JPS6246546B2 - - Google Patents

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JPS6246546B2
JPS6246546B2 JP53146443A JP14644378A JPS6246546B2 JP S6246546 B2 JPS6246546 B2 JP S6246546B2 JP 53146443 A JP53146443 A JP 53146443A JP 14644378 A JP14644378 A JP 14644378A JP S6246546 B2 JPS6246546 B2 JP S6246546B2
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JP
Japan
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alkyl group
mol
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mixture
solvent
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JP53146443A
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English (en)
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JPS5481262A (en
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Paurusu Marii Hobyasu Yoannesu
Heradosu Myurisu Petorusu
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Oce Andeno BV
Original Assignee
Oce Andeno BV
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Publication date
Application filed by Oce Andeno BV filed Critical Oce Andeno BV
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Publication of JPS6246546B2 publication Critical patent/JPS6246546B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D333/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom
    • C07D333/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings
    • C07D333/04Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings not substituted on the ring sulphur atom
    • C07D333/06Heterocyclic compounds containing five-membered rings having one sulfur atom as the only ring hetero atom not condensed with other rings not substituted on the ring sulphur atom with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to the ring carbon atoms
    • C07D333/24Radicals substituted by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heterocyclic Compounds Containing Sulfur Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 本発明は、−チ゚ニルマロン酞化合物、即
ち、−チ゚ニルマロン酞又は−アルキル眮
換チ゚ニルマロン酞、及び察応するゞ゚ステル
の補法に係る。本発明は曎に−チ゚ニルマロン
酞及びその察応するゞ゚ステル自䜓に係る。
−チ゚ニルマロン酞のゞ゚ステル及び−チ
゚ニルマロン酞自䜓は、特定の半合成抗生物質、
特に、匏 で瀺される抗生物質の補造に斌ける有甚な䞭間䜓
である。
−チ゚ニルマロン酞又はそのゞ゚ステルのい
く぀かの倚段補法は公知であり、これらの方法は
いずれも−チ゚ニルアセトニトリルを䞭間䜓ず
しお䜿甚しおいる。
英囜特蚱第1125557号には、−メチルチオフ
゚ンが、−ブロモスクシンむミドによる臭玠化
ず匕続くシアン化ナトリりムによる眮換ずを介し
お−チ゚ニルアセトニトリルに転換される方法
が蚘茉されおいる。埓来のタむプのこの方法で
は、−チ゚ニルアセトニトリルを゚タノリシス
により−チ゚ニル酢酞゚チルに転換し、匕続き
α䜍のカルボ−アルコキシ化によ぀お所望の−
チ゚ニルマロン酞ゞ゚ステルの補造を達成する。
この方法は、文献に蚘茉された範囲では最も簡
単な方法ではあるが、いく぀かの重倧な欠点を有
する。䞭間䜓−ブロモメチルチオプンは扱い
難い化合物であり、厳密な無氎条件䞋でゆ぀くり
ず生成させなければならない。曎に、シアン化物
を䜿甚するこずも、぀の欠点ず考えられる。
英囜特蚱第1359992号によれば、テトラヒドロ
チオプン−−オンずシアノ酢酞ずのクチベナ
ゲル瞮合生成物の脱氎玠によ぀お所芁の䞭間䜓
−チ゚ニルアセトニトリルを生成し埗る。出発化
合物テトラヒドロチオプン−−オンは比范的
䞍安定な䞭間䜓であり、メチルアクリレヌト及び
メチルチオグリコレヌトから段階で別々に生成
されなければならない。脱氎玠段階ではかなり特
殊な条件が芁求される。即ち、枩床430゜〜530℃
で郚分的に被毒した酞化タングステンを觊媒ずし
お䜿甚する。この長い反応行皋の総収率はかなり
䜎い。
−チ゚ニルアセトニトリルの第の補法は、
英囜特蚱第1359991号に蚘茉されおいる。チオフ
゚ンを塩玠化しお−ゞクロロチオプンを
生成し、−ゞクロロチオプンを、クロロ
メチル化及び匕続くシアン化ナトリりムによる眮
換を介しお−ゞクロロ−−シアノメチル
チオプンに転換する。−及び−䜍の保護塩
玠眮換基陀去及びシアン化物官胜基の゚タノリシ
スにより−チ゚ニル酢酞゚チルが生成する。
−チ゚ニルマロン酞ゞ゚ステルぞの転換は、前蚘
の方法で生起される。この方法は第の方法ず同
様の欠点を有する。即ち、クロロメチル化剀ず、
−ゞクロロ−−クロロメチルチオプン
ずが扱い難い性質を有するこず及びシアン化ナト
リりムを䜿甚するこずである。曎に、長い反応行
皋埌に埗られる総収率は䜎い。
前蚘の劂き公知方法に加えお、本出願人は、テ
トラヒドロチオプン−−オンずいく぀かのマ
ロン酞誘導䜓ずのクネベナゲル瞮合を生起し、匕
続く芳銙族化によ぀お所望の−チ゚ニルマロン
酞の所望の誘導䜓を盎接生成する方法を詊みた。
この皮のクネベナゲル生成物の脱氎玠には、前蚘
の第方法で䜿甚される条件より穏やかな条件が
必芁であろうず予想された。しかし乍ら、この皮
の反応甚の公知の倚数の詊剀䞭、所望の目的生成
物を劥圓な収率で生成し埗る脱氎玠剀を芋出すこ
ずはできなか぀た。
本出願人の詊みた第の方法は、メタノヌル䞭
のタリりムトリニトレヌトによるアリルアセチル
化合物のアリル酢酞メチルぞの転䜍に基く。即
ち、−及び−䜍の塩玠化ず、匕続く䞉塩化ア
ルミニりムず塩化アセチルずによるアシル化ず、
最埌の脱塩玠ずを介しおチオプンから−アセ
チルチオプンを補造した。メタノヌル䞭のタリ
りムトリニトレヌトによる転䜍を介しお−チ゚
ニル酢酞メチルが奜収率で生成した。この−チ
゚ニル酢酞メチルを−チ゚ニルマロン酞又はそ
のゞ゚ステルを補造するための出発化合物ずしお
䜿甚し埗る。これに代り、脱塩玠段階前に転䜍を
生起しお−ゞクロロ−−チ゚ニル酢酞メ
チルを生成するこずも可胜であり、この化合物も
たた、−チ゚ニルマロン酞及びその誘導䜓を補
造するための出発化合物ずしお䜿甚し埗る。埌者
の反応順序では、前者に比范しお収率は䜎いが、
䟝然ずしお劥圓な収率が維持される。しかし乍
ら、これらの合成では高䟡で極めお有毒なタリり
ム詊剀を䜿甚するので、経枈性の芋地から、この
方法の開発を掚進するこずはできない。
芁玄すれば、前蚘の方法は、公知の方法又は公
知でない方法のいずれも、経枈性、毒性及び又
は環境性の芋地から深刻な欠点を有する。
本発明の目的は、前蚘の反応の欠点を瀺さない
−チ゚ニルマロン酞又はそのゞ゚ステルの補法
を提䟛するこずである。
本発明の別の目的は、新芏な−チ゚ニルマロ
ン酞又はそれらの察応する゚ステルを補造するこ
ずが可胜であり、埓お぀お、新芏なペニシリン及
びセフアロスポリンの合成を可胜にする補法を提
䟛するこずである。
本発明の目的は、ハロゲン化第䞀銅の存圚䞭極
性溶媒䞭で、匏 〔匏䞭、Br又は、 R1又は1〜4のアルキル基、 R2又は1〜2のアルキル基及び R3又は1〜2のアルキル基であり、 ただしR2ずR3ずが同時にアルキル基になるこ
ずはできない〕 で瀺されるチオプン化合物ず、匏 〔匏䞭、Z′ずZ″ずは同䞀の基であ぀おCNもし
くはCOORは1〜4のアルキル基を衚わす
か、又は、Z′がCNを衚わし、Z″がCOOR′R′は
1〜2のアルキル基を衚わす〕で瀺されるモノ
脱プロトンメチレン化合物ずを反応させ、匕続き
それ自䜓公知の方法で加氎分解しお察応する遊離
酞を生成させるこずを特城ずする−チ゚ニルマ
ロン酞又はそのゞ゚ステルの補法により達成され
る。奜たしくは出発化合物は−ペヌドチオプ
ン化合物−特に−ペヌドチオプン自䜓−であ
る。察応する−ブロモチオプン化合物より穏
やかな条件䞋でより高い収率が埗られるからであ
る。しかし乍ら、Z′Z″CNの堎合、−ブロ
モチオプンもたた奜たしい化合物である。
適圓な溶媒の䟋は、−ゞメチルホルムア
ミドDMF、ヘキサメチル燐酞トリアミド
HMPA及びキノリンである。眮換反応に斌い
お高収率が埗られるのでキノリンが奜たしい。曎
に、キノリンの再利甚は、DMF及びHMPAの回
収より簡単である。前蚘の皮の溶媒以倖に、䜎
玚脂肪族アルコヌル及びマロン酞゚ステルの䜿甚
も可胜であり、皮々の溶媒の組合せ䜿甚も可胜で
ある。Z′ずZ″ずの双方がCOORである堎合、溶媒
は奜たしくはマロン酞゚ステルCH2COOR2ず
DMFずの組合せであり、Z′ずZ″ずの双方がCNで
ある堎合、溶媒は奜たしくぱタノヌル又は−
プロパノヌルである。しかし乍ら溶媒の遞択は通
垞、䜿甚される特定のヌクレオフむル
nucleophileに基く。
ハロゲン化第䞀銅は実斜䟋に瀺す劂くCu
ClCuBr又はCuのいずれ
でもよいが、CuBrが奜たしい。ハロゲン
化第䞀銅の䜿甚量は、前蚘−ハロチオプン
モル圓り0.1〜2.0圓量の間の範囲であり埗る。奜
たしくはハロゲン化第䞀銅0.4〜1.2圓量を䜿甚す
る。ハロゲン化第䞀銅0.4圓量未満の䜿甚も考え
られるが、その結果、所望の−チ゚ニルマロネ
ヌトぞの䞍完党な転換が生じる。しかし乍らこの
欠点は、−ハロチオプンの回収によ぀お容易
に補償されるのであろう。眮換反応の結果埗られ
る銅塩は、氎性凊理埌の簡単な過により単離さ
れ埗る。埓぀お、溶出物から銅塩を回収するため
の難しい凊理が回避される。
反応時間及び反応枩床は極めお広範囲に倉曎し
埗る。枩床40゜〜170℃で0.1〜10時間のずきに
−チ゚ニルマロネヌトの奜収率が埗られる。60゜
〜130℃で反応時間1/2〜時間のずきに最良の結
果が埗られる。
本発明の補法によ぀お、有機化孊、特に比范的
新しいチオプン化孊界に斌いお広い適甚範囲を
有する有甚な化合物が補造される。
皮の化合物、即ち、メチル゚チル−及びゞ゚
チル−−チ゚ニルマロネヌトを䟋倖ずしお、本
発明方法により補造される党郚の゚ステル及び党
郚のアルキル−眮換−チ゚ニル−マロン酞は新
芏である。埓぀お、本発明は曎に、 匏 〔匏䞭、(a) R1R2R3のずきはR″ず
ずがメチル基を瀺すか、又はR″が1〜4のア
ルキル基でが3〜4のアルキル基を瀺す、
又は (b) R1又は1〜4のアルキル基、 R2又は1〜2のアルキル基及び R3又は1〜2アルキル基を瀺すがR2ずR3
ずが同時にアルキル基にはなり埗ず、R1ずR2
ずR3ずが同時にではない、R″及びは同
䞀又は異なる基であ぀おもよいが1〜4のアル
キル基を瀺す〕 で瀺される−チ゚ニルマロン酞ゞ゚ステル及び
それ自䜓公知の加氎分解方法によ぀お(b)のゞ゚ス
テルから補造される−チ゚ニルマロン酞に係
る。
䞋蚘の実斜䟋により本発明を説明する。これら
の実斜䟋は珟圚の事態を最もよく瀺しおいるが、
最適結果を達成する䜜甚はただ決定されおいな
い。埓぀お、蚘茉の収率以䞊の高収率が埗られる
可胜性があるこずを匷調しおおきたい。
実斜䟋  ゞ゚チル−−チ゚ニルマロネヌトの補造 (a) −ペヌドチオプン及びCuBrの䜿甚 也燥N2雰囲気䞋に維持されたキノリン450ml
䞭ゞ゚チルマロネヌト900.56モルの撹
拌溶液に、鉱油䞭NaHの80懞濁液15.6
0.52モルを枩床60℃で少量ず぀添加し、マロ
ネヌトのモノ−脱プロトン化を行な぀た。氎玠
ガスの解攟の終了埌、−ペヌドチオプン
66.150.32モルず臭化第䞀銅50.5
0.35モルずを添加した。N2雰囲気䞋枩床95℃
でこの混合物を時間撹拌し、぀いで氷500
ず氎500mlず濃塩酞500mlずの混合物に泚いだ。
沈殿銅塩を過によりブフナヌ挏斗に収集し、
ゞクロロ゚タンで掗浄した。液も同様にゞク
ロロ゚タンで抜出した。䞡方のゞクロロ゚タン
盞を合せお掗浄し也燥した。枛圧䞋で溶媒陀去
埌、残枣を真空䞭で分別した。䞻分画56.6
1.5mmHgで沞隰範囲110゜〜122℃は、ゞ
゚チル−−チ゚ニルマロネヌト53.2
0.22モルを含有しおいた。即ち、出発物質
−ペヌドチオプンに察する収率は69であ぀
た。
(b) −ブロモチオプン及びCuBrの䜿甚 (a)に蚘茉の方法によるキノリン500mlに溶解
したゞ゚チルマロネヌト830.52モルず
NaH15鉱油䞭80懞濁液ずの間の反応終
了埌、−ブロモチオプン81.50.50モ
ルず臭化第䞀銅71.80.50モルずを添
加した。混合物をN2雰囲気䞋に維持し、枩床
150℃で時間撹拌した。170℃で撹拌を曎に
時間継続した。反応生成物を氷ず垌塩酞ずの混
合物に泚ぎ、(a)に蚘茉の方法でゞクロロ゚タン
で凊理し、粗反応生成物164を埗た。GLC分
析によればこの反応生成物はゞ゚チル−−チ
゚ニルマロネヌト13.50.056モルを含
有しおいた。この収率はわずかに11であ぀
た。
(c) −ペヌドチオプン及びCuClの䜿甚 (1) 溶媒ずしおHMPA䜿甚 (a)及び(b)に蚘茉の方法でヘキサメチル燐酞
トリアミドHMPA䞭ゞ゚チルマロネヌ
ト2.40.015モルの溶液に圓量の
NaHをN2雰囲気䞋で添加した。氎玠ガスの
遊離が停止埌、−ペヌドチオプン3.15
0.015モルず塩化第䞀銅1.50.015
モルずを添加した。枩床を100℃に維持し
぀぀混合物を時間撹拌し、氎100mlず濃塩
酾10mlずの混合物に泚ぎ、匕続いおゞクロロ
゚タンにより垞法で凊理した。GLC分析に
よれば、粗反応生成物は、収率31に盞圓す
るゞ゚チル−−チ゚ニルマロネヌト1.13
0.0465モルず出発物質−ペヌドチオ
プン35ずを含有しおいた。−ペヌドチ
オプンを再利甚し埗るので、実際の収率は
47であ぀た。
(2) 溶媒ずしおDMF䜿甚 溶媒ずしおHMPAに代りゞメチルホルム
アミドDMFを䜿甚し䞔぀枩床100℃の代
りに50℃で撹拌しお(1)に蚘茉ず同様の実隓を
実斜し、GLC分析によれば、収率24に盞
圓するゞ゚チル−−チ゚ニル−マロネヌト
0.870.0036モルず出発物質−ペヌ
ドチオプン10ずを含有する粗反応生成物
を埗た。
(d) −ブロモチオプン及びCuの䜿甚 −ブロモチオプン19.60.12モル
ずキノリン100ml䞭ペり化第䞀銅34.2
0.18モルずの混合物をN2雰囲気に維持し぀぀
枩床150℃で14時間撹拌した。混合物を倚少
玄70〜80℃たで冷华させた。反応の転換床
を枬定するために、混合物から詊料10mlを取出
し、垌塩酞に泚ぎ、有機盞をクロロホルムで抜
出した。GLC分析は、転換床49を瀺した。
反応混合物の残りに、キノリン190ml䞭のゞ゚
チルナトリりムマロネヌトの混合物を添加し
た。埌者の混合物は、NaH3.840.160モ
ルず等モル量のゞ゚チルマロネヌトずから調
補しおおく。埗られた混合物をN2雰囲気䞋枩
床100℃で時間撹拌し、氷で冷やした垌塩酞
に泚ぎ、匕続いお垞法で凊理した(a)参照。
粗反応生成物はGLC分析によれば䞋蚘の物質
を含有しおいた。−ゞ゚チル−−チ゚ニルマ
ロネヌト6.60.027モル、これは出発
物質−ブロモチオプンに察する収率25
に盞圓する。
−−ブロモチオプン7.643。
−−ペヌドチオプン600mg−ブロモチ
オプンに察しお2.7。
実際には、前蚘反応は段反応ず考えられ
る。先ず−ブロモチオプンが−ペヌドチ
オプンに転換され、次に−ペヌドチオプ
ンが単離されずにゞ゚チルナトリりムマロネヌ
トず反応する。
実斜䟋  ゞ−−ブチル−−チ゚ニルマロネヌトの補
造 キノリン45ml䞭のゞ−−ブチル−マロネヌト
8.650.040モルの溶液を也燥N2ガス雰囲
気䞋枩床60℃に維持し぀぀鉱油䞭NaHの80懞濁
液1.2NaH0.040モルに盞圓を少量ず぀添加
した。氎玠ガス遊離の停止埌、−ペヌドチオフ
゚ン6.720.032モルず臭化第䞀銅4.5
0.032モルずを添加した。N2雰囲気を維持し
぀぀、混合物を枩床100℃で時間撹拌した。
次に反応混合物を緩衝氎溶液PH玄に泚
ぎ、垞法で凊理した。
GLC分析によれば、粗反応生成物はゞ−−
ブチル−−チ゚ニルマロネヌト5.25
0.0176モルを含有しおいた。これは収率55に
盞圓する。
この生成物を単離し、䞋蚘の方法で粟補した。
溶離剀ずしおトル゚ンを䜿甚し、シリカゲル充
填カラムで粗反応生成物をクロマトグラフ分離し
た。所望化合物含有の分画の集合埌、溶媒を枛圧
䞋で陀去した。溶離剀ずしお石油゚ヌテル40−60
を䜿甚しシリカゲル充填カラムで残枣を再びクロ
マトグラフ分離した。所望化合物含有の分画を合
せ、溶媒を蒞発させ、残枣2.3は−ヘプ
タンから−18℃で再晶出した。この結果、41.2゜
〜42.9℃で融解する結晶性化合物1.0を埗た。
実斜䟋  ゞ゚チル−−ゞメチル−−チ゚ニルマ
ロネヌトの補造 也燥N2雰囲気䞋に維持したキノリン45mläž­ã‚ž
゚チルマロネヌト3.220.020モルの撹拌
溶液にパラフむン䞭NaHの80懞濁液0.6
0.020モルを枩床60℃で少量ず぀添加した。
氎玠ガス遊離の停止埌、このモノ−脱プロトン
ゞ゚チルマロネヌトの溶液に、−ゞメチル
−−ペヌドチオプン3.570.015モル
ず臭化第䞀銅2.150.015モルずを添加し
た。N2雰囲気䞋枩床100℃で混合物を時間撹拌
し、次に4N HCl150mlに泚いだ。過による沈殿
銅塩の陀去埌、混合物をクロロホルムで抜出し、
クロロホルム抜出物を硫酞マグネシりムで也燥し
た。也燥溶液のGLC分析によれば、該溶液は、
未反応の−ゞメチル−−ペヌドチオプ
ン1.851の倖に、ゞ゚チル−−
ゞメチル−−チ゚ニルマロネヌト1.1を含有
しおいた。これは収率27に盞圓する。クロロホ
ルム陀去埌、溶離剀ずしおトル゚ンず酢酞゚チル
ずのの混合物を䜿甚しシリカゲル充填カラ
ムで混合物をクロマトグラフ分離した。所望生成
物はNMR及びIRにより確認された。
実斜䟋  ゞ゚チル−−ゞ゚チル−−チ゚ニルマ
ロネヌトの補造 也燥N2雰囲気䞋に維持したキノリン45mläž­ã‚ž
゚チルマロネヌト6.40.040モルの撹拌溶
液にパラフむン䞭NaHの80懞濁液1.2
0.040モルを枩床60℃で少量ず぀添加した。
氎玠ガス遊離の停止埌、このモノ脱プロトンゞ
゚チルマロネヌトの溶液に−ゞ゚チル−
−ペヌドチオプン8.510.032モルず臭
化第䞀銅4.60.032モルずを添加した。混
合物をN2雰囲気䞋枩床100℃で時間撹拌し、次
に氷45ず濃塩酞45mlずの混合物に泚いだ。
過による沈殿銅塩の陀去埌、混合物をクロロ
ホルムで抜出し、クロロホルム抜出物を炭酞氎玠
ナトリりムの氎溶液で掗浄し、硫酞マグネシりム
で也燥した。この残枣の詊料からクロロホルムを
蒞発させ、溶離剀ずしおトル゚ンず酢酞゚チルず
の混合物を䜿甚しシリカゲル充填カラムで
混合物をクロマトグラフ分離した。所望の゚ステ
ルが玔粋圢で埗られ、NMRにより確認された。
この玔粋詊料を甚い、GLC分析によ぀お反応収
率を枬定した。未反応−ゞ゚チル−−ペ
ヌドチオプン22の倖に、ゞ゚チル−−
ゞ゚チル−−チ゚ニルマロネヌト21が存圚し
おいた。−ゞ゚チル−−ペヌドチオプ
ンの消費量に察する埌者の収率を蚈算するず、収
率は27に䞊るであろう。
実斜䟋  ゞ−tert−ブチル−−ゞメチル−−チ
゚ニルマロネヌトの補造 キノリン䞭のゞ−tert−ブチルマロネヌト8.65
0.040モルを垞法で脱プロトンし、埗ら
れた混合物を、臭化第䞀銅4.60.032モル
ず−ゞメチル−−ペヌドチオプン7.62
0.032モルずの存圚䞭で枩床100℃で時
間撹拌した。
次に反応混合物をPHの緩衝氎溶液に泚ぎ、前
蚘の方法で凊理した。クロロホルムで抜出し溶媒
を陀去するず、油が埗られた。GLC分析によれ
ばこの油は、未反応−ゞメチル−−ペヌ
ドチオプン3.242ず未反応ゞ−tert
−ブチルマロネヌト2.125ずを含有し
おいた。GLC分析からゞ−tert−ブチル−
−ゞメチル−−チ゚ニルマロネヌトの存圚は確
認されなか぀たが、溶離剀ずしおトル゚ンを䜿甚
しシリカゲル充填カラムで反応混合物をクロマト
グラフ分離した。所望生成物を含有しおいるはず
の分画を合せお、溶媒を枛圧䞋で蒞発させた。残
枣は石油−゚ヌテルから晶出し、結晶性生成物
0.716.8が埗られた。これを石油−゚
ヌテルから再結晶させるず、78.2゜〜79.8℃で融
解する詊料0.15を埗た。所望生成物の確認は
NMR分析ず1R分光析法ずにより完結した。
実斜䟋  ゞ゚チル−−メチル−−チ゚ニルマロネヌ
トの補造 也燥N2の雰囲気䞋に維持したキノリン45mläž­
ゞ゚チルマロネヌト6.40.040モルの撹拌
溶液に鉱油䞭NaHの80懞濁液1.20.040モ
ルを枩床60℃で少量ず぀添加した。
氎玠ガス遊離の停止埌、−ペヌド−−メチ
ルチオプン7.20.032モルず臭化第䞀銅
4.60.032モルずを添加した。混合物を枩
床100℃で時間撹拌し、次に氎100mlず濃塩酞45
mlずの混合物に泚いだ。沈殿銅塩を過によりブ
フナヌ挏斗に収集し、クロロホルムで掗浄した。
液を同様にしおクロロホルムで抜出し、䞡方の
クロロホルム盞を合せお硫酞マグネシりムで也燥
した。溶媒陀去埌の残枣12.9のGLC分析に
よれば、残枣はゞ゚チル−−メチル−−チ゚
ニルマロネヌト4.060.016モル即ち出発物
質−ペヌド−−メチルチオプンの50を
含有しおいた。溶離剀ずしおトル゚ン−酢酞゚チ
ル20を䜿甚しシリカゲル充填カラムでクロマ
トグラフ分離しお玔粋な詊料が埗られた。NMR
及び分光分析法によ぀お生成物の確認を行な
぀た。
実斜䟋  ゞメチル−−チ゚ニルマロネヌトの補造 キノリン75ml䞭のNaH0.040モルを䜿甚し、前
蚘の方法でゞメチルマロネヌト5.30.040モ
ルをモノ脱プロトンした。次に、−ペヌドチ
オプン6.70.032モルず臭化第䞀銅4.6
0.032モルずを添加した。埗られた混合物を
N2雰囲気䞋枩床80℃で4.5時間撹拌し、氎75mlず
濃塩酞75mlずの混合物に泚いだ。沈殿銅塩をブフ
ナヌ挏斗に収集し、クロロホルムで掗浄した。
液の抜出も同様にクロロホルムで行な぀た。䞡方
のクロロホルム盞を合せお、硫酞マグネシりムで
也燥した。溶媒陀去埌、油状生成物11.0が残぀
た。GLC分析によればこの油状生成物䞭に−
ペヌドチオプン1.93ずゞメチル−−チ゚ニ
ルマロネヌト1.320.006モル即ち出発物質
−ペヌドチオプンの19ずが存圚しおい
た。実斜䟋に蚘茉の方法ず同様の方法で生成物
を確認した。
実斜䟋  ゞ−む゜プロピル−−チ゚ニルマロネヌトの
補造 キノリン112.5ml䞭のNaH0.10モルを䜿甚し前
蚘ず同様の方法でゞ−む゜プロピルマロネヌト
18.80.10モルをモノ脱プロトンした。氎
玠ガス遊離の停止埌、−ペヌドチオプン16.8
0.080モルず臭化第䞀銅11.50.080
モルずを添加した。埗られた混合物をN2雰囲
気䞋枩床100℃で時間撹拌し、匕続いお、氎112
mlず濃塩酞112mlずの氷冷混合物に泚いだ。沈殿
銅塩をブフナヌ挏斗に収集し、クロロホルムで掗
浄した。液もたた、クロロホルムで抜出した。
぀のクロロホルム盞を合せお硫酞マグネシりム
で也燥した。溶媒陀去埌に残存した残枣は、
GLC分析によれば、−ペヌドチオプン0.44
ずゞ−む゜プロピル−−チ゚ニルマロネヌト12
0.044モル即ち出発物質−ペヌドチオフ
゚ンの55ずを含有しおいた。溶離剀ずしおト
ル゚ンを䜿甚しシリカゲル充填カラムでクロマト
グラフ分離しお玔粋詊料が埗られた。このように
しお埗られた生成物は−18℃で石油゚ヌテル40−
60から晶出し埗るが、宀枩では液䜓である。粟補
された生成物の確認はNMR及びIR分光分析法を
介しお実斜された。
実斜䟋  実斜䟋は、α−シアノ酢酞の゚チ
ル゚ステルず−ハロチオプンずの反応ずその
埌の加氎分解及び゚ステル化ずによるゞ゚チル−
−チ゚ニルマロネヌトの補造を目的ずする。
 α−シアノ−゚チルアセテヌトずの反応 (a) N2雰囲気䞋に維持したDMF150mlに、α−
シアノ−゚チルアセテヌト0.12モルず無氎
K2CO30.12モルずCuBr0.12モルず−ペヌ
ドチオプン0.1モルずを撹拌し぀぀添加し
た。
反応混合物を40℃で時間、60℃で時間
及び80℃で2.5時間撹拌した。次に反応混合
物を宀枩たで冷华し、垌塩酞に泚いだ。沈殿
銅塩をブフナヌ挏斗に収集し、クロロホルム
で掗浄した。液の抜出も、同様にクロロホ
ルムで実斜した。䞡方のクロロホルム盞を合
せお、硫酞マグネシりムで也燥た。溶媒陀去
埌、残りの油状生成物を枛圧䞋で分別した。
第の流出物28.220〜40mmHgで沞点
100℃は、11.3即ち54の未反応−ペ
ヌドチオプンを含有しおいた。105〜115
℃0.4mmHgで゚チル−−チ゚ニル−α−
シアノアセテヌト5.7出発物質−ペ
ヌドチオプンの量の26が埗られた。こ
の化合物はNMR及びIR分光分析法で確認さ
れた。
同様の方法で、−ペヌドチオプン0.1
モルずα−シアノ−゚チルアセテヌト0.15モ
ルずを䞋蚘の条件䞋で反応させ、゚チル−
−チ゚ニル−α−シアノアセテヌトを生成し
た。
(b) ゚タノヌル無氎ずDMFずの混合物䞭
のCH33COK0.15モルずCuBr0.1モルず共
に60℃で時間。
収率28及び未反応−ペヌドチオプン41
。
(c) DMF80ml䞭のCH33COK0.15モルず
CuBr0.1モルず共に70℃で時間。
収率24及び未反応−ペヌドチオプン42
。
(d) ゚タノヌル無氎ずDMFずの混合物80
ml䞭のLiOC2H50.15モルずCuBr0.1モルず共
に60℃で時間。
収率23及び未反応−ペヌドチオプン38
。
(e) ゚タノヌル無氎ずDMFずの混合物80
ml䞭のNaOC2H50.15モルずCuBr0.1モルず共
に80℃で時間。
収率20及び未反応−ペヌドチオプン52
。
(f) 出発物質ずしお−ブロモチオプンを䜿
甚し、キノリン80ml䞭のCH33COK0.15モ
ルずCuBr0.1モルず共に70℃で時間反応さ
せるず、収率17及び未反応−ブロモチオ
プン50であ぀た。
 加氎分解及び゚ステル化段階 HClガス玄10を新しくMg䞊で蒞留した゚
タノヌル35mlに導入し、氎0.03モルず゚チル−
−チ゚ニル−α−シアノアセテヌト0.03モル
ずをこの混合物に添加した。埗られた混合物を
宀枩で1/2時間、次に還流枩床で時間撹拌し
た。反応混合物を氎600mlに泚ぎ、有機盞を氎
盞から分離した。氎盞をクロロホルムで抜出し
回40mlで回、クロロホルム抜出物を有機
盞ず合せお、個の有機盞ずした。この有機盞
を硫酞マグネシりムで也燥し、溶媒を蒞発によ
り陀去した。
残枣を球球蒞留玄0.3mm110℃により分
別した。ゞ゚チル−−チ゚ニルマロネヌトの
収量は5.5即ち収率76であ぀た。IR及び
NMR分光分析法により生成物を確認した。
実斜䟋10及び11は、−ハロチオプンずマ
ロニトリルずの反応ずその埌の加氎分解ず゚ス
テル化ずによるゞ゚チル−−チ゚ニルマロネ
ヌトの補造を目的ずする。実斜䟋10は個の別
個の段階による反応即ち䞭間䜓−チ゚ニルマ
ロニトリルの単離を䌎なう反応を瀺し、実斜䟋
11では連続的な段階凊理で反応が生起され
る。
実斜䟋 10  マロニトリルずの反応 (a) N2雰囲気䞋に維持された無氎゚タノヌル
150mlに、40℃で撹拌し぀぀NaH0.2モルずマ
ロニトリル0.2モルずを添加した。40℃で10
分間撹拌埌、CuBr0.1モルず−ブロモチオ
プン0.1モルずを添加した。淡黄色懞濁液
を時間還流し、氎700mlず濃塩酞50mlずに
泚いだ。ブフナヌ挏斗で過埌、液を
クロロホルムで抜出した。垞法による也燥及
び溶媒の蒞発埌、溶離剀ずしおトル゚ンを䜿
甚し、シリカゲル䞊のカラムクロマトグラフ
分析0.05〜0.2mmによ぀お残枣を粟補し
た。トル゚ンの陀去埌、黄色の−チ゚ニル
マロニトリル融点40.8〜41.4℃が、出発
物質−ブロモチオプンの量に察する収率
39で埗られた。
未反応−ブロモチオプン29も回収さ
れたので、実際の収率は55であ぀た。
(b) ゚タノヌルに代り−プロパノヌルP.
a及び還流時間時間に代り3.75時間を䜿
甚し、同様の方法で、未反応−ブロモチオ
プン75ず−チ゚ニルマロニトリル19
を埗た。反応した−ブロモチオプンに基
いた実際の収率は76であ぀た。
 加氎分解及び゚ステル化段階 HCl玄を無氎゚タノヌル33mlに導入し、
次に氎0.06モルず−チ゚ニルマロニトリル
0.03モルずを添加した。反応混合物を1.5時間
還流し、氎600mlに泚いだ。垞法によるクロロ
ホルム抜出MgSO4䞊の也燥及び溶媒の蒞
発埌、粗ゞ゚チル−−チ゚ニルマロネヌトが
収率90で埗られた。球球蒞留による粟補埌、
玔粋な生成物をIR及びNMR分光分析法により
確認した。
実斜䟋 11 実斜䟋10Aに蚘茉の方法で、無氎゚タノヌル
150mlずNaH0.2モルずマロニトリル0.2モルず
CuBr0.1モルず−ブロモチオプン0.1モルず
の懞濁液を還流した。時間還流埌、CuBr0.025
モルを曎に添加し、還流を時間継続した。次に
過剰量のHClガスを反応混合物に導入し、氎0.4
モルを添加した。HClの流動ず還流ずを曎に時
間継続した。垞法の凊理及び粟補段階埌に䞋蚘の
生成物が埗られた。
(a) 未反応−ブロモチオプン 収率38 (b) ゞ゚チル−−チ゚ニルマロネヌト 収率32 (c) ゚チル−−チ゚ニルアセテヌト 収率 −ブロモチオプンの消費量に察するゞ゚チ
ル−−チ゚ニルマロネヌトの収率を蚈算する
ず、収率は玄52に䞊぀た。
実斜䟋 12 −チ゚ニルマロニトリルの補造 N2雰囲気䞋に維持された無氎−プロパノヌ
ル157.5mlずDMF17.5mlずに、20〜35℃で撹拌し
぀぀NaH0.2モルを添加し、次にナトリりムむ゜
プロピレヌトの沈殿埌、マロニトリル0.2モルを
添加した。その埌分以内に臭化第䞀銅0.1モル
ず−ブロモチオプン0.1モルずを添加した。
懞濁液を玄80℃で時間還流し、氎1000mlず濃
å¡©é…ž100mlずの混合物に泚いだ。銅塩を過しク
ロロホルム×100mlで掗浄した。氎盞をク
ロロホルム×100mlで抜出し、党郚のクロ
ロホルム盞を合せお぀の有機盞にした。有機盞
を硫酞マグネシりムで也燥し、容積玄130mlが残
るたでクロロホルムを蒞発させた。GLC分析に
よれば、未反応−ブロモチオプン玄12の倖
に、−チ゚ニルマロニトリル玄27を含有しお
いた。
実斜䟋 13 この実斜䟋はゞ゚ステルの酞ぞの転換を瀺す。
æ°Ž160mlずNaOH0.89モルず゚タノヌル165mlずの
撹拌混合物を還流し、ゞ゚チル−−チ゚ニルマ
ロネヌト0.36モルを玠早く添加した。撹拌及び還
流を1/2時間継続し、次に、蒞留枩床が95℃より
高枩になるたで反応混合物を蒞留した。残枣を玄
20℃たで冷华するず、かなり粘性の液䜓玄170ml
が残぀た。この残枣を18〜20℃のHCl105ml
玄モルに玄45分間で撹拌し぀぀添加した。枩
床18〜20℃に維持するために冷华が必芁であ぀
た。次に反応混合物を曎に℃たで冷华し、〜
℃で1/2時間撹拌した。粗−チ゚ニルマロン
酞をブフナヌ挏斗に収集し、氷氎で回掗浄し
た。也燥埌の収率88であ぀た。
実斜䟋 14 ゞメチル−−チ゚ニルマロネヌトの補造 実斜䟋では、溶媒ずしおキノリンを䜿甚しお
ゞメチル−−チ゚ニルマロネヌトを補造した
が、この実斜䟋では、溶媒ずしお䜎玚脂肪族アル
コヌルメタノヌルずDMFずを䜵甚しお前蚘
の生成物を補造した。
メタノヌル40ml䞭のNaOCH310.8を撹拌ゞメ
チルマロネヌト28に添加した。DMF16mlず臭
化第䞀銅16ずの添加埌、−ペヌドチオプン
21を95℃で15分以内で添加した。玄45分埌、反
応混合物を、蒞留段階を陀き実斜䟋15ず同様の方
法で凊理した。粗生成物の収量は玄15.8であ
り、GLC分析によれば粗生成物は所望化合物を
䞻成分ずしお含有しおいた。
実斜䟋 15 ゞ−む゜プロピル−−チ゚ニルマロネヌトの
補造 実斜䟋では溶媒ずしおキノリンを䜿甚しおゞ
−む゜プロピル−−チ゚ニルマロネヌトを補造
したが、この実斜䟋では、溶媒ずしおむ゜プロピ
ルアルコヌルずDMFずを䜵甚しお前蚘化合物を
補造した。鉱油䞭NaHの57懞濁液13.5ずゞ−
む゜プロピルマロネヌト75ずを撹拌む゜プロピ
ルアルコヌル100mlに少量ず぀添加した。枩床を
90℃たで䞊昇させ、む゜プロピルアルコヌルが留
去する間に、DMF22mlず塩化第䞀銅22ずを添
加した。この混合物に90〜95℃で−ペヌドチオ
プン42を少量ず぀添加し、党䜓を玄時間こ
の枩床に維持した。次に、トル゚ン200mlを添加
し、混合物が宀枩たで冷华埌、酢酞20mlを添加し
た。銅塩をブフナヌ挏斗に過し、トル゚ン100
mlで回掗浄し、液から分離した有機盞ずこの
トル゚ン溶液ずを合せた。溶媒蒞発埌、残枣を玄
mmHgで蒞留した。収量32.1即ち、収率60
であ぀た。
実斜䟋 16 ゞ゚チル−−チ゚ニルマロネヌトの補造 実斜䟋では溶媒ずしおキノリンを䜿甚しおゞ
゚チル−−チ゚ニルマロネヌトを補造したが、
この実斜䟋では溶媒ずしおマロン酞゚ステルず
DMFずを䜵甚しお前蚘化合物を補造する。
NaOCH330を撹拌ゞ゚チルマロネヌト200ml
に少量ず぀添加し、枛圧䞋で最䜎枩床95℃に到達
するたでアルコヌルを留去した。DMF40mlの添
加埌、残りのアルコヌルを留去し、臭化第䞀銅
39.5を添加し、匕続いお90〜100℃の−ペヌ
ドチオプン55.3を15分以内で添加した。この
枩床で曎に15分間撹拌を継続し、次にトル゚ン
250mlず酢酞30mlずを添加した。沈殿銅塩を過
しおトル゚ンで掗浄した。
有機反応盞を氎盞から分離し、濃塩酞10mlで酞
性にした氎125mlで掗浄し、次に氎100mlで回掗
浄した。有機盞をトル゚ン掗浄盞ず合せお個の
有機盞ずし、硫酞マグネシりムで也燥した。溶媒
蒞発埌、粗生成物200.5が埗られた。この生成
物を蒞留するず、玔粋゚ステル5082.7が埗
られた。
実斜䟋 17 混合−−チ゚ニルマロネヌトの補造 NaOCH343.2を撹拌む゜プロピルアルコヌル
250mlに添加し、最䜎枩床100℃になるたでアルコ
ヌル50mlを留去した。ゞ゚チルマロネヌト
144の添加埌、還流枩床玄85℃でアルコヌ
ルを曎に130ml留去した。
DMF55mlず塩化第䞀銅55ずを添加
し、枩床玄100℃たで䞊昇埌、−ペヌドチオフ
゚ン94.5を添加した。玄時間埌に反応を䞭止
したが、GLC分析によれば、反応はただ終了し
おいなか぀た。
反応混合物を実斜䟋15ず同様に凊理した。蒞留
埌の収率は玄60であ぀た。
この堎合の反応生成物は殆んど分けられない゚
ステルの混合物である。即ち、皮の可胜な゚ス
テルが存圚する。しかし乍らけん化によ぀お唯
皮の生成物、即ち、−チ゚ニルマロン酞が生成
する。埓぀お、酞が所望の目的生成物であるずき
は、反応生成物が皮以䞊の゚ステルを含むこず
は問題にならない。
実斜䟋 18 ゚チル−ブチル−−チ゚ニルマロネヌトの
混合ゞ゚ステルの補造 NaH0.040モルパラフむン䞭の80懞濁液ず
しお䜿甚したを少量ず぀、也燥N2雰囲気䞋に
維持されたキノリン45ml䞭の゚チル−ブチルマ
ロネヌト0.040モルの撹拌溶液に60℃の枩床で添
加した。氎玠ガスの遊離が止た぀た埌、−ペヌ
ドチオプン0.032モルず臭化第䞀銅0.032モルを
添加した。混合物をN2雰囲気䞋で100℃の枩床で
時間撹拌埌、PHに緩衝された冷氎500mlの混
合物に泚いだ。沈柱銅塩をブフナヌ挏斗で過し
お収集し、クロロホルムで掗浄した。液を30ml
クロロホルムで回抜出した。クロロホルム盞を
合わせ、掗浄、也燥した。
カラムクロマトグラフむヌで単離するず、所望
の゚チル−ブチル−−チ゚ニルマロネヌトが
出発物質−ペヌドチオプンの量に基いお収率
50で埗られた。出発物質の−ペヌドチオプ
ンが収率19で回収されたので、ゞ゚ステルの実
際の収率は玄60であ぀た。GLC分析による
ず、この生成物に゚チル−ブチルマロネヌト玄
15重量が含たれおいた。ゞ゚チル−およびゞ−
−フチル−チ゚ニルマロネヌトの存圚は
GLCで認められなか぀た。反応生成物をNMRお
よびIR分光分析法で確認した。
こうしお補造された混合ゞ゚ステルから−チ
゚ニルマロン酞のモノ゚ステルずその誘導䜓が補
造されるであろう。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  極性溶媒䞭、塩化第䞀銅、臭化第䞀銅又はペ
    り化第䞀銅の存圚䞋に、匏 〔匏䞭、又はBr、 R1又は1〜4のアルキル基、 R2又は1〜2のアルキル基、 R3又は1〜2のアルキル基 であり、ただしR2及びR3は同時にアルキル基
    にはなり埗ない〕 で瀺されるチオプン化合物ず、匏 〔匏䞭、Z′ずZ″ずは同䞀の基であ぀おCNもし
    くはCOORは1〜4のアルキル基を衚わす
    か、又は、Z′がCNを衚わし、Z″がCOOR′R′は
    1〜2のアルキル基を衚わす〕で瀺されるモノ
    −脱プロトンメチレン化合物ずを反応させ、匕続
    きそれ自䜓公知の方法で加氎分解しお、察応する
    遊離酞を生成させるこずを特城ずする−チ゚ニ
    ルマロン酞又はそのゞ゚ステルの補法。  匏䞭であるこずを特城ずする特蚱請求
    の範囲第項に蚘茉の方法。  匏䞭Br及びZ′Z″CNであるこずを特
    城ずする特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方法。  溶媒が、キノリン、−ゞメチルホルム
    アミド、ヘキサメチル燐酞トリアミド、䜎玚脂肪
    族アルコヌル又はマロン酞゚ステル、又はこれら
    の組合せであるこずを特城ずする特蚱請求の範囲
    第項〜第項のいずれかに蚘茉の方法。  Z′及びZ″の双方がCOORであるずきに溶媒が
    マロン酞゚ステルCH2COOR2ず−ゞメ
    チルホルムアミドずの組合せであるこずを特城ず
    する特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方法。  Z′及びZ″の双方がCNであるずきに、溶媒が
    ゚タノヌル又は−プロパノヌルであるこずを特
    城ずする特蚱請求の範囲第項に蚘茉の方法。  臭化第䞀銅を䜿甚するこずを特城ずする特蚱
    請求の範囲第項〜第項のいずれかに蚘茉の方
    法。  及びR1R2R3であるこずを特
    城ずする特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれ
    かに蚘茉の方法。  ハロゲン化第䞀銅を、前蚘チオプン化合物
    モル圓り0.4〜1.2モルの量で䜿甚するこずを特
    城ずする特蚱請求の範囲第項〜第項のいずれ
    かに蚘茉の方法。  60〜130℃で1/2〜時間で反応を行なうこ
    ずを特城ずする特蚱請求の範囲第項〜第項の
    いずれかに蚘茉の方法。  匏 〔匏䞭、(a) R″のずきは R1又は1〜4のアルキル基、 R2又は1〜2のアルキル基、 R3又は1〜2のアルキル基 であり、ただしR2ずR3ずは同時にアルキル基
    にはなり埗ず、R1ずR2ずR3ずは同時にでな
    い、 又は (b) (1) R1R2R3のずきは、R″及び
    がメチル基を瀺すか又はR″が1〜4のアルキ
    ル基でが3〜4のアルキル基である、も
    しくは (2) R1又は1〜4のアルキル基、 R2又は1〜2のアルキル基、R3又は
    1〜2のアルキル基であり、 ただしR2ずR3ずは同時にアルキル基にはな
    り埗ず、R1ずR2ずR3ずは同時にではな
    く、R″及びは同䞀もしくは異なる基で
    あ぀おもよいが1〜4のアルキル基を衚わ
    す〕 で瀺される−チ゚ニルマロン酞又はそのゞ゚ス
    テル。
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GB1359991A (en) * 1970-11-25 1974-07-17 Beecham Group Ltd 3-thienylacetic acid and derivatives thereof
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EP0002846B1 (en) 1984-05-23
JPS5481262A (en) 1979-06-28
DE2862411D1 (en) 1984-06-28
US4262129A (en) 1981-04-14

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