JPS624984B2 - - Google Patents

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JPS624984B2
JPS624984B2 JP55044385A JP4438580A JPS624984B2 JP S624984 B2 JPS624984 B2 JP S624984B2 JP 55044385 A JP55044385 A JP 55044385A JP 4438580 A JP4438580 A JP 4438580A JP S624984 B2 JPS624984 B2 JP S624984B2
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JP
Japan
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tomographic image
circuit
sector
transducer array
positional relationship
Prior art date
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JP55044385A
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English (en)
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JPS56143148A (en
Inventor
Masanori Noguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YOKOKAWA DENKI KK
Original Assignee
YOKOKAWA DENKI KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、超音波ビームを生体のような媒体に
投射して、生体組織内の状況を診断する超音波診
断装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より超音波を利用して被検体の断層像を得
るようにした超音波断層装置がある。この装置
は、一般に、被検体の体軸に対してほゞ垂直な断
面を表示するものである。従つてこの装置を単独
で使用した場合、被検体のひとつの断層像のみし
か得られず、例えば癌や腫瘍等の病巣の立体的像
を適確に認織することが困難であるという問題が
あつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、このような問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、被検体のひとつの断層
像と、この断層像に対して交差するもうひとつの
断層像とを得るようにするとともに、2つの断層
像の相対的な位置関係を変化できるようにし、各
種の病巣の発見を容易にするとともに、その病巣
を立体的な像として認織できるようにした超音波
診断装置を実現しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このような目的を達成するための本発明装置
は、超音波ビームを被検体内に投射し被検体内の
第1の断層像を得る第1の振動子アレイ手段と、
前記第1の断層像に対して交差する第2の断層像
を得る第2の振動子アレイ手段と、前記第1の振
動子アレイ手段と第2の振動子アレイ手段との相
対的な位置関係を可変とする手段と、前記第1の
断層像と前記第2の断層像とを両者の位置関係を
示しながら表示する表示手段とを備えて構成され
る。
(作 用) 第1の振動子アレイ手段と、第2の振動子アレ
イ手段との相対的な位置関係を可変とすると、第
1の断層像と第2の断層像との交わる位置あるい
は角度が変わり、一方の断層像を基準とし、その
基準断層像上での特定部位の断層像を順次変えて
表示できるもので、各種病巣の発見を容易とし、
また、病巣の立体的な像を容易にかつ適確に認識
することができるようにしている。
(実施例) 第1図は本発明にかゝわる装置に用いられる探
触子の一例を示す構成斜視図である。この探触子
1は、リニアスキヤンを担当するリニアスキヤン
部1Lと、このリニアスキヤン部1Lのほゞ中央
部付近に設けられたセクタスキヤンを担当するセ
クタスキヤン部ISと、このセクタスキヤン部1S
のリニアスキヤン部1Lに対する角度(リニアス
キヤン部による超音波ビームのスキヤン面に対す
るセクタスキヤン部による超音波ビームのスキヤ
ン面のなす角度)を調整する例えばつまみのよう
な位置関係可変手段11とを有している。ここで
は、つまみを矢印a方向に回転することによつ
て、セクタスキヤン部1Sを矢印に示すように回
転させ。リニアスキヤン部1Lに対する角度を変
えるものを例示してある。
リニアスキヤン部1Lと、セクタスキヤン部1
Sとは、いずれも多数の超音波振動子(図示せ
ず)を配列して構成したものであつて、これらの
超音波振動子の配列方向は、ここから被検体内に
投射される超音波ビームのスキヤン面が互いに交
差するように配置されており、位置関係可変手段
11を矢印a方向に操作すると、セクタスキヤン
部1Sから投射される超音波ビームのスキヤン面
を、リニアスキヤン部1Lによるスキヤン面に対
して連続的に変えることができる。各超音波振動
子の表面には、音響レンズがそれぞれ固着されて
いる。この探触子1はケーブル10を介して本体
(図示せず)に結合する。
第2図は、本発明装置の一実施例を示す構成ブ
ロツク図である。図において、1は探触子で、リ
ニアスキヤン部1Lとセクタスキヤン部1Sとで
構成されている。リニアスキヤン部1Lは、多数
の超音波振動子a1,a2〜aoで構成され、またセ
クタスキヤン部1Sは、多数の超音波振動子b1
b2〜bnで構成されており、各振動子の配列方向
は、図示するようにa1〜aoとb1〜bnとがある角
度(ここでは直角になつている場合を示す)をな
すように配置されており、この角度は位置関係可
変手段11の操作によつて変るようになつてい
る。なお、リニヤスキヤン部を構成する振動子の
数nは、セクタスキヤン部を構成する振動子の数
mに比べ多くなつている。2は基準信号発生器、
20はこの基準信号発生器2からのクロツクパル
スを入力し、全体回路を統括する制御回路、3
1,32はいずれも基準信号発生器2からの信号
を入力し、各超音波振動子を駆動する送信回路で
ある41,42は遅延回路51,52はそれぞれ
各遅延回路41,42に接続されたスイツチ回路
である。リニヤスキヤン部1Lを構成する各振動
子a1〜aoはスイツチ回路51に接続され、ま
た、セクタスキヤン部1Sを構成する各振動子b1
〜bnはスイツチ回路52に接続されている。5
3はスイツチ回路52のスイツチ制御回路であ
る。61,62は、スイツチ回路51,52、遅
延回路41,42を介して印加される超音波振動
子からの信号を受信する受信回路、71,72は
受信回路61,62からの信号を入力する信号処
理回路、81,82は信号処理回路71,72か
らの信号を入力とするモニタである。
遅延回路41は、複数個のそれぞれ遅延時間の
異なつた遅延素子を含んでおり、送信器31から
の信号あるいはスイツチ回路51からの信号に遅
延時間を与えて電子フオーカス等をここで行な
う。スイツチ回路51は、遅延回路41をリニヤ
スキヤン部を構成する多数個の振動子のなかのい
くつか(例えば7個、8個)に順次1個ずつずら
せて接続し、リニア走査を行なう。なお、各振動
子をひとつだけずらせつつ7個又は8個同時に接
続し駆動するのは、指向特性の向上を図るためで
あり、また、同時に駆動する振動子の数を7個、
8個といつたように逐次変えれば、走査線の総数
増大を図ることができる。ここで各振動子から出
た超音波ビームはふたつの組織の境界面で反射
し、この反射パルスが同じ振動子によつて受信さ
れる。各振動子からの受信信号は、遅延回路41
を介して電子フオーカスがなされ、受信回路61
に印加され、ここで例えば利得制御(STC)が
行なわれ、信号処理回路71を介して第1モニタ
81に、リニヤスキヤン部1Lによつて得られた
被検体の第1の断層像がBモード表示される。
遅延回路42は、複数個のそれぞれ遅延時間の
異なつた遅延素子を含んでおり、送信器32から
の信号あるいはスイツチ回路52からの信号に順
次少しずつ遅延時間を与えることにより、セクタ
スキヤン部を構成する多数個の振動子b1〜bn
それぞれ異なつたタイミングの駆動パルスを順次
与え、また、これを少しずつ変えることによつ
て、セクタ走査を行なう。スイツチ回路52の切
換はスイツチ制御回路53によつて行なわれる。
ここで、リニヤスキヤン部を構成する振動子a1
oとセクタスキヤン部を構成する振動子b1〜bn
とは、それぞれの配列方向がある角度をもつて配
列されていることから、リニヤスキヤン部1Lに
よる超音波ビームのスキヤン面と、セクタスキヤ
ン部1Sによる超音波ビームのスキヤン面とは、
互に交差したものとなる。
セクタスキヤン部1Sの各振動子b1〜bnから
の受信信号は、スイツチ回路52、遅延回路42
を介して、受信回路62に印加され、ここで利得
制御が行なわれ、信号処理回路72を介して第2
モニタ82に、セクタスキヤン部1Sによつて得
られた被検体の第2の断層像がBモード表示され
る。なお、ここでは、セクタ走査のためのタイミ
ング制御を、遅延回路42、スイツチ回路52お
よびスイツチ制御回路53によつて行なつている
が、遅延回路42に含まれる各遅延素子をその遅
延時間を可変にできる可変遅延素子を用い、遅延
時間を順次制御するように構成すれば、スイツチ
回路52は不要となる。
この装置においては、リニアスキヤンとセクタ
スキヤンとが同時に行なわれるようにしたもので
あるが、回路の一部を共用し、リニアスキヤンと
セクタスキヤンとを交互に時分割で行なうように
してもよい。
第3図は、被検体Mに探触子1を接触した場合
の、超音波ビームのスキヤン状態を示した斜視図
である。探触子1のリニヤスキヤン部1Lから
は、被検体Mにに示すように順次平行に移動す
る超音波ビーム(実線矢印で示す)が出射され、
また、セクタスキヤン部1Sからは、に示すよ
うにリニヤスキヤン面に対してある角度で交差
し、かつ順次その方向が変わる超音波ビーム(破
線矢印で示す)が出射される。したがつて、リニ
ヤスキヤン面とセクタスキヤン面とは、互に
交差したものとなり、この交差する角度は位置関
係可変手段11によつて調整することができる。
第4図は、第2図装置によつて得られた断層像
の一例であつて、イは第1モニタ81に得られる
第1の断層像、すなわち第3図におけるスキヤン
面に対応した断層像を、またロは第2モニタ8
2に得られる第2の断層像、すなわちスキヤン面
に交差するスキヤン面に対応した断層像をそ
れぞれ示している。ここで、イにおいて、Xはロ
に示される断面位置を示す輝線であり、またロに
おいてXはイに示れる断面位置を示す線で、これ
らは各断層像の位置関係を示している。これらの
断面位置を示す線は、セクタスキヤン部からの超
音波ビームによる反射波の一部がリニヤスキヤン
部で受信され、第1モニタにこれが輝線Xとして
表われるのであり、また、リニヤスキヤン部から
の超音波ビームによる反射波の一部がセクタスキ
ヤン部で受信され、第2モニタにこれが輝線Yと
して表われる。なお、これらの断面位置を表わす
線あるいはマークを、必要に応じて電気的な回路
手段によつて表示するようにしてもよい。
このように構成した装置によれば、被検体の第
1の断層像と、この第1の断層像に対してある角
度で交差する第2の断層像(奥行方向の断層像)
とを両者の位置関係を示しながら同時に表示する
ものであり、しかも第2の断層像は、位置関係可
変手段11の操作によつて、第1の断層像に対す
る交差角度を変えて順次表示することができるも
ので、これらのふたつの像から各種の病巣を容易
に発見できるとともに、発見した病巣の立体的な
像を適確に認識することができ、診断効果を向上
させることができる。
なお、上記の実施例ではセクタスキヤン部1S
をリニヤスキヤン部1Lに対してスキヤン面の交
差角度が変るように構成したものであるが、例え
ばセクタスキヤン部1Sをリニヤスキヤン部1L
に沿つて移動可能に配置させ、ひとつの断面に対
して、その奥行方向の断面位置を像を観測しなが
ら移動できるようにしてもよい。
また、この実施例では、ひとつの断層像をリニ
ヤ走査によつて得、この像の奥行方向の断層像を
セクタ走査によつて得るようにし、探触子1の被
検体への接触面が大きくならないようにしたもの
であるが、ふたつの断層像ともリニヤ走査あるい
はセクタ走査によつて得らようにしてもよい。
また、この実施例では第1のモニタと、第2の
モニタとを設けたが、ひとつのモニタでふたつの
断層像を切換えて観測するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によればひとつの
断層像と、この断層像と交差するもうひとつの断
層像を両断層像の位置関係とともに得ることがで
きる。また、ひとつの断層像を基準にし、この断
層像に交差する他のひとつの断層像を、観測しな
がら、その交差角度あるいは交差位置を位置関係
可変手段によつて順次変えることができるもの
で、重要な病巣を容易に探すことができるうえ
に、その病巣の立体的な像を適確に認織すること
ができ、診断効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかわる装置に用いられる探
触子の一例を示す構成斜視図、第2図は本発明装
置の一実施例を示す構成ブロツク図、第3図は超
音波ビームの走査状態を示した斜視図、第4図は
第2図装置によつて得られた断層像の一例を示す
図である。 1……探触子、1L……リニヤスキヤン部、1
S……セクタスキヤン部、11……位置関係可変
手段、2……基準信号発生器、20……制御回
路、31,32……送信回路、41,42……遅
延回路、51,52……スイツチ回路、53……
スイツチ制御回路、61,62……受信回路、7
1,72……信号処理回路、81,82……モニ
タ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 超音波ビームを被検体内に投射し被検体内の
    第1の断層像を得る第1の振動子アレイ手段と、
    前記第1の断層像に対して交差する第2の断層像
    を得る第2の振動子アレイ手段と、前記第1の振
    動子アレイ手段と第2の振動子アレイ手段との相
    対的な位置関係を可変とする手段と、前記第1の
    断層像と前記第2の断層像とを両者の位置関係を
    示しながら表示する表示手段とを備えた超音波診
    断装置。 2 第1の振動子アレイ手段は超音波ビームをリ
    ニヤスキヤンするものであり、第2の振動子アレ
    イ手段は超音波ビームをセクタスキヤンするもの
    である特許請求の範囲第1項記載の超音波診断装
    置。
JP4438580A 1980-04-04 1980-04-04 Ultrasonic diagnosis apparatus Granted JPS56143148A (en)

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JPS56143148A JPS56143148A (en) 1981-11-07
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