JPS625073A - 中空木材の乾燥装置 - Google Patents

中空木材の乾燥装置

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JPS625073A
JPS625073A JP14344685A JP14344685A JPS625073A JP S625073 A JPS625073 A JP S625073A JP 14344685 A JP14344685 A JP 14344685A JP 14344685 A JP14344685 A JP 14344685A JP S625073 A JPS625073 A JP S625073A
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hot air
wood
hollow
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JP14344685A
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秀利 大川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、床柱や飾柱に用いる天然木からなる木材、特
に長尺の中空木材を乾燥する装置に関する。
(ロ) 従来の技術 床柱や飾柱は、和風建築の床の間にはなくてはならない
装飾柱であり、銘木等の化粧柱で形成されている。とこ
ろが、天然木を利用した床柱や飾柱は経年によって乾燥
した干割れが発生するため、仕上げ加工に長期間を要し
、しかもその歩留りが悪かった。
これら諸問題点を解決するための方法が特開昭60−5
7181号公報に記載されており、同方法は長尺の木材
を内部に中空部を有する中空部材となし、同中空部材の
少なくとも中空部に熱風を与えることによって木材を乾
燥することを特徴とする。
また、同方法によって木材の外周部への亀裂の発生を防
止することができる。また、熱風は熱風還流路によって
中空木材の熱風流出側から熱風流入側に循環され、これ
によって、熱風の再利用を図ることができる。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点しかし、かかる
乾燥方法はいまだ以下の問題点を有していた。
すなわち、熱風は中空木材の流出側に吸気装置を設け、
同装置によって負圧にすることによって行うものである
ために、中空部を貫流させることができる熱Jlffi
に限界があり、乾燥効率が悪く、また、積層する全木材
の中空部に一様に熱風を送込むことができないので、乾
燥が不均一なものとなっていた。
本発明はこのような従来の技術の有する問題点を解決す
ることができる中空木材の乾燥装置を提供することを目
的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は乾燥室内に前部隔壁、後部隔壁及び中間天井壁
とからなる木材収納室を形成し、同木材収納室内に複数
の木材を積層状態に収納し、同木材収納室の前部及び後
部隔壁にそれぞれ熱風流入孔と熱風流出孔を設け、かつ
木材収納室の天井壁上に熱風流出孔からの熱風、を熱風
流入孔に向けて還流する熱風還流路を形成し、さらに同
熱風還流路に熱風を熱風流入孔内に強制的に送入する熱
風送入装置を配設したことを特徴とする中空木材の乾燥
装置に係るものである。
なお、ここで熱風とは電気ヒータ等の熱源によって空気
を加熱することによって得られるもののみならず、蒸気
等、他の加熱媒体も含む概念である。
(ホ) 作 用 上記構成によって、熱源によって発生した熱風は、熱風
送込装置に劣って熱風流入孔を介して中空木材内へ強制
的に送り込まれ、中空木材をその内側から強力に乾燥す
る。また、中空木材から流出した熱風を熱風還流路を介
して再加熱することができる。
(へ) 効 果 このように、本発明では、熱風送込装置によって熱風を
強制的に中空木材の中空部に流入させることができるの
で、熱風貫流量を著しく増大でき、乾燥時間を短縮する
ことができるとともに、亀裂の発生を確実に防止するこ
とができる。
また、中空木材の乾燥に用いられた熱風還流路によって
再利用できるので省エネルギ化を図ることができる。
(ト) 実施例 以下、添付図に示す実施例に基いて本発明を詳説する。
第1図は本発明に係る中空木材の乾燥装置の正面断面図
であり、第2図及び第3図は第1図ニー■線及び■−■
線による矢視図である。
これらの図において、(1)は直方体形状を有し、内部
に乾燥空間(A>を形成する密閉乾燥室であり、同乾燥
室(1)は、その天井壁(2)の両端に換気用の吸気ダ
クト(3)及び排気ダクト(4)を取付けている。
また、(5)は上記密閉乾燥室(1)内に、両端に前部
及び後部空間(6)、(7)をあけて配設した木材収納
室であり、同木材収納室(5)は、前部隔壁(8)、後
部隔壁(9)及びこれら両隅壁(8)、(9)の上部を
連結し、かつ密閉乾燥室(1)の天井壁(2)と平行を
なす中間天井壁(1o)とから形成されている。また、
前部及び後部隔壁(8)、(9)には、それぞれ熱風流
入孔(8a)と熱風流出孔(9a)が設けられている。
(11)は木材収納室(5)内に数段にわたって収納さ
れた複数の中空木材であり、格段の中空木材(11)は
、それぞれ支持棚(11C)によって上下に離隔状態に
支持されている。また、各中空木材(11)は、その内
部に穿設した中空部(11a)と、その外周をなす外周
部とからなる。
第1図に示すように、中空木材(11)の−側端面は木
材収納室く5)の前部隔壁(8)がら−定間隔離隔した
位置にあり、また、これら中空木材(11)の端面を覆
う状態に合成樹脂や不燃性織布からなる可撓性の耐熱性
フィルム(12)が配設されており、この耐熱性フィル
ム(12)と前部隔壁(8)間には風量調整空間(13
)が形成されている。
また、第3図から第5図において、(14)は矩形のフ
ィルム固定板であり、同固定板(14)を中空木材(1
1)の端面に固定釘(15)によって打ちつけることに
よって耐熱性フィルム(12〉を中空木材(11)に固
定することができる。
(16)はフィルム固定板(14)の中央に設けた中央
開口であり、同中央開口(16)は、耐熱性フィルム(
12)の対応する個所に穿設した流入間口(17)を介
して中空木材(11)の中空部(11a )と連通して
いる。
かかる構成によって、風量調整空間(13)内に流入し
た熱風を、中空木材(11)の中空部<118)内のみ
送込むことができ、かつ流入開口(17)の口径を調整
することによって熱風量、即ち、乾燥状態の調整を行う
ことができる。
また支持111(11C)によって支持される中空木材
(11)は、それぞれ直径を異にし、かつその載置位置
も乾燥作業毎に変わり、そのため中空木材(11)の熱
風流入開口位置も乾燥作業毎に変わることになるが、本
実施例では、可撓性の耐熱性フィルム(12)及びフィ
ルム固定板(14)を用いることによ、単に同耐熱性フ
ィルム(12)に流入開口(17)を穿設するのみで、
容易、迅速かつ正確に風量調整空間(13)を中空木材
(11)の中空部(11a)と連通させることができ、
全熱風を中空部(11a)に送込むことができる。
なお、第4図及び第5図に示す構成に変えて、第6図に
示すように内部に流入開口(18)を有するスリーブ(
19)を耐熱性フィルム(12)を貫通して中空木材(
11)の中空部(11a)内に押入することによって構
成しても同様な効果を得ることができる。
また、第1図において(20)は密閉乾燥室(1)の後
部空間(7)に配設した電気ヒータ等の熱源であり、同
熱源(20)によって熱風を発生することができる。一
方、(21)は密閉乾燥室(1)の天井壁(2)と木材
収納室く5)の中間天井壁(10)間に形成した熱風還
流路(22)に配設した送気ファン等の熱風送込装置で
ある。
ついで、上記木材乾燥装置による中空木材の乾燥作業に
ついて説明する。  − まず、乾燥室(1)の木材収納室(5)内に多数の中空
木材(11)を複数段にわたって収納する。
ついで、あらかじめ設置していた耐熱性フィルム(12
)を、中央開口(16)を有するフィルム固定板(14
)を固定釘(15)によって中空木材(11)の流入開
口端に打ち着けることによって、中空木材(11)へ密
着連結する。その後、所要の穿孔手段によって耐熱性フ
ィルム(12)に流入開口(17)を穿設し、lit量
調整空間(13)を中空木材(11)の中空部(11a
)と連通させる。
ついで、熱源(20)によって新鮮空気を加熱し熱風を
発生する。同時に熱風送込装置(21)を駆動して、熱
風を、熱風還流路(22>、熱風流入開孔(8a)、風
量調節空間(13)及び耐熱性フィルム(13)に設け
た流入量孔(17)を介して中空木材(11)の中空部
<11a)内に強制的に送り込み、中空木材(11)を
その内部から乾燥する。なお上記工程において、熱風は
中空木材(11)内に熱風送込装置(21)によって強
制的に送込まれるので、熱風量を大きくすることができ
、乾燥時間を短縮することができる。
また、中空木材(11)の外周部(11b)における亀
裂の発生も防止できる。
また、中空木材(11)の前部には風量調整空間(13
)を設けているので、木材収納室(5)の全断面にわた
って風速を均一とすることができ、全中空木材(11)
のを均一状態の下に乾燥することができる。
また、中空木材(11)の後部から流出した熱風は木材
収納室(5)の後部隔壁(9)に設けた熱風流出孔(9
a)を通して木材収納室(5)の外部に流出するが、そ
の一部は、再度熱風流出孔(9a)を通して木材収納室
(5)の外部に流出するが、その一部は、再度熱風流出
孔(9a)を通して木材収納室(5)内に再度流入し、
中空木材(11)の外周部局りに充填し、自然加熱雰囲
気空間(23)を形成し、中空木材(11)をその外側
から乾燥することができる。
このように中空木材(11)をその内外から乾燥するこ
とによってさらに乾燥時間の短縮化及び亀裂防止効果を
向上することができる。
さらに、木材収納室(5)から流出した乾燥作業の熱風
は熱源(20)によって再加熱され、熱風還流路(22
)を通して中空木材(11)の乾燥に再度供することが
できるので、新鮮空気を最初から加熱する場合に比較し
て使用熱量の大幅な低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る中空木材の乾燥装置の断面正面図
、第2図及び第3図は第1図I−I線及び■−■線によ
る矢視図、第4図は耐熱フィルム取付構造の拡大正面図
、第5図は第4図■−■線による断面図、第6図は耐熱
フィルム取付構造の他の変容例の説明図である。 図中、 (1):密閉乾燥室 (2):天井壁 (3):吸気ダクト (4):排気ダクト (5):木材収納室 (6):前部空間 (7):後部空間 (8):前部隔壁 (9):後部隔壁 (10):中間天井壁 (11):中空木材 (12):耐熱性フィルム (13)風量調整空間 (14):フィルム固定板 (15):固定釘 (16):中央開口 (17):流入開口 (18):流入開口 (19)ニスリーブ (20):熱源 (21):熱風送込装置 (22):熱風還流路 (23):自然加熱雰囲気空間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)乾燥室内に前部隔壁、後部隔壁及び中間天井壁とか
    らなる木材収納室を形成し、同木材収納室内に複数の木
    材を積層状態に収納し、同木材収納室の前部及び後部隔
    壁にそれぞれ熱風流入孔と熱風流出孔を設け、かつ木材
    収納室の天井壁上に熱風流出孔からの熱風を熱風流入孔
    に向けて還流する熱風還流路を形成し、さらに同熱風還
    流路に熱風を熱風流入孔内に強制的に送入する熱風送入
    装置を配設したことを特徴とする中空木材の乾燥装置。
JP14344685A 1985-06-29 1985-06-29 中空木材の乾燥装置 Pending JPS625073A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14344685A JPS625073A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 中空木材の乾燥装置

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JP14344685A JPS625073A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 中空木材の乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPS625073A true JPS625073A (ja) 1987-01-12

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ID=15338886

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JP14344685A Pending JPS625073A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 中空木材の乾燥装置

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JP (1) JPS625073A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522144A (ja) * 2006-01-10 2009-06-11 ビオ トロワデ アプリカシオン 木材を乾燥させるシステム及び方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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