JPS625039Y2 - - Google Patents

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JPS625039Y2
JPS625039Y2 JP20479183U JP20479183U JPS625039Y2 JP S625039 Y2 JPS625039 Y2 JP S625039Y2 JP 20479183 U JP20479183 U JP 20479183U JP 20479183 U JP20479183 U JP 20479183U JP S625039 Y2 JPS625039 Y2 JP S625039Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
semi
heating coil
induction heating
flange
loop
Prior art date
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JP20479183U
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JPS60109298U (ja
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  • General Induction Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はワーク表面の相離れた2個所を同時に
表面焼入れするに必要な誘導加熱コイルに関す
る。
(ロ) 従来技術 第1図は従来技術を示す誘導加熱コイルの斜視
図であり、10はワーク、11,12はそれぞれ
ワークの相離れた被焼入れ部、20は高周波誘導
加熱コイルのリード部、21,22はそれぞれ被
焼入部11,12に対応するセミ・ループ型コイ
ルで、本コイルに高周波電流を通電することによ
つて、被焼入部11,12の表面にそれぞれの所
望の被加熱層を形成することができる。
しかしながら、自動車部品ドライブシヤフトの
如く各機種によつて被焼入部11,12はそれぞ
れ同一の形状、寸法で両側の被焼入部に挟まれた
中間部の長さのみが異なる部品も数多く見受けら
れる。この様な部品に対して各機種毎に誘導加熱
コイルを一々製作しているのが現状である。
(ハ) 目的 本考案は前記の事情にかんがみてなされたもの
で、被焼入部の中間部分をはさんで両側にある被
焼入部を同時に誘導加熱するコイルで、しかも、
中間部分が機種によつて変更された場合でも容易
に対応し得る高周波誘導加熱コイルを提供するこ
とを目的としている。
(ニ) 構成 本考案に係る高周波誘導加熱コイルは、両端に
セミループ型コイルを連結するリード部を切断
し、その切断した端面にそれぞれフランジを接合
し、かつ、前記フランジに挿着される所望長さの
スペーサを前記フランジに連結したことを特徴と
している。
(ホ) 実施例 第2図は本考案の実施例を示す分解斜視図であ
り、100はセミループ型コイル、120はその
両側面にろう付けにより立設されたサポート用ボ
ルト、121,122は該サポート用ボルトに螺
合するサポート用ナツト、200は前記セミルー
プ型コイルを連結するリード部、210はカレン
トトランス側の接続リード、220,230はそ
れぞれ切断された前記リード部の切断端面に接合
されたフランジ、300は所望の長さのスペー
サ、240は前記フランジ220,230および
それ等に挟着されるスペーサ300とを連結する
ための結合ボルト、500は絶縁材からなり、前
記セミループ型コイルやリード部を前後から挟持
する如く設けられたサポート板で、これによつて
加熱コイルを四方から囲んだ図示しない枠組みと
なつている。501は前記サポート用ボルト12
0の位置に対応して設けられた長孔、510は前
記サポート用ボルト120に挿入される絶縁材で
構成されたカラー付スリーブ、520は前記サポ
ート用ボルト120がサポート用ナツト121,
122で挟持締定される絶縁材からなるスライド
板、530は前記スライド板520を前記サポー
ト板500に固設する為の結合ボルト、521は
該結合ボルトを通す長孔である。
この実施例に係る高周波誘導加熱コイルは、上
述の如く構成される部分が前記トランス接続リー
ド210の右方に対しても設けられる。
従つて前記トランス接続リード210の左右の
リード部に設けられたスペーサ300をそれぞれ
所望の長さのものと交換することにより2個のセ
ミループ型コイル100の間隔を任意のワークの
被焼入間隔に適合させることができる。
一方、セミループ型コイル100は前述の如く
サポート用ボルト120をスライド板520に固
定する際にカラー付スリーブ510のカラー部分
とスライド板520とでサポート板500を長孔
501を介して挟持してサポート板500にサポ
ートされ、更にスライド板520は長孔521を
介して結合ボルト530でサポート板500に固
設される。従つて前述のスペーサ300の交換に
よるセミループ型コイル間の間隔の変化は前記の
長孔501および521によつて調整することが
できる。
又、セミループ型コイル100およびリード部
200はそれぞれ中空角型銅パイプで製作されて
おり、又前記中空部を冷却水が循環する如く構成
されており、フランジ230、およびスペーサ3
00の他のフランジ又はスペーサとの当接面には
それぞれOリングを配設して前記冷却水の漏洩を
防止している。
尚、セミループ型コイル及びリード部を角型銅
パイプで構成したが角型に限ることはなく他の形
状のものでもよい。
(ヘ) 効果 本考案に係る高周波誘導加熱コイルはドライブ
シヤフト等の如く両端部付近に同時焼入を行う場
合に従来の如く長さが変わる度にその都度、その
軸の長さに適合した高周波誘導加熱コイルを製作
する必要はなく、1個の高周波誘導加熱コイルと
数種のスペーサを用意することによつて焼入間隔
の変化に対応することができ、加熱コイル製作コ
ストを大幅に低減することができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は本考案
の実施例を示す分解斜視図である。 100……セミループ型コイル、200……リ
ード部、220,230……フランジ、300…
…スペーサ、500……サポート板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端にセミループ型コイルを有すると共に前記
    セミループ型コイルを連結するリード部を切断
    し、その切断した端面にそれぞれフランジを接合
    し、かつ、前記フランジに挟着される所望長さの
    スペーサを前記フランジに連結したことを特徴と
    する高周波誘導加熱コイル。
JP20479183U 1983-12-27 1983-12-27 高周波誘導加熱コイル Granted JPS60109298U (ja)

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JP20479183U JPS60109298U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 高周波誘導加熱コイル

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JP20479183U JPS60109298U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 高周波誘導加熱コイル

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Publication Number Publication Date
JPS60109298U JPS60109298U (ja) 1985-07-24
JPS625039Y2 true JPS625039Y2 (ja) 1987-02-04

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ID=30767179

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JP20479183U Granted JPS60109298U (ja) 1983-12-27 1983-12-27 高周波誘導加熱コイル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2531332Y2 (ja) * 1992-07-06 1997-04-02 富士電子工業株式会社 高周波加熱コイル

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JPS60109298U (ja) 1985-07-24

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