JPS6247344A - 通気量制御焼結フイルタ− - Google Patents
通気量制御焼結フイルタ−Info
- Publication number
- JPS6247344A JPS6247344A JP60189135A JP18913585A JPS6247344A JP S6247344 A JPS6247344 A JP S6247344A JP 60189135 A JP60189135 A JP 60189135A JP 18913585 A JP18913585 A JP 18913585A JP S6247344 A JPS6247344 A JP S6247344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- sintered filter
- filter
- blood
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3 発IJ ノ::T細な説1rJJ
■ 発明の背3;(
技術分野
本発明は1通常1通気性を有し、水に濡れたとき、気体
および液体の通過を阻止する血液検査等に用いるのが1
1f適な通気埴制御焼結フィルターに関する。
および液体の通過を阻止する血液検査等に用いるのが1
1f適な通気埴制御焼結フィルターに関する。
先行技術
従来、気体を通すフィルターとしては、疎水性フィルタ
ーと親木性フィルターがある。疎水性フィルターは水と
接触した場合、通常の圧力下では水を通さず、かつ気体
は通過させるものである。したがって水濡れと同時に気
体の通過を阻11:。
ーと親木性フィルターがある。疎水性フィルターは水と
接触した場合、通常の圧力下では水を通さず、かつ気体
は通過させるものである。したがって水濡れと同時に気
体の通過を阻11:。
する用途には向かないものであり、また圧力が高い場合
は木の透過をも許す危険がある。
は木の透過をも許す危険がある。
他力親木性フィルターは水と接触した場合、気体を通さ
なくなるが、水は通過するので水の通過を阻11−する
用途には向かない。
なくなるが、水は通過するので水の通過を阻11−する
用途には向かない。
また、氷と接触する前は自由に気体の通過を訂し、かつ
水と接触した場合は水および気体のいずれもd過ごせな
いフィルターもある。
水と接触した場合は水および気体のいずれもd過ごせな
いフィルターもある。
そのフィルターの構造は、支持体(代表的な梧成材才′
1としてポリエチレンがある)に水膨潤物質(代表例と
してでんぷんグラフト化物がある)を焼結成形したもの
である。
1としてポリエチレンがある)に水膨潤物質(代表例と
してでんぷんグラフト化物がある)を焼結成形したもの
である。
このようなフィルターの場合、水か焼結フィルターしこ
接触すると、固体である水膨潤物質の一部か水に遊離す
る。このフィルターを水質、血液検査等の試料液採取に
用いた場合、このMt#シた水11K ilf+物質か
分析機の試才1液の通路を閉塞したり、分析反応に関り
−したりして分析結果に悪影響を及はすごとがあるとい
う問題点がある。
接触すると、固体である水膨潤物質の一部か水に遊離す
る。このフィルターを水質、血液検査等の試料液採取に
用いた場合、このMt#シた水11K ilf+物質か
分析機の試才1液の通路を閉塞したり、分析反応に関り
−したりして分析結果に悪影響を及はすごとがあるとい
う問題点がある。
+1 発明の11的
本発明の「1的は、」二記従来技術の問題点を解消し、
通気1.8制御焼結フイルターに血液のような水含イ1
液体が接触した際、フィルター中の水膨潤物質か+m液
のような水含有液体中に混入することをt!/ノ+l−
することができる通気1i1制御焼結フイルターを提供
することにある。
通気1.8制御焼結フイルターに血液のような水含イ1
液体が接触した際、フィルター中の水膨潤物質か+m液
のような水含有液体中に混入することをt!/ノ+l−
することができる通気1i1制御焼結フイルターを提供
することにある。
■ 発明の開示
このような]]的は、以下の本発明によって達成される
。
。
I!pち本発明は水膨潤物質と支持体とを焼結した気体
通路を有するフィルター部材に皮■り形成剤を含浸せし
めてなることを特徴とする通気賃制御焼結フィルターで
ある。
通路を有するフィルター部材に皮■り形成剤を含浸せし
めてなることを特徴とする通気賃制御焼結フィルターで
ある。
また支持体の構成材料はポリエチレンとするのがよい。
水膨itt物質はでんぷんグラフト化物とするのがよい
。
。
1女膜形成剤は架橋型シリコーンを含有するものがよい
。
。
■ 発明の具体的構成
以下、本発明の構成を詳細に説明する。
本発明の通気品二制御焼結フィルターの支持体の構成材
#1としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリア
クリルニトリル、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂
、ポリメチルメタアクリレート1 ボ1月72化ビニル
、エチレン−酢酸ビニル川重合体、熱+r(・yp!
PIポリウレタン、ポリアミド、ポリアセタール、塩素
化ポリエチレン、ポリカーボ2−1・、ポリビニルアル
コールなどを挙げることかできるか、特に成形加T性に
優れるポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリルニ
トリルを用いることがtlrましい。
#1としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリア
クリルニトリル、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂
、ポリメチルメタアクリレート1 ボ1月72化ビニル
、エチレン−酢酸ビニル川重合体、熱+r(・yp!
PIポリウレタン、ポリアミド、ポリアセタール、塩素
化ポリエチレン、ポリカーボ2−1・、ポリビニルアル
コールなどを挙げることかできるか、特に成形加T性に
優れるポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリルニ
トリルを用いることがtlrましい。
また焼結フィルターは無数の通路を有し、空気か透過す
るものであればよい。そして気孔率は、水1膨潤物質を
乾燥状態で含有した状y八″、で15〜60%、好まし
くは20〜40%であるのがよい。気孔イlが15%未
満では、通気性が悪くなり、60%をこえると、気体お
よび水含有液体の通過を遮断するためのシールが不充分
となるからである。
るものであればよい。そして気孔率は、水1膨潤物質を
乾燥状態で含有した状y八″、で15〜60%、好まし
くは20〜40%であるのがよい。気孔イlが15%未
満では、通気性が悪くなり、60%をこえると、気体お
よび水含有液体の通過を遮断するためのシールが不充分
となるからである。
また気孔サイズは、11均空孔径が1〜20−1好まし
くは5〜10μs程lWとするのかよい。
くは5〜10μs程lWとするのかよい。
平均空孔径が、■−未満であると通気性が悪く、20虜
をこえると前述のシールが不充分となるからである。
をこえると前述のシールが不充分となるからである。
このような焼結フィルターには、水11i flll物
質の粉第1γ体が焼結によりその接触界面が支持体など
に溶r1された状態;で含有されている。
質の粉第1γ体が焼結によりその接触界面が支持体など
に溶r1された状態;で含有されている。
しかし水膨11tHN’jの粉粒体の焼結体は完全に焼
結により一体化されているものではないために上述した
粉粒体の遊離の問題が生じてくる。
結により一体化されているものではないために上述した
粉粒体の遊離の問題が生じてくる。
水11i 11fJ物質としては、高吸水性樹脂として
知られている種々のものを用いることができ、好適な材
ネ゛1としては、でんぷん−アクリルニトリル、でん7
モzん一アクリル酸、でん23−ん−アクリルアミI・
、でんぷん−ナトリウムアクリレート等の加水分解物を
含むアクリレート系のでんぷんグラフト化物、例えば部
分けん化したポリビニルアルコール、ポリアクリル酸塩
系やアクリル酸−ビニルアルコール等のアクリル系重合
体、更にはポリエチレンオキサイド、セルロース系重合
体、分子内架橋を行ったアミロペクチン、天然のアルギ
ン酸などを挙げることができる。
知られている種々のものを用いることができ、好適な材
ネ゛1としては、でんぷん−アクリルニトリル、でん7
モzん一アクリル酸、でん23−ん−アクリルアミI・
、でんぷん−ナトリウムアクリレート等の加水分解物を
含むアクリレート系のでんぷんグラフト化物、例えば部
分けん化したポリビニルアルコール、ポリアクリル酸塩
系やアクリル酸−ビニルアルコール等のアクリル系重合
体、更にはポリエチレンオキサイド、セルロース系重合
体、分子内架橋を行ったアミロペクチン、天然のアルギ
ン酸などを挙げることができる。
水膨1!1物質の含有漬は、10〜60重湯%、より好
ましくはlO〜40 qf 、1ニ一%であることがよ
い。
ましくはlO〜40 qf 、1ニ一%であることがよ
い。
含有品が10屯ム;−5未満では1ii述のシールが不
充分となり、60重融%をこえると成形が困難になるか
らである。
充分となり、60重融%をこえると成形が困難になるか
らである。
また、焼結フィルターに含有される水膨Ill物質の膨
潤度としては常温ないし体温程度にて、水と接触して1
0分以内に自毛の100〜1000倍に膨潤するもので
あることが好ましい6膨潤度が100倍未満であると、
前述のシールか不充分となり、1000倍をこえるとフ
ィルターに割れが発生するからである。
潤度としては常温ないし体温程度にて、水と接触して1
0分以内に自毛の100〜1000倍に膨潤するもので
あることが好ましい6膨潤度が100倍未満であると、
前述のシールか不充分となり、1000倍をこえるとフ
ィルターに割れが発生するからである。
本発明では」二記水膨1!1物質を含有する焼結フィル
ターに、皮膜形成剤を含浸させて水膨潤物質の粒子を被
覆する皮膜を形成したり、支持体に固定する。
ターに、皮膜形成剤を含浸させて水膨潤物質の粒子を被
覆する皮膜を形成したり、支持体に固定する。
この皮膜を形成することによって、血液が焼結フィルタ
ーに接触した際水膨潤物質の粒子が焼結フィルターから
港脱し、これが血液中に混入することを防II−するこ
とができる。
ーに接触した際水膨潤物質の粒子が焼結フィルターから
港脱し、これが血液中に混入することを防II−するこ
とができる。
なお、皮膜形成剤が焼結フィルターの内部全域にわたっ
て浸透し、水膨潤物質の粒子の全てを被覆するような均
質な皮膜か形成されることが好ましい。
て浸透し、水膨潤物質の粒子の全てを被覆するような均
質な皮膜か形成されることが好ましい。
このような皮膜形成剤としては皮膜が水1膨潤物賀の吸
水を妨げないものであれば何でもよく、代表的に水法気
架橋型シリコーン等を挙げることができる。
水を妨げないものであれば何でもよく、代表的に水法気
架橋型シリコーン等を挙げることができる。
また皮膜形成剤(特に架橋型シリコーンを用いる場合)
の溶媒としては、揮発性が高く、残留しないものがよく
、例えばフレオン、イソプロピルアルコール(IPA)
が好ましい。
の溶媒としては、揮発性が高く、残留しないものがよく
、例えばフレオン、イソプロピルアルコール(IPA)
が好ましい。
′次に本発明の通気量制御焼結フィルターの好適な製造
方法について説明する。
方法について説明する。
焼結フィルターの支持体構成材料である前述の熱+i(
+塑性樹脂に、水膨潤物質を均一に分散混合し、これを
成形型に入れて加熱加圧等を施し、所l111の形状の
フィルター部材を形成する。
+塑性樹脂に、水膨潤物質を均一に分散混合し、これを
成形型に入れて加熱加圧等を施し、所l111の形状の
フィルター部材を形成する。
次いで皮膜形成剤として、架橋型シリコーンをフレオン
、イソプロピルアルコールまたはその混合液に溶解した
溶液を前記フィルター部材に含浸させ、架橋させた後、
熱風によりまたは自然〈乾燥させる。
、イソプロピルアルコールまたはその混合液に溶解した
溶液を前記フィルター部材に含浸させ、架橋させた後、
熱風によりまたは自然〈乾燥させる。
V 発明の具体的作用
このような通気は制御焼結フィルターは、空気の扶除お
よび遮断機構付血液採取憲(特開昭57−122847
1+および特開昭57−190567す)vにも用いる
ことができるが、真空採血管とホルダーとを用いる採血
方式に適用した場合を代表例として、その作用を説明す
る。
よび遮断機構付血液採取憲(特開昭57−122847
1+および特開昭57−190567す)vにも用いる
ことができるが、真空採血管とホルダーとを用いる採血
方式に適用した場合を代表例として、その作用を説明す
る。
第1図〜第3図は、真空採血管1およびホルダー4を用
いて採血を行ったときの経時的変化を示す4”(空状血
管1の縦断面図である。
いて採血を行ったときの経時的変化を示す4”(空状血
管1の縦断面図である。
なお、第1図〜第3図は真空採血管の好適な構成例を理
解を容易にするため模式的に表わしたものであり、例え
ばハブ6の形状や構造等は同図に示すものに限定される
ことはない。
解を容易にするため模式的に表わしたものであり、例え
ばハブ6の形状や構造等は同図に示すものに限定される
ことはない。
第1図に示すように、管状体2側の穿刺針8を、ゴム等
のりp性材料による栓体5の途中まで刺し開穴を密閉す
る。この状態で、穿刺針9を7g者等の血管に穿刺する
と、血圧により血液が49の内部を経てハブ内部空間7
へ流入する。このときハブ6は透明材ネ゛1で構成され
ているため血m11の流入を1j視して穿刺針9の血管
への穿刺を確認することができる。
のりp性材料による栓体5の途中まで刺し開穴を密閉す
る。この状態で、穿刺針9を7g者等の血管に穿刺する
と、血圧により血液が49の内部を経てハブ内部空間7
へ流入する。このときハブ6は透明材ネ゛1で構成され
ているため血m11の流入を1j視して穿刺針9の血管
への穿刺を確認することができる。
血液レベルが上シLするにつれて穿刺針9およびハブ内
部空間7内の空気は、通気量制御焼結フィルターlOの
無数の連続気孔を経て外部へ排気される。
部空間7内の空気は、通気量制御焼結フィルターlOの
無数の連続気孔を経て外部へ排気される。
第2図に示すように、ハブ内部空間7」二部まで血液1
1のレベルが上昇し、空気が徐々に排除されるとやがて
血液11は通気列制御焼結フィルター10に接触するよ
うになる。すると、水膨潤物質が血液中の水分を吸収し
て膨1町シ、フィルター内の連続気孔は自動的に遮断さ
れ、これにより血液11と外気は完全に遮断される。こ
のとき通気針制御焼結フィルター10に含有されている
水膨潤物質の粒子は、前述の含浸シリコーンのような皮
膜により覆われているので、水膨潤物質の粒子がMAL
、、血液11中に混入することはない。
1のレベルが上昇し、空気が徐々に排除されるとやがて
血液11は通気列制御焼結フィルター10に接触するよ
うになる。すると、水膨潤物質が血液中の水分を吸収し
て膨1町シ、フィルター内の連続気孔は自動的に遮断さ
れ、これにより血液11と外気は完全に遮断される。こ
のとき通気針制御焼結フィルター10に含有されている
水膨潤物質の粒子は、前述の含浸シリコーンのような皮
膜により覆われているので、水膨潤物質の粒子がMAL
、、血液11中に混入することはない。
このような状態で管状体2を押入し、栓体5の途中の穿
刺側8を11j通させると、第3図に示すように、省゛
状体2の内部空間3とハブ内部空間7が連通し、減圧状
yルの内部空間3に血液11が導入される。血液11内
には木IW nlJ物質がBシ大していないため、順調
にial物のない採血を行うことができる。さらに焼結
フィルター10の膨潤後のンール性(空気遮断特性)を
十分に保持しているため、空気が焼結フィルター10を
通過し血液中に!1′コ入することはないので採血管内
に外気を吸引することはない。
刺側8を11j通させると、第3図に示すように、省゛
状体2の内部空間3とハブ内部空間7が連通し、減圧状
yルの内部空間3に血液11が導入される。血液11内
には木IW nlJ物質がBシ大していないため、順調
にial物のない採血を行うことができる。さらに焼結
フィルター10の膨潤後のンール性(空気遮断特性)を
十分に保持しているため、空気が焼結フィルター10を
通過し血液中に!1′コ入することはないので採血管内
に外気を吸引することはない。
■ 発明の効果
未発明の通気j−制御焼結フイルターによれば。
フィルター部材中の氷;膨潤物質の粒子を被覆する皮+
1Aを形成したことにより、真空採血管に装着して用い
た場合には、血液が焼結フィルターに接触した際、水膨
潤物質の粒子が焼結フィルターからMt 、苛し血液中
に混入することを防11−することができる。また分析
機の試料通路をつまらせて分析不能となることを回避し
、血液を汚染し分析反応に悪)ン臂を及ぼすこともない
。
1Aを形成したことにより、真空採血管に装着して用い
た場合には、血液が焼結フィルターに接触した際、水膨
潤物質の粒子が焼結フィルターからMt 、苛し血液中
に混入することを防11−することができる。また分析
機の試料通路をつまらせて分析不能となることを回避し
、血液を汚染し分析反応に悪)ン臂を及ぼすこともない
。
また架橋型シリコーンを含有する皮++2形成剤を用い
れば、焼結フィルターの内部全域にわたって均質な皮膜
を形成することができ、水膨潤物質の吸水性およびフィ
ルターの通気性を低下させることもほとんどなく、しか
も膨潤後のシール性(空気遮断特性)も十分保持するこ
とができる。
れば、焼結フィルターの内部全域にわたって均質な皮膜
を形成することができ、水膨潤物質の吸水性およびフィ
ルターの通気性を低下させることもほとんどなく、しか
も膨潤後のシール性(空気遮断特性)も十分保持するこ
とができる。
■ 発明の実施例
(実施例1)
以下の条件の下で、通気jd制御焼結フィルターを作成
した。
した。
支持体構成材料:ポリエチレン
水膨潤物質:デンプン−アクリル酸ナトリウムグラフト
ポリマー フレオン 16,2% イソプロピルアルコール80.8% サイズ:直径4mm、厚み3■の円柱状製造方法:支持
体構成材料と水膨潤物質をブレンドし公知の手段で所定
サイズ に焼結成形したものを被1112形成剤含有溶液に10
分間浸漬後、溶媒 を除去するため乾炸を行った。
ポリマー フレオン 16,2% イソプロピルアルコール80.8% サイズ:直径4mm、厚み3■の円柱状製造方法:支持
体構成材料と水膨潤物質をブレンドし公知の手段で所定
サイズ に焼結成形したものを被1112形成剤含有溶液に10
分間浸漬後、溶媒 を除去するため乾炸を行った。
このフィルターの物性値は次の通りで
あった。
気孔率 40%
一+i均空孔系 5μ
水膨Itf、l物質含右稙 20重量%本膨11tl物
質膨潤度 常温で400倍(実施例2) 被膜形成剤含有溶液を水蒸気架橋型シリコーン1%、フ
レオン16.2%、イソプロピルアルコール82.8%
とした以外は実施例1と同様とした。
質膨潤度 常温で400倍(実施例2) 被膜形成剤含有溶液を水蒸気架橋型シリコーン1%、フ
レオン16.2%、イソプロピルアルコール82.8%
とした以外は実施例1と同様とした。
(実施例3)
被膜形成剤含有液を水蒸気架橋型シリコーン6%、フレ
オン16.2%、イソプロピルアルコール77.8%と
した以外は実施例1と同様とした。
オン16.2%、イソプロピルアルコール77.8%と
した以外は実施例1と同様とした。
(実施例4)
被膜形成剤含有溶液を水蒸気架橋型シリコーンlO%、
フレオン16.2%、イソプロピルアルコール73.8
%とした以外は実施例1と同様とした。
フレオン16.2%、イソプロピルアルコール73.8
%とした以外は実施例1と同様とした。
(実施例5)
浸漬時間を30分とした以外は実施例1と同様とした。
(実施例6)
浸漬時間を30分とした以外は実施例2と同様とした。
(実施例7)
浸h’k n!?間を30分とした以外は実施例3と同
様とした。
様とした。
(実施例8)
浸漬時間を30分とした以外は実施例4と同様とした。
(実施例9)
浸漬11′?間を60分とした以外は実施例4と同様と
した。
した。
(実施例10)
浸漬時間を60分とした以外は実施例2と同様とした。
(実施例11)
浸fi一時間を60分とした以外は実施例3と同様とし
た。
た。
(実施例12)
浸j/lIf!F間を60分とした以外は実施例4と同
様とした。
様とした。
(比較例1)
被膜を形成しない以外は実施例1と同様とした。
実施例1と比較例1について水膨fil+物質のML港
を調へるため以丁のような実験を行った。
を調へるため以丁のような実験を行った。
各フィルター10本づつに牛血2−を接触させ、15分
間放置した後、生血を0,8ルのフィルターにて濾過し
、フィルターの重だ変化より、遊離した水膨潤物質の丑
を測定した。結果を表1に示す。
間放置した後、生血を0,8ルのフィルターにて濾過し
、フィルターの重だ変化より、遊離した水膨潤物質の丑
を測定した。結果を表1に示す。
表 1
以にの結果より実施例1は、比較例1に比較して、水1
彰刈物質の遊#品が著しく少ないことが確認された。
彰刈物質の遊#品が著しく少ないことが確認された。
次に、実施例1〜2および比較例1について通気性およ
びシール性を調べるために以ドの実験を行った。
びシール性を調べるために以ドの実験を行った。
(1)直径4m+n、厚み3fflLI+のサイズのフ
ィルターに−・定圧力をかけ一定品の9;・シ気が抜け
る時間をAl1定した。
ィルターに−・定圧力をかけ一定品の9;・シ気が抜け
る時間をAl1定した。
結果を表2に示す。
(2)直Pf:4ff1m、厚み3■のサイズのフィル
ターを容器に取りつけ水および牛1rI■を入れ、I
Kg/crrfの圧力をかけ、30sec保持して水ま
たは生血の漏れがないことを確認した。
ターを容器に取りつけ水および牛1rI■を入れ、I
Kg/crrfの圧力をかけ、30sec保持して水ま
たは生血の漏れがないことを確認した。
結果を表3に示す。
また、水および生血に接触したフィルターに5Kg/c
m’の圧力をかけ、空気の漏れがないことを確認した。
m’の圧力をかけ、空気の漏れがないことを確認した。
結果を表4に示す。
表 2
(フィルター厚み3 mm)
表 3
0漏れなし
表 4
0漏れなし
以1.より、シリコーンコート処理による焼結フィルタ
ーの通気性およびシール性の低下はないことが確認され
た。
ーの通気性およびシール性の低下はないことが確認され
た。
第1図〜第3図は、本発明の通気H11−制御焼結フイ
ルターを装着した真空採血管にて採血を行ったときの経
時変化を示す真空採血管の縦断面図である。 符−〕−の説明 ■・・・真空採血71?、2・・・管状体、3・・・内
部空間、4・・・ホルタ−15・・・栓体、6・・・ハ
ブ、7・・・ハブ内部空間、8.9・・・穿刺側。
ルターを装着した真空採血管にて採血を行ったときの経
時変化を示す真空採血管の縦断面図である。 符−〕−の説明 ■・・・真空採血71?、2・・・管状体、3・・・内
部空間、4・・・ホルタ−15・・・栓体、6・・・ハ
ブ、7・・・ハブ内部空間、8.9・・・穿刺側。
Claims (4)
- (1)水膨潤物質と支持体とを焼結した気体通路を有す
るフィルター部材に皮膜形成剤を含浸せしめてなること
を特徴とする通気量制御焼結フィルター。 - (2)前記支持体の構成材料はポリエチレンである特許
請求の範囲第1項に記載の通気量制御焼結フィルター。 - (3)前記水膨潤物質はでんぷんグラフト化物、ポリビ
ニルアルコール系重合体およびアクリル系重合体よりな
る群から選択された少なくとも1種である特許請求の範
囲第1項または第2項に記載の通気量制御焼結フィルタ
ー。 - (4)前記皮膜形成剤は架橋型シリコーンを含有する特
許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の通
気量制御焼結フィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60189135A JPS6247344A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 通気量制御焼結フイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60189135A JPS6247344A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 通気量制御焼結フイルタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6247344A true JPS6247344A (ja) | 1987-03-02 |
JPH021495B2 JPH021495B2 (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=16235992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60189135A Granted JPS6247344A (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 通気量制御焼結フイルタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6247344A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04132541A (ja) * | 1990-09-26 | 1992-05-06 | Terumo Corp | 採血針 |
-
1985
- 1985-08-28 JP JP60189135A patent/JPS6247344A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04132541A (ja) * | 1990-09-26 | 1992-05-06 | Terumo Corp | 採血針 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH021495B2 (ja) | 1990-01-11 |
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