JPS62502795A - 工作物を流れ作業方式で歪みなく熱機械的に処理する方法及び設備並びに方法の利用 - Google Patents

工作物を流れ作業方式で歪みなく熱機械的に処理する方法及び設備並びに方法の利用

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JPS62502795A
JPS62502795A JP61501341A JP50134186A JPS62502795A JP S62502795 A JPS62502795 A JP S62502795A JP 61501341 A JP61501341 A JP 61501341A JP 50134186 A JP50134186 A JP 50134186A JP S62502795 A JPS62502795 A JP S62502795A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 る方法及び設備並びに方法の利用 本発明は請求の範囲第1項に発明の上位概念として記載されている形式の方法及 びこの方法を実施する設備並びにこの方法の利用に関する。
焼入れ可能な金属材料特に鏑のような鉄−材料より成る工作物は、硬さ、靭性、 耐摩耗性、耐久性等のそのつどの使用目的にとって必要な性質をうるため、通常 、焼きならし処理を施される。焼きならし処理は一般に複数の処理過程を含み、 特に、焼入れ温度に加熱した工作物の急冷による焼入れ処理、これに続いて行な われる、所定温度での焼きもどし、テンパ又は保持等の、調整された熱処理及び 又は調整された冷却が含まれる。
工作物が焼きならし処理過程中その形状及び又は寸法の変化、即ち歪みを生じな いようにするために、焼入れプレスが使用され、この内部に工作物は締込まれ、 かつ締込まれた状態のまま急冷される。この急冷は公知の方法では、内部で工作 物に液状の急冷媒体が噴射される焼入れプレスを使用して行なわれる。急冷媒体 の選定はこの場合その熱容量及び、調整される温度落差の大きさ、殊に急冷速度 、に従って行なわれる。一般には液状急冷媒体としては水、塩溶液又は油が使用 される。液状急冷媒体、特に塩溶液又は油を使用した場合、急冷媒体で汚れた工 作物を急冷後に、次の熱処理、例えば焼きもどし温度までの加熱を行なう前に、 はぼ室温にまで冷却して洗浄しなげればならない。この洗浄という中間処理はた んに時間をとり作業が困難であるだけでなく、工作物に応力歪みを生じさせるこ とがある。
ダイヤフラムばね、殊に、例えば自動車工業においてクラッチに用いられるダイ ヤフラムばねの製造及び焼入れは特に大変である。このようなダイヤフラムばね ばその素材が場合によってはあらかじめ変形した状態のまま炉内で焼入れ温度に 加熱され、次いで油浴中で又は焼入れプレス中で急冷され、次いで冷却され、油 を洗浄され、焼きもどしされる。このような方法では歪みを避けることができな い。また後処理の種々異なる方法は煩雑で高い経費を伴い、しかも著しい改善は えられない。
閉じた外側環状部分から半径方向内側へ延びている舌状の薄板部分を有し、該薄 板部分の端部が他の部分よりもより高い硬さを有していなげればならないような ダイヤフラムばねの製造は特に問題であり、かつ高い経費を要する。このような 工作物は、異なる硬さを有する範囲を生ぜl−めるため、焼入れ工程後にさらに 特別の処理を行なわなければならない。より高い硬さa入処理され、又は、ダイ ヤフラムに、より高い硬さを有する範囲を生せしめるため第2の、完全な焼入れ 処理が改めて施される。
公知のように、熱機械的処理によってえられた工作物の組織はその工作物の、硬 さ、靭性、機械的強度、耐久性等の機械的特性を規定する。このような所定の組 織の生成はしかし材料組成の他に主として、その熱処理中に利用された冶金学的 パラメータによって左右される。これらのパラメータの正確な調整及び維持が行 なわれた場合にのみ、必要な特性を備えた組織がはじめてえられる。従来公知の 方法においては、殊にこれらの方法において用いられる長い加熱及び冷却時間、 個々の処理ステーション間での長い搬送時間及び、時間一温度経過を正確に制御 することが困難であることが欠点であると判明した。
従って本発明の課題は、偏平な形の工作物、殊に肉厚が薄くまた場合によっては 異なる硬さを有する範囲を備えた偏平な形の工作物を、従来公知の方法に比して 、僅かな作業量、所要時間及びエネルギ消費で、流れ作業方式で、歪みを生じる ことなく熱機械的に処理し、所望の組織及び特性をもった製品を生産する方法及 び設備を提供し、さらにこれらの方法及び設備を、ダイヤフラムばねの合理的製 造に利用することにある。
上記の課題は本発明によれば請求の範囲第1項及び第11項記載の特徴を有する 方法及び請求の範囲第15項記載の特徴を有する設備並びに請求の範囲第30項 記載の方法の利用によって解決されている。
秒単位の極めて短い加熱時間を可能にすると共に正確に制御することができる誘 導加熱を第1処理ステーシヨンに用いることにより、炉内での従来の加熱に比し て所要時間の著しい短縮かえられる。このことは本発明の方法の特別の利点であ る。
この方法では、焼入れ段において処理される工作物は、油又は氷状の塩溶液等の 液状急冷媒体と接触しないから、公知の方法において必要とされた煩雑で高い経 費を伴う中間処理、例えば焼きもどし温度よりも著しく低い温度、一般的にはほ ぼ室温に近い温度にまで冷却すること及び、油又は氷状の塩溶液等の工作物に付 着した急冷媒体の洗浄、除去が不要である。このような形式により、従来の方法 に比して、必要な作業量及びエネルギ消費量の著しい低減が達成され、また環境 汚染も実際に完全に避けられる。
本発明の方法のさらに別の利点は、第3処理過程、即ち焼きもどし処理が、第2 処理過程、即ち急冷過程に直接続いて行なわれ、工作物は、中間冷却及び又は中 間処理を経ることな(締込まれた状態で焼きもどし処理に付されることにある。
室温より高い所定温度への急冷及び直接続いて行なわれる焼きもどし処理により 、歪み割れの発生が完全に避けられる。
本発明の方法のさらに別の利点は、工作物が、第3処理ステーシヨンにおける焼 きもどし装置を出た直後に第4処理ステーシヨンへ供給され、かつここで、締込 まれた状態で、調整された冷却処理を施されることにある。この形式により工作 物の優れた寸法保持が保証される。
全く特別の利点は、実験及び又は計算によってえられた所定のプログラムに相応 する中央のプログラム制御により個々の処理段における温度一時間経過が調整さ れ、これにより、応力歪みのない優れた品質の所望の組織を有し2、硬さ、靭性 、耐摩耗性、耐久性等の特性がそのつど課される必要に正確に相応した所期の製 品かえられることにある。殊に、急冷最終温度の正確な調整により所期組織を正 確に調整することができる。
本発明の方法の有利な実施態様は請求の範囲第2項〜第10項及び第2項〜第1 4項に、設備の有利な実施態様は請求の範囲第16項〜第29項に、方法の利用 の有利な態様は請求の範囲第31項に記載されている。
工作物の組織及び特性に関する特に良好な効果は請求の範囲第2項の実施態様に よってえられる。
殊に加熱ステーションと焼入れステーションとの間において熱損失を避けるため に、処理ステーションから処理ステーションまでの工作物の搬送時間を著しく短 かくすることが特に有利である。このためには請求の範囲第3項の実施態様が有 利である。処理ステーション間の搬送時間はこの場合、工作物中に不都合な組織 変化が生じないように調整される。大きな厚い工作物の搬送時間は薄い小さい工 作物の搬送時間よりも長くすることができる。
請求の範囲第4項は焼入れ処理の有利な一実施態様を記載しており、この場合請 求の範囲第5項による放熱の制御を行なうことができる。
熱放出の特に正確なかつそのつどの必要に適合させることができる制御は請求の 範囲第6項に記載されている。
請求の範囲第7項の実施態様によれば、歪み割れのないかつ、個々の場合におけ る使用目的のために必要な所望の機械的及び冶金学的な特性を正確に有している 組織をもった工作物かえられる。
最後に、請求の範囲第8項により焼入れプレスのプレス圧力を周期的に変化させ ることによって、工作物中における歪みの発生を避けることができる。
請求の範囲第9項の手段は特に有利であり、これによれば、ただ1回の焼きもど し処理により工作物に硬さの異なる範囲を生せしめることができる。
請求の範囲第10項の方法の実施態様によれば、計算又は実験によってえられた プログラムに相応して方法工程の正確な制御が可能であり、また熱機械的処理の 実際に完全な自動化が可能である。この場合工作物を搬送装置によって1つの処 理ステーションから搬送するか、このようにすることは一般に有利なことである が、又は工作物が個々のステーションを重力の作用で通過するようにするかは、 個々の場合において、主として、処理される工作物の寸法に関連して定めること ができる。
請求の範囲第11項の方法は特に簡単である点に特徴がある。それというのはこ の場合たんに2つの処理ステーションしか必要としないからである。第1段にお ける誘導加熱はこの場合請求の範囲第1項の方法におけると同じ形式で行なわれ る。焼入れプレス中での冷却もやはり、焼入れプレス中の急冷された工作物に焼 きもどし処理及び又は調整された、殊に遅延せしめられた冷却処理が行なわれる ことを除けば、第1項の方法におけると同じ形式で行なわれる。この場合にも、 実験及び又は計算によってえられた冶金学的プログラムによる温度一時間経過の 調整は、必要な値への正確な調整を可能にする。
この場合、工作物に急冷後恒温熱処理を行なう、請求の範囲第12項の実施態様 及び所謂BY−処理と呼ばれる請求の範囲第16項の実施態様が゛有利である。
後者の実施態様によれば、一般に、高い靭性及び耐摩耗性と共に、高い硬さを有 する組織かえられる。
はじめに述べた形式の方法によって製造された工作物の耐時効性を高めまた特に 工作物がクラッチばねである場合における、機関の熱に基く熱負荷による運転中 のばね力の弛緩を予防するためには、請求の範囲第14項記載の実施態様が有利 である。200℃に冷却した工作物を短時間、一般的には、秒単位の短い時間の 間、平らに押圧し又は過圧し、さらに締込んだ状態で冷却することにより人為的 な時効が生ぜしめられ、これにより、耐時効性、ひいてはばね特性の著しい、5 0%迄の改善を達成することができる。
この実施態様は、諸手段を容易に方法工程中において一体化し、かつプロセス制 御に利用することができるという特別の利点を有している。このことは従来の方 法に対して著しい進歩である。それというのは従来の方法では、出来上ったばね を組立前に付加的に熱処理しなげればならなかったからである。ばねを1回分ず つ炉内で150〜220℃で1〜2時間熱処理するこの処理は手で行なわれ、従 って著しく長い時間と作業とを要した。
本発明の設備は従来公知の設備に比して著しい利点を有している。それというの は、焼入れされる工作物は、加熱装置、焼入れプレス、焼きもどし装置及び冷却 装置が順次に直接に続けて配置されていることにより、個々の処理ステーション 間を極めて僅かな時間で移動することができ、望ましくない局部的冷却に起因す る障害を完全に避けることができ、かつ連続的な熱機械的処理を1作業工程で行 なうことが可能であるからである。さらに、焼入れされた工作物は高い寸法精度 と均一なかつ極めて微細な粒子より成る組織を特徴とする。これは、作業量及び 製造コストの著しい低減をもたらすばかりでなく、殊に、公知の設備を使用した さいに生じる欠点、例えば工作物の寸法変化、不均一な組織並びに付加的な成形 段、熱処理段、洗浄処理段、焼入、)を段及び焼きもどし段を必要とすること等 が避けられる。
加熱装置は任意の構造に構成することができる。しかし請求の範囲第16項記載 の構成が特に有利である。
この構成によれば、高い均一性と正確に調整可能な温度一時間経過を以って工作 物を加熱することができる。
個々の場合に課される必要に相応して加熱装置は中間周波数又は高周波数で運転 することができる。請求の範囲第17項記載の構成は、保護ガス例えば窒素中で 加熱することが望ましい場合に有利である。
請求の範囲第18項記載の構成によれば、特に清潔な作業が可能である。それと いうのは、工作物及び又は環境を汚染する、油又は塩溶液等の急冷媒体が使用さ れないからである。請求の範囲第19項記載の構成によれば、焼入れされた工作 物の寸法精度が改善され、この場合請求の範囲第20項記載の構成によれば、温 度一時間経過を正確に制御し、さらに、そのつど課される必要に温度一時間経過 を正確に適合させることができる。
請求の範囲第21項記載の構成によれば、焼きもどし工程中に局部的に異なった 加熱を行なうことができ、これにより工作物に硬さを異にする範囲を生せしめる ことができ、この場合所望の効果は請求の範囲第22項記載の構成によりさらに 一層強化される。
請求の範囲第23項記載の構成によれば、成形され、焼入れされさらに焼きもど し2された工作物を特に損傷を与えないように冷却することができ、かつまた、 工作物は、設備から搬出された後直ちに、さらに後処理を行なうことなく、直ち に使用することができる。
請求の範囲第24項記載の構成は、特に、比較的小さい工作物の製造に有利であ る。それというのはこの構成によれば、処理ステーションから処理ステーション への工作物の特に合理的な搬送が可能であるからである。
設備はし、かじ、工作物が個々の処理ステーションにおいて横にねかぜられた状 態で配置され、またこの状態で1つの処理ステーションから他の処理ステーショ ンへ搬送されるように構成することも可能である。
個々の処理ステーション間において工作物を搬送するためには種々異なる手段が 可能である。請求の範囲第25項記載の構成が特に有利であり、連行体が1つの 湾曲軌道、有利には円弧軌道に沿って運動せしめられるようにした場合には、有 利な運動状態、加速比及び減速比かえられる。搬送装置の極めて簡単な手段は請 求の範囲第26項に記載されている。搬送装置による熱損失を避けるためには、 請求の範囲第27項記載の構成が極めて有利である。
極めて小さい偏平な形の工作物、例えば数センチメートルの直径の工作物の熱機 械的処理のためには請求の範囲第28項記載の設備の構成が有利である。この構 成では、加熱装置、焼入れプレス及び焼きもどし装置が上下方向で直接に順次に 接続しており、工作物は個々のステーションを重力の作用で通過する。この形式 では工作物の特に迅速なかつ接触のない搬送が達成される。
請求の範囲第29項記載の構成は素材から、所望の組織及び必要な特性を有する 直ちに使用可能な成形さダイヤフラムばねの製造への本発明の方法及び設備の請 求の範囲第60項に記載された利用は著しい利点をもたらす。それというのは今 やはじめて、一作業工程でダイヤフラムばねの焼入れを行なうことが可能であり 、しかもこれを従来知られていなかった形状精度と品質を以って行なうことが可 能であり、従ってこのようなダイヤフラムばねは、後処理することなく広く使用 することができるからである。同一の作業工程において、請求の範囲第31項に よれば、舌状薄板部分の端部に他の範囲よりも高い硬さを有するダイヤフラムば ねを製造することも可能である。
本発明の実施例を以下に図面につき詳細に記述する。
図面中、 第1図は熱機械的処理のだめの温度一時間線図、第2図は直接焼ならしのだめの 温度一時間線図、第6図は恒温熱処理のだめの温度一時間線図、第4図はBY処 理のだめの温度一時間線図、第5図は偏平な形の工作物を流れ作業方式で熱機械 的に処理するだめの設備のブロック線図、第6図は上記設備を用いて製造される 工作物の一例としてのダイヤフラムばねを示す図、 第7図はダイヤフラムばねの第6図I’m −■1線による縦断面図、 第8図は処理ステーション間において工作物を搬送するだめの搬送装置を搬送方 向に対して直角方向からみた図、 第9図は第8図の搬送装置を搬送方向でみた図、第10図は偏平な形の工作物を 流れ作業方式で熱機械的に処理するだめの別の設備のブロック線図である。
第1図は偏平な形の工作物の熱機械的処理における温度一時間経過を示す線図で あって、この場合、素材としての工作物は場合により熱変形され、焼入れされ、 焼もどしされ、さらに調整冷却される。熱機械的処理を実施するために個々の場 合に必要な冶金学的パラメータは方法実施前に実験又は計算により、達成しよう とする組織に基いて、取り出されて中央のプログラム?tj制御装置に入力され る。素材としての工作物はこのさい銹導的にオーステナイト化温度T工に加熱さ れ、次いでこの温度T1を維持りながら焼入れプレスに移され、この焼入れプレ ス内へ入れられ、成形され、かつ同時に温度T2まで急冷される。次いで工作物 は温度T2を維持しながら焼きもどし装置へ搬送され、この装置内へ入れられ、 締込まれた状態で温度T3に加熱され、さらに温度T3を維持したまま冷却装置 へ搬送され、この装置内へ入れられ、かつこの装置内で、締込まれた状態で室温 にまで冷却される。オーステナイ)・化温度Tlまで加熱される間の温度の時間 的経過は線図では実線Po−Plで示され、また焼入れプレスへ移される間の温 度の時間的経過は実線P1〜P2で示されている。温度T1から温度T2までの 急冷中の温度の時間的経過は実線P2〜P3で示され、これに対して焼きもどし 装置内へ移される間のそれは実線P3〜P4で示されている。焼ぎもどじ装置内 における加熱中の温度の時間的経過は実線P4〜P5で示され、これに対して焼 きもどし装置から冷却装置への移行中のそれは実線P5〜P6で示されている。
室温まで冷却中の時間的温度経過は実線P6〜P7で示されている。
曲線から判るように、部分的区間Pl〜P2、P3〜P4及びP5〜P6は、部 分的区間P0〜P工、P2〜P3、P4〜P5及びP6〜P7よりも短かい。
第2図は、高い表面硬さをえようとする場合に有利に使用することができる直接 焼きならしによる工作物熱処理における温度一時間経過を示す。この方法を実施 するために必要な冶金学的なパラメータは方法の実施前に実験によって取出され る。温度Tllまで加熱された工作物は変形を避けるために焼入れプレス内へ締 込まれ、実験によってえられた、秒単位の短い時間の間、急冷される。この場合 表面温度は温度T工、まで、また芯部の温度は温度T1.3まで低下する。線図 において表面温度の時間的経過は実線Pよ1〜P12で示され、これに対して芯 部の温度の時間的経過はpH〜P13で示されている。続いて表面温度は存在す る余熱及び外部からの熱供給により温度T13、即ち焼きもどし温度、に高めら れろ。この加熱中の温度経過は実線P工2〜P工。
で示されており、この加熱に続く冷却はPl3とPl4との間の連結線で示され ている。
第3図は、平均的な硬さ並びに高い靭性及び耐摩耗性をうるために有利な恒温熱 処理中における温度一時間経過を示す。この方法の実施に必要な冶金学的パラメ ータは実施前に実験によって取出される。温度T2□まで加熱された工作物は変 形を避けるため焼入れプレス内へ締込まれ、実験によってえられた秒単位の短い 時間の間に温度T22まで急冷される。このさいの温度経過は実線P2.〜P2 2で示されている。次いで工作物は、区間P22〜P23に相応する時間中温度 T22に保持され、次いで冷却1される。
第4図の線図は、機械的最終値をただ1回の熱処理操作によってえようとする場 合に有利な、BY−処理と呼ばれる熱処理中における温度一時間経過を示す。
このBY−処理では、温度T31まで加熱された工作物は変形を避けるために焼 入れプレス内へ締込まれ、実験によってえられた秒単位の短い時間の間に温度T 3゜まで急冷される。このさいの温度の時間的経過は実線P3□〜P3゜で示さ れている。続いて工作物は調整された、殊に遅延された冷却処理によって温度T 33まで冷却される。このさいの時間的温度経過は実線P3゜〜P33で示され ている。
第5図のブロック線図は、厚さが薄くかつ小至乃中間の寸法を有する偏平な形の 工作物の焼入れに適する設備を示す。
この設備は以下の重要な構成部分を有する二第1処理ステーションとしての加熱 装置2;第2処理ステーシヨンとしての焼入れプレス4;第3処理ステーション としての焼きもどし装置6;第4処理ステーシヨンとしての冷却装置8゜加熱装 置2、焼入れプレス4、焼きもどし装置6及び冷却装置8は水平に並べて配置さ れていて、この場合、処理される工作物10は矢印F工r ’2及びF3の方向 で第1処理ステーシヨンから第4処理ステーシヨンまで搬送され、そのつど下側 から個々の処理ステーション内へ導入される。
加熱装置2は、2つの互いに向かい合って位置するプレー)14.16を備えた プレート型インダクタ12として構成されており、この場合プレート14及び又 は16は、工作物10を保持するだめの戻し可能なストッパ18、例えば引戻し 可能又は外方へ旋回可能なセラミックピン、を備えている。プレート14及び1 6は振動回路20によりエネルギを負荷される。
さらに、最終温度を接触することなしに測定するための測定検出器22が設けら れている。測定検出器22から送られた測定値は中央のプロセス制御装置内に記 憶される。
加熱装置2はさらに、保護ガス中で加熱を行なうだめの、鉛線で示された保護ガ ス装置24を備えていることができる。
加熱装置2と並んでこれと同じ高さに、冷却可能な型26を有する焼入れプレス 4が配置されている。この型は第1の、水平方向に移動可能な型部分28を有し 、これは間接冷却を行なうだめの冷却装置30を有している。型はさらに第2の 、同じ高さに配置された不動の型部分32を有し、これは間接冷却のだめの第2 の冷却装置34を有している。さらに、工作物10を保持するための戻し可能な ストッパ、殊にセンタリング心棒36を有している。第1冷却装置30及び第2 冷却装置34は、有利には、共通の1つの冷却媒体回路に接続されており、この 回路は冷却媒体の温度を調整するだめの調整装置に接続することができる。
焼入れプレス4と並んで同じ高さに、加熱可能な型38を有する焼きもどし装置 6が配置されている。この型は、第1加熱装置42によって加熱される、水平方 向に移動可能な第1型部分40及び、第2加熱装置46によって加熱される第2 型部分44より成っている。工作物を保持するために戻し可能なストッパ又はセ ンタリング心棒48が設けられている。工作物に局部的に異なった加熱を行なう ために、第2型部分44は切欠き50を有し、これにより、直接的な熱伝導が避 けられる。さらに圧搾空気を吹付けるだめの供給装置51が設けられている。第 1加熱装置42及び第2加熱装置46は、温度一時間経過を制御するだめの1つ の制御ユニット52に接続されている。
焼きもどし装置6に続いて、同じ高さに、冷却可能な型56を備えた冷却装置8 が配置されている。この装置はその構造の点で焼入れプレス4にほぼ等しく、か つ焼きもどし装置6から来る成形され焼きもどl−された工作物54を締込んだ 状態で、かつ調整された温度一時間経過のもとで、歪みを生じることなく冷却す ることを保証する。冷却可能な型56は、間接冷却のだめの第1冷却装置60を 備えた水平方向に移動可能な第1型部分と、間接冷却のだめの第2冷却装置64 を備えた、同じ高さに配置された第2型部分62とを。
有している。さらに、工作物を保持するだめの戻し可能なストッパ又はセンタリ ング心棒66がある。第1冷却装置60及び第2冷却装置64は、有利には、共 通の1つの冷却媒体回路に接続されており、この回路は冷却媒体温度を調整する だめの調整装置に接続することができる。
上記設備は、厚さの薄い工作物、例えば第6図に示すダイヤフラムばね68の製 造に有利に使用することができる。ダイヤフラムばね68は外側の閉じた環状部 分70と中心間ロア2を有しており、この開口からは半径方向に切欠きが環状部 分70まで延びており、これにより、環状部分70から半径方向に開ロア2まで 延びる舌状の薄板部分74カ;形成されている。第7図から判るように、ダイヤ フラムばね68は硬さの異なる区域を有している。例えば環状部分70及びこれ に隣接する、薄板74の範囲76では、はぼ42〜45 HRC!の硬さを有し ており、これに対して、中心の開ロア2に隣近する範囲78はほぼ58〜60  HROの硬さを有している。
ダイヤフラムばね68の製造は以下のような形式で第1処理ステーシヨンである 、プレート型インダクタ12を有する加熱装置2内へ、1.5〜2.5mmの厚 さを有する鋼薄板からそれぞれ1つの打貫片として製造された、素材としてのダ イヤフラムばね68が装入される。該ダイヤフラムばね68は例えばマグネット グリッパによって、支持台、例えば回転可能な円形テーブル上に積重ねられた素 材ストックから取出され、プレート型インタ9クタ12内へ下側から走入せしめ られる。戻し可能なストッパ18によってダイヤフラムばね68はプレート型イ ンダクタのプレート14及び16の間に保持される。この場合ストッパ18は、 有利には、ダイヤフラムばね68が加熱中回転せしめられることができるように 構成されている。プレート型インダクタは振動回路20により例えば6Q kV Aを負荷され、ダイヤフラムばね68をそのオーステナイト化温度900〜11 00℃まで加熱する。このオーステナイト化温度に達するまでの温度経過は測定 検出器22によって監視される。測定検出器22は、接触することなしに温度を 測定することができるように構成されている。えられた測定値は中央のプログラ ム制御装置に入力され、かつモニタで監視され、かつ、所定の組織ヲウるための 計算及び又は実験によって探知された加熱曲線の経過と合致するように制御され る。
たんに秒単位の短い時間、例えば15秒を必要とするKすぎないオーステナイト 化温度に達すると、直ちに、ダイヤフラムばね68は戻し可能なストッパ18を 戻すことによって下方へ放出され、第8図に示す第1搬送装置80によって第2 処理ステーシヨンである焼入れプレス4へ搬送される。ダイヤフラムばね68は ここで下側から焼入れプレス4の間接冷却式の型26内へ走入せしめられ、かつ ここでセンタリング心棒36によって保持される。第2型部分32に向かう第1 型部分28の水平方向の移動により型26は閉じられてダイヤフラムばね68を 締込み、かつ型26の形状に相応して、例えば6Mpの圧力を作用させながら、 ダイヤフラムばね68を所期の、第6図及び第7図に示されている形に成形する 。このさい平らな素材は円錐状に変形される。第1型部分28はこの場合冷却装 置30により、急冷に必要な温度に保持され、第2型部分は第2冷却装置34に より上記温度に保持される。この場合温度の調整及び維持は、両冷却装置を、温 度調整用の調整装置を備えた、共通の1つの冷却媒体回路に接続することによっ て、行なうことができる。
個々の場合において調整さるべき温度は、達成さるべき機械的性質、ひいては所 期の組織に関連して1、計算又は実験によって取出すことができる。
型26の開放及びセンタリング心棒36の引戻しにより、焼入れされたダイヤフ ラムばね68は下方へ放出され、第1搬送装置に相応する第2搬送装置82によ り、第3処理ステーシヨン、即ち焼きもどし装置6へ搬送され、かつここで加熱 可能な型38内に締込まれる。この締込みはこの場合、第1加熱装置42によつ て焼きもどし温度に加熱されている第1型部分40を、第2加熱装置46によっ て焼きもどし温度に加熱されてし・る第2型部分44に向って水平に移動させる ことによって行なわれる。薄板74の自由端部の、中心間ロア2に隣接している 範囲78に配置されている、型部分44内の切欠き50により、ダイヤフラムば ね68の局部的に異なった加熱が行なわれる。即ち、環状部分70の範囲及びこ れに隣接する範囲76だけが直接に加熱され、これに対して、範囲78の加熱は 専らダイヤフラムばね68内部の熱伝導によってのみ行なわれる。この場合、範 囲78が供給装置51による圧搾空気の吹付けによってさらに付加的に冷却され るようにすれば、さらに強い、局部的な加熱度の差を生ることにより、必要な硬 さ値は秒単位の短い時間でえられる(急速焼きもどし)。これにより、ダイヤフ ラムばね68は範囲78に、他の範囲よりも高い硬さを有することができる。加 熱装置42.46はさらに制御ユニット52に接続されており、該制御ユニット は、例えば150〜600℃の範囲に亘る焼きもどし温度及び焼きもどし時間の 正確な調整を可能にする。個々の場合において調整されるべき焼きもどし温度及 び又は焼きもどし時間は、達成しようとする組織及び必要とされる機械的特性に よって規定され、実験又は計算によってうることができる。この場合、例えば焼 きも竹表昭62−502795 (9) どし温度を低くすればする程それだけ硬さは高くなる。
急速焼きもどし過程ではマルテンサイト脆性化が避けられる。相応する高い温度 での秒単位の短い焼きもどし時間により、良好な機械的特性かえられる。温度は 測定検出器によって監視することができ、えられた測定値は中央の制御装置に記 憶される。温度一時間経過はこの場合モニタによって監視されかつ所定の組織を 生じるための計算及び又は実験によってえられた加熱温度カーブの経過と合致す るように制御される。
続いて、成形されかつ焼入れされたダイヤフラムばね68は、加熱可能な型38 の開放及びセンタリング心棒48の引戻しにより解放され、第1及び第2の搬送 装置に相応する第6搬送装置84によって、第4処理ステーシヨン、即ち冷却装 置8へ供給される。この冷却装置は焼入れゾレス4に相応する構造に構成されて いる。搬送装置84によって供給される、焼きもどし装置からのダイヤフラムば ね68は、下側から冷却装置8の冷却可能な型56内へ入れられ、ここでセンタ リング心棒66によって保持される。第2童部分62に向かう第1壓部分58の 水平方向の移動により壓56は閉じられ、ダイヤフラムばね68は締込ま払締込 まれた状態で冷却装置60.64により、計算され及び又は実験によってえられ た、中央のプログラム制御装置に記憶された温度一時間カーブに従って、冷却さ れる。ダイヤフラムはね68は冷却後はこの冷却後実地に使用可能な状態に仕上 がり、熱処理後の高い寸法精度と均一な組織の点で優れ、従って何ら付加的な処 理段での処理を要しない。
全過程中玉作物は全ての処理ステーションを、有利には、等しいタイミング一時 間で通過せしめられろ。
個々の場合に用いられるタイミング一時間は実験的に又は計算によって取出され 、最も長い時間を必要とする過程、一般には第2処理ステーシヨンにおける急冷 過程の持続時間に相応して調節され、他のステーションにおける処理はあらかじ め定められた所定のタイミング一時間に合わせられる。タイミング一時間はこの 場合、工作物の大きさに応じて、秒矩位の伍い時間から分単位の短い時間である ことができる。
第8図及び第9図は、殊に第6図及び第7図に示すダイヤフラムばね68のよう な、有利には直立した偏平な形の工作物の搬送に特に適する搬送装置80を示す 。搬送装置80は連行体88を有するホルダ86を有しており、この連行体には 、ダイヤフラムばねの半径に等しい半径の円弧に沿って3つのグリッパ90が配 置されている。3つのグリッパは少なくとも、ダイヤフラムばねと協働する二叉 の部分に熱伝導率の低い材料を有している。ホルダ86は平行四辺形アーム構9 2に配置されており、これは2つの平行四辺形アーム94を有しており、該アー ムは一方では軸受96を介してホルダ86に、また他方では、軸98を介して設 備のフレーム100に結合している。平行四辺形アーム94には、連行体88の 終端位置を調節するだめの調節ねじ102,102が配置されている。軸98に は駆動装置106が接続されており、これは、有利には、中央のプログラム制御 装置に接続されている。
搬送装置の連行体88は湾曲した径路に沿った運動を行ない、図示の場合には円 弧状に運動する。連行体は下側から処理ステーション内へ走入して、該処理ステ ーションにおいてストッパが戻された後に自由に下降する工作物、例えばダイヤ フラムばねの下側の部分を掴み、ダイヤフラムばねは次の処理ステーションまで 円弧に沿って移され、ここでもやはり下側から走入せしめられる。この処理ステ ーションにおいてストッパがかけられると工作物は保持され、連行体は再び空の 状態で、前の処理ステーションへ向って下向きに旋回して戻され、ここでまた新 しい次の工作物を受け取る。
設備は、工作物が、先に一例として記述されたように立った状態ではなしに、個 々の処理過程中ねた状態に配置されるように構成することも可能である。この工 作物をねた状態に配置することは、比較的大きい、例えば直径がほぼ0.5m乃 至それ以上である工作物には有利である。
第10図のブロック線図は、肉厚さが薄い、偏平な形の工作物の焼入れに適する 設備を示す。
該設備は以下のような重要な構成部分を有する:工作物を供給するための供給装 置108;第1処理ステーシヨンとしての加熱装置;第2処理ステーシヨンとし ての焼入れプレス112;第3処理ステーションとしての焼きもどし装置114 ;仕上げられた工作物を搬出するだめの搬出装#116゜供給装置108、加熱 装置i i o、焼入れプレス112、焼きもどし装置114及び搬出装置11 6はこの実施例では鉛直方向で上下に配置されており、工作物はこの設備を自由 落下により通過する。
供給装置108は工作物120を受容するだめのマガジン118を有していて、 初給付装置122を備えており、これにより工作物120は出口側124に向っ てあらかじめ押圧されており、間隙状の出口開口126に向って移動せしめられ る。この出口開口は有利には、工作物120の厚さよりも大きい、しかし工作物 120の厚さの2倍よりも小さい間隙幅を有している。出口開口126の上には 押出装置128が配置されており、これにより工作物120は下方へ衝き出され る。出口開口126の下側には加熱装置110が配置されており、該加熱装置は 有利には、2つの互いに向かい合ったプレート132及び134を有するプレー ト型インダクタ130として構成されており、この場合プレート132及び又は 134は工作物120を保持するために、戻し可能なストッパ、例えば引戻し可 能又は外方へ旋回可能なセラミックピン、を有している。
さらに加熱装置110は、保護ガス中で加熱を行なうだめの破線で示された保護 ガス装置138′?3:有している。
加熱装置110の下側には、冷却可能な型14C1有する焼入れプレス112が 配置されている。この型は、間接冷却用の第1冷却装置144を備えた、水平方 向に移動可能な第1型部分142及び、間接冷却用の第2冷却装置148を備え た、第1型部分と同じ高さに配置された不動の第2型部分146を有している。
さらに、工作物120を保持するだめのセンタリング心棒150がある。第1冷 却装置144及び第2冷却装置148は有利には共通の1つの冷却媒体回路に接 続されており、該回路は冷却媒体温度を調整するだめの調整装置に接続しておく ことができる。
焼入れプレス112の下側には、加熱可能な型152を有する焼きもどし装置1 14が配置されている。この型は、第1加熱装置156によって加熱される°、 水平方向に移動可能な第1型部分154及び、第2加熱装置160により加熱さ れる第2型部分158より成っている。工作物120を保持するだめにセンタリ ング心棒162が設げられている。工作物120の局部的に異なった加熱を達成 するため、第2型部分158は切欠き164を有しており、この切欠−きにより 直接的な熱伝導が避けられる。さらに圧搾空気を吹込むために供給装置166が 設けられている。第1加熱装置156及び第2加熱装置160は、温度一時間過 程を制御するだめの制御ユニット168に接続されている。
焼きもどし装置114の下側には搬出装置116、例えばコンベヤ装置170、 有利にはコンベヤベルト172、が仕上げられた工作物174f、搬出するため に設けられている。この場合コンベヤベルト172は同時に、成形されかつ焼入 れされた工作物174の冷却区間として構成することができる。
この設備は、肉厚が薄くかつ数センチメートル程度の極めて小さい寸法の工作物 の生産に有利に使用することができる。
一般には、熱機械的処理は保護ガスを用いないで行なわれる。しかし特別の場合 には、第1処理ステーシヨン、即ちプレート型インダクタに又は全設備に保護ガ ス装置を設けることも可能である。保護ガスとしては特に工業用窒素が適当であ る。
国際調資報告 Ml’に三XToL:=INT=−\L”、TTf”)W:At、’:”−−r ’J07’D’MCTn%1

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.焼入れ可能な金属材料から成る工作物を流れ作業方式で歪みを生じることな く熱機械的に処理する方法であつて、工作物を焼入れ温度にし、焼入れプレス内 に締込み、急冷し、締込んだ状態でさらに熱処理する形式のものにおいて、工作 物(10,68,120)を、第1処理ステーシヨンとしての加熱装置(2,( 10)内において誘導的にオーステナイト化温度に加熱し、この加熱した工作物 を熱損失なしに、少なくとも1つの冷却可能な型(26,140)を備えた、第 2処理ステーシヨンとしての焼入れプレス(4,112)内へ供給し、該焼入れ プレス内で締込み、所期の形にし、かつ間接冷却により、室温より高い所定の温 度に急冷し、次いでこの成形し急冷した上記工作物を、少なくとも1つの加熱可 能な型(38,152)を備えた、第3処理ステーシヨンとしての焼きもどし装 置(6,114)へ供給し、かつここで締込んだ状態で焼きもどし処理をし、次 いで、成形され、焼入れされ焼きもどしされた上記工作物(54,68,174 )を、少なくとも1つの冷却可能な型(56)を備えた、第4処理ステーシヨン としての冷却装置(8)へ供給し、かつここで、締込んだ状態で、調整された冷 却処理をし、このさい個々の処理過程における温度−時間経過を中央のプログラ ム制御により、実験及び又は計算によつてえられた所定の冶金学的プログラムに 従つて、調整することを特徴とする、焼入れ可能な金属材料より成る工作物を流 れ作業方式で歪みを生じることなく熱機械的に処理する方法。
  2. 2.個々の処理過程における温度−時間経過を第1図による温度−時間線図に従 つて調整することを特徴とする、請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.第1処理ステーシヨンから第2処理ステーシヨンまでの工作物の搬送時間、 第2処理ステーシヨンから第3処理ステーシヨンまでの工作物の搬送時間及び第 3処理ステーシヨンから第4処理ステーシヨンまでの搬送時間を、第1及び又は 第2及び又は第3及び又は第4の処理ステーシヨンにおける滞在時間のたんに数 分の1になるように調整することを特徴とする、請求の範囲第1項又は第2項記 載の方法。
  4. 4.第2処理ステーシヨンに、冷却液体を通す型を使用し、該冷却液体を場合に より循環させることを特徴とする、請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 5.放熱を冷却した型により制御し、急冷速度を冷却液体の型通過速度及び又は 冷却液体の温度を調整することによつて制御することを特徴とする、請求の範囲 第4項記載の方法。
  6. 6.冷却可能な型及び又は冷却液体及び又は工作物の温度を連続的に監視し、え られた測定値を、冷却された型による放熱の制御に用いることを特徴とする、請 求の範囲第4項又は第5項記載の方法。
  7. 7.工作物を室温より高い温度まで急冷し、次いで第3処理ステーシヨンにおい て外部からの熱供給により、場合によつては、工作物中に存在する余熱を利用し ながら、例えば第2図の温度−時間線図に従つて、焼きもどしすることを特徴と する、請求の範囲第1項記載の方法。
  8. 8.第2処理ステーシヨンにおいて焼入れプレスのプレス圧を、工作物中におけ る歪みの発生を避けるため、周期的に変化させることを特徴とする、請求の範囲 第1項記載の方法。
  9. 9.第3処理ステーシヨンにおいて、工作物の一部を異なる温度に加熱すること により、局部的に異なつた熱処理を行なうことを特徴とする、請求の範囲第1項 記載の方法。
  10. 10.工作物として全ての4つの処理ステーシヨンを同じタイミング時間で通過 させ、この場合タイミング時間を、最も長い時間を必要とする処理過程の持続時 間に相応して調整し、他の処理ステーシヨンにおける処理過程を上記のあらかじ め定めたタイミング時間に合致させることを特徴とする、請求の範囲第1項記載 の方法。
  11. 11.焼入れ可能な金属材料から成る工作物を流れ作業方式で歪みを生じること なく熱機械的に処理する方法であつて、工作物を焼入れ温度にし、焼入れプレス 内に締込み、急冷し、締込んだ状態でさらに熱処理する形式のものにおいて、工 作物(10,68,120)を第1処理ステーシヨンとしての加熱装置(2,1 10)内において誘導的にオーステナイト化温度に加熱し、この加熱した工作物 を熱損失なしに、第2処理ステーシヨンとしての、少なくとも1つの冷却可能な 型(26,140)を備えた焼入れプレス(4,112)内へ供給し、ここで締 込み、かつ間接的冷却により所定の温度に急冷し、次いで、成形され急冷された 上記工作物に同じ処理ステーシヨン内において締込んだ状態で焼きもどし処理を し、及び又は調整された冷却処理をし、かつこの場合個々の処理過程中における 温度一時間経過を中央のプログラム制御により、実験及び又は計算によつてえら れた所定の冶金学的プログラムに従つて調整することを特徴とする、焼入れ可能 な金属材料から成る工作物を流れ作業方式で歪みを生じることなく熱機械的に処 理する方法。
  12. 12.工作物(10,68)を、中間段階での組織の変態を許容する所定の温度 に急冷し、かつ場合によつては、例えば、第3図の温度−時間線図に従つて、工 作物中に残留する余熱を利用しながら恒温熱処理することを特徴とする、請求の 範囲第11項記載の方法。
  13. 13.工作物(10,68)に、調整した、有利には遅延した冷却処理を、例え ば第4図の温度−時間線図に従つて、行なうことを特徴とする、請求の範囲第1 項記載の方法。
  14. 14.成形し、焼入れしかつ焼きもどしした工作物(54,68,174)を冷 却装置(8)内においてほぼ200℃に冷却し、次いで、場合によりさらに別の 処理ステーシヨンにおいて、平らに押圧し又はほぼ一5゜の角度まで過度に押圧 し、次いで締込んだ状態で室温まで冷却することを特徴とする、請求の範囲第1 項記載の方法。
  15. 15.工作物を焼入れ濃度にし、焼入れプレス内に締込み、急冷し、締込んだ状 態でさらに熱処理する形式の、焼入れ可能な金属材料から成る工作物を流れ作業 方式で歪みを生じることなく熱機械的に処理する方法を実施するための設備にお いて、第1処理ステーシヨンとしての加熱装置(2,110)、第2処理ステー シヨンとしての、少なくとも1つの冷却可能な型(26,140)を備えた焼入 れプレス(4,112)、第3処理ステーシヨンとしての、少なくとも1つの加 熱可能な型(38,152)を備えた焼きもどし装置(6,114)及び、第4 処理ステーシヨンとしての、少なくとも1つの冷却可能な型(56)を備えた冷 却装置(8)を有しており、上記処理ステーシヨンが直接互いに接続されており かつ、機能的に順次後方に接続されていることを特徴とする、焼入れ可能な金属 材料から成る工作物を流れ作業方式で歪みを生じることなく熱機械的に処理する 方法を実施するための設備。
  16. 16.加熱装置(2,110)が2つの互いに向かい合つて位置するプレート( 14,16;132,134)を有するプレート型インダクタ(12,130) として構成されており、上記プレートが有利には、工作物(10,68;120 )を保持するための戻し可能なストツパ(18;136)を備えていることを特 徴とする、請求の範囲第15項記載の設備。
  17. 17.保護ガス中で工作物(10,68,120)を加熱するために保護ガス装 置(24,138)を有していることを特徴とする、請求の範囲第16項記載の 設備。
  18. 18.焼入れプレス(4,112)が冷却可能な型(26;140)を有してお り、該型の型キヤビテイが仕上げられた工作物(54,174)の形状に相応し ており、かつ上記型が、冷却装置(30,34,144,148)を備えた少な くとも2つの型部分(28,32;142,146)を有しており、該型部分の 少なくとも一方の型部分が型の開閉のために移動可能であり、この場合有利には 型部分(28,32;142,146)の一方が、工作物(10,120)を保 持するための、戻し可能なストツパ又はセンタリング心棒(36,150)を有 していることを特徴とする、請求の範囲第15項記載の設備。
  19. 19.焼きもどし装置(6,114)が加熱可能な型(38,152)を有して おり、該型の型キヤビテイが成形される工作物(54,174)の形状に相応し ており、かつ上記型が2つの型部分(40,44;154,158)を有してお り、これらの型部分の少なくとも一方の型部分が、型の開閉のために移動可能で あり、かつ上記型部分の少なくとも一方の型部分が加熱装置(42,46,15 6,160)を備えており、この場合型部分(40,44,154,158)の 少なくとも一方の型部分が戻し可能なストツパ又はセンタリング心棒(48,1 62)を備えていることを特徴とする、請求の範囲第15項記載の設備。
  20. 20.焼きもどし装置(6,114)の加熱装置(42,46,156,160 )が焼きもどし温度及び又は焼きもどし時間を調節するための制御ユニツト(5 2,168)に接続していることを特徴とする、請求の範囲第19項記載の設備 。
  21. 21.焼きもどし装置(6,114)が工作物(54,174)が局部的に異な つた温度に加熱されるように構成されており、この場合型部分(40,44,1 54,158)、有利には少なくとも一方の型部分が、直接的熱伝導を避ける切 欠き(50,164)を有していることを特徴とする、請求の範囲第19項又は 第20項記載の設備。
  22. 22.焼きもどし装置(6,114)が切欠き(50;154)の範囲に、圧搾 空気を吹込むための供給装置(51;166)を有していることを特徴とする、 請求の範囲第21項記載の設備。
  23. 23.冷却装置(8)が冷却可能な型(56)を有しており、該型の型キヤビテ イは成形された工作物(54)の形状に相応しており、かつ上記型が、冷却装置 (60,64)を備えた少なくとも2つの型部分(58,62)を有しており、 該型部分の少なくとも一方の型部分が型(56)の開閉のために移動可能であり 、かつ型部分(58,62)の少なくとも一方のため 型部分が、工作物(54,174)を保持するの、戻し可能なストツパ又はセン タリング心棒(66)を有していることを特徴とする、請求の範囲第15項記載 の設備。
  24. 24.加熱装置(2,110)、焼入れプレス(4,112)、焼きもどし装置 (6,114)及び冷却装置(8)が、工作物(10,54;120,174) を立てた状態で受容するように構成されていることを特徴とする、請求の範囲第 15項記載の設備。
  25. 25.個々の処理ステーシヨン(2,4,6,8)がそれぞれ、工作物(10, 54)を引渡すための、少なくとも1つの連行体(88)を備えた搬送装置(8 0)を介して、接続されており、上記連行体(88)が工作物(10,54)を 有利には湾曲軌道に沿つて搬送することを特徴とする、請求の範囲第15項又は 第24項記載の設備。
  26. 26.連行体(88)がホルダ(86)に配置されており、該ホルダが平行四辺 形案内機構(92)を介してそれぞれ2つの処理ステーシヨン(2,4,6,8 )間において旋回可能であることを特徴とする、請求の範囲第25項記載の設備 。
  27. 27.工作物(10,54)に点接触してこれを掴むグリツパ(90)を有利に は備えている連行体(88)がその、工作物に接触する部分に熱伝導性の低い材 料を有していることを特徴とする、請求の範囲第25項記載の設備。
  28. 28.加熱装置(2;110)、焼入れプレス(4;112)及び焼きもどし装 置(6;114)が互いに上下方向で順次に直接接続されており、工作物(10 ,54;120,174)が重力の作用で個々の処理ステーシヨンを通過せしめ られることを特徴とする、請求の範囲第15項から第24項までのいずれか1項 記載の設備。
  29. 29.加熱装置(2,110)、焼入れプレス(4,112)、焼きもどし装置 (6,114)及び冷却装置(8)並びに搬送装置(80)が中央のプログラム 制御装置に接続されていて該プログラム制御装置により制御可能であることを特 徴とする、請求の範囲第15項から第28項までのいずれか1項記載の設備。
  30. 30.閉じた外側環状部分(70)、中心開口(72)、外側環状部分(70) から中心開口(72)に向つて半径方面に延びている薄板部分(74)を有する 、薄肉の鋼薄板より成るダイヤフラムばね(68)を流れ作業方式で完全自動的 に熱機械的に処理するために、上記ダイヤフラムばね(68)を加熱装置(2) に供給し、該加熱装置(2)で誘導的にオーステナイト化温度まで加熱し、次い で、焼入れプレス(4)内に締込み、所望の形にし、同時に急冷焼入れし、次い で焼きもどし装置(6)の加熱可能な型(38)内へ移し、かつここで焼きもど し温度に加熱し、次いでダイヤフラムばね(68)を冷却装置(8)の冷却可能 な型(56)内へ入れてここで室温まで冷却することを特徴とする、請求の範囲 第1項記載の方法の利用。
  31. 31.焼きもどし装置(6)内においてダイヤフラムばね(68)の薄板部分( 74)の範囲(78)にある自由端部に、有利には、圧搾空気を吹付けることに より、及び又は、上記自由端部を、型(38)から上記自由端部への直接的な熱 伝導を妨げる、型(38)の切欠き(50)内へ入れることにより、上記自由端 部にダイヤフラムばね(68)の他の部分とは異なる熱処理をすることを特徴と する、請求の範囲第30項記載の利用。
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