JP4488690B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像記録材料に対して画像データを可視画像として記録する画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CT(Computed Tomography)装置、CR(Computed Radiography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等のコンピュータ支援診断装置が医療分野において広汎に利用されている。これらの装置を用いて得られた電気信号としての被写体の放射線画像情報は、画像処理装置に転送された後、診断に適した所望の画像処理が施され、CRT(Cathode Ray Tube)やフイルム等の画像記録材料に出力される。
【0003】
この場合、画像記録材料に対して放射線画像情報を記録する画像記録装置では、例えば、積層状態で供給されるシート状の画像記録材料を枚葉して画像記録部まで搬送した後、放射線画像情報に応じて変調されたレーザビームを画像記録材料に照射することにより、所望の画像処理が施された放射線画像を得ている。
【0004】
ところで、このような画像記録装置においては、端末装置やコンソールから入力された画像処理情報を識別情報と共に一旦ファイルとしてメモリに蓄積しておき、画像記録材料への画像の記録時に、該画像記録材料の識別情報からこの画像記録材料に記録される画像に対応する画像処理情報をメモリから読み出して、該画像記録材料に記録する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開昭59−28146号公報(第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の画像記録装置においては、被検体(患者)の性別、氏名、その他の固有情報、撮影条件などの入力情報、並びに階調処理や周波数処理等の画像処理条件などの入力情報を画像記録材料に記録するようにしている。即ち、画像記録材料の有効期限、品種等の画像記録材料自体の属性や、包装体の開封日時や現像温度等の画像記録材料に画像を記録した際の画像記録装置の履歴情報などについては記録していない。
【0007】
そのため、例えばユーザに渡った画像記録材料に不具合があり、該ユーザからこの不具合の画像記録材料が返却されてきた場合、画像記録時の状況情報が不足しており、不具合の原因解析が十分にできないおそれがあった。
【0008】
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、例えばユーザから画像記録材料が返却されてきた場合に、該画像記録材料への画像記録時の状況を明確に把握することができる画像記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像記録装置は、包装体から取り出された画像記録材料に対して、メモリから読み出された画像データを可視画像として記録する画像記録装置において、前記読み出された画像データを、前記画像記録材料を一方向に搬送しながら、前記画像記録材料に対して前記可視画像として記録する可視画像記録手段と、少なくとも前記画像記録材料の属性を含む属性情報を可視情報として前記画像記録材料に記録する可視情報記録手段とを有することを特徴とする。
【0012】
これにより、例えばユーザから画像記録材料が返却されてきた場合に、該画像記録材料には、少なくとも該画像記録材料の属性を含む属性情報が可視情報として記録されていることから、画像記録時の状況を明確に把握することができる。
【0013】
そして、前記可視情報記録手段は、前記属性情報を前記可視情報として記録すると共に、前記属性情報をバーコードとして記録するようにしてもよい。また、前記可視画像記録手段は、前記画像データに応じて変調されたレーザビームを前記画像記録材料に照射することによって、少なくとも前記可視画像を記録するようにしてもよい。また、前記可視情報記録手段は、少なくとも前記属性情報に応じて変調されたレーザビームを前記画像記録材料に照射することによって、少なくとも前記属性情報を可視情報として前記画像記録材料に記録するようにしてもよい。また、前記画像記録材料が収納された前記包装体に表示された少なくとも前記画像記録材料の識別情報を読み取る手段と、前記メモリに記憶された画像記録材料の属性を含む属性情報のうち、前記読み取られた識別情報に対応する属性情報を前記メモリから読み出す手段とを有するようにしてもよい。
【0014】
また、前記画像記録材料のうち、前記画像データが記録される部分以外の部分に、前記情報を記録することが好ましい。また、画像記録装置に各種センサが接続され、前記可視情報記録手段は、前記属性情報と、前記各種センサからの検出値をデータ列としてまとめた履歴情報とを、前記可視情報として前記画像記録材料に記録するようにしてもよい。
【0015】
そして、画像記録材料に磁気媒体を設け、該磁気媒体に磁気情報として記録するようにしてもよい。特に、可視表示して記録した場合は、前記情報を所定の表示形態に変換して記録することが好ましい。所定の表示形態とは、人間が目視にて把握しやすい形態や、コンピュータにて読取り可能なバーコードの形態などである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像記録装置の実施の形態例を図1〜図9を参照しながら説明する。
【0017】
図1に示す本実施の形態に係る画像記録装置10は、図示しないCT装置、CR装置、MRI装置等から供給される放射線画像情報をシャーカステン(Schaukasten)等で裏面から光を透過させて観察する画像記録材料(透過観察型画像記録材料)に可視画像として記録して出力する。
【0018】
図2に示すように、前記画像記録装置10に装填される包装体12は、画像記録材料を光密に保持する遮光袋14と、遮光袋14に積層状態で収納される画像記録材料であるシート状のフイルムFと、フイルムFを保護するための当て紙16とを含む。
【0019】
遮光袋14は、前後に所定量の幅を有したひれ部18a、18bを有する。当て紙16は、例えば、ボール紙等を折曲形成したもので、フイルムFの最下部に配置される下面部20aと、フイルムFの最上部に配置される上面部20bと、下面部20aおよび上面部20bを繋ぐ側面部20cと、ひれ部18aのフイルムFの側部に配置される側面部20dとを有する。
【0020】
また、遮光袋14の外表面の中、図3に示すように、当て紙16の下面部20a側の部位であってひれ部18a寄りの部位には、フイルムFのサイズ、感度、製造時期、製造場所、製造ロット番号、製造会社名等の属性情報のインデックスとして使用される識別情報を記録したバーコード22と、該バーコード22に記録された識別情報に対応する数値データ24とが印刷されたバーコードラベル26が貼着されている。同様に、遮光袋14内の当て紙16の下面部20aには、バーコードラベル26と同一構成で同一の識別情報を記録したバーコードラベル28が貼着されている。
【0021】
次に、図1及び図4に基づいて画像記録装置10の構成を説明する。画像記録装置10は、筐体35の側面部から複数の包装体12を装填可能な載置台36、38、40を有する。最上部の載置台36の上部には、画像記録装置10の動作状態の表示や所望の作業指示を行うための表示を行う表示部42と、画像記録装置10に対してデータを入力するためのデータ入力部44とが配設される。
【0022】
画像記録装置10の筐体35内には、収納状態にある各載置台36、38、40の上部に近接して画像記録装置10内で開放状態にあるフイルムFを枚葉する枚葉機構48、50、52が配設される。また、載置台36、38、40の下面部には、装填されている包装体12の遮光袋14(図2参照)および当て紙16に貼着されているバーコードラベル26および28(図3参照)の位置に対応して開口部37、39、41が形成されており、これらの開口部37、39、41に臨むようにしてバーコードリーダ43、45、47が配設される。
【0023】
最上部の載置台36の上部には、記録部54が配設される。記録部54は、図5に示すように、画像記録部55と、表示形態変換部90と、情報記録部96とを有する。
【0024】
画像記録部55は、放射線画像情報に基づいて変調されたレーザビームLを搬送されたフイルムFに照射することで、潜像からなる放射線画像を記録する。
【0025】
表示形態変換部90は、フイルムFの属性情報等をユーザが認識し易い表示形態のデータに変換して後段の情報記録部96(図5参照)に出力する。例えば属性情報に含まれる年月日データが「020325」である場合、「2002/3/25」等の表示形態となるようなデータに変換する。
【0026】
情報記録部96は、表示形態変換部90(図5参照)から供給されたデータをフイルムFの所定箇所に記録する。
【0027】
なお、記録部54では、フイルムFがローラ56によってプレート58に押圧された状態で搬送される。
【0028】
画像記録装置10の上部であって記録部54の側部には、放射線画像情報の記録されたフイルムFを加熱することで潜像を顕像に変換する熱現像部60が配設される。熱現像部60は、フイルムFを搬送する複数のローラ62と、該複数のローラ62に沿って湾曲形成され、搬送中のフイルムFを加熱するプレートヒータ64a〜64cと、複数のローラ62を回転駆動するドラム66とを有する。
【0029】
筐体35の最上部には、熱現像部60に連設して冷却部68が配設される。冷却部68によって冷却されたフイルムFは筐体35の上面部である排出部70に排出される。
【0030】
画像記録装置10は、図5に示すように、制御部72によって全体の動作制御が行われる。制御部72には、上述した記録部54や熱現像部60のほかに、バーコードリーダ43、45、47、表示部42、データ入力部44がそれぞれ接続される。また、制御部72は、枚葉機構48、50、52や、フイルムFを画像記録装置10内において搬送する搬送機構74に対する制御も行う。
【0031】
さらに、制御部72には、載置台36、38、40(図4参照)が画像記録装置10内に収納状態であることを検知する載置台検知部76と、画像記録装置10内での遮光袋14(図2参照)の有無を検知する遮光袋検知部78とが接続される。さらにまた、制御部72には、バーコードリーダ43、45、47によって読み取られた識別情報を記憶するデータ記憶部80も接続される。
【0032】
また、制御部72には、この画像記録装置10内のシステム状態を監視する監視部92が接続されている。この監視部92には、各種センサ94が接続されており、これらセンサ94から送られてくる検出値を例えばデータ列にして制御部72に送出する。
【0033】
更に、制御部72は、データ記憶部80に記憶されている識別情報に対応するフイルムFの属性情報を同じくデータ記憶部80から読み出して表示形態変換部90に送出する。
【0034】
表示形態変換部90は、上述したように、制御部72から供給された属性情報等をユーザが認識し易い表示形態のデータに変換して後段の情報記録部96に出力する。
【0035】
情報記録部96は、表示形態変換部90から送られてくるデータを、図6に示すように、可視情報100としてフイルムFの所定箇所に記録する。記録場所としては、フイルムFの中央部分が可視画像の画像記録領域102とした場合、該画像記録領域102の周辺部のうち、上部の領域104等が好ましく採用される。
【0036】
情報記録部96によるフイルムFへの記録方法は、例えばフイルムFの背景色が黒である場合、透明文字や白系文字、刻印によって記録を行うようにし、例えばフイルムFが透明である場合は、黒系文字や刻印によって記録を行うようにする。
【0037】
もちろん、図7Aに示すように、前記属性情報の可視情報100に代えてバーコード110(1次元バーコードや2次元バーコード等)を記録してもよいし、図7Bに示すように、前記属性情報の可視情報100と共にバーコード110を記録するようにしてもよい。
【0038】
あるいは、図8Aに示すように、フイルムFの上記周辺部のいずれかに磁気記録媒体112を設けておき、前記属性情報の可視情報100に代えて、該属性情報の磁気情報を前記磁気記録媒体112に記録するようにしてもよいし、図8Bに示すように、例えば上記周辺部の上部に前記属性情報の可視情報100を記録すると共に、磁気記録媒体112に前記属性情報の磁気情報を記録するようにしてもよい。
【0039】
上述の例では、フイルムFの属性情報を記録した場合を示したが、その他、画像記録装置10の履歴情報を併せて記録するようにしてもよい。この履歴情報としては、フイルムFの開封日時、当該画像記録装置10で今までに出力したフイルムFの合計枚数、画像記録装置10に接続されている機器の情報、画像記録装置10内の情報(現像温度、現像/記録時の画像補正に関する情報、各種内部機器の設定値等)、画像記録装置10のシリアル番号、何枚目に出力したフイルムFであるか、基本ソフトやアプリケーションソフトのバージョン情報などである。
【0040】
この履歴情報は、監視部92(図5参照)から制御部72に供給されるデータ列(各種センサ94からの検出値をデータ列としてまとめた情報)を使用することができる。従って、このデータ列を表示形態変換部90を介して情報記録部96に供給することで、フイルムFの属性情報と併せて画像記録装置の履歴情報も可視情報100として記録することができる。もちろん、磁気情報として記録してもよい。
【0041】
本実施の形態の画像記録装置10およびそれに装填される包装体12は、基本的には、以上のように構成されるものであり、次に、画像記録装置10での処理方法について、図9に示す処理フローチャートに基づいて説明する。
【0042】
準備段階として、図1に示すように、載置台36、38、40の1つ(この場合、載置台36とする。)を引き出した後、遮光袋14に貼着されたバーコードラベル26(図3参照)を下にした状態で包装体12を当該載置台36に収納する。この場合、バーコードラベル26は、載置台36に形成された開口部41を介して外部から検出可能な状態となる。次いで、遮光袋14は、包装体12を載置台36に収納した後、一方のひれ部18bの端部が切除される。なお、遮光袋14は、載置台36の内周壁に押圧された状態で収納されているため、内部のフイルムFが光密な状態に維持される。また、他方のひれ部18aは、載置台36から画像記録装置10の前方に出るように設定される。
【0043】
以上のようにして包装体12を載置台36に収納した後、載置台36を画像記録装置10に装填する(ステップS1)。制御部72は、載置台検知部76からの載置台検出信号に基づき、載置台36が画像記録装置10に装填されたことを確認すると(ステップS2)、載置台36に収納された包装体12の遮光袋14に貼着されたバーコードラベル26に記録されたバーコード22の読み取りをバーコードリーダ43で行う(ステップS3)。
【0044】
一方、作業者は、包装体12を収納した載置台36を画像記録装置10に装填した後、画像記録装置10の外部に露出する遮光袋14のひれ部18aを手前に引き抜く。このとき、フイルムFは、当て紙16および載置台36に保持された状態で画像記録装置10内に残置される。
【0045】
制御部72は、バーコードリーダ43によって読み取ったバーコード22から得られたバーコードデータをチェックする(ステップS4)。バーコードデータのチェック方法としては、例えば、チェックデジット方式を用いた周知の方法が知られている。
【0046】
バーコードデータをチェックした結果、正常に読み取りが行われたと判定された場合、そのバーコードデータに係る識別情報を当該載置台36を特定する情報とともにデータ記憶部80に記憶する(ステップS5)。
【0047】
バーコードデータをチェックした結果、読取異常と判定された場合、制御部72は、表示部42に読取異常のあったことを表示するとともに(ステップS6)、バーコードデータの読取異常フラグをセットする(ステップS7)。なお、このような読取異常が発生する原因としては、バーコードリーダ43によるバーコード22の読取処理が完了する以前に、作業者が遮光袋14を画像記録装置10から引き抜いてしまった場合、あるいは、バーコードリーダ43によるバーコード22の読取りミス等が想定される。
【0048】
バーコードデータに係る識別情報をデータ記憶部80に記憶させ、あるいは、読取異常フラグがセットされた後、制御部72は、遮光袋検知部78からの遮光袋検出信号に基づき、遮光袋14が抜き取られていることを確認する(ステップS8)。次いで、読取異常フラグをチェックする(ステップS9)。
【0049】
ステップS9において、読取異常フラグがセットされていることを確認すると、制御部72は、載置台36に収納された当て紙16に貼着されたバーコードラベル28に記録されたバーコード22の読み取りをバーコードリーダ43で行う(ステップS10)。
【0050】
制御部72は、そのバーコードデータに係る識別情報を当該載置台36を特定する情報とともにデータ記憶部80に記憶させる(ステップS11)。次いで、ステップS7でセットされた読取異常フラグをリセットする(ステップS12)。
【0051】
以上のようにしてバーコードデータが入力され、かつ、読取異常フラグがセットされていない場合、あるいは、読取異常フラグがリセットされている場合、制御部72は、所望のフイルムFを枚葉して放射線画像情報を記録する処理を開始する。
【0052】
この場合、制御部72は、データ記憶部80に記憶されているフイルムFの識別情報とそのフイルムFが収納されている載置台36、38、40の情報とを用いて、所望のフイルムFが収納されている載置台36、38、40の1つを選択する(ステップS13)。
【0053】
載置台36、38、40の1つが選択されると、制御部72は、枚葉機構48、50、52および搬送機構74を付勢し、所望のフイルムFを枚葉して記録部54まで搬送する(ステップS14)。
【0054】
一方、制御部72は、選択されたフイルムFの識別情報に対応する属性情報をデータ記憶部80から読み出し(ステップS15)、更に、監視部92を通じて、この画像記録装置10の履歴情報を読み出す(ステップS16)。その後、ステップS17において、制御部72は、前記読み出された属性情報と履歴情報を表示形態変換部90を介して情報記録部96に出力する。
【0055】
記録部54に搬送されたフイルムFは、ローラ56およびプレート58によって副走査方向に挟持搬送されるとともに、記録部54を通じて、フイルムFに、放射線画像とフイルムFの属性情報や画像記録装置10の履歴情報等が記録される(ステップS18)。具体的には、画像記録部55からの放射線画像情報に応じて変調されたレーザビームLが主走査方向に照射されることにより、潜像としての放射線画像がフイルムFに2次元的に記録され、制御部72からの属性情報や前記履歴情報が表示形態変換部90及び情報記録部96を通じてユーザにとって認識し易い表示形態に変換されてフイルムFの所定箇所に記録される。
【0056】
放射線画像並びにフイルムFの属性情報や前記履歴情報等が記録されたフイルムFは、熱現像部60において、ローラ62及びドラム66により搬送される間、プレートヒータ64a〜64cから付与される熱によって加熱現像され、潜像が顕像に変換される(ステップS19)。顕像が記録されたフイルムFは、冷却部68において冷却された後(ステップS20)、排出部70に排出される(ステップS21)。
【0057】
このように、本実施の形態においては、フイルムFへの画像記録に加えて、少なくともフイルムFの属性情報(及び画像記録装置10の履歴情報)をフイルムFの周辺部に記録するようにしたので、例えばユーザからフイルムFが返却されてきた場合に、画像記録時の状況を明確に把握することができる。従って、ユーザから返却されたフイルムFに不具合があったとしても、迅速に、かつ、最適な処置を施すことができる。
【0058】
上述の例では、フイルムFに対する画像記録と同時に、該フイルムFに対して属性情報等を記録するようにしたが、画像記録部55において、レーザビームLで画像と属性情報等を同時に記録するようにしてもよい。この場合、表示形態変換部90からの情報を画像記録部55に与えるようにすれば、情報記録部96を省略することができ、回路構成の簡略化を図ることができる。
【0059】
その他の記録方式としては、フイルムFに対する画像記録の後に、該フイルムFに対して属性情報等を記録するようにしてもよい。
【0060】
なお、この発明に係る画像記録装置は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る画像記録装置によれば、例えばユーザから画像記録材料が返却されてきた場合に、該画像記録材料への画像記録時の状況を明確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像記録装置の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態に係る画像記録装置に装填される包装体の説明図である。
【図3】包装体を背面から見た説明図である。
【図4】本実施の形態に係る画像記録装置の内部構成説明図である。
【図5】本実施の形態に係る画像記録装置の制御ブロック図である。
【図6】フイルムへの可視情報の記録箇所を示す説明図である。
【図7】図7Aは可視情報に代えてバーコードを記録した例を示す説明図であり、図7Bは可視情報とバーコードを記録した例を示す説明図である。
【図8】図8Aは可視情報に代えて磁気記録媒体に磁気情報を記録した例を示す説明図であり、図8Bは磁気記録媒体に磁気情報を記録すると共に可視情報を記録した例を示す説明図である。
【図9】本実施の形態に係る画像記録装置における処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…画像記録装置 12…包装体
14…遮光袋 22、110…バーコード
90…表示形態変換部 92…監視部
94…センサ 96…情報記録部
100…可視情報 102…画像記録領域
104…上部の領域 112…磁気記録媒体

Claims (8)

  1. 包装体から取り出された画像記録材料に対して、メモリから読み出された画像データを可視画像として記録する画像記録装置において、
    前記読み出された画像データを、前記画像記録材料を一方向に搬送しながら、前記画像記録材料に対して前記可視画像として記録する可視画像記録手段と、
    少なくとも前記画像記録材料の属性を含む属性情報を可視情報として前記画像記録材料に記録する可視情報記録手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 請求項1記載の画像記録装置において、
    前記可視情報記録手段は、前記属性情報を前記可視情報として記録すると共に、前記属性情報をバーコードとして記録することを特徴とする画像記録装置
  3. 請求項1又は2記載の画像記録装置において、
    前記可視画像記録手段は、前記画像データに応じて変調されたレーザビームを前記画像記録材料に照射することによって、前記可視画像を記録することを特徴とする画像記録装置
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像記録装置において、
    前記可視情報記録手段は、少なくとも前記属性情報に応じて変調されたレーザビームを前記画像記録材料に照射することによって、少なくとも前記属性情報を可視情報として前記画像記録材料に記録することを特徴とする画像記録装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像記録装置において、
    前記可視情報記録手段は、前記画像記録材料のうち、前記可視画像が記録される部分以外の部分に、前記可視情報を記録することを特徴とする画像記録装置
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像記録装置において、
    各種センサが接続され、
    前記可視情報記録手段は、前記属性情報前記各種センサからの検出値をデータ列としてまとめた履歴情報とを、前記可視情報として前記画像記録材料に記録することを特徴とする画像記録装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の画像記録装置において、
    前記可視情報記録手段は、前記属性情報を所定の表示形態となる前記可視情報に変換し、前記可視情報を前記画像記録材料に記録することを特徴とする画像記録装置
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像記録装置において、
    前記画像記録材料が収納された前記包装体に表示された少なくとも前記画像記録材料の識別情報を読み取る手段と、
    前記メモリに記憶された画像記録材料の属性を含む属性情報のうち、前記読み取られた識別情報に対応する属性情報を前記メモリから読み出す手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
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