JP2019504245A - 流体の微小投与量用の微小投与量ぜん動ポンプ - Google Patents

流体の微小投与量用の微小投与量ぜん動ポンプ Download PDF

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Abstract

本発明は、流体の微小投与量用の、微小投与量ぜん動ポンプ(2)に関し、微小投与量ぜん動ポンプ(2)は、内側環状面(5)を備えたハウジング(4)であって、環状面が、開口部(12)を備える、ハウジング(4)と、可撓管(6)であって、管の区分が、環状面(5)上に配置される、可撓管(6)と、環状面(5)上に配置される管の区分とぜん動的に係合するように構成された圧縮要素(7)と、少なくとも1つの反作用要素(11)と、圧縮要素(7)および反作用要素(11)を備えるアーム(10)であって、アーム(10)が、アームに対して垂直な回転軸で回転可能に載置される、アーム(10)と、アーム(10)を回転させ、それによって、圧縮要素(7)および反作用要素(11)を円運動で動かすための駆動手段とを備える。【選択図】図1、図3

Description

本発明は、流体の微小投与量用の微小投与量ぜん動ポンプに関する。
ぜん動ポンプは、大量の血液をポンプ圧送するのに使用される大型ポンプから、微小な投与量の血液または薬物をポンプ圧送する小型ぜん動ポンプまで、医療目的で広範囲に使用される。
医療目的では、ポンプ圧送される流体の汚染を回避することが不可欠である。したがって、流体が、周囲にさらされないこと、およびポンプが、使用の前および保管中の両方に、ならびに使用の後および使用と使用の間に適切に清浄および滅菌され得ること、および/または流体と接触する部分を、使用の後容易に取り替えるまたは処分することが可能であることが不可欠である。
ぜん動ポンプは、特に医療目的に適している。ぜん動ポンプでは、流体は、柔軟な管の中でポンプを通って処理され、ポンプの他のいかなる部分も、流体と接触しない。その上、柔軟な管は、典型的には、ガンマ放射線などの放射線滅菌によって容易に滅菌されるシリコーン管である。
動作構成の中のぜん動ポンプの柔軟な管は、1つまたは複数の場所で圧縮され、これは、ぜん動性結合とも表示される。しかしながら、管が圧縮される構成で保管および滅菌されるぜん動ポンプは、2つの主要な短所に悩まされる。
第1に、柔軟な管が、保管の間に永久変形する、したがって、ポンプの貯蔵寿命が短くなる危険性がある。部分的に閉塞した管などの変形した管は、ポンプの精度および信頼性に影響を及ぼすことになり、気泡および流体の目詰まりの危険性が増すことによって、安全性を損なう可能性がある。
第2に、放射線滅菌の間に、圧縮された柔軟な管の対向表面を一緒に融着させる危険性がある。この問題は、管の直径が小さい微小投与量ポンプではより顕著である。
危険性を緩和するために、ぜん動ポンプは、非動作構成で保管および滅菌される場合もある。例えば、管は、別途滅菌および保管され、使用前に簡単にポンプに組み立てられ得る。
それに応じて、ポンプは、保管の間、部分的に分解されることができ、組み立て時に、管が圧縮される。米国特許第4,559,040号には、偏心ロータと、ステータの取り外し可能な部分とを備え、取り外し可能な部分が取り除かれるとき、管が圧縮されない構成を有するぜん動ポンプが記載される。
しかしながら、ぜん動ポンプが、使用するのが単純で容易であるためには、ポンプの部分が、組立構成で保存および滅菌されることが可能であれば有利である。
EP2674177は、ぜん動ポンプを開示しており、機械的に押さえられていないまたは応力が加えられていない管構成から、応力が加えられた管に推移することが、ポンプの部分が組み立てられる間に起こる。管の圧縮/減圧は、多重的な歯車の係合および横変位によって発生する。
流れの不規則性の危険性が減少されるような、精度および信頼性が改良され、連続流量が改良された、微小投与量用のぜん動ポンプに対する必要性が存在する。そのうえ、動力および保守管理の要件が最小に抑えられた、したがって、使用、保守、および滅菌するのが単純な、最小数の部分を備え、流体と接触する部分が、容易に取り替えられるまたは処分されるポンプを得ることが、望ましい。
本発明の第1の態様は、流体の微小投与量用の、微小投与量ぜん動ポンプ2に関し、ポンプは、
− 内側環状面5を備えたハウジング4であって、環状面が、開口部12を備える、ハウジング4と、
− 可撓管6であって、管の区分が、環状面5上に配置される、可撓管6と、
− 環状面5上に配置される管の区分とぜん動的に係合するように構成された圧縮要素7と、
− 少なくとも1つの反作用要素11と、
− 圧縮要素7および反作用要素11を備えるアーム10であって、アーム10が、アームに対して垂直な回転軸で回転可能に載置される、アーム10と、
− アーム10を回転させ、それによって、圧縮要素7および反作用要素11を円運動で動かすための駆動手段と
を備える。
本発明の第2の態様は、本発明の第1の態様によるポンプと、1つまたは複数の微小投与量ぜん動ポンプとを備える部品のキットに関し、部品が、選択的に、ハンドヘルドデバイスに組み立てられる。
本発明の第3の態様は、血液、抗凝血物質、および薬物などの流体をポンプ圧送するための、本発明の第1の態様によるポンプの使用に関する。
本発明は、下文において、添付図面を参照しながらより詳細に記載される。
本発明によるポンプの実施形態を含むハンドヘルド医療デバイスの概略上面図である。 ハウジングのない図1のデバイスの概略上面図である。 本発明による微小投与量ぜん動ポンプの実施形態の概略上面図である。 待機位置におけるポンプの実施形態の概略上面図である。図4Aは、部分が完全に組み立てられた実施形態を示す図であり、図4Bは、選択された構成要素(圧縮要素、管、反作用要素)を示す図である。 ポンプの実施形態の概略上面図であり、圧縮要素が、待機位置から中心角でおよそ90度反時計回りに回転されている。図5Aは、部分が完全に組み立てられた実施形態を示す図であり、図5Bは、選択された構成要素(圧縮要素、管、反作用要素)を示す図である。 ポンプの実施形態の概略上面図であり、圧縮要素が、待機位置から中心角で360度反時計回りに回転されている。図6Aは、部分が完全に組み立てられた実施形態を示す図であり、図6Bは、選択された構成要素(圧縮要素、管、反作用要素)を示す図である。 Z形状可撓性アームを備えたポンプの実施形態を分解立体図で示す図である。 圧縮要素が可撓管を閉塞している実施形態の概略断面を示す図であり、圧縮要素が、可撓管の最大閉塞を制限するように構成されたリップを備える。
本発明は、図1に示すように、ポンプが、装着型または可搬型またはハンドヘルドの医療デバイス1に内蔵されることを可能にする形状およびサイズを備えた微小投与量ぜん動ポンプを提供する。装着型デバイスは、多数の微小投与量ぜん動ポンプを備えていてもよく、異なるポンプが、異なる流体をポンプ圧送するために適用され得る。例えば、図1に示される可搬型デバイス1は、2つの微小投与量ポンプを備え、第1の微小投与量ポンプ2は、本発明によるものであり、血液をポンプ圧送するために使用されることができ、第2の微小投与量ポンプ3は、異なる種類のものであり、抗凝血物質などの薬物をポンプ圧送するために使用されることができる。
ハウジングは、微小投与量ぜん動ポンプを所望の場所に取り付けるための外部保持要素をさらに備えていてもよい。
本明細書で使用される流体という用語は、液体、気体、プラズマ、および塑性固体などの、流れることができる何らかの物質を意味している。医療目的のぜん動ポンプ用の流体の例には、血液および抗凝血物質などの薬物が含まれ得る。
ポンプは、装着型デバイスの部分であるハウジング4の内部に配置される。図2は、ハウジングのないポンプを示す。
本発明による微小投与量ぜん動ポンプ2の見取り図が、図3に示される。
動作原則は、可撓管6の内に含有されている流体に基づき、管の区分が、内側環状面5上に配置される。内側環状面は、図1に示すようにハウジング4の中に配置され得る。
可撓管の部分は、圧縮要素7によって、挟まれて閉じられる、または閉塞されることができる。圧縮下の管の部分が、図3の矢印で示されるように、挟まれて、完全にまたは部分的に閉じるように、圧縮要素は、管を環状面に当てて押しつぶす。
圧縮要素が、環状面に沿った円運動で駆動されるとき、流体は、ぜん動運動によってポンプ圧送される。円運動は、矢印で図示され、循環が、回転軸8を中心に起こることになる。回転の間、流体は、図3の矢印で示すように、遠位開口部9に向かって、そして遠位開口部9からポンプ圧送される。
圧縮要素、管、および面の間の係合は、ぜん動性係合またはぜん動性結合とも表示され、管の中の流体のぜん動推進の工程は、蠕動およびぜん動運動としても知られている。
圧縮要素の回転は、圧縮要素を備える、回転可能に載置されたアーム10によって実現されることができる。これは、回転軸がアームに対して垂直であることになることを意味している。回転軸は、さらに、アームに対して中央に配置され得る。
アームの機械的安定性を改良するために、アームは、図3に示すように反作用要素11を備えていてもよい。反作用要素は、アームの、圧縮要素とは反対の端部に配置され得る。したがって、アームが、回転軸の周囲で回転されるとき、圧縮要素および反作用要素は、同じ円運動で駆動されるが、回転において位置がずれている。
反作用要素は、環状面に直接当たって係合または圧縮することによって、アームの回転を安定させている。したがって、圧縮要素7の、環状面上に配置された管に対する圧縮力は、環状面に対する反作用要素の圧縮力によって対抗される。
反作用要素11は、管を環状面に当てて押しつぶすことなく、環状面と直接係合するように構成される。これは、反作用要素が、図7に示すように、リール形状を有する反作用要素などの管受容部分を備えることによって実現されることができる。
反作用要素11とは対照的に、圧縮要素7は、管を環状面に当てて押しつぶしていて、管受容部分を備えていない。したがって、圧縮要素は、図7に示すように、ローラまたは円筒の形状を有していてもよい。
本発明の環状面3は、開口部12を有する。可撓管は、開口部を通って出入りし、環状部分の中の管の区分は、内側環状面上に配置される。
構成
圧縮要素7が、開口部12に面しているとき、管が当たって押しつぶされ得る環状面がないことによって、管は、挟まれず、閉塞されない。圧縮要素のこの位置は、死点とも呼ばれる。したがって、この構成では、管は、機械的に応力が加えられていないことになる。構成は、図4に図示される。図4Aは、部分が完全に組み立てられた実施形態を示し、図4Bは、選択された構成要素(圧縮要素、管、反作用要素)を示す。
機械的に応力が加えられていない構成では、管は、いかなる部分も挟まれておらず、管は、流れるように完全に開いている。この構成は、始動位置または待機位置、待機モード、または機械的に応力が加えられていないモードとも呼ばれる。圧縮要素が連続的に回転すると、圧縮要素は、回転毎に、待機位置または死点を通過することになる。
ポンプが完全に組み立てられていて、動作状態にある一方で、待機位置を有する微小投与量ぜん動ポンプは、医療目的では特に有利である。ポンプが、管が圧縮されない構成にあるとき、ぜん動ポンプおよび可撓管の滅菌は、好ましくは、放射線滅菌によって行われる。これは、放射線滅菌の間、管を融着させて、部分的に/完全に閉塞する危険性を回避する。したがって、待機位置を備えた微小投与量ポンプは、滅菌の後さらなる組立を必要とせずに、保管または使用前にいつでも滅菌され得る。
滅菌の後および連続動作中のポンプの構成が、図5および図6に図示される。図4と同様に、図Aは、部分が完全に組み立てられた実施形態を示し、図Bは、選択された構成要素(圧縮要素、管、反作用要素)を示す。
圧縮要素が、図5に示すように、死点の外に回転されて、管を挟んで閉塞し始めると、ポンプは、遠位開口部9に向かって、そして遠位開口部9から流体をポンプ圧送し始める。図5では、圧縮要素が、待機位置から中心角でおよそ90度反時計回りに回転されている。
「中心角」という用語は、角度の頂点が、圧縮要素の円形回転の中心であり、角度の脚が、円を横切る半径であることを意味している。中心角は、さらに、図3に示すようにアーム10の回転度に相当する。
圧縮要素の回転毎に、すなわち待機位置から360度回転する毎に、圧縮要素は、図7に示すように、死点を通過することになる。この点で、遠位開口部へ向かって、そして遠位開口部からポンプ圧送される流体の流れの停止が起こることになる。連続動作の間、流れの停止は、短時間であり、圧縮要素が死点から出て回転するとき、流体ポンプ圧送は、図6に示される構成のように再開される。
回転毎のポンプの投与または試料採取は、圧縮要素が管および表面と係合する環状面の円周上の点によって決定される。しかしながら、圧縮要素が、管と係合し始める点の変動が起こる場合もあり、これは、試料採取の精度および再現精度に影響を及ぼすことになる。最大精度を達成するために、死点上でのいかなる投与も、回避されなければならない。
圧縮要素またはローラの位置を測定するための手段を含むことによって、円周上の同じスポットから投与を開始することは、可能である。これは、結果的に試料採取の高い再現精度をもたらすことになる。
圧縮要素の位置を測定するための手段の例としては、光センサ、磁石/ホールセンサ、電気接点、トルクベースフィードバック、または駆動手段のあらゆる段階を正確に計算して制御するための手段が含まれる。
圧縮要素の位置を測定することに加えて、圧縮要素の位置は、制御されることができ、制御はコンピュータで実施され得る。
管材料
本明細書で使用される可撓管6という用語は、圧縮によって挟まれて閉じられることができ、その後、もはや挟まれていないときに、原形に戻る何らかの中空管を意味している。中空管は、さらに、管壁によって取り囲まれた内腔を有することを特徴とする。
医療目的では管の材料は、清浄、洗浄、および/または滅菌されることが可能でなければならず、管材料は、血液および薬物などの流体と反応してはならない。医療目的のぜん動ポンプ用の可撓管の例としては、何らかの種類のシリコーンの管が含まれる。
一般的には、ぜん動ポンプの管材料は、内腔の完全な閉鎖を確実にするために、圧縮されている2つの壁の厚みの合計を下回るまで圧縮されなければならない。完全閉鎖は、圧縮要素が回転する度に、正確な投与量の流体がポンプ圧送されるためには不可欠である。したがって、管は、2つの壁の合計の最大でも80%〜85%など、2つの壁の合計より多くまで圧縮され得る。
管材料の壁が厚いほど、より多くのエネルギーが、内腔を閉塞するのに費やされる。したがって、可撓管が、薄壁で囲まれた管を備える場合、ポンプは、管材料を圧縮して、内部の液体の正確な投与量のために内腔を完全閉鎖することを確実にするのに最小のエネルギーを必要とする。
その上、管壁の内径が小さいほど、内腔を閉塞するのに費やされるエネルギーは、小さくなる。小内径を備えた可撓管は、さらに、精密で正確な、少量の微小リットル用量の投与であっても、または微小リットル流も可能にする。
したがって、本発明に記載される微小投与量ポンプは、有限の電池電源を備えた装着型システムで使用されることができる。さらに、ポンプは、小内径を備えた管材料を使用して、厳密な流れまたは流量を正確に送給することができる。
環状面
環状面5は、図1に示すようにハウジングの中に配置され得る。
上に管の区分が配置される環状面は、管が入るための入口および出口開口部を有する。開口部では、管は、図3〜図6に例証されるように、二重状態、すなわち一方の管区分が他方の上にあってもよい。
開口部のサイズが、圧縮要素が死点を通過するのにかかる時間を決定することになる。開口部が大きい、すなわち開口部の中心角が大きい場合には、圧縮要素は、回転の間により多くの位置で開口部に面することになり、圧縮要素が開口部に面するとき、ポンプが待機位置にあることになるので、管は、より長い間機械的に応力が加えられていないことになる。開口部が小さい場合には、回転の間、圧縮要素が開口部に面する位置が1つだけであってもよく、したがって、管は、短い間機械的に応力が加えられていないことになる。
本発明の実施形態では、開口部12は、30°〜150°の間の、より好ましくは55°〜125°の間の、最も好ましくは80°〜100°の間の中心角を有する。別の実施形態では、可撓管6は、開口部12から環状面5に入出する。別の実施形態では、圧縮要素7が、環状面5の外部に配置される管の区分と係合しないように、ポンプは、構成される。別の実施形態では、圧縮要素が、開口部12に面しているとき、圧縮要素7が、管6とぜん動的に係合しないように、ポンプは構成される。
環状面は、可撓管を環状面に関して適位置に保持するための延長案内要素(図示せず)をさらに備えていてもよい。案内要素は、可撓管を正しい位置に保つために、可撓管を受容するためのくぼみを備えていてもよい。例えば、くぼみまたは類似手段は、可撓管が、圧縮手段の運動によって上または下に追従することを防止するのを助けることができる。
本発明の実施形態では、環状面5は、可撓管6を受容するためのくぼみを備える。
圧縮要素
圧縮要素7は、円筒形状を有するローラの形をしていてもよい。円筒形のローラ表面は、管を表面に当てて均等に圧縮することができる。圧縮要素の他の例には、「シュー」、「ワイパ」、「ローブ」、および「キャップ」が含まれる。
本発明の実施形態では、圧縮要素7は、ローラである。
多数の圧縮要素を備えるポンプは、多数の圧縮要素に因って、本質的に、360度回転の間に流量の変動を有することになる。例えば、2つの圧縮要素を備えるポンプは、360度回転につき2つの異なる流量を有する場合がある。
単一の圧縮要素を備えたポンプは、連続的な流量でポンプ圧送される体積が、圧縮要素の単一の回転によって画定されるので、同じ連続的な流量でポンプ圧送される体積を最大にすることを容易にする。より長く連続的な流量であるほど、より正確な投与量およびポンプ圧送を可能にする。
その上、単一の圧縮要素を備えたポンプは、結果として、各360度回転またはポンプ圧送サイクルの間、管の変形がより少なくなる。したがって、管材料およびポンプの摩耗は減らされ、ポンプのエネルギー使用量が改善される。
管材料の摩耗は、内管材料壁が破砕して、管材料物質が患者の血流に入ることになる危険性を含む可能性がある。
反作用要素
少なくとも1つの反作用要素11の目的は、圧縮要素とバランスをとり、したがって、システムを機械的により安定させることである。
反作用要素は、圧縮要素の管および環状面に当たる圧力に対する反力を提供し、したがって、回転駆動手段が、よりバランスのとれた力を受けることを確実にして、中心に置かれる状態を維持する。
反作用要素が、環状面に押圧されるとき、反作用要素が、管を圧縮していないように、反作用要素は、管受容部分を有するように構成される。
反作用要素は、リール形状またはボビン形状を有していてもよく、したがって、ボビンは、管を圧縮することなく、環状面に押圧または転圧され得る。
本発明の実施形態では、少なくとも1つの反作用要素11は、環状面5と係合して、本質的には管6と係合しないように構成される。別の実施形態では、少なくとも1つの反作用要素11は、リール形状またはボビン形状を有する。別の実施形態では、管に対する係合圧縮要素7の力は、環状面5に対する少なくとも1つの反作用要素11の力と本質的には等しいように、ポンプは、構成される。
圧縮要素(ローラ)および反作用要素(ボビン)は共に、可撓管を案内するための手段を備えていてもよい。手段は、例えば、図7に例証されるように、ボビンおよび/またはローラの一方または両方の端部上の襟部19であってもよい。
アーム
圧縮要素および反作用要素の円運動は、要素を含んでいる、回転可能に載置されたアーム10によって実現されることができ、回転可能に載置されたアームは、アームに対して垂直な、かつアームの中心上の回転軸を有する。アームが回転軸の周囲で回転するとき、圧縮要素は、可撓管に当たって円運動で駆動され、反作用要素は、環状面に当たって円運動で駆動される。
システム(アーム、圧縮要素、および反作用要素)のより良い機械的安定性は、回転軸が、アームの第1および第2の端部の間の中間部に配置されるとき、そして、アームが、回転軸の周囲で対称的に回転する場合に、獲得される。その上、圧縮要素および反作用要素が、アームの反対端に配置されて、それらの円運動の間、180度ずれていれば、安定性に関しては有利である。
アームの回転は、駆動手段によって実現されることができ、アームは、駆動手段の軸に対して固定されていない。
本発明の実施形態では、アーム10は、回転軸の周囲で対称的に回転する。別の実施形態では、回転軸8は、アーム10の第1および第2の端部の間の中間部に配置される。別の実施形態では、圧縮要素7は、アームの第1の端部に配置され、少なくとも1つの反作用要素11は、アームの第2の端部に配置される。別の実施形態では、圧縮要素7および反作用要素11の円運動は、180°だけずれている。
許容差吸収手段
管材料の圧縮および閉塞が制御されることが、ポンプの精度には不可欠である。管上での圧縮の度合いに、一貫性がない場合、管の閉塞の度合いは、変化する可能性があり、このことにより、流れの不規則性、ならびに逆流の危険性が生じる場合がある。
前述のように管が完全に閉塞されることを確実にする1つの方法は、2つの管壁の合計を下回るまで管を圧縮することである。しかしながら、圧縮および閉塞を完全に制御するためには、管特性の不規則性および環状面の不規則性も、同様に考慮に入れられなければならない。
圧縮は、圧縮要素、アーム、および反作用要素を含むシステムに組み込まれた許容差吸収手段を使用して制御されてもよい。許容差吸収手段は、直径、管壁の厚さ、または可撓性などの管特性の変動、および管と係合している環状面の粗さの変動に起因する、管上の圧縮力の変動を減らす。
許容差吸収手段の例には、可撓性シート材料などの可橈性材料を含むアームと、フェザー特性を備えた受容部材によってアームに取り付けられている圧縮要素とが含まれる。
構造的不規則性を補う能力は、小さい不規則性であっても、比較的大きく、管壁は、薄い、および/または、管の内管腔は小さい、小型ポンプで特に必要である。
ポンプの寸法を決めるのに、許容差吸収手段が、環状面の凹側上に配置されることは、有利である。管経路の内部に吸収手段を組み入れることで、ポンプ回転ごとにポンプ圧送される体積に対して、ポンプの外形寸法をより小さくすることが可能になる、すなわち、死点を横切って投与しないことで、精密にかつ正確に投与され得る最大試料が、より小さいポンプサイズの内部に組み入れられ得る。
さらに許容差吸収手段を導入することで、製造における許容差変動をより大きくすることができ、このことは、管、ローラ、およびボビンなどのさまざまな部分の生産が、より低コストで、より単純になることを意味している。
本発明の実施形態では、アーム10および/または受容部材17、18は、可撓性を有するように構成される。別の実施形態では、アーム10および/または受容部材17、18は、回転平面に対して平行方向に可撓性を有するように構成される。
本発明の実施形態では、アーム10および/または受容部材17、18は、環状面5の凹側上に配置される。
組立体
図7は、分解立体図でポンプの実施形態を示す。この実施形態では、アーム10は、Z形状を有する。「Z形状」という用語は、3つの平面部分を備える構造を意味しており、2つの平面部分は、平行であり、間隔を置いて配置されており、第3の平面部分は、2つの平面部分の間に、2つの平面部分を非垂直角度で連結して配置される。
本発明の実施形態では、アーム10は、Z形状要素である。
駆動手段13は、シャフトの縦軸の周囲で回転可能であるシャフト14を備えていてもよく、Z形状はシャフトに係合されることができ、それによって、回転可能に載置され得る。シャフトは、図7に示すように、Z形状の中心平面部分などの、アームの部分を受容するための中心溝を備えていてもよい。
駆動手段は、磁石15と、玉軸受16などの1つまたは複数の軸受とをさらに備えていてもよい。
圧縮要素7および反作用要素11は、図7に示すように、アーム10の反対端に配置され得る。圧縮要素は、ローラであってもよく、反作用要素は、ボビンであってもよい。駆動手段が、シャフトを回転させるとき、Z形状アームは回転し、ローラおよびボビンは円運動で駆動される。ローラは、管および環状面(図7に図示せず)に当たって駆動され、それによって、可撓管をぜん動運動で圧縮し、ボビンは、環状面に当たって駆動される。
圧縮および反作用要素を置くために、アームは、アームの第1の端部にある第1の受容部材17およびアームの別の端部にある第2の受容部材18を備えていてもよい。圧縮要素および反作用要素は、受容部材と容易にかつ安定して係合するために襟部19をさらに備えていてもよい。受容部材は、ローラおよびボビンが、それぞれの縦軸の周囲で回転することを可能にするようにさらに構成され得る。
本発明の実施形態では、アーム10は、アームの第1の端部にある第1の受容部材17およびアームの第2の端部にある第2の受容部材18を備える。別の実施形態では、第1の受容部材17および第2の受容部材18は、同一である。別の実施形態では、第1の受容部材17は、圧縮要素を受容するように構成され、第2の受容部材18は、少なくとも1つの反作用要素を受容するように構成される。別の実施形態では、受容部材17、18は、圧縮要素および少なくとも1つの反作用要素を取り外し可能に取り付けるように構成される。別の実施形態では、受容部材17、18は、圧縮要素および反作用要素が、それぞれの縦軸の周囲で回転することを可能にするように構成される。
図7に具現化された組立体の中の許容差吸収手段には、アームおよび/または受容部材が含まれ得る。Z形状アームは、可撓性シート材料を備えていてもよく、したがって、Z形状は、平面部分に沿って、および/または平面部分の間の湾曲部において可撓性を有することになる。その上、受容部材は、アームの平面部分に対して可撓性を有していてもよい。
本発明の実施形態では、アーム10は、可撓性シート材料でできている。本発明の別の実施形態では、受容部材17、18は、アームに対して可撓性を有する。
Z形状可撓性アームおよび/または可撓性受容部材は、構成要素の何らかの変動または粗さが、単純であるが、極めて有効なやり方で補われることを確実にする。したがって、Z形状可撓性アームを使用していることで、流体の非常に小さい体積でさえも正確に投与するまたは分注することが可能であり、微小投与量ぜん動ポンプの驚くほど高い精度を獲得することができる。
本発明の実施形態では、ポンプは、50.0μL以下、より好ましくは、25.0μL以下、最も好ましくは10.0μL以下の投与量を提供するように構成される。別の実施形態では、ポンプは、少なくとも±5%RSD、より好ましくは±2%RSD、最も好ましくは±1%RSDの、相対標準偏差(RSD:Relative Standard Deviation)として測定された投与量精度を提供するように構成される。
許容差吸収手段を含む組立体は、表面粗さなどの不規則性を考慮することで、動作の間、可撓管上での均等な圧力を促進する。しかしながら、可撓管の最適閉塞および長期耐久性のためには、管は、2つの壁厚の合計の80%〜85%より多くまで圧縮されてはならない。したがって、可撓管上の最高圧力の限度を確実にするために、圧縮要素は、リップなどの、1つまたは複数の突出要素をさらに備えていてもよい。図8は、2つのリップ20を備える圧縮要素7の実施形態を示し、リップは、可撓管の最高圧力または閉塞を制限するように構成された突出要素である。リップは、襟部と類似の形状を有していてもよい。リップは、可撓管の最大閉塞を制限する立体的障害物を提供する。したがって、可撓管の軟度または許容差吸収手段の強度にかかわらず、可撓管は、突出要素によって画定されるよりも多く圧縮されることはできない。
本発明の実施形態では、圧縮要素は、可撓管の最大閉塞を制限するように構成された1つまたは複数の突出要素20をさらに備える。
1 装着型デバイス
2 第1の微小投与量ポンプ
3 第2の微小投与量ポンプ
4 ハウジング
5 環状面
6 可撓管
7 圧縮要素
8 回転軸
9 遠位開口部
10 アーム
11 反作用要素
12 開口部
13 駆動手段
14 シャフト
15 磁石
16 軸受
17 第1の受容部材
18 第2の受容部材
19 襟部
20 突出リップ要素

Claims (30)

  1. 流体の微小投与量用の、微小投与量ぜん動ポンプ(2)であって、
    − 内側環状面(5)を備えたハウジング(4)であって、前記環状面が、開口部(12)を備える、ハウジング(4)と、
    − 可撓管(6)であって、前記管の区分が、前記環状面(5)上に配置される、可撓管(6)と、
    − 前記環状面(5)上に配置される前記管の前記区分とぜん動的に係合するように構成された圧縮要素(7)と、
    − 少なくとも1つの反作用要素(11)と、
    − 前記圧縮要素(7)および前記反作用要素(11)を備えるアーム(10)であって、前記アーム(10)が、前記アームに対して垂直な回転軸で回転可能に載置される、アーム(10)と、
    − 前記アーム(10)を回転させ、それによって、前記圧縮要素(7)および前記反作用要素(11)を円運動で動かすための駆動手段と
    を備える、微小投与量ぜん動ポンプ(2)。
  2. 前記環状面(5)が、前記可撓管(6)を受容するためのくぼみを備える、請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記開口部(12)が、30°〜150°の間の、より好ましくは55°〜125°の間の、最も好ましくは80°〜100°の間の中心角を有する、請求項1または2に記載のポンプ。
  4. 前記可撓管(6)が、前記開口部(12)から前記環状面(5)に入出する、請求項1から3のいずれかに記載のポンプ。
  5. 前記圧縮要素(7)が、前記環状面(5)の外部に配置される前記管の区分と係合しないように構成される、請求項1から4のいずれかに記載のポンプ。
  6. 前記圧縮要素が、前記開口部(12)に面しているとき、前記圧縮要素(7)が、前記管(6)とぜん動的に係合しないように構成される、請求項1から5のいずれかに記載のポンプ。
  7. 前記圧縮要素(7)が、ローラである、請求項1から6のいずれかに記載のポンプ。
  8. 前記圧縮要素(7)が、前記可撓管の最大閉塞を制限するように構成された1つまたは複数の突出要素(20)をさらに備える、請求項1から7のいずれかに記載のポンプ。
  9. 前記少なくとも1つの反作用要素(11)が、前記環状面(5)と係合して、本質的には前記管(6)と係合しないように構成される、請求項1から8のいずれかに記載のポンプ。
  10. 前記少なくとも1つの反作用要素(11)が、リール形状またはボビン形状を有する、請求項1から9のいずれかに記載のポンプ。
  11. 前記管に対する前記係合圧縮要素(7)の力が、前記環状面(5)に対する前記少なくとも1つの反作用要素(11)の力と本質的には等しいように構成される、請求項1から10のいずれかに記載のポンプ。
  12. 前記アーム(10)が、前記回転軸の周囲で対称的に回転する、請求項1から11のいずれかに記載のポンプ。
  13. 前記回転軸(8)が、前記アーム(10)の第1および第2の端部の間の中間部に配置される、請求項1から12のいずれかに記載のポンプ。
  14. 前記アーム(10)が、Z形状要素である、請求項1から13のいずれかに記載のポンプ。
  15. 前記圧縮要素(7)が、前記アームの前記第1の端部に配置され、前記少なくとも1つの反作用要素(11)が、前記アームの前記第2の端部に配置される、請求項1から14のいずれかに記載のポンプ。
  16. 前記圧縮要素(7)および前記反作用要素(11)の前記円運動が、180°だけずれている、請求項1から15のいずれかに記載のポンプ。
  17. 前記アーム(10)が、前記アームの前記第1の端部にある第1の受容部材(17)および前記アームの前記第2の端部にある第2の受容部材(18)を備える、請求項1から16のいずれかに記載のポンプ。
  18. 前記第1の受容部材(17)および前記第2の受容部材(18)が、同一である、請求項17に記載のポンプ。
  19. 前記第1の受容部材(17)が、前記圧縮要素を受容するように構成され、前記第2の受容部材(18)が、前記少なくとも1つの反作用要素を受容するように構成される、請求項17または18に記載のポンプ。
  20. 前記受容部材(17、18)が、前記圧縮要素および前記少なくとも1つの反作用要素を取り外し可能に取り付けるように構成される、請求項17から19のいずれかに記載のポンプ。
  21. 前記受容部材(17、18)が、前記圧縮要素および前記反作用要素が、それぞれの縦軸の周囲で回転することを可能にするように構成される、請求項17から20のいずれかに記載のポンプ。
  22. 前記アーム(10)および/または前記受容部材(17、18)が、可撓性を有するように構成される、請求項1から21のいずれかに記載のポンプ。
  23. 前記アーム(10)および/または前記受容部材(17、18)が、前記回転平面に対して平行方向に可撓性を有するように構成される、請求項1から22のいずれかに記載のポンプ。
  24. 前記アーム(10)および/または前記受容部材(17、18)が、前記環状面(5)の凹側上に配置される、請求項1から23のいずれかに記載のポンプ。
  25. 前記アーム(10)が、可撓性シート材料でできている、請求項1から24のいずれかに記載のポンプ。
  26. 前記受容部材(17、18)が、前記アームに対して可撓性を有する、請求項1から25のいずれかに記載のポンプ。
  27. 50.0μL以下、より好ましくは、25.0μL以下、最も好ましくは10.0μL以下の投与量を提供するように構成される、請求項1から26のいずれかに記載のポンプ。
  28. 少なくとも±5%RSD、より好ましくは±2%RSD、最も好ましくは±1%RSDの相対標準偏差(RSD)の投与量精度を提供するように構成される、請求項1から27のいずれかに記載のポンプ。
  29. 部品が、選択的に、ハンドヘルドデバイスに組み立てられる、請求項1から28のいずれかに記載のポンプと、1つまたは複数の微小投与量ぜん動ポンプ(10)とを備える部品のキット。
  30. 血液、抗凝血物質、および薬物などの流体をポンプ圧送するための、請求項1から28のいずれかに記載のポンプの使用。
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