 2)(D 3)(D 、)の
いずれかとが選択的に表示される。たとえば、トリミン
グを行ううちで最もプリント範囲の広いトリミング1モ
ードの場合には、表示素子(D、)とくD2)とが表示
され、トリミング2モードの場合には表示素子(D、)
と(D、)が表示され、トリミング3モードの場合には
表示素子(D、)と(D、)が表示される。そして、ク
ローズアップ撮影を行うモードの場合には表示素子(D
、)が表示される。
(DA)はプリントされる日付データを表示する表示素
子であり、日付データのプリントが選択されていない場
合には日付データは表示されない。
尚、ここで表示素子(DA)は日付データのプリントを
行わない場合にも日付を表示するようにしても良い、(
FC)は、撮影されたフレーム数を表示する表示素子で
ある。更に、(FE)はフィルムが装填されている状態
を表示する表示素子である。
このようにして、液晶表示装置(L CD 、)によっ
て各種の撮影モード、プリントされる日付、フィルムの
撮影枚数、およびフィルムの装填状態などが表示される
たとえば、第9図は、トリミング2モードが選択されて
表示素子(M2)(D、)(D3)がそれぞれ表示され
るとともに、日付データとして”85年7月25日”に
対応するデータがプリントされ、かつフィルムの撮影枚
数が24枚”であり、フィルムが正常に装填されている
状態を示す液晶表示装置ff(LCD、)の表示態様を
示している。
次に、第10図にカメラ本体(2)の裏蓋をあけた状態
を後方から望んだ図を示す。第10図において、カメラ
本体く2)には、図の右方にスプール(28)を収納す
るスプール室(2a)が設けられ、図の左方にフイ°ル
ムのパトローネが装填されるパトローネ室(2b)が設
けられている。従って、巻き上げられるときにフィルム
は図の左方から右方へ移動させられる。(2c)は撮影
位置にあるフィルムに対応する画面枠であり、その右端
にはフィルムに種々の撮影情報をコードとして写し込む
コード写し込み二ニア)(30)が配置されている。
そして、このコード写し込みユニット(30)は、第1
1図の拡大図に示されるように、フィルムの乳剤面に対
向するように17個の光ファイバ<30a)の一端が図
の縦方向に配列されている。
この多数の光ファイバ(30a)の多端は、第12図の
コード写し込みユニット(30)の断面拡大図に示され
るように、それぞれ発光ダイオード基板(32)に固定
された17個の発光ダイオード(32a)に対向させら
れている。
第13図は、このようなコード写し込みユニツ)(30
)周辺の横断面をしめす拡大図である。第13図におい
て、(FI)は装填されて巻き上げらレテいろフィルム
を示し、このフィルム(Fl)l!、カメラ裏!(34
)にビン(36)で固定された圧板バネ(38)によっ
て適当な圧着力が与えられた圧着板(40)によって、
画面枠(2c)の所定位置に圧着されている。そして、
コード写し込みユニツ)(30)は力/う本体(2)お
よび遮光筒(42)に固着されており、撮影レンズの光
軸に対向する面には遮光板(44)が設けられている。
ここで、各発光ダイオード(3251)はそれぞれ7レ
キシプル基板(PB)を介して後述する発光ダイオード
駆動回路(LEDR)に接続されており、この発光ダイ
オード駆動回路(LEDR)によって各発光ダイオード
(32a)の点灯もしくは消灯状態が制御され、フィル
ムに写し込まれるコードが設定されるように構成されて
いる。
従って、第14図図示のように、フィルムを裏側から見
て画面の右端にその画面に対応するコードがプリントさ
れる。すなわち、画面(FL、)に対応するコードは(
Cot)であり、画面(FL2)にはコード(CO2)
が対応しており、画面(FL、)にはコード(CO3)
が対応している。尚、第14図において、(CR)はコ
ードの読み取られる範囲を示し、図の右方がフィルムの
先端方向であり、左方がパトローネの方向である。
ここで、前述したように、フィルムの1画面に対してコ
ードは17ビツトのディジタル信号から構成されており
、この各ビットの表わす情報について第15図を用いて
説明する。まず、第15図は第14図と同様に撮影され
たフィルムを裏面から見た図であり、図の右方がフィル
ムの先端部である。そして、17ビツトのコードは、図
の上方から順に、3ビツトのトリミング情報コード(C
t)、1ビツトの日付プリント可否情報コード(Cs)
、4ビツトの年情報コード(Cy)、4ビツトの月情報
コード(Cwa )、および5ビツトの日情報コード(
Cd)からなっている、ここで、トリミング情報コード
(Ct)について詳細に説明すると、図の上方からこの
コード(Ct)のビット°を順に(bl)(t12)(
b3)としたときに、設定されている撮影状態と各ビッ
トの信号との関係は、第2表のようになっている。
ユニで、”1″はそのビットの対応する発光ダイオード
が点灯させられることを示し、10″はそのビットの対
応する発光ダイオードが消灯させられることを示してい
る。
日付プリント可否情報コード(Cs)は、日付をプリン
トする・場合には1″、日付をプリントしない場合には
”0″となる。年情報コード(Cy)、月情報コード(
C−)、日情報コード(Cd)は、それぞれ年月日のデ
ータをディジタル2進数に変換して用いられる。
次に本実施例のカメラの電気回路について、第16図の
回路図を用いて説明する。116図において、(S、)
はfJIJ1図図示のシャツタレリーズボタン(4)の
第1段目の抑圧で閉成される測光スイッチ、(S2)は
そのtJS2段目までの押圧で閉成されるレリーズスイ
ッチ、(S3)は第1図図示のトリミング設定ボタン(
8)に連動して開閉されるキースイッチ、(S4)はシ
ャツタレリーズに応じて閉成されフィルム巻き上げの完
了によって開放される巻き上げスイッチ、(S5)はカ
メラの裏蓋を閉じると開放され開けると閉成される裏蓋
スイッチ、(S6)はフィルムが装填されて巻き取られ
ているときに開放されフィルムが装填されていないとき
に閉成されるフィルム検知スイッチ、(S、)はシャツ
タレリーズ動作の最初に閉成されシャッタのチャージ完
了によって開放されるカウントスイッチ、(S8)は第
1図図示のデート選択スイッチ(6)に連動し、日付を
プリントする場合には閉成されプリントしない場合には
開放される日付プリント選択スイッチである。
スイッチ(S、)〜(Sl)はそれぞれ起動スイッチで
あり、ナンドゲー)(NA)を介して制御用マイクロコ
ンピュータ(以下、制御マイコンと略す)(CM C)
の割り込み端子(I NT)に接続されているとともに
、その入力端子(P I 、)(P I 2)(P I
 3)(P I 、)にも直接接、続されている。ここ
で、制御マイコン(CM C)への割り込みは、割り込
み端子(INT)への入力が立ち上がることによってか
けられる。スイッチ(S、)は、コンデンサ(C2)と
抵抗(Rコ)とからなる微分回路を介して、ナンドブ−
)(NA)に入力されている。これは、カメラの裏蓋を
開いた時にはフィルムカウンタのカウント値を0”にす
るためである。更に、スイッチ(S、)〜(S、)は制
御マイコン(CM C)の入力端子(p r 5)(P
 r 、)(p r 、)にそれぞれ接続されている。
また、各スイッチ(S、)〜(S7)はそれぞれプルア
ップ抵抗を介して電源端子(El)に接続されている。
(E)はカメラの電源電池であり、その出力はダイオー
ド(D2)およびコンデンサ(C1)からなる安定化回
路を介して、制御マイコン(CM C)に入力される。
ここで、電圧の変動に対して誤動作が生じやすい回路に
は、安定化回路によって安定化された電源端子(El)
から給電が、なされ、その他の回路には電源電池(E)
から直接給電がなされる。
(FL)はフラッシュ撮影用の閃光放電管およびその制
御回路を含むフラッシュ回路であり、制御マイコン(C
M C)の出力端子(P O))からの信号によってフ
ラッシュ発光用メインコンデンサに高電圧を印加する外
圧回路を作動させるとともに、出力端子(p o a)
からの信号によってフラッシュ発光を開始させる。更に
、上記メインコンデンサの充電電圧が所定値に達すると
、充電完了信号が入力端子(PI7)を介して制御マイ
コン(CM C)に入力される。
(MD)はフィルム巻き上げ用のモータ(M)を制御す
るモータ駆動回路であり、制御マイコン(CMC)の出
力端子(PO5)からの信号によってモータ(M)が駆
動させられてフィルムが巻上げられ、出力端子(POs
)からの信号によってその駆動にブレーキがかけられる
(CA S )はカメラに装填されたフィルムのパトロ
ーネに予め記憶されたフィルム感度に関する情報を読み
取り、その情報に応じて開閉状態が設定されるフィルム
感度読み取り用スイッチであり、各スイッチ(CA S
 )によるディジタルのフィルム感度情報は、D/Aコ
ンバータ(D/A)i、:よってアナログ信号に変換さ
れる。そして、このアナログのフィルム感度信号は、7
オトダイオード(PD)、オペアンプ(OP)および対
数圧縮グイオード(D、)からなる測光回路に入力され
て、測光信号に加算される。この測光回路の出力は、従
ってフィルム感度信号を加算した測光信号であり、この
信号は、バッフy(B)を介してトランジスタ(TR,
)のベースに入力される。そして、上記信号は、トラン
ジスタ(TR,)とコンデンサ(cl)とからなる対数
伸張回路によって対数伸張される。
ここで、コンデンサ(C6)の充電電圧は、コンパレー
タ(CN )によって所定の電圧E2と比較され、コン
デンサ(C8)の充電電圧が所定電圧E2以下になると
、トランジスタ(TRs)が不導通になって、シャツタ
マグネッ)(SMg)が消磁されてシャッタが閉じられ
る。トランジスタ(T R2)(T R,)はそれぞれ
制御マイコン(CMC)の出力jl(PO,)によって
制御され、シャツタマグネッ)(SM[+)の励磁と対
数伸張のタイミングを制御するためのものである。更に
、トランジスタ(TR,)はti(J mマイコン(C
M C)の出力端子(P O、)によって制御され、コ
ンデンサ(C1)を急速に充電して、トリミングされた
範囲に応じて後述するように絞りの開放限界値の変更お
よびシャッタ速度の低速側限界値の変更を行うためのも
のである。
また、フィルム感度信号が加tLされた測光信号である
測光回路の出力は、A/Dフンバータ(A/D)に入力
されてディノタル信号に変換され、入力端子(PIAD
)を介して制御マイコン(CM C)に入力される。更
に、スイッチ(CA S )からのフィルム感度に応じ
たゲイジタル信号は、そのまま制御マイコン(CM C
)の入力端子(PIDX)から制御マイコン(CM C
)に入力されるとともに、後述する表示用マイコン(D
MC)にら入力される。
(DMC)は、カメラ上面の液晶表示装置(LCD、)
およびファインダ視野内の液晶表示装置(L CD 2
 )の表示を制御するとともに、フィルムに写し込まれ
るコードを制御する表示用マイクロコンピュータ(以下
、表示用マイコンと略す)である。この表示用マイコン
(D M C>は電源端子(E、)を介して給電されて
おり、日付プリント選     ゛板スイツチ(S8)
がその入力端子(pi+)に接続されている。そして、
制御マイコン(CM C)の出力端子(P O、、)(
P 0.2)に接続されている割り込み端子(int、
)(int2)への信号によって割り込みがかかるよう
に構成されている。ここで、割り込み端子(int+)
への割り込みは、液晶表示装置(L CD 、)(L 
CD 2)の表示を変える時にかかり、一方、割り込み
端子(intz)への割り込みはコードをフィルムに写
し込む時にかけられる。
更に、表示用マイコン(D M C)には、制御マイコ
ン(CMC)から撮影モードに関する信号が出力端子(
POD)および入力端子(piD)を介して入力される
。また、前述したように、入力端子(piDX)にはフ
ィルム感度に関する信号が入力されている。
更に、フィルムに写し込まれる日付を決定するための時
計機構を内蔵している。
そして、表示用マイコン(DMC)は、カメラ上面の液
晶表示装置(LCD、)およびインファインダ表示用の
液晶表示装置(L CD 2)を、それぞれ、液晶駆動
回路(LCDR)を介して制御している。
従って、表示用マイコン(DMC)から液晶駆動回路(
LCDR)には、撮影モードの信号、日付の信号、フィ
ルムの有無の信号、フィルムの巻上げに関する信号、お
よび日付をプリントするか否かの信号などが伝達され、
液晶駆動回路(LCDR)はそれらの表示データをラッ
チする。更に、表示用マイコン(DMC)は発光ダイオ
ード駆動回路(LEDR)を介してコード写し込み用の
多数の発光ダイオード(32a)の点灯/消灯状態を設
定する。ここで、各発光ダイオード(32m)の発光時
間は、入力端子(piDX)に入力されるフィルム感度
の信号に応じて変化せしめられる。
(AF)は、被写体までの距離を自動的に測定し、その
結果に応じて撮影レンズの焦点調節を行う自動焦点調節
回路であり、電源端子(E、)から給電されている。そ
して、この自動焦点調節回路(AF)は、制御マイコン
(CM C)の出力端子(po、)からの信号によって
自動焦点調節動作を開始し、検出された被写体距離は、
4ビツトのディジタル信号として、入力端子(PIAF
)から制御マイコン(CM C)に入力される。そして
、制御マイコン(CM C)の出力端子(PO2)は、
カメラがクローズアップモードに設定された時に”H″
となり、被写体距離に関する距離信号の全ビットを”H
”にして、距離信号を強制的に最近接位置を示す信号に
する。従って、この時には、撮影レンズは最近接状態に
設定される。(LMg)はレンズストップ用のマグネッ
トであり、後述するように、距離信号とレンズの繰り出
し量に関する信号とが一致した時に消磁されて、撮影レ
ンズの繰り出しを停止させる。
(RMg)は、レンズ繰り出し開始用のレリーズマグネ
ットであり、制御マイコン(CM C)の出力端子(P
O,。)の信号によって制御され、一定時間励磁される
とその後に消磁させられて撮影レンズの係止を解除して
、撮影レンズの繰り出しを開始させる。
次に、この自動焦点調節回路(AF)のより詳細な構成
をPIrJ17図に示す。第17図において、’   
(DD)は、制御マイコン(CMC)の出力端子(po
、)の信号によって起動され、被写体までの距離を測定
する距離検出回路である。その光学系は第4図に示され
ている。距離検出回路(DD)によって検出された被写
体距離は、4ビツトのディジタル信号として出力され、
各ビットの信号はそれぞれオア回路を介してフンパレー
タ(CON)に入力されるとともに、入力端子(PIA
F)から制御マイコン(CM C)にも入力される。そ
して、オア回路の他方の入力端子にはすべて制御マイコ
ン(CM C)の出力端子(p o 2)が接続されて
おり、従って、クローズアップモードが選択された時に
は、コンパレータ(CON )に入力される距離信号は
、距離検出回路(DD)の出力信号にかがわらずすべて
のビットがH″′の最近接位置を示す信号となる。
一方、(EC)は撮影レンズの繰り出し量に応じたパル
スを出力するエンコーダであり、エンコーダ(EC)の
出力パルスは、制御マイコン(CM C)の出力端子(
po、)の信号によってリセットされるカウンタ(CU
 )によってカウントされる。そして、このカウント値
と距離信号とがフンパレータ(CON )によって比較
され、両信号が互いに一致した時にコンパレータ(CO
N )は出力を出してレンズストップマグネット(LM
g)をン肖磁して、撮影レンズの移動をその距離信号に
対応した位置に停止させる。
ここで、本発明にかかるトリミングの可能なカメラlこ
おいては、たとえばトリミング3モードのようにフィル
ム面上のプリントされる範囲を小さくした場合、それを
トリミングを行わない通常撮影モードの場合と同じ大き
さまで引き伸ばしをすると、引き伸ばし倍率は大きくな
る。従って、通常撮影モードの場合には目立たなかった
ぼけやフレアが目立つようになる。そこで、本実施例の
カメラでは、プリント範囲に応じて最小絞り値(すなわ
ち絞り開放側の限界値)およびシャッタ速度の低速側の
限界値を変えて、トリミングを行うときには被写界深度
を大きくするとともに、シャッタ速度を速くして手振れ
が起こりにくいようにしている。尚、本実施例では、絞
りを兼用しているレンズシャッタを用いているので、最
小絞り値を大きくすればそれに従ってシャッタ速度も速
くなるけれども、本発明はこれに限定されるものではな
く、トリミングに応じて最小絞り値のみもしくは限界シ
ャッタ速度のみが変更されるように構成しても良い。
本実施例における撮影モードと最小絞り値および低速側
の限界シャッタ速度について13表に示す。
ただし、ここで、A v+saxは最小絞り値、Tvm
inは低速側の限界シャッタ速度を示す。これを第18
図に示す。第18図において、縦軸は絞り値、横軸はシ
ャッタが開き始めてからの時間であり、通常撮影モード
もしくはトリミング1モードでは(A)にて示されるよ
うに絞り(F値)2,8.シャッタ速度1/30の組み
合わせまで、絞りを開放したりシャッタ速度を低速にし
たりすることができる。
そして、トリミング3モードでは、(B)に示されるよ
うに絞り(F値)5.6、シャッタ速度1/60の組み
合わせまでしか絞りを開けたりシャッタ速度を低速にし
たりすることができない。更に、クローズ7ツブモード
では、絞り(F値)16、シャッタ速度1/1000の
組み合わせしか設定することができない、そして、上述
のように制限された絞りとシャッタ速度との組み合わせ
では適正露出が得られない場合には、フラッシュが自動
的に発光される。そして、第18図の下方のタイムチャ
ートに示されるように、たとえばトリミング2モードの
場合に絞り(F値)5.6、シャンク速度1/60では
露出不足となる場合、自動焦点調節回路(AF)からの
距離信号によって演算された絞り(F値)8まで絞りを
兼用するシャッタが聞いた時点T1に、制御マイコン(
CM C)の出力端子(p o 、)から信号が発せら
れてフラッシュの発光が開始させられ、該シャッタが絞
り(F値)5.6まで開いた時点T2に出力端子(p 
o 、)から信号が発せられて、レンズシャッタの閉じ
動作が開始させられる。
ここで、本実施例においてはフラッシュ発光に切り換え
る露出値Evも撮影モードによって変更させられるよう
に構成されている。この撮影モードとフラッシュ発光に
切り換えられる露出値(これを露出値Evcとする)と
の関係を第4表に示す。
第4表 撮 影 モ − ド 切換えられる露出値通常撮影モー
ド    Ev8 (トリミングなし) トリミング1モード      Ev8トリミング2モ
ード     EVI Oトリミング3モード    
 Evl 2クローズアツプモード     Evl 
8ユニで、露出値Ev(もしくはEve)は、アペック
ス演算において、被写体輝度をBy、フィルム感度をS
v、絞り値をAy、シャッタ速度値をTvとするとき、 Ev(もしくはEve)=Bv+5v=Av+Tvにて
定義される。
このフラッシュ発光へ切り換えられる時の絞り値とシャ
ッタ速度値との関係を第19図に示す。
第19図において、縦軸は絞り値、横軸はシャッタ速度
値を示し、トリミングを行わない通常撮影モードおよび
トリミング1モードの場合は(D a)のように露出値
Evが8以上の時にはフラッシュを発光させないけれど
も、トリミング2モードの場合には(Ea)のように露
出値Evが10以上のときのみフラッシュを発光させな
い、更に、トリミング3モードの場合には、(F a)
のように露出値Evが12以上のときのみフラッシュを
発光させず、また、クローズアップモードの場合は不図
示のように露出値Evが18以上のときしかフラッシュ
を発光させない。これは、引き伸ばし時の倍率が大きい
場合には、できるだけ絞りを小絞りにして被写界深度を
深くするためである。
次に、本実施例の力/うを制御する制御マイコン(CM
 C)の動作について、第20図に基づいて説明する。
t520図は第16図図示の本実施例のカメラの制御マ
イコン(CM C)の動作を示すフローチャートである
。第20図において、電池が装着されることによるパワ
ーオンリセットによって回路がリセットされ、次にステ
ップ#Oで制御マイコン(CMC)の入出力ボートおよ
びメモリがすべて初期設定される。ここで、制御マイコ
ン(CM C)の出力端子(po、。)を除くすべての
出力端子は”L″を出力するように初期設定され、撮影
モードはトリミングおよびクローズアップを行わない通
常撮影モードに初期設短される。次にステップ#1にす
すんで、制御マイコン(CMC)の各ボートと各7ラグ
とが初期設定される。そして、ステップ#2で制御マイ
コン(CMC)の出力端子(P Ot)の信号が立ち上
げられて、フラッシュ回路(FL)の昇圧回路が作動を
開始させられる。次にステップ#3で制御マイコン(C
MC)の割り込み端子(INT)への外部からの割り込
みを許可し、ステップ井4で通常停止状態となる。
そして、シャツタレリーズボタン(4)の押圧、トリミ
ング設定ボタン(8)の押圧、フィルムの巻き上げ、お
よび裏蓋の開閉のいずれかによって制御マイコン(CM
 C)の割り込み端子(I NT)に外部割り込みがか
かると、ステップ#5でその他の外部割り込みを禁止し
てステップ#6にすすむ。
ステップ#6(以下ステップを省略する)では、制御マ
イコン(CM C)の入力端子(P I 、)に接続さ
れた巻き上げスイッチ(S、)の開閉状態を検出し、該
スイッチ(S4)が開放されていて(OF F )フィ
ルムの巻き上げが完了していれば、#7にすすんで入力
端子(PIDX)から、スイッチ(CA S )のフィ
ルム感度に関するDXコードの情報を入力する。そして
、#8でトリミング設定ボタン(8)に連動しているキ
ースイッチ(S、)が接続されている入力端子(PIr
)の状態から、w1影モード(トリミングサイズ)に関
する情報を入力する。その詳細については後述する。
次に、#9では、入力端子(P I s)から裏蓋スイ
ッチ(S、)の開閉状態を検知し、裏蓋が開放されてい
て該裏蓋スイッチ(S、)が閉成されていると(ONの
場合)、#10にすすんでフィルムの撮影枚数をカウン
トするフィルムカウンタのカウント値を”0”にする。
#9で裏蓋が閉成されていて裏蓋スイッチ(S、)が開
放されていると(OF Fの場合)、#10を通らずに
#11にすすむ、#11では、制御マイコン(CM C
)から表示用マイコン(DMC)へ表示書き換えのため
の出力端子(p o + 1)から割り込みをかけた後
に表示に必要な情報が伝達され、液晶表示装置ff(L
 CD 、)(L CD 2)による表示がなされる。
そして、#12で入力端子(Pl、)からシャツタレリ
ーズボタン(4)に連動している測光スイッチ(Sl)
の開閉状態が検知され、該測光スイッチ(S、)が開放
されていれば(OFF)lに戻り、#4の通常停止状態
に入る。測光スイッチ(S、)が開成されていれば(O
N)、#13で出力端子(P O、)の信号を立ち下げ
て7ラツシ工回路(FL)の昇圧が停止させられる。そ
して、#14で、制御マイコン(CM C)の出力端子
(PO,)からのスタート信号によって自動焦点調節回
路(AF)が作動させられて、#15で入力端子(p 
r 2)からシャンクレリーズボタン(4)に連動して
いるレリーズスイッチ(S2)の開閉状態が検知される
。ここで、レリーズスイッチ(S2)が開放されていれ
ば(<)FF)、#12に戻って#12から#15の動
作を繰り返し、シャツタレリーズボタン(4)が2段目
まで押圧されてレリーズスイッチ(S2)が閉成される
のを待つ。#15でレリーズスイッチ(S2)の閉成が
検知されれば、後述する#16からのシャツタレリーズ
動作へとすすむ。
一方、#6で巻き上げスイッチ(S4)がWi成されて
いる(ON)ことが検出されると、フィルムの巻き上げ
がまだ完了していない状態であるから、#38にすすん
でフラッシュ回路(FL)の昇圧を停止させて、#39
からの巻き上げルーチンに入る。#39では、制御マイ
コン(CMC)の出力端子(pos)の信号によってモ
ータ駆動回路(MD)を駆動させて、フィルム巻き上げ
用モータ(M)を起動させフィルムの巻き上げを開始さ
せる。そして、#40では巻き上げスイッチ(S、)の
開閉状態を検出してフィルム巻き上げの完了を検知し、
フィルムの巻き上げが完了して巻き上げスイッチ(S、
)が開放される(OF F )まで、モータ(M)を駆
動させる。#40で巻き上げスイッチ(S、)の開放(
OF F )が検知されると、#41でモータ(M)の
回転を停止させてフィルム巻き上げを停止させ、#42
にすすむ。
#42では、制御マイコン(CM C)の入力端子(P
 I 6)からフィルム検知スイッチ(S6)の開閉状
態を検出し、フィルムが[されていなくてフィルム検知
スイッチ(S6)が閉成(ON)されていれば、#45
で表示に必要な情報を制御マイコン(CM C)から表
示用マイコン(D M C)に伝達して#1に戻り、#
4で通常停止状態となる。#42で、フィルムが巻き取
られていてフィルム検知スイッチ(S、)が開放されて
いる(OFF)ことが検出されると、#43にすすんで
裏蓋スイッチ(S5)の開閉状態が検出される。そして
、#43で裏蓋が開けられていて裏蓋スイッチ(S5)
が閉成されている(ON)と、#45にすすんで表示に
必要な情報を制御マイコン(CM C)から表示用マイ
コン(DMC>にf公達して#1に戻り、#4で通常停
止状態となる。更に、#43で裏蓋が閉じられていて裏
蓋スイッチ(S、)が開放されている(OFF)と、#
44にすすんでフィルムカウンタのカウント値を”1″
だけ増加させて、#45にすすんで表示に必要な情報を
制御マイコン(CM C)から表示用マイコン<DMC
)に伝達して#1に戻り、#4で通常停止状態となる。
すなわち、このような構成によって、カメラの裏蓋が開
けられている時もしくはフィルムが装填されていない時
には、フィルムカウンタがカウントアツプしないように
なっている。
次に、#16からのレリーズのルーチンについて説明す
る。#16では、まず、A/Dコンバータ(A/D)か
ら入力端子(PTAD)を70−1−で77ノルム感度
を加味した測光信号を制御マイコン(CM C)に入力
する。従って、この測光信号を測光データEv−とする
。そして、#17では、本実施例のカメラでは第19図
図示のように撮影モードに応じてフラッシュに切り換え
る露出値Evcが異なるので、設定された撮影モードに
応じて切り換えられる露出値EvcをROMから読み呂
す。そして、#18では測光データEvesと7ラツシ
ユ撮影に切り換えられる露出値Eveとを比較し、Ev
e>Eveであれば後述する#25にすすむ。一方、E
ve>Eveでなければ、測光データが7ラツシユ撮影
に切り換えられる露出値Evcよりも低い場合であるの
で、#19で制御マイコン(CM C)の入力端子(P
 I 、)から7ラツシ工回路(FL)の7ラツシ工発
光用メインコンデンサの充電が完了しているかどうかを
判別する。そして、この充電が完了していれば、拌20
にすすんでフラッシュ撮影を指示するフラッシュ撮影フ
ラグをセットする。この充電がまだ完了していない場合
は、#1に戻り#4でこの充電の完了を待つ。
#21では、撮影モードがクローズアップモードに設定
されているか否かを判別し、クローズアップモードでな
ければ、#23で自動焦点調節回路(AF)から制御マ
イコン(CM C)へ入力端子(PIAF)を介して被
写体距離に関する信号が入力される。一方、#21でク
ローズアップモードに設定されていることが判別される
と、#22にすすんで、制御マイコン(CM C)の出
力端子(P O2)からH”の信号を自動焦点調節回路
(AF)に伝達して、被写体距離信号を強制的に最近接
距離に対応した信号にする。そして、#23で、同様に
自動焦点調節回路(AF)から制御マイコン(CM C
)へ入力端子(PIAF)を介して被写体距離に関する
信号が入力される。
#24では、制御マイコン(CM C)が端子(PIA
F)から入力された被写体距離信号に応じた値をROM
から読み出して、制御マイコン(CM C)の内部に設
けられた発光タイミングタイマーにセットする。これは
、フラッシュ撮影を行う場合には、7ラツシユマチツク
機構によって被写体距離に応じて絞り値が決定され、そ
の絞り値に応じて第18図のように7ラツシユの発光タ
イミングが決定されるからである。続いて、#25では
制御マイコン(CM C)が撮影モードに応じた値をR
OMから読み出して露出制限タイマーにセットする。こ
れは、本実施例においては撮影モードに応じて最小絞り
値および最低シャッタ速度が制限されるからである。
#26では、制御マイコン(CM C)の出力端子(P
Oz)から写し込み信号が出力されて、各コードに対応
する発光ダイオード(32a)の点灯/消灯状態によっ
て各コードの情報がフィルムの画面外に写し込まれる。
そして、#27では、制御マイコン(CM C)の出力
端子(po、)からの信号の立ち上がりによってシャツ
タマグネッ)(SMg)が励磁されるとともに、出力端
子(p o 、。)からの信号によってレリーズマグネ
ッ)(RMg)が作動を開始させられ一定時間後に撮影
レンズが繰り出される。そして、#28で、制御マイコ
ン(CM C)の入力端子(PI。)からカウントスイ
ッチ(S7)の開閉状態が検出され、カウントスイッチ
(S ?)が閉成されるのを待つ、ここで、シャツタレ
リーズ動作の最初でカウントスイッチ(S7)が閉成さ
れると、#29にすすんで、露光量の積分が開始される
。ここで、本実施例の測光系はレンズシャッタの透過光
量に応じて開口径が変化する副絞りを有しており、露光
量の積分開始によってコンデンサ(C1)の充電が開始
される。
#30では、フラッシュ撮影を指示するフラッシュ撮影
フラグがセットされているか否かを判別し、該フラッシ
ュ撮影フラグがセットされていれば、#31にすすんで
上述した発光タイミング用タイマーをスタートさせると
ともに、タイマー割り込みを許可して、#32にすすむ
。#30で7ラツシユ撮影フラグがセットされていない
場合は、直接#32にすすむ。そして、#32では予め
適正露光量に応じてタイマ一時間が設定されている露出
制限用タイマーがスタートさせられ、#33でこのタイ
マーがオーバーフローするか否かが判定され続ける。こ
こで、本実施例では、絞りとシャッタとを兼用している
レンズシャッタを用いているので、1つの露出制限用タ
イマーによって絞り値とシャッタ速度値とが同時に設定
されるけれども、絞りとシャッタ速度との組み合わせが
種々変えられるように、それぞれ別々に制御されるよう
に構成しても良い。
そして、#33で露出制限用タイマーのオーバーフロー
が検出されると、#34にすすんで、制御マイコン(C
MC)の出力端子(PO3)の信号が立ち上がってトラ
ンジスタ(TR,)が導通して、シャツタマグネッ)(
SMg)が強制的に消磁されて絞りを兼用しているシャ
ッタが閉じられ露出が終了させられ、#35でシャッタ
が閉じ終わるのを所定時間だけ待ってから、#39から
の巻き上げルーチンに戻る。
ここで、#31のタイマー割り込みのルーチンについて
第21図に示すと、まず、タイマー割り込みがかかると
#36でタイマー割り込みを禁止し、#37で制御マイ
コン(CM C)の出力端子(PO@>からの信号が立
ち上がって7ラツシユ発光信号が発せられてフラッシュ
が発光させられ、元のステップにリターンさせられる。
次に、f520図のステップ#8の動作について第22
図に更に詳細に示す。第22図においては、まず、#8
−1でトリミングキースイッチ(S、)の開閉状態を検
出し、該キースイッチ(S、)が閉成されていれば(O
N)、#8−2にすすんでトリミングモードレジスタを
1段変更して#8−3にすすむ。#8−1でトリミング
キースイッチ(S、)が開放されていれば、#8−2を
介することなく#8−3にすすむ、#8−3では、スイ
ッチ(CAS)から入力端子(PIDX)に入力される
装填されているフィルムの感度から、該フィルム感度が
1801000以上であるか否かが判断される。
そして、もし装填されているフィルムの感度がl5O1
000以上テアレlr、1−41.:tすンテ、トリミ
ング2モード以下か否かが判定され、トリミング2モー
ド以下であれば#8−5でトリミングなしの通常撮影モ
ードに変更される。
一方、#8−3で装填されているフィルムの感度がl5
O100O以下であると判断されれば、#8−6にすす
んで今度は該フィルムの感度がl5O400以上か否か
が判断される。そして、l5O400以上であれば#8
−7にすすんでトリミング3モード以下か否かが判定さ
れ、トリミング3モード以下であれば、#8−8でトリ
ミングなしの通常撮影モードに戻される。#8−6でフ
ィルム感度がl5O400以上で無い場合、および#8
−7でトリミング3モード以下で無い場合には特に撮影
モードを変更することはない。
従って、本実施例によれば、第23図図示のように、装
填されているフィルムの感度がl5O400未満の場合
には、トリミング設定ボタン(8)を押圧する毎に通常
撮影モードからトリミング1モードへ、トリミング1モ
ードからトリミング2モードへ、トリミング2モードか
らトリミング3モードへ、トリミング3モードからクロ
ーズアップモードへ、クローズアップモードから通常撮
影モードへと変更されるのに対して、l5O400以上
でrsoiooo未満の場合には、トリミング2モード
からトリミング設定ボタン(8)を押圧すると通常撮影
モードに戻りトリミング3モードおよびクローズアップ
モードには設定されない。
更に、l5O1000以上の高感度フィルムが使用され
ている場合には、トリミング1モードからトリミング設
定ボタン(8)を押圧すると通常撮影モードに戻り、ト
リミング2.3モードおよびクローズアップモードには
設定されない。これは、フィルムの感度が高くなるほど
その粒子は粗くなるので、大きな引き伸ばし倍率を必要
とするトリミング撮影やクローズアップ撮影はフィルム
感度が高くなるにつれて好ましくなくなっていくから、
本実施例においてはフィルム感度に応じて)リミングの
限界を異ならしめているのである。
次に、本実施例の表示用マイコン(DMC)の動作につ
いて、第24図から第26図までの70−チャートを用
いて説明する。まず、表示用マイコン(DMC)は、#
46ですべての入出力ボート及びメモリが初期設定され
る0例えば、表示用マイコン(DMC)l二内蔵された
時計1構は”85年1月1日”に初期設定され、撮影モ
ードは通常撮影モードにフィルムカウンタのカウント値
は”0”にそれぞれ初期設定される。次に、#47で表
示およびフィルムへの写し込みl;必要なデータのメモ
リされている内容をデコードする。そして、#48でこ
のデータを液晶駆動回路(LCDR)に伝達し、液晶表
示装置(LCD、)(LCD2)によってそれぞれ必要
な情報を表示する。そして、#49ですべての割り込み
を許可して、#50で通常停止状態に入る。
第25図はこの表示用マイコン(DMC)へのタイマー
割り込みを示すフローチャートであり、このタイマー割
り込みは1秒毎にかかるように構成されている。まず、
タイマー割り込みがかかると、#51で表示用マイコン
(DMC)に内蔵された時計8!枯に基づいてカレンダ
ー演算がなされ、#52でその演算されたデータがデコ
ードされ、#53で液晶駆動回路(LCDR)に出力さ
れて表示が変更されて、#54で元のステップにリター
ンさせられる。
更に、第26図は表示を書き換えるための割り込みとコ
ードをフィルムに写し込むための割り込みとを示すフロ
ーチャートである。まず、表示用マイコン(DMC)の
割り込み端子(intl)への入力信号が立ち上がって
割り込みがかかると、#55で第25図図示のタイマー
割り込みを禁止する。
ここで#55以後にタイマー割り込みがががった場合に
は、それをメモリしておいて、タイマー割り込みが許可
された直後にその割り込みが実行されるように構成され
ている。そして、#56でフィルムカウンタのカウント
値や撮影モードなどの表示用のデータを入力端子(pi
D)から入力して、#57でそのデータおよび81寸の
データをデコードし、#58でそのデコードされたデー
タを液晶駆動回路(LCDR)に出力して液晶表示装置
(LCD、)(LCD2)の表示を変更し、#59でタ
イマー割り込みを許可して元のステップにリターンする
一方、表示用マイコン(D M C)の割り込み端子(
int2)への入力信号が立ち上がって割り込みがかか
ると、#61でf525図図示不図示マー割り込みを禁
止し、#62で入力端子(p++)に接続されている日
付プリント選択スイッチ(S8)の開閉状態を検出する
。そして、この日付プリント選択スイッチ(S8)が開
放されていて日付のプリントが選択されていない場合に
は、#63にすすんで日付のプリントを禁止するコード
に対応するデータをデコードして#65にすすむ。一方
、#62で日付プリント選択スイッチ(S8)が閉成さ
れていて日付のプリントが選択されている場合には、#
64でプリントされる日付に応じたデータをデコードし
て#65にすすむ。
#65ではスイッチ(CA S )に接続されている入
力端子(piDX)から装填されているフィルムの感度
を読み取り、#66でこの読み取られたフィルム感度に
応じてコードの写し込み時間(すなわち発光ダイオード
(32a)の発光時間)を決定して、#67でコードの
写し込みをスタートさせる。そして、#68で決定され
た写し込み時間がカウントされると、#69で写し込み
を終了させて#59にすすみタイマー割り込みを許可す
る。
次に、本実施例のカメラによって撮影されたフィルムを
印画紙に焼き付ける焼き付は作業を自動的に行う、本実
施例のシステムに含まれる自動プリンタの構成を第27
図に示す、第27図において、(L A )はプリント
用のランプ、(CF)は赤、緑、青の3原色に対応した
カラーバランス調整用の色フィルタ、(EL)はレンズ
であり、ランプ(LA)から発せられた光は、色フィル
タ(CF)およびレンズ(EL)を通してプリント位置
にあるフィルム(F)に照射される。そして、このフィ
ルム(F)を透過した光は焼付用ズームレンズ(PL)
を介して印画紙(pp)上に投射されて焼付けがなされ
る。
以下、この自動プリンタの構成をその動作とともに説明
する。
まず、(50)はランプ(LA)の点灯・消灯状態を制
御するランプ制御回路であり、このランプ(LA)はプ
リント用の光源としてのみならず、フィルム送り状態に
おける画面端の検出、フィルムに写し込まれたコードの
読み取り、カラーバランスおよび露出決定用の測光のた
めにも用いられる。
(52)は前述のカメラによって撮影されたフィルムを
プリンタのキャリアに向けて送り出すフィルム搬送装置
であり、フィルム(F)を図の右方向に送り出す。そし
て、この右方向に送出されているフィルムの濃度はCC
DラインセンサまたはMO8型ラインセンサ(54)に
よってモニタされており、このMO8型ラインセンサ(
54)の出力が入力されている画面端検出装r!1(5
6)によってモニタされているフィルムの濃度が変化し
たことが検出されると、フィルム搬送装置(52)によ
るフィルムの送出を停止させる。すなわち、第28図の
タイムチャートに示されるように、画面端検出装ra(
56)からフィルム搬送装置(52)に入力される信号
(a)が立ち下がることによって、フィルム送りが停止
させられ、フィルムの1フレームがプリントされる位置
にちょうど配置される。また、プリントが終了したフィ
ルムのフレームは、不図示のフィルム巻取装置によって
順次巻き取られていく。
そして、フィルム送りが停止させられると、フィルム搬
送装置(52)から発せられる信号(b)によってコー
ド読取装置(58)が作動せしめられて、フィルム(F
)のプリントされる位置にあるフレームの近傍に写し込
まれたコードが、ラインセンサ(60)を介して読み取
られる。すなわち、コード読取装置(58)によってプ
リントされる7レームの撮影モード、日付をプリントす
るか否か、およびプリントされる日付の各情報が読み取
られる。そして、コード読取装置(58)によって読取
られた撮影モードの情報は、信号(c)として、焼付用
ズームレンズ(PL)の焼付倍率を設定する焼付用ズー
ムレンズ制御装置(62)および測光用ズームレンズ(
ML)の倍率を設定する測光用ズームレンズ制御波r!
1(64)に伝達される。そして、両ズームレンズ(M
 L )(P L )はその撮影モードの情報に応じて
倍率が設定され、撮影時にトリミング指定がなされてい
る場合にはそのトリミングサイズに応じて7レーム上の
測光範囲および印画紙への引き伸ばし倍率が決められる
。このように構成することによって、撮影時ににトリミ
ング指定を行うモードが設定されていても、プリントさ
れる範囲のみを正確に測光することができ、また、トリ
ミングサイズにかかわらず所定の大きさに引き伸ばして
プリントすることができる。
そして、測光用ズームレンズ制御装置(64)による測
光用ズームレンズ(ML)の倍率設定が完了すると、そ
の完了を示す信号(d)によって露出演算回路(66)
による露出演算が行なわれる。この露出演算は、プリン
ト位置にあるフレームからの光を測光用ズームレンズ(
M L )を介して受光する測光回路(68)の出力に
基づいてなされ、その7レームに応じたカラーバランス
および露出量が演算される。ここで演算されたカラーバ
ランスの情報は信号(e)としてフィルタ制御装置(7
0)に伝達されてカラーバランスの調整に用いられ、一
方、露出量の情報は信号(r)としてランプ制御回路(
50)に伝達されてランプ(LA)の発光量を決定する
のに用いられる。更に、測光の終了を示す信号(g)も
露出演算回路(66)からランプ制御回路(50)に伝
達され、ランプ(LA)は一時消灯される。
次に、フィルタ制御装置(70)は測光回路(68)か
らのカラーバランス情報に応じて色フィルタ(CF)の
セットを行い、このセットが完了するとフィルタ制御波
ft(70)からフィルタセット完了を示す信号(h)
が発せられる。
この信号(11)は、ランプ制御回路(50)、プリン
ト位置にある印画紙(pp)の前に配置されているシャ
ッタ(p s )の開閉を制御するシャッタ制御装置(
72)、およびプリントされる印画紙の画面内に日付を
プリントするか否かを制御する日付プリント制御装置(
74)にそれぞれ伝達される。ここで、印画紙にプリン
トされる日付に関する情報は、コード読取装置(58)
からデコーダ(76)を介してデコードされて日付プリ
ント制御装置(74)に入力されており、該日付プリン
ト制御装置t(74)はこの情報に応じてプリントされ
る日付を示すデート板(78)の年月日を設定する。
そして、信号(h)が入力されると直ちにシャッタ制御
波W1(72)はシャッタ(P S )を開き始め、ラ
ンプ制御装置(50)はこの信号(h)が入力されてか
らシャッタ(PS)が全開するまでの一定時間をおいた
のちにランプ(LA)を点灯させてプリントを行う、一
方、フィルムに写し込まれたコードによって日付のプリ
ントが選択されていれば、日付プリント制御装置i!(
74)は、信号(h)が入力されてからシャッタ(P 
S )が全開するまでの一定時間をおいたのちにランプ
(LD)を点灯させて日付のプリントを行う、ここで、
(DL)は84寸プリント用レンズであり、デート板(
78)に設定されている年月日がこの81寸プリント用
レンズ(DL’)によって印画紙の画面内に投影されて
プリントされる。もし、ここで、フィルムに写し込まれ
ているコードによって日付のプリントが選択されていな
い場合には、ランプ(LD)は点灯させられないので、
81寸はプリントされない。
ここで、日付プリント用のランプ(LD)の、伏灯時間
は、日付プリント制御装置(74)によって、一定時間
となるように制御され、ランプ(LA)による焼付時間
よりも短くなるように日付プリント用のランプ(LD)
の発光量が設定されている。一方、フィルムプリント用
のランプ(LA)は、露出量の情報に応じて点灯時間と
光強度とがランプ制御回路(50)によって制御される
ように構成されている。
そして、ランプ(LA)によるプリントが終了すると、
ランプ制御回路(50)はランプ(LA)を消灯させた
後に、露光完了信号(Dを出力する。この露光完了信号
(j)によって、フィルム搬送装置(52)はフィルム
の送り出しを開始し、またシャッタ制御装置(72)は
シャッタ(P S )を閉じさせる。
更に、この露光完了信号(j)によって印画紙搬送装置
?f(80)は印画紙(PP)を図の右方向に送り出し
て、次のプリントに備える。また、この露光完了信号(
j)によって、画面端検出装置(56)、コード読取装
置(58)、露出演算回路(66)、およびフィルタ制
御装置(70)はそれぞれリセットされで、次のプリン
トに備えられる。そして、プリントされた印画紙は、順
次不図示の印画紙収納装置に収納されて焼き付は処理が
なされる。
尚、ここで、本実施例のカメラではプリントされる日付
がコードの形でフィルムに記録されているので、フィル
ムをそのまま見てもプリントされる日付を認識すること
は難しい。特に、印画紙にプリントすることの少ないリ
バーサルフィルムを用いる場合には、フィルムに日付が
コードで写し込まれていてもその日付はほとんど役に立
たない。
そこで、このようなりバーサルフィルムを用いる場合の
ために、従来のようにフィルムの画面内に日付を数値と
して写し込む日付写し込み装置をカメラに内蔵しておき
、リバーサルフィルムが用いられている場合にはこの日
付写し込み装置によってフィルムに日付が数値として写
し込まれるように構成すれば良い。ここで、通常のネガ
フィルムが装填されているかりパーサルフィルムが装填
されているかの判別のためには、フィルムのパトローネ
に記録されている情報のうちのフィルムラチチュードの
情報を用いれば良い、従って、本実施例のスイッチ(C
A S )から入力されるフィルム感度の情報のうちフ
ィルムラチチュードに関する情報(例えば’expos
ure  range”と呼ばれているデータ)を判別
して、装填されているフィルムがリバーサルフィルムで
あると判断された場合には、日付を数値としてフィルム
に写し込む従来の日付写し込み装置を用いるように構成
すれば良い。または、装填されるフィルムに応じて手動
で日付の写し込み装置が選択されるように構成しても良
い。
更に、リバーサルフィルムの場合には通常プリントは行
なわれないので、リバーサルフィルムが装′5aされて
いることが判別されるとトリミングモードへの切り換え
を禁止するように構成しても良し1゜ 更に、本実施例のカメラでは、トリミングサイズが3種
類に変更可能であり、各トリミングサイズに応じて最小
F値(最大の絞り開口径)および最大シャッタ速度が変
更されるように構成されているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、トリミングが行なわれるか否かに
よって、最小F値もしくは最大シャッタ速度を切り換え
るように構成しても良い。また、このような制限値を変
更するとともに、手振れ警告などの警告を発する値をト
リミングがなされるか否かによって切り換えるように構
成しても良い、更に、本実施例においては、シャッタ速
度が制限されている最大値になっても適正露出が得られ
ない場合にはフラッシュが自動的に発光させられるよう
に構成されていたが、このような場合にはフラッシュの
発光部をカメラ本体から突出させてフラッシュの使用を
促すように構成しても良い。
また、自動露出制御モードを有するカメラにおいては、
絞りを設定値に優先する絞り優先シャッタ速度自動制御
モードの場合には、設定される絞り値にトリミングがな
されるが否かに応じて制限を加え、絞りが自動的に制御
されるプログラムモードお上りシャッタ速度優先絞り自
動制御モードの場合には、算出された絞り値に制限を加
えるように構成すれば良い。
更に、本実施例のカメラでは第18図図不図ように、絞
りとシャッタ速度とが三角形型に変化するように構成さ
れているけれども、これを台形型になるように設定して
、トリミングがなされる場合にはこの台形型の高さが制
限されることによって絞りが制限されるように構成して
も良い。
また、本実施例の自動プリンタにおいては被写体がプリ
ントされる範囲のすみにデータがプリントされるように
構成されていたが、これに限定されるものではなく、デ
ータがプリントされる範囲の外の白枠の部分にプリント
されるように構成しても良い。更に、被写体がプリント
される範囲の中にデータもプリントされる場合には、デ
ータが判別しやすいようにプリントされるデータの色を
かえるようにしても良い、また、データが判別されやす
い色の位置を探して、その位置にデータがプリントされ
るように構成しても良い、そして、プリントサイズ1こ
応じてプリントされるデータの位置と大きさとが調整さ
れるようにデータプリント用光学系をv14gシて、プ
リントされたデータの確認がしやすく、かつプリントさ
れろ被写体に影響のないようにしても良い。
更に、フィルムに写し込まれるコードは、フィルム上に
塗布された磁気記録層に磁気コードとして写し込まれる
ように構成しても良い。コードとして写し込まれるデー
タとしては、実施例のように撮影年月日に限らず、時分
秒のデータ、撮影露光データ、通しナンバーなどであっ
ても良い。
尚、本実施例の自動プリンタにおいては、焼付用光学系
と測光用光学系とがそれぞれ別々に設けられていたが、
それらの一部を兼用させて、たとえば、第27図図示の
シャッタ(p s )の上に測光用受光素子を配置して
も良い。
又、上記実施例では、撮影される画面の外に写し込みデ
ータが写し込まれるように構成されていたが、これに限
定されるものではなく、撮影される1画面の片すみもし
くは下辺近傍の所定領域に被写体からの光が入射するの
を遮光する遮光手段を設け、トリミングが選択された場
合のみもしくは常時この遮光手段による遮光を行って、
その遮光された範囲に写し込みデータが写し込まれるよ
うに構成しても良い。
発1!鑓L」 以上詳述したように、本発明は、日付などのデータをフ
ィルムに写し込むことが可能なデータ写し込みカメラに
おいて、フィルムに写し込まれるべきデータに対応した
コード信号を発生するコード信号発生手段と、このコー
ド信号に応じて撮影時に写し込まれるべきデータに対応
したコードをフィルムのシーンが写し込まれている範囲
の外に写し込む写し込み手段とを有することを特徴とす
るものであり、このように構成することによって、写し
込まれるべきデータはコードとしてシーンが写し込まれ
ている範囲の外に記録されるので、フィルム上での写し
込みデータの判別は容易であり、フィルム上での写し込
まれるデータの判別を容易にするための対策は特に不要
である上に、写しこまれたデータによって被写体の一部
がつぶれてしまうことも全くない。そして、上述のごと
きトリミング撮影が可能なカメラに組み合わせても、ト
リミングがなされるか否かにかがわらず、常にデータは
プリンタで読み取り可能なシーンが写し込まれている範
囲の外に記録されるので、プリント時にデータが再現さ
れないということもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例、のカメラを示す斜視図、第2図
はそのカメラの上面図、第3図はそのカメラの正面図、
第4図はそのファインダ光学系および測光用光学系の構
成を示す断面図、第5図はそのトリミング範囲を示す模
式図、第6図はそのファインダ視野内の表示を示す模式
図、第7図はその撮影レンズの撮影範囲と測光系の測光
範囲との関係を示す断面図、第8図および第9図はその
液晶表示装置の表示態様を示す図、第10図はそのカメ
ラの裏蓋を開いた状態を後方から見た図、第11図はそ
のコード写し込みユニットを後方からみた拡大正面図、
第12図はそのコード写し込みユニットの縦断面図、第
13図はそのコード写し込みユニットの横断面図、第1
4図はそのコードが写し込まれたフィルムを裏側からみ
た図、第15図はフィルム上に写し込まれたコードを説
明するための図、第16図はそのカメラの電気回路図、
fE17図はその自動焦点調節回路の構成を示すブロッ
ク図、第18図はその絞りを兼用するシャッタの開口径
と開口時間との関係およびフラッシュの発光タイミング
を示すためのグラフ、第19図はその撮影モードと7ラ
ツシユ撮影に切り換えられる露出値との関係を示すグラ
フ、第20図および第21図はその制御用マイクロコン
ピュータの動作を示すフローチャート、第22図はその
ステップ#8の詳細を示すフローチャート、第23図は
その動作を撲式的に示す模式図、第24図、第25図お
よび第26図はそれぞれ表示用マイクロコンピュータの
動作を示す70−チャート、第27図は本実施例のシス
テムの自動プリンタを示すブロック図、第28図はその
動作を示すタイムチャートである。 (CMC):コード信号発生手段、 (DMC)(LEDR)(32a);写し込み手段。 以上 第1図 出願人 ミノルタカメラ株式会社 第 6図 第7図 第5図 第2図 Mり DA              Fε第7.5図 第77”図 第1ダ図 シマツタースピード 第2z図 8の詳細 第23図 第27図 DMCフローヂマート 第す図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、日付などのデータをフィルムに写し込むことが可能
    なデータ写し込みカメラにおいて、フィルムに写し込ま
    れるべきデータに対応したコード信号を発生するコード
    信号発生手段と、このコード信号に応じて撮影時に写し
    込まれるべきデータに対応したコードをフィルムのシー
    ンが写し込まれている範囲外に写し込む写し込み手段と を有することを特徴とするデータ写し込みカメラ。 2、写し込み手段は、コードを隣接する2つの撮影画面
    の間に写し込むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のデータ写し込みカメラ。
JP19052485A 1985-08-29 1985-08-29 デ−タ写し込みカメラ Pending JPS6250743A (ja)

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