JP2011212401A - 医用画像撮影用システムおよびアセンブリ - Google Patents

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Abstract

【課題】医用画像撮影用システムおよびアセンブリを提供すること
【解決手段】医用画像撮影アセンブリは、第1の医用画像および第2の医用画像を取得するための第1のイメージング・プレートおよび第2のイメージング・プレートを含む。容器は、この第1のイメージング・プレートおよび第2のイメージング・プレートを所定の重ね方向で受けて保持するように構成される。画像読み取り装置は、第1の医用画像および第2の医用画像を受け取って第1のデジタル医用画像および第2のデジタル医用画像を生成する。プロセッサは、第1のデジタル画像と第2のデジタル画像の合成像を作成する。合成医用画像は、上の画像と下の画像から作成される。
【選択図】図2C

Description

本開示は、医用画像撮影に関する。より詳細には、本開示は医用画像撮影用、たとえば口腔内の医用画像撮影用システムおよびアセンブリに関する。
現代の医用画像撮影用画像撮影媒体としては、フィルム、再使用可能なイメージング・プレート、および/または無線もしくは有線のX線センサを挙げることができる。デジタルX線は、イメージング・プレート読み取り装置と共に、および異なるサイズを有するイメージング・プレートの組み合わせと共に動作する。
国際特許出願公開PCT/FI2009/051021号
一例では、医用画像撮影アセンブリは、第1のイメージング・プレートと第2のイメージング・プレートとを含む。容器は、この第1のイメージング・プレートおよび第2のイメージング・プレートを所定の重ね方向で受けて保持するように構成される。
別の例では、医用画像撮影用システムは、第1の医用画像を取得するための第1のイメージング・プレートと、第2の医用画像を取得するための第2のイメージング・プレートとを含む。容器は、この第1のイメージング・プレートおよび第2のイメージング・プレートを画像撮影中に所定の重ね方向で受けて保持するように構成される。画像読み取り装置は、第1のイメージング・プレートの第1の医用画像および第2のイメージング・プレートの第2の医用画像を第1のデジタル医用画像および第2のデジタル医用画像に変換する。プロセッサは、第1のデジタル医用画像および第2のデジタル医用画像を受け取って第1のデジタル画像と第2のデジタル画像の合成像を作成する。
医用画像撮影アセンブリの一実施形態を示す図である。 医用画像撮影アセンブリの一実施形態を示す図である。 医用画像撮影アセンブリの一実施形態を示す図である。 医用画像撮影アセンブリの一実施形態を示す図である。 医用画像撮影アセンブリの一実施形態を示す図である。 医用画像撮影アセンブリの一実施形態を示す図である。 医用画像撮影アセンブリの一実施形態を示す図である。 医用画像撮影アセンブリの一実施形態を示す図である。 医用画像撮影アセンブリの一実施形態を示す図である。 医用画像データを取得して処理するためのシステムの一実施形態を示す図である。 医用画像データを取得して処理するためのシステムの一実施形態を示す図である。 医用画像データを取得して処理するためのシステムの一実施形態を示す図である。 第1の医用画像および第2の医用画像を示す図である。
図1A〜図1Iは、医用画像撮影アセンブリ10の一実施形態の各構成要素を示す図である。図1Aは、イメージング・プレート12およびカートン14を示す。イメージング・プレート12は任意選択で金属タブ26を含み、金属タブ26は、本明細書において図2Cを参照して後述するように、イメージング・プレート12を画像読み取り装置54に位置合わせするために使用される。イメージング・プレート12は可撓性で、略方形の形状および丸い角を有し、次元Lの方向に延びる細長い側面と、次元Lに対して略垂直な次元Wの方向に延びる比較的短い側面とを有する。その他の幾何学的形状およびサイズのイメージング・プレート12を使用してもよい。好ましい一実施形態では、イメージング・プレート12のサイズは、70ミリメートル×31ミリメートルである。
イメージング・プレート12は、X線または他の放射線のエネルギーを貯蔵できる輝尽性蛍光体層16を含む。蛍光体層16は、レーザまたは他の可視光または赤外線によって刺激されると、それまでに吸収されたエネルギーに相当する光を放射する。蛍光体層イメージング・プレート12の場合、それまでに吸収されたエネルギーは医用画像撮影動作からのX線エネルギーである。
一例では、イメージング・プレート12は、2回以上使用されることができる。画像がイメージング・プレート12から読み取られた後、イメージング・プレート12は、蛍光体層16をたとえば明るい光に露光することによって「消去」されることができる。これにより、残りの吸収されたエネルギーが放出され、イメージング・プレート12は後続の医用画像撮影動作でX線エネルギーを吸収する準備が整う。
カートン14の使用は任意選択であってよいが、カートン14は、たとえば、蛍光体層16を保護する弾性材料、たとえばボール紙等で製造されることができる。カートン14は、継ぎ目またはヒンジ20の周りで互いに対して折り畳み可能な対向する側面18を含む。カートン14は、ヒンジ20によって接続される一体構造であってもよいし、各区域のイメージング・プレート12に配置された複数部品からなる構造であってもよい。使用に際して、カートン14は、イメージング・プレート12を保護する。組み立て中、イメージング・プレート12はカートン14の一方の側面18に配置され、カートン14の他方の側面18はイメージング・プレート12を覆うようにヒンジ20の周りで折り畳まれる。本明細書において図2Cを参照して後述するように、カートン14の切り欠き28は、タブ26が画像読み取り装置54との相互作用のために露光されるようにタブ26と位置合わせされる。
図1Cは2つのイメージング・プレート・アセンブリ30aおよび30bを示し、上述の実施形態により、アセンブリのそれぞれはイメージング・プレート12a、12bと、カートン14a、14bとをそれぞれ含む。
図1Dは、任意選択の容器22に次元Lの方向に嵌入された第1のイメージング・プレート・アセンブリ30aを示す。容器22の代替構造は、たとえば容器22の側面により、または底面によりイメージング・プレートを代替方向で受けることができる。容器22は、各イメージング・プレート12a、12bを保護し、そしてまた、本明細書において後述するように、イメージング・プレート・アセンブリ30a、30bを互いのある所定の位置合わせ許容誤差の範囲内で位置合わせする。示した例では、容器22は、位置合わせ許容誤差により重ね方向でプレート12a、12bおよびアセンブリ30a、30bを保持する。本明細書において詳細に後述するように、2つのイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bの重なりの特定の位置合わせおよび量は、画像の位置合わせに必要なデータを提供するために、さらにイメージング・プレート12a、12bにより提供される画像撮影面の全面積を制御するために、あらかじめ決定されている。
容器22は方形の形状であり、閉端46と開端48とを有する。他の形状およびサイズを使用してもよい。容器22は、当業者によって識別される炭素繊維、ボール紙または他の任意の適切な材料で任意に製造されることができる。再使用可能なように製造できる容器22の実施形態もあれば、単回使用のために製造できる実施形態もあることを理解されたい。この使用目的に基づいて、容器の材料および構造に関する設計上の検討事項を決定することができる。容器22のいくつかの実施形態は、医用画像の取得中、または医用画像の取得前後のイメージング・プレートの搬送中にイメージング・プレートが損傷しないように構成されることができる。
図1Eに示すように、イメージング・プレート・アセンブリ30a、30bは、開端48を通して容器22に嵌入される。容器22は、示された所定の重ね方向での摩擦嵌合によってイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bを保持するような寸法とされる。あるいは、容器22は、所定の重ね方向でイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bを受けるような寸法とされた1つまたは複数のスロット(図示せず)を含んでもよい。適切なサイズの容器22が患者および画像撮影動作用に選択されることができるように、異なる寸法を有するさまざまな容器22が臨床医に利用可能とすることができる。容器22が、示された所定の重ね方向でイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bを保持する限り、特定の構造の容器22は重要ではない。容器22は本明細書において2つのイメージング・プレート・アセンブリを受けると記載されているが、代替実施例では、3つ以上のイメージング・プレート・アセンブリが容器内で受けられてもよいことが理解される。
図1Eは、第1のイメージング・プレート・アセンブリ30aが容器22に入れられた後、長さ次元Lの方向に第2のイメージング・プレート・アセンブリ30bを容器22に入れることを示す。イメージング・プレート・アセンブリ30a、30bと容器22の相互作用によってイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bが容器22内で固着される医用画像撮影アセンブリ10の実施形態では、カートン14は、カートン14が変形されると容器22内でイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bを固着するように、弾性材料から製造されることができる。
図1Fは、容器22の範囲内で保持される第1のイメージング・プレート・アセンブリ30aおよび第2のイメージング・プレート・アセンブリ30bを示す。第1および第2のイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bは重ね方向に並べられ、したがって重複領域24を画定する。好ましい実施形態では、アセンブリ30a、30b間の位置合わせ許容誤差は、イメージング・プレート・アセンブリ30a、30b両方の次元Lおよび/または次元Wの方向におけるプラスマイナス1ミリメートルのズレである。位置合わせ許容誤差はプラスマイナス1ミリメートルより大きくても小さくてもよいが、本発明者らは、驚くべきことにこの特定の許容誤差が製造と臨床医の動作の精度と画像処理要求の適切なバランスをとることを見出した。位置合わせ許容誤差は実施形態により異なってよいが、許容誤差はそれにより画像処理効率が最大になることがわかっていることが望ましい。
本開示のシステムは、イメージング・プレート媒体または上述の媒体と共に使用することに限定されない。医用画像は、他の画像撮影媒体(フィルムおよび/またはデジタル・センサ等を含むが、これに限定されない)を使用しても取得されることができる。システムは、カートンまたは上述の容器と共に使用することにも限定されない。容器は、フォルダであってもよいが、位置合わせされかつ重ねられた方向でイメージング・プレート・アセンブリを保持する任意の構造であってもよい。容器の代替構造、たとえばフレームは、容器の側面または底面によりイメージング・プレート・アセンブリを受けるように構成されることができる。容器のサイズおよび構造は、標準化された寸法のイメージング・プレート・アセンブリと共に使われるときに、特定の画像撮影面の面積および/または重複面積を達成するように変更および調整されることができる。
図1G〜図1Iは、任意選択の衛生的な袋36に容器22およびイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bを設置することを示す。この衛生的な袋36は、容器22およびイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bの周囲に流体不浸透性の封止を形成するために、たとえばISO規格10993―1等に準拠する材料で製造される。衛生的な袋36は、好ましくは患者とイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bの間に生物学的な流体障壁を形成する。これにより、イメージング・プレート12の再使用時にイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bの汚染が減少し、相互汚染が防止される。衛生的な袋36はまた、容器22およびイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bが流体に曝露されることを防止するのに役立つ。容器22およびイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bが流体に曝露されると、これらの構成要素が損傷し、再使用可能な実施形態の有効期間が短縮されるおそれがある。
衛生的な袋36は任意選択で、取り外し可能な裏当て紙40によって覆われた接着ストリップ38を含む。裏当て紙40は、使用に際して、接着剤42を露出させるために接着ストリップ38から剥がされる。ポーチ36は任意選択で折り畳み可能なフラップ44をさらに含み、フラップ44は、図1Iに示される閉鎖位置に移動され、それによって、衛生的な袋36を封止する。また、ここに記載されているシステムおよびアセンブリと共に使用できる衛生的な袋の他の例が、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる国際特許出願公開PCT/FI2009/051021号において開示されている。
本明細書において以降の説明は口腔内X線に関し、より詳細には咬合X線に関する。ただし、代替実施形態は他の医用画像撮影の応用例で使用されることまたは他の医用画像撮影の応用例での使用に適合されることが可能で、本開示における口腔内画像撮影および咬合像撮影への具体的な言及は単なる例示に過ぎないことを理解されたい。
図2A〜図2Cは、咬合像撮影システムを示す。咬合像撮影は、歯の発達および配置を強調するために使用され、多くの場合、乳歯および永久歯がどのように発達しているかについて確認するために児童に使用される。咬合像撮影のさらなる用途は、診断時において顎骨折または口蓋裂(clefts in the pallet)の疑いを調べることである。咬合像は通常、患者の上顎または下顎のほぼ完全な歯列弓を示す。
咬合像の例が図2Aに示されている。本開示の一例によれば、咬合像は、イメージング・プレート12a、12bと容器22と衛生的な袋36とを含むアセンブリ10を患者の歯の咬合面の間に配置することによって取得される。容器22は、イメージング・プレート12a、12bを、患者に噛まれることによる激しい損傷から保護する。衛生的な袋36は、病原体が拡散しないようにする。患者へのX線源の配置により、得られる咬合像が決定される。X線源が患者の鼻の上に配置される場合は、患者の上顎の上顎咬合像が得られる。X線源が患者の顎の下に配置される場合は、患者の下顎の下顎咬合像が得られる。
図2Aは、画像撮影アセンブリ10上で患者の顎50を位置合わせした例を示す。画像撮影アセンブリ10は、容器22内に重ね方向に並べられさらに衛生的な袋36内部に配された2つのイメージング・プレート・アセンブリ30aおよび30bを含む。イメージング・プレート・アセンブリ30aおよび30bの重ね方向は、重複領域24を画定する。上述したように、顎50は、X線源の方向に応じて患者の上顎でもよいし下顎でもよい。
図2Bは、放射線源52による画像撮影アセンブリ10の照射を示す。放射線源の一例は、PaloDEx Group Oyから市販されているInstrumentarium Focus(商標)口腔内X線管であろう。図2Cを参照すると、照射の後、イメージング・プレート・アセンブリ30a、30bは衛生的な袋36から、および容器22から取り出され、次に、プレート12a、12bのそれぞれに記録されたX線像を取得してデジタル化する画像読み取り装置54へ搬送される。可能な画像読み取り装置54の一例は、PaloDEx Group Oyから入手可能である市販のSoredex Digora(登録商標) Optime読み込み装置の画像読み取り装置である。図2Cはイメージング・プレート・アセンブリ30a、30bが個別に並行して読み取られている状態を示すが、代替実施形態では、単一の画像読み取り装置54が使用され、イメージング・プレート・アセンブリ30a、30bは連続して読み込まれるものと理解される。またさらなる例では、複数のイメージング・プレートが画像読み取り装置によって同時に読み込まれることができる。
使用に際して、例示的な画像読み取り装置54は、移動具(sled)(図示せず)とイメージング・プレート12の金属的タブ26の電磁相互作用によりイメージング・プレート12を移動具に固着する。この移動具は、イメージング・プレート12を一定方向に移動させる。イメージング・プレート12が移動される間、レーザ・ビーム(図示せず)がイメージング・プレートの全体にわたって走査する。レーザが蛍光体層16に当たると、蛍光体層16は、蛍光体層の各位置を露光したX線放射線の量に相当するエネルギーを有する可視光を放射する。この放射された可視光は、光増幅管(図示せず)により焦束され、次に光センサ(図示せず)によって記録されて、デジタル化されたX線像を形成する。画像読み取り装置のこの例示的な動作が開示されているが、代替構造および動作の画像読み取り装置も本明細書において開示されるシステムの使用に適していると当業者には認識されることが理解される。
イメージング・プレートからのデジタル化されたX線像は、本明細書においてより詳細に後述するように、イメージング・プレート・アセンブリ30aおよび30bのそれぞれから別々のX線像を得てそれらを単一の合成像に変換するための画像処理工程を実施するプロセッサ56に通信される。この合成像は次に、合成像60を視覚的に提示するためにグラフィカル・ディスプレイ58に提供される。あるいは、合成像は、格納して後で検索するためにデータベース62に提供される。
第1および第2のイメージング・プレート12a、12bは、重ね方向に固着される。上述したように、第1および第2のイメージング・プレート12a、12bは、たとえばイメージング・プレート12a、12bを容器22に嵌入することによって、重ね方向に固着されることができる。加えて、カートン14の弾性特性は、イメージング・プレート12と容器22の摩擦嵌合をさらに強化することができる。上述したように、カートン14は任意選択であり、ヒンジまたは継ぎ目20によって接続される一体構造であってもよいし、各区域のイメージング・プレート12に配置された複数部品からなる構造であってもよい。
図3は、第1の医用画像302および第2の医用画像304の例を示す。第1の医用画像302および第2の医用画像304は、重なり合う第1および第2のイメージング・プレート12a、12bを患者の口内に配置し、この第1および第2のイメージング・プレート12a、12bをX線源52などからの放射線に露光することによって、同時に撮られる(図2Aおよび2Bも参照)。放射線エネルギーは、患者の顎を通過するときに、肉および血管などの軟部組織を通過する。骨、歯、および充填物などの高密度の生理学的構造は、放射線を吸収し、したがってX線の「陰影」をイメージング・プレートに投げかける。イメージング・プレート12a、12bの蛍光体層16はさまざまなレベルの放射線を吸収し、それによりX線像を撮る。
図1を参照して上述したように、容器22は、所定の位置合わせ許容誤差の範囲内でイメージング・プレート12を固着するように製造されることができる。例示的な実施形態では、この所定の位置合わせ許容誤差は、両方のイメージング・プレート12の任意の方向における1ミリメートルのズレでもよい。所定の位置合わせ許容誤差は、2つの顕著な特徴をもたらす。第1に、位置合わせ許容誤差を容器22に組み込むことによって、技術者はイメージング・プレートの間に正確に合わされた位置合わせを確立することをあまり気にしなくてもよいので、技術者にとって画像の取得が容易になる。加えて、第1の画像を第2の画像に位置合わせするように画像処理が実施されるとき、最大回転角度はイメージング・プレートの幾何学的寸法および所定の位置合わせ許容誤差から算出されることができる。この最大回転角度の範囲により、下の画像が上記の処理で回転しなければならない可能な回転角度が減少する。下の画像が回転できる角度を制限することによって、必要な信号処理が減少し、計算はより効率的に実行されることができる。
例示的な実施形態として、イメージング・プレートは70mm×31mmの寸法を有すると上述した。上述した位置合わせ許容誤差では、プレートの両端が反対方向に1mm移動するときに角度が最大になる。これは位置合わせの最大角度が、これらの寸法を有する三角形から算出できることを意味する。
この明細書では、複数の例を使用して、最良の形態を含む各種実施形態を開示し、さらにいかなる当業者もこれらの実施形態を製作し使用することができるようにする。特許性を有する範囲は、当業者が思いつく明示的に列挙されていない他の例を含むように拡張できる請求項によって定義される。このような他の例は、請求項の書字言語と異ならない構造要素を有する場合、または請求項の書字言語とのわずかな違いを有する等価な要素を含む場合、請求項の範囲内に含まれるものとする。
さまざまな代替形態および実施形態は、添付の特許請求の範囲内に含まれ、本開示の主題を具体的に指し示し明確に主張することが企図されている。

Claims (12)

  1. 第1の医用画像を取得するための第1のイメージング・プレートと、
    第2の医用画像を取得するための第2のイメージング・プレートと、
    前記第1のイメージング・プレートおよび前記第2のイメージング・プレートを重ね方向に受けて保持するように構成された容器とを備える医用画像撮影アセンブリ。
  2. 前記第1のイメージング・プレートおよび前記第2のイメージング・プレートのそれぞれがX線放射線を吸収するための蛍光体層をさらに備える、請求項1に記載の医用画像撮影アセンブリ。
  3. 前記第1のイメージング・プレート、前記第2のイメージング・プレート、および前記容器を受けて保持するように構成された流体不浸透性構造の衛生的な袋をさらに備える、請求項1に記載の医用画像撮影アセンブリ。
  4. 前記容器が、前記第1のイメージング・プレートおよび前記第2のイメージング・プレートを互いの所定の重なり合う位置合わせ許容誤差の範囲内で共に保持する、請求項1に記載の医用画像撮影アセンブリ。
  5. 前記容器が、2つのイメージング・プレートを受けて保持するように構成された、請求項1に記載の医用画像撮影アセンブリ。
  6. 前記第1のイメージング・プレートおよび前記第2のイメージング・プレートが略方形である、請求項1に記載の医用画像撮影アセンブリ。
  7. 前記容器が略方形である、請求項1に記載の医用画像撮影アセンブリ。
  8. 第1の医用画像を取得するための第1のイメージング・プレートと、
    第2の医用画像を取得するための第2のイメージング・プレートと、
    前記第1のイメージング・プレートおよび前記第2のイメージング・プレートを重ね方向で受けて保持するように構成された容器と、
    前記第1の医用画像および前記第2の医用画像を第1のデジタル医用画像および第2のデジタル医用画像に変換する画像読み取り装置と、
    前記第1のデジタル医用画像および前記第2のデジタル医用画像を受け取って前記第1のデジタル画像と前記第2のデジタル画像の合成像を作成するプロセッサとを備える医用画像撮影用システム。
  9. 前記医用画像撮影が咬合X線撮影であり、前記第1のイメージング・プレートおよび第2のイメージング・プレートのそれぞれがX線放射線への露光を記録する蛍光体層を備える、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記合成像を表示するグラフィカル・ディスプレイをさらに備える、請求項8に記載の医用画像撮影用システム。
  11. 前記合成像を受け取って保存する、コンピュータで読み取り可能な媒体をさらに備える、請求項8に記載の医用画像撮影用システム。
  12. 前記プロセッサが、前記第1のデジタル医用画像と前記第2のデジタル医用画像の重なる部分を識別する、請求項8に記載の医用画像撮影用システム。
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