JPS6246571A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS6246571A
JPS6246571A JP18571985A JP18571985A JPS6246571A JP S6246571 A JPS6246571 A JP S6246571A JP 18571985 A JP18571985 A JP 18571985A JP 18571985 A JP18571985 A JP 18571985A JP S6246571 A JPS6246571 A JP S6246571A
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JP
Japan
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source
conductivity type
type
substrate
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP18571985A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuto Sasaki
勝人 佐々木
Shuji Ikeda
修二 池田
Makoto Motoyoshi
真 元吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS6246571A publication Critical patent/JPS6246571A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はMO5型電界効果トランジスタの静電破壊耐圧
の向上を図った半導体装置に関するものである。
〔背景技術〕
半導体装置の高集積化に伴って、MO3型電界効果トラ
ンジスタの微細化が促進されてくると、これに伴って素
子の耐圧の低下が問題となる。例えば、半導体装置の入
出力回路では、内部回路の素子を外部から入力される静
電圧から保護するために、素子の一部を用いて静電保護
回路を構成しているが、素子の微細化に伴ってこれら素
子の耐圧も低下される傾向にあり、これらの静電破壊耐
圧が問題となる。特に出力回路では、入力回路と異なっ
て素子と端子との間に保護抵抗を接続しておらず素子を
直接出力端子に接続しているため、この出力端子からの
高静電圧がそのまま素子に入力され、静電破壊耐圧が大
きな問題となる。
この対策としては、入出力回路の素子を内部回路の素子
と異なる規格、即ち静電破壊耐圧が大となるようにゲー
ト絶縁膜を厚膜化したり、ゲート幅を長くする等の構成
にすればよいが、このような構成では、一つの半導体装
置に2種あるいはそれ以上の異なる種類のMO3型電界
効果トランジスタを形成しなければならず製造工程がい
たずらに複雑になると共に、これらの構造により半導体
素子の微細化が阻害され、半導体装置の高集積化の障害
になる。
なお、MO3型電界効果トランジスタの静電耐圧等につ
いては、日経マグロウヒル社発行「日経エレクトロニク
ス(別冊マイクロデバイセズ)」1980年1月23日
号、P82〜84に関連する記載がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は入出力回路における素子の微細化を阻害
することなしに該素子の静電破壊耐圧の向上を図り、こ
れにより製造工程を複雑化することなくしかも素子の高
集積化を図ることのできる半導体装置を提供することに
ある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
〔発明の概要〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち。一の導電型半導体基板に逆の導電型層を形成
した上で一の導電型チャネルMO3型電界効果トランジ
スタのソース・ドレイン領域を構成し、かつ静電破壊耐
圧を増大する必要のある素子のソース・ドレイン領域直
下の前記逆の導電型層を薄く形成することにより、ソー
ス・ドレイン領域における所謂基板へのバンチスルー耐
圧を低減させてソース・ドレイン領域に入力される高静
電圧をこの薄い逆の導電型層を基板に逃がすことができ
、これによりMO3型電界効果トランジスタの微細化を
阻害することなく、素子の静電耐圧の向上を図るもので
ある。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す図であり、Nチャネル
MO3型電界効果トランジスタに適用した実施例を示し
ている。すなわち、N型半導体基板1の表面にフィール
ド絶縁膜2で素子領域を画成し、この領域内に基板1と
は逆の導電型であるP型ウェル3を形成している。この
P型ウェル3は後述するドレイン領域7の直下位置3a
においてその深さを他の部位よりも薄く形成している。
このP型ウェル3の上面にはゲート絶縁膜4を形成し更
に多結晶シリコンからなるゲート電極5を配設し、この
ゲート電極5を用いた自己整合法により基板と同じ導電
型であるN型のソース・ドレイン領域6.7を形成して
いる。そして、ゲート電極5はソース領域6に接続して
接地し、ドレイン領域7は出力端子8に接続している。
次に、前記MO3型電界効果トランジスタの製造方法を
簡単に説明する。
先ず、第2図(A)のように、N型半導体基板1にフォ
トレジスト膜10をパターン形成してこれをマスクとし
、ウェル相当部位にB(ボロン)をたとえば2.5 x
lQ”cm−”の打込み量でイオン打ち込みする。この
とき、ドレイン領域7に相当する部位にはフォトレジス
ト膜1oでマスクし、イオン打ち込みが行われないよう
にする。
しかるのち1.前記ホトレジスト10を除去し、N2雰
囲気で1200℃、200時間の熱処理を行い、同図(
B)のようにP型ウェル3を形成する。
次いで、同図(C)のように前記フォトレジスト膜10
を除去し、浅いP型ウェル3aの形成に本来必要とされ
るフォトレジスト膜11を形成した上でこれをマスクと
してポロンをたとえば、5X 10 ”c m−2の打
込み量でイオン打ち込みする。
しかるのち、ホトレジスト11を除去し、N2雰囲気で
1200℃、1時間の熱処理を行うことにより、同図(
D)のように一部3aが薄くされた断面形状のP型ウェ
ル3が形成される。
以下、常法によりフィールド絶縁膜2とゲート絶縁膜4
を形成し、多結晶シリコンのゲート電極5を形成した後
に、As  (ひ素)をイオン打ち込みしてN型ソース
・ドレイン領域6.7を自己整合法により形成すれば、
第1図のようにドレイン領域7の直下のP型ウェル3a
が薄くされた構造のMO3型電界効果トランジスタを得
ることができる。
したがって、このように構成されたMO3型電界効果ト
ランジスタによれば、ドレイン領域7の直下におけるウ
ェル3aが薄いため、ドレイン領域7とその直下のN型
半導体基板1との間のパンチスルー耐圧が低下される。
このため、出力端子8から高静電圧がドレイン領域7に
印加された場合には、高静電圧はドレイン領域7から薄
いウェル3aを突き抜けてN型半導体基板lにバンチス
ルーすることになり、ソース領域6やゲート電極5への
高電流の通流は防止でき、ゲート絶縁膜4の破壊等の静
電破壊を防止することができる。これにより、素子を内
部回路と同時に同規格で形成してもその静電破壊耐圧を
向上でき、製造工程の簡易化および半導体装置の高集積
化を図ることができる。
第3図は本発明の他の実施例を示しており、図中前記実
施例と同一部分には同一符号を付しである。
本例ではドレイン領域7の直下ではP型ウェル3を形成
せず、代わりに比較的に濃度の高いP型の埋込み層9を
形成し、この埋込み層9でP型ウェル3の一部を構成し
ている。
先ず、第4図(A)のようにN型基板1にホトレジスト
10をパターニングして、これをマスクとして、ボロン
をたとえば2.5 X 10Izcm−”の打込量でイ
オン打込する。ホトレジスト10を除去し、N2雰囲気
で1200℃、3時間の熱処理を行い、同図(B)のよ
うに、P型ウェル領域3を形成する。以下、常法により
フィールド絶縁膜2とゲーlit膜4を形成し、しかる
のち、同図(C)のようにフォトレジスト11をパター
ニングして、埋込みN9を形成する。これは、たとえば
ボロン300 K e VでI X 10I3cm−”
の打込み量でイオン打ち込みして、イオン打ち込み層9
Aを形成した後、フォトレジスト11を除去し、しかる
のち熱処理を行えばよい。
この構成によれば、ドレイン領域7の直下のP型層(埋
込みjiJ9)を薄く形成しているために、ドレイン領
域7とN型半導体基板1との間のバンチスルー耐圧を低
減して静電耐圧の向上を図り得ることは前例と同じであ
る。また、この構成によれば、ドレイン領域7直下の埋
込み層9を高濃度に形成しているので、これを薄く形成
したのにもかかわらず、半導体基板1からドレイン領域
7へのキャリヤ(電子)の移動を防止する効果は高くな
り、所謂ソフトエラーを防止することができるという効
果もある。
〔効果〕
(1)MO3型電界効果トランジスタのソース・ドレイ
ン領域の一方の直下のウェルを薄く形成しているので、
ソース・ドレイン領域と基板との間のパンチスルー耐圧
を低下させ、ソース・ドレイン領域に印加される高静電
圧を直ちに基板に逃がすことができるので、ゲートやソ
ース・ドレイン間での高電流の発生を防止でき、素子の
静電耐圧を向上できる。
(2)ソース・ドレイン領域の一方の直下のつエルを薄
くするだけでよいので、製造工程の簡略化を達成し、一
方ソース・ドレイン領域の浅型化やゲート長のシゴート
化をおこなっても十分な静電耐圧を確保することができ
るので、半導体装置の高集積化に有効となる。
(3)ソース・ドレイン領域の一方の直下においてウェ
ルを切欠き、ここに比較的高濃度の薄い埋込み層を形成
しているので、前述と同様に静電破壊耐圧を向上できる
と共に、この埋込み層によってソフトエラーを防止する
ことができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例にもとづき
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能であることはいうまでもない。たとえば、入力回路の
保護回路に適用してもよく、またPチャネルMO3型電
界効果トランジスタに適用しても同様の効果を得ること
ができる。
〔利用分野〕
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるNチャネルMO3型
電界効果トランジスタを有する半導体装置に適用した場
合について説明゛したが、それに限定されるものではな
く、PチャネルMO3型電界効果トランジスタや相補型
MO3回路を有する半導体装置にも同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、 第2図(A)〜(D)はその製造方法を説明するための
各工程の断面図、 第3図は他の実施例の断面図、 第4図(A)〜(C)はその製造方法を説明するための
各工程の断面図である。 1・・・N型半導体基板、2・・・フィールド絶縁膜、
3・・・P型ウェル、3a・・・ドレイン直下部位、4
・・・ゲート絶縁膜、5・・・ゲート電極、6・・・ソ
ース領域、7・・・ドレイン領域、8・・・出力端子、
9・・・高濃度P型埋込み層、10〜13・・・フォト
レジスト膜。 第   1  図 第  2  図 第  2wJ (D) 第  3  図 第  4  図 (B)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一の導電型半導体基板に逆の導電型層を形成し、こ
    の逆の導電型層上に一の導電型チャネルMOS型電界効
    果トランジスタのソース・ドレイン領域を形成した半導
    体装置において、前記逆の導電型層を、前記ソース・ド
    レイン領域のいずれか一方の領域の直下において薄く形
    成したことを特徴とする半導体装置。 2、逆の導電型層はウェルであり、このウェルの深さを
    ソース・ドレイン領域のいずれか一方の直下で浅く形成
    してなる特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。 3、逆の導電型層を構成するウェルの一部をソース・ド
    レイン領域のいずれか一方の直下位置で切欠き、この切
    欠部に逆の導電型の比較的高濃度の薄い埋込み層を形成
    してなる特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。
JP18571985A 1985-08-26 1985-08-26 半導体装置 Pending JPS6246571A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02138756A (ja) * 1988-08-26 1990-05-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
US8125008B2 (en) 2006-11-17 2012-02-28 System General Corporation Schottky device and process of making the same comprising a geometry gap

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