JPS5849724B2 - 流体吹出装置 - Google Patents
流体吹出装置Info
- Publication number
- JPS5849724B2 JPS5849724B2 JP4631178A JP4631178A JPS5849724B2 JP S5849724 B2 JPS5849724 B2 JP S5849724B2 JP 4631178 A JP4631178 A JP 4631178A JP 4631178 A JP4631178 A JP 4631178A JP S5849724 B2 JPS5849724 B2 JP S5849724B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- control
- fluid
- guide wall
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明の目的は噴流の吹出しモードを制御板と制御信号
流体とによって変えることである。
流体とによって変えることである。
即ち吹出し噴流を単に左右に偏向するだけでなく、吹出
し口から流出する流速分布を変えることにより、吹出し
モードを変えることができる吹出装置を提供することで
ある。
し口から流出する流速分布を変えることにより、吹出し
モードを変えることができる吹出装置を提供することで
ある。
従来は、吹出口部に可動板を複数枚取付け、その可動板
の向きの組合せで、吹出しモードを変えていた。
の向きの組合せで、吹出しモードを変えていた。
又は、吹出し口に取付けたグリルを複数個に分割し、そ
の複数個の組合せよって吹出しモードを変えていた。
の複数個の組合せよって吹出しモードを変えていた。
これら従来例に釦いては、流路中に、複数枚の板を挿入
するため流路抵抗が高くなり、風量低下を来たす。
するため流路抵抗が高くなり、風量低下を来たす。
又、流れの偏向も、板の向きだけであるため、広角の偏
向や十分広がった吹出しモードを作ることは困難である
。
向や十分広がった吹出しモードを作ることは困難である
。
そこで、本発明はこれら従来の欠点を解消した流体吹出
装置を提供するものであり、以下にその一実施例につい
て説明する。
装置を提供するものであり、以下にその一実施例につい
て説明する。
図において、1は、供給流路で、エッジ状の絞リ部2と
上流流路壁3とで構成されている。
上流流路壁3とで構成されている。
4は絞り部2から流出する流体と相互干渉作用(壁効果
)を発生させるための拡大案内壁である。
)を発生させるための拡大案内壁である。
この実施例においては、左右対称に案内壁4,4′を有
している。
している。
5は制御翼で、流路壁3で構成される供給路1を通り絞
り部2から流出する流れに方向性を与えるものである。
り部2から流出する流れに方向性を与えるものである。
制御翼5には流体が流れる制御口6と、下流側にはスリ
ット状の開口7とが設けてある。
ット状の開口7とが設けてある。
上記構成において次に作用を説明する。
制御翼5が流れ軸方向に向き、制御流がない場合、供給
流路1に流入した流体は、絞り部2で対称な流れとなる
。
流路1に流入した流体は、絞り部2で対称な流れとなる
。
即ち、速度ベクトルa1,a2で示される流れとなる。
この流れは、絞り部2の下流で合流するが、速度ベクト
ルa1,a2は対称であるため合流後は、速度ベクトル
b1 となって軸方向に流れる。
ルa1,a2は対称であるため合流後は、速度ベクトル
b1 となって軸方向に流れる。
この結果吹出流は、流速分布F1で示す軸方向を向いた
指向性の強い流れとなる。
指向性の強い流れとなる。
次に制御翼5が軸方向を向いた状態で第3図に示すよう
に制御流を入れると、供給路1に流入した流体は縮流部
ではベクトルa3,a4で示される方向に流れる。
に制御流を入れると、供給路1に流入した流体は縮流部
ではベクトルa3,a4で示される方向に流れる。
その後、制御翼5から流出する制御流C,によって拡散
され、ベクトルb2,b3の向きになる。
され、ベクトルb2,b3の向きになる。
更にベクトルb2 ,b3は案内壁4,4′との壁効果
によりベクトルb2で示される流れは、案内壁4に沿う
方向に向き、ベクトルb3で示される流れは、案内壁4
′の方向に向く。
によりベクトルb2で示される流れは、案内壁4に沿う
方向に向き、ベクトルb3で示される流れは、案内壁4
′の方向に向く。
更に、制御翼5からの流れが、左右の流れと干渉するた
めの吹出口からの流出流はほぼ軸方向に流れる。
めの吹出口からの流出流はほぼ軸方向に流れる。
この結果、最終的に吹出口から流出する流速分布はF2
で示される軸方向を向いた指向性の弱い扇形状の流れと
なる。
で示される軸方向を向いた指向性の弱い扇形状の流れと
なる。
制御翼5が反時計方向にある角度θだけ回転させ、且つ
、制御流がない場合、供給流路1に流入した流体は第4
図に示すように、絞り部2ではベクトルa5 ) a
6で示される方向に流れる。
、制御流がない場合、供給流路1に流入した流体は第4
図に示すように、絞り部2ではベクトルa5 ) a
6で示される方向に流れる。
この流れは、絞り部2下流で合流し、反時計方向に偏向
したベクトルb4で示す方向に流れる。
したベクトルb4で示す方向に流れる。
更に、この流れは、案内壁4との干渉作用により、より
案内壁4方向に偏向される。
案内壁4方向に偏向される。
この結果、吹出流は流速分布F3で示すように、反時計
方向に偏向された指向性の強に流れとなる。
方向に偏向された指向性の強に流れとなる。
次に、制御翼5を反時計方向にある角度θだけ回転させ
、且つ、制御口6に制御流を流した場合は、第5図に示
すように、供給路1に流入した流体は、絞り部2ではベ
クトルa7,a8で示される方向に流れる。
、且つ、制御口6に制御流を流した場合は、第5図に示
すように、供給路1に流入した流体は、絞り部2ではベ
クトルa7,a8で示される方向に流れる。
この流れは、制御翼5の制御口6に供給された後、開口
7からのスリット状の制御流C2により拡散されベクト
ルb5,b6に示す向きの流れとなる。
7からのスリット状の制御流C2により拡散されベクト
ルb5,b6に示す向きの流れとなる。
更に、ベクトルb5で示す流れは、案内壁4との干渉作
用により、案内壁4側により偏向された流れとなるつど
の結果、吹出流は速度分布F4で示すように、反時計方
向に偏向された、指向性の弱い扇形状の流れとなる。
用により、案内壁4側により偏向された流れとなるつど
の結果、吹出流は速度分布F4で示すように、反時計方
向に偏向された、指向性の弱い扇形状の流れとなる。
上記原理に基すき、制御翼5と信号流c1,c2との組
合せにより、吹出口から流出する流れのパターンを周期
的に変えたり、ランダムに変えタリすることができる。
合せにより、吹出口から流出する流れのパターンを周期
的に変えたり、ランダムに変えタリすることができる。
又、制御翼5の回転角度と制御流量との割合を調整する
ことにより、吹出し流のパターンを任意に変えることが
できる。
ことにより、吹出し流のパターンを任意に変えることが
できる。
以上の実施例の説明から明らかなように、本発明の流体
吹出装置は、エッジ状の絞り部を有する供給風路と、絞
り部から下流方向に向かい漸次拡大する案内壁と、絞り
部での流れを偏向し、かつ外部から信号流をスリット状
に噴出する制御手段とを有するもので、上流流路からの
急激な絞り部と漸次拡大する案内壁とを有しているため
、偏向吹出し時の偏向角度、及び、扇形吹出し時の広が
り角度を大きくすることができる。
吹出装置は、エッジ状の絞り部を有する供給風路と、絞
り部から下流方向に向かい漸次拡大する案内壁と、絞り
部での流れを偏向し、かつ外部から信号流をスリット状
に噴出する制御手段とを有するもので、上流流路からの
急激な絞り部と漸次拡大する案内壁とを有しているため
、偏向吹出し時の偏向角度、及び、扇形吹出し時の広が
り角度を大きくすることができる。
又、吹出し流の指向性を変えることにより、強力に感ず
る風、逆に柔らかな感じがする風等、体感的に変った風
を吹出すことができる。
る風、逆に柔らかな感じがする風等、体感的に変った風
を吹出すことができる。
第1図は本発明の一実施例における流体吹出装置の断面
図、第2図、第3図、第4図、第5図は同流体吹出装置
のそれぞれ異った動作時の流れの状態を示す断面図であ
る。 1・・・・・・供給流路、2・・・・・・絞り部、3・
・・・・・上流流路壁、4・・・・・・拡大案内壁、5
・・・・・・制御翼、6・・・・・・制御口、7・・・
・・・制御流用開口。
図、第2図、第3図、第4図、第5図は同流体吹出装置
のそれぞれ異った動作時の流れの状態を示す断面図であ
る。 1・・・・・・供給流路、2・・・・・・絞り部、3・
・・・・・上流流路壁、4・・・・・・拡大案内壁、5
・・・・・・制御翼、6・・・・・・制御口、7・・・
・・・制御流用開口。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 供給流路と、前記供給流路から急激に縮少するエッ
ジ状の絞り部と、この絞り部から下流方向に向かい漸次
拡大する案内壁と、この絞り部に回動可能に配設され絞
り部の流れを偏向し、且つ、外部から信号流をスリット
状に噴出する制御手段とを有する流体吹出装置。 2 制御千段Q外壁面が下流端で拡大し、絞り部での絞
り効果を有する形状とした特許請求の範囲第1項に記載
の流体吹出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4631178A JPS5849724B2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 流体吹出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4631178A JPS5849724B2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 流体吹出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54137704A JPS54137704A (en) | 1979-10-25 |
JPS5849724B2 true JPS5849724B2 (ja) | 1983-11-07 |
Family
ID=12743627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4631178A Expired JPS5849724B2 (ja) | 1978-04-18 | 1978-04-18 | 流体吹出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849724B2 (ja) |
-
1978
- 1978-04-18 JP JP4631178A patent/JPS5849724B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54137704A (en) | 1979-10-25 |
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