JPS607692Y2 - 歯治療用ハンドピ−ス先端の防塵カバ− - Google Patents

歯治療用ハンドピ−ス先端の防塵カバ−

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Publication number
JPS607692Y2
JPS607692Y2 JP3241381U JP3241381U JPS607692Y2 JP S607692 Y2 JPS607692 Y2 JP S607692Y2 JP 3241381 U JP3241381 U JP 3241381U JP 3241381 U JP3241381 U JP 3241381U JP S607692 Y2 JPS607692 Y2 JP S607692Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handpiece
tip
shaft
seal
dust
Prior art date
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Expired
Application number
JP3241381U
Other languages
English (en)
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JPS57145412U (ja
Inventor
則夫 瀬戸
裕行 本庄
啓三 岩崎
Original Assignee
長田電機工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 長田電機工業株式会社 filed Critical 長田電機工業株式会社
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Publication of JPS57145412U publication Critical patent/JPS57145412U/ja
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、歯治療用ハンドピースの先端に着脱自在に装
着して使用する防塵カバーに係り、該防塵カバーによっ
てハンドピース内部に切削粉が入りにくいようにすると
ともに、該防塵カバー内に切削粉等の異物が入った場合
、異物がどの程度入ったかを目視でき、しかもその異物
を簡単に取り除きうるようにしたものである。
一般に、歯治療用ハンドピースでレジン、石膏等を切削
する時、その切削粉がハンドピース内部に入り、ハンド
ピース内のベアリング等に損傷を及ぼす。
このような切削粉による損傷を防止するために、従来、
第1図に示すようなハンドピースが提案されている。
第1図は、上述のごとき切削粉に対する対策を施したハ
ンドピースの従来技術の一例を示す要部側断面図で、図
中、1は切削工具刃物、2は切削工具シャフト、3はシ
ール、4はハンドピース先端部、5はスピンドル、6は
ベアリング、7はチャック、8はハンドピース内部の空
間を示し、周知のように、ハンドピース先端部4の先に
テフロン等の樹脂シール3を取り付け、シール3の内径
を切削工具のシャフト部2の外径とほぼ同じ位にし、刃
物1で切削した切削粉等がハンドピース内に侵入するの
を防止している。
しかし、この第1図に示した従来のハンドピースは、切
削中に刃物1にラジアル方向の負荷がかかつてシャフト
2が撓み、回転中に該シャフト2がシール3の内側壁に
接触すると、シール3の内径が摩耗によって大きくなり
、シャフト2とシール3の間に隙間が生じ、その結果、
この隙間を通して切削粉がハンドピース内部の空間8に
入り込み、ついにはベアリング6に達して回転不良を起
こす。
また、ハンドピース先端部は通常ステンレス又は真鍮等
の金属で作られているため、ハンドピース内に切削粉等
の異物が入っても、どの程度入っているのか解らない等
の欠点があった。
本考案は、上述のごとき従来技術の欠点を解消するため
になされたもので、以下、図面を参照しながらその一実
施例について説明する。
第2図は、本考案による防塵カバーを装着した状態にお
けるハンドピース先端部の側断面図、第3図は、本考案
による防塵カバーの側断面図、第4図は、防塵カバーを
取り外した時のハンドピース先端部の側断面図で、図中
、10は本考案による防塵カバーを示し、該防塵カバー
10は、アクリル等の透明な材料で構成され、第2図に
示すように、ハンドピースの先端部4に例えばスリ割1
1等のばね効果を利用して着脱自在に装着して使用され
る。
この防塵カバー10の先端部には、シャフト2の外径と
ほぼ同じ内径のシール12と、該シール12を保持する
止め金具13を具備し、シール12はシール止め金具1
3によって、該シール12とシール止め金具13の間に
空間14をもって装着されており、正常時は、シャフト
2が回転してもシール12は回転しないようになってお
り、前記シール12によってハンドピース内に切削粉等
の異物が侵入するのを防止している。
一方、切削作業中、前述のように、シャフト2を撓んで
シール12に接触した場合には、シール12はシャフト
2と一体的に回転し、その際、シール12はシャフト2
の撓み量に応じて空間14内をラジアル方向に移動しな
がら回転し、従って、シャフト2が撓んで回転してもシ
ール12が摩耗することのないようになっている。
従って、本考案によると、切削作業中にシャフトが撓ん
で回転しても、シール12の内径が摩耗等によって大き
くなるようなことはなく、従って、切削粉等の異物がハ
ンドピース内に侵入するのを効果的に防止することがで
きる。
また、たとえ、切削粉等の異物がシャフト2とシール1
2間の僅かの間隙を通して侵入し、防塵カバーとハンド
ピー又先端部との間の空間15に入っても、防塵カバー
10が透明体で構成されているため、どの程度切削粉が
入っているかを目視することがでキ、更には、防塵カバ
ーがハンドピースに着脱自在になっているので、防塵カ
バー内に留った粉塵を容易に取り除くことができる等の
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のハンドピースの先端部側断面図、第2
図は、本考案による防塵カバーを装着したハンドピース
の先端部側断面図、第3図は、本考案による防塵カバー
の一実施例を示す側断面図、第4図は、防塵カバーを取
り外した状態におけるハンドピース先端部の側断面図で
ある。 1・・・・・・切削工具刃物、2・・・・・・切削工具
シャフト、4・・・・・・ハンドピース先端部、5・・
・・・・スピンドル、6・・・・・・ベアリング、7・
・・・・・チャック、10・・・・・・防塵カバー、1
1・・・・・・スリ割り、12・曲・シール、13・・
・・・・シール止め金具。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)歯治療用ハンドピースの先端に着脱自在に装着し
    て使用する防塵カバーであって、該防塵カバーは、透明
    の部材で構成されかつ前記ハンドピースの刃具のシャフ
    トをシールするシール部材を有することを特徴とする歯
    治療用ハンドピース先端の防塵カバー。
  2. (2) 前記シール部材は、前記シャフトの外径とは
    S゛等しい内径を有し、前記シャフトが接触した時に該
    シャフトと一体的に回転することを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第(1)項に記載の歯治療用ハンドピー
    ス先端の防塵カバー。
JP3241381U 1981-03-09 1981-03-09 歯治療用ハンドピ−ス先端の防塵カバ− Expired JPS607692Y2 (ja)

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JP3241381U JPS607692Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09 歯治療用ハンドピ−ス先端の防塵カバ−

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JP3241381U JPS607692Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09 歯治療用ハンドピ−ス先端の防塵カバ−

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Publication Number Publication Date
JPS57145412U JPS57145412U (ja) 1982-09-13
JPS607692Y2 true JPS607692Y2 (ja) 1985-03-15

Family

ID=29829812

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JP3241381U Expired JPS607692Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09 歯治療用ハンドピ−ス先端の防塵カバ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60147410U (ja) * 1984-03-14 1985-09-30 長田電機工業株式会社 切削・研磨器具
JP7019122B2 (ja) * 2017-01-31 2022-02-15 株式会社吉田製作所 医療用インスツルメント及び医療用インスツルメントの感染防止方法

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JPS57145412U (ja) 1982-09-13

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