JPS6250396B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6250396B2
JPS6250396B2 JP53080492A JP8049278A JPS6250396B2 JP S6250396 B2 JPS6250396 B2 JP S6250396B2 JP 53080492 A JP53080492 A JP 53080492A JP 8049278 A JP8049278 A JP 8049278A JP S6250396 B2 JPS6250396 B2 JP S6250396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
routine
differential transformer
detection element
chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53080492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5511402A (en
Inventor
Kazuhiro Sakata
Takeo Yuminaka
Katsuya Teranishi
Satoshi Nakazawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8049278A priority Critical patent/JPS5511402A/ja
Publication of JPS5511402A publication Critical patent/JPS5511402A/ja
Publication of JPS6250396B2 publication Critical patent/JPS6250396B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エスカレーター、電動通路などの乗
客コンベアの安全装置に係り、特に、スカートガ
ードスイツチなどのスイツチの検出方法の改善に
よる検出精度の向上、保守性の向上に好適な乗客
コンベア安全装置に関する。
〔従来の技術〕
乗客コンベアの行程に傾斜にあるもの、すなわ
ちエスカレーターは第1図に示すように、上下の
機械室にそれぞれ駆動スプロケツト1および従動
スプロケツト2を設け、このスプロケツト1,2
に踏段チエン3を無端状に巻きつけ、これに、踏
段4を列状に取付けている。駆動機械5は駆動チ
エン6により駆動スプロケツト1を駆動する。案
内レール7は踏段4を案内し、また踏段4と同速
度で駆動されているハンドレール8は踏段4の両
側に設けられた欄干9の上を運行する。踏段4と
欄干9の間はスカートガード10によりカバーさ
れている。一方、従動スプロケツト2はスプリン
グ11により引張られ、踏段チエン3をはつてい
る。
このようなエスカレーターでは、以上の装置の
他に、乗客がエスカレーターに巻き込まれないよ
うにするための安全スイツチと、機械装置が故障
したとき直ちに停止して乗客の安全を保つ安全ス
イツチが設けられている。
全者の安全スイツチには、走行部と固定部の間
隙部とか、踏段同志の相対運動の差の部分に設け
られている。例えば、ハンドレール8によりイン
レツト部12に足や手などが引き込まれたとき動
作するインレツトスイツチ13(上部と下部の左
右に計4個設置)、第2図に示すスカートガード
10と踏段4との間に足などが巻き込まれたとき
動作するスカートガードスイツチ14(上部と下
部の左右に計4個設置)が該当する。その他にも
踏段4同志の相対運動により引き込まれたとき動
作する踏段安全スイツチ15(上部の左右に計2
個設置)などがある。
後者の安全スイツチには、エスカレーターが規
定の速度以上となつてとき動作する調速機スイツ
チ21、駆動チエン6が切れたり、規定値以上伸
びたりすると動作する駆動チエン安全スイツチ2
2,踏段チエン3がのびてしまうとスプリング1
1による張力が規定値以下となり、踏段4が規定
の間隔を保てなくなるので、これを検出するた
め、および踏段4の走行路の異物がはさまりロツ
クしたことを検出するため、並びにチエン3が切
断したことを検出するための踏段チエン安全スイ
ツチ23(左右に計2個設置)などがある。この
他に上部の操作盤と下部の操作盤には、それぞれ
非常停止スイツチ31,32が設けてあり、人為
的に非常停止させることもできるようにしてい
る。
なお、上記操作盤には、エスカレーターを上昇
運転させるか、下降運転させるかを区別したスタ
ート押ボタンも設けられている他、停止押ボタン
も設置されている。なお、この種の装置として関
連する従来技術には、例えば、特開昭51−66686
号公報に記載の「エスカレータの安全装置」等が
知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように構成されたエスカレーターの従来
の安全装置では、リレー回路によるワイヤード・
ロジツクであるため、安全装置の機能を現状以上
に向上させようとしても、ハードが増加し、装置
のコストアツプを招き、具体化されないままとな
つている。
すなわち、この機能向上の要求としては、安全
装置には次の欠点を有し、これを解決して、さら
に確実に動作し、保守も容易な装置とする要望で
ある。
1 スカートガードスイツチ14およびインレツ
トスイツチ13に対して、 (1) 乗客が誤まつて、スカートガード10とか
インレツト部12を靴でけとばした場合でも
動作して、停止してしまう。(エスカレータ
ーに不安定な姿勢で乗つている乗客がいる
と、転倒してけがをする可能性があるので、
むやみに止めるのは危険である。) (2) スカートガード10とインレツト部12が
変形してしまい、足が触れただけで動作する
ようになつていても、わからない。
(3) 足がはさまつたときは確実に動作するよう
にスイツチをセツトするのは難かしく、時間
がかかる。スイツチの数が合計8個もあるの
で、問題がある。
2 駆動チエン安全スイツチ22に対して、チエ
ン6が伸びてきて、チエンを張り直す時期がわ
からず、誤動作でエスカレーターを停止させて
しまう。
3 踏段チエン安全スイツチ23に対して、 (1) チエンが伸びていることに気付かないと誤
動作でエスカレーターを止めてしまう。
(2) チエンが伸びる毎にスイツチを移動させな
いと、前述のロツクによりエスカレーターを
止めようとする機能が無くなつてしまう。
(3) このように微妙なスイツチのセツトには時
間がかかる。
以上、3つの例について述べたが、上記3つの
例のうち、例えば1−(1)の解決案として提案され
ている方法(前記特開昭51−66686号公報記載の
方法)によれば、足でけとばしたときは、スイツ
チは瞬間しか投入されないことに着目して、タイ
マにより、解決を図るものであるが、この方法で
は、タイマが8個必要となり、コストアツプのた
め、実際には採用できないというのが実情であ
る。
この他に、多数ある安全スイツチのどれが動作
したか知り、復帰を容易にしたいという要望もあ
るが、各々のスイツチに、記憶のためのリレーを
設けなければならないうえ、その表示も必要であ
るので、大巾なコストアツプとなり、実現できな
いという問題もある。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、異常検出を短時間に確実に行うことが可能な
高機能でしかも安価な乗客コンベア安全装置を提
供するにある。
この目標を達成するため、本発明は、従来技術
で採用されていたワイヤード・ロジツクをやめ、
乗客コンベアの動作状態を検出する検出素子の信
号をコンピユータに入力し、この信号の変化に応
じてコンピユータにより停止指令を出力するよう
にしたことを特徴とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、安全装置を構成する検出素子を、
リミツトスイツチのように取り付け位置を決める
と一定の位置でON,OFFの2値の検出出力値を
出力するものから、差動トランスのように、検出
部のロツドの位置変化に応じて出力値が連続的に
(リニアに)変化する検出素子を用い、この信号
をマイクロコンピユータに取り込み演算処理によ
り、安全装置が動作したかどうか検出することに
より、達成される。
〔作 用〕
差動トランスのような検出素子をリニア出力が
得られる位置までロツドを挿入してセツトする。
この信号をマイクロコンピユータはその値の過去
の値と現在の値とを用いて演算した信号の変化量
が、所定値以上の場合停止指令を出力するように
動作する。それによつて乗客コンベアを停止し、
安全を保つので、検出素子のロツドの位置が多少
狂つていても検出でき、またチエンが伸びたり、
スカートガードの変形があつても検出することが
可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面を参照して詳細に説明す
る。
第3図は本発明の一実施例に係る安全装置の全
体構成を説明するためのブロツク図である。エス
カレーターへの電源は遮断器51を通して与えら
れ、駆動機械5へは、サーマルリレー53、上
昇、下降切替用開閉器55,57の接点55a,
57aを経て、機械5内のモータ59とブレーキ
61に接続されている。一方、信号制御装置63
へも遮断器51より電源が供給されている。
第4図は信号制御装置63の詳細なブロツク図
であるが、この装置内にある電源部は周知なもの
であるので図示していない。マイクロコン(マイ
クロコンピユータ)81はMPU(Micro Process
−ing Unit)83を中心として、ROM(Read
Only Memory)85,RAM(Random Access
Memory)87,PIA(Peripheral Interface
Adapter)89,91,93,ACIA
(Asynchronous Communication Interface
Adaprer)95により主として構成されている。
なお、マイクロコンには様々な種類があるが、本
実施例では株式会社日立製作所製のHMCS.6800
フアミリーの素子を用いているので、このマイク
ロコンフアミリーに最適なシステム構成となつて
いる。また、上記の各素子の具体的形式名は
MPU83はHD46800,PIA89,91,93は
HD46820,ACIA95はHD46850であり、ROM8
5,RAM87は、一般的な半導体メモリで良
い。このマイクロコン81の簡単な説明を行なう
と、MPU83からは各素子に対してアドレスバ
ス97,データバス99が各々の素子の端子A,
Dに接続されている。そして、図示していないク
ロツクパルスジエネレー9からのクロツクにより
MPU83は動作し、プログラムが格納されてい
るROM85より、命令を取り出し、解釈して、
データが格納されているRAM87と、各PIAま
たはACIAよりデータを取り出し、または、デー
タを出力して様々な処理をしていくものである。
マイクロコン81には以上の他のタイマ101
からの信号がMPU83のIRQ端子に入力され
て、一定周期毎にマイクロコン81に割込が入
り、そのたびごとに、一定のプログラムが実行さ
れたり、そのタイマによる割込回数をカウントす
ることにより経過時間(時刻)を知ることもでき
る。その他コネクタ103がアドレスバス97,
データバス99に接続されており、そこには携帯
用CRT(Cathode Ray Tubu)デイスプレイ1
05を接続して、マイクロコン81からの表示デ
ータを人間が読み取るために使用する。なお、こ
のCRTデイスプレイ105内には周知のCRT部
のク動回路も含まれており、MPU83から、デ
イスプレイ上の表示場所のアドレスを指定してデ
ータを送ると、そのデータが文字として変換され
て表示されるものである。なお、さらにこの部分
にキーボードを接続することにより、マイクロコ
ン81と対話しながら処理することも可能である
が、本発明に関係しないので除く。
以上説明したものはMPU83と直接結合され
ているものであるが、前述の安全スイツチなど
は、PIAを通じて間接的に結合されている。以
下、この部分について説明する。
今回の実施例では、前述のスカートガードスイ
ツチ14およびインレツトスイツチ13、駆動チ
エン安全スイツチ6、踏段チエン安全スイツチ2
3の合計11個のスイツチの代りに、差動トランス
を用いたもので説明する。この11個の差動トラン
スは、第4図において差動トランス107として
図示してある。この差動トランス107の動作は
可動部が動いた量だけリニアに電圧を出力する周
知のもので、この出力はアナログマルチプレクサ
109に入力されている。このアナログマルチプ
レクサ109のアドレス入力はPIA89のBポー
ト111からの出力が接続されて、11個ある差動
トランスの出力を選択して次のA/D変換器11
3の入力として送り出す役目をしている。A/D
変換器113はこの入力をデイジタル信号に置き
換えるものであるが、PIA89のCA端子からの
信号によりアナログ信号をデイジタル信号に変換
を開始し変換終了すると、逆にPIA89のCA端
子に終了信号を送るものである。この信号がPIA
89にくるとMPU83により差動トランス10
7の信号がデイジタル値としてRAM87内に記
憶されて、処理される。
この他には上昇スタート押ボタン121,下降
スタート押ボタン123、停止押ボタン125,
非常停止スイツチ127,129,およびその他
の安全スイツチ131などがPIA89の入力端子
に接続されている。
以上がマイクロコン81への入力であるが、出
力としては、PIA93から出力バツフア141を
経て開閉器55,57に接続されている。この他
には、音響警報および表示ランプ兼用の警報器1
43が接続されている。
以上の他に、マイクロコン81には、他のコン
ピユータと通信するためのACIA95が設けられ
ているが、これは、エスカレーターの集中監視シ
ステムと接続されて、個々のエスカレーターの動
作状態がわかるようになつている。なお、この部
分については本発明と関係がないので説明を省略
する。
第5図は駆動チエンの動作状態を検出する検出
装置の取付図である。図において、駆動チエン6
と接触するようにシユー161がレバー163,
ピン165により支えられ、一方レバー163と
一緒に差動トランス107を動作させる作動レバ
ー169が動くようにする。このように構成すれ
ば、駆動チエン6がゆるんでくると、差動トラン
ス107のロツド171が出てくるようになる。
このため、差動トランスの特性を第6図のものと
すれば、ロツドの突出長さをl1としてセツトして
おけば良いことがわかる。このようにセツトし
て、ロツドの位置がl2の点になると、チエンの伸
びが著るしいとして警報を発し、l3の位置ではチ
エン切断と断判してエスカレーターを停止させる
と良い。
第7図は踏段チエンの動作状態を検出する検出
装置の取付図である。従動スプロケツト2は軸受
181により支えられているが、この軸受は水平
に移動できる構造となつており、スプリング11
により引張られている。このスプリング11の軸
受181側のロツドには作動片183があり、軸
受の移動と同じに移動するように構成しているの
で、この作動片183により差動トランス107
が動作するようになつている。この場合の差動ト
ランスは第6図の特性のロツドの突出量l3となる
位置でセツトするのが良い。そして、チエンが伸
びて、l2になるとチエンの伸びの警報を発し、l3
(後述するようにチエンが伸びて来た場合はl3
なくとも良い)より左右にずれるとチエンのロツ
クとしてエスカレーターを止めるようにする。さ
らにl1より超えた場合は、チエンの切断とのこと
でエスカレーターを非常停止させると良い。
スカートガード部分とかインレツト部分の動作
状態を検出するための差動トランス107の取付
方法はほぼ同一なので、スカートガード部分の差
動トランスで説明する。第2図において、差動ト
ランス107をほぼロツドの突出量l3でスカート
ガード10に接触するようにセツトする。このよ
うにしておくと、物がはさまつたときはl3より
l2,l1の方へ移動する。この場合、例えば、l3
りl2へ達した時点で異物がはさまつたことでエス
カレーターを停止させ、常時l2の位置になつたの
では、スカートガード10が変形したものとし
て、保守要求警報を出すようにするのが良い。な
お、このスカートガード部分の差動トランス10
7の動きであるが、例えば靴でけとばしたときは
瞬間であるため第8図のような動きとなり、本当
に足がはさまつたような時は第9図のような動き
になる。すなわち、第9図においては、スカート
ガード10と踏段4の間にはさまるのは、差動ト
ランス107があるところからでなく、それ以前
からで、この差動トランスのある場所ではその恐
れはほとんどない。従つて、この差動トランス1
07の動きは、エスカレーターの速度と一致す
る。ところが、けとばされたときは、その速度に
無関係に急速に動作するものであるから、この差
動トランスの時間による変化量を調べることによ
り、この区別ができることになる。
本実施例では、この原理を応用してエスカレー
ターの動作状態をチエツクしている。なお、図か
ら明らかに動作している時間によつても良いこと
がわかるが、この場合では、タイマの時間分だ
け、動作遅れが生じて、エスカレーターの停止す
るのが遅くなる欠点が生じる。
以上で、安全装置のハードウエア構成について
の説明を終了し、以下においては、ソフトウエア
構成について説明する。
第10図はコンピユータで常時処理しているタ
スクである。端子201では電源投入と同時にル
ーチン203が自動的に起動されて、マイクロコ
ン81内のイニシヤライズが行なわれる。具体的
に言えば、割込マスクのセツトを行ない、PIA,
ACIAのセツトを行ない、RAM87内のクリアと
同時に各一時記憶場所の所用の初期データセツト
も行なわれる。この他に、MPU83内のスタツ
クポインタなどもセツトされて、最後に、割込マ
スクの解除が行なわれて、次のルーチン205に
進む。
ルーチン205は、差動トランスの信号の処理
の結果エスカレーターを停止しなければならない
かどうか調べるルーチンで、具体的に言えば、エ
スカレーター停止フラグが“1”かどうか調べる
ものである。この結果が“1”であれば、次のル
ーチン207へ進む。
ルーチン207では、エスカレーターの停止が
正常な停止の停止押ボタン125により行なわれ
たのかどうかチエツクする。そうでなければ、次
のルーチン209へ進む。
ルーチン209ではまず、差動トランスが動作
したものであるから、警報器143を動作させて
やるため、PIA93より出力してやる。
そして、次のルーチン211ではCRTデイス
プレイ105があるものとして、CRTに第20
図の表示例の如く、「サドウトランスドウサ」と
まず表示する信号を送り出したのち、次のルーチ
ン213に進む。
ルーチン213では、どの差動トランスにより
動作したかを調べるために、各々の差動トランス
の動作フラグをすべて調べてみる。
そして、次のルーチン215では、その結果に
該当する差動トランスのデータをCRTデイスプ
レイ105に送付してやる。この結果、第20図
の例の如く表示される。
次は、ルーチン217で、保守要求が出されて
いるか調べるルーチンである。
そして、この結果、保守要求が出されていれ
ば、ルーチン221で、第20図の如く表示され
る。
以降はルーチン205以下が繰り返される。な
お、この繰返しがあるため、CRTデイスプレイ
105が、接続された時点からでも直ちに表示す
ることが可能となつている。
この動作を総合的に言えば、差動トランスが動
作すると、警報器143から警報が出されるの
で、携帯用CRTデイスプレイ105を持つてき
て、コネクタ103に接続すると、どの差動トラ
ンスが動作したか直ちに判明する効果がある。な
お、保守要求表示に関しては、朝起動するときと
か、夜停止するときにCRTデイスプレイ105
を接続して、保守要求表示があるかどうか調べる
ことにする等の処理をとつているので、本実施例
では、保守要求があることの表示は特に常設して
いない。
このように携帯用のCRTデイスプレイで、表
示を、人間が理解しやすい文章の形で表示してい
るので、保守し易い上に、携帯用で良いので、一
つのビルデイング内で一台ですみ、個々のエスカ
レーターに設けておくことに比較し、非常にコス
トの面で有利となる。
第11図は、タイマ割込により定期的に処理さ
れるタイマ割込タスクである。
端子241では、タイマ101よりの信号が
MPU83のIRQ端子に送られてくると起動され
ることを示す。
次のルーチン243は、PIA89,91からの
データ取込のルーチンで、このルーチンによりデ
ータが定期的に取込まれると、次のルーチン24
5に進む。
ルーチン245では、接点の信号を取込んで、
ONしているか、OFFしているか判定するだけで
良いルーチンを示す。
次のルーチン247では、駆動チエン部分の差
動トランスのデータ処理を行ない動作している
か、保守要求を出すかを処理するルーチンであ
る。
次のルーチン249は、複数の差動トランスの
夫々から時系列的に得られる複数個のデータの平
均値をとるためのもので、本実施例では、11個の
差動トランスがあるが、このうち、踏段チエーン
部分、スカートガード部分、インレツト部分に設
けられた差動トランスの夫々から時系列的に得ら
れる一定個数N個の平均値をとるルーチンである
(このルーチン249の詳細については後述す
る)。この平均値、すなわち、差動トランスの出
力値の過去の値と現在の値とを用いて演算して得
た信号の値を用いて、後述するルーチン255の
処理を実行するので、前述した、第8図に示した
ような、靴でけとばした場合の差動トランスの動
作と、第9図に示したような、本当に足がはさま
つた場合の差動トランスの動作を識別することが
可能となる。なお、これらの差動トランスの合計
11個のうち1個の場合のみ、図示してある。
ルーチン251は、平均値を算出したあとで、
行なうルーチンであり、この結果をもとにして、
踏段チエン部分の差動トランスの処理を行なうも
のである。なお、この差動トランスは2個ある
が、1つのみ図示してある。
ルーチン253は、この駆動チエン部分の差動
トランスの処理後行なうもので、次のルーチン2
55のスカートガード部分の差動トランスの処理
とか、インレツト部分の差動トランスの処理に使
用するために、取込んだデータに急変がないかど
うか調べるものであり、けとばされて急変したか
どうかを判定するものである。
そして、次のルーチン255のスカートガード
差動トランス処理では、スカートガード部分の差
動トランスが動作したかを処理するものである。
なお、スカートガード部分の差動トランスは4個
あるが代表して1個のみの動作を図示してある。
なお、機構的に同一であるインレツト部分の差動
トランスもルーチン255で代表して図示してあ
る。
そして、これら差動トランスの処理がすんだあ
とで、エスカレーターを動かす開閉器の処理をル
ーチン257で行ない、端子259で、タイマ割
込からもどり、前述のタスクが実行される。
第12図は、ルーチン243の詳細である。ス
テツプ271では、差動トランスの出力をマイク
ロコン81に入力するため、まず、差動トランス
のアドレスをPIA89のBポートより出力し、そ
して、アナログマルチプレクサ109を切替え
て、A/D変換器113に入力し、そのA/D変
換器113に対して変換スタート信号を、ステツ
プ273で送つてやる。
そして、ステツプ275で、変換終了したかを
チエツクして、終了したならば、次のステツプ2
77で、PIA89のAポートのデータをRAM8
7内の所定の場所内に記憶する。
ステツプ279は、差動トランス11個がすべて
出力取込を終了したか調べるもので、終了してい
ないときは、PIA89のBポートに次の差動トラ
ンスのアドレスをステツプ271でセツトして、
取込むものである。
次のステツプ281では、ON,OFFのデータ
だけで良いPIA91のA,Bポートのデータを取
込み、それぞれ、所定の場所に記憶するものであ
る。
そして、端子283で、次のルーチン245へ
進む。
第13図はルーチン245の詳細である。この
図においては、多数ある安全スイツチのうち、一
つのみしか図示してないが、他は同様なプログラ
ムである。
ステツプ301では、安全スイツチの接点の状
態を見て、通常OFFしている接点がONすれば動
作、ONしている接点がOFFすれば動作と判定す
る。
次のステツプ303は、そのスイツチが動作し
ていることを各々のフラグを“1”としてRAM
87に記憶しておく処理である。
そして、次のステツプ305では、エスカレー
ターを停止させるためのフラグも“1”として、
前述のルーチン205で、エスカレーターの停止
表示を行なう。
そして、端子307でもどり、次のルーチン2
47へ進む。なお、この図では、1組しか図示し
ていないが、これは、それぞれのON,OFFする
接点毎にこのルーチンがあり、それぞれを処理す
るものである。
第14図はルーチン247の詳細である。ステ
ツプ321では前回までのタイマ割込時の処理で
駆動チエン部分の差動トランスが動作と判定され
たかを調べるもので、すでに動作しているのなら
ば、端子331へ飛び、このルーチンの処理は行
なわない。動作していないならば、次のステツプ
323に進む。
ステツプ323では、ルーチン243ですでに
取込んである駆動チエン部分の差動トランスのデ
ータをACC(Accumlator……MPU81内のレジ
スタの一つである)に移し、そして、次のステツ
プで比較する準備を行なう。
ステツプ325では予かじめ定めている値Vl3
(第6図のロツド突出量l3の位置の電圧)と比較
し、大きければ、チエンが切断して、差動トラン
スのロツドが突出しきつているので、ステツプ3
33で駆動チエン部分の差動トランスが動作した
ことを記憶して、さらに、次のステツプ335
で、エスカレーターを停止するためのフラグを
“1”としてやる。
ロツドの突出量がl3より少なければ、0かまた
は負であるので、次のステツプ327へ進み、さ
らにロツドの突出量がl2より大きいかどうか調べ
る。少さければ、異常はないので、端子331へ
行く。大きければ、チエンが伸びすぎているの
で、駆動チエン部分の差動トランスの保守要求フ
ラグをステツプ329で“1”としてやる。
第15図はルーチン249の詳細である。この
ルーチンは踏段チエン部分の差動トランス用であ
る。スカートガード部分や、インレツト部分の差
動トランスも同様に、このようなルーチンを使用
しているが、同一のためこのルーチンで代表して
図示し、他は省略している。
ステツプ351では踏段チエン部分の差動トラ
ンスのデータをACC内に移し、次の処理に備え
る。
ステツプ353では、このデータをRAM81
内の架空のシフトレジスタ内に記憶し、古いデー
タを消去する。さらに詳しく言えば、例えばN個
のデータを記憶しておくためにMPU81内のイ
ンデツクスレジスタを使用し、インデツクスレジ
スタが指示するRAM81内の記憶場所に記憶す
るようにする。そして、記憶が終了した場合は、
そのインデツクスレジスタを+1して、次の記憶
場所を示す。このようにして順次新しいデータを
記憶していつた後に、インデツクスレジスタの内
容がN個目を指示して、N個目に記憶したなら
ば、最初の0に戻して、以下続行すると、N個の
データが常時記憶されており、新しいデータが入
ると古いデータが消されることになる。
ステツプ355ではこのようにして作つたN個
のデータから平均値を作るものである。この具体
的手法としては、2つのデータを加算したあと、
右シフトを行なつて除算を行ない算出するもので
ある。
ステツプ357は、このようにして算出された
データを、使い易くするため、所定の記憶場所に
記憶しておく処理である。
このルーチンで平均値を算出する意味は、デー
タが急変しているかどうか調べるためで、この処
理を行なうために、従来例にない高機能が発揮さ
れるものである。すなわち、各差動トランスのセ
ツトが少々ラフでも、また、チエンなどが伸びて
も、伸びた状態における値(平均値)からの偏差
で差動トランスが動作したかどうか判定するから
である。
第16図はルーチン251の詳細である。この
ルーチンは図示していないが、踏段チエン部分の
差動トランス2個それぞれにあるが、まつたく同
一なので一方のみで説明する。
ステツプ381および383は、前回以前でこ
の差動トランスが動作していた場合は処理の必要
がないので、これをチエツクするものである。
ステツプ385では、先ずすでに取込んである
データを以下の処理のためにACCへ移すもので
ある。
ステツプ387は、まずチエンが切断されたか
どうか調べるものである。すなわち差動トランス
のロツドの突出量が、チエン切断のためにl1にな
つていないか調べる。負の場合は、切断であるの
で、ステツプ403で、切断したことを記憶し、
そして、ステツプ399で、エスカレーター停止
のための処理をして端子401へ進む。
チエン切断でなければ、次のステツプ389で
保守要求信号を出すべきかどうかロツドの突出量
l2を超えているかどうかで調べる。超えている場
合はステツプ391で、保守要求のフラグを出
し、いずれの場合でも次のステツプ393へ進
む。
ステツプ393では、ルーチン249で算出し
ていた平均値より現在のロツドの突出量がどのく
らいか調べるために、まず差を出すものである。
そして、次のステツプ395で、その差が、予
かじめ定められている偏差Kcより大きいかどう
か調べる。小さければ異常はないので、次の端子
401へ進み、異常があれば、ステツプ397
で、チエンがロツクしたことを表示してステツプ
399、端子401へ進む。
このように踏段チエンが切断したとき動作する
のは勿論であるが、エスカレーターがロツクした
ときも、平均値よりの偏差で判定するので、チエ
ンが伸びてきた場合でも正確に行なうことがで
き、従来例のように、チエンの伸びに追従してい
くことができないものでは、誤動作の恐れがあ
り、大きなロツクのみしか検出できないという欠
点はなくなる。さらに、平均値からの偏差で検出
しているので、チエンの脈動などの影響もさけら
れて、正確にわずかなロツクでも検出できるよう
になる。なお、ロツクしたときロツドの突出量が
l2になつた場合でも保守要求を出力するようにし
ているので、早く保守が行なわれ安全である。
第17図はルーチン253の詳細である。この
ルーチンは、スカートガード部分の差動トランス
用4個、インレツト部分の差動トランス用4個の
計8個の差動トランスについて、それぞれ有る
が、代表として、ルーチン253で説明する。な
お、図示しない他のルーチンも全く同様である。
ステツプ421は、次のステツプのために
ACCに目的のデータを移すものである。
ステツプ423は、前回のタイマ割込時に入力
したデータと今回のデータとの差をとる処理であ
る。
ステツプ425は、この差が規定値Kjより大
きいかどうか調べるものである。この規定値Kj
は第8図,第9図で説明したように変化の差が、
エスカレーターの速度に関係した値か、それ以外
の急峻な変化か調べるためのものである。すなわ
ち、規定値Kjより大きいときは、けとばされた
ような時のため、ステツプ429で、順序良く動
作していないということが、順序フラグを“0”
とし、小さいときは、順序良く動作しているとい
うことで、順序フラグを“1”とする。なお、ス
テツプ425の式からわかるとおり、異物が通り
すぎてもとにもどるときは差が負となるので、必
ずステツプ427へ行くことになる。
ステツプ431は、ステツプ421と同じで、
以上の処理がすんだあとに、ステツプ433で前
回のデータの記憶場所に今回のデータを入れて、
次回のための準備をするものである。
第18図はルーチン255の詳細である。この
ルーチンは、スカートガード部分、インレツト部
分の差動トランスの合計8個にそれぞれあるルー
チンの代表として説明する。他のルーチンは、こ
れと全く同一である。
ステツプ461では、すでに動作しているかど
うか調べ、動作していなければ、このルーチンの
処理に入る。
ステツプ463では、この差動トランスのデー
タをACCに移して、次の処理に備える。
ステツプ465では、このデータとすでに算出
されている平均値との差をとり、次のステツプ4
67でその差が所定の動作点まで達しているかど
うか調べる。この処理においては、差動トランス
のロツドが、スカートガードに接触するようにセ
ツトしているため、その差はほとんど0か負であ
るので、動作かどうか判定するための偏差値Ks
を加算した結果が負となると、異常動作と判定
し、正であれば正常と判定する。
異常動作と判定したときはステツプ469へ進
み、順序フラグが“1”かどうか調べる。“1”
でないときは、変化が急峻であり、けとばされた
等であると判定して、何も信号を出さずに端子4
75へ進む。一方、“1”であれば、ステツプ4
71でこの差動トランスの動作フラグを“1”と
し、ステツプ473でエスカレーターを停止する
処置をして端子475へ進む。
一方、ステツプ467で正であれば、次にステ
ツプ477へ進み、再び、データをACCに移
し、ステツプ479で、その値が、差動トランス
のロツドの突出量がl2以下か調べ、そうであれば
ステツプ481で、保守要求フラグを“1”とす
る。なければ端子475へ進む。
こ合ように、スカートガード10に差動トラン
スのロツドを接触させて、セツトするだけで良い
ので、セツトは容易であり、さらに、スカートガ
ード10の変形が多少生じても、なんらさしつか
えなく、正確に動作させることができる上で、け
とばしたときのような急峻なものは除くことがで
き、また、その判定に到るまでの時間も早くする
ことができ、さらに、スカートガードの変形量が
大となつたときは保守要求も出力することができ
るので、極めて高機能とすることができる。
第19図はルーチン257の詳細である。ステ
ツプ501は、停止フラグがないか調べるもの
で、停止フラグがあるときはステツプ517,5
19で、各開閉器を遮断して、エスカレーターを
止めるものである。停止フラグがないときはステ
ツプ503で、上昇運転を行なつているのかどう
か調べ、行なつているのならば、何も処理をせず
に端子513へ進む。
上昇運転を行なつていないのならば、次は、下
降運転を行なつているかどうかステツプ505で
調べる。行なつているのならば、端子513へ進
み、行なつていないのならばステツプ507へ進
む。
ステツプ507,509は、今までの処理で、
エスカレーターは動いていないので、この時点で
動かすかどうか調べるものである。動かすのであ
れば、それぞれの開閉器をステツプ515,51
1で投入してやり、端子513へ進む。そうでな
ければ、ステツプ517,519で、開閉器遮断
の処理をして、端子513へ進む。
以上本実施例による個々の効果をまとめると、 1 各差動トランスの信号を処理することにより
保守要求を出力することができるので、保守が
適切に行なわれるようになる。特にスカートガ
ードの変形による誤動作を防ぐ効果が大であ
る。
2 スカートガード部分、インレツト部分の差動
トランスの信号を処理する場合には、わずかな
変形等には、関係なく偏差で動作するので、正
確に検出できるようになつた。
3 また、急峻な変化は除くことができるので、
けとばすような時には動作しないようにでき
る。さらに、タイマで除く場合に比較して、検
出の時間が早いので、早くエスカレーターをと
めることができる。
4 踏段チエン部分の差動トランスの信号を処理
する場合には、チエンの伸びを平均値をとるこ
とにより除いているので、わずかな変化でも検
出でき、従来例より、わずかなロツクでも検出
できる効果がある。
5 携帯用のデイスプレイ装置でも表示できるよ
うにしたので、多数あるエスカレーターにそれ
ぞれ設けなくとも良く、安価にできる。
6 表示装置として、キヤラクタデイスプレイを
用いたので、保守員は、わかり易く、誤まらず
に処理をとることができる。
7 メモリ内の値Kj,Kc,Ksを変更すること
で、簡単に、動作感度を変えることができる。
以上の実施例ではエスカレーターの各部分の動
作状態を検出するため、差動トランスを使用した
が、差動トランス以外の、例えば、光ビームの遮
断量によるもの等のほぼリニアな出力が得られる
ものであれば何でもよい。
また、表示装置としてデイスプレイ装置を使用
したが、簡単なデイジタルプリンターで、故障内
容を表示しても良いし、それを携帯用として、コ
ネクターに差し込むと打出すようにしてもよい。
さらに、キーボードを接続してやり、対話形で、
内容を表示させてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、安全装
置の検出素子のセツトが容易になり、また、この
検出素子の保守も行わなくとも済むという効果を
奏し、さらに、異常検出を短時間に確実に行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエスカレーターの概略側面図、第2図
はエスカレーターのスカートガード部分の断面
図、第3図は本発明の一実施例に係るエスカレー
ター安全装置の全体構成を示すブロツク図、第4
図は同じく信号制御装置の詳細ブロツク図、第5
図は上部機械室の詳細側面図、第6図は差動トラ
ンスの特性図、第7図は下部機械室の詳細側面
図、第8図及び第9図はスカートガード部分の差
動トランスの動作説明図、第10図は本発明の一
実施例に係るエスカレーター安全装置のソフトウ
エア構成説明のための概略フローチヤート、第1
1図は同じくタイマ割込時のフローチヤート、第
12図ないし第19図は第11図の詳細フローチ
ヤート、第20図は本発明の一実施例における
CRTデイスプレイの表示例を示す説明図であ
る。 55,57……開閉器、81……マイクロコ
ン、101……タイマ、103……コネクタ、1
05……CRTデイスプレイ、107……差動ト
ランス、109……アナログマルチプレクサ、1
13……A/D変換器、141……出力バツフ
ア、143……警報器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 無端条帯と、この無端条帯を駆動する駆動機
    械とを備えた乗客コンベア、この乗客コンベアの
    駆動チエーン、踏段チエーン、スカートガード、
    及びインレツト部等の各部のうち、少なくとも一
    個所以上の動作状態を検出する検出素子と、この
    検出素子の信号が入力され、この信号の変化に応
    じて停止指令を出力するコンピユータとを備えた
    乗客コンベア安全装置において、前記検出素子
    は、検出部のロツド等の位置変化に応じて出力値
    が連続的に変化する検出素子とし、前記コンピユ
    ータは、この検出素子の出力値の過去の値と現在
    の値とを用いて演算した信号の変化量が、所定値
    以上の場合に停止指令を出力するように構成され
    たことを特徴とする乗客コンベア安全装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記コンピ
    ユータは、乗客コンベアの制御を行なうように構
    成されたことを特徴とする乗客コンベア安全装
    置。 3 特許請求の範囲第1項において、前記コンピ
    ユータに前記検出素子の信号を表示するための表
    示端子を設けたことを特徴とする乗客コンベア安
    全装置。 4 特許請求の範囲第1項において、前記検出素
    子は、差動トランスからなることを特徴とする乗
    客コンベア安全装置。 5 特許請求の範囲第1項において、前記検出素
    子の出力値の過去の値と現在の値とを用いての演
    算として、過去の値より求めた平均値と現在の値
    との偏差値を演算し、この変化値が所定値以上と
    なつたとき、前記停止指令を出力することを特徴
    とする乗客コンベア安全装置。
JP8049278A 1978-07-04 1978-07-04 Conveyor safety apparatus Granted JPS5511402A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8049278A JPS5511402A (en) 1978-07-04 1978-07-04 Conveyor safety apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8049278A JPS5511402A (en) 1978-07-04 1978-07-04 Conveyor safety apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5511402A JPS5511402A (en) 1980-01-26
JPS6250396B2 true JPS6250396B2 (ja) 1987-10-23

Family

ID=13719785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8049278A Granted JPS5511402A (en) 1978-07-04 1978-07-04 Conveyor safety apparatus

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5511402A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57116678U (ja) * 1981-01-13 1982-07-20
JPS59177291A (ja) * 1983-03-25 1984-10-06 株式会社東芝 エスカレ−タの安全装置
JPH0241706A (ja) * 1988-08-03 1990-02-09 Toshiba Kokan Kk 金属管の絞り加工方法及びその装置並びに金属管の絞り研磨加工方法及びその装置
JPH0729749B2 (ja) * 1989-07-21 1995-04-05 株式会社日立製作所 乗客コンベアの制御装置
JPH0747460B2 (ja) * 1990-03-02 1995-05-24 株式会社日立製作所 乗客コンペアの制御装置
JP2003321186A (ja) * 2002-04-30 2003-11-11 Mitsubishi Electric Corp 乗客コンベヤーの運転管理装置
JP4504407B2 (ja) * 2007-09-25 2010-07-14 株式会社日立製作所 乗客コンベアのチェーンたるみ量診断装置および診断方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5166686A (ja) * 1974-12-06 1976-06-09 Hitachi Ltd Esukareetanoanzensochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5166686A (ja) * 1974-12-06 1976-06-09 Hitachi Ltd Esukareetanoanzensochi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5511402A (en) 1980-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1191634A (en) Elevator servicing methods and apparatus
EP2421787B1 (en) Conveyor safety control
KR100195388B1 (ko) 승객콘베어의 제어장치
US5923005A (en) Equipment for approach area monitoring for escalator and travelling walkways
US6170614B1 (en) Electronic overspeed governor for elevators
CN1371859A (zh) 电梯安全装置
WO2007031106A1 (en) Optically monitoring comb-line of escalators and moving walks
JPS6250396B2 (ja)
SG188040A1 (en) Controller for elevator
US6439350B1 (en) Differentiating elevator car door and landing door operating problems
CN112478963A (zh) 一种电梯控制辅助系统及电梯控制方法
US5886497A (en) Control arrangement for escalator or moving walk
JPS6135113B2 (ja)
JPS6224354B2 (ja)
EP3670420A1 (en) Security detection method and device for escalator
CN107108155A (zh) 电梯点检装置
JP3408953B2 (ja) エレベータの診断運転装置
JPH09272687A (ja) エスカレータの手摺ベルトスリップ監視システム
EP1670713B1 (en) Display apparatus for conveyor
KR900004115B1 (ko) 엘리베이터 제어장치
CN110011593A (zh) 用于乘客运输设施的安全电路板
CN216549166U (zh) 一种扶梯安全保护系统
JP2633828B2 (ja) エレベーターの端階減速監視装置
JPS6117747B2 (ja)
JP2693854B2 (ja) 乗客コンベアの安全装置