JPS6247251A - 拡声通話制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、有線の宅内電話、無線の自動車電話等の双
方向の音声通信の拡声通話制御回路に関するものである
。

〔従来の技術〕

第３図は従来の拡声通話制御回路を示すプロ・ツタ図で
あり、図において、１は送話用マイクロフォン、２はマ
イクロフォン増幅器、３は送話音量切換スイッチ、４は
送話用増幅器、５ば受話用増幅器、６は受話音量切換ス
イッチ、７はスピーカ増幅器、８は受話用スピーカ、１
０は送話音量検出器、１２は受話音量検出器、１３は送
話音量切換スイッチ３と受話音量切換スイッチ６を制御
する音量切換スイッチ制御器、１４は上記の回路を電話
回線へ接続する２線４線変換回路又は無線機である。

次に動作について説明する。まず送話側の説明をする。

送話用マイクロフォンｌに入力された音声は、マイクロ
フォン増幅器２によって増幅され、その音声信号は、音
量切換スイッチ制御器１３によって制御される送話音量
切換スイッチ３へ人力され音量制御を受けて、送話用増
幅器４を通って、２線４線変換回路（又は無線機）　　
１．１　？：二よって電話回線へ出力される。

次に、受話側の説明をする。電話回線からの受信信号は
、２線４線変換回路（又は無線機）１４を経て、受話用
増幅器５で増幅され、その音声信号は、音毀切換ス・イ
ソチ制御器１３によって制御される受話音量切換スイッ
チ６へ入力され音間制御を受番」て、スピーカ増幅器７
をｊｍって、スピーカ８−＼入力されてスピーカ８より
出力される。

次に、音屋切接ヌイソチの制御に−）いて説明をする。

送話音声の前駆の検出は、マイクロフォン増幅器２の出
力を送話音量検出器１０−２人力することによって行な
い、受話音量の検出は、受話用増幅器５の出力を受話音
量検出器１２へ入力することによって行なう。それぞれ
の音ｐ検出器１０゜１２のそれぞれの音量検出値が音量
切換スイッチ制御器１３へ入力される。この音覆切換ス
イッチ制御器１３は、人力されてきた送話音量検出値と
受話音量検出値を比較し、信号の大小判別によって送話
時か受話時かの検出を行ない、その結果に従い、次のよ
うに送話音量切換スイッチ３と受話音社切換スイッチ６
を制御する。ずなわち送話時には、送話音声をそのまま
通過させる様ｃに送話音量切換スイッチ３を制御し、受
話ａ冒切換スーイソチ６は受話音声にある定まった減衰
量を与える様に制御する。また受話時には、受話音声を
そのまま通過させる様に受話音階切換スイッチ６を制御
し、送話音量切換スイッチ３は送話音声にある定まった
減衰量を与える様に制御する。

上記の受話音１．送話音量の制御により、スピーカ、マ
イク間の音量結合や、回線エコーによるハうリング現象
に妨害されずに、拡声１１１１話が行なえる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の拡声１ｊｔ１話制御回路では、送話側、受話側の
どちらも話をしていない状態において、それぞれの側の
周囲騒音、回線雑音などの雑音音量の大小比較が行なわ
れ、雑音音量のわずかな変動によっても簡ｆｉに音量切
換スイッチが作動し、受話状態と送話状態とが３ＮＭに
切換わり、話者に不快感を与えるという問題点があった
。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、話者が音声を発していない状態時のある一
定レベル以下の雑音による音甲切換ス・「ソチの作動を
防１にできる拡声通話制御回路を得ることを目的とする
。

〔問題点を解決するだめの手段〕

この発明に係る拡声通話制御回路は、送話音車検出器、
受話音量検出器の各々の前段に下限リミッタ回路を付加
したものである。

〔作用〕

この発明におＩＪる新たに付加された下限リミッタ回路
は、送話音量検出器、受話音量検出器の各々へ入力され
る音声信号のうち、ある一定し−・ル以下の信号を切り
捨てで上記各台車検出器へ音声信号を入力さセることに
よ幻、無音声時の雑音１ノベルの変動による切換スイッ
チの作動を防＋Ｌする。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例について説明する。

第１図は、本発明の一実施例による拡声通話制御回路を
示すブロック図である。図中、９はマイクロフォン増幅
器２と送話音量検出器１０との間に配置された送話用下
田リミソク回鴎、１１は受話用増幅器５と受話音量検出
器１２との間に配置された受話用下限リミッタ回路であ
る。その他、第３図と同一符号は同一のものを示す。

また、第２図は、９．１１の下１恨すミソク回路の一例
を示したブロック図である。図中、１５は前段増幅器、
１６は後段増幅器であり、Ｄｌ、Ｄ２は逆並列接続され
たダイオードである。

１シ下、動作について説明する。送話用マイクロフォン
１に入力された音声及び雑音は、−マイクロフォン増幅
器２を経て、送話用下限リミッタ回路９に人力される。

この回路９では、ある一定レベル以下の信号は通過−け
ず、それ以上の大きさの信号のみが通過する。この一定
し−・ルは、音声の標準レベルと雑音レベルの間に、通
常音声の標準レベルの一＋５ｒｌＢ〜−２０ｄＢ程度に
設定する。この送話用下限リミッタ回路９により、無音
声時のある一定レベル以下の雑音は、送話音量検出器１
０−１人力されず、送話音醗検出器の出力ば０になり無
音時上同−になる。

受話用下限リミッタ回路１１においてもその動作は全く
同様であり、これらの送話用受話用下限リミッタ回路９
，１１により無音声時のある一定［・ヘル以下の雑音は
、それぞれの音量検出器１０゜１２へ入力されないので
、それぞれの音９検出器１０．１２の出力は０になり、
音量切換スイッチ制御器１３は、入力信号の変動がない
ので作動せず、不要な切換動作が生じなくなる。

なお、上記実施例では送話用下限リミッタ回路９、受話
用下限リミッタ回路１１に、それぞれダイオ−）”　２
　ＩＩＭを用いた回路を用いたが、これらにはバリスタ
を用いた回路、又はある一定レベル以下の信号を通さす
、それ以上のレベルの信号を通す特性を持つ他の回路を
用いてもよい。

〔発明の効果〕

ＬＥＪ上のように、この発明によれば拡声通話制御回路
の音量検出器の前段に下限リミッタ回路を付加したので
、従来の拡声通話制御回路によってヰし７ていた無音声
時の雑音の変動による音量切換スイッチの作動を防ｌト
し、通話品質の高い拡声通話を行なえる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による拡声通話制御回路の
ブロック図、第２図は第１図の下限リミッタ回路のブロ
ック図、第３図は従来の拡声通話制御回路のブロック図
である。 図において、３は送話音Ｍ切換スイッチ、６は受話音し
切換スイッチ、９は送話用下限リミッタ回路、１０は送
話音■検出器、１１は受話用下限リミッタ回路、１２は
受話合一検出器、１３は音量切換スイッチ制御器である
。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）双方向の音声通信を行うための拡声通話制御回路
   において、 送話音量、受話音量の各々をそのまま通過させるか減衰
   させて通過させるかの切換を行う送話音量、受話音量切
   換スイッチと、 各々その前段に設けられた送話音量検出器、受話音量検
   出器により検出された送話音量と受話音量とを比較し、
   その結果に応じて前記各音量切換スイッチの切換を制御
   する音量切換スイッチ制御器と、 前記送話音量、受話音量検出器の各々の前段に設けられ
   た、雑音除去用の下限リミッタ回路とを備えたことを特
   徴とする拡声通話制御回路。