JPS6247125B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6247125B2 JPS6247125B2 JP56075662A JP7566281A JPS6247125B2 JP S6247125 B2 JPS6247125 B2 JP S6247125B2 JP 56075662 A JP56075662 A JP 56075662A JP 7566281 A JP7566281 A JP 7566281A JP S6247125 B2 JPS6247125 B2 JP S6247125B2
- Authority
- JP
- Japan
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- headstock
- counterweight
- weight
- lifting rod
- auxiliary
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/001—Arrangements compensating weight or flexion on parts of the machine
- B23Q11/0017—Arrangements compensating weight or flexion on parts of the machine compensating the weight of vertically moving elements, e.g. by balancing liftable machine parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ヘツドストツクのバランスをカウン
タウエイトで取るようにした工作機械において、
ヘツドストツクの重量変化に追従し得るように企
図した装置である。
タウエイトで取るようにした工作機械において、
ヘツドストツクの重量変化に追従し得るように企
図した装置である。
従来、横中ぐり盤等の大形複合工作機械におい
ては、ヘツドストツクのバランスをカウンタウエ
イトで取るようにしたものがあり、その外観を表
わす第１図に示すようにコラム１の上端部にはチ
エンやワイヤロープ或いは鎖等の索条部材２を巻
き掛けた吊り金具３が設けられており、コラム１
に形成した摺動面に沿つて上下動するサドル４に
支持されたヘツドストツク５が索条部材２の一端
に連結され、索条部材２の他端にはサドル４及び
ヘツドストツク５とのバランスを取るカウンタウ
エイト６が連結されている。そこで、ヘツドスト
ツク５の主軸７に加工用アタツチメントを装着す
ることにより重心が前方に移動してヘツドストツ
ク５が前倒れとなるのを防止するため、ヘツドス
トツク５の吊り位置を移動させてモーメントのバ
ランスを調整するようにしていた。
ては、ヘツドストツクのバランスをカウンタウエ
イトで取るようにしたものがあり、その外観を表
わす第１図に示すようにコラム１の上端部にはチ
エンやワイヤロープ或いは鎖等の索条部材２を巻
き掛けた吊り金具３が設けられており、コラム１
に形成した摺動面に沿つて上下動するサドル４に
支持されたヘツドストツク５が索条部材２の一端
に連結され、索条部材２の他端にはサドル４及び
ヘツドストツク５とのバランスを取るカウンタウ
エイト６が連結されている。そこで、ヘツドスト
ツク５の主軸７に加工用アタツチメントを装着す
ることにより重心が前方に移動してヘツドストツ
ク５が前倒れとなるのを防止するため、ヘツドス
トツク５の吊り位置を移動させてモーメントのバ
ランスを調整するようにしていた。
ところが、このようなモーメントのバランス調
整だけではサドル４の上下移動時にサドル４及び
ヘツドストツク５とカウンタウエイト６との重量
バランスが狂つているため、ヘツドストツク５を
サドル４に対して前後移動させた場合、加工用ア
タツチメントの分の重量がサドル４上を移動して
サドル４自体もコラム１に対し傾いてしまい、ヘ
ツドストツク５の前後移動精度が悪化する虞があ
つた。しかも、加工用アタツチメントの重量がそ
のままサドル昇降用モータに負荷するため、あら
かじめ加工用アタツチメントの重量を見込んだ高
出力のサドル昇降用モータを使用しなければなら
ず、経済的にも不合理なものとなつていた。
整だけではサドル４の上下移動時にサドル４及び
ヘツドストツク５とカウンタウエイト６との重量
バランスが狂つているため、ヘツドストツク５を
サドル４に対して前後移動させた場合、加工用ア
タツチメントの分の重量がサドル４上を移動して
サドル４自体もコラム１に対し傾いてしまい、ヘ
ツドストツク５の前後移動精度が悪化する虞があ
つた。しかも、加工用アタツチメントの重量がそ
のままサドル昇降用モータに負荷するため、あら
かじめ加工用アタツチメントの重量を見込んだ高
出力のサドル昇降用モータを使用しなければなら
ず、経済的にも不合理なものとなつていた。
本発明は上述したような従来の工作機械におけ
るヘツドストツクのバランス装置を改良し、サド
ル昇降用モータを加工用アタツチメントの重量に
関係なく低出力のものとし且つヘツドストツクの
前後移動を高精度に行ない得るヘツドストツクの
バランス装置を提供するこを目的とする。
るヘツドストツクのバランス装置を改良し、サド
ル昇降用モータを加工用アタツチメントの重量に
関係なく低出力のものとし且つヘツドストツクの
前後移動を高精度に行ない得るヘツドストツクの
バランス装置を提供するこを目的とする。
この目的を達成する本発明のヘツドストツクの
バランス装置にかかる構成は、コラムの上端部に
設けられた吊り金具に索条部材を巻き掛け、この
索条部材の一端に前記コラムに沿つて上下動する
ヘツドストツクを連結すると共に当該索条部材の
他端に前記ヘツドストツクとの重量バランスを取
るカウンタウエイトを連結したヘツドストツクの
バランス装置において、前記カウンタウエイトの
昇降を案内する案内する案内レールの上下両端部
のうちの少なくとも一方に設けられ且つ前記カウ
ンタウエイトの上下少なくとも一方に連結される
補助ウエイトを保持し得るウエイト保持手段と、
前記ヘツドストツクの重量変動に対応して前記補
助ウエイトを前記カウンタウエイトと前記ウエイ
ト保持手段との間で受け渡しさせる受け渡し手段
とを具えたものである。
バランス装置にかかる構成は、コラムの上端部に
設けられた吊り金具に索条部材を巻き掛け、この
索条部材の一端に前記コラムに沿つて上下動する
ヘツドストツクを連結すると共に当該索条部材の
他端に前記ヘツドストツクとの重量バランスを取
るカウンタウエイトを連結したヘツドストツクの
バランス装置において、前記カウンタウエイトの
昇降を案内する案内する案内レールの上下両端部
のうちの少なくとも一方に設けられ且つ前記カウ
ンタウエイトの上下少なくとも一方に連結される
補助ウエイトを保持し得るウエイト保持手段と、
前記ヘツドストツクの重量変動に対応して前記補
助ウエイトを前記カウンタウエイトと前記ウエイ
ト保持手段との間で受け渡しさせる受け渡し手段
とを具えたものである。
以下、本発明によるヘツドストツクのバランス
装置の一実施例について第２図〜第４図を参照し
ながら詳細に説明する。本実施例の外観を表わす
第２図に示すように、ベツド１１に対して水平に
移動自在に設置されたテーブル１２上にはサドル
１３を上下動自在に支持するコラム１４が突設さ
れており、前記サドル１３には各種アタツチメン
トが装着され得る主軸１５を具えたヘツドストツ
ク１６が前記テーブル１２と直角な水平方向に移
動自在に取り付けられている。コラム１４の上端
にはチエンやワイヤロープ或いは鎖等の索条部材
１７を巻き掛けた吊り金具１８が設けられてお
り、この索条部材１７の一端にはヘツドストツク
１６が連結され、又、当該索条部材１７の他端に
はテーブル１２と吊り金具１８との間に設置され
た垂直の案内レール１９に沿つて昇降し得るカウ
ンタウエイト２０が連結されている。サドル１３
及びヘツドストツク１６に対して重量バランスが
取られたカウンタウエイト２０の下端部の断面を
拡大して表わす第３図に示すように、本実施例で
は各種アタツチメントの重量に対応して三個の補
助ウエイト２１，２２，２３がテーブル１２上に
載置されており、これら補助ウエイト２１〜２３
を懸吊し得る吊り上げ棒２４がカウンタウエイト
２０の下端面の中央部から下向きに突設されてい
る。この吊り上げ棒２４は圧縮コイルばね２５の
ばね力により常時下向きの押圧力が付与され、カ
ウンタウエイト２０に対して回転自在となつてお
り、カウンタウエイト２０との嵌合部分の下端部
には第３図中のＤ−Ｄ矢視断面を表わす第４図ｄ
に示すように、カウンタウエイト２０の下端面に
固定され押え環２６から突出するピン２７が係合
し得るスプライン状の溝２８が45度間隔で刻設さ
れている。なお、吊り上げ棒２４は押え環２６に
よりカウンタウエイト２０からの抜け外れが防止
されている。カウンタウエイト２０の下降端にお
いて補助ウエイト２１〜２３の各案内筒２９，３
０，３１を貫通する吊り上げ棒２４の外周と各補
助ウエイト２１〜２３の案内筒２９〜３１の内周
面との間には、第３図中のＡ−Ａ矢視断面及びＢ
−Ｂ矢視断面及びＣ−Ｃ矢視断面を表わす第４図
ａ，ｂ，ｃに示すように、各補助ウエイト２１〜
２３を吊り上げるためのフツク３２，３３，３４
が上下に一直線状となるように吊り上げ棒２４に
突設されており、これに対応してフツク３２〜３
４を抜け外すための溝３５，３６，３７が案内筒
２９〜３１の内周面に刻設されているが、一番上
の溝３５に対して二番目の溝３６は45度長くなつ
ており、三番目の溝３７は二番目の溝３６に対し
て更に45度長くなつている。又、補助ウエイト２
１〜２３の回り止め用案内棒３８が補助ウエイト
２１〜２３を貫通可能にカウンタウエイト２０の
下端面に突設されている。一方、テーブル１２に
は吊り上げ棒２４の下端部に形成したテーパ面３
９に当接し得る回転筒４０が垂直に回転自在に支
持されており、この回転筒４０の中心には当該回
転筒４０を貫通して圧縮コイルばね４１のばね力
により常時上向きの力が付勢されたドツグ軸４２
が摺動自在に嵌合されている。上端が吊り上げ棒
２４の下端に当接し得るドツグ軸４２の下端に
は、テーブル１２に取り付けられて吊り上げ棒２
４のテーパ面３９と回転筒４０との嵌合を検知す
るリミツトスイツチ４３に当接し得るドツグ４４
が固定されており、更に回転筒４０の外周にはテ
ーブル１２に設置された駆動モータ４５の駆動歯
車と噛み合う伝達歯車４６及び吊り上げ棒２４の
回転位相を検出する三枚のデイスクカム４７，４
８，４９が固設されている。これらデイスクカム
４７〜４９はテーブル１２に取り付けられたリミ
ツトスイツチ５０に当接して各フツク３２〜３４
と溝３５〜３７との相対位置を順に検知するよう
になつている。
装置の一実施例について第２図〜第４図を参照し
ながら詳細に説明する。本実施例の外観を表わす
第２図に示すように、ベツド１１に対して水平に
移動自在に設置されたテーブル１２上にはサドル
１３を上下動自在に支持するコラム１４が突設さ
れており、前記サドル１３には各種アタツチメン
トが装着され得る主軸１５を具えたヘツドストツ
ク１６が前記テーブル１２と直角な水平方向に移
動自在に取り付けられている。コラム１４の上端
にはチエンやワイヤロープ或いは鎖等の索条部材
１７を巻き掛けた吊り金具１８が設けられてお
り、この索条部材１７の一端にはヘツドストツク
１６が連結され、又、当該索条部材１７の他端に
はテーブル１２と吊り金具１８との間に設置され
た垂直の案内レール１９に沿つて昇降し得るカウ
ンタウエイト２０が連結されている。サドル１３
及びヘツドストツク１６に対して重量バランスが
取られたカウンタウエイト２０の下端部の断面を
拡大して表わす第３図に示すように、本実施例で
は各種アタツチメントの重量に対応して三個の補
助ウエイト２１，２２，２３がテーブル１２上に
載置されており、これら補助ウエイト２１〜２３
を懸吊し得る吊り上げ棒２４がカウンタウエイト
２０の下端面の中央部から下向きに突設されてい
る。この吊り上げ棒２４は圧縮コイルばね２５の
ばね力により常時下向きの押圧力が付与され、カ
ウンタウエイト２０に対して回転自在となつてお
り、カウンタウエイト２０との嵌合部分の下端部
には第３図中のＤ−Ｄ矢視断面を表わす第４図ｄ
に示すように、カウンタウエイト２０の下端面に
固定され押え環２６から突出するピン２７が係合
し得るスプライン状の溝２８が45度間隔で刻設さ
れている。なお、吊り上げ棒２４は押え環２６に
よりカウンタウエイト２０からの抜け外れが防止
されている。カウンタウエイト２０の下降端にお
いて補助ウエイト２１〜２３の各案内筒２９，３
０，３１を貫通する吊り上げ棒２４の外周と各補
助ウエイト２１〜２３の案内筒２９〜３１の内周
面との間には、第３図中のＡ−Ａ矢視断面及びＢ
−Ｂ矢視断面及びＣ−Ｃ矢視断面を表わす第４図
ａ，ｂ，ｃに示すように、各補助ウエイト２１〜
２３を吊り上げるためのフツク３２，３３，３４
が上下に一直線状となるように吊り上げ棒２４に
突設されており、これに対応してフツク３２〜３
４を抜け外すための溝３５，３６，３７が案内筒
２９〜３１の内周面に刻設されているが、一番上
の溝３５に対して二番目の溝３６は45度長くなつ
ており、三番目の溝３７は二番目の溝３６に対し
て更に45度長くなつている。又、補助ウエイト２
１〜２３の回り止め用案内棒３８が補助ウエイト
２１〜２３を貫通可能にカウンタウエイト２０の
下端面に突設されている。一方、テーブル１２に
は吊り上げ棒２４の下端部に形成したテーパ面３
９に当接し得る回転筒４０が垂直に回転自在に支
持されており、この回転筒４０の中心には当該回
転筒４０を貫通して圧縮コイルばね４１のばね力
により常時上向きの力が付勢されたドツグ軸４２
が摺動自在に嵌合されている。上端が吊り上げ棒
２４の下端に当接し得るドツグ軸４２の下端に
は、テーブル１２に取り付けられて吊り上げ棒２
４のテーパ面３９と回転筒４０との嵌合を検知す
るリミツトスイツチ４３に当接し得るドツグ４４
が固定されており、更に回転筒４０の外周にはテ
ーブル１２に設置された駆動モータ４５の駆動歯
車と噛み合う伝達歯車４６及び吊り上げ棒２４の
回転位相を検出する三枚のデイスクカム４７，４
８，４９が固設されている。これらデイスクカム
４７〜４９はテーブル１２に取り付けられたリミ
ツトスイツチ５０に当接して各フツク３２〜３４
と溝３５〜３７との相対位置を順に検知するよう
になつている。
これら補助ウエイト２１〜２３の着脱に際して
は、まずヘツドストツク１６をサドル１３と共に
上昇端まで移動させてカウンタウエイト２０を補
助ウエイト２１〜２３側へ下降させる（第２図参
照）。この時、吊り上げ棒２４及び回り止め用案
内棒３８が補助ウエイト２１〜２３を貫通し、吊
り上げ棒２４のテーパ面３９が圧縮コイルばね２
５のばね力により回転筒４０に圧接すると同時に
吊り上げ棒２４の下端がドツグ軸４２を圧縮コイ
ルばね４１のばね力に抗して押し下げ、ドツグ４
４がリミツトスイツチ４３に作用して吊り上げ棒
２４と回転筒４０との連結完了が検知される（第
３図参照）。これにより、ヘツドストツク１６の
主軸１５に取り付けられたアタツチメントの重量
に対応する補助ウエイト２１〜２３への選択指令
が行なわれ、この指令に基づいて駆動モータ４５
が回転し、デイスクカム４７〜４９のうちの所定
のものがリミツトスイツチ５０に当接した時点で
駆動モータ４５が停止する。駆動モータ４５の回
転に伴つて回転筒４０が回転し、この回転筒４０
との摩擦力により吊り上げ棒２４も回転するが、
補助ウエイト２１〜２３に対する嵌入位置におけ
る吊り上げ棒２４のフツク３２〜３４の位置は第
４図ａに示すように溝３５にフツク３２が位置し
ているため、吊り上げ棒２４が回転しない状態で
は補助ウエイト２１〜２３に対して吊り上げ棒２
４は昇降自在となつている。そこで、この状態か
ら第４図ａ中、右回りに45度吊り上げ棒２４が回
動してデイスクカム４７がリミツトスイツチ５０
に当接したのち、吊り上げ棒２４と共にカウンタ
ウエイト２０を上昇させると、補助ウエイト２１
にフツク３２が係止してこの補助ウエイト２１が
吊り上げ棒２４と共に引き上げられることとなる
が、他のフツク３３，３４は各溝３６，３７を通
過し、補助ウエイト２２，２３がそのままの状態
でテーブル１２上に載置されるのである。従つ
て、補助ウエイト２１，２２を吊り上げる場合に
は、更にデイスクカム４８がリミツトスイツチ５
０に当接するまで吊り上げ棒２４を更に45度回動
させ、フツク３３が補助ウエイト２２に係止する
ようにする（第４図ｂ参照）。このように元の状
態から90度吊り上げ棒２４を回動してもフツク３
４は溝３７内にあるため、補助ウエイト２３が吊
り上げ棒２４に吊り上げられることはない。又、
補助ウエイト２１〜２３を全部吊り上げる場合に
は、デイスクカム４９がリミツトスイツチ５０に
当接するまで更に45度（元の状態から135度）吊
り上げ棒２４を回動して（第４図ｃ参照）すべて
のフツク３３〜３４が補助ウエイト２１〜２３に
係止するようにすれば良い。このようにして吊り
上げ棒２４を所定角度だけ回動させたのち、サド
ル１３をヘツドストツク１６と共に下降してカウ
ンタウエイト２０を上昇させると、吊り上げ棒２
４が押え環２６に当接するまで下降し、溝２８に
ピン２７が係合するため、吊り上げ棒２４がカウ
ンタウエイト２０に対して回つてしまう虞が全く
ない。
は、まずヘツドストツク１６をサドル１３と共に
上昇端まで移動させてカウンタウエイト２０を補
助ウエイト２１〜２３側へ下降させる（第２図参
照）。この時、吊り上げ棒２４及び回り止め用案
内棒３８が補助ウエイト２１〜２３を貫通し、吊
り上げ棒２４のテーパ面３９が圧縮コイルばね２
５のばね力により回転筒４０に圧接すると同時に
吊り上げ棒２４の下端がドツグ軸４２を圧縮コイ
ルばね４１のばね力に抗して押し下げ、ドツグ４
４がリミツトスイツチ４３に作用して吊り上げ棒
２４と回転筒４０との連結完了が検知される（第
３図参照）。これにより、ヘツドストツク１６の
主軸１５に取り付けられたアタツチメントの重量
に対応する補助ウエイト２１〜２３への選択指令
が行なわれ、この指令に基づいて駆動モータ４５
が回転し、デイスクカム４７〜４９のうちの所定
のものがリミツトスイツチ５０に当接した時点で
駆動モータ４５が停止する。駆動モータ４５の回
転に伴つて回転筒４０が回転し、この回転筒４０
との摩擦力により吊り上げ棒２４も回転するが、
補助ウエイト２１〜２３に対する嵌入位置におけ
る吊り上げ棒２４のフツク３２〜３４の位置は第
４図ａに示すように溝３５にフツク３２が位置し
ているため、吊り上げ棒２４が回転しない状態で
は補助ウエイト２１〜２３に対して吊り上げ棒２
４は昇降自在となつている。そこで、この状態か
ら第４図ａ中、右回りに45度吊り上げ棒２４が回
動してデイスクカム４７がリミツトスイツチ５０
に当接したのち、吊り上げ棒２４と共にカウンタ
ウエイト２０を上昇させると、補助ウエイト２１
にフツク３２が係止してこの補助ウエイト２１が
吊り上げ棒２４と共に引き上げられることとなる
が、他のフツク３３，３４は各溝３６，３７を通
過し、補助ウエイト２２，２３がそのままの状態
でテーブル１２上に載置されるのである。従つ
て、補助ウエイト２１，２２を吊り上げる場合に
は、更にデイスクカム４８がリミツトスイツチ５
０に当接するまで吊り上げ棒２４を更に45度回動
させ、フツク３３が補助ウエイト２２に係止する
ようにする（第４図ｂ参照）。このように元の状
態から90度吊り上げ棒２４を回動してもフツク３
４は溝３７内にあるため、補助ウエイト２３が吊
り上げ棒２４に吊り上げられることはない。又、
補助ウエイト２１〜２３を全部吊り上げる場合に
は、デイスクカム４９がリミツトスイツチ５０に
当接するまで更に45度（元の状態から135度）吊
り上げ棒２４を回動して（第４図ｃ参照）すべて
のフツク３３〜３４が補助ウエイト２１〜２３に
係止するようにすれば良い。このようにして吊り
上げ棒２４を所定角度だけ回動させたのち、サド
ル１３をヘツドストツク１６と共に下降してカウ
ンタウエイト２０を上昇させると、吊り上げ棒２
４が押え環２６に当接するまで下降し、溝２８に
ピン２７が係合するため、吊り上げ棒２４がカウ
ンタウエイト２０に対して回つてしまう虞が全く
ない。
このようにしてアタツチメントル対応した所定
の補助ウエイト２１〜２３が吊り上げ棒２４を介
してカウンタウエイト２０に連結されるため、サ
ドル１３昇降用のモータに対する負荷がアタツチ
メントの有無に関係なくアタツチメントがない場
合の動力で済み、経済的である。又、重心位置の
補正を併用することによつてアタツチメント取り
付け時のヘツドストツクの前後進精度をアタツチ
メントがない場合とほぼ同等の精度にでき、重量
バランスが取れているので摺動面の偏摩耗もなく
なる。
の補助ウエイト２１〜２３が吊り上げ棒２４を介
してカウンタウエイト２０に連結されるため、サ
ドル１３昇降用のモータに対する負荷がアタツチ
メントの有無に関係なくアタツチメントがない場
合の動力で済み、経済的である。又、重心位置の
補正を併用することによつてアタツチメント取り
付け時のヘツドストツクの前後進精度をアタツチ
メントがない場合とほぼ同等の精度にでき、重量
バランスが取れているので摺動面の偏摩耗もなく
なる。
上述した実施例では補助ウエイト２１〜２３を
吊り上げるようにしたが、逆にカウンタウエイト
２０上へ載置するようにもできる。このような本
発明の他の一実施例の外観を第５図に示すが、上
述した実施例と同一機能の部材に対してはこれと
同じ符号を記し、その説明を省略する。案内レー
ル１９に沿つて上下動するカウンタウエイト２０
の上方には、三個の補助ウエイト２１，２２，２
３が位置しており、その平面形状を表わす第６図
ａ及びそのＢ−Ｂ矢視断面形状を表わす第６図ｂ
に示すように、これらは案内レール１９に沿つて
上下動自在に係合している。案内レール１９には
補助ウエイト２１〜２３に刻設された係止溝５１
に係止してこれらを支持するピストンピン５２を
具えた油圧シリンダ５３，５４，５５が取り付け
られており、カウンタウエイト２０の上昇端にお
いて油圧シリンダ５３〜５５がアタツチメントの
重量に対応して作動し、所定の補助ウエイト２１
〜２３がカウンタウエイト２０に突設された係合
支持棒５６を嵌合した状態でカウンタウエイト２
０上へ移載するようになつている。従つて、本実
施例も前述した先の実施例と同様の効果を期待で
きる。なお、上述した二つの実施例では補助ウエ
イトを三個使用しているが必要に応じて増減して
もよいことは当然である。
吊り上げるようにしたが、逆にカウンタウエイト
２０上へ載置するようにもできる。このような本
発明の他の一実施例の外観を第５図に示すが、上
述した実施例と同一機能の部材に対してはこれと
同じ符号を記し、その説明を省略する。案内レー
ル１９に沿つて上下動するカウンタウエイト２０
の上方には、三個の補助ウエイト２１，２２，２
３が位置しており、その平面形状を表わす第６図
ａ及びそのＢ−Ｂ矢視断面形状を表わす第６図ｂ
に示すように、これらは案内レール１９に沿つて
上下動自在に係合している。案内レール１９には
補助ウエイト２１〜２３に刻設された係止溝５１
に係止してこれらを支持するピストンピン５２を
具えた油圧シリンダ５３，５４，５５が取り付け
られており、カウンタウエイト２０の上昇端にお
いて油圧シリンダ５３〜５５がアタツチメントの
重量に対応して作動し、所定の補助ウエイト２１
〜２３がカウンタウエイト２０に突設された係合
支持棒５６を嵌合した状態でカウンタウエイト２
０上へ移載するようになつている。従つて、本実
施例も前述した先の実施例と同様の効果を期待で
きる。なお、上述した二つの実施例では補助ウエ
イトを三個使用しているが必要に応じて増減して
もよいことは当然である。
第１図は従来のヘツドストツクのバランス装置
の外観を表わす正面図、第２図は本発明のヘツド
ストツクのバランス装置の一実施例の外観を表わ
す正面図、第３図はその補助ウエイトの部分の内
部構造を表わす断面図、第４図ａ〜ｄは第３図中
のそれぞれＡ−Ａ矢視断面図、Ｂ−Ｂ矢視断面
図、Ｃ−Ｃ矢視断面図、Ｄ−Ｄ矢視断面図の各一
部を表わし、第５図は本発明の他の一実施例にお
けるバランス装置の外観を表わす斜視図、第６図
ａはその補助ウエイトの平面図、第６図ｂはその
Ｂ−Ｂ矢視断面図である。又、図中の符号で １２はテーブル、１３はサドル、１４はコラ
ム、１６はヘツドストツク、１７は索条部材、１
８は吊り合具、１９は案内レール、２０はカウン
タウエイト、２１〜２３は補助ウエイト、２４は
吊り上げ棒、３２〜３４はフツク、３５〜３７は
溝、５１は係止溝、５２はピストンピン、５３〜
５５は油圧シリンダである。
の外観を表わす正面図、第２図は本発明のヘツド
ストツクのバランス装置の一実施例の外観を表わ
す正面図、第３図はその補助ウエイトの部分の内
部構造を表わす断面図、第４図ａ〜ｄは第３図中
のそれぞれＡ−Ａ矢視断面図、Ｂ−Ｂ矢視断面
図、Ｃ−Ｃ矢視断面図、Ｄ−Ｄ矢視断面図の各一
部を表わし、第５図は本発明の他の一実施例にお
けるバランス装置の外観を表わす斜視図、第６図
ａはその補助ウエイトの平面図、第６図ｂはその
Ｂ−Ｂ矢視断面図である。又、図中の符号で １２はテーブル、１３はサドル、１４はコラ
ム、１６はヘツドストツク、１７は索条部材、１
８は吊り合具、１９は案内レール、２０はカウン
タウエイト、２１〜２３は補助ウエイト、２４は
吊り上げ棒、３２〜３４はフツク、３５〜３７は
溝、５１は係止溝、５２はピストンピン、５３〜
５５は油圧シリンダである。
Claims (1)
- １ コラムの上端部に設けられた吊り金具に索条
部材を巻き掛け、この索条部材の一端に前記コラ
ムに沿つて上下動するヘツドストツクを連結する
と共に当該索条部材の他端に前記ヘツドストツク
との重量バランスを取るカウンタウエイトを連結
したヘツドストツクのバランス装置において、前
記カウンタウエイトの昇降を案内する案内レール
の上下両端部のうちの少なくとも一方に設けられ
且つ前記カウンタウエイトの上下少なくとも一方
に連結される補助ウエイトを保持し得るウエイト
保持手段と、前記ヘツドストツクの重量変動に対
応して前記補助ウエイトを前記カウンタウエイト
と前記ウエイト保持手段との間で受け渡しさせる
受け渡し手段とを具えたヘツドストツクのバラン
ス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7566281A JPS57194810A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Balancing method of head stock |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7566281A JPS57194810A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Balancing method of head stock |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57194810A JPS57194810A (en) | 1982-11-30 |
| JPS6247125B2 true JPS6247125B2 (ja) | 1987-10-06 |
Family
ID=13582649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7566281A Granted JPS57194810A (en) | 1981-05-21 | 1981-05-21 | Balancing method of head stock |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57194810A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009131924A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 工作機械 |
| WO2011065117A1 (ja) | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 三菱重工業株式会社 | 工作機械のバランス装置及びバランス制御方法 |
| TWI381902B (zh) * | 2008-02-07 | 2013-01-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Working Machinery |
| CN103586731A (zh) * | 2012-08-16 | 2014-02-19 | 宜兴市灵人机械有限公司 | 具有主轴平衡装置的工具机 |
| CN106141798A (zh) * | 2016-08-25 | 2016-11-23 | 林志龙 | 一种数控加工中心z轴配重平衡装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6276644A (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-08 | Toshiba Corp | 露光装置の縦型移動テーブル装置 |
| US7665200B1 (en) * | 2009-02-27 | 2010-02-23 | Mike Seiji Shimooka | Multiple purpose CNC machine |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5744242B2 (ja) * | 1976-11-24 | 1982-09-20 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS612839Y2 (ja) * | 1980-08-28 | 1986-01-29 |
-
1981
- 1981-05-21 JP JP7566281A patent/JPS57194810A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5744242B2 (ja) * | 1976-11-24 | 1982-09-20 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009131924A (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-18 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 工作機械 |
| US8668414B2 (en) | 2007-11-29 | 2014-03-11 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd | Machine tool |
| TWI381902B (zh) * | 2008-02-07 | 2013-01-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Working Machinery |
| WO2011065117A1 (ja) | 2009-11-30 | 2011-06-03 | 三菱重工業株式会社 | 工作機械のバランス装置及びバランス制御方法 |
| CN103586731A (zh) * | 2012-08-16 | 2014-02-19 | 宜兴市灵人机械有限公司 | 具有主轴平衡装置的工具机 |
| CN106141798A (zh) * | 2016-08-25 | 2016-11-23 | 林志龙 | 一种数控加工中心z轴配重平衡装置 |
| CN106141798B (zh) * | 2016-08-25 | 2018-02-23 | 林志龙 | 一种数控加工中心z轴配重平衡装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57194810A (en) | 1982-11-30 |
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