JPS62500980A - 手術的に介入した領域への制御された増殖のための用具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 □−絵介ノ、−シ犬皿ｂｏｌ’ｆｆＬｌ’ｌ且ｑｊζＷ索本発明は、手術的に介 入した領域の組織の制御された増殖、たとえば皮膚又は粘膜を通す通路のための 要素に関する。身体に補綴を付着するために使用され又はそのような補綴をそれ 自体形成する要素が関与する。変形された実施態様においては、その要素はまた 、失われた歯の回りの支持組織の制御された再生のために使用され得る。

要素がいくつかの組織を通すべきであり、特に、皮膚又は粘膜を通っての通路が 作られるような方法で、要素がＭｉ繊織中導入され又は移植される予定である場 合、該要素は生物適合性であり、すなわち、該要素は組織によって受け入れられ るべきであることが要求され、そして、該要素が機械的に転移しないように回り のＭｉ繊織中該要素の安全な保持を提供する問題が起こる。不十分な生物適合性 及び不適当な保持性は、組織の刺激及びその結果とに該要素と共に多分組織破壊 を引き起こす。幾分有意な炎症の特徴を伴って結合組織の反応領域が形成され、 そしてこれは、もはや調和して保持されない組１ｔｉ　６１７域中に導入された 要素をもたらすことを、このことは意味する。該要素は流動し、そしてその機能 を失い始める。

皮膚又は粘膜を通す通路が関与するかぎり、その組織刺激はさらに、その最終結 果として拒絶性により該要素の回りで下方に増殖する上皮をもたらす。失われた 支持組織が歯の回りに再生される場合、要素中に歯のだめのアタッチメントを形 成する特定の組織の増殖を特定の状態で制御することがさらに必要である。

これらの問題を解決するために、本発明の要素は請求の範囲第１項からの特徴を 得た。

一層詳しく本発明を説明するために、添付図面に言及する。

ここで、 第１図は外側の皮膚を通っ°ζ延びる移植された要素を例示する概略断面図であ り、そして 第２図は歯の回わりの失われた支持組織の再生のための変形された要素を例示す る概略断面図である。

第１図においては、外側の皮膚を通って延びる、本発明の移植された要素１０が 示され、そして最っとも外側の層、すなわち上皮が１１で示される。

この明細書に示される実施態様においては、要素は管状であり、そしてたとえば 腹膜の透析を行なうための移植された導管を含むことができる。この専管は硬性 又は軟性であることができる。それは、要素を通過する通路１３の方で固形壁１ ４によって定義される多くの空洞１２を形成する。要素の外面の方で空洞を有孔 壁１５によって定義し、この壁を１５で示し、そしてそれは円形の開口及び基礎 スロットを含む。

１７で示される結合組織は、空洞１２中に増殖し、成熟し、そして上皮１１が要 素の表面にそって下の方に成長することを及び要素に隣接する結合Ｍｉ織の層に 浸入することを妨げ、そして従って上皮が要素１０を囲むことを妨げ、それが要 素の拒絶性をもたらすであろう構造的な構成を達成する。空洞中への結合組織の 増殖は次のようであるべきである。すなわち、空洞の内部の結合組織が完全にな り、そして十分に成熟し、すなわち、スロット１６は、結合組織の細胞及びその 結合組織に供給するために必要な血管が空洞中に増殖するのを可能にし、そして 従って結合Ｍｉ織の細胞がそのような組織の繊維を生成することができそして結 合組織の成分が成熟し、そして正常な状態に回復され得るような状態を作り出す ように十分太き（あるべきである。

これらの条件を考慮する場合、３０μｍの最小直径を有する開口１６を配置する ことが本発明に従って提案される。空洞１２の深さ、すなわち、壁１４と壁１５ との間の距離がまた３０μｍの最小サイズを有するべきである。

本発明によれば、周囲の組織へ露出される表面上の要素１０は、生物適合性材料 から成り、そしてこの型の最良の材料はチタンである。全体として要素はチタン から成ることができるが、しかし前記表面上の、すなわち開口１６および空洞１ ２におけるその外面上の要素は、真空蒸発によって支持体上に付着するチタンの 薄層によって被覆されることが好ましい。この支持体は硬性又は軟性であること ができ、そしてたとえばシリコーンゴム、ポリエステル又はポリテトラフルオロ エチレンから作られ得る。この明細書に示される実施態様においては、開口１６ は鋭い縁により形成されるが、しかし、その縁はもう一つの方法、たとえば要素 の外面又は空洞１２の内部の面により製作され得、又はそれは湾曲され得る。

皮膚又は粘膜を通す通路のための要素が、記載された方法により体組織中に移植 される場合、上皮が皮膚又は粘膜を通過する通路で、要素のまわりで下に増殖す ることを妨げながら、確実で且つ永久的な要素の定着を達成するために、要素の 表面のまわりの及び空洞の内部の結合組織を成熟せしめる。

柔組織の囲りに露出される要素の表面が、お互い平行に延びそして前もって決定 された最小の深さを有する溝及び政情の底、その壁及び２つの溝の間の部分の間 で有効角度を形成するように鋭い壁の形の表面形態を与えられる場合、前記表面 に沿っての上皮細胞の流動を妨げることができ、あるいはまた皮膚又は粘膜を通 す通路を形成する要素を移植する場合、溝の延長部に垂直な方向に一層阻止する ことができる。

従って、要素の有孔壁の最上の開口のすぐ上の要素表面の領域（上皮層に露出さ れる）は、適切なプロフィールを与えられ、そしてたとえば、この領域は、第１ 図の環状リブ１８及び１９を形成することができる。この配置は、創傷領域の肉 芽Ｍｉ織が確実で構造的な結合組織に成熟するの６４必要な期間、要素の表面に 沿って下方への」二皮の成長に対して補足的な保護を提供する。

結合組織を十分に成熟せしめるために長い治癒期間を要する領域に皮膚又は粘膜 の浸入を改造された要素を移植する場合、好ましくは外科手術が２段階で行なわ れる。第１段階は、もしあるなら柔Ｍｉ織は硬組織中へのチューブクロージュア −（ｔｕｂｅ　ｃｌｏｓｕｒｅ）を含む要素の完全な移植による外科手術である 。それぞれ調整された期間の後、第２段階が行なわれ、そしてここで目的の部分 の要素が組織又は器官−外部システムに結合するために露出される。

歯の囲りの失なわれた支持組織が再生されるべき場合、第２図の変形された要素 １０が使用される。主として、この要素は、前に記載された管状要素の壁として 形成されるが、但し、この場合の壁は、２つの方向に面する開口１６を伴って、 ２重である相違点が存在する。中間壁２０は、歯根のセメントを形成する歯根の 膜細胞よりも一層急速に再生する、結合組織及び骨を形成する細胞の増殖をひだ のついた迷路コースにより妨害する通路２１を有する固形壁又は有孔壁であるこ とができる。これらの通路はまた、一層直接的に浸入されるが、但しこの場合、 より急速な細胞の増殖を妨害するために吸収性物質により満たされるべきである 。おのおの調整された外科手術の後、失われた支持組織の再生を行なうにちがい ない要素を歯根表面２２に接触させる。要素の歯側上で、歯根膜細胞及び血管が 、残る歯根膜から要素中に成長を可能にされる。他方の側で、結合組織の細胞（ 及び骨細胞）及び該結合組織領域及び該骨組織領域からの血管が、要素中に成長 を可能にされる。要素中に成長した組織は、時前に検討された方法で成熟すると 推定される。歯の側で、歯根セメントに伴う歯根膜組織及びそれに付着する歯根 膜繊維が形成されるであろう。他方、結合組織及び骨が成熟するであろう。

もし中間壁２０が固形である場合、歯根膜とその囲りの組織との間のカンプリン グが、要素の二重の有孔壁を通って機械的に起こるであろう。その中間壁を有孔 性にする場合、カップリングがまた、２つの側面からのいくつかの組織成分によ り直接的に起こるであろう。

図面の簡単な説明 手続補正書（方式）６゜ 昭和６２年２り／デ日　７゜ 特許庁長官　黒　１）明　雄　殿 ８゜ １、事件の表示 ＰＣＴ／ＳＥ８５１０　ＯＯ９１゜ ２、発明の名称 手術的に介入した領域の制御された増殖のための要素・ ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 氏名　ルンドグレン、ダン ４、代理人 住所　〒１０５東京都港区虎ノ門−丁目８番ｌＯ号静光虎ノ門ビル　電話５０４ −０７２１５、補正命令の日付 行表ｉ１肛２−５００９８０　（４） 補正の対象 明細書及び請求の範囲の翻訳文 補正の内容 明細書、請求の範囲の翻訳文の浄書（内容に変更なし） 添付書類の目録 明細書及び請求の範囲の翻訳文　各１通

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．手術的に介入した領域中の組織の制御された増殖、たとえば皮膚又は粘膜を 通す通路、又は失われた支持組織の再生のための歯の囲りの組織の制御された増 殖のための要素であって、要素（１０）が、該要素の外側上に１又は複数の開口 （１６）を通ってそれぞれ得られる１又は複数のアンダーカット空洞（１２）を 形成し，そして組織の囲りに露出される、要素の表面が生物適合性材料から成り 又はそれにより被覆されることを特徴とする要素。 ２．前記生物適合性材料がチタンから成ることを特徴とする請求の範囲第１項記 載の要素。 ３．前記チタンを、剛性又は柔性の支持体上に真空蒸発によって付着することを 特徴とする請求の範囲第２項記載の要素。 ４．前記空洞（１２）を、有孔外壁（１５）によって定義することを特徴とする 請求の範囲第１〜第３項記載の要素。 ５．前記開口（１６）が３０μｍの最小直径を有することを特徴とする請求の範 囲第１〜第４項記載の要素。 ６．前記空洞が３０μｍの最小深さを有することを特徴とする請求の範囲第１〜 第５項記載の要素。 ７．前記要素（１０）が、外側及び内側の湾曲された表面の開口を通って得られ る空洞（１２）を伴って管状であることを特徴とする請求の範囲第１〜第６項記 載の要素。 ８．外側の湾曲された表面の開口（１６）を通って得られる空洞（１２）、及び 内側の湾曲された表面の開口（１６）を通って得られる空洞を固体壁又は有孔壁 （２０）によって分離することを特徴とする請求の範囲第７項記載の要素。 ９．最つとも外側の空洞（１２）に隣接する要素（１０）が外面的に側面図に描 かれ、たとえば、ひだ（１８，１９）を提供されることを特徴とする請求の範囲 第１項〜第８項記載の要素。