JPS6250351A - 反応性可塑剤 - Google Patents

反応性可塑剤

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JPS6250351A
JPS6250351A JP19138885A JP19138885A JPS6250351A JP S6250351 A JPS6250351 A JP S6250351A JP 19138885 A JP19138885 A JP 19138885A JP 19138885 A JP19138885 A JP 19138885A JP S6250351 A JPS6250351 A JP S6250351A
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JP
Japan
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rubber
polysulfide
plasticizer
formula
reactive plasticizer
Prior art date
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Pending
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JP19138885A
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English (en)
Inventor
Satokichi Baba
馬場 聡吉
Teruyuki Sato
佐藤 輝行
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はゴム用反応性可塑剤に関する。
し従来の技術〕 従来、ゴム用反応性可塑剤としてポリブタジェンあるい
はポリイソプレンなどを主鎖にもつポリエンポリオール
およびそのアルキレンオキサイド付加物が知られている
(例えば特開昭56−81846号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし上記可塑剤は反応性であっても、加硫時ゴムと充
分反応せず、一部の千反応の可塑剤が加硫ゴムの表面上
にブリードアウトしてベトついたり、また溶剤に抽出さ
れるという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らはゴム表面上にブリードアウトせず、かつ溶
剤にほとんど抽出されない反応性可塑剤について検討し
た結果、本発明に到達した。
すなわち1本発明は一般式 (式中、Xはメルカプト基、または式H(OR’)eO
R8m−で表わされる基、RはC2〜C20のアルキレ
ン基、R′は62〜C2Qのアルキレン基またはアリー
ル置換アルキレン基、e 、 6’はOまたは正の整数
でLl!’が1〜50、mは1〜8.nは2〜280で
ある。)で示されろポリサルファイドからなることを特
徴とするゴム用反応性可塑剤である。
−般式(11においてRの02〜C20のアルキレン基
としては、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン(1
,2−; 1.3−、2.a−; 1,4−ブチレン)
1−ヘキシルエチレン基およびこれらの二挿具との基が
挙げられる。これらのうち好ましいものはC2〜C8の
アルキ】/ン基である。
R′の02〜C20のアルキレン基としては1例えばエ
チレン、プロピレン、ブチレン(1,2−、2,8−ブ
チレン)、1−ヘキシルエチレン基およびこれらの二種
以上の基が挙げられ、ま丁こアリール置換アルキレン基
としては−CHCa H5CH2−基が挙げられる。こ
れらのうち好ましいものはエチレン、プロピレンおよび
−CHC6H5CH2−基である。g+g’は通常1〜
50.好ましくは1〜30.特に好ましくは1〜14で
ある。l++6’が1〜50の範囲でe+e’が1未満
のものに比べて可塑性又は、低温度での物性が向上する
。mは通常1〜8、好ましくは1〜4である。nは通常
2〜280、好ましくは4〜100である。
一般式(1)で示されるポリサルファイドの分子量〔平
均分子量〕は通常500〜50.000 、好ましくは
700〜18.OOOである。分子量が500未満では
ゴムとの相溶性が悪くブリードアウトを起こし50,0
00を越えると粘度が上昇し加工性に劣り、また可塑化
効果も減少する。
粘度(40℃、ポイズ)は通常O,a〜7000 、好
ましくは3〜aooo  である。
本発明の反応性可塑剤の具体例は下記の表1に示した通
りである。
表  1 米1 メルカプト基およびH(OR’ ) / OR3
m−基以下A2〜悪8も同じ 一般式(1)で示されるポリサルファイドの製造方法と
しては、アルキレンクロルヒドリン(C2〜C20)の
アルキレンオキサイド付加物あるいは必要によりこれと
アルキレンクロルヒドリンの混合物をパラホルムアルデ
ヒドでフォルマール化してジクロライドとし、これより
公知の方法(例えば米国特許2,466,963の方法
)により多硫化ナトリウム(Na2Sm)  と反応さ
せることによって製造することができる。
また必要により上記ポリサルファイドは、公知の方法例
えば米国特許2,466,968の方法により水ハ化ナ
トリウムと亜硫酸ナトリウムにより解重合し、所望の分
子量のものを得ることができる。
上記フォルマール化の工程で若干のアルキレンクロルヒ
ドリンのアルキレンオキサイド付加物がフォルマール化
されずに残る場合、上記の方法で得られるポリサルファ
イドの末端基の一部または全部は水酸基となっている。
本発明の反応性可塑剤は単独、またはプロセスオイルや
ジオクチルフタレート(DOP)などの他の可塑剤と併
用して使用される。
本発明の反応性可塑剤は天然ゴム、スチレン−ブタジェ
ン共重合ゴム(SBR) 、ポリブタジェンゴム(BR
)、ポリイソプレンゴム(IR) 、ブチルゴム(II
R) 、アク1ノロニトリル−ブタジェン共重合ゴム(
NBR) 、クロロプレンゴム(CR)、エチレン−プ
ロピレン−ジエン三元共重合ゴム(EPDM)など二重
結合を有するイオウ加硫可能なゴムに使用できる。
本発明の反応性可塑剤のゴムへの添加量はゴム100 
i承部に対し、通常5〜5ON量部C以下5〜50 P
HRと記す。)好ましくは5〜20PHRである。
添加量5 P)IR未満では可塑化効果が不足し、50
PT(Rを越えろとゴムとの相溶性が悪くなる。配合の
際は通常池のゴム薬品たとえばカーボンブラック、加硫
促進剤、イオウ、亜鉛華、ステアリン酸。
老化防止剤などが併用され、2本ロールやバンバリーミ
キサ−など通常の方法で混合されろ。
次いで、得られた配合ゴムを通常の条件、例えば140
〜170℃、10分〜1時間、 2〜100kg/cm
”加圧の条件で加硫し、ゴム製品を得る。
〔実施例〕
以下、実施例および試験例により本発明をさらに説明す
るが本発明はこれに限定されるものではない。実施例お
よび試験例においてEOはエチレンオキサイド、POは
プロピレンオキサイド、4−クロルブタノール(EO)
4は4−クロルブタノールのEO4モル付加物を示す。
部は重量部を示す。
実施例1(表1に示した反応性可塑剤黒1の製造〕 温度計、攪拌機および冷却器付きの検水管を取り付けた
容器1aの4つロフラスコに通常のアルキレンオキサイ
ドの付加方法により合成した4−クロルブタノール(E
O)4341 gを仕込んだ。
さらに、パラホルムアルデヒド20g 、塩化第二鉄(
6水塩)1.7gおよびトルエン300gを仕込み、温
度110〜120℃でトルエン還流下、7時間反応を行
なわせた。生成水量は12mIV、生成物の水酸基価は
2であった。反応生成物を水洗し、トルエンを除去し、
褐色粘稠液状の反応生成物A 330gを得た。
次に温度計、攪拌機および冷却器を取りつけた1a4つ
ロフラスコに4硫化ナトリウム(40%水溶液) 29
5gおよび水220gを仕込み60〜70℃に保った。
そこに塩化マグネシウム(6水塩) 8.5g水酸化ナ
トリウム13.6gおよびブチルナフタレンスルフオン
酸ナトリウム40% 水溶液26gを順次加え、30分
間攪拌した。温度を90〜95℃に上げ、反応生成物A
 880gを2時間かけ滴下した後、1時間熟成し、冷
却して反応を終了した。10%硫酸で中和し、水で数回
洗浄を繰り返した後80〜90℃で減圧脱水し褐色粘稠
液状の反応性可塑剤五1386g (収率85%)を得
た。このものの平均分子量CGPC法〕は7100であ
った。
実施例2(表1に示した反応性可塑剤應2の製造) 温度計、攪拌機および冷却器を取りつけた1e4つロフ
ラスコに実施例1で合成した反応性可塑剤100g 、
水硫化ナトリウム9.4g、亜硫酸ナトリウム59g、
エタノール200rrlおよび水200mgを仕込み、
窒素気流下、エタノールと水の共沸点で3時間解重合さ
せた。
エタノールを除去後、水で数回洗浄を繰り返した後80
〜90℃で減圧脱水し、褐色粘稠液状の反応性可塑剤A
2を69g(収率69%〕得た。このものの平均分子量
CGPC法)は3,500であった。
実施例3(表1に示した反応性可塑剤煮5の製造) 表1に示した反応性可塑剤A5を実施例1と同様の方法
で製造した。このものの平均分子量CGPC法)は3,
100であった。
実施例4(表1に示した反応性可塑剤煮7の製造) 表1に示した反応性可塑剤五7を実施例1と同様の方法
で製造した。このものの平均分子[(GPC法)は12
,500であった。
Po1y bd R−45HT  (水酸基金go。8
3meq/g平均分子量2,800  のポリブタジェ
ングリコール、出光石油化学(株)製)に通常の方法で
エチレンオキシド20モルを付加した。このものの平均
分子量CGPC法〕は3700であった。これを比較例
1の反応性可塑剤とした。
また市販の反応性可塑剤Po1y bd R−45HT
  を比較例2.および市販の可塑剤2種即ち・ダイア
ナプロセスオイルAH−24(出光興産(株)製〕を比
較例3、ダイアナプロセスオイルNS−100C出光興
産c株〕製〕を比較例4とした。
2本ロールを用い反応性可塑剤(実施例1〜4)および
比較界(比較例1〜4〕を使用し、下記に示す各種ゴム
組成物を調製した。
(ゴム配合処方) NBRCN1pol 1042)    100部カー
ボンブラック(HAF)     50亜鉛華    
      5.0 ステアリン酸       1.0 老化防止剤(PBN*2)     1.0加硫促進剤
CMBTS来”)     1.5〃    (TMT
米4)        0.15イオウ       
   1,5 可塑剤          別記(表2〕この様にして
得られたゴム組成物を150℃、30分間、 10kg
/cm2加圧の条件で加硫し所定の試験片を作成した。
* 2 PBN ;フェニル−β−ナフチルアミン米3
MBTS;ジペン゛ブチアシルジスルフィド米4 TM
T ;テトラメチルチウラムジスルフィドその試験片を
用いムーニー粘度(MLl+4 、100℃)はJIS
 K6300硬度(JISA、 25℃)と引張応力、
 Mlo。
およびM3oo(kg f/cm2)はJIS K63
01 、可塑剤抽出率−1(%アセトン8時間)および
可塑剤抽出率−2(%ベンゼン20時間)はJIS K
6850にそれぞれ準拠してゴム物性の試験を行なった
。また、加硫後25℃で3日間放置しゴム表面のブリー
ドアウトを目視判定した。結果を表2に示す。
試験例6〜10.比較試験例5〜8 試験例1〜5および比較試験例1〜4と同様に下記配合
処方に基づき各種ゴム組成物を調製し、ゴム特性を評価
した。結果を表3に示す。
(ゴム配合処方) SBR(#1500)     100部カーボンブラ
ック(HAF)     50亜鉛華        
  3.0 ステアリン酸       1.0 老化防止剤LIC※6)     1.0加硫促進剤C
DZ米7)     1.0イオウ         
 1.8 可塑剤         別記(表3)米63C;N−
イソプロピルーY−フェニル−p−フ二二レンジアミン ×7DZ;N、N−ジシクロへキシル−2−ベンゾチア
ジル・スルフエンアミド 〔発明の効果〕 本発明の反応性可塑剤はブリードアウトせず溶剤にもほ
とんど抽出されないものである。
すなわち、従来のポリエンポリオールおよびそのアルキ
レンオキサイド付加物である反応性可塑剤はゴムとの相
溶性が悪くブリードアウトを生じ、まtコかなりの割合
で溶剤に抽出された。
しかし、本反応性可塑剤は主成分がアルキレンオキサイ
ド付加物であるにもかかわらずブリードアウトせず表面
がベタつくということがない。
また本発明の反応性可塑剤は溶剤に抽出される量が従来
のポリエンポリオールおよびそのアルキレンオキサイド
付加物である反応性可塑剤に比へはるかに少ない。この
ためゴムを長時間溶剤に浸し、でおいても可塑化効果は
低下しないし、加熱損失も起こらない。また他種のゴム
と張合せて使用した時も他種ゴムへ可塑剤が移行するこ
ともない。
さらにムーニー粘度の低下に見られる様に未加硫ゴムの
粘度を低下させ、加工作業性を向上させることができる
上記効果を奏することから、本発明の反応性可塑剤はタ
イヤ、ホース、ベルト、パツキン、ゴム用型物製品、土
木建築、ゴム材料、履物等のゴム製品の可塑剤として極
めて有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中Xはメルカプト基または式H(OR′)_lOR
    S_m−で表わされる基、RはC_2〜C_2_0のア
    ルキレン基、R′はC_2〜C_2_0のアルキレン基
    またはアリール置換アルキレン基、l、l′は0または
    正の整数でl+l′が1〜50、mは1〜8、nは2〜
    280である。)で示されるポリサルファイドからなる
    ことを特徴とするゴム用反応性可塑剤。 2、ポリサルファイドの分子量が500〜50,000
    である特許請求の範囲第1項記載の可塑剤。
JP19138885A 1985-08-29 1985-08-29 反応性可塑剤 Pending JPS6250351A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001106833A (ja) * 1999-08-17 2001-04-17 Goodyear Tire & Rubber Co:The 液体ポリスルフィド化合物含有ゴム部材を含む空気入りタイヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001106833A (ja) * 1999-08-17 2001-04-17 Goodyear Tire & Rubber Co:The 液体ポリスルフィド化合物含有ゴム部材を含む空気入りタイヤ

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