JPS62503044A - ホ−スポンプ、特に、インシュリンポンプとして使用されるホ−スポンプ - Google Patents

ホ−スポンプ、特に、インシュリンポンプとして使用されるホ−スポンプ

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ホースポンプブ、特にインシュリンポンプとして使用されるホースポンプ この発明は、回転中心線の[リリを一定の速Ifで回転りるよう軸支された少な くとも1つの圧縮ローラとホース支持表面との間で8(;分的に11縮される弾 性ホースを右している種類のホースポンプに関するものであり、上記ホース支持 表面には弾性ホースを受(]入れる溝が形成されていて上記溝の深さの変化が弾 性ホースの圧縮の程度を決定する。
この種のポンプは既に知られており、回転速度を一定に保ち弾性ホース受は入れ 溝の深さを変化させるホースポンプの動作において、角回転当りに供給される液 体の量が一定に保たれるポンプを構成しようとする試みが長年に渡りなされて来 た。例えば西ドイツ国特許公開番号2,921.066号公報は、圧縮ローラか らの入口通路及び出口通路の間隔が変化されることによりホース延出の長さが延 長される構造を開示している。とはゆうものの、実際のこの種のホースポンプに おいては、ホースポンプにより供給される液体の量は出口通路が延長されるにつ れて大きく変化してしまう。米国特巳1明tMFA第3,758.239号もま たホースポンプを開示しており、ここにおいては出口通路が補償部材の協働によ り延出されていて、また例えばヨーロッパ特許公開公報第26.704号によっ て既に明らかにされている技術の場合の如く、ホースが過剰に圧縮されている。
これらのポンプは簡易な方法で一定の量の液体を確実に供給することが出来ない ばかりでなく、多くの構成部品を右していて比較的複雑な構造をしている。この 種のポンプは上述した以外にも知られているが、そのいずれもが一定の量の液体 を確実に送ることが出来ず、ローラがホースを開放した時に出口通路に逆吸引が 発生してしまう結果となる。
この発明の目的は、ポンプ駆動軸の所定の角回転当りに一定量の液体を供給する ことが出来るばかりでなく、逆吸引の問題もまた解消することが出来る、上述し た如き種類のホースポンプを提供することである。この発明の他の目的は、簡易 で安値な構成部品によりホースポンプを構成することを可能にすることである。
上述したこの発明の目的は、請求の範囲第1項の特徴部分に記載された如くホー スポンプを構成することにより達成される。従ってこのホースポンプは、動作状 態において後方に配置されているローラが、ホースの完全な閉鎖からホースの完 全な開放へと向かう前方に配置されたローラの開放移動によって、ボースと協働 し、この結果として後方に配Rきれたローラが、ホースポンプの通常の流量に対 応した流量の排出に続いて、前方に配置されたローラの開放移動にともなうホー スの再膨張により生じる容積の増大を補償するような追加の流量を供給する。こ れによりホースポンプは一定の流量を供給し、この結果として前方に配置された 圧縮ローラの開放移動により生じる逆吸入もまた補償し、これはホース溝の新規 な形態が複数の圧縮ローラとホースとの間の接点の移動速度の増大を生じさせる という動作のポンプモードの結果であり、これによってホースの開放により生じ たホースの体積の増大にもかかわらず流量が一定に保たれる。
上述した移動速度の増大は、圧縮ローラの回転の中心線と接点により規定される ホースの接線との間の係合角を増大させ次に減少させるようホース溝を形作るこ とにより達成される。このことは、接点からポンプの回転の中心線までの距離の 増大を生じさせ、そし−で圧縮ロー・うの回転速度が一定なので、ホースと圧縮 ローラとの間の係合角の増大そしてそれに続く減少が接点の移動速度の増大そし てそれに続く減少を生じさせる。
この発明に従って接点の移動速度が調節された時、ポンプは非常に小さな角回転 であっても簡単な方法によって一定の流出を供給することが出来る。さらには、 駆動軸の一定の回転速度とホース溝の深さの変化とに関連した要求に基づいて複 雑な構造を使用することなくホースポンプを構成した時には、簡易でしかも安値 な構成部品からホースポンプを構成することが出来、ホースポンプの寸法を減少 させることが出来る。これらの特徴の組み合わせは、この発明のホースポンプを 、例えばインシュリンの為の、医療用ポンプとして非常に役立゛つようにしてお り、これtよ角回転当りの流量が一定であることがこの医療用ポンプの使用分野 中で必須条件だからである。また同時に、前述した如き逆吸引に関する従来のホ ースポンプの問題が補償された時、インシュリンポンプの他の問題も解決され、 ホースポンプの出口通路における逆吸引が出口開口における血液の凝固を生じさ せることは明らかであり、これはもちろん患者に対する非常な危険を生じさせる 。
この発明のホースポンプにおいては、一定の溝深さを有していないホース溝の複 数の領域中の係合角が接点の移動速度の増大を生じさせるように構成することが 好ましい。このことは、ホースがホースの壁の厚さの2倍よりも僅かに小さな深 さを有するホース溝の領域において過剰に圧縮されている状態から過剰に圧縮さ れず単に閉塞されているだけの状態へと変化した時にホースのある領域に沿っで ある過剰圧縮を生じさせようとする結果を生じさせている容積の増大を補償する 。このことは請求の範囲第2項中において述べられている。さらには、ホース溝 の深さが一定である複数の領域が存在しており、この複数の領域においては係合 角の変化が接点の移動速度のさらなる増大を生じさせる。このことは、ホースが 過剰に圧縮されず単に閉塞されているだけの状態から完全に開放された状態へと 変化する領域において必要であり、これによりここに述べた速度の増大がホース のさらなる開放移動の結果として生じる。このことは請求の範囲第3項において 述べられている。
従ってこのことは、ホースとそれの対応する溝とが協働した時には、例え比較的 小さな角回転によってでも圧縮ローラが常に一定の流量を排出出来ることを意味 する。
好ましい実施例においてこの発明のホースポンプは、支持表面が平坦面として形 作られており、上記支持表面に対して平行な回転軸が2つの圧縮ローラの設置の 為に設けられており、そして駆動軸がそれに対して横方向に2つの圧縮ローラの 間で回転軸に連結されている、ように構成される。この実施例においては、ホー ス溝が駆動軸の中心線の回りに実質的に渦巻ぎ形状に延出しており、このホース 溝は略360度の範囲に渡り延出している。
このホースポンプのいわゆる半径方向配置ポンプ構造は、ホース受は入れ溝を特 に単純な方法で設けることが出来るようにしている。この実施例におけるホース 溝通路の特に好ましい形状は請求の範囲第6項の特徴部に記載されている。
とはゆうもののホースポンプは、支持表面が円筒形状の内周面として形作られて いることを特徴とする、いわゆる軸方向配置ポンプ構造として構成することも出 来る。このような別の実施例においては、支持表面に対して平行に延出しており 支持表面に対して平行である駆動軸に連結されている回転軸上に軸支された少な くとも1つの圧縮ローラが存在することが必要である。ここにおけるホース溝の 形状は、圧縮ローラとの係合角が所定の接点の移動速度を決定するような渦巻き 線である。このような構造におけるポンプ行程は、1つまたは2つの圧縮ローラ のいずれかが選択されることによって変わり、略720度または略360度の角 度範囲を有していて、その構造は、ホースと支持表面とによって装着された時に おける複数のローラのより強固な取り付けの為の創出としてはより独特である。
軸方向配置ポンプ構造の実施例におけるホース溝通路の好ましい形状は請求の範 囲第7項の特徴部に記載されている。
半径方向配置ポンプ構造においては、複数の圧縮ローラがこれらの為の取り付は 及び駆動手段とともに構成されて固定部材を形成することが好ましく、固定部材 はホースの支持板を受け入れるようなフォーク形状のブラケットを有しており、 この結果として、支持板がブラケット中に設けられた時に支持板が圧縮ローラに 対して適切な位置に配向される。最後に、支持板は、例えばインシュリンの為の リザーバと隣接して形成することもでき、リザーバにはまたホース入口端が連結 されている。
この発明は添附の図面を参照して以下に説明されるが、ここにおいて、 第1図は、半径方向配置ポンプ構造のホースポンプを駆動軸の後ろで軸方向断面 にして示す図;第2図は、第1図の■−■線に沿った断面図:第3図は、第2図 と同様な方法で見たホース溝通路を概略的に示しているが、大きさが拡大されて いるとともに90度時計回り方向に回転されている: 第4図は、第2の実施例の軸方向配置ポンプ構造のホースポンプを駆動軸の後ろ で軸方向断面にして示している;第5図は、第4図のV−v線に沿った断面であ る。
図中に示されているホースポンプ1はホース2と、2つの圧縮ローラ3,4と、 駆動[26と、支持板9と、を備えている。駆a源26は、支持板9に対して’ 4 Ill自在に連結されていることが好ましい。支持板9は、ホース2を受け 入れる為のホ・−ス満6を有した支持式101j5を備えており、ホース病6中 にはホース2が載置され固定されている。圧縮ローラ3.4は支持板9の支持表 面5ど協働しホース2に対してボースポンプ1の流れの方向S(第2図参照)に 作用する。そして特定の角度範囲内でこれらはホースポンプによって排出される 液体の流量を交互に決定する。第1図及び第2図中に示された半径方向配置ポン プ構造においては、圧縮ローラ3゜4が共通の回転軸1o上で回転軸1oの中心 11がら同じ距離の位置に回転自在に軸支されていて、支持式ii″I+5が平 坦な表面として形作られている。駆動源26は回転中心線7を伴った駆動軸12 を備えている。駆動軸12は回転中心r;+ 7を支持表面5に対して直交させ た状態で回転軸1oの中心11と強固に3!結されている。
第4図及び第5図に示された軸方向配置ポンプ構造にあい又は、圧縮ローラ3, 4が個々の回転軸15.16上に回転自在に軸支されていて、駆動源26の駆動 軸170回転中心線7に対して同心的な円筒形状の内周面として支持表面5が形 作られている。駆動軸17は、回転軸15.16を回転中心線7に対して平行に 延出させるように回転軸15.16の一端に強固に連結されている。
ボース2は入口端13と出口端14とを備えている。入口端13は、例えばイン シュリン容器の如き液体コンテナに連結されている。ホースポンプ1がインシュ リンポンプとして使用される場合には、出口端14が患者に連結されているカテ ーテルに接続される。インシュリン容器はプラスチックにより形成されているこ とが好ましく、同様にプラスチックにより例えば射出成形によって形成されてい ることが好ましいホース支持板に対して、例えば溶むにより固定されていること が好ましい。従って、ホース支持板とホース2とインシュリン容器とは使い捨て 可能な組立体を構成しており、この組立体はインシュリン容器が空になっIご時 に廃棄され新しい組立体と交換される。この使い捨”(可能な組立体は、圧縮ロ ーラ3,4をともなった駆動源組立体に対して着脱自在に固定することが出来、 この結果としてボースポンプは2つの着脱可能な組立体から構成されているだけ である。
ホース2は、(ダjえば柔軟な塩化どニールの如ぎプラスチック材籾により形成 されていることが好ましく、例えば、ホースポンプがインシュリンポンプとしで 使用される時には1ミリメータよりも僅かに小さな外直径を有することが出来る 。
さらにホース2は、ホース溝6の底表面中に接着材を使用してまたは溶着により 固定することが好ましい。
ホースポンプ1により排出される一定の流量は、駆動源26の回転数を変化させ ることにより変化させることが出来る。ホースポンプ1がインシュリンポンプど して使用される場合には、一定の流量を排出している間の上記の回転数は例えば 1秒間当り1/2乃至1回転であることが出来る。
図に示した如きホースポンプ1の実施例は、ホースポンプ1がインシュリンポン プとして使用された場合であって、約10=1の尺度で示されており、ここにお いて実際のホースポンプ1の半径は約3.5ミリメータである。
第3図は、ホース溝6の通路8の好ましい実施例におけるポンプ動作を示してい る。第3図はさらに、プロット線(地点]」と■とにおいて示されている)にお いて、圧縮ローラ3,4(ここにおいては点線で示されている)の回転の中心線 と接点によって規定されたボース接線との間の係合角を示している。ホースと圧 縮ローラとの間のこれらの変化する角度は接点の移動速度を増加または減少させ る。ホース溝6の通路8は以下に説明される。
通路8はホース溝6の中心を延出している。ホース溝6の深さが変化した時、圧 縮ロー53,4により生じたホース2の圧縮はホース溝6の通路8に治って変化 する。回転中心線7が支持表面5と交差する地点が参照符号18によって示され ている。ホースポンプ1の流れの方向は参照符号Sによって示されており、流れ の方向Sは圧縮ローラ3,4の移動の方向にも対応している・ 圧縮ローラ3,4の回転軸10の回転中心線30の位置は、中心11の回りにお ける回転軸10の回転の間における任意の瞬間でプロットされている。ここにお いては、圧縮ローラ3,4の瞬間的な回転方向が矢印Rにより示されている。
回転中心線30の位置もまた、例えば前部のローラがE地点であり後部のローラ が8地点である助や、前部のローラがF地点であり後部のローラがC地点である 時や、その他の時の如き他の任意の瞬間におい゛Cプロットされている。ホース ポンプ1が2つの圧縮ローラ3,4を有している図に示した実施例においては、 ホース溝6の通路8がホースポンプ1の入口端13から出口端14まで略360 度の角度範囲へ−Gに渡り延出している。ホース2が例えば支持板9の後方から 支持板9に対して垂直に導入されている入口端13においては、ボース2が十分 に開放されている。即ち、ホース溝6の深さがホース2の外直径よりもわずかに 大きくなっている。ホース溝6の深さは次に続く角度範囲A、−8において序々 に減少し、この結果として地点19でホース溝6の深さはホース2が過大に圧縮 されることなく単に閉塞されるだけの値に対応しており、このことは圧縮ローラ の影響の下においてのみホース2が閉塞されることを意味している。前方に配置 された圧縮ローラが地点Eに到達した時には、後続の圧縮[]−ラは地点Bに到 達する。地点Eにおけるホース溝6の深さがホース2の壁の厚さの2イ8よりも わずかに小ざく設定されているのでホース2は前方に配置された圧縮ローうによ って過大に圧縮され、この結果としてホース2の所望の過大な圧縮が生じる。次 に後続の圧縮ローラが地点Cに向かって角度範囲B−Cの間を前方に回転すると 、前方に配置された圧縮ローラは地点Fに向かって角度範囲E−Fの間を前方に 回転する。
角度範囲B−Cにおいてはボース溝6の深さが減少し、その結果として地点Cに おいてホース溝6の深さはホース2の壁の厚さの2倍よりもわずかに小さくなり 、地点Cにおいてホース2の過大な圧縮が生ずる。ホース溝6の深さは角度範囲 E−Fの間で増大し地点1:においてホース2の壁の厚さの2イ8と等しくなる ので、ホース2は地点Fにおいては過大な圧縮を受(ブることなく単に閉塞され ているだけである。ホース溝6の通路8は角度範囲B−C及びE−Fにおいては 基準地点18に対する半径を均等に増大させていく円弧20及び20−の夫々に よって形成することが出来る。重要な特徴は、円弧20及び20−が同じであり 、円弧20及び2o−が初期地点(地点[3及び地点Eの夫々)において同じ半 径を有し、また最終地点(地点C及び地点Fの夫々)においても同じ半径を有し ている、ことである。ここで重要なことは、前方に配置された圧縮ローラが過大 な圧縮状態を解dLシて行くと同時に後続の圧縮ローラが過大な圧縮状態を作り 出して行くことであり、角度範囲C−8及びE−Fの夫々の間を回転覆ることに より、前方に配置された圧縮ローラは前方に配置された圧縮ローラよりも前方の 流量を補償するようにホースに対する相対的な速度を同時に増加させ、そして後 方に配置された圧縮ローラは前方に配置された圧縮ローラよりも後方の流ωの損 失を補償するようにホースに対する相対的な速度を同時に増加させる。
次には、後続の圧縮ローラが角度範囲C−Dの間を回転し、前方に配置された圧 縮ローラは角度範囲F−Gの間を回転する。角度9a四F−Gの間を地点Gに向 かって前方向に行くにつれてホース溝6の深さが均等に増加し、地点Gにおいて はホース溝6の深さがホース2の外直径に対応するようになり、この結果どして ホース2は十分に開放される。角度範囲C−Dの間においてホース溝6の深さは 一定であり、その結果としてホース2の所望の過大な圧縮が角度範囲C−Dの間 において確実に行なわれる。角度範囲F−Gの間においてホース溝6の通路8は 、一定の半径を右した円弧によって形成することが出来る。角度範囲C−Dの間 においてホース溝6の通路8は、均等に半径を増大させ、次には均等に半径を減 少させるアルキメデスの渦巻き線の2つまたはそれ以上の連続した弧21.22 .22=によって形成されていることが好ましい。この角度範囲においては補償 する流量の増大が、圧縮ローラの瞬間的な回転方向Rに対して平行な状態で遠、 ざかる方向においてホース溝6の通路8を変化させることにより行なわれる。こ のことが、ホースの完全な閉塞からホースの完全な開放へと向かう前方に配置さ れた圧縮ローラの開放移動の間に後続の圧縮ローラをホースと協働させ、この結 果として、ホースポンプ1の通常の流量に対応した流量の排出に加えて、ホース ポンプ1は前方に配置された圧縮ローラの開放移動によって生ずる損失を補償す るに足りる追加の流量もまた排出する。このことは、ホースポンプ1によって排 出される流量が駆動軸の角回転当りで一定になることを確実にする。重要な特徴 は、前方に配置されている圧縮ローラがボース2の閉鎖からホース2の完全な開 放へと向かい角度範囲F−Gを回転した時にホース溝6の通路8に対する後続の 圧縮ローラの相対的な速度とホース溝6の通路8に対する前方に配置された圧縮 ローラの相対的な速度との間に特定の比率が設定され、この結果として後続の圧 縮ローラが前方に配置された圧縮ローラの開放移動により生じた損失を補償する に足りる所望の追加の流量を創出することである。
次に後続の圧縮ローラは角度範囲D−Eの間を回転し、そして前方に配置された 圧縮ローラは角度範囲G−8の間を回転する。これによってホースポンプ駆動軸 は1/2回転を終了し、これは1回のポンプ行程に対応づる。角度範囲D−Eの 間においてホース溝6の深さはホース2の壁の厚さの2倍よりもわずかに小さく 、この結果として、角度範囲D−Eの間においてホース溝6の通路8は、基準地 点18に対して一定の半径を右する円弧により形成することが出来、そしてこの 半径は特定の回転数においてホースポンプ1により排出された流量に対して寸法 的な影響を有し、ホースポンプ1の出口端14は後続の圧縮ローラが角度範囲D −Eの間を回転した時完全に開放される。次には、後続の圧縮ローラが前方に配 置された圧縮ローラとして機能するようになり、前方に配置された圧縮ローラは 後続の圧縮ローラとして機能づるようになり、新たなポンプ行程が開始される。
この発明は2つの好ましい実施例を参照して上述した如く説明された。しかしな がら、この発明の思想から離れない限りにおいては多くの変形例を作ることが可 能であり、この結果としてホースポンプは精密なインシュリンポンプ以外の他の 種類のポンプとしても使用することが可能である。
国際調査報告

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ホース支持表面と回転中心線の回りを一定の速度で回転するよう軸支された 少なくとも1つの圧縮ローラとの間で部分的に圧縮される弾性ホースを備えてお り、上記支持表面には上記ホースを受け入れる為の溝が形成されていて、上記溝 の深さの変化が上記ホースの圧縮の程度を規定する種類のホースポンプにおいて 、上記溝が、増大する係合角を有した少なくとも1つの領域と減少する係合角を 有した少なくとも1つの領域とを備えていて、上記係合角が、圧縮ローラとホー スとの間の接点において測定された圧縮ローラの回転中心線とホースとの間の角 度により規定されている、ことを特徴にしている。
  2. 2.請求の範囲第1項に従ったホースポンプにおいて、前記係合角は、少なくと も前記溝の深さが増大または減少する前記溝の領域において、前記ホースに沿っ た接点の移動速度の増大を創出する、ことを特徴としている。
  3. 3.請求の範囲第2項に従ったホースポンプにおいて、溝の深さが減少する領域 の次には、溝の深さが一定であるとともに接点の移動速度のさらなる増加を生じ させる係合角を有している領域が従属している、ことを特徴としている。
  4. 4.請求の範囲第1項ないし第3項に従ったホースポンプにおいて、前記支持表 面は1対の圧縮ローラにより共有されている回転軸に対して平行な平坦面として 形作られており、上記回転軸が1対の圧縮ローラの間で前記支持表面に対し垂直 に延出している駆動軸と連結されており、ここにおいては前記溝が前記駆動軸の 回転中心線からの距離が変化して配置されている、ことを特徴としている。
  5. 5.請求の範囲第1項乃至第3項に従ったホースポンプにおいては、前記支持表 面が円周形状の内周面として形作られており、前記支持表面に対して平行に延出 し前記支持表面に対して平行な駆動軸に連結されている回転軸上に軸支されてい る少なくとも1つの圧縮ローラを有しており、ここにおいては前記溝がピッチ角 が変化している渦巻き線として延出している、ことを特徴としている
  6. 6.請求の範囲第4項に従ったホースポンプにおいては、第1の通路領域(B− C)において前記溝(6)は、前記ホース(2)が過大に圧縮されることなく単 に閉塞された地点(19)から流れの方向(S)において見た時に、前記駆動軸 の回転中心線(18)から測定した均等に増大する半径と均等に減少する深さと を有した円弧(20)を構成しており、後方に配置された圧縮ローラ(4)が第 1の通路領域(B−C)を通過する時に前方に配置された圧縮ローラ(3)が通 過する第2の通路領域(E−F)において前記溝(6)は、第1の通路領域(8 −C)と同じ形状をしているが一定に増大する深さを有しており、第1及び第2 の通路領域の間に配置されている第3の通路領域(C−E)において前記溝(6 )は、流れの方向(S)において見た場合に、一定の半径を有している第3の円 弧に従属され均等に増加し次には均等に減少する半径を有している少なくとも2 つのアルキメデスの渦巻き線(21,22及び22′)によって形作られており 、通路領域(E−F)の後に配置されている第4の通路領域(F−G)において 溝(6)は、流れの方向(S)において見た場合に、一定の半径と連続して増加 する深さとを有した第4の円弧(24)として形作られており、第4の通路領域 (F−G)の弧の開き角は溝(6)が2つまたはそれ以上の連続した渦巻き形状 部分(21,22,22′)を有している通路領域(C−D)の弧の開き角に対 応している、ことを特徴にしている。
  7. 7.請求の範囲第5項に従ったホースポンプにおいては、第1の通路領域におい て溝(6)は、ホース(2)が過大に圧縮されることなく単に閉塞された地点か ら流れの方向に見た場合に、基準平面(25)に対して均等に増大する距離を有 しているばかりでなく連続的に減少する深さも有している線として形作られてお り、後方に配置されたローラ(4)が第1の通路領域を通過した時に前方に配置 さたローラ(3)により通過される第2の通路領域において溝(6)は、第1の 通路領域と同じ形状をしているが連続的に増大する深さを有しており、第1の通 路領域と第2の通路領域との間に配置されている第3の通路領域において溝(6 )は、流れの方向において見た場合に、基準面(25)からの距離が圧縮ローラ の移動に比例して増大し次に減少する少なくとも2つの連続した線として形作ら れていて、上記少なくとも2つの連続した線の次には基準面(25)に対する距 離が一定である第3の直線が従属しており、流れの方向から見た場合において前 記溝(6)は、基準面(25)に対する距離が一定であり深さが連続的に増大す る第4の線として形作られている第4の通路領域を有していて、第4の通路領域 の弧の開き角は、溝(6)が圧縮ローラの移動に比例して基準面(25)からの 距離を増加させ次には減少させる2つまたはそれ以上の連続した直線を有してい る通路領域の弧の開き角に対応している、ことを特徴にしている。
  8. 8.請求の範囲第4項に従ったホースポンプにおいては、圧縮ローラがこれらの 為の支持及び駆動手段とともに、ホースの為の支持板を受け入れる為のフオーク 形状プラケットを有している固定部材に取付けられており、この結果としてホー スは支持板がプラケット中に配置された時に圧縮ローラに関して適切に位置付け られる、ことを特徴とする。
  9. 9.請求の範囲第8項に従ったホースポンプにおいては、前記支持板がリザーバ と隣接しており、そして前記ホースの入口端が上記リザーバに連結されている、 ことを特徴とする。
  10. 10.請求の範囲第1項乃至第9項の1つ又はそれ以上に従ったホースポンプに おいては、前記支持板が射出成形によりプラスチック材料から形成されている、 ことを特徴とする。
  11. 11.請求の範囲第1項乃至第10項の1つまたはそれ以上に従ったホースポン プにおいては、前記ホースが前記溝の渦巻き形状に実質的に対応した形状として 形成されている、ことを特徴としている。
JP61502982A 1985-05-15 1986-05-15 ホ−スポンプ、特に、インシュリンポンプとして使用されるホ−スポンプ Expired - Lifetime JPH0788821B2 (ja)

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