JPS6250684B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6250684B2
JPS6250684B2 JP12803677A JP12803677A JPS6250684B2 JP S6250684 B2 JPS6250684 B2 JP S6250684B2 JP 12803677 A JP12803677 A JP 12803677A JP 12803677 A JP12803677 A JP 12803677A JP S6250684 B2 JPS6250684 B2 JP S6250684B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow
nozzle
deflection device
downstream
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12803677A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5460659A (en
Inventor
Motoyuki Nawa
Norio Sugawara
Yutaka Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP12803677A priority Critical patent/JPS5460659A/ja
Priority to US06/953,968 priority patent/US4326452A/en
Priority to DE19782846076 priority patent/DE2846076A1/de
Priority to FR7830109A priority patent/FR2406742B1/fr
Priority to GB7841818A priority patent/GB2008741B/en
Priority to CA314,092A priority patent/CA1127903A/en
Publication of JPS5460659A publication Critical patent/JPS5460659A/ja
Publication of JPS6250684B2 publication Critical patent/JPS6250684B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、流体の流れの中に急激な絞りを有し
かつ絞りの上流側において、流れ状態を変化させ
る手段を設けると共に、この流れ状態を変化させ
る手段が絞りの下流側においても、流れ方向の規
制力を発揮し、上流側流れ状態の変化をより有効
ならしめ、もつてノズル下流側に設けた拡大形状
案内壁への付着動作を向上させることを目的とす
るものである。
又、偏向装置の偏向角度制御を連続的にならし
めることを目的とするものである。
さらに、流れ方向において、ノズル幅に比して
短かい長さで広角度の偏向を行なうことを目的と
したものである。
従来、この種の流体流偏向装置は存在しない。
以下に本発明の一実施例について図面を参考に
説明する。第1図a,bは本発明の改良前におけ
る流体流偏向装置を示している。この第1図a,
bにおいて、1は流れ偏向装置である。2は上流
室であり、壁3,4および端壁5,6にて区画さ
れている。ノズル形成部7,8は、端壁5,6の
先端に形成されている。又、ノズル形成部7,8
は壁3,4から等距離の位置に配置されており、
ノズル形成部7,8の中心を通る図中上下の軸に
対し対称である。
9は上流室2内に配置された羽根であり、流れ
偏向装置1の対称軸上に配置された紙面に垂直な
軸10を中心として回動自在であり、任意の位置
に固定可能である。11,12は案内壁である。
第2図a,b,cは本発明の一実施例における
流体流偏向装置を示しており、この第2図a,
bcにおいて、13は流れ偏向装置である。1
4,15は側壁である。16,17は側壁14,
15より流れの内側に突出したノズル形成部であ
り、上流流路23に対して絞られたノズル部18
を形成している。以下このノズル部18の最小巾
sをノズル巾と呼ぶ。
19は羽根であり、ノズル巾の中心を通る縦の
中央線上に紙面に垂直な軸20を有し、この軸2
0は羽根19に固定されており、軸20全体は回
動可能に構成されている。羽根19は第2図aに
示す位置において、ノズル部18の上流から下流
にわたつて配置されている。
21,22はほゞ円弧状の案内壁である。
偏向装置は、ノズル部18の中心線に関して左
右対称である。
次に、作用を説明する。
第1図aは、羽根9を対称軸に合致させた場合
である。ノズル出口における流速ベクトルは、矢
印a1,a2で示した通りであるが、流れ全体が対称
なため、流出流れ全体の方向は、矢印A方向とな
る。
第1図bは、羽根9を反時計方向に回転させた
場合である。ノズル形成部8と羽根9との間の流
れにおいて、最外側流速は矢印で示すようにa3
a4となり、全体としては矢印B方向に向かう。
又、ノズル形成部7と羽根9との間の流れにおい
て、最外側流速は矢印a5,a6となり、全体として
はC方向に向かう。ノズル出口全体の流れとして
は、矢印B方向と矢印C方向の流れが衝突しあつ
た方向となる。この方向は、矢印Aに示す方向よ
りも、右方向となり、全体としてはノズル出口流
れは、右に方向づけられる。
この流れが案内壁11において、コアンダ効果
を生じ、ノズル下流での偏向がなされる。
しかし、この例においては、羽根9全体がノズ
ルの上流側にあるため、ノズル出口流れに対する
方向規制力が弱くノズル下流側の偏向動作に大き
く寄与しえないものである。
第2図において、第2図aは、羽根19をノズ
ル18の中心線に一致させた場合である。
この時、羽根19とノズル形成部17間を通る
流れDと、羽根19と、ノズル形成部16間を通
る流れEとは、ノズル18の中心線に関して対称
である。したがつてノズル形成部17,16の出
口端において縮流効果が生じ、流速b1,b2は、内
側を向いているが、左右相殺しあつて、合流流れ
は直進流れFとなる。この流れの直進性は、ノズ
ル形成部16,17の出口端に設けられた段差
(Se)により明確に保証される。
第2図bは羽根19を第2図aよりも、反時計
方向に少し回転させた場合である。
この時、羽根19はノズル18より下流側に突
出しているため、羽根19とノズル形成部17と
の間を通過する流れDは、羽根19による流れ方
向の規制力をノズル18の下流側においても大き
く受ける。すなわちノズル形成部17出口の流速
b4は縮流のためやゝ内側を向いているが羽根19
に沿う流速b3の方向規制はノズル下流側に至るま
で強くはたらく、これにより、主として羽根19
により方向づけられた流れDは、案内壁にコアン
ダ効果にて付着する。その後、図中Xの位置にお
いて、はく離を生じ、以後、Xの位置における案
内壁のほゞ接線方向に流れ去る。
一方、羽根19と、ノズル形成部16との間を
通過する流れEは、羽根19側においては、ほゞ
直進方向の流速b6を有しているが、ノズル形成部
16の側においては、縮流のため内側を向く流速
b5となつている。この流速b5による右方偏向傾向
に加えて、流れD、E間に生ずる流れ相互間の誘
引効果により流れEは、流れDに沿う如く形成さ
れ、合流流れは右方に向かう流れFとなる。
第2図Cは、羽根19を第2図bよりも反時計
方向にさらに回転させた場合である。
この時、ノズル形成部17出口の流速b8は、縮
流のためやゝ内側を向いているが、羽根19に沿
う流速b7の方向規制は、ノズル下流側に至るまで
強く働く。又、その方向は、第2図bよりもさら
に右方傾向を増している。したがつて、羽根19
により主として方向づけられた流れDは、第2図
bにおけるよりも右方偏向した状態で案内壁に向
かう。このため、コアンダ効果は第2図bの場合
よりもより有効に働き、流れDのはく離点Yは、
第2図bの位置Xよりも下流側となる。
一方、羽根19とノズル形成部16との間を通
過する流れEは、羽根19側においてはほぼ直進
方向の流速b10を有しているが、ノズル形成部1
6側においては縮流のため内側を向く流速b9に加
えて、流れD、E間に生ずる流れ相互間の誘引効
果により、流れDに沿う如く形成され、合流流れ
は、第2図bよりもさらに右方にむかう流れFと
なる。
実験により、偏向角度θとして約60゜程度の角
度を得る場合、全長Lはノズル巾Wsの3倍以下
の寸法で達成可能であることが明らかとなつた。
又、第2図a,b,cに至る羽根19の回動に
おいて、はく離点の位置は、案内壁の形状が円弧
状に形成されているため連続的に変化するもので
ある。すなわち、はく離点の接線方向から流れ去
る流れの方向は、連続的に制御可能である。
又、ノズル形成部17の出口端と、案内壁22
の上流端との段差Seは、第2図の如く段差を設
けなければならないものでもない。すなわち、流
れを直進させようとする場合に流れが案内壁に付
着しないような構成であればノズル形成部17の
ほゞ円弧状面が案内壁22のほゞ円弧状面に連続
して形成されることも可能である。
以上実施例においては一方側の偏向に関して述
べたが、反対側への偏向についても同様の作用が
なされる。
又、偏向装置形状としては、必らずしもノズル
中心線対称の構成を必須とするものではない。
本偏向装置は、周囲流体と偏向装置を通過する
流体が同質の場合には、その流体が空気、水等で
あつても作動可能である。以上の実施例の説明か
ら明らかなように本発明の流体流偏向装置によれ
ば、急激な絞りを有する矩形のノズルとその下流
において流路幅が漸次拡大するほゞ円弧状の案内
壁を有し、このノズル形成部の上流と下流にわた
る羽根を有しているため、ノズルから出る流れを
ノズル下流において2つに分け、噴流幅の小さく
なつた2つの流れとすると共に、この一方の流れ
の案内壁に対する付着を制御して、他方の流れと
の相互誘引効果により合流した流れの連続的かつ
広角の偏向が達成できるという効果がある。さら
に、流れ方向においてノズル幅の3倍以下の長さ
にて装置が形成されるため、奥行きの小さい範囲
にも採用できる。
これらにより、工業上の利用価値が一層増加し
た偏向装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは改良前の流体流偏向装置におけ
る異つた状態での断面図、第2図a,b,cは本
発明の一実施例における流体流偏向装置のそれぞ
れ異つた状態での断面図である。 13……流れ偏向装置、18……ノズル部(ノ
ズル)、19……羽根、21,22……案内壁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 流体の流れ方向においてノズル形成部により
    構成された急激な絞りを有する矩形の1つのノズ
    ルと、このノズルの下流において流路幅が漸次拡
    大するほぼ円弧形状の案内壁を有し、前記ノズル
    形成部の上流と下流にわたる羽根を有し、前記羽
    根は、前記ノズルより下流において流れを2つに
    分割すると共に、その回動により一方の流れの前
    記案内壁に対する付着動作を制御し、他方の流れ
    がこの付着流れに誘引され、全体として連続的な
    流れの偏向が生じうる様な位置に配置したことを
    特徴とする流体流偏向装置。 2 流れ方向における流体流偏向装置全長を、ノ
    ズル巾の3倍以下にしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の流体流偏向装置。
JP12803677A 1977-10-24 1977-10-24 Fluid stream direction controller Granted JPS5460659A (en)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12803677A JPS5460659A (en) 1977-10-24 1977-10-24 Fluid stream direction controller
US06/953,968 US4326452A (en) 1977-10-24 1978-10-19 Fluid diverting assembly
DE19782846076 DE2846076A1 (de) 1977-10-24 1978-10-23 Mediumablenkvorrichtung, vorzugsweise fuer den aus einem klimageraet austretenden luftstrom
FR7830109A FR2406742B1 (fr) 1977-10-24 1978-10-23 Ensemble de deflexion de fluide
GB7841818A GB2008741B (en) 1977-10-24 1978-10-24 Fluid deflecting assembly
CA314,092A CA1127903A (en) 1977-10-24 1978-10-24 Fluid diverting assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12803677A JPS5460659A (en) 1977-10-24 1977-10-24 Fluid stream direction controller

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22355884A Division JPS60143214A (ja) 1984-10-24 1984-10-24 流体流偏向装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5460659A JPS5460659A (en) 1979-05-16
JPS6250684B2 true JPS6250684B2 (ja) 1987-10-26

Family

ID=14974919

Family Applications (1)

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JP12803677A Granted JPS5460659A (en) 1977-10-24 1977-10-24 Fluid stream direction controller

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60143214A (ja) * 1984-10-24 1985-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 流体流偏向装置
JPH0451203Y2 (ja) * 1986-06-03 1992-12-02
JPH07101123B2 (ja) * 1986-07-02 1995-11-01 松下電器産業株式会社 流れ偏向装置

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Publication number Publication date
JPS5460659A (en) 1979-05-16

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