JPS6247052A - 電子写真感光材料 - Google Patents
電子写真感光材料Info
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- JPS6247052A JPS6247052A JP60186207A JP18620785A JPS6247052A JP S6247052 A JPS6247052 A JP S6247052A JP 60186207 A JP60186207 A JP 60186207A JP 18620785 A JP18620785 A JP 18620785A JP S6247052 A JPS6247052 A JP S6247052A
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- pvk
- electrophotographic
- oxyalkylene
- photoconductive layer
- bonds
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- Pending
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G5/00—Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
- G03G5/02—Charge-receiving layers
- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/06—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
- G03G5/07—Polymeric photoconductive materials
- G03G5/071—Polymeric photoconductive materials obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- G03G5/072—Polymeric photoconductive materials obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds comprising pending monoamine groups
- G03G5/073—Polymeric photoconductive materials obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds comprising pending monoamine groups comprising pending carbazole groups
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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- G03G5/04—Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
- G03G5/05—Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
- G03G5/0528—Macromolecular bonding materials
- G03G5/0532—Macromolecular bonding materials obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsatured bonds
- G03G5/0546—Polymers comprising at least one carboxyl radical, e.g. polyacrylic acid, polycrotonic acid, polymaleic acid; Derivatives thereof, e.g. their esters, salts, anhydrides, nitriles, amides
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光導電層に光導電性を有する高分子半導体で
あるポリ−N−ビニルカルバゾールあるいはその誘導体
を含有してなる電子写真感光材料に関するものであり、
特にこの種の電子写真感光材料の可撓性及び可塑性の改
良に関するものである。
あるポリ−N−ビニルカルバゾールあるいはその誘導体
を含有してなる電子写真感光材料に関するものであり、
特にこの種の電子写真感光材料の可撓性及び可塑性の改
良に関するものである。
導電性支持体上にポリ−N−ビニルカルバゾールあるい
はその誘導体を含有する光導電層が形成されてなる電子
写真感光材料において、オキシアルキレン結合を有する
アクリル系共重合体をバインダ(結着剤)として添加す
ることにより、 電子写真特性を損なうことなく、可撓性、可塑性の付与
を図ろうとするものである。
はその誘導体を含有する光導電層が形成されてなる電子
写真感光材料において、オキシアルキレン結合を有する
アクリル系共重合体をバインダ(結着剤)として添加す
ることにより、 電子写真特性を損なうことなく、可撓性、可塑性の付与
を図ろうとするものである。
ポリ−N−ビニルカルバゾール(以下、PVKと略す。
)及びその誘導体は、それ自身の光導電性を利用した電
子写真感光体として、あるいは機能分離型電子写真感光
材料の電荷移動層として使用される代表的な高分子半導
体である。
子写真感光体として、あるいは機能分離型電子写真感光
材料の電荷移動層として使用される代表的な高分子半導
体である。
このPVKは、導電性支持体上にこのPVKの皮膜を光
導電層として形成し、フィルム状の電子写真感光材料と
することにより使用されるのが一般的であるが、この場
合、上記PVK単体では皮膜形成能が劣ることから、通
常ポリカーボネート。
導電層として形成し、フィルム状の電子写真感光材料と
することにより使用されるのが一般的であるが、この場
合、上記PVK単体では皮膜形成能が劣ることから、通
常ポリカーボネート。
ポリアクリレート等の補強剤が添加される。すなわち、
上記PVK単体の皮膜は、掻めて脆く、また支持体に対
する接着性も悪いので、補強剤を添加して皮膜の強度や
接着性の向上を図っている。
上記PVK単体の皮膜は、掻めて脆く、また支持体に対
する接着性も悪いので、補強剤を添加して皮膜の強度や
接着性の向上を図っている。
しかしながら、この補強剤の添加のみでは、上記皮膜の
物理的特性(特に可撓性や可塑性)を充分に改善するこ
とはできず、クランクが生じ易く、またカールと称され
る反りが発生する等の問題がある。
物理的特性(特に可撓性や可塑性)を充分に改善するこ
とはできず、クランクが生じ易く、またカールと称され
る反りが発生する等の問題がある。
従来技術では、これらの欠点の改良を目的とし、塩素化
パラフィン、塩素化ビフェニル、ジオクチルフタレート
等に代表される比較的低分子量の化合物を可塑剤として
、これを補強剤と併用あるいは単独でPVKに添加する
ことが、例えば特開昭50−115536号公報等に開
示されている。
パラフィン、塩素化ビフェニル、ジオクチルフタレート
等に代表される比較的低分子量の化合物を可塑剤として
、これを補強剤と併用あるいは単独でPVKに添加する
ことが、例えば特開昭50−115536号公報等に開
示されている。
ところが、これら可塑剤は、少量の添加ではPVKにほ
とんど可塑性を付与することができず、逆にこれら可塑
剤を充分な可撓性、可塑性を付与できるだけの量で添加
すると、PVK固有の電子写真特性に悪影響を与えたり
、あるいは光感度を向上するためにPVK皮膜中に含ま
れる増感剤に悪影響を及ぼす等、電子写真感光特性を劣
化させてしまう虞れがある。この結果、PVKを光導電
層とする電子写真感光材料の帯電電位の低下や、暗減衰
の増大、感度の低下、残留電位の増大を引き起こす等、
実用上の欠点を有する。
とんど可塑性を付与することができず、逆にこれら可塑
剤を充分な可撓性、可塑性を付与できるだけの量で添加
すると、PVK固有の電子写真特性に悪影響を与えたり
、あるいは光感度を向上するためにPVK皮膜中に含ま
れる増感剤に悪影響を及ぼす等、電子写真感光特性を劣
化させてしまう虞れがある。この結果、PVKを光導電
層とする電子写真感光材料の帯電電位の低下や、暗減衰
の増大、感度の低下、残留電位の増大を引き起こす等、
実用上の欠点を有する。
□
そこで、本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案
されたものであって、光導電特性等の電子写真特性を損
なうことなく、良好な可撓性、可塑性を有する電子写真
感光材料を提供することを目的とする。
されたものであって、光導電特性等の電子写真特性を損
なうことなく、良好な可撓性、可塑性を有する電子写真
感光材料を提供することを目的とする。
本発明者等は、上述の如き目的を達成せんものと鋭意研
究の結果、グリコール基をラジカル共重合の手法で導入
したアクリル酸エステルコポリマー(あるいはオリゴマ
ー)がこの種の感光材料の可塑化に極めて有効で、電子
写真特性を損なうこともないことを見出し本発明を完成
するに至ったものであ弓て、導電性支持体上にポリ−N
−ビニルカルバゾールあるいはその誘導体を含有する光
導電層が形成されてなる電子写真感光材料において、上
記光導電層がオキシアルキレン結合を有するアクリル系
共重合体を含有していることを特徴とするものである。
究の結果、グリコール基をラジカル共重合の手法で導入
したアクリル酸エステルコポリマー(あるいはオリゴマ
ー)がこの種の感光材料の可塑化に極めて有効で、電子
写真特性を損なうこともないことを見出し本発明を完成
するに至ったものであ弓て、導電性支持体上にポリ−N
−ビニルカルバゾールあるいはその誘導体を含有する光
導電層が形成されてなる電子写真感光材料において、上
記光導電層がオキシアルキレン結合を有するアクリル系
共重合体を含有していることを特徴とするものである。
本発明の電子写真感光材料の構成としては、第1図に示
すように、導電性支持体(1)の表面にPVKを含有す
る感光N(2)を形成した、いわゆる均一層型の電子写
真感光材料や、第2図に示すように、導電性支持体(1
1)上に電荷発生能を有する光半導体層(12)及び電
荷輸送の機能を有する電荷移動層(13)を形成した、
いわゆる機能分離型の電子写真感光材料等が挙げられる
。
すように、導電性支持体(1)の表面にPVKを含有す
る感光N(2)を形成した、いわゆる均一層型の電子写
真感光材料や、第2図に示すように、導電性支持体(1
1)上に電荷発生能を有する光半導体層(12)及び電
荷輸送の機能を有する電荷移動層(13)を形成した、
いわゆる機能分離型の電子写真感光材料等が挙げられる
。
ここで、上記導電性支持体(1) 、 (11)として
は、金属板、金属あるいは金属酸化物を蒸着したフィル
ム(紙も含む)、金属あるいは金属酸化物の分散塗布層
を有するフィルム(紙も含む)等が用いられる。
は、金属板、金属あるいは金属酸化物を蒸着したフィル
ム(紙も含む)、金属あるいは金属酸化物の分散塗布層
を有するフィルム(紙も含む)等が用いられる。
一方、均一層型の電子写真感光材料の感光N(2)や、
機能分離型の電子写真感光材料の電荷移動層(13)等
の光導電層は、PVKあるいはPVK誘導体にバインダ
としてオキシアルキレン結合を有するアクリル系共重合
体及び必要に応じて可塑剤を添加したものを、溶解、混
合した後に、上記導電性支持体(1) 、 (11)上
に塗布・乾燥してフィルム化(製膜)することによって
形成される。この場合、乾燥時の塗膜厚は4〜20μm
程度が一般的である。
機能分離型の電子写真感光材料の電荷移動層(13)等
の光導電層は、PVKあるいはPVK誘導体にバインダ
としてオキシアルキレン結合を有するアクリル系共重合
体及び必要に応じて可塑剤を添加したものを、溶解、混
合した後に、上記導電性支持体(1) 、 (11)上
に塗布・乾燥してフィルム化(製膜)することによって
形成される。この場合、乾燥時の塗膜厚は4〜20μm
程度が一般的である。
上記感光層(2)や電荷移動層(13)の主成分である
PVKあるいはPVK誘導体は、 (ただし、式中Xは置換基を表し、nは整数を表す。) なる構造式を有するものであって、N−ビニルカルバゾ
ールあるいはカルバゾール環の水素原子がハロゲン、ニ
トロ基、アルキル基、アリル基、アルキルアリル基、ア
ミン基、アルキルアミノ基等で置換されたものの重合体
や、これらと他のビニル単量体との共重合体等を含むも
のである。なお、上記置換基がカルバゾール環のどの位
置の水素源−子と置換されるかは任意であり、また置換
基の数も任意である。例示化合物としては、ポリ−N−
ビニルカルバゾール、ポリ−(3−りoルーN−ビニル
カルバゾール)、ポリ−(3,6−ジクロル−N−ビニ
ルカルバゾール)、ポリ−(3−ブロム−N−ビニルカ
ルバゾール)、ポリ−(3゜6−ジブロム−N−ビニル
カルバゾール>等カ挙げられる。
PVKあるいはPVK誘導体は、 (ただし、式中Xは置換基を表し、nは整数を表す。) なる構造式を有するものであって、N−ビニルカルバゾ
ールあるいはカルバゾール環の水素原子がハロゲン、ニ
トロ基、アルキル基、アリル基、アルキルアリル基、ア
ミン基、アルキルアミノ基等で置換されたものの重合体
や、これらと他のビニル単量体との共重合体等を含むも
のである。なお、上記置換基がカルバゾール環のどの位
置の水素源−子と置換されるかは任意であり、また置換
基の数も任意である。例示化合物としては、ポリ−N−
ビニルカルバゾール、ポリ−(3−りoルーN−ビニル
カルバゾール)、ポリ−(3,6−ジクロル−N−ビニ
ルカルバゾール)、ポリ−(3−ブロム−N−ビニルカ
ルバゾール)、ポリ−(3゜6−ジブロム−N−ビニル
カルバゾール>等カ挙げられる。
本発明においては、これらPVKあるいはPVKl導体
に対し、オキシアルキレン結合を有するアクリル系共重
合体をバインダとして添加するが、このオキシアルキレ
ン結合を有するアクリル系共重合体は、PVK (ある
いはその誘導体)との相溶性に優れ、また、フィルムに
可撓性及び可塑性を付与するとともに、PVK固有の電
子写真特性を維持する性質を有ず−る。
に対し、オキシアルキレン結合を有するアクリル系共重
合体をバインダとして添加するが、このオキシアルキレ
ン結合を有するアクリル系共重合体は、PVK (ある
いはその誘導体)との相溶性に優れ、また、フィルムに
可撓性及び可塑性を付与するとともに、PVK固有の電
子写真特性を維持する性質を有ず−る。
このオキシアルキレン結合を有するアクリル系共重合体
は、重合性グリコール及び重合性アルキル化アクリレー
トをラジカル共重合の手法で高分子量化することにより
合成される。
は、重合性グリコール及び重合性アルキル化アクリレー
トをラジカル共重合の手法で高分子量化することにより
合成される。
上記重合性グリコールとしては、一般式%式%)
(但し、式中Rは−CH,−C1,−または−CHz−
CHz−CTo−ル:を表し、nは1〜10の整数を表
す。)で示される化合物のジ(メタ)アクリレートある
いはモノ (メタ)アクリレート等が挙げられる。
CHz−CTo−ル:を表し、nは1〜10の整数を表
す。)で示される化合物のジ(メタ)アクリレートある
いはモノ (メタ)アクリレート等が挙げられる。
この重合性グリコールは、分子内にオキシアルキレン結
合−R−0−を有するものであるが、このオキシアルキ
レン結合の数nが10を越えるとPVKと相溶しなくな
るので、nは1〜10の範囲とすることが好ましい。
合−R−0−を有するものであるが、このオキシアルキ
レン結合の数nが10を越えるとPVKと相溶しなくな
るので、nは1〜10の範囲とすることが好ましい。
また、上記重合性グリコールと共重合可能なモノマーと
しては、一般式 %式% (但し、式中R″は炭素数4〜20のアルキル基を表し
、R”は水素原子またはメチル基を表す。)で示される
重合性アルキル化(メタ)アクリレートが好ましい。
しては、一般式 %式% (但し、式中R″は炭素数4〜20のアルキル基を表し
、R”は水素原子またはメチル基を表す。)で示される
重合性アルキル化(メタ)アクリレートが好ましい。
これら重合性グリコールと重合性アルキル化アクリレー
トとを共重合させることにより、オキシアルキレン基を
有するアクリル系共重合体が合成されるが、この共重合
において、重合性アルキル・化アクリレートと重合性グ
リコールの配合比は、重合性アルキル化アクリレート1
モルに対して重合性グリコール(オキシアルキレンアク
リレート)0.1〜10モルの範囲内とすることが好ま
しい。上記重合性グリコールが0.1モル未満では、残
留電位が大きくなり、画像のコントラストを確保するこ
とが難しくなる。逆に、重合性グリコールが10モルを
越えると、可塑性が不足する。
トとを共重合させることにより、オキシアルキレン基を
有するアクリル系共重合体が合成されるが、この共重合
において、重合性アルキル・化アクリレートと重合性グ
リコールの配合比は、重合性アルキル化アクリレート1
モルに対して重合性グリコール(オキシアルキレンアク
リレート)0.1〜10モルの範囲内とすることが好ま
しい。上記重合性グリコールが0.1モル未満では、残
留電位が大きくなり、画像のコントラストを確保するこ
とが難しくなる。逆に、重合性グリコールが10モルを
越えると、可塑性が不足する。
上述のオキシアルキレン基を有するアクリル系共重合体
のPVKに対する添加量としては、pvK100重量部
に対して5〜100重量部の範囲とすることが好ましい
。PVK100重量部に対して5重量部未満では、充分
な可撓性6可塑性の改善効果が認められない。また、P
VK100重量部に対して添加量が100重量部を越え
ると、電子写真感度の減′少が大きすぎる。(1/2以
下になってしまう。) また、特に支持体がポリエチレンテレフタレート等の柔
軟な材質の場合には、可塑剤を併用することが望ましい
、この可塑剤としては、通常この種の電子写真感光材料
に使用されるものであれば如何なるものであってもよい
。
のPVKに対する添加量としては、pvK100重量部
に対して5〜100重量部の範囲とすることが好ましい
。PVK100重量部に対して5重量部未満では、充分
な可撓性6可塑性の改善効果が認められない。また、P
VK100重量部に対して添加量が100重量部を越え
ると、電子写真感度の減′少が大きすぎる。(1/2以
下になってしまう。) また、特に支持体がポリエチレンテレフタレート等の柔
軟な材質の場合には、可塑剤を併用することが望ましい
、この可塑剤としては、通常この種の電子写真感光材料
に使用されるものであれば如何なるものであってもよい
。
PVKあるいはPVK銹導体にオキシアルキレン結合を
有するアクリル系共重合体を添加して光導電層を形成す
ることにより、良好な可撓性、可塑性が付与される。ま
た、このオキシアルキレン結合を有するアクリル系共重
合体は、PVK固有(7)t−7−’;X□□、9オ、
1.□□オ、。 :□〔実施例〕 以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本
発明がこれら実施例に限定されるものではない。
有するアクリル系共重合体を添加して光導電層を形成す
ることにより、良好な可撓性、可塑性が付与される。ま
た、このオキシアルキレン結合を有するアクリル系共重
合体は、PVK固有(7)t−7−’;X□□、9オ、
1.□□オ、。 :□〔実施例〕 以下、本発明の具体的な実施例について説明するが、本
発明がこれら実施例に限定されるものではない。
合成例1゜
丸底フラスコにトリエチレングリコールジメタクリレー
ト4 g (14m mol)、 ラウリル−トリデ
シル混合アクリレ−) 10 g (40s1mol)
、アゾビスイソブチロニトリル0.1 g (0,6m
mol)およびトルエン60gを入れ、湯浴の温度を
70〜80℃に保ちながら窒素気流下1時間加熱した。
ト4 g (14m mol)、 ラウリル−トリデ
シル混合アクリレ−) 10 g (40s1mol)
、アゾビスイソブチロニトリル0.1 g (0,6m
mol)およびトルエン60gを入れ、湯浴の温度を
70〜80℃に保ちながら窒素気流下1時間加熱した。
この反応混合物を水浴で室温まで冷却した後、溶媒であ
るトルエンを減圧上留去し、さらに黄色油状め残渣を濾
過して析出した粉末を除去した。ろ液を回収して、空気
飽和下、lkwキセノン光を3時間照射(光源から30
C11の距離で)して脱色させた。
るトルエンを減圧上留去し、さらに黄色油状め残渣を濾
過して析出した粉末を除去した。ろ液を回収して、空気
飽和下、lkwキセノン光を3時間照射(光源から30
C11の距離で)して脱色させた。
以上の方法で得られた粘稠物質をバインダ■とした。こ
のバインダ■は、エタノール不溶であった。
のバインダ■は、エタノール不溶であった。
合成例2゜
トリエチレングリコールジメタクリレート6g(20s
mol)、 ラウリル−トリデシル混合アクリレー
ト30 g (120m mol)、アゾビスイソブチ
ロニトリJLtO,2g (1,2m mol)、
トルエン180gを用い、合成例1と同様の方法により
高分子量化した。得られた物質をバインダ■とした。
mol)、 ラウリル−トリデシル混合アクリレー
ト30 g (120m mol)、アゾビスイソブチ
ロニトリJLtO,2g (1,2m mol)、
トルエン180gを用い、合成例1と同様の方法により
高分子量化した。得られた物質をバインダ■とした。
実施例1゜
PVK ・・・ 10重量部(
10wt$モノクロルベンゼン溶液)ポリカーボネート
・・・ 2重量部(10I4L%ジクロル
メタン°溶液)トリメチンインドシアニン色素・・・
1重量部6、o、、 C11H+t バインダI ・・・ 3重量部(1
0wtX )ルエン溶液) 上記組成物を混合して塗布溶液を調製し、厚さ0.1f
iのAN板上に湿潤時塗膜厚150μmで塗布、乾燥し
た。
10wt$モノクロルベンゼン溶液)ポリカーボネート
・・・ 2重量部(10I4L%ジクロル
メタン°溶液)トリメチンインドシアニン色素・・・
1重量部6、o、、 C11H+t バインダI ・・・ 3重量部(1
0wtX )ルエン溶液) 上記組成物を混合して塗布溶液を調製し、厚さ0.1f
iのAN板上に湿潤時塗膜厚150μmで塗布、乾燥し
た。
得られた電子写真感光材料は、可撓性に富み、半減露光
量E 、、、は22 (lux−sec)であった、後
述の比較例1の半減露光量E z/+が21 (lux
−sec)であることから、バインダ■を加えても殆ど
感度低下は認められないことが判明した。
量E 、、、は22 (lux−sec)であった、後
述の比較例1の半減露光量E z/+が21 (lux
−sec)であることから、バインダ■を加えても殆ど
感度低下は認められないことが判明した。
なお、上述の半減露光量E271 は、第3図に示す電
子写真特性において、露光開始時の帯電電位v0が1/
2voに半減するまでの時間tと、露光照度の積により
求めた。すなわち、 半減露光I E zz+ =露光照度(lux) X半
減時間(sec)である。
子写真特性において、露光開始時の帯電電位v0が1/
2voに半減するまでの時間tと、露光照度の積により
求めた。すなわち、 半減露光I E zz+ =露光照度(lux) X半
減時間(sec)である。
比較例1゜
PVK ・・・ 10重量部(
10wtχモノクロルベンゼン熔液)ポリカーボネート
・・・ 2重量部(10v4tχジクロル
メタン溶液) トリメチンインドシアニン色素・・・ 1重量部上記組
成物を混合して塗布溶液を調製し、厚さ0.1酊のAl
板上に湿潤時塗膜厚150μmで塗布、乾燥した。 ′ 得られた電子写真感光材料は、可撓性に乏しく、AA板
を少し曲げると亀裂が入り、皮膜の剥離も見られた。な
お、この電子写真感光材料の半減露光i1E*/+は2
1 (lux−sec)であった。
10wtχモノクロルベンゼン熔液)ポリカーボネート
・・・ 2重量部(10v4tχジクロル
メタン溶液) トリメチンインドシアニン色素・・・ 1重量部上記組
成物を混合して塗布溶液を調製し、厚さ0.1酊のAl
板上に湿潤時塗膜厚150μmで塗布、乾燥した。 ′ 得られた電子写真感光材料は、可撓性に乏しく、AA板
を少し曲げると亀裂が入り、皮膜の剥離も見られた。な
お、この電子写真感光材料の半減露光i1E*/+は2
1 (lux−sec)であった。
実施例2゜
β型銅フタロシアニン10g、 ポリエステル樹脂(デ
ュポン社製、商品名ポリエステルアドヘッシブ4900
0 ) 4 g、テトラヒドロフラン15gをボール
ミルで粉砕し、これをアルミニウムを蒸着したポリエチ
レンテレフタレートフィルム上にドクターブレードを用
いて流延塗布し、加熱乾燥を行って電荷発生層を形成し
た。
ュポン社製、商品名ポリエステルアドヘッシブ4900
0 ) 4 g、テトラヒドロフラン15gをボール
ミルで粉砕し、これをアルミニウムを蒸着したポリエチ
レンテレフタレートフィルム上にドクターブレードを用
いて流延塗布し、加熱乾燥を行って電荷発生層を形成し
た。
さらに、この電荷発生層上に、ポリ−N−ビニルカルバ
ゾールのlO%テトラヒドロフラン溶液10gに先の合
成例2で合成したバインダ■0.4gを溶解させた溶液
を湿潤時塗膜厚100μmで塗布・乾燥して電荷移動層
を形成し、機能分離型電子写真感光材料を作製した。
ゾールのlO%テトラヒドロフラン溶液10gに先の合
成例2で合成したバインダ■0.4gを溶解させた溶液
を湿潤時塗膜厚100μmで塗布・乾燥して電荷移動層
を形成し、機能分離型電子写真感光材料を作製した。
得られた電子写真感光材料は、可撓性に冨み、カールが
少なく、クラックもほとんど起こらなかった。また、半
減露光量Et/Iは8 (lux−sec)であった。
少なく、クラックもほとんど起こらなかった。また、半
減露光量Et/Iは8 (lux−sec)であった。
比較例2゜
先の実施例2において、バインダ■の代わりにPVK用
可塑剤として知られるジエチルテレフタレートを用い、
他は実施例2と同様の方法により機能分離型電子写真感
光材料を作製した。
可塑剤として知られるジエチルテレフタレートを用い、
他は実施例2と同様の方法により機能分離型電子写真感
光材料を作製した。
得られた電子写真感光材料は、カールが大きく、クラン
クの発生も認められた。また、この電子写真感光材料の
半減露光量E87.は12(lux−5ec>と若干の
感度の低下が見られた。
クの発生も認められた。また、この電子写真感光材料の
半減露光量E87.は12(lux−5ec>と若干の
感度の低下が見られた。
実施例3゜
I T O(Indium Tin 0xide)電極
を表面に蒸着形成したポリエチレンテレフタレートフィ
ルム上に、数pmのpVA (ポリビニルアルコール)
皮膜を溶剤乾燥法により設けたフィルムを導電性支持体
として、次の組成の光導電性塗料を用いて先の実施例1
と同様な方法で均一層型電子写真感光材料を作製した。
を表面に蒸着形成したポリエチレンテレフタレートフィ
ルム上に、数pmのpVA (ポリビニルアルコール)
皮膜を溶剤乾燥法により設けたフィルムを導電性支持体
として、次の組成の光導電性塗料を用いて先の実施例1
と同様な方法で均一層型電子写真感光材料を作製した。
なお、上記PVAは、接着層として機能するものであり
、カゼイン、酢酸ビニル等でも代用可能である。
、カゼイン、酢酸ビニル等でも代用可能である。
組成
PVK ・・・ 10重量部(
10wtχモノクロルベンゼン溶液)トリメチンインド
シアニン色素・・・ 2重量部(10wtχジクロルメ
タン溶液) バインダ■ ・・・ 7重量部(10
wtχトルエン溶液) 水素化トリフェニル ・・・ 7重量部(10
wtχトルエン溶液) 得られた電子写真感光材料の、半減露光量E、7゜は3
0 (lux−5ec)であり、残留電位も実用上問題
ないレベルであった。また、得られた電子写真感光材料
は、全くカールがなく、クランクも殆ど生じなかった。
10wtχモノクロルベンゼン溶液)トリメチンインド
シアニン色素・・・ 2重量部(10wtχジクロルメ
タン溶液) バインダ■ ・・・ 7重量部(10
wtχトルエン溶液) 水素化トリフェニル ・・・ 7重量部(10
wtχトルエン溶液) 得られた電子写真感光材料の、半減露光量E、7゜は3
0 (lux−5ec)であり、残留電位も実用上問題
ないレベルであった。また、得られた電子写真感光材料
は、全くカールがなく、クランクも殆ど生じなかった。
さらに、この実施例の乾燥フィルム(光導電層)中のP
VKの含有量はおよそ40wt/%であるにもかかわら
ず、その電子写真特性は、一般的な可塑剤を使用した場
合のPVK含有量80wt/%のものの特性とほぼ同等
であった。
VKの含有量はおよそ40wt/%であるにもかかわら
ず、その電子写真特性は、一般的な可塑剤を使用した場
合のPVK含有量80wt/%のものの特性とほぼ同等
であった。
比較例3゜
PVK ・・・ 10重量部(
10i+tχモノクロJレベンゼンを容液)トリメチン
インドシアニン色素・・・ 2重量部(10wt$ジク
ロルメタン溶液) 水素化トリフェニル ・・・ 14重量部(1
0wtχトルエン溶液) 上記組成物により光導電性塗料を調製し、他は実施例3
と同様な方法により均一層型電子写真感光材料を作製し
た。
10i+tχモノクロJレベンゼンを容液)トリメチン
インドシアニン色素・・・ 2重量部(10wt$ジク
ロルメタン溶液) 水素化トリフェニル ・・・ 14重量部(1
0wtχトルエン溶液) 上記組成物により光導電性塗料を調製し、他は実施例3
と同様な方法により均一層型電子写真感光材料を作製し
た。
得られた電子写真感光材料は、造膜性では実施例3のも
のと同等の性能を有していたが、半減露光量E27.は
60 (lux−sec)以上を示し、残留電位も非常
に大で、電子写真特性は非実用的なレベルまで損なわれ
た。
のと同等の性能を有していたが、半減露光量E27.は
60 (lux−sec)以上を示し、残留電位も非常
に大で、電子写真特性は非実用的なレベルまで損なわれ
た。
以上の説明からも明らかなように、本発明においては、
PVKあるいはPVK誘導体の含有する光導電層にバイ
ンダとしてオキシアルキレン結合を有するアクリル系共
重合体を添加しているので、良好な可撓性、可塑性が付
与され、カールやクラック等の発生のない電子写真感光
材料の提供が可能である。また、このバインダの添加に
よる電子写真特性の低下はほとんどない。
PVKあるいはPVK誘導体の含有する光導電層にバイ
ンダとしてオキシアルキレン結合を有するアクリル系共
重合体を添加しているので、良好な可撓性、可塑性が付
与され、カールやクラック等の発生のない電子写真感光
材料の提供が可能である。また、このバインダの添加に
よる電子写真特性の低下はほとんどない。
さらに、合成が容易で汎用素材からなるアクリル系共重
合体を添加しながらもPVK固有の電子写真特性を発現
させることにより、PVKの使用量を低減することがで
き、電子写真感光材料の製造コストの低減を図ることが
可能となる。
合体を添加しながらもPVK固有の電子写真特性を発現
させることにより、PVKの使用量を低減することがで
き、電子写真感光材料の製造コストの低減を図ることが
可能となる。
第1図は均一層型電子写真感光材料の構成を示す模式的
な断面図であり、第2図は機能分離型電子写真感光材料
の構成を示す模式的な断面図である。 第3図は電子写真感光材料の電子写真特性を示す特性図
である。 1.11・・・導電性支持体
な断面図であり、第2図は機能分離型電子写真感光材料
の構成を示す模式的な断面図である。 第3図は電子写真感光材料の電子写真特性を示す特性図
である。 1.11・・・導電性支持体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 導電性支持体上にポリ−N−ビニルカルバゾールあるい
はその誘導体を含有する光導電層が形成されてなる電子
写真感光材料において、 上記光導電層がオキシアルキレン結合を有するアクリル
系共重合体を含有していることを特徴とする電子写真感
光材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60186207A JPS6247052A (ja) | 1985-08-24 | 1985-08-24 | 電子写真感光材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60186207A JPS6247052A (ja) | 1985-08-24 | 1985-08-24 | 電子写真感光材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6247052A true JPS6247052A (ja) | 1987-02-28 |
Family
ID=16184243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60186207A Pending JPS6247052A (ja) | 1985-08-24 | 1985-08-24 | 電子写真感光材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6247052A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008107400A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Ricoh Co Ltd | 感光体、画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
-
1985
- 1985-08-24 JP JP60186207A patent/JPS6247052A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008107400A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Ricoh Co Ltd | 感光体、画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
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