JPS6246540Y2 - - Google Patents

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JPS6246540Y2
JPS6246540Y2 JP14467284U JP14467284U JPS6246540Y2 JP S6246540 Y2 JPS6246540 Y2 JP S6246540Y2 JP 14467284 U JP14467284 U JP 14467284U JP 14467284 U JP14467284 U JP 14467284U JP S6246540 Y2 JPS6246540 Y2 JP S6246540Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
grindstone
support
cylindrical
rotating shaft
boss portion
Prior art date
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Expired
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JP14467284U
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English (en)
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JPS6161162U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、回転軸に固定されるべき円筒状ボス
部と、該ボス部の外周面から半径方向外方に張出
した環板部と、該環板部の外端に前記ボス部と同
心に設けられるとともにその外周に研削面を有す
る円筒部とから成る砥石の端面シール構造に関す
る。
(2) 従来の技術 かかる砥石の形状は、軽量化して慣性重量を減
らすためになされたものであるが、従来は該砥石
の端面シールについて考慮を払つていないので、
砥石研削による切粉が円筒部内に堆積している。
(3) 考案が解決しようとする問題点 切粉が円筒部内に堆積すると、砥石の回転バラ
ンスがくずれるおそれがあり、加工不良が生じる
ので、従来は定期的チエツクおよび定期的な清掃
が不可欠であつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、円筒部内への切粉の侵入を防止して定期的な
チエツクおよび清掃を不要とし、加工不良の発生
も防止するようにした砥石の端面シール構造を提
供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば、円筒部の少なくとも一端を覆
うシール板が回転軸に固定され、該シール板には
前記円筒部の端面に弾発的に当接するシール部材
が設けられる。
(2) 作用 砥石の少なくとも一端はシール板で覆われると
ともにシール板および砥石の円筒部端面間にはシ
ール部材が介装されるので、円筒部材への切粉の
侵入が極力防止される。
(3) 実施例 以下、図面により本考案構造を歯研機に適用し
たときの一実施例について説明すると、先ず第1
図および第2図において、研削すべき歯車素材1
は、主軸台2および心押台3間で水平軸線まわり
に回転可能に支承されており、歯車素材1の歯を
研削すべき金属製ねじ状砥石4は砥石支持台5に
支承される。この砥石支持台5は、歯車素材1の
回転軸線と直交する水平軸線まわりに角変位可能
な旋回テーブル6に、該旋回テーブル6の半径方
向に沿つて移動可能に支承される。
基台7上には、トラバーステーブル8が旋回テ
ーブル6の回転軸線と平行な方向(第1図の紙面
に垂直な方向、第2図の左右方向)に沿つて移動
可能に配設される。また該トラバーステーブル8
上には、歯車素材1の軸線方向に沿つて移動可能
にして摺動台9が載置され、該摺動台9の一端に
主軸台2が固定配置され、摺動台9の他端には、
心押台3が摺動台9の長手方向に沿つて移動可能
に配設される。
基台7上には、トラバーステーブル8を駆動す
るための第1駆動手段10が配設され、トラバー
ステーブル8には摺動台9を駆動するための第2
駆動手段11が設けられる。また主軸台2には、
歯車素材1を回転駆動するための第3駆動手段1
2が備えられる。
基台7上には、支持枠13が立設されており、
この支持枠13には主軸台2および心押台3側に
臨む鉛直な支持面14が設けられており、旋回テ
ーブル6は該支持面14に対向して水平軸線まわ
りに角変位可能にして支持枠13に支承される。
支持枠13の前記支持面14と反対側の外側面に
は、第4駆動手段15が設けられており、旋回テ
ーブル6はその第4駆動手段15により、水平軸
線まわりに角変位駆動される。これにより、砥石
支持台5は、第1図の実線で示す鉛直姿勢から二
点鎖線で示すように左右に角度αの範囲で傾くこ
とができる。
旋回テーブル6は、円盤部16と、該円盤部1
6の半径方向に延びる支持部17とが一体的に設
けられて成り、砥石支持台5は円盤部16の半径
方向に沿つて移動可能にして支持部17に支承さ
れる。しかも支持部17には、砥石支持台5を駆
動するための第5駆動手段18が備えられる。
砥石支持台5の下端には、ねじ状砥石4が回転
自在に配置されており、砥石支持台5の上部には
前記砥石4を回転駆動するための第6駆動手段2
0および角変位量を検出するための検出器19な
どが装備される。
支持枠13の支持面14には、旋回テーブル6
の軸線を中心とする仮想円に沿う環状T溝22が
穿設されており、旋回テーブル6における円盤部
16の直径は、前記T溝22をその全周にわたつ
て覆い得るように定められる。しかも、円盤部1
6には、T溝22に入れられる複数たとえば4つ
のT字状係合片23と、それらの係合片23をT
溝22に強固に係合して旋回テーブル6を固定す
る状態およびその係合を解除して各係合片23の
T溝22内での移動すなわち旋回テーブル6の角
変位を可能とする状態を切換え得る複数たとえば
4つのクランプ手段24とが設けられる。
第3図において、砥石支持台5には第6駆動手
段20(第1図、第2図参照)で回転駆動される
回転軸25が軸受26などで回転自在に支承され
ており、この回転軸25の下端は砥石支持台5か
ら下方に突出される。回転軸25の突出端部には
砥石4が固定されており、該砥石4を囲繞するよ
うにして砥石カバー21が砥石支持台5の下端に
固定される。
砥石4は、円筒状ボス部27と、該ボス部27
の外周面から半径方向外方に張出した環板部28
と、該環板部28の外端に同心に連設される円筒
部29とから成り、両面椀形に形成される。円筒
部29の外面には歯車素材1の歯を研削すべくね
じ状研削面30が設けられる。
ボス部27には円錐状挿通孔31が設けられ
る。一方、回転軸25の下端には支持段部32を
介してテーパ状嵌合部33が一体的に設けられ、
該嵌合部33はボス部27の挿通孔31に嵌入さ
れる。ボス部27の一方の端面が支持段部32に
当接したときに、嵌合部33の端部はボス部27
から突出しており、その突出端部には大径雄ねじ
部34と小径雄ねじ部35とが設けられる。両雄
ねじ部34,35にはナツト36,37が螺合さ
れ、それらのナツト36,37を締付けることに
よつて砥石4のボス部27は支持段部32および
両ナツト36,37間で挟圧され、これによつて
砥石4が回転軸25に固定される。
砥石4の固定位置より上方で回転軸25には、
砥石4における円筒部29の一端を覆うシール板
38がねじ部材39により固着される。このシー
ル板38の外周縁には、円筒部29の一端面に対
向する環状の嵌合溝40が設けられており、該嵌
合溝40には弾性材料たとえばゴムから成る環状
のシール部材41が嵌め込まれる。このシール部
材41にはリツプ42が設けられており、該リツ
プ42は円筒部29の一端面に弾発的に当接す
る。
砥石支持台5の下端面にはシール板38に対向
する環状板43が固着されており、シール板38
および環状板43の対向面間には相互の凹凸によ
るラビリンスシール構造44が設けられる。また
環状板43にはシール板38に弾発的に摺接する
シール部材45が設けられる。これらのラビリン
スシール構造44およびシール部材45により、
切粉が環状板43およびシール板38間を経て回
転軸25の軸受部に侵入することが防止される。
砥石カバー21は砥石4の回転により切粉が飛
散するのを防止すべく砥石4を囲繞して砥石支持
台5に固定される。この砥石カバー21は、歯車
素材1に臨む部分を切欠かれており、その切欠き
部46から砥石4の一部が突出する。また砥石カ
バー21において、砥石4における円筒部29の
他端に対向する部分には、円筒部29内に突入す
る環状突部47が一体的に突設される。この環状
突部47により、砥石4の円筒部29他端におけ
るラビリンスシールが果される。
再び第1図および第2図において、基台7に
は、トラバーステーブル8、摺動台9、主軸台
2、心押台3、旋回テーブル6の大部分を覆うべ
くカバー50が設けられる。このカバー50の上
部からは、砥石支持台5および旋回テーブル6の
支持部17の一部が突出されており、砥石支持台
5および前記支持部17はそれらの上端を上方に
突出させた状態で横断面四角形状の筒形カバー5
1で覆われる。またカバー51の上部は、砥石支
持台5および支持部17の傾動動作に追随し得る
ように、蛇腹状カバー52で覆われる。
次にこの実施例の作用について説明すると、砥
石4による歯車素材1の研削加工時に、切粉が生
じるが、砥石4の上部はシール板38およびシー
ル部材41によつてシールされており、切粉が円
筒部29内に侵入することはない。また砥石4の
下部には、円筒部29の他端と環状突部47との
ラビリンスシール構造により、切粉の侵入が防止
される。したがつて、定期的なチエツクや清掃を
行なわなくても、砥石4の回転バランスが切粉の
堆積によつてくずれることはなく、加工不良が生
じることもない。
以上の実施例では、砥石4の上方にのみシール
板38およびシール部材41を配設したが、砥石
4の軸方向両側にシール板38およびシール部材
41を配設しても良いことは言うまでもない。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、円筒部の少なく
とも一端を覆うシール板が回転軸に固定され、該
シール板には前記円筒部の端面に弾発的に当接す
るシール部材が設けられるので、円筒部内に切粉
が侵入することが防止される。その結果、砥石の
定期的なチエツクや清掃を不要とすることができ
るとともに、加工不良を極力防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は歯研機の全体縦断正面図、第2図は第1図の
−線矢視図、第3図は要部拡大縦断面図であ
る。 4……砥石、25……回転軸、27……ボス
部、28……環板部、29……円筒部、30……
研削面、38……シール板、41……シール部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に固定されるべき円筒状ボス部と、該ボ
    ス部の外周面から半径方向外方に張出した環板部
    と、該環板部の外端に前記ボス部と同心に設けら
    れるとともにその外周に研削面を有する円筒部と
    から成る砥石の端面シール構造において、前記円
    筒部の少なくとも一端を覆うシール板が前記回転
    軸に固定され、該シール板には前記円筒部の端面
    に弾発的に当接するシール部材が設けられること
    を特徴とする砥石の端面シール構造。
JP14467284U 1984-09-25 1984-09-25 Expired JPS6246540Y2 (ja)

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JP14467284U JPS6246540Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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JP14467284U JPS6246540Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6161162U JPS6161162U (ja) 1986-04-24
JPS6246540Y2 true JPS6246540Y2 (ja) 1987-12-16

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JP14467284U Expired JPS6246540Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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