JPH0517290B2 - - Google Patents

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JPH0517290B2
JPH0517290B2 JP1219538A JP21953889A JPH0517290B2 JP H0517290 B2 JPH0517290 B2 JP H0517290B2 JP 1219538 A JP1219538 A JP 1219538A JP 21953889 A JP21953889 A JP 21953889A JP H0517290 B2 JPH0517290 B2 JP H0517290B2
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JP
Japan
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workpiece
semi
coil
pair
portions
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1219538A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0382713A (ja
Inventor
Hyoshi Watanabe
Junji Minoe
Yasuo Muto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electronics Industry Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electronics Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electronics Industry Co Ltd filed Critical Fuji Electronics Industry Co Ltd
Priority to JP1219538A priority Critical patent/JPH0382713A/ja
Publication of JPH0382713A publication Critical patent/JPH0382713A/ja
Publication of JPH0517290B2 publication Critical patent/JPH0517290B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、自動車用ドライブシヤフト等のよう
にほぼ柱状のワークに表面焼入を施すために使用
される高周波焼入コイルに関する。
<従来の技術> 従来より、自動車用ドライブシヤフト等のほぼ
柱状のワークに表面焼入を施すために、ラインコ
イルと称される高周波焼入コイルが使用されてい
る。このコイルは、第6図に示すように、高周波
焼入すべきほぼ柱状のワーク40を、このワーク
40の軸心方向二位置でほぼ半周にわたつて囲む
一対の半環状部51,51と、半環状部51,5
1の相対応する端部を相互に接続する一対のほぼ
直線状の略直線部52,52とを有する。焼入の
際には、ワーク40を回転させながら、一方の略
直線部52に接続された高周波電源30を作動さ
せる。すると、一対の半環状部51,51と一対
の略直線部52,52に流れる高周波電流によつ
てワーク40の表層に高周波電流が誘起される。
この誘起された高周波電流がワーク40の表層を
均一に加熱する。
<発明が解決しようとする課題> このような高周波焼入コイルでは、そのコイル
で焼入できるほぼ柱状のワークの径が限定されて
いるために、径の異なるほぼ柱状のワークを焼入
しようとする場合には、その径に応じたコイルを
製作しなければならなかつた。従つて、コイルの
製作コスストが高くつき、焼入コイルに悪影響を
与えていた。また、このように径の異なるほぼ柱
状のワークを焼入れする際には、即ち、段取換え
の際は、コイルを交換しなければならないので、
作業性の低下も招いていた。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであ
り、太さの異なるほぼ柱状のワークをコイル交換
せずに焼入できる高周波焼入コイルを提供するこ
とを目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明にかかる高周波焼入コイルは、軸芯を中
心として回転しているほぼ円柱状のワークの高周
波焼入すべき周面に接近し前記軸芯方向に形成さ
れ且つワークの径の両端にほぼ対応した位置に配
設された1対の略直線状部と、これら略直線状部
の一端同志および他端同志をそれぞれ接続する一
対のほぼコ字状の半環状部とを備え、前記1対の
半環状部は、前記1対の略直線状部の間隔を変更
し得るように、それぞれの両端部の間で分割さ
れ、且つ分割された半環状部が互いに前記径の方
向に平行移動的に接離し得るように接続されてい
ることを構成の要旨としている。
<作 用> 高周波焼入すべき柱状のワークの太さに応じて
一対の略直線部の間隔を変更することができる。
従つて、ワークの太さが変わつてもワークと略直
線部との距離をほぼ一定に維持することができる
から、太さの異なるほぼ柱状のワークの周面を同
一コイルで支障なく焼入することができる。
<実施例> 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。第1図〜第4図は本発明の一実施例を説明す
るための図面であつて、第1図は高周波焼入コイ
ルの斜視図、第2図はその要部の平面図、第3図
は同じくその要部の正面図、第4図a,bはその
使用状態を示す正面図である。
高周波焼入コイルのコイル本体10は、一対の
半環状部11A,11Bと、半環状部11A,1
1Bの相対向する端部間に架設された一対のほぼ
直線状の略直線部12A,12Bとよりなる。い
ずれの部材も銅等の導電性金属よりなる角筒状の
細管で形成されている。
半環状部11Aはほぼ半円状で、中央部で二つ
の弧状部材11A1,11A2に分割されている。
半環状部11Bもほぼ半円状で、中央部で二つの
弧状部材11B1,11B2に分割されている。弧
状部材11A1と11A2、および弧状部材11B1
と11B2とは、半環状部11A,11Bの軸心
(第1図で矢印Aの方向)に平行なネジ13にて
相互に接続され、そのネジ13を支点として自由
に折曲し得るようになつている。従つて、略直線
部12A,12Bの間隔は任意に調整される。
弧状部材11A1,11A2の接続側端部は閉塞
され、それぞれ給水管14A1、排水管14A2
接続されている。弧状部材11A1,11A2の反
接続側端部はそれぞれ略直線部12A,12Bに
連通している。弧状部材11B1,11B2の接続
側端部は閉塞され、それぞれ排水管14B1,1
4B2に接続されている。弧状部材11B1,11
B2の反接続側端部はそれぞれ略直線部12A,
12Bに連通している。略直線部12A,12B
は半環状部11A,11Bの軸心に平行してお
り、略直線部12Bはほぼ中央部で二分割されて
おり、この分割部分には、給電ヘツド20が接続
部21,21を介して接続されている。
給電ヘツド20は導電板22,22の間に絶縁
板23を挟んだサンドイツチ構造になつている。
導電板22,22には高周波電源30が接続され
ると共に、接続部21,21の一端が接続されて
いる。接続部21,21はコイル本体10と同様
に銅等の導電性金属よりなる角筒状の細管で形成
されている。そして、接続部21,21の上記一
端は、また、給排水管24,24に接続されてお
り、他端は二分割された略直線部12Bにそれぞ
れ連通している。
このような構成の高周波焼入コイルでは、ほぼ
柱状のワーク40に対する焼入が次のようにして
行われる。
ほぼ柱状のワーク40が、断面円形で、その径
が標準値の場合、即ち半環状部11A,11Bが
正規の状態(半円の状態)で処理可能の場合は、
第4図aに示すように、半環状部11A,11B
を正規の状態(半円の状態)にして、その内側に
ワーク40を同心状に位置させる。これにより、
略直線部12A,12Bはワーク40の周面上で
180゜離れた箇所に位置し、その位置で所定の距離
を保つてワーク40の周面に対向する。
ワーク40のセツトが終わると、給水管24,
24および14A1より給水を、排水管給14A2
14B1および14B2から排水を行いながら、ワ
ーク40を回転させ、高周波電源30を作動させ
る。このような給排水によつて、半環状部11
A,11Bと略直線部12A,12Bとが水冷さ
れる。そして、略直線部12A,12Bと半環状
部11A,11Bに流れる高周波電流によつてワ
ーク40の周面の表層に高周波電流が誘起され
る。この誘起された高周波電流によつて、半環状
部11A,11B間でワーク40の周面の表層が
全周にわたつて均一に加熱される。
ほぼ柱状のワーク40の径が標準値より大きい
場合は、第4図bに示すように、弧状部材11
A1,11A2および弧状部材11B1,11B2をネ
ジ13を支点にして両側に開く。これにより、略
直線部12A,12Bの間隔が広がる。こうし
て、略直線部12A,12Bとワーク40の表面
までの距離をほぼ一定に保ち、その状態でワーク
40を回転させながら、高周波電源30を作動さ
せることにより、ワーク40が標準径の場合と同
様に高周波電流により表層加熱される。
なお、略直線部12A,12Bの間隔を広げる
と、ほぼ柱状のワーク40の周面上での略直線部
12A,12Bの相互離反角αは、間隔の増大に
伴つて180゜から150゜、120゜というように徐々に小
さくなる。これにより、コイル効率は多少低下す
るが、略直線部12A,12Bからほぼ柱状のワ
ーク40の表面までの距離は殆ど変わらないの
で、焼入自体に支障は生じない。
次に、本発明の他の実施例を説明する。第5図
はこの実施例を示した高周波焼入コイルの正面図
である。
コイル本体10の一対の半環状部11A(第1
図の半環状部11Bに対応する半環状部は図示省
略したが、第5図の半環状部11Aと同様の構造
を有している)はほぼコ字状をしていて、ほぼ柱
状のワーク40に対して充分に大きく設計されて
いる。そして、半環状部11Aは中央部で一対の
L状部材15A1,15A2に分割されており、一
対のL状部材15A1,15A2は平行移動的に接
離動し得るように分割部でネジ13により連結さ
れている。
第5図の高周波焼入コイルによれば、ワーク4
0の径の増大に伴つて略直線部12A,12Bの
間隔を増大させても、ワーク40の周面上での略
直線部12A,12Bの相互離反角は180゜のまま
に維持される。また、略直線部12A,12Bか
らほぼ柱状のワーク40の表面までの距離も一定
に維持できることは言うまでもなく、本実施例に
おいてもワーク40の太さが変わつても標準径の
ワーク40と同じく均一な焼入れができる。
本発明にかかる高周波焼入コイルは、ドライブ
シヤフトのような軸心方向全体で同一断面形状を
有する柱状のワークに対してだけでなく、段付き
シヤフトのような軸心方向で断面形状の異なるほ
ぼ柱状のワークにも適用することができる。この
場合には、高周波焼入コイルの略直線部12A,
12Bを段付きシヤフト等の外形形状にほぼ対応
するように形成しておけばよい。
<発明の効果> 本発明にかかる高周波焼入コイルは、太さの異
なるほぼ柱状のワークを同一コイルで支障なく焼
入することができるので、少数のコイルで多品種
の焼入を行うことができる。従つて、コイルの製
作コストを低減することが可能である。また、太
さの異なるほぼ柱状のワークを焼入する場合にコ
イルの交換を必要としない。即ち、段取換えを簡
単かつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を説明する
ための図面であつて、第1図は高周波焼入コイル
の斜視図、第2図はその要部の平面図、第3図は
同じくその要部の正面図、第4図a,bはその使
用状態を示す正面図であつて、aはワークが標準
径を有する場合、bはワークが標準径より大きい
径を有する場合を示す。第5図は本発明の他の実
施例を示す高周波焼入コイルの正面図、第6図は
従来の高周波焼入コイルの模式図である。 10……コイル本体、11A,11B……半環
状部、12A,12B……略直線部、13……ネ
ジ、20……給電ヘツド、30……高周波電源、
40……ワーク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 軸芯を中心として回転しているほぼ円柱状の
    ワークの高周波焼入すべき周面に接近し前記軸芯
    方向に形成され且つワークの径の両端にほぼ対応
    した位置に配設された1対の略直線状部と、 これら略直線状部の一端同志および他端同志を
    それぞれ接続する一対のほぼコ字状の半環状部と
    を備え、 前記1対の半環状部は、前記1対の略直線状部
    の間隔を変更し得るように、それぞれの両端部の
    間で分割され、且つ分割された半環状部が互いに
    前記径の方向に平行移動的に接離し得るように接
    続されていることを特徴とする半開放型の高周波
    焼入コイル。
JP1219538A 1989-08-25 1989-08-25 高周波焼入コイル Granted JPH0382713A (ja)

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JPH0382713A JPH0382713A (ja) 1991-04-08
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CN106521131A (zh) * 2016-12-29 2017-03-22 广东和胜工业铝材股份有限公司 一种铝型材快速退火工艺及其装置

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JPS5131979A (en) * 1974-09-11 1976-03-18 Komatsu Mfg Co Ltd Teigoseikakobutsu no kuranpusochi
JPS626127U (ja) * 1985-06-28 1987-01-14

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