JP2000258861A - 蓄積性蛍光体シート及びこれを収容するカセッテ - Google Patents

蓄積性蛍光体シート及びこれを収容するカセッテ

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JP2000258861A JP11060187A JP6018799A JP2000258861A JP 2000258861 A JP2000258861 A JP 2000258861A JP 11060187 A JP11060187 A JP 11060187A JP 6018799 A JP6018799 A JP 6018799A JP 2000258861 A JP2000258861 A JP 2000258861A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚の蓄積性蛍光体シートを並べて用いて
撮影した画像を自動連結する場合に、連結する画像の順
序、上下の情報などを読み取ることを可能とする。 【解決手段】 放射線画像を蓄積記録する蓄積性蛍光体
シート1の中心Xに関して点対称の2つの位置にバーコ
ードb1およびb2を設ける。バーコードb1およびb
2は、シート固有の互いに異なる識別表示を有してい
る。このシートを、収容するシート数に対応した数の開
口を有し、開口の位置がそれぞれカセッテに収容される
各シートに設けられた2つのバーコードb1およびb2
のうちいずれか一方の表示位置に対応しているカセッテ
に収容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓄積性蛍光体シート
及び、蓄積性蛍光体シートとこれを収容するカセッテと
の組合せに関するものである。
【0002】
【従来の技術】蓄積性蛍光体を利用して、人体等の放射
線画像情報を一旦蓄積性蛍光体からなる層を有するシー
ト(以下、「蓄積性蛍光体シート」という)に記録し、
この蓄積性蛍光体シートをレーザ光等の励起光で走査し
て輝尽発光光を生じさせ、得られた輝尽発光光を光電的
に読み出して画像信号を得、この画像信号に基づき写真
感光材料等の記録材料、CRT等に可視像として出力さ
せる放射線画像記録再生システムがコンピューテッド・
ラジオグラフィ(CR)として知られている。
【0003】ところで、病院などの医療機関においては
短時間に多量の画像処理を行うことが要求され、蓄積性
蛍光体シートはカセッテに収容されて取り扱われ、放射
線撮影室から放射線画像処理センターへ持ち込まれるた
め、集められたシートの個々の識別をいかにして行うか
が重要な課題となっている。この課題を解決する方法と
して、本出願人はすでに、蓄積性蛍光体シートを収容す
るカセッテの外部からシートの固有の識別符号等の情報
を目視確認または光学的等の方法により読み取ることが
できるシートとこれを収容するカセッテからなる構造体
を提案している(特開昭58−83840号)。
【0004】一方、放射線画像記録再生システムにおい
て、脊柱側湾症や下肢の異常の診断を行うために、撮影
対象となる被写体の全脊柱あるいは全下肢の長さに対応
した記録領域を有する長尺の蓄積性蛍光体シートを使用
して、全脊柱等の放射線画像の撮影を行い、全脊柱等の
放射線画像を再生記録して診断に供することも行われて
いる(特開平3−287248号)。しかし長尺の蓄積
性蛍光体シートはその取り扱いが容易ではないため、複
数の蓄積性蛍光体シートを用いて同一被写体の放射線画
像を分割して撮影を行うことにより複数の分割画像を
得、この分割画像を表す分割画像データを後で合成し
て、合成画像を表す合成画像データを得るようにした放
射線画像情報記録読取装置が提案されている(特開平3
−287249号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、分割して撮影
する場合には、複数回撮影するので手間がかかり、また
撮影装置の移動作業の間に被写体が多少動いたりして正
確な画像診断が行えなくなる場合が考えられるため、撮
影は一度で行いたいという要望がある。これを解決する
一手段として、胸部、腹部などを撮影するサイズの蓄積
性蛍光体シート(以下「従来サイズのシート」という)
を複数枚、フィルム/スクリーン用長尺カセッテに並べ
て収容し一度に撮影することが考えられる。
【0006】しかし、読み取る場合には従来サイズのシ
ートを一枚ずつ放射線画像読取装置へ供給する必要があ
るため、長尺カセッテに従来サイズのシートを複数枚収
容して撮影した後に、従来サイズのシートを一枚ずつ収
容する蓄積性蛍光体シート用カセッテに暗室で入れ替え
る作業を行うことが必要になる。このような入替え作業
は短時間に多量の撮影を行うことが要求される病院等の
医療機関においては、非常に面倒な作業である。さら
に、読取りの際に全く別の撮影対象の分割画像が紛れた
り、入替え時に撮影された上下の向きとは逆にカセッテ
に収容されたり、長尺カセッテに並べられていた順序と
は違う順序で読取りが行われたりする可能性がある。従
って分割画像が記録された蓄積性蛍光体シートから読取
りを行って合成画像を得るには、分割画像が記録された
蓄積性蛍光体シートおよび分割画像を表す画像データの
対応付けを撮影から合成が完了するまでオペレータが監
視し続ける必要があり、オペレータの負担が非常に大き
い。また、画像データをモニタなどに再生すれば、その
画像が一連の分割画像である旨を確認することができる
が、多数の画像データがある場合には、全ての画像デー
タを表示して確認する必要があるため、作業が非常に煩
わしいものとなる。
【0007】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、複数枚の蓄積性蛍光体シートを用いて撮影した画像
を自動連結する場合に、連結する画像の順序、上下の情
報などを読み取ることができる蓄積性蛍光体シート及
び、この蓄積性蛍光体シートを収容するカセッテを提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の放射線画像を蓄
積記録する蓄積性蛍光体シートは、該シート固有の互い
に異なる識別表示を少なくとも前記シート片面の該シー
トの中心に関して点対称の2つの位置に設けたことを特
徴とするものである。
【0009】「シート固有の互いに異なる識別表示」と
は、各シートを区別するためにシート毎に設けられた異
なる識別表示であり、光学的、磁気的、電気的等の方法
で情報が表され読み取ることができるもので、たとえば
バーコードのようなものがある。この「識別表示を2つ
の位置に設ける」とは、1枚のシートの2つの位置に設
けられた識別表示が互いに異なり、1枚のシートに設け
られた2つの識別表示が区別できることを意味する。
【0010】「少なくとも前記シート片面の該シートの
中心に関して点対称の2つの位置」とは、シートの片面
の中心を基準点として点対称となる位置に少なくとも2
つ識別表示を有することを意味する。すなわちカセッテ
にシートを逆さに収容したときには、もう1つの識別表
示が同じ位置に来るようになっていることを意味する。
識別表示はシートの片面、好ましくは放射線を照射する
面とは反対側の面に設けることが好ましいが、画像診断
の支障にならなければ、放射線を照射する面であっても
問題はない。識別表示の位置はシートの中心を基準点と
して点対称となる位置であれば、たとえばシートの対角
線上の角や、シートの上下、シートの左右など特に限定
されるものではないが、画像診断に支障をきたさないよ
うに、シートの中央部よりも外周部に設けることが好ま
しい。また、シートが従来サイズの略長方形ではなく、
略正方形のように、カセッテに対して左右上下いずれに
も収容されるような場合には、左右上下を識別するため
に識別表示を4つの位置に設けることも可能である。
【0011】また、上記の蓄積性蛍光体シートを複数枚
並べて収容する本発明のカセッテは、収容する前記シー
ト数に対応した数の開口を有し、該開口の位置はそれぞ
れ前記カセッテに収容される前記各シートに設けられた
識別表示のうちいずれか1つの識別表示の位置に対応し
ていることを特徴とするものである。
【0012】「複数枚並べて」とは、全脊柱などのよう
な長尺の被写体を一連で撮影できるように、2枚のシー
トをほぼ同一平面内に並べることを意味するもので、2
枚のシートはその隣接する端縁が一部重ね合わせられる
ように並べられてもよいし、すきまなく2枚が隣り合っ
て並べられていてもよい。
【0013】「収容する前記シート数に対応した数の開
口」は、蓄積性蛍光体シートに設けられた識別表示がカ
セッテに入れた状態で読み取ることができるように開け
られている窓状のものを意味し、開口は、カセッテの内
部への埃、ゴミ等の混入をふせぐためにフィルタガラス
などの透明材質シートで保護されることが望ましい。
「開口の位置はそれぞれ前記カセッテに収容される前記
各シートに設けられた識別表示のうちいずれか1つの識
別表示の位置に対応している」とは、1つの開口の位置
が1枚のシートに設けられた識別表示のうちいずれか1
つの識別表示の位置に対応していることを意味し、開口
の位置が1つの識別表示の位置に対応していればシート
に設けられた識別表示のいずれに対応していてもよい。
またある開口はシート1つの識別表示に対応し、ある開
口は他のシートの他方の識別表示に対応しているよう
に、すべての開口がシートに設けられている識別表示の
同じ識別表示に対応していなくてもよい。
【0014】
【発明の効果】従来、撮影対象が全脊柱のような長尺の
ものは蓄積性蛍光体シートを複数枚並べて収容して撮影
を行い、シートを1枚ずつ収容するカセッテに入れ替え
て読取装置で読取りを行って合成画像を得るには、分割
画像が記録されたシートおよび分割画像を表す画像デー
タの対応付けすなわち、シートはすべて撮影対象と一連
か、順序は正しいか、撮影時の上下が逆さまに読み取ら
れていないかといったことを撮影から合成が完了するま
でオペレータが監視し続ける必要があった。
【0015】放射線画像を蓄積記録する蓄積性蛍光体シ
ートにおいて、本発明は、シート固有の互いに異なる識
別表示を少なくとも前記シート片面の該シートの中心に
関して点対称の2つの位置に設け、またこの蓄積性蛍光
体シートを複数枚並べて収容するカセッテにおいて、本
発明は、カセッテに収容されるシート数に対応した数の
開口を設け、開口の位置をそれぞれカセッテに収容され
るシートに設けられた2つの識別表示のうちいずれか1
つの識別表示の位置に対応させたので、長尺の撮影対象
を、カセッテに蓄積性蛍光体シートを複数枚並べて収容
して撮影を行い、シートを1枚ずつ収容するカセッテに
入れ替えて読取装置で読取りを行って合成画像を得る場
合において、複数枚の各シートが一連のものであるか、
読み取られた順序は撮影時と同じであるか、さらにシー
トの向きは撮影時と読取時で同じかといった情報を読み
取ることができるので、分割画像を合成画像として連結
する場合に画像の順序、上下の情報などを得ることがで
きるので、合成画像を得るために熟練したオペレータが
監視する必要なく、自動的に分割画像を連結することが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明の第一の実施
の形態を示す蓄積性蛍光体シートの平面図であり、図2
は本発明の第二の実施の形態を示す蓄積性蛍光体シート
の平面図、図3は本発明の第三の実施の形態を示す蓄積
性蛍光体シートの平面図である。
【0017】蓄積性蛍光体シート1は胸、腹などを撮影
するときに用いる従来サイズの略長方形のシートであ
り、放射線を照射する面とは反対側の面のシート1の中
心Xに関し点対称の位置にバーコードb1およびb2
(識別表示)が設けられている。バーコードb1および
b2がシート1の中心Xに関し点対称の位置であれば、
図2に示すようにシート1に対して対角線上に設けられ
ていてもよい。さらに、シート1が略正方形で、カセッ
テに収容する際に上下左右いずれの方向にも収容できる
ようなものである場合には、図3に示すように上下左右
の4つの位置に設けてもよい。
【0018】図4は図1に示すシートを3枚収容する長
尺カセッテの平面図、図5は図4に示すカセッテの一部
破断斜視図である。長尺カセッテ10は、撮影対象であ
る被写体に対し放射線を照射する側に設置される表板1
1と、収容するシートの数に対応した3つの開口W1、
W2、W3を有する蓋体12とからなり、内部には蓄積
性蛍光体シート1が収容され、さらにシート1を表板1
1の内側に均等に押しつけておくための緩衝剤となるス
ポンジ13が設けられている。長尺カセッテ10は、3
枚のシートS1、S2、S3を収容することができ、カ
セッテ10の蓋体12に設けられている開口W1、W
2、W3の位置は、長尺カセッテ10に収容する各シー
トに設けられているバーコードb1の識別表示の位置に
対応している。ここでは、開口W1、W2、W3の全て
をバーコードb1に対応する位置に設けているが、開口
W1のみをバーコードb1に開口W2、W3をバーコー
ドb2の位置に対応させて設けることも可能である。各
シートを長尺カセッテ10に収容する際には、3枚のシ
ートS1、S2、S3に設けられているバーコードが開
口W1、W2、W3のそれぞれからバーコードリーダに
よって読み取ることができるように収容する。但しこの
場合、開口W1、W2、W3にはシートS1、S2、S
3のいずれのシートのバーコードが対応してもよく、ま
たバーコードはb1が対応していてもb2が対応してい
てもかまわない。
【0019】次に長尺カセッテ10の動作について説明
する。図6は蓄積性蛍光体シートとこれを収容したカセ
ッテの使用状態を示す図である。図6に示すように放射
線源21から発せられ被写体22を透過した放射線23
を長尺カセッテ10に収容されたシートS1、S2、S
3に照射することにより、被写体22の全脊柱の放射線
画像を3枚のシートに蓄積記録することができる。その
際長尺カセッテ10に収容されている各シートの情報を
長尺カセッテ10に設けられている開口W1、W2、W
3からそれぞれバーコードリーダ71で読み取る。開口
W1、W2、W3からそれぞれ読み取られたバーコード
は、ID情報入力装置80に送られ、ID情報入力装置
80には、たとえば患者の情報や長尺カセッテを用いた
撮影であるといった撮影メニューなどが入力されてお
り、読み取られたバーコードとそのバーコードが表示さ
れているシートの情報の対応付けが行われる。
【0020】一方上述のようにして放射線画像を蓄積記
録されたシートは、長尺カセッテ10から一枚のシート
を収容するカセッテ15に入れ替えられて、放射線画像
読取装置40においてその放射線画像が読み取られる。
本実施の形態に示す放射線画像読取装置40は、シート
の情報を図中右側から読み取るので、カセッテ挿入口4
0aで、シートのバーコード表示が上方を向くようにカ
セッテ15に入れ替えられる。この際には、シートの上
下が撮影の際と入れ替わっていてもよいし、また長尺カ
セッテ10にS1、S2、S3の順序で並べられていた
シートの順序を入れ替えて読み取ってもよい。ここでは
S2、S3、S1の順序で読み取られた場合について説
明する。カセッテ15は、放射線画像情報読取装置40
のカセッテ挿入口40aにシート取出口側から挿し込ま
れ、その姿勢のまま所定の装填位置まで押し込まれる。
なお放射線画像情報読取装置40の内部には、押し込ま
れるカセッテ15の左右側端部を案内するガイド部材
(図示せず)が設けられている。
【0021】カセッテ15の放射線画像読取装置40の
所定位置に装填されると、自動的に開蓋がなされ、シー
ト取出口が開かれると図6に示されるように駆動ローラ
44を備えるシート搬出入機構45が矢印G方向に移動
し、カセッテ15に入り込んでシートS2に駆動ローラ
44を圧接させる。次いで駆動ローラ44が図示しない
駆動手段により図6中反時計方向に回転される。これに
よってシートS2がカセッテ15から外部に搬出され
る。
【0022】この搬出されたシートS2は、ガイド板4
6〜48やニップローラ49〜57等からなるシート搬
送系により、消去部60、バーコードリーダ70を経て
読取部62に送られる。バーコードリーダ70は図中シ
ートS2右側から一方のバーコード(バーコードb1)
を光学的に走査して読み取る。続いて読取部62におい
て、シートS2はニップローラ55〜57により励起光
副走査のために図中矢印H方向に定速で搬送される。そ
して主走査用光学系63から出射した励起光としてのレ
ーザビーム64が、シートS2上を、上記矢印H方向と
ほぼ直角な方向に走査(主走査)する。
【0023】このレーザビーム64の照射を受けたシー
トS2からは、そこに蓄積記録されている放射線画像情
報に対応した光量の輝尽発光光が発せられ、この輝尽発
光光は光ガイド65を介して光電子増倍管等の光検出器
66によって検出される。したがってこの光検出器66
からは、シートS2に蓄積記録されている放射線画像情
報を示す出力信号Sが得られる。
【0024】放射線画像情報の読取りが終了したシート
S2は、上記ニップローラ49〜57がそれまでとは逆
方向に回転されることにより、読取部62から消去部6
0に送られる。この消去部60をシートS2が通過する
際複数の消去光源61が点灯され、それらから発せられ
た消去光がシートS2に照射される。放射線画像情報読
取り後もシートS2に残存していた放射線エネルギー
は、この消去光照射によりシートS2から放出され、新
たに放射線画像撮影に使用され得る状態となる。同様に
して、シートS3、S1のバーコード及び放射線画像デ
ータが読み取られる。
【0025】以上のようにして得られたそれぞれの放射
線画像データは、連結されて1枚の画像データとして形
成される。すなわち、各シートに蓄積された画像情報
は、撮影時に読み取られたシートのバーコードと読取装
置の中で読み取られたシートのバーコードに基づいて、
自動的に組み替えられ連結されて正確な画像データとし
て形成される。たとえば、撮影時にカセッテの開口W
1、W2、W3からバーコードリーダ70で読み取った
バーコードは1b1、2b2、3b1であったが、画像
読取時には2b1、3b1、1b2の順序であったとす
る。このバーコードの読取情報と、ID情報入力装置8
0から送信された情報を対応付けることによって、最初
に読み取られたシートは、撮影時には中央に位置してい
たシートで撮影時とは上下が逆さまになっており、次に
読み取られたシートは、撮影時には一番下に位置してい
たシートで、撮影時と向きは同じであり、最後に読み取
られたシートは、撮影時には一番上に位置していたシー
トで撮影時とは上下が逆さまになっているという情報が
得られる。この情報に基づいて自動的に撮影対象の合成
画像を形成させることができる。
【0026】なお、ここでは読取装置に連結処理手段を
設けて読取後ただちに連結する場合について説明した
が、3枚の放射線画像データと、ID情報入力装置及び
読取装置で読み取ったバーコードの読取情報を読取装置
から他の装置(画像処理装置、QAワークステーション
など)に転送した後、他の装置において行ってもよい。
このように連結された画像データは、画像処理装置に転
送して種々の画像処理を施したり、CRT表示装置や光
走査記録装置に転送して画像再生に供したり、ファイリ
ング装置に転送して保持するなどされる。
【0027】また、本実施の形態では、本発明の蓄積性
蛍光体シートを長尺撮影に使用する場合を例にとって説
明したが、蓄積性蛍光体シートを1枚ずつ収容するカセ
ッテであっても、たとえばカセッテの表面に計測用治具
(目盛り、ステップウエッジ等)を貼り付けて用いる場
合には、読取装置にそのカセッテを挿入できないため入
れ替えの必要があるが、この場合にも本発明の蓄積性蛍
光体シートを用いれば、仮に入れ替え時に上下の向きを
撮影時とは逆にした状態で入れ替えても、自動的に撮影
時と同じ方向の読取画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す蓄積性蛍光体
シートの平面図
【図2】本発明の第二の実施の形態を示す蓄積性蛍光体
シートの平面図
【図3】本発明の第三の実施の形態を示す蓄積性蛍光体
シートの平面図
【図4】図1に示すシートを3枚収容するカセッテの平
面図
【図5】図4に示すカセッテの一部破断斜視図
【図6】蓄積性蛍光体シートとこれを収容したカセッテ
の使用状態を示す図
【符号の説明】
1 蓄積性蛍光体シート b1 バーコード b2 バーコード 4〜6 開口 10 カセッテ(長尺カセッテ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線画像を蓄積記録する蓄積性蛍光体
    シートにおいて、該シート固有の互いに異なる識別表示
    を少なくとも前記シート片面の該シートの中心に関して
    点対称の2つの位置に設けたことを特徴とする蓄積性蛍
    光体シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の蓄積性蛍光体シートを複
    数枚並べて収容するカセッテにおいて、該カセッテは収
    容する前記シート数に対応した数の開口を有し、該開口
    の位置はそれぞれ前記カセッテに収容される前記各シー
    トに設けられた識別表示のうちいずれか1つの識別表示
    の位置に対応していることを特徴とするカセッテ。
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