JPS62502934A - セリンヒドロキシメチルトランスフェラ−ゼ、テトラヒドロ葉酸及びトリプトファンシンテタ−ゼ叉はトリプトファナ−ゼの存在下における、グリシン、ホルムアルデヒド及びインド−ルからのl−トリプトファンの合成 - Google Patents

セリンヒドロキシメチルトランスフェラ−ゼ、テトラヒドロ葉酸及びトリプトファンシンテタ−ゼ叉はトリプトファナ−ゼの存在下における、グリシン、ホルムアルデヒド及びインド−ルからのl−トリプトファンの合成

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ、テトラヒドロ葉酸及びトリプトフ ァンシンテターゼ又はトリプトファナーゼの存在下における、グリシン、ホルム アルデヒド及びインドールからのし一トリプトファンの合成この発明は、グリシ ン、ホルムアルデヒド及びインドールからの酵素的なL−)−リプトファンの合 成に関する。
背景技術の記載 L−トリプトファンはヒトにとっての必須アミノ酸てあり、従って、過食溶液や 他の栄養製剤にとって重要な成分である。さらに、L−)リプトファンは、例え ばある合成方法の中間体又は出発材料として用いられる商業的に重要な物質であ る。このようにL−)リプトファンには需要があり、発酵法、化学合成及び酵素 的合成を包含する種々の製造方法が開発されている。
発酵法の共通の欠点は、長期間発酵させた後であっても、培養液中に生産され回 収されるL−)リブトファンの濃度が比較的低いことである。
化学合成によりトリプトファンを製造すると、トリプトファンがD及びLの光学 異性体のラセミ混合物として生産され、又は好ましくないD−異性体として生産 される。 D、 L混合物を分割すると製品のコストかそれだけ高くなる。
従来、L−トリプトファンの酵素的な合成は、トリプトファンシンテターゼ又は トリプトファナーゼの存在下てし一セリンとインドールとを反応させることによ って行なわれている。生体内ては、トリプトファンシンテターゼはセリンからト リプトファンを生産するために用いられ、一方、トリプトファナーゼはトリプト ファンを分解してインドールにするために用いられている。
トリプトファンを酵素的に商業規模て生産する場合に、セリンの値段が大きな問 題になる。従って、セリンを出発材料として用いないトリプトファンの製造方法 が存在することか望ましい。
触媒量の補因子、テトラヒドロ葉酸塩 (tetrahydrofolate)の存在下て、酵素「セリンヒドロキシメ チルトランスフェラーゼ」を用いてグリシンとホルムアルデヒドとを縮合させて セリンにする酵素的な方法が1本出願人による米国特許出願第442,962号 に記載されている。ここにはまた、第2のSHMT補因子、ピリドキサール−5 °−フォスフェートをセリン生成反応に有利に加え得ることが記載されている。
この発明の目的は、グリシン、ホルムアルデヒド及びインドールから、単一工程 てL−)リプトファンを合成する酵素的方法を提供することである。
発明の概要 この発明によると、L−)、リプトファンの合成は、生物触媒量の酵素セリンヒ ドロキシメチルトランスフェラーゼ、補因子テトラヒドロ葉酸、及び酵素トリプ トファンシンテターゼ又はトリプトファナーゼの存在下でグリシン、ホルムアル デヒド及びインドールを反応させることによって達成される。セリンヒドロキシ メチルトランスフェラーゼ、トリプトファンシンテターゼ又はトリプトファナー ゼは好ましくは、セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ及びトリプトファ ンシンテターゼ又はトリプトファナーゼをコードする発現ベクターを含有する。
形質転換された微生物の発現物質の形態で反応液中に提供される。
トリプトファンはこのように、セリンを出発物質として用いることなく単一工程 て合成される。この方法は、トリプトファンの水に対する溶解度が小さい(25 ℃で11.4g/文、メルクインデックス、第3版p、1256゜9458)こ とを利用している。従って、トリプトファンは反応溶液から沈殿し、容易に回収 することがてきる。
図面の簡単な説明 第1図は、この発明の方法において用いられるSHMTの製造を指示するプラス ミド9GX2236及びpGX2237の製造工程を模式的に示す図である。
第2図は、 EeoRI−3all断片上にtrpBAを有するクローニングベ クターであるpGX2208の製造工程を模式的に示す図である。
ターの制御下にある。トリプトファンシンテターゼの発現ベクターであるプラス ミドpGX2213の製造工程を模式%式% めの発現ベクターであるプラスミドpGX2214の製造工程を模式的に示す図 である。
第5図は、trpBA遺伝子がtrpプロモーターの制御下にある、トリプトフ ァンシンテターゼのための発現ベクターであるプラスミドpGX150の製造工 程を模式的に示す図である。
第6図は、 SHMT及びラムダファージエンドリシン酵素の生産を指示するプ ラスミドpGX2302の製造工程を模式的に示す図である。
第7図は、トリプトファナーゼ及びラムダファージエンドリシン酵素の製造を指 示するプラスミドpGX2:108の製造工程を模式的に示す図である。
発明の詳細な記載 この発明は、セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ(以下、 SHMTと いう)、テトラヒドロ葉酸(以下、THFという)、及びトリプトファンシンテ ターゼ(以下TSという)又はトリプトファナーゼ(以下、TASEという)の 存在下でグリシン、ホルムアルデヒド及びインドールを反応させることによるL −)リブトファンの合成方法に関する。
酵素SHMT、 TS及びTASEは微生物及び高等生物の代謝において重要で ある。従って、これらの酵素の潜在的な供給源は数多い。
セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼは、この酵素を含む全細胞、粗抽出 物又は生成された酵素の形態で用いることがてきる。全細胞が用いられるならば 、テトラヒドロ葉酸はSHMTと同一の供給源から得ることがてきる。なぜなら THFはSHMTを含む微生物細胞中に見出されるからである。所望ならば、T HFを加えてその濃度を上げることかてきる。
SHMTは、従来の遺伝子工学技術により、高収率でこれを生産するように修飾 された微生物から得ることができる。スタウファー・ジーら、旺其見:63−7 2 (1981)を参照のこと。S)IMT遺伝子(1戸)は単離して発現ベク ターにクローニングすることができ、次にこの発現ベクターて適当な宿主細胞を 形質転換して高濃度のSHMTを生産することがてきる。ベクターはファージで もプラスミドてもよいかプラスミドが好ましい。適当な宿主は、例えば、クレブ シラ、サルモネラ及びニジエリシア属細菌を包含する。
メチオニン代謝を修飾された突然変異微生物もまたSHMTを過剰生産するであ ろう。スタウファー・ジー・ブイ及びブレンクレイ・ジェイ・イー、Genet ics 88:221(1978)参照のこと。遺伝子クローニング技術を用い ると5酵素活性は20倍にも増え、酵素濃度は細胞の可溶性タンパク質の10% 以上にもなり得る。SHMT遺伝子が天然の供給源から取られた場合には、ラン ダムな突然変異発生により、又は特定部位に向けた突然変異発生により、改良さ れた安定性を有する酵素を生産することがてきる。遺伝子はまた、開示された工 程における酵素の安定性を改善するために複数の変更を付して完全に化学的に合 成することもできる。
SHMT供給源として用いるのに適した修飾微生物は、SHMT(g131A) を含むpBR322から話導したプラスミドであるpGX122て形質転換した 大腸菌菌株(GX1703)である。この形質転換株は、イリノイ州ベオリアの ノーザン・リージョナル・リサーチ・ラボラトリーズにNRRLNo、B−15 215として寄託されている。
類似のプラスミドであるがより小さく、コピー数が多くなるように変更したプラ スミドであるpGX139によって形質転換されたクレブシラ・アエロゲネス菌 株(GX1704)がメリーラント州ロックビルのアメリカン・タイプ・カルチ ャー・コレクションにATCCNo、 39214として寄託されており、pG Xl:19て形質転換されたサルモネラ・チフィムリウム菌株(GX1682) がATCCNo、 39215として寄託されている。
我々は、この発明の方法において用いられるSHMTの供給源として採用される 微生物を形質転換するのに用いられる好ましい発現ベクターを構築した。この好 ましいベクターは、関連するトリプトファンプロモーター−オペレーターと機能 的に連関したトリプトファンオペロンしい発現ベクターの構築は、以下のように して行なうことができる(第1図参照)。例えばpGXllo又はpEP392 のようなtrpEDCBAオペロンを有するベクターを、トリプトファンオペロ ンと調節領域の外側にある制限部位で開裂し、プラスミドを直線化する。プラス ミドpEP392はエンゲル−バルク・ビー・イーら、江U旦:69−85(1 980)に記載されている。プラスミドpGX110はこの文献に記載きれてい るpHP12と実質的に同一である。pGXlloとpEP3923の場合には 、トリプトファンオペロンのためのプロモー例えばpGX139のような、SH MT(glyA)遺伝子とその関連する調節配列を有する第2のベクターもまた 、SHMT(glyA)遺伝子及び調節領域の外側にある制限部位で開裂するこ とによって直線化される。pGX139の場合には、SHMT(glyA)遺伝 子のすぐ下流にある単一の5all制限部位が便利な制限部位として働く。2つ の直線化されたプラスミドが次に連結され、その調節領域と機能的に連関したト リプトファンオペロンと、その¥tlfffi領域と機能的に連関したSHMT (glyA)遺伝子とを含む組換えプラスミドか生成される。2つの直線化プラ スミドが相補的末端を有さない場合には(第1図に示される2つの例のように) 、接着末端はDNAポリメラーゼI(クレノーフラグメント)の存在下てdAT P、dCTP、 dGTP及びdTTPとの反応により、抜けた部分を埋めて平 滑末端を有するプラスミドをつくり、これを高いDNA濃度において平滑末端連 結することがてきる。好ましくは、2つのプラスミドはそれぞれトリプトファン オペロン及びgl/A遺伝子の外側に第2の制限部位を有し、これらの部位は、 環化されて不要なりNAを除去した所望の組換えプラスミドを形成する、単位長 さの連結産物を形成するために採用することができる。もちろん、これらの部位 は、開裂によりプラスミドの複製を制御するDNA配列、すなわちそのレプリコ ンを除去するような位置にあってはならない。
第1図に示す2つの例、すなわちpGX11G/pGX1393及びpEP39 2/pGX139:lては、それぞれのプラスミドは、連結混合物を、最終的な 連結(環化)の前にEcoRIて二次的に消化して不所望のDNA部分を除き、 機能的なglyA遺伝子と機能的なトリプトファンオペロンの両方を有する複製 可能なプラスミド発現ベクターを生成できるような、便利な位置にEcoR1部 位を有する。その製造工程を第1図に示す、このように生成された発現ベクター は、pGX2236及びpGX2237と命名された。pGX110中ニアンビ シニアンビシリン耐性遺伝子のて、得られた組換え体pGX2236を含む形質 転換体はアンピシリン耐性である。
プラスミドpGX223[iは、ラムダファージエンドリシン遺伝子(入RRt )を挿入することによって修飾され、第6図に示すようにプラスミドpGX23 02か創製された。λエントリシン遺伝子の発現によってリゾチーム及び遺伝子 産物のエンドペプチダーゼ作用により細胞壁か崩壊することによって、細胞溶解 を引き起こされるが、R及びR2遺伝子産物は、細胞膜が破壊された後において のみ細胞壁と接触てきる。ゆっくりと膜を破壊し細胞溶解を開始するのにいくつ かの型の化学処理を用いることができる。例えば、NP40、Triton X −100、塩酸セチルピリジニウムのような洗剤、及びクロロホルム、塩化メチ レン又はブタノールのような溶媒を用いることができる。このように、エンドリ シン遺伝子の発現により細胞の自己溶解及び1機械的な崩壊やそれに関連するエ ネルギー所要工程を避けることができる酵素の分泌がもたらされる。
入RRz遺伝子を発現する細胞の溶解を引き起こすのにクロロホルムを用いるこ とはこの分野において周知てあり、入 S遺伝子からラムダファージを形成する ために長年にわたって用いられている(ハリス・エイ・ダブリュ、マウント・ダ ブリュ・エイ、フェルスト・シー・アール及びシミノビッチ、Virology 、 32:553.1967)。
エンドリシン遺伝子はまた、細胞溶解を行なうためにプラスミド上に置くことも てきる(ガレット・ジェイら、1984) 、プラスミドpGX2302の構築 は第6図に示されている。Saw、 R及びR2遺伝子を有する、入 c185 7 Sam7DNA (入ゲノムの44973−46441塩基対、サンガー・ エフら、J、 Mo1. Biol、162ニア29−773.1982)のE coRr−(:tal!11片は、 pBR322のEcoRl及びClal部 位の間てクローニングされてプラスミドpGX1056が形成された。エンドリ シン遺伝子は、上述したのと同じEco81部位と、 pGX2294のpBR 322部分中に存在するBam81部位を用いて、プラスミドpGX1056( 菌株GX1186、ATCC39955中に存在)上テ再びサブクローニングさ れてプラスミドpGX2298が創製された。エントリシン遺伝子は次に、再び EcoR1部位と、pGX2298(7) pGX1066部分(7)Pst1 部位を用いてpGx2298から1ハブラスミドpGX2236に移され、プラ スミドpGX2302が創製された。5a11. R及びR2遺伝子は、これら のプラスミド構築工程において除去されているけれども、溶解機箭を与えるのに 十分な、R及びR2遺伝子の低度の発現は存在する。存在するラムダS遺伝子も またアンバー突然変異を有しており、機能的な遺伝子タンパク質を生成しない。
pGX22363のβ−ラクタマーゼ遺伝子の一部はpGX2302の構築にお いて除去されているので、アンピシリン耐性はプラスミドの維持に用いることが てきない。
プラスミドpGX22363、pGX2237 及びpGX23023(1、オ ペロンの両方を有する。このことにより、トリプトファンか培地から除去された 場合のプラスミドの安定化機構が提供される。プラスミドpGX2302は、自 己溶解使方を与えるラムダRRz遺伝子をさらに含む。
好ましい発現ベクターは、好ましくはトリプトファン突然変異体である微生物を 形質転換するのに用いることかでき、SHMTを効率的に発現し、この発明の方 法においてSHMTの供給源として好ましく用いることかてきる形質転換体を形 成することができる。トリプトファン突然変異体でもあるし一セリンデアミナー ゼ(lsd)突然変異体クレブシラ・アエロゲネス菌株(Gx1705)がpG X22’36て形質転換され、メリーランド州ロックビルのアメリカン・タイプ ・カルチャー・コレクションにATCCNo、 39408として寄託された。
同一の菌株はまたpGX2302で形質転換され、アメリカン・タイプ・カルチ ャー・コレクションにATCCNo、 53052として寄託された。我々は、 プラスミドpGX2236 、pGX2237、及びpGX2302が、トリプ トファンを含まない培地中で増殖されたGX1705形質転換体中て非常に安定 であることを発見した。
トリプトファンシンテターゼ又はトリプトファナーゼをコードするヌクレオチド 配列はSHMT遺伝子を含むプラスミド中に挿入することができる。このような プラスミドで形質転換された微生物は、この発明において使用される酵素を産生 ずるであろう、あるいは、TS又はTASEは、それぞれの酵素を高収率で生産 するように、従来の遺伝子工学手法を用いて修飾された微生物から別々に得るこ ともてきる。73(trpBA)又はTASE(tnaA)をコードするヌクレ オチド配列はまた、単離し、ベクター中にクローニングすることがてき、このベ クターは適当な宿主岬胞を形質転換するのに用いることかてき、それによってT S又はTASEの発現を高くすることがてきる。ベクターはファージでもプラス ミドてもよいがプラスミドか好ましい。適当な宿主は1例えばクレブシラ、サル モネラ及びニジエリシア尿細菌を包含する。TS又はTASEは、それぞれの酵 素を含む全細胞、粗抽出物又は生成酵素の形態て用いることがてきる。
好ましい具体例ては、 SHMT及びTS又はTASEは別々の供給源からのも のである。酵素は、非固定化形態又は−緒に若しくは別々に固定した形態で用い ることかできる。
補因子THFも固定化されても活性を保持するのて、非固定化状態又は固定化状 態て用いることができる。
THFを、バイオリアクター中て保持することがてきる支持体に結合することに よって固定化することが好ましい。なぜなら、そうすることによって、この発明 の工程中、補因子を繰り返し用いることが促進されるからである。例えば、TI (Fは、デキストラン、ポリエチレングリコール又はポリエチレンイミンのよう な可溶性ポリマーで固定化することがてきる。固定化は、デキストラン若しくは ポリエチレングリコールとの共有結合又はポリエチレンイミンとのイオン的相互 作用によって起きる。共有結合は、通常、THEのカルボキシ基と支持体のアミ ノ基の間て起きる。あるいは、同様な結合方法を用いて。
THFを不溶性の支持体に結合することもできる。
T)IFは酸素の存在下において急速に分解される。
従って、この発明の方法は、望素雰囲気下のような、嫌気的条件下で行なうこと か好ましい。TI(Fの酸化を防止することを助けるために1反応器合物に還元 剤を加えることが好ましい。反応工程に悪影響を与えないいかなる還元剤も用い ることかてきる。好ましい還元剤はチオグリコレート、アスコルビン酸及び例え ば1,3−ジメルカプトプロパノール、1,2−ジメルカプトエタン、ジチオス レイトール、ジチオエリスリトール及びメルカプトエタノールのようなメルカプ タンを包含するチオアルコール、L−チアゾリジン−4−カルボン酸並びにアミ ノエチルイソチオウロニウムブロミトである。特に好ましい還元剤はメルカプト エタノール、ジチオスレイトール及びチオグリコレートである。2−メルカプト エタノールが最も好ましい。還元剤の反応混合物中での好ましい濃度は約0、O IMないし約0.2Mてあり、最も好ましくは0.02ないし0.1Mである。
好ましい具体例ては、反応混合物を攪拌することによって反応が促進されるのて 、グリシン、ホルムアルデヒド及びインドールからL−)−リプトファンを生産 するのに必要な反応は、攪拌されたタンク反応器中て行なわれる。酵素セリンヒ ドロキシメチルトランスフェラーゼ及びトリプトファンシンテターゼ又はトリプ トファナーゼは、好ましくは別々の発酵タンク中て、SHMT、 TS又はTA SEをコードするヌクレオチド配列をそれぞれ有する発現ベクターて形質転換さ れた微生物の細胞中での発現によって生産される。細胞は発酵器中で増殖され、 所望の酵素は発酵条件を制御することによって高濃度に語起され発現される。
反応は、悪影響を与えないいずれの溶媒の存在下においても行なうことかてきる 。このような溶媒の例としてエタノール、メタノール、イソプロパツール及びジ オキサンを挙げることがてきる。基質、すなわちグリシン、ホルムアルデヒド及 びインドール、酵素SHMT及びTS又はTASE、及び補因子T)IFは種々 の方法て互いに反応させることがてきる。グリシン、ホルムアルデヒド及びイン ドールからのL−)リプトファンの合成を説明すると信じられる酵素的経路が以 下に示されている。
ホルムアルデヒド 反応物質及び触奴を導入する順序は重要てはない。ただし、ホルムアルデヒドを トリプトファン又はインドールの存在下て蓄積させてはならない。なぜなら、こ れらは化学的に反応するからである.工程はバッチ式又は連続式で行なうことか てきる。好ましい手順は以下のとおりである。好ましくはL−セリンデアミナー ゼ突然変異体であるトリプトファン突然変異体を、SHMT遺伝子及びトリプト ファンオペロン(関連するトリプトファンプロモーター−オペレーターの制御下 にある)の両方を有する、pGX2236、pGX2237及びpGX2302  (7)ようなプラスミドて形質転換する。形質転換体は、SHMT生産条件下 で発酵タンク中で、トリプトファンを含まない培地中で選択され、高い細胞密度 になるまで増殖される。
(rX1705(pGX2236)のような菌株からの細胞は次に発酵液を遠心 することによって好ましくは濃縮され、濃縮された細胞は攪拌タンク反応器中に 入れられる。細胞は死んており、細胞膜が破壊されていることが好ましい。
これは機械的手段によって、又は塩酸セチルピリジニウム、 Triton X −100、Tween 100 、 NP40のような洗剤若しくはトルエンの ような溶媒と接触させることによって行なうことができる。機械的に溶解した細 胞の粗抽出物は全細胞よりも好ましい。好ましいSHMT酵素供給源であるGX 1705(pGX2302) ノような細胞から、ラムダRR2,遺伝子の存在 の故に前ellすることなしに発酵の終りに溶媒を加えることによって、激しい 細胞溶解が銹起される。クロロホルムおよび塩化メチレン(ジクロロメタン)の ような溶媒は非常に効果的である。発酵液中の放出された酵素は、遠心によって 細胞残骸を除去した後直接バイオリアクター中で用いられる.あるいは、溶媒の 添加か望ましくない場合には、発酵後、細胞のエイジングにより自己溶解を起こ すことがてきる。発酵中に抗泡化合物を用いるとエイジング中の溶解が促進され る。
反応器の内容物と空気との接触は不活性ガス(N2、アルゴン等)の層を反応器 の内容物上に与えることによって好ましくは防止され、反応混合物中に溶解した 酸素を減少させるために還元剤が導入される。THFは反応条件に応した濃度に なるように反応器中の混合物に加えられる。大腸菌OA遺伝子をSHMTの供給 源として用いた場合には、これらの条件は通常、約4℃ないし約60℃の反応温 度と約5ないし約10のpHを包含する。好ましい反応条件は、約20ないし約 45°Cの温度下で約6ないし約8.5のpHて反応を行なうことを包含する。
温度が約4°Cよりも低いと反応かかなり遅くなり、温度が約60°C以上に上 ると酵素が不活性化される。例えば、pHが約7.5てあり反応温度が約37° Cである場合にいは、水性溶液中では、THFは50mMよりも大きな濃度にな るように加えられる。もっとも、好ましい濃度は0.1sMないし5sMである 。
THFは反応条件下において容易に酸化される。従って、反応混合物中では好ま しくは約−300■Vの低酸化還元ポテンシャルを維持することが好ましい。こ れは、上述したように1反応器合物に還元剤を添加することによりて行なうこと がてきる。好ましい還元剤は2−メルカプトエタノール(2−ME)であり、こ れはTHFと共に反応混合物に加えられた所望の酸化還元電位を達成することが てきる。反応混合物の酸化還元電位は反応工程中、酸化還元プローブを用いるこ とによって監視することがてき、所望の酸化還元電位は、反応混合物中への還元 剤の選択滴定によって維持することがてきる。
所望のpHはTHFが反応混合物中に溶解する間維持される。これは、反応工程 に悪影響を与えない塩基溶液の反応混合物中への選択滴定によフて行なうことが できる。好ましい塩基性溶液は水酸化金属溶液であり、水酸化カリウムが最も好 ましい。
セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼはホルムアルデヒドによって容易に 不活性化される。 THFはホルムアルデヒドと反応してメチレンTHFを形成 し、不活性化からSHMTを守るのて、反応混合物中の量のTHFのTHFと反 応するのに必要な量以上のホルムアルデヒドは反応混合物に加えられず、このよ うにSHMT不活性化から防御される。
所望ならば、ピリドキサール−5°−フォスフェートも反応に加えることができ る。L−セリンが反応器中で長昨間にわたり合成される場合には、ピリドキサー ルフォスフェートが不活性化される場合があり、このような場合にはピリドキサ ールフォスフェートをカロえることができる。反応に加えられるピリドキサール −5°−フォスフェートの濃度は必要に応じて0ないし約20mMまで変化し、 好ましくは約0.1■MないしlsMである。
グリシン全量は直接バイオリアクター中に入れられ、ホルムアルデヒドは、存在 するSHMT活性の予期される反応速度を決して超えることがない速度で、反応 混合物中に反応の進行と共に連続的に添加される。p)Iを慎重に監視すること によって反応条件を評価することができる。反応混合物中への水酸化カリウムの 滴定は、pHを調節するために採用することがてきる。一定のpHな維持するの に必要な、水酸化カリウムの添加時間の間隔が段々と短くなる場合には、ホルム アルデヒドを混合物中にあまりにも急速に加えているか、THFの分解が起きて いるか、SHMTの不活性化が起きているか、又はこれらの組み合わせが起きて いる。ホルムアルデヒド添加を制御するこの方法の使用は、出願中の第619, 116号により詳細に記載されている。
反応が進行するにつれて、セリンの蓄積の故にセリン生成速度が小さくなる。こ れは生成物阻害及び/又はセリンの蓄積に起因する逆反応のためである。ホルム アルデヒドの添加速度はSHMT濃度を増加させることによって一定に維持する ことができるし、あるいは、好ましくは、ホルムアルデヒドの添加速度はそれに 応じて減少させることがてきる。これは、溶液中の過剰なホルムアルデヒドはS HMTを不活性化するであろうからである0反応は比較的高濃度のセリンが生成 するまで、すなわち、反応混合物中のセリンの濃度が50−Mを超えるまて統け られる。好ましくは、反応は1、得られたセリンの濃度が1Mないし飽和濃度よ りも大きくなる平衡に達するまで続けられる。
L−セリンをL−)リプトファンに転換するためのトリプトファンシンテターゼ の供給源を得るために、微生物、好ましくはトリプトファン突然変異体が、トリ プトファンシンテターゼをコードするヌクレオチド配列(トリプトファンオペロ ンのtrpBA部分)を有するpGx2213(ATCC39388)ノヨウナ フラスミトテ形質転換すレる。形質転換体は、トリプトファン欠損培地中で、発 酵タンク中てTS産生条件下で選択され高い細胞密度にまで増殖される。
細胞は次に発酵液を遠心することによって濃縮される。細胞は死んでおり膜が破 壊されていることが好ましい。これは、好ましくは細胞をTween 100、 NP40、Triton 100、塩酸セチルピリジニウム等のような洗剤又は トルエンのような溶媒と接触させることによって行なうことができる。
TS含有細胞は次に、高濃度のセリンと非常に少量のホルムアルデヒドとを含む 反応混合物中に添加される。
インドールは、ジオキサン、エタノール等の、水と混じり合う訪起溶媒と混合さ れ、反応混合物にゆっくりと加えられる。インドールはトリプトファン、シンテ ターゼを阻害する傾向がある。従って、反応混合物中の遊離のインドールの濃度 を可能な限り低くすることが好ましい。
TSが反応混合物中に、破壊された膜を有する死んだ全細胞(好ましい形8)と して存在する場合には、TSは細胞中に存在するのてインドールによる不活性化 から守られる傾向にある。もっとも、細胞溶解物もまた用いることがてきる。
他の具体例では、トリプトファンシンテターゼに代えてトリプトファナーゼがL −セリンとインドールとをL−)リプトファンに転換するために用いられる。ト リプスミド安定化のためのtrpED遺伝子及びラムダエンドリシン遺伝子RR ,を含む、pGX2308のような遺伝子で微生物が形質転換される。プラスミ ドpGX2308の構築か第7図に示されている。ラムダR及びR2遺伝子は、 R遺伝子の開始コドンの5°側58塩基対のところにあるRsa 1部位と、ラ ムダR2遺伝子の丁度3゛のところにあるpGX2294の唯一の旧ndm部位 を用いてプラスミドpGX2294からサブクローニングされた(上述したよう に、そして第6図に示すように) 、 RsaI−Hindm断片はpGX10 66に挿入されてpGX2300が創製された。pGX2300からのラムダR R。
遺伝子は、Xbal−H4ndm断片に乗ってプラスミドpGX2287(NR RL B−15788)のXba IとNco1部位との間に移動されてpGX 2301が創製された。キモシン生産のためにデザインされたプラスミドpGX 2301は、RR,、遺伝子及びプラスミド安定化のために用いることができる trpED遺伝子を便利に結合することができる。 Ba+*旧−Pvu I断 片上にヤノフスキー、Journal of Bacteriolo 147: 787−795)からの大腸菌tnaA遺伝子はキモシン遺伝子の大部分と取り 換わってpGX2:10g中に挿入されてプラスミドpGX2301か創製され た。プラスミドpGX2308は、トリプトファン又はインドールを含まない培 地中で増殖される場合に、GX1734(F−、ΔtrpED102. tna 2)のようなtrpED突然変異体宿主中て安定であるという有利な性質を有す る。プラスミドpGX2308を含む細胞はトリプトファナーゼを過剰生産する 。よく増殖するいずれのtrpED突然変異体も適当である。大腸菌トリプトフ ァナーゼ遺伝子はカタボライトレプレッションによって調節される(ジェイ・エ ル・ボ)ンフオート及びアール・Microbiol、、 92:133−13 7.1976)ので、グルコースを含まない発酵培地を用いることが好ましい。
さらに、大腸菌中てのトリプトファナーゼの発現はトリプトファンによって誘起 される(エイヂ・ジェイ・ボーゲルとディ・エム・ボナー、J、Biol、 C hew、、 218:97−105.1956)。
従って、初期段階ではトリプトファンなしに増殖させてプラスミドの安定性を維 持し、細胞重量を増加させ1次にトリプトファン又は5−メチルトリプトファン のようなトリプトファン類似体を加えることによって高い酵素特異活性を得るこ とができる。
プラスミドpGX2:108を含む細胞は次に培養液を遠心することによって濃 縮される。細胞を殺し、膜を破壊することか好ましい。これは、好ましくは機械 的手段及び/又は細胞をTween 100、NP40、Triton X−1 00,塩酸セチルピリジニウム等のような洗剤又はトルエン、塩化メチレン又は クロロホルムのような溶媒と接触させることによって行なうことができる。ラム ダR2遺伝子産物は細胞溶解に寄与するが、最初の試験によるとPGX2308 がらのRR,遺伝子の発現は、S)IMT産生プラスミドpGX2302の場合 よりも幾分低いかもしれないことが示唆された。
TASEを含む細胞又は細胞溶解物が次に、高濃度のセリンと極めて少量のホル ムアルデヒドとを含む反応混合物中に加えられる。トリプトファナーゼは高濃度 のインドールの存在下でかなり安定であるのて、固体のインドールをセリン溶液 と直接混合することができる。インドールはまた、TSを触媒として用いる場合 について上記したのと同様に、ジオキサン、エタノール等のような、水と混じり 合う有機溶媒と混合し、これを反応混合物にゆっくりと加えることもできる。
TSを触媒として用いる場合には、インドールはセリンからのL−)−リブトフ ァンの合成に用いられるので、インドールは好ましくは反応混合物に連続的に加 えられる。し−トリプトファンが合成されると、これは反応混合物から沈殿する 。極めて少量のセリンが反応混合物中に残留する状態になった時にインドールの 添加を止め、残留するインドールを反応させる。
TASEを触媒として用いる場合には、計算量のインドールが直接反応混合物に 加えられる。
反応混合物から析出し、反応器の底に集められたL−トリプトファンは、便利な いずれの分離手段によっても取り除くことかてきる。
次にグリシンとホルムアルデヒドを上述したように反応混合物に加え、セリン合 成を再び開始することがてきる(SHMT酵素、PLP及びTHF補因子をさら に加えることが望ましい)。トリプトファンシンテターゼ及びトリプトファナー ゼは、SHMTに比べてホルムアルデヒドによる不活性化に対して感受性が低い 。THFと反応てきる量以上のホルムアルデヒドを加えることを避けることによ って反応混合物中のホルムアルデヒド量が過剰になることを避けることにより、 反応器のセリン合成段階のポルムアルデヒドによる不活性化からTS又はTAS Eを守ることができる。
この発明を以下の実施例によりさらに例示する。以下の実施例は、いかなる意味 においてもこの発明の範囲を限定する意図はない。
実施例1 SHMT産生形質転換体の製造 プラスミドI)GX22:16及びpGX2237が第1図ニ示し、後述するよ うにして製造された。プラスミドpEP3I]23はエンガーーバルク・ビー・ イーら、Gene 9.:69−85 (1980)に詳細に記載されている。
プラスミドpGX110は、この文献に記載されたpHP12と実質的に同一で ある。
この実施例及びDNAの操作に関する以下の実施例において、全ての酵素は重版 のものであり、その使用方法は製造者の指示書に従った。酵素処理の後てあって 次の酵素処理の前に、DNAは中和されたフェノール−クロロホルム(1:1) で抽出された。水性相に対し、2M酢酸ナト!J ラム(pH5,5)−0,2 M 2.5体積17)9511り/−)Iiが加えられた。溶液はドライアイス 中で凍結され、110000xで遠心されて沈殿され、次に脱イオン水に溶解さ れた。
プラスミドpGX110 (tri)プロモーターによって調節されるtrpE DCBAをコードするヌクレオチド配列、虫プロモーター上流にあるXhol制 限部位及びXho1部位の上流にあるEcoRI制限部位を含む)をXho I ての開裂により直線化した。プラスミド pGX139 (glyAをコートす るヌクレオチド配列、1が遺伝子の下流に存在する5all制限部位及びgly A遺伝子の上流にあるEcoRT制限部位を含む)を5allでの処理により直 線化し、DNAリガーゼを用いて高DNA濃度(約11000JL/ml)て、 直線化されたpGXlloに連結した。得られた連結混合物をEcoRIで消化 し、短いDNA連結産物を得た。連結産物はDNAリガーゼを用いて低DNA6 度(約10μg/l)で環化された。
個々の場合において、第1工程における高濃度の連結により、2つのプラスミド の長い連結体がつくられた。これらは第2のEcoRI消化により所望のサイズ に切断した。低DNA濃度における第2の連結は、効率的な形質転換のための環 状の形成を促進した。世オペロンに突然変異を有する細胞を、カルシウムショッ ク操作を用いて連結混合物て形質転換し、トリプトファンを含まない培地上て増 殖したものを選択した。trp”形質転換体について、予期されるプラスミドサ イズの増大と高いSHMT生産の特異活性をスクリーニングし、出発trpプラ スミドが再環化したものと所望の組換え体とを識別した。両方の結合からの単離 体が同定され、それぞれpGX2236及びpGX2237と命名された。プラ スミド pGX2236もまた。細胞にアンピシリン耐性を与える。
プラスミドを次にクレブシラ・アエロゲネスGX170Sを形質転換するのに用 いた。この菌株はGX1704 (L−セリンデアミナーゼが欠失したクレブシ ラ・アエロゲネス菌株)をニトロソグアニジンで処理し、トリプトファン含有培 地中で増殖できるがインドール含有培地中で増殖てきないものをスクリーニング することによって創製されたトリプトファンシンテターゼ突然変異株である。
実施例11 便利な制限部位を有するプラスミド pcxzzos (第2図参照)中にサブ クローニングした。プラスミドpGX110をBglllて消化し、T4リガー ゼの存在下で低濃度(約10ルg/■1)で再連結し、狂パの一部、trpDの 全部及びtrpCの一部を包含する3つのDNA断片を欠失させた。
pGX]12と命名した得られたプラスミドは、トリプトファンシンテターゼ( TS)のベータ及びアルファサブユニットをコートする機能的なtrpBA遺伝 子のみを含み、正常なトリプトファンプロモーターと調節領域を保持していた。
プラスミドpGX112をBgl IIで消化した。プラスミドpBR322を Baa+HIて消化した。BamHIとBgl IIは相補的な末端を与える。
2つの直線化プラスミドをT4リガーゼの存在下て高DNA濃度(約1000  g g/鳳l)で10ルl中て連結した。得られた連結混合物を5allで消化 し、 T4リガーゼの存在下て約10 gg/w+1の濃度て再環化してプラス ミド pGX141をツくッた。 PEG 141 (:i pGX2322) で約10gg/lの濃度で連結することにより、大きな断片を再環化して、tr pBの3°末端と全てのtrpAを含むプラスミド pGX143をつくった。
プラスミド pGX141の一部、57、gをHae mで消化した。Hind m認識部位を有する断片を5%アクリルアミドゲル上て単離した。この断片の両 端に、EcoRI認識部位を有する8塩基対の合成オリゴヌクレオチドを連結し 、これをEcoRIで消化した。プラスミドpGX143(5g g)をEco Rlて消化し、直線化されたプラスミドを高DNA濃度(約250 g g/m l)て、EcoRT消化リンカ−で処理したHae m断片に連結した。
得られた連結混合物を旧ndIIIて消化し、T4リガーゼの存在下で低DNA 濃度(約10gg/+*])で再環化した。得られたプラスミドpGX149は 、 trpBA遺伝子と、この遺伝子のすぐ上流てあって、 trpCの最終的 な元の)lae m部位にEcoR1部位を有していた。プラスミドpGX14 9(5終g)をEcoRlで消化した。5’−GATCfl:TCGAG−3° 及び5’−AATTCTCGAG−3°の配列を有する10塩基対の合成オリゴ デオキシヌクレオチドをT4ポリヌクレオチドキナーゼとATPとでリン酸化し 1次にT4リガーゼの存在下でEcoRI直線化プラスミドに連結してプラスミ ド pGX2208をつくった。このプラスミド pGX2208はtrpB遺 伝子及び、この遺伝子のすぐ上流に、合成りNAにより創製された、EcoRI  。
xhol、 Bag旧、 Xhol、 EcoRI認識部位をこの順序で有する 。
プラスミド pGX2208をBamHIで消化した。プラスミド PGX14 5もBamHTて消化した。プラスミド pGX14s(第3図参照)はpGX 134 (pGX134 テ形質転換り、 j: 大腸菌株GX1045は、ア メリカン・タイプ・カルチャー・コレクションにATCC39037として寄託 されている。)の極めて近い類似体である。プラスミドpGX145は、記載さ れたtrp/Iacプロモーター(デボアーら、ゴraIIGeneto Pr otein: Translation 1nto Biotechnolog y″、マイアミ冬季シンポジウム、Academic Press、 New  York(1982) pp、209−327)に類似した、trp/Iacハ イブリッドプロモーターを有する。2つの直線化したプラスミド9GX145と  9GX2208をT4リガーゼの存在下て約1000gg#+Iの濃度で20 膳lの体積中で連結し、得られた連結混合物を5ailて消化して不所望のDN A配列を除去した。消化して連結混合物を次に約10JLglIIlの濃度でT 4リガーゼの存在下て再環化してpGX2213をつくった。
trp/lacハイブリットプロモーターの制御下にあるtrpBA遺伝子を有 するこのプラスミドは、この発明の方法においてTSの供給源として働くであろ う微生物を形質転換するのに用いることができる。
実施例3 プラスミドpGX2214の構築 trpBA遺伝子の発現ビークルであるプラスミドpGX2214を、 pGX 2208 (実施例2参照)とpGti17 (第4図参照)から出発してつく った。プラスミドpcw7は、先ずEcoRI−BamHI断片上のλ c18 s7 cro12の34500−39168塩基対をpBR322のEcoRI 及びBag旧部位中にクローニングし、次に部分的なりgl m消化及び再連結 によって元の入DNAの35712−38814塩基対を欠失させてcro及び O遺伝子並びに全てのcll遺伝子中に欠失を起こすことによって製造された。
(アブストラクト、T4ファージミーティング、ワシントン州オリンピック、エ バーグリーン州立大学(1980)参照)このプラスミドは、λPLプロモータ ーを有する1文献に記載された他のものと類似している(例えば江ne、 5: 59−76 (1979)参照)。
プラスミドpGW7? Hpalて消化した。Bal1旧認識部位を有する8塩 基対の合成オリゴデオキシヌクレオチドリンカーを、低プラスミド濃度(約10 pg /al)で、DNA末端に換算して高いリンカ−濃度(SJLg/ml) て、直線化されたプラスミドに連結した。連結混合物を次にBamHIて消化し 、低DNAg度(約1pg/■l)でT4リガーゼの存在下で連結することによ って再環化して元のHpal−Ba+sHI断片を除き単一のBa鳳旧部位を残 した。この新しいプラスミドは pGX2204と命名された。プラスミドpG X220B (第2図参照)(5μg)とプラスミドpGX2204(5#Lg )とをBaII旧て消化した。直線化されたプラスミドをT4リガーゼの存在下 で高DNA濃度(約11000L/sl)で連結し、5ailて消化して不所望 のDNA配列を除き、低濃度(約10pg/m+) ”Q再連結しテpGX22 14をつくった。このプラスミドは、λNタンパク質のアミノ末端部分の少量残 存部分と、trpcタンパク質のカルボキシ末端部分の少量残存部分との融合タ ンパク質をコードする。従って、この構築タンパク質の合成は、ファージλにお いてλNて通常行なわれているようにして開始され、大腸菌染色体中のトリプト ファンオペロン中のtrpCの末端て通常行なわれているようにして終結する。
これによりおそらく、正常なトリプトファンオペロンにおけると同様に、不所望 のtrpCタンパク質をあまり合成することなく、trpBタンパク質合成開始 のための結合部位にリポソームか効率的に分配される。プラスミド pGX22 14は、転写が入Ptプロモーターから誘起された時にこの発明の方法のTSの 供給源として機能し得る宿主を形質転換するのに用いることができる。
実施例4 TS産生形質転換体の製造 トリプトファンプロモーターの制御下にあるtrpBA遺伝子を含むプラスミド  pGX150を第5図に示すようにして製造した。出願中の米国特許出願第4 15,957号に記載され、 EcoR1部分にトリプトファンプロモーターを 有するプラスミド pGX99(5o p−g )をEcoRIで消化し、トリ プトファンプロモーターを含む小さな断片を5%アクリルアミドゲル上て単離し た。実施例2で記載したプラスミドpGX149(50gg )をEcoRI  テ消化し、細菌性アルカリフォスファターゼで処理してプロモーター配列が挿入 されることなく再環化されることを防止した。 pGX99からのトリプトファ ンプロモーターEcoRI断片を次にT4リガーゼの存在下で直線化されたpG X149に連結してpGX150を製造した。pGX15Qの構造は、エンドヌ クレアーゼ消化分析により確認された。
クレブシラ・アエロゲネスGXI 705を形質転換するのにプラスミドpGX 150を用いた。GX1705染色体中のトリプトファンシンテターゼ突然変異 により、トリプトファンを含有しない培地中で増殖される細胞中に維持されたプ ラスミドの安定な保持が可能になる。この形質転換体は、メリーランド州、ロッ クビルのアメリカン・タイプ・カルチャー・コレクションにATCCNo、39 406として寄託されている。
実施例5 テトラヒドロ葉酸、pGX2236を含む形質転換体及びpGXl 50を含む 形質転換体の存在下における、グリシン、ホルムアルデヒド及びインドールから のL−トリプトファンの製造 クレブシラ・アエロゲネス菌株GX1705の1つのコロニー(pGX2236 を含む)を150 ml+7)下記培地Iに摂取し、30°Cで一夜振盪した。
細胞を遠心により集め、セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ生物触媒と して用いた。
培」11 に2)IPO410,5g/I KH2PO,4,5g/1 (NH4) 2SO41g/l クエン酸ナトリウム−28200,58g/lMg50. 0.1111M Fe5O,0,5B/I シヨ糖 20g/l クレブシラ・アエロゲネス菌株GX1705の1つのコロニー(pGX150  )を1501の下記培地Iに摂取し、30°Cて18時間振盪した。細胞を遠心 により集め、トリプトファンシンテターゼ生物触媒として用いた。
良度1 に2HPO,10,5g/l KH2PO44,5g/1 (NH4)230. 1 g/l クエン酸ナトリウム−28200,58g/lグルコース 4g/] カザミノ酸 4g/1 7.00gのグリシンと、0.7+sMのピリドキサール−5−フォスフェート と、10mMのテトラヒドロ葉酸と、150 +*1の培地から集められた(p GX2236)とを含む反応混合物32IIlに、濃度が減少するホルムアルブ トの直線勾配(8,5alのホルムアルデヒドと8.5alの水とから成り、勾 配形成装置によって形成された)を1時間当り0.41の速度で加えた。pHを 7.0M KOHて8.0に制御し、温度は37°Cに維持した。反応混合物は 予め0.1Mの2−メルカプトエタノールを含んでおり、2−メルカプトエタノ ール(6N)を1時間当り0.01m1の一定速度て加えた。反応混合物上にN 2ガスを流して反応器から02を排除した。反応のトリプトファン合成段階を開 始するために、10時間及び25時間後にSHMT反応物の一部を取った。
反応10時間後、51の反応混合物をクレブシラ・アエロゲネス菌株GX170 5 (pGX150) (2al、 O,D、500n+e=130)と混合し た。インドール(Ig)を0.51のジオキサン中に溶解し、室温にて1時間当 り0.022+I+の速度て反応混合物にポンプにより加えた。24時間後、ア ミノ酸をHPLCにより分析した。
結果を下記第1表に示す。
St(MT反反応2蒔 合物(それぞれ0.51 g/l及び173.3 g/I)を、1.5alの濃 縮したクレブシラ・アエロゲネス菌株GX1705(pGX150)(0.D.  500n+w=130)と混合した.インドール(2g)を11のジオキサン に溶解し、最初の36時間は0.022m1/時間の速度てボンピングし、次の 24時間は速度を0.04m1/時間に上げてボンピングした。
結果を下記第2表に示す。
トリプトファン合成段階が10時間後に開始された反応により、トリプトファン は、セリン対グリシンの比が小さな場合てさえ合成し得ることが示された。トリ プトファン合成段階が25時間後に開始される反応により、トリプトファンはよ り高い収率及び濃度て得られる。
プラスミド pGX2302の構築は第6図に示されている。これらの操作の目 的は,ラムダエンドリシン遺伝子(入RR4)をSHMT産生プラスミド pG X2236に加えることである。これを達成するために、入DNAの所望の部分 をpGX2236に加える前に便利な位置でサブクローニングした。二ニー・イ ングランド・バイオラボから購入した入DNA (c1857 Sam7, 1 00 pg)を11の体積中てEcoRIて消化した。プラスミドpBR322 D N A ( 9川g)を100#L1の体積中てEcoRIて消化した。T 4DNAリガーゼ(全DNA200 uLg/ml、EcoRI切断pBR32 2DNA:EcoRI切断入DNAが1:5又は1:10)による連結(体積2 5ルl)を行なった。連結混合物の一部なC1alて消化し、約0.2alg/ ■1の濃度て再び連結した.第2の連結混合物は大腸菌D)II (F−、■す 1,聾Al,用A96,リリ,ー1,田R17。
5upE44, relAl, 入−)を形質転換するのに用い,アンピシリン 耐性を用いて選択した。適当な大きさのプラスミドと、EcoRV 、 Hin dm及びNarlての予期されるエンドヌクレアーゼ消化パターンを有する形質 転換体をpBR322のEcoRI−C la 1部位中に入のEcolC1a I断片(bp 44973−46441,サンガーら. J. Mo1. Bi ol.、 162: 729−773。
1982参照)を挿入するために選択した。このようなプラスミドの1つをpG X2294と命名した。
ラムダエンドリシン遺伝子の両側に便利な制限エンドヌクレアーゼ部位を設ける ために、ラムダDNA断片をさらに pGX2294から pGX1066(A TCC 39955)ニサブクローニングしてプラスミドpGX22983を創 製した。両方のプラスミドpGX1066(101L、g )とpGX2294  (10P g)を100#Iの体積中てEcoRIで消化した。最初の連結混 合物Cat、5 gg ノEcoRI切断pGX1066D N A ト5 j L g ノEcoRI切断pGX2294D N AとT、DNAリガーゼとを 20、Iの体積中に含んでいた。連結産物をBa1lHIて切断し、2.5 p 、g (7)BamHI消化DNAを200pLl(7)反応混合物中て連結し た。連結混合物を用いて大腸菌を形質転換し、アンピシリン耐性コロニーを選択 した。pGxlo66のBamHI及びEcoR1部位中にpGX2294から のRR,遺伝子を含むEcoRI −BanHI 断片を挿入するためにほぼ正 しい大きさく5197bp)のプラスミドを有する細胞を選択した。所望の型の 構造体をBam旧、 EcoRI 、 EcoRV 、 Xbal及びHind mて消化して適当であることを確め、そのうちの1つをpGX2298と命名し た。
pGX2298の単一のEcoRI及びPst1部位を、入RRz遺伝子を除去 しそれらをpGX2236中に挿入するために用いた。115g g ノpGX 2235と7.5 p−g O) pGX2298を200P+の体積中てEc oRIて消化した。2.5 p−gのEcoRI消化pGX2236と2.5  pgのEcoRI消化pGX2298の連結を20終lの体積中で行なった。連 結産物なPstlで消化し、150.1の体積中て連結して再環化を行なった。
連結混合物を大腸菌AE−1(ΔtrpEDCBA)を形質転換するのに用い、 トリプトファンを含まない最少培地中で増殖できる形質転換体を選択した。アン ピシリン感受性で、クロロホルムを加えると溶解し易い形質転換体をスクリーニ ングにより同定した。このような形質転換体の1つをpGX2302と命名した 。プラスミドpGX2302でクレブシラ・アエロゲネスGX170S(lsd 、 trp)を形質転換し、メリーラント州ロックビル、アメリカン・タイプ・ カルチャー、コレクションに寄託した(ATCC53052)。この形質転換体 は、この発鳴の方法に用いるのに好ましいSHMTの供給源である。
実施例7 プラスミドpGX23[18の構築 プラスミド pGX2308の構築は第7図に示されている。その目的とすると ころは、トリプトファナーゼ遺伝子(tnaA)及びラムダエンドリシン遺伝子 (λRR,)を含むプラスミドにtrpED安定を与えることである。これをど のように行なったかを正確に記載するために、2つの前駆体プラスミドの構築を 先ず記載する。先ず、pGX2300は、便利な制限エンドヌクレアーゼ部位に よって囲包されたラムダRR,遺伝子のみを有するプラスミドである。プラスミ ドpGX2294 (第6図に示し実施例6に記載)は5つのRsa 1部位を 有し、これらのうちの1つはS遺伝子中のR遺伝子のATG開始コドンの5°側 58塩基対のところにある。S遺伝子はアンバー突然変異を有し、S遺伝子の機 爺はプラスミド中では望まれないので、RR,遺伝子をpGX1066 (菌株 GX1186、ATCC39955中に存在)中にサブクローニングするのにR sa 1部位を用いプラスミドpGX2294(Is pLg )を反応混合物 75.1中でRsa Iで消化し、pGXDNA(10pLg)を50p、Iの 反応混合物中でSma Iで消化した。T4DNAリガーゼを用い、2.5 J LgのRsa I消化pGX2294と2.5 pgのSma I消化pGX1 066とを20pl中で連結した。Rsal及び5ealエンドヌクレアーゼは M71jとも平滑末端DNAを与えるのて、異なるDNAが容易に連結する。連 結産物を旧ndmて消化し1次に低DNAW度(10g g/mI未満)で連結 し、プラスミドDNAの再環化を行なった。大腸菌を形質転換するのにこの連結 混合物を用い、アンピシリン耐性コロニーを選択した。少数の形質転換体が予期 されるサイズ(4376bp>のプラスミドに基いてスクリーニングされ、所望 の構造はEcoRV 、 Xmn1.XhoT及びPvullで消化することに よって確認された。このようなプラスミドの1つをpGX2300ト命名L/  j、: 。
へRR,遺伝子をpGX2300から取り除き、プラスミド安定化のための毀E  D遺伝子を含むプラスミドであるpGX2287(NRRL B−15788 )中に挿入した。プラスミドpGX2287D N A (19,5Pg ”) をNcolて100#Llの体積の反応混合物中で消化し、プラスミド pGX 2300D N A (9gg)を100.1の体積の反応混合物中て旧ndm で消化した0両方のD N A (7,81LgのNeo I消化pGX228 7D N Aと3.6 gg (7))Iindm消化pGX2300D N  A )を、0.251LMのdATP、 dTTP、 dGTP及びdCTPを 含む200終lの反応混合物中て25ユニツトの大腸菌DNAポリメラーゼI( Po11)で室温で30分間処理し、Ncol及び旧ndm消化によって残され た一木釦DNA末端i分を埋めた。T4DNAリガーゼ、3.9 pLgのNc oT消化Po11処理pGX2287と、1.55#Lg (7)Hindll 11F消化Po1l処理pGX2:100D N Aを含む30JLlの反応混 合物中て高DNA濃度連結を行なった。得られた全ての連結産物をXba Iて 100JLl中て消化し、比較的低DNA濃度(200終l体積)で連結し、再 環化した。 trpED突然変異を含む大腸菌GX17]1を形質転換するのに この連結混合物を用いた。トリプトファンを含まない最少培地中で増殖できる形 質転換体を選択した。スクリーニングにより予期される大きさく9361bp) のプラスミドが同定され、クロロホルムを加えた後の溶解し易さ及び適当なエン ドヌクレアーゼ部位の存在により確認した。このようなプラスミドの1つをpG X2301と命ローニングされて塩基配列か決定されており(エム・シー・プー リーとシー・ヤノフスキー、J。
Bacteriology、 147:787−79J 1981) 、プラス ミドpMD6上に入手可能である。tnaA、 trpED及び入RR,遺伝子 を有する複合プラスミドを得るために、pMD6からのtna遺伝子をプラスミ ド pGX2:101中に挿入した。プラスミドpMD6(5,0gg ) ド ブラスミド pGX2301 (4,9JLg )とをそれぞれPvu Iで1 .00JLlの反応体積中でそれぞれ消化した、これらのDNA (2,5p− gのpvul消化pGX2301.1ggのPvu I消化p M D ’Il i )を20JLIの反応体積中てT4リガーゼで連結した。連結産物をBam HIて消化した。得られたDNAの一部(2,1川g)を200ルーの体積中て 連結しDNAを再原化させた。この連結混合物で大腸菌GX3021(F−、t na2. nadA::TnlO,Δ trpEDcBA[入 Sユ857ΔB AMΔ旧]Δ[chlD−pgllを形質転換し、形質転換体は、1%グリセロ ール、10 g g/1(7)インド−JL/、 50gg/11のり、L−5 −メチルトリプトファン及び0.4zのカザミノ酸(ディフコ社、トリプトファ ンフリー)を含む最少培地中て増殖させ、トリプトファナーゼ遺伝子の存在に基 いて選択した。トリプトファナーゼ陽性形質転換体をさらにアンピシリン耐性に 基いて選択した。形質転換体から単離した予期される大きさく〜nzoobp) のプラスミドにツイテ、大腸菌GX1734 (F−1AtrpED102、膿 2)ノ形質転換及び最少グルコース培地上へのブレーティングによりtrpED 遺伝子の存在を調べた。1つの形質転換体をGX1734(pGX2308)と 命名し、メリーラント州ロックビル、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレク ション(ATCC53051)に寄託した。
実施例7 GX1705(pGX2236)及びGX]70S(pGX2302) ニよル SHMT(7)生産 クレブシラ・アエロゲネス菌株GX170S(pGX2236)、ATCC:+ 9408及びGX170S(pGX2:102) 、 ATCC53052を実 施例5に記載した手順に従って増殖させた。菌株GX1705(pGX2302 )はプラスミド上にエンドリシン遺伝子を有しており、この菌株の自己溶解が次 の実験で示された。
発酵の終りに有機溶媒(C)IcI:l又はCH2Cl2)を発酵液に導入し、 遠心によって細胞破砕物を除去した後、8時間インキュベート後の上清のSHM T活性を調べた。
B、 CH2Cl2 2%CHCl1の存在下て8時間インキュベートした大腸菌GX1705(pG X2302)からの粗SHMT抽出物を、遠心テ細胞破砕物を除去した後に回収 し、実施例5て記載した操作に従ってセリンを生産するのに用いた。25時間反 応させると、 2.2Mのセリンが、残留する0、6Mのグリシンと共に生産さ れた。
2%C82CI2の存在下て8時間インキュベートした大腸菌GX1705(p GX2:102)からの粗SHMT抽出物を上述のようにして製造し、実施例5 で記載した操作に従ってセリンを生産するのに用いた。24時間反応させると、 2.3Mのセリンか、残留する0、55Mのグリシンと共に生産された。
実施例9 セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ(SHMT)を実施例5に記載した ように製造した。実施例5と同様に、SHMT生物触媒を用いてl、−セリンを 製造した。セリン生成反応は25時間行なった。
トリプトファナーゼを次の方法により製造した。大腸菌菌株GX]734(pG X2308) c7) 1 つノ:I o ニーを200m117)下記培地■ に接種し、37°Cで一夜振盪した。遠心により細胞を回収し、トリプトファナ ーゼ生物触媒として用いた。
培地■ に21(PO410,5g/l KH2PO44,5g/1 (NH4)2SO41g/l クエン酸ナトリウム−28200,58g/lグリセロール 1z カザミノ酸 0.4z 上記セリン生成反応からの全25時間反応混合物を、2001培養物からの大腸 菌菌株GX1734(pGX2308) (7)湿った細胞ペーストと混合した 。インドール(8,8g)と水を加えて終体積を751とした。puを10χK OHで8.0に調整し、ピリドキサール−5−フォスフェートを終濃度が0.5 mMになるように加えた。混合物は37°Cで攪拌した。0及び28時間後、ア ミノ酸をHPLCにより分析した。結果を次の表に示す。
F工αJREI pi学ゞ02 ”F’−G、w−e−3 F′XΔ曝花 へ l T、 DNAリガーゼ(低DNA濃度)国際調査報告 mat″axiom aeDl=Il″”N″’ PCT/LJS86101’ l郭nlfillTMllenll^oohehvapsa、PCT/USS6 100530

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.生物触媒量の酵素セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼと、補因子テ トラヒドロ葉酸と、酵素トリプトファンシンテターゼ又はトリプトファナーゼの 存在下で、L−トリプトファン生産条件下においてグリシン、ホルムアルデヒド 及びインドールを反応させることから成るL−トリプトファンの合成方法。
  2. 2.生物触媒量の酵素セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼと補因子テト ラヒドロ葉酸との存在下で、L−セリン生産条件下でグリシンとホルムアルデヒ ドとを反応させて反応混合物中にL−セリンを生成させ、次にL−トリプトファ ン生産条件下でインドールと生物触媒量の酵素トリプトファンシンテターゼ又は トリプトファナーゼとを加えてトリプトファンを生産する請求の範囲第1項記載 の方法。
  3. 3.セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ及びトリプトファンシンテター ゼ又はトリプトファナーゼは、宿主微生物中での発現を指示する調節配列の制御 下にある、セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ及びトリプトファンシン テターゼまたはトリプトファナーゼのアミノ酸配列をコードするDNA配列を有 する、形質転換微生物中の発現ベクターの発現によって生産され、反応混合物中 に提供される請求の範囲第1項記載の方法。
  4. 4.セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼは、宿主微生物中での発現を指 示する調節配列の制御下にある、セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼの アミノ酸配列をコードするDNA配列を有する、形質転換微生物中の発現ベクタ ーの発現によって生産され、反応混合物中に提供されてL−セリンの生産を触媒 し、トリプトファンシンテターゼ又はトリプトファナーゼは、宿主微生物中での 発現を指示する調節配列の制御下にある、トリプトファンシンテターゼ又はトリ プトファナーゼのアミノ酸配列をコードするDNA配列を有する、形質転換微生 物中の発現ベクターの発現によって生産され、反応混合物中に提供されてL−ト リプトファンの生産を触媒する、請求の範囲第2項記載の方法。
  5. 5.セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ及びトリプトファンシンテター ゼ又はトリプトファナーゼは、発現されたセリンヒドロキシメチルトランスフェ ラーゼ及びトリプトファンシンテターゼ又はトリプトファナーゼを含み破壊され た細胞膜を有する全細胞を反応混合物中に加えることによって反応混合物中に提 供される請求の範囲第3項記載の方法。
  6. 6.セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ及びトリプトファンシンテター ゼ又はトリプトファナーゼは、発現されたセリンヒドロキシメチルトランスフェ ラーゼ及びトリプトファンシンテターゼ又はトリプトファナーゼを含み破壊され た細胞膜を有する全細胞を反応混合物中に加えることによって反応混合物中に提 供される請求の範囲第4項記載の方法。
  7. 7.セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼは、関連するプロモーター−オ ペレーター配列と機能的に連関したトリプトファンオペロンと、関連するプロモ ーター−オペレーター配列と機能的に連関したSHMT(glyA)遺伝子とを 含む複製可能なプラスミド発現ビークルを有する形質転換微生物中で生産される 請求の範囲第5項記載の方法。
  8. 8.セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼは、関連するプロモーター−オ ペレーター配列と機能的に連関したトリプトファンオペロンと、関連するプロモ ーター−オペレーター配列と機能的に連関したSHMT(glyA)遺伝子とを 含む複製可能なプラスミド発現ビークルを有する形質転換微生物中で生産される 請求の範囲第6項記載の方法。
  9. 9.セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼがその中で生産される前記形質 転換微生物は、形質転換されたtrp突然変異株である請求の範囲第7項記載の 方法。
  10. 10.セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼがその中で生産される前記形 質転換微生物は、形質転換されたtrp突然変異株である請求の範囲第8項記載 の方法。
  11. 11.その中でセリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼが生産される前記形 質転換微生物は、pGX2236、pGX2237及びpGX2302から成る 群より選ばれるもので形質転換されたクレブシラ・アエロゲネス菌株GX170 5である請求の範囲第9項記載の方法。
  12. 12.その中でセリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼが生産される前記形 質転換微生物は、pGX2236、pGX2237及びpGX2302から成る 群より選ばれるもので形質転換されたクレブシラ・アエロゲネス菌株GX170 5である請求の範囲第10項記載の方法。
  13. 13.トリプトファンシンテターゼがその中で生産される形質転換微生物はpG X2213、pGX2214及びpGX150から成る群より選ばれるプラスミ ドによって形質転換されたクレブシラ・アエロゲネスである、酵素トリプトファ ンシンテターゼを用いる請求の範囲第11項記載の方法。
  14. 14.トリプトファンシンテターゼがその中で生産される形質転換微生物はpG X2213、pGX2214及びpGX150から成る群より選ばれるプラスミ ドによって形質転換されたクレブシラ・アエロゲネスである、酵素トリプトファ ンシンテターゼを用いる請求の範囲第12項記載の方法。
  15. 15.トリプトファナーゼがその中で生産される形質転換微生物は、プラスミド pGX2308によって形質転換された大腸菌である、酵素トリプトファナーゼ を用いる請求の範囲第11項記載の方法。
  16. 16.トリプトファナーゼがその中で生産される形質転換微生物は、プラスミド pGX2308によって形質転換された大腸菌である、酵素トリプトファナーゼ を用いる請求の範囲第12項記載の方法。
  17. 17.発現ベクターの少なくとも1つが、ラムダファージエンドリシンタンパク 質のアミノ酸をコードする発現可能な遺伝子をさらに含む請求の範囲第3項記載 の方法。
  18. 18.セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼは形質転換株クレブシラ・ア エロゲネスGX1705(pGX2302)ATCC53052によって生産さ れ、トリプトファナーゼは形質転換株大腸菌GX1734(pGX2308)A TCC53051によって生産される請求の範囲第17項記載の方法。
  19. 19.(a)レプリコン、 (b)関連するブロモーター−オペレーター配列に機能的に連関するセリンヒド ロキシメチルトランスフェラーゼのアミノ酸配列をコードするDNA配列、及び (C)関連するブロモーター−オペレーター配列に機能的に連関したトリプトフ ァンオペロンをコードするDNA配列を有する複製可能なプラスミド発現ベクタ ー。
  20. 20.pGX2236、pGX2237及びpGX2302から成る群より選ば れる、請求の範囲第19項記載の複製可能なプラスミド発現ベクター。
  21. 21.請求の範囲第19項記載の複製可能なプラスミド発現ベクターにより形質 転換された形質転換微生物。
  22. 22.請求の範囲第20項記載の複製可能なプラスミド発現ベクターにより形質 転換された形質転換微生物。
  23. 23.形質転換された微生物はtrp突然変異株である特許請求の範囲第21項 記載の形質転換微生物。
  24. 24.形質転換された微生物はtrp突然変異株である特許請求の範囲第22項 記載の形質転換微生物。
  25. 25.プラスミドpGX2236で形質転換されたクレブシラ・アエロゲネス菌 株GX1705,ATCC39408。
  26. 26.プラスミドpGX2237で形質転換されたクレブシラ・アエロゲネス菌 株GX1705,ATCC39407。
  27. 27.プラスミドpGX2302で形質転換されたクレブシラ・アエロゲネス菌 株GX1705,ATCC53051。
  28. 28.プラスミドpGX2308で形質転換された大腸菌菌株GX1734,A TCC53051。
  29. 29.(a)トリプトファンオべロンとglyA遺伝子とを含む発現ベクターで 形質転換されたトリプトファン突然変異宿主細胞を包含する、形質転換微生物を 培養して酵素セリンヒドロキシメチルトランスフェラーゼ(SHMT)を生産し 、 (b)培養した微生物の細胞壁を破壊してSHMTを放出させ、 (c)ホルムアルデヒド、グリシン及びテトラヒドロ葉酸を、反応を触媒するの に効果的な量の、細胞壁が破壊された培養微生物又はこれから単離されたSHM 丁を含む水性反応媒体中で反応させることから成る、L−セリンの合成方法。
  30. 30.発現ベクターはまたλファージのR及びRz遺伝子を含み、細胞壁はエン ドリシンの作用によって酵素的に破壊される請求の範囲第29項記載の方法、。
  31. 31.ホルムアルデヒドは、L−セリンが反応混合物中に蓄積されるにつれて小 さくなる速度で連続的に水性反応媒体中に供給され、それによって反応混合物中 のホルムアルデヒドの濃度を、ホルムアルデヒドがSHMT活性を阻害する濃度 未溝の濃度に維持する請求の範囲第29項記載の方法。
  32. 32.発現ベクターはpGX2302、pGX2236及びpGX252237 から成る群より選ばれる請求の範囲第29項記載の方法。
  33. 33.形質転換微生物は、pGX2302、pGX2236及びpGX2237 から成る群より選ばれるプラスミドによって形質転換されたクレプシラ・アエロ ゲネス菌株1705である請求の範囲第29項記載の方法。
  34. 34.発現ベクターはプラスミドpGX2302である請求の範囲第29項記載 の方法。
  35. 35.形質転換微生物はプラスミドpGX2302で形質転換されたクレプシラ ・アエロゲネス菌株1705である請求の範囲第29項記載の方法。
JP50167986A 1985-03-18 1986-03-17 セリンヒドロキシメチルトランスフェラ−ゼ、テトラヒドロ葉酸及びトリプトファンシンテタ−ゼ叉はトリプトファナ−ゼの存在下における、グリシン、ホルムアルデヒド及びインド−ルからのl−トリプトファンの合成 Pending JPS62502934A (ja)

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