JPS624698Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624698Y2 JPS624698Y2 JP1982103757U JP10375782U JPS624698Y2 JP S624698 Y2 JPS624698 Y2 JP S624698Y2 JP 1982103757 U JP1982103757 U JP 1982103757U JP 10375782 U JP10375782 U JP 10375782U JP S624698 Y2 JPS624698 Y2 JP S624698Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- kick
- ignition
- engine
- kick pedal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 8
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、キツクペダルにより始動するエンジ
ンの点火装置に関する。
ンの点火装置に関する。
従来この種のエンジンにおいては、始動時混合
気が正規に吸入圧縮されない状態で点火され燃焼
室内でくすぶりを生じ勝ちである不都合を伴う。
気が正規に吸入圧縮されない状態で点火され燃焼
室内でくすぶりを生じ勝ちである不都合を伴う。
本考案は、かかる不都合を解消した装置を提供
することをその目的とするもので、エンジンのキ
ツクペダル1のキツクスタート位置を検出する第
1センサ2と、前記キツクペダル1の押し下げ後
エンジンの排気過程を経て吸気過程又は圧縮過程
が行なわれる該キツクペダル1の所定の回動角を
検出する第2センサ3と、前記第1センサ2の検
出信号で点火装置のエンジン始動時における点火
作動を停止させ、前記第2センサ3の検出信号で
前記点火作動の停止を解除する制御回路4を具備
してなる。
することをその目的とするもので、エンジンのキ
ツクペダル1のキツクスタート位置を検出する第
1センサ2と、前記キツクペダル1の押し下げ後
エンジンの排気過程を経て吸気過程又は圧縮過程
が行なわれる該キツクペダル1の所定の回動角を
検出する第2センサ3と、前記第1センサ2の検
出信号で点火装置のエンジン始動時における点火
作動を停止させ、前記第2センサ3の検出信号で
前記点火作動の停止を解除する制御回路4を具備
してなる。
以下本考案の実施の1例を図面につき説明す
る。
る。
第1図乃至第3図において、第1センサ2及び
第2センサ3は、それぞれ共に例えばリードスイ
ツチ2−1とマグネツト2−2及びリードスイツ
3−1とマグネツト3−2とを具備している。第
1センサ2のマグネツト2−2はキツクアーム5
の先端にキツクペダル1と連動するように設けら
れ、キツクペダル1をセツトしたときマグネツト
2−2の磁力でエンジン本体6に設けたリードス
イツチ2−1が作動しキツクペダル1のキツクス
タート位置を検出するように構成され、第2セン
サ3のマグネツト3−2はキツクアーム5の回動
軸7に固着されたカム8の外縁に設けられ、該回
動軸7が予め設定された回動角だけ回動した時同
じくエンジン本体6に設けたリードスイツチ3−
1が作動しキツクペダル1の所定の回動角を検出
するように構成されている。
第2センサ3は、それぞれ共に例えばリードスイ
ツチ2−1とマグネツト2−2及びリードスイツ
3−1とマグネツト3−2とを具備している。第
1センサ2のマグネツト2−2はキツクアーム5
の先端にキツクペダル1と連動するように設けら
れ、キツクペダル1をセツトしたときマグネツト
2−2の磁力でエンジン本体6に設けたリードス
イツチ2−1が作動しキツクペダル1のキツクス
タート位置を検出するように構成され、第2セン
サ3のマグネツト3−2はキツクアーム5の回動
軸7に固着されたカム8の外縁に設けられ、該回
動軸7が予め設定された回動角だけ回動した時同
じくエンジン本体6に設けたリードスイツチ3−
1が作動しキツクペダル1の所定の回動角を検出
するように構成されている。
第4図はこの第1センサ2及び第2センサ3を
用いた本考案の実施の1例の回路図で、2気筒エ
ンジンに適用した場合を示している。
用いた本考案の実施の1例の回路図で、2気筒エ
ンジンに適用した場合を示している。
同図において、9はイグニツシヨンコイルを示
し、このイグニツシヨンコイル9の2次側には一
方と他方の気筒に各備えられた2個のスパークプ
ラグ10,10が共通に接続され、1次側への通
電で両スパークプラグ10,10に同時に火花放
電が与えられるように構成されている。1次側は
電源(+12V)及びカム11により作動する接点
12が接続されている。
し、このイグニツシヨンコイル9の2次側には一
方と他方の気筒に各備えられた2個のスパークプ
ラグ10,10が共通に接続され、1次側への通
電で両スパークプラグ10,10に同時に火花放
電が与えられるように構成されている。1次側は
電源(+12V)及びカム11により作動する接点
12が接続されている。
以上は従来のものと異らないが、本考案によれ
ば前記1次回路にはリレー13の常閉接点14が
介入され、この接点14は前記第2センサ3がキ
ツクペダル1の所定の回動角を検出するまで該1
次回路を開き、キツクペダル1を押し下げクラン
クシヤフトが回転しても直ぐには点火されないよ
うに構成されている。
ば前記1次回路にはリレー13の常閉接点14が
介入され、この接点14は前記第2センサ3がキ
ツクペダル1の所定の回動角を検出するまで該1
次回路を開き、キツクペダル1を押し下げクラン
クシヤフトが回転しても直ぐには点火されないよ
うに構成されている。
制御回路4はこのためのもので、T端子に第1
センサ2のリードスイツチ2−1が接続されたT
フリツプフロツプ15、この出力で作動する単安
定マルチバイブレータ16、リセツト端子Rに第
2センサ3のリードスイツチ3−1が接続された
RSフリツプフロツプ17及びこのQ2端子に接続
されたトランジスタ18から成つており、キツク
ペダル1をセツトしキツクスタート位置におく
と、第1センサ2のリードスイツチ2−1が閉成
し、Tフリツプフロツプ15、単安定マルチバイ
ブレータ16、RSフリツプフロツプ17及びリ
レー13は第5図示のように順次作動してリレー
接点14はイグニツシヨンコイル9の1次回路を
開き、次いでキツクペダル1を押し下げても、ク
ランクは回転するが1次回路は開かれたまゝであ
るので点火されない。更にキツクペダル1を押し
下げて軸7を所定の回動角だけ回動すると第2セ
ンサ3のリードスイツチ3−1が閉じ、RSフリ
ツプフロツプ17がリセツトされリレー13は不
作動になつて接点を閉じるので、1次回路が形成
され点火を開始する。
センサ2のリードスイツチ2−1が接続されたT
フリツプフロツプ15、この出力で作動する単安
定マルチバイブレータ16、リセツト端子Rに第
2センサ3のリードスイツチ3−1が接続された
RSフリツプフロツプ17及びこのQ2端子に接続
されたトランジスタ18から成つており、キツク
ペダル1をセツトしキツクスタート位置におく
と、第1センサ2のリードスイツチ2−1が閉成
し、Tフリツプフロツプ15、単安定マルチバイ
ブレータ16、RSフリツプフロツプ17及びリ
レー13は第5図示のように順次作動してリレー
接点14はイグニツシヨンコイル9の1次回路を
開き、次いでキツクペダル1を押し下げても、ク
ランクは回転するが1次回路は開かれたまゝであ
るので点火されない。更にキツクペダル1を押し
下げて軸7を所定の回動角だけ回動すると第2セ
ンサ3のリードスイツチ3−1が閉じ、RSフリ
ツプフロツプ17がリセツトされリレー13は不
作動になつて接点を閉じるので、1次回路が形成
され点火を開始する。
第5図は制御回路4の各部のタイミングチヤー
トで、イグニツシヨンスイツチオン、キツクペ
ダルセツト、キツクアームの押し下げ、キツ
クアームの所定回動角度押し下げ、キツクアー
ムの戻り及びキツクアームリセツトの各区間
において各部は図のように作動する。
トで、イグニツシヨンスイツチオン、キツクペ
ダルセツト、キツクアームの押し下げ、キツ
クアームの所定回動角度押し下げ、キツクアー
ムの戻り及びキツクアームリセツトの各区間
において各部は図のように作動する。
前記2気筒エンジン(4サイクル)において
は、両気筒に360゜の位相差があつて、一方の気
筒が吸気過程で他方の気筒が爆発過程にある位相
状態で始動される場合と、一方の気筒が圧縮過程
で他方の気筒が排気過程にある位相状態で始動さ
れる場合とがあり、前者の場合、始動直後の吸気
過程では正規の吸気が行なわれないため、吸気過
程で始動される一方の気筒に該吸気過程に続く圧
縮過程終期での点火が与えられると燃焼室内では
くすぶりを生じ、また後者の場合においても圧縮
過程で始動される一方の気筒に該圧縮過程終期で
の点火を与えると残気への着火によりくすぶりを
生ずることがある。しかし本考案によると、制御
回路4によりキツクペダル1が所定の回動角回動
し、クランクシヤフトが1回転以上回転されるま
での間点火作動が停止されるから、上記した何れ
の場合にも始動直後の圧縮過程終期での点火を生
じないで、必らず排気過程を経ての吸気圧縮後の
点火が与えられて上記のようなくすぶりを生じな
い。
は、両気筒に360゜の位相差があつて、一方の気
筒が吸気過程で他方の気筒が爆発過程にある位相
状態で始動される場合と、一方の気筒が圧縮過程
で他方の気筒が排気過程にある位相状態で始動さ
れる場合とがあり、前者の場合、始動直後の吸気
過程では正規の吸気が行なわれないため、吸気過
程で始動される一方の気筒に該吸気過程に続く圧
縮過程終期での点火が与えられると燃焼室内では
くすぶりを生じ、また後者の場合においても圧縮
過程で始動される一方の気筒に該圧縮過程終期で
の点火を与えると残気への着火によりくすぶりを
生ずることがある。しかし本考案によると、制御
回路4によりキツクペダル1が所定の回動角回動
し、クランクシヤフトが1回転以上回転されるま
での間点火作動が停止されるから、上記した何れ
の場合にも始動直後の圧縮過程終期での点火を生
じないで、必らず排気過程を経ての吸気圧縮後の
点火が与えられて上記のようなくすぶりを生じな
い。
尚、本考案はイグニツシヨンコイル9の1次回
路の遮断による点火作動の停止だけでなく、接点
12の代りにリラクターと協動する点火パルサか
らのパルスにより導通するスイツチング素子を用
い、前記制御回路4により該スイツチング素子の
制御極に前記パルスが入力しないようにしてこれ
を不導通にし、点火作動を停止させてもよい。
路の遮断による点火作動の停止だけでなく、接点
12の代りにリラクターと協動する点火パルサか
らのパルスにより導通するスイツチング素子を用
い、前記制御回路4により該スイツチング素子の
制御極に前記パルスが入力しないようにしてこれ
を不導通にし、点火作動を停止させてもよい。
このように本考案によれば、キツクペダルのキ
ツクスタート位置を検出する第1センサの検出信
号で点火装置のエンジン始動時における点火作動
を停止させ、キツクペダルの押し下げ後エンジン
の排気過程を経て吸気過程又は圧縮過程が行なわ
れる該キツクペダル1の所定の回動角を検出する
第2センサの検出信号で前記点火作動の停止を解
除する制御回路を設けたので、始動時の燃焼室内
でのくすぶりの発生を可及的に防止できる効果を
有する。
ツクスタート位置を検出する第1センサの検出信
号で点火装置のエンジン始動時における点火作動
を停止させ、キツクペダルの押し下げ後エンジン
の排気過程を経て吸気過程又は圧縮過程が行なわ
れる該キツクペダル1の所定の回動角を検出する
第2センサの検出信号で前記点火作動の停止を解
除する制御回路を設けたので、始動時の燃焼室内
でのくすぶりの発生を可及的に防止できる効果を
有する。
図面は本考案の実施の1例を示し、第1図はキ
ツクスタート位置にあるキツクペダル部の正面
図、第2図はその側面図、第3図は第1図の−
線截断面図、第4図は回路図、第5図は制御回
路の各部の動作を表わすタイミングチヤートであ
る。 1……キツクペダル、2……第1センサ、3…
…第2センサ、4……制御回路。
ツクスタート位置にあるキツクペダル部の正面
図、第2図はその側面図、第3図は第1図の−
線截断面図、第4図は回路図、第5図は制御回
路の各部の動作を表わすタイミングチヤートであ
る。 1……キツクペダル、2……第1センサ、3…
…第2センサ、4……制御回路。
Claims (1)
- エンジンのキツクペダル1のキツクスタート位
置を検出する第1センサ2と、該キツクペダル1
の押し下げ後エンジンの排気過程を経て吸気過程
又は圧縮過程が行なわれる該キツクペダル1の所
定の回動角を検出する第2センサ3と、前記第1
センサ2の検出信号で点火装置のエンジン始動時
における点火作動を停止させ、前記第2センサ3
の検出信号で前記点火作動の停止を解除する制御
回路4を具備してなるエンジンの点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375782U JPS599165U (ja) | 1982-07-10 | 1982-07-10 | エンジンの点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375782U JPS599165U (ja) | 1982-07-10 | 1982-07-10 | エンジンの点火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS599165U JPS599165U (ja) | 1984-01-20 |
JPS624698Y2 true JPS624698Y2 (ja) | 1987-02-03 |
Family
ID=30243927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10375782U Granted JPS599165U (ja) | 1982-07-10 | 1982-07-10 | エンジンの点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599165U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5512235A (en) * | 1978-07-11 | 1980-01-28 | Yamaha Motor Co Ltd | Starting codntrolling apparatus of kick starting type engine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56105664U (ja) * | 1980-04-23 | 1981-08-18 |
-
1982
- 1982-07-10 JP JP10375782U patent/JPS599165U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5512235A (en) * | 1978-07-11 | 1980-01-28 | Yamaha Motor Co Ltd | Starting codntrolling apparatus of kick starting type engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS599165U (ja) | 1984-01-20 |
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